JPH078723U - 計器用指針 - Google Patents

計器用指針

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JPH078723U
JPH078723U JP3947793U JP3947793U JPH078723U JP H078723 U JPH078723 U JP H078723U JP 3947793 U JP3947793 U JP 3947793U JP 3947793 U JP3947793 U JP 3947793U JP H078723 U JPH078723 U JP H078723U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バランスウェイトの固定作業性がよく、キャ
ップの上下方向の寸法に余裕がない場合にも適用するこ
とのできる計器用指針の提供を目的とする。 【構成】 一端側に文字板の目盛等を指示する指針部3
bを備えた指針本体3の基部3aを、対向する一対の腕
部3a1 で構成し、かつ該腕部3a1 の端部を逆L字状
に形成して先端部3dを指針部3bと反対方向に突出さ
せる。先端部3dの表面に突起3daを形成する。次
に、断面コ字状でその一部に前記基部3aの先端部3d
の突起3daに係合する孔8bを有するバランスウェイ
ト8を、前記先端部3dにそれぞれ嵌合して形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、発光ダイオードの光によって指針部を光輝させ、バランスウェイ トによって回転バランスを調整する計器用指針に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車等の車両には、所定の計測量に基づいて車両の走行速度、エン ジンの回転数などを指針によって指示する車両用計器が配設されており、これら 指針の回転バランスは、従来から指針にバランスウェイトを取り付けることによ り行われている。
【0003】 図6には計器の概略構成が断面図で示されており、図7には計器に使用される 指針本体の概略構成が平面図で示されている。なお、この図は図6のA−A線で 示す方向から見たものである。 図に示すように、情報を表示するための計器は、計器ユニット1を有しており 、該計器ユニット1には回転軸1aが備えられていて、該回転軸1aは車両等に 配置された各所のセンサ信号値に基づき対応する角度まで回転するようになって いる。
【0004】 また、計器ユニット1の前面には文字板2が取付けられており、該文字板2の 周縁部には文字・目盛り等が配置されているとともに、中心部には孔が開けられ ていて、該孔には前記計器ユニット1の回転軸1aが貫通・延出している。
【0005】 該回転軸1aの先端には、袴7を介して指針本体3が取付けられている。該指 針本体3は基部3aと該基部3aの一端部から伸びた指針部3bとからなり、該 指針部3bは文字板2の目盛等を指示するようになっている。 また、基部3aの中央部には発光ダイオード4が配置されており、該発光ダイ オード4は前記指針部3bの背面に光を供給して指針部3bを光輝させるための ものである。
【0006】 また、前記基部3a及び発光ダイオード4を覆うようにキャップ6が取付けら れており、該キャップ6には一対の固定ピン6aが設けられている。キャップ6 と基部3aとの固定は、キャップ6の固定ピン6aを基部3aに設けられている 孔に通し、その先端部分を溶かすことによって行われる。また、キャップ6には 、バランスウェイト5を仮止めするための仮止めピン6bが設けられていて、バ ランスウェイト5の孔を該仮止めピン6bに圧入嵌合することによってバランス ウェイト5をキャップ6に仮止めする。
【0007】 また、基部3aの下面には、断面略L字形の袴7が配置されており、該袴7は 、キャップ6を基部3aに被せたときに、キャップ6の仮止めピン6bで仮止め していたバランスウェイト5をキャップ6との間で挟持するとともに、発光ダイ オード4を保持するためのものである。
【0008】 図8は、従来の計器の指針の一般的例を示す説明図であり、図6および図7 と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。 図8において、3は指針本体を示し、該指針本体3の基部3aの一端側には、 指針部3bが設けられており、また基部3aの他端側近傍にはバランスウェイト 5を固定するための一対の固定ピン3aaが設けられている。 該固定ピン3aaにバランスウェイト5に設けられた孔を貫通させ、ピン3a aの先端部分を溶かすことによって、バランスウェイト5を基部3aに取り付け る。 前述の指針とは異なり、この例では発光ダイオードは用いられていない。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
従来の計器の指針、すなわち図8に示した構成の計器の指針の場合、バランス ウェイト5を基部3aに溶着して固定する構造となっているので、キャップ6の 上下方向の寸法を小さくできるものの、バランスウェイト5を基部3aに固定す るための溶着工程がキャップ6を基部3aに固定する溶着工程の他に必要となる ので、作業性が悪く、コストがかかるという不都合があった。
【0010】 また、図6,7に示した構成の計器の指針の場合、バランスウェイト5をキャ ップ6と袴7とで挟持する構造となっている。 したがって、基部3aの下側に位置する袴7に所定の厚みが必要になるととも に、発光ダイオード4の上方でバランスウェイト5をキャップ6と袴7とで挟持 するので、キャップ6の上下方向(計器ユニットの回転軸方向)の寸法h1 が大 きくなるため、寸法的に余裕のある場合にしか適用できなくなる。 なお、キャップ6の上下方向の寸法h1 が大きくなると、安定感に欠けた状態 に見え、デザイン上好ましいものでなくなる。
【0011】 この考案は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、バラン スウェイトの固定作業が作業性よく容易に行え、キャップの上下方向の寸法に余 裕がない場合にも適用することのできる計器用指針を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この考案は、基部の一端側に文字板の目盛等を指示する指針部を有する指針本 体と、該基部の中央部分に配置され、前記指針部に光を供給して前記指針部を光 輝させる発光ダイオードと、前記基部に配置され指針のバランスを取るバランス ウェイトと、前記発光ダイオードおよび前記基部を覆うキャップとを備えた計器 用指針において、前記指針本体の基部を、対向する一対の腕部で構成し、その先 端部に一対のバランスウェイトをそれぞれ嵌合させて、前記一対の腕部間に発光 ダイオードを配置したことを特徴としている。
【0013】 また、それぞれのバランスウェイトは、連結部で連結して一体構成にしてもよ い。
【0014】
【作用】 上述のように構成されているので、指針本体の基部の先端部に、バランスウェ イトを嵌め込むと、バランスウェイトは指針本体の基部に仮止めされる。次に、 一対の腕部で構成された基部の腕部間に発光ダイオードを配置し、更に、キャッ プを指針本体に取り付ける。これにより、バランスウェイトはキャップで指針本 体の基部に固定されることになる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。なお、従来の技術の項で 説明したものと同一または相当する部分には同一符号を付し説明を省略する場合 がある。 図1はこの考案の一実施例である計器用指針を示す断面図であり、図2は図1 に示す計器の指針の斜視図である。図3は指針本体とバランスウェイトとの分離 状態を示す斜視図、図4(a),(b)はバランスウェイトの指針本体への仮止 めを示す説明図であり、図4(b)は図4(a)の部分拡大図である。
【0016】 図3に示すように、指針本体3の基部3aは対向する一対の腕部3a1 を有す る馬蹄形状に形成されており、平面視中央部が略コ字状の切欠3a2 となってい る。また、該基部3aの一端側には指針部3bが延設されており、他端部、すな わち前記腕部3a1 の端部は逆L字状に形成されていて、その先端部3dは指針 部3bと反対方向に突出している。 また、該先端部3dの表面の上側には突起3daが形成されており、該突起3 daは後述するバランスウェイト8の孔8bに嵌合するためのものである。
【0017】 また、バランスウェイト8は、図3又は図4(b)で詳示するように、上板8 aaと下板8ab及び背板8acとで断面コ字状に一体形成されており、前記指 針本体3の基部3aの先端部3dが挿入される係合部8aを有している。該上板 8aaには、前記基部3の先端部3dに形成された突起3daを嵌合させるため の孔8bが設けられている。
【0018】 図1又は図2に示すように、この考案の一実施例である計器用指針は、基部3 aの中央部分、すなわち一対の腕部3a1 間に発光ダイオード4が配置されてお り、基部3の先端部3dにはバランスウェイト8が嵌め込まれている。バランス ウェイト8の係合部8aを基部3の先端部3dに嵌め込むと、先端部3dの突起 3daがバランスウェイト8の上板8aaに設けられている孔8bに嵌合するの で、バランスウェイト8は指針本体3の先端部3dに仮止めされる。 そして、基部3aの下側に袴7を位置させた状態でキャップ6を基部3aに被 せることによって固定ピン6aを基部3aおよび袴7に挿通して貫通させた後、 固定ピン6aの先端部分を溶かすことによって基部3aにキャップ6を固定する 。これにより、回転バランスのとれた計器の指針とすることができる。
【0019】 上述したように、この考案の一実施例によれば、指針本体3の基部3cの先端 部3dにバランスウェイト8の係合部8aを挿入することによってバランスウェ イト8を指針本体3に仮止めでき、この状態で、キャップ6を指針本体3に取り 付けることにより、バランスウェイト8をキャップ6で指針本体3に固定するこ とができる。 したがって、バランスウェイト8の固定作業を作業性よく容易に行うことがで きる。 また、バランスウェイト8はキャップ6と他の部品とで挟持される構造でなく 、指針本体3の基部3cの先端部3dに固定されるので、キャップ6の上下方向 の寸法h2 が従来の寸法h1 よりも小さくなり、寸法に余裕がない場合にも適用 することができる。 なお、基部3aの先端部3dの立ち上がりの高さを考慮すれば、バランスウェ イト8の上板8aaを下板8abより薄くすることができるので、更にキャップ 6の寸法h2 を小さくすることが可能となる。
【0020】 図5には、他の実施例として、指針本体3とバランスウェイト8Aが示されて いる。指針本体3は先の例と同じものであるが、バランスウェイト8Aの形状は 先のバランスウェイト8と若干異なっている。なお、先の実施例で説明したもの と同一または相当する部分には同一符号を付す。 先の実施例では、指針本体3の基部3aの2本ある腕部3a1 ,3a1 の先端 部3dに、それぞれバランスウェイト8を嵌め込んでいたが、本実施例に係るバ ランスウェイト8Aは、図に示すように、先に示したバランスウェイト8のそれ ぞれの下板8ab間を連結する連結部8cが新たに形成されているのである。
【0021】 図5に示したこの考案の他の一実施例である計器の指針は、図1〜図4に示し た実施例と同様に、基部3aの先端部3dにバランスウェイト8Aの係合部8a を挿入すると、突起3daが孔8bに嵌合するので、バランスウェイト8Aは指 針本体3の先端部3dに仮止めされる。 次に、基部3aの中央部分に発光ダイオードを配置することにより、発光ダイ オードは連結部8cの上方に位置する。
【0022】 以後は、図1〜図4に示した実施例と同様に、基部3aの下側に袴を位置させ た状態でキャップを基部に被せることによって固定ピンを基部3aおよび袴に挿 通して貫通させた後、固定ピンの先端部分を溶かすことによって基部3aにキャ ップ6を固定すると、回転バランスのとれた計器の指針とすることができる。
【0023】 したがって、図1〜図4に示した実施例と同様な効果を得ることができる。 また、2つの係合部8aを連結部8cで連結したので、一部品となり部品点数 が少なくなるとともに、バランスウェイト8Aの固定作業を一層作業性よく容易 に行うことができる。
【0024】 また、上述した例では、指針本体3の基部3aの先端部3dには突起3daを 、バランスウェイト8の方にはこの突起3daが嵌合する孔8bを設けているが 、突起と孔を反対にしても同様の効果を奏する。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、バランスウェイトの固定作業を作業 性よく容易に行うことができる。 また、バランスウェイトはキャップと他の部品とで挟持される構造でなく、バ ランスウェイトは指針本体の腕部の先端部に嵌合されるので、キャップの上下方 向の寸法が小さくでき、寸法に余裕がない場合にも適用することができる。 また、2つのバランスウェイトを連結部により一体に形成したものにあっては 、部品点数が少なくなるとともに、バランスウェイトの固定作業を一層作業性よ く容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である計器用指針を示す説
明図である。
【図2】図1に示す計器用指針の斜視図である。
【図3】指針本体とバランスウェイトとの分離状態を示
す斜視図である。
【図4】(a),(b)はバランスウェイトの指針本体
への仮止めを示す説明図である。
【図5】この考案の他の実施例である計器用指針を示
し、指針本体とバランスウェイトとの分離状態を示す斜
視図である。
【図6】従来の計器用指針を用いた計器の概略構成を示
す説明図である。
【図7】図6のA−A線で切った方向から見た指針本体
の平面図である。
【図8】従来の計器用指針の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 計器ユニット 1a 回転軸 3 指針本体 3a 基部 3a1 腕部 3b 指針部 3d 先端部 3da 突起 4 発光ダイオード 6 キャップ 7 袴 8,8A バランスウェイト 8a 係合部 8b 孔 8c 連結部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部の一端側に文字板の目盛等を指示す
    る指針部を有する指針本体と、該基部の中央部分に配置
    され、前記指針部に光を供給して前記指針部を光輝させ
    る発光ダイオードと、前記基部に配置され指針のバラン
    スを取るバランスウェイトと、前記発光ダイオードおよ
    び前記基部を覆うキャップとを備えた計器用指針におい
    て、 前記指針本体の基部を、対向する一対の腕部で構成し、
    その先端部に一対のバランスウェイトをそれぞれ嵌合さ
    せて、前記一対の腕部間に発光ダイオードを配置したこ
    とを特徴とする計器用指針。
  2. 【請求項2】 前記バランスウェイトは、連結部で連結
    されて一体構成とされていることを特徴とする請求項1
    記載の計器用指針。
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JPH0249592U (ja) * 1988-09-30 1990-04-06
JPH052023U (ja) * 1991-06-21 1993-01-14 矢崎総業株式会社 車両用計器

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