JPH0787789A - 複電圧駆動モータの制御方式及び制御回路 - Google Patents

複電圧駆動モータの制御方式及び制御回路

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JPH0787789A
JPH0787789A JP5227394A JP22739493A JPH0787789A JP H0787789 A JPH0787789 A JP H0787789A JP 5227394 A JP5227394 A JP 5227394A JP 22739493 A JP22739493 A JP 22739493A JP H0787789 A JPH0787789 A JP H0787789A
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winding
armature
series
field winding
motor
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JP5227394A
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Tai-Her Yang
泰和 楊
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直捲モータ等を低電圧状態で駆動する時のト
ルク変化を安定させ、変速効果の確保を目的とする。 【構成】 電機子回路とこれに直列接続された直列界磁
捲線S101よりなる直捲モータ、又はこの直捲モータ
に並列界磁捲線F102を並列接続した複捲モータの直
列界磁捲線S101の両端に同極性に捲回された補助界
磁捲線F101とダイオードCR101を介して補助励
磁電源P101を接続し、低電圧運転時の直列界磁捲線
S101の起磁力を補充し、電機子A101のトルクを
補強するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複電圧駆動の直捲又は複
捲モータ(以下直捲モータ等という)の制御方法と、そ
の制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からある直捲モータ等は起動時に大
電流が流れるが、起動トルクが大きいことは周知であ
り、それに適した用途として車両等常に負荷が掛かって
いる場合の駆動源として使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、直捲モータ等
が低電圧状態で駆動される時、又は負荷が軽い時にはモ
ータ自体の運転効率が甚だ低下することが大きな欠点で
ある。
【0004】最近になって、固体電子技術の進歩に伴い
直捲モータ等の速度制御が望まれて来たが、低電圧で駆
動する時に種々の問題や効率向上は改善されていない。
【0005】特に直捲モータを低電圧で駆動する場合、
界磁捲線と電機子捲線とは直列接続であるので、同じ電
流が流れ、このため電機子電流が小さ過ぎると相対的に
界磁捲線の励磁力も弱化し、モータの回転トルクも低下
し、速度調節機能も劣化する。
【0006】このため、直捲モータ等を低電圧状態で駆
動する時、常にトルクの変化を基本として負荷量を調節
し、変速効果の目的を達成して来た。
【0007】上述のように、直捲モータ等を低電圧で駆
動する場合、回転速度が低下しても同一のトルクが発生
するような制御方法及び制御回路を提供することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、電機子回路とこれに直列接続された直列界磁捲線
よりなる直捲モータ、又はこの直捲モータに並列界磁捲
線を並列接続した複捲モータにおいて、補助励磁電源か
ら同極性に捲回された補助励磁捲線を通して直列界磁捲
線に補助励磁電流を流すことにより低速回転時に電機子
のトルクを補強するように制御するものである。
【0009】このための制御回路として、電機子回路と
これに直列接続された直列界磁捲線S101よりなる直
捲モータ、又はこの直捲モータに並列界磁捲線F102
を並列接続した複捲モータにおいて、直列界磁捲線S1
01の両端に同極性に捲回された補助界磁捲線F101
とダイオードCR101を介して補助励磁電源P101
を接続したものである。
【0010】上述の補助励磁電源P101は二次電池で
あるもの、又は発電装置か別途電力供給装置であるもの
の何れでも良い。
【0011】又、電機子回路とこれに直列接続された直
列界磁捲線よりなる直捲モータ、又はこの直捲モータに
並列界磁捲線を並列接続した複捲モータにおいて、補助
励磁電源から同極性に捲回された補助励磁捲線を通して
直列界磁捲線に補助励磁電流を流すことにより低速回転
時に電機子のトルクを補強する場合、電源電圧、電機子
電流、電機子回転速度、電機子逆起電力のそれぞれの検
出信号及び前記補助励磁捲線の逆流防止用のダイオード
の電流調節機能の出力信号を入力した中央制御装置によ
り補助励磁電源の出力電流を制御するものである。
【0012】このための制御回路として、電機子回路と
これに直列接続された直列界磁捲線S201よりなる直
捲モータ、又はこの直捲モータに並列界磁捲線F202
を並列接続した複捲モータにで、電源電圧測定器VD2
01と、電機子A201の電流検知装置ID201と、
電機子A201の逆起電力検出装置EMFD201と、
電機子A201の回転速度検知装置SD201と、ダイ
オードCR201の電流調節機構Z0 との出力を中央制
御装置CCU201に接続し、補助励磁電源P201を
中央制御装置CCU201、補助界磁捲線F201及び
ダイオードCR201を介して直列界磁捲線S201に
接続したものである。
【0013】
【作用】上述のように、低電圧駆動時には補助励磁電源
P101、201で補助界磁捲線F101、201を励
磁すると共に、直列界磁捲線S101、201も追加励
磁し、トルク不足を補充する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の制御方法を実施する回路の一
実施例の接続図である。電機子A101と直列界磁捲線
S101とは直列接続で直捲線モータを構成している。
又、この電機子A101と直列界磁捲線S101の直列
回路に並列に並列界磁捲線F102を接続して複捲モー
タを構成している。
【0015】上述の直列界磁捲線S101両端にはこれ
と同極性に捲回された補助界磁捲線F101、補助励磁
電源P101、逆流防止用のダイオードCR101が直
列状態で接続されている。
【0016】なお、補助励磁電源P101は二次電池、
発電機、又は他の電力供給装置の何れでも良い。
【0017】次に、上述の回路の動作について説明す
る。直捲モータ等は起動時は電機子A101の回転が零
からスタートして急速に高速回転するが、低速回転時に
は電機子A101の逆起電力が小さく、電機子A101
及び直列界磁捲線S101に大きな突入電流が流れてし
まう。このため、直列抵抗挿入その他の方法で突入電流
を弱めなければならない。
【0018】このため、低い電圧での起動時のトルク変
動を小さくするために補助励磁電源P101から逆流防
止用のダイオードCR101を通して直列界磁捲線S1
01及び補助界磁捲線F101に補助励磁電流を流すこ
とにより、直列界磁捲線S101の起磁力を強化すると
共に、補助界磁捲線F101の起磁力も同方向に印加し
て低電圧運転時のトルク低下を補うものである。
【0019】図2は他の実施例の接続図である。この実
施例では、電機子A201、直列界磁捲線S201、並
列界磁捲線F202及び補助界磁捲線F201は図1の
場合と同じである。
【0020】この実施例では、補助励磁電源P201と
補助界磁捲線F201及びダイオードCR201との間
に中央制御装置CCU201が接続してある。
【0021】電源の入力端子間に並列に電圧測定器VD
201が接続してあり、又、電機子A201の電流(直
列界磁捲線S201の電流から補助界磁捲線F201の
電流を差し引いた値に相当する)値を検出する電流検知
装置ID201が直列に接続してあり、それらの測定信
号が中央制御装置CCU201に入力している。
【0022】電機子A201の両端には逆起電力検出装
置EMFD201が接続してあり、電機子A201には
その回転速度検知装置が接続してあり、それらの出力信
号が中央制御装置CCU201に入力している。
【0023】ダイオードCR201には電圧調節機構Z
0 が並列接続してあり、その出力信号が中央制御装置C
CU201に入力している。
【0024】次に、上述の回路の動作を説明する。電源
入力端子から電機子A201、直列界磁捲線S201、
及び並列界磁捲線F202に電流を供給していることは
図1の場合と同じである。又、補助界磁捲線F201に
補助励磁電源P201から電流を供給していることも同
じである。
【0025】この実施例の場合は、補助励磁電源P20
1から電流を供給する時、中央制御装置CCU201で
電流値を制御することが大きく相違している。
【0026】この中央制御装置CCU201には次の個
所からの信号が入力している。即ち、電源端子間に接続
されている電圧測定器VD201、直列界磁捲線S20
1と補助界磁捲線F201との接続点と電源端子の−側
との間に接続されている電流検知装置ID201、電機
子A201に並列に接続されている逆起電力検出装置E
MFD201、電機子A201の回転速度検出装置SD
201、及びダイオードCR201と並列に接続されて
いる電流調節機構Z0 の各出力信号である。
【0027】これらの各出力信号により、中央制御装置
CCU201は補助励磁電源P201からの補助励磁電
流を制御し、低電圧時の直捲モータ等の発生トルクが最
大になるように調整し、低電圧運転時のトルク低下を補
うものである。
【0028】
【発明の効果】上述のように、電源電圧(駆動電源)と
補助励磁電源との複電圧駆動により、電源電圧の低電圧
時のトルクを最大値に維持して安定な運転効率を維持す
ることが可能である。
【0029】入力電圧値やモータの電流値(負荷電流
値)を検出して補助励磁電流を制御し、安定な低電圧駆
動が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御方法を実施する回路の一実施例の
接続図である。
【図2】本発明の制御方法を実施する回路の他の実施例
の接続図である。
【符号の説明】
A101 電機子 CR101 ダイオード F101 補助界磁捲線 F102 並列界磁捲線 P101 補助励磁電源 S101 直列界磁捲線 A201 電機子 CCU201 中央制御装置 CR201 ダイオード EMFD201 逆起電力検出装置 F201 補助界磁捲線 F202 並列界磁捲線 ID201 電流検知装置 P201 補助励磁電源 S201 直列界磁捲線 SD201 回転速度検出装置 VD201 電源電圧測定器 Z0 電流調節機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子回路とこれに直列接続された直列
    界磁捲線よりなる直捲モータ、又はこの直捲モータに並
    列界磁捲線を並列接続した複捲モータにおいて、補助励
    磁電源から同極性に捲回された補助励磁捲線を通して前
    記直列界磁捲線に補助励磁電流を流すことにより低速回
    転時に電機子のトルクを補強するように制御することを
    特徴とする複電圧駆動モータの制御方式。
  2. 【請求項2】電機子回路とこれに直列接続された直列界
    磁捲線よりなる直捲モータ、又はこの直捲モータに並列
    界磁捲線を並列接続した複捲モータにおいて、前記直列
    界磁捲線の両端に同極性に捲回された補助界磁捲線とダ
    イオードを介して補助励磁電源を接続したことを特徴と
    する複電圧駆動モータの制御回路。
  3. 【請求項3】 前記補助励磁電源は二次電池であること
    を特徴とする請求項1の複電圧駆動モータの制御回路。
  4. 【請求項4】 前記補助励磁電源は発電装置又は別途電
    力供給装置であることを特徴とする請求項1の複電圧駆
    動モータの制御回路。
  5. 【請求項5】 電機子回路とこれに直列接続された直列
    界磁捲線よりなる直捲モータ、又はこの直捲モータに並
    列界磁捲線を並列接続した複捲モータにおいて、補助励
    磁電源から同極性に捲回された補助励磁捲線を通して前
    記直列界磁捲線に補助励磁電流を流すことにより低速回
    転時に電機子のトルクを補強する場合、電源電圧、電機
    子電流、電機子回転速度、電機子逆起電力のそれぞれの
    検出信号及び前記補助励磁捲線の逆流防止用のダイオー
    ドの電流調節機能の出力信号を入力した中央制御装置に
    より前記補助励磁電源の出力電流を制御することを特徴
    とする複電圧駆動モータの制御方法。
  6. 【請求項6】 電機子回路とこれに直列接続された直列
    界磁捲線よりなる直捲モータ、又はこの直捲モータに並
    列界磁捲線を並列接続した複捲モータにおいて、電源電
    圧測定器と、電機子の電流検知装置と、電機子の逆起電
    力検出装置と、電機子回転速度検知装置と、ダイオード
    の電流調節機構との出力を中央制御装置に接続し、補助
    励磁電源を前記中央制御装置、補助励磁捲線及びダイオ
    ードを介して直列界磁捲線に接続したことを特徴とする
    複電圧駆動モータの制御回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012146945A3 (en) * 2011-04-28 2013-12-05 Sevcon Limited Electric motor and motor controller

Cited By (3)

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US9654032B2 (en) 2011-04-28 2017-05-16 Sevcon Limited Electric motor and motor controller
US10761492B2 (en) 2011-04-28 2020-09-01 Sevcon Limited Electric motor and motor controller

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