JPH078711B2 - 階段状の段差部への昇降体のガイド装置 - Google Patents
階段状の段差部への昇降体のガイド装置Info
- Publication number
- JPH078711B2 JPH078711B2 JP26940989A JP26940989A JPH078711B2 JP H078711 B2 JPH078711 B2 JP H078711B2 JP 26940989 A JP26940989 A JP 26940989A JP 26940989 A JP26940989 A JP 26940989A JP H078711 B2 JPH078711 B2 JP H078711B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- stepped
- lifting
- stepped step
- detachable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、階段状の建物の側面等の段差部に沿って自
動作業ユニットや有人ケージなどの昇降体を昇降させる
場合の揺れ止めとなるガイド装置に関し、昇降体の昇降
位置にかかわらず、常に自動的にガイドできるようにし
たものである。
動作業ユニットや有人ケージなどの昇降体を昇降させる
場合の揺れ止めとなるガイド装置に関し、昇降体の昇降
位置にかかわらず、常に自動的にガイドできるようにし
たものである。
[従来の技術] 構造物の側面等に対して上下方向に昇降しながら作業を
行う必要がある場合も多く、例えば建築物の窓ガラスの
清掃や壁面の補修などがあり、屋上などから吊り下げら
れた自動ユニットや有人ケージを昇降させて自動機械や
ケージ内の作業者によって作業が行われている。
行う必要がある場合も多く、例えば建築物の窓ガラスの
清掃や壁面の補修などがあり、屋上などから吊り下げら
れた自動ユニットや有人ケージを昇降させて自動機械や
ケージ内の作業者によって作業が行われている。
このような作業は、構造物の高さが高くなると、風など
の影響を受け易く、昇降に伴う揺れが大きくなる恐れが
あるため、建築物の側面に予めガイドレールを埋設した
り、仮設するようにし、このガイドレール内を転動する
ガイドローラを自動ユニットや有人ケージなどに取付け
るようにしている。
の影響を受け易く、昇降に伴う揺れが大きくなる恐れが
あるため、建築物の側面に予めガイドレールを埋設した
り、仮設するようにし、このガイドレール内を転動する
ガイドローラを自動ユニットや有人ケージなどに取付け
るようにしている。
一方、最近の建築物等のデザインの多様化に伴い建築物
等の側面が必ずしも平面でなく、階段状に外形が構築さ
れるものなど変形したものも多くなっている。
等の側面が必ずしも平面でなく、階段状に外形が構築さ
れるものなど変形したものも多くなっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、第4図に一例を示すように、建築物1に階段
状の段差部2がある場合、屋上から地上部分まで1本の
ガイドレールを取付けてガイドすることが難しく、階段
状の段差部2の上方の先端部と下方の側面部にそれぞれ
ガイドレール3,4を取付けるようにすることも多い。
状の段差部2がある場合、屋上から地上部分まで1本の
ガイドレールを取付けてガイドすることが難しく、階段
状の段差部2の上方の先端部と下方の側面部にそれぞれ
ガイドレール3,4を取付けるようにすることも多い。
このため、自動ユニットや有人ケージなどの昇降体5を
昇降させて作業を行う場合に、階段状の段差部2の上下
に設けられたガイドレール3,4毎にガイドローラの移し
替えを行わねばならず、移し替えに相当の時間が掛かり
作業能率が悪いという問題がある。
昇降させて作業を行う場合に、階段状の段差部2の上下
に設けられたガイドレール3,4毎にガイドローラの移し
替えを行わねばならず、移し替えに相当の時間が掛かり
作業能率が悪いという問題がある。
この発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされた
もので、昇降対象となる側面に形成された階段状の段差
部の上下にそれぞれ設けられたガイドレールに沿って自
動的にガイドさせて昇降させることができる階段状の段
差部への昇降体のガイド装置を提供しようとするもので
ある。
もので、昇降対象となる側面に形成された階段状の段差
部の上下にそれぞれ設けられたガイドレールに沿って自
動的にガイドさせて昇降させることができる階段状の段
差部への昇降体のガイド装置を提供しようとするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するためこの発明の階段状の段差部への
昇降体のガイド装置は、昇降対象となる側面に形成され
た階段状の段差部の上下にそれぞれ上下方向のガイドレ
ールを設け、最下段の前記ガイドレールに沿って転動し
て昇降体をガイドする本体ガイドローラをこの昇降体に
設け、この昇降体の下降時に階段状の段差部上面に切り
離されて置き去りにされるとともに、昇降体の上昇時に
連結されて一体となる着脱式ガイド体を前記階段状の段
差部の数に応じて前記昇降体に装着し、これら着脱式ガ
イド体にいずれかの前記ガイドレール内を転動して昇降
体をガイドする部分ガイドローラを設けたことを特徴と
するものである。
昇降体のガイド装置は、昇降対象となる側面に形成され
た階段状の段差部の上下にそれぞれ上下方向のガイドレ
ールを設け、最下段の前記ガイドレールに沿って転動し
て昇降体をガイドする本体ガイドローラをこの昇降体に
設け、この昇降体の下降時に階段状の段差部上面に切り
離されて置き去りにされるとともに、昇降体の上昇時に
連結されて一体となる着脱式ガイド体を前記階段状の段
差部の数に応じて前記昇降体に装着し、これら着脱式ガ
イド体にいずれかの前記ガイドレール内を転動して昇降
体をガイドする部分ガイドローラを設けたことを特徴と
するものである。
[作用] この階段状の段差部への昇降体のガイド装置によれば、
階段状の段差部の上下にそれぞれガイドレールを取付け
るようにし、最下段のガイドレールに対しては昇降体に
装着した本体ガイドローラによってガイドさせるように
し、他の階段状の段差部のガイドレールに対しては、階
段状の段差部の上面に切り離して置き去りにしたり、連
結することができる着脱式ガイド体を用い、この着脱式
ガイド体に取付けた部分ガイドローラを対応するガイド
レールに沿わせるようにしてガイドするようにしてい
る。
階段状の段差部の上下にそれぞれガイドレールを取付け
るようにし、最下段のガイドレールに対しては昇降体に
装着した本体ガイドローラによってガイドさせるように
し、他の階段状の段差部のガイドレールに対しては、階
段状の段差部の上面に切り離して置き去りにしたり、連
結することができる着脱式ガイド体を用い、この着脱式
ガイド体に取付けた部分ガイドローラを対応するガイド
レールに沿わせるようにしてガイドするようにしてい
る。
したがって、昇降体を昇降することにより、下降時に
は、着脱式ガイド体を順次置き去りにして次の着脱式ガ
イド体でガイドさせることを繰り返し、上昇時には、置
き去りにした着脱式ガイド体を順次連結するようにして
自動的にガイドできるようにし、ガイドローラの移し替
えの必要をなくしている。
は、着脱式ガイド体を順次置き去りにして次の着脱式ガ
イド体でガイドさせることを繰り返し、上昇時には、置
き去りにした着脱式ガイド体を順次連結するようにして
自動的にガイドできるようにし、ガイドローラの移し替
えの必要をなくしている。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
第1図〜第4図はこの発明の階段状の段差部への昇降体
のガイド装置の一実施例にかかり、第1図は分解して示
す斜視図、第2図は連結状態の平面図、第3図はガイド
状態の概念を示す側面図、第4図は作業対象の一例の建
築物とともに示す斜視図である。
のガイド装置の一実施例にかかり、第1図は分解して示
す斜視図、第2図は連結状態の平面図、第3図はガイド
状態の概念を示す側面図、第4図は作業対象の一例の建
築物とともに示す斜視図である。
この階段状の段差部への昇降体のガイド装置10は、例え
ば第4図に示すように、建築物1の階段状の段差部2の
先端部に予め取付けられたガイドレール3,4に沿って昇
降体5をガイドするためのものである。この昇降体5に
は、昇降させるため屋上部分に2台のルーフカー6,7が
設けられ、2本のワイヤロープ8,9で吊り下げられ、ル
ーフカー6,7内の巻取装置によって昇降されるようにな
っている。
ば第4図に示すように、建築物1の階段状の段差部2の
先端部に予め取付けられたガイドレール3,4に沿って昇
降体5をガイドするためのものである。この昇降体5に
は、昇降させるため屋上部分に2台のルーフカー6,7が
設けられ、2本のワイヤロープ8,9で吊り下げられ、ル
ーフカー6,7内の巻取装置によって昇降されるようにな
っている。
この階段状の段差部への昇降体のガイド装置10では、第
1図に示すように、昇降体5に建築物1の階段状の段差
部2の最下段の2本のガイドレール4(図示例では、階
段状の段差部が1段であるから下側のガイドレール4)
によってガイドさせるための本体ガイドローラ11が設け
られている。
1図に示すように、昇降体5に建築物1の階段状の段差
部2の最下段の2本のガイドレール4(図示例では、階
段状の段差部が1段であるから下側のガイドレール4)
によってガイドさせるための本体ガイドローラ11が設け
られている。
この本体ガイドローラ11は昇降体5の突出部分の内側に
対向して設けられており、ガイドレール4の断面形状に
対応して建築物2の側面と平行な水平な軸に取付けられ
た大ローラ11aとこれと直角な水平な軸に取付けられた
小ローラ11bとを上下方向に複数取付けて構成されてい
る。
対向して設けられており、ガイドレール4の断面形状に
対応して建築物2の側面と平行な水平な軸に取付けられ
た大ローラ11aとこれと直角な水平な軸に取付けられた
小ローラ11bとを上下方向に複数取付けて構成されてい
る。
したがって、2本のガイドレール4にそれぞれの本体ガ
イドローラ11の大ロール11a及び小ロール11bを入れて昇
降体5を昇降させると、第2図に示すように、大ロール
11aによって建築物2への接近離反方向のガイドがなさ
れ、小ロール11bによって建築物2の左右方向へのガイ
ドがなされる。
イドローラ11の大ロール11a及び小ロール11bを入れて昇
降体5を昇降させると、第2図に示すように、大ロール
11aによって建築物2への接近離反方向のガイドがなさ
れ、小ロール11bによって建築物2の左右方向へのガイ
ドがなされる。
次に、最下段のガイドレール4以外のガイドレール(図
示例では、階段状の段差部2が1段であることから上側
のガイドレール)3へのガイドのため昇降体5に2本の
ガイドレール3それぞれに着脱式ガイド体12が着脱され
る。
示例では、階段状の段差部2が1段であることから上側
のガイドレール)3へのガイドのため昇降体5に2本の
ガイドレール3それぞれに着脱式ガイド体12が着脱され
る。
この着脱式ガイド体12は、昇降体5の階段状の段差部2
より上方への上昇時には、一体に連結され、階段状の段
差部2より下方への下降時には、切り離されて階段状の
段差部2上に置き去りにして使用されるものである。
より上方への上昇時には、一体に連結され、階段状の段
差部2より下方への下降時には、切り離されて階段状の
段差部2上に置き去りにして使用されるものである。
このためほぼ台形状体に枠組みされた着脱式ガイド体12
の昇降体5側に2本の両端が尖ったガイド棒13が上下方
向に取付けられる一方、昇降体5の対応する位置に上側
がラッパ状に広がるとともに、側面が開口し、しかも底
部が閉じられた支持筒14が2本取付けられている。
の昇降体5側に2本の両端が尖ったガイド棒13が上下方
向に取付けられる一方、昇降体5の対応する位置に上側
がラッパ状に広がるとともに、側面が開口し、しかも底
部が閉じられた支持筒14が2本取付けられている。
したがって、着脱式ガイド体12が建築物1の階段状の段
差部2上に載置された状態で昇降体5を上昇し、支持筒
14内にガイド棒13を入れるようにし、そのまま上昇させ
ると、支持筒14の底にガイド棒13が当たった後は、昇降
体5の上昇とともに着脱式ガイド体12が上昇されること
になる。
差部2上に載置された状態で昇降体5を上昇し、支持筒
14内にガイド棒13を入れるようにし、そのまま上昇させ
ると、支持筒14の底にガイド棒13が当たった後は、昇降
体5の上昇とともに着脱式ガイド体12が上昇されること
になる。
一方、昇降体5に着脱式ガイド体12が連結された状態で
昇降体5を下降して階段状の段差部2に来ると、着脱式
ガイド体12が階段状の段差部2に載置された状態となっ
た後は、昇降体5の支持筒14がガイド棒13に沿って抜け
るようになり、着脱式ガイド体12が置き去りにされるこ
とになる。
昇降体5を下降して階段状の段差部2に来ると、着脱式
ガイド体12が階段状の段差部2に載置された状態となっ
た後は、昇降体5の支持筒14がガイド棒13に沿って抜け
るようになり、着脱式ガイド体12が置き去りにされるこ
とになる。
この着脱式ガイド体12の建築物1側には、ガイドレール
3内壁に沿って転動してガイドするための部分ガイドロ
ーラ15が設けられる。この部分ガイドローラ15は、建築
物1の側面と平行な水平な軸に取付けられた2個1組の
ローラ16を上下方向に複数設けて構成されている。
3内壁に沿って転動してガイドするための部分ガイドロ
ーラ15が設けられる。この部分ガイドローラ15は、建築
物1の側面と平行な水平な軸に取付けられた2個1組の
ローラ16を上下方向に複数設けて構成されている。
したがって、2本のガイドレール3にそれぞれの着脱式
ガイド体12の部分ガイドローラ15のロール16を入れて昇
降体5と連結した状態で昇降させると、第2図に示すよ
うに、複数のロール16によって建築物2への接近離反方
向のガイド及び建築物2の左右方向へのガイドがなされ
る。
ガイド体12の部分ガイドローラ15のロール16を入れて昇
降体5と連結した状態で昇降させると、第2図に示すよ
うに、複数のロール16によって建築物2への接近離反方
向のガイド及び建築物2の左右方向へのガイドがなされ
る。
また、この着脱式ガイド体12の建築部1側には、階段状
の段差部2への置き去りを確実に行うため、水平にブラ
ケットが突き出され2つの筒体17が取付けられている。
の段差部2への置き去りを確実に行うため、水平にブラ
ケットが突き出され2つの筒体17が取付けられている。
この筒体17に対応する建築物1の階段状の段差部2に
は、筒体17に嵌合される突起18が台板に取付けられてア
ンカーボルトなどで固定されている。
は、筒体17に嵌合される突起18が台板に取付けられてア
ンカーボルトなどで固定されている。
これら昇降体5の本体ガイドローラ11及び支持筒14と、
着脱式ガイド体12のガイド棒13、部分ガイドローラ15及
び筒体17と、建築物1のガイドレール3,4及び突起18と
の位置関係は、第2図に平面状態を示すように、それぞ
れが対応する部分に連結された状態で全体が組み立てら
れるようになっている。
着脱式ガイド体12のガイド棒13、部分ガイドローラ15及
び筒体17と、建築物1のガイドレール3,4及び突起18と
の位置関係は、第2図に平面状態を示すように、それぞ
れが対応する部分に連結された状態で全体が組み立てら
れるようになっている。
また、昇降体5の本体ガイドローラ11と着脱式ガイド体
12の部分ガイドローラ15とによるガイドは、第3図に示
すように、ガイドレール3とガイドレール4の間を移る
場合には、ガイドの空白が生じることなく、しかも確実
にガイドできるように、両方のガイドローラ11,15によ
るガイドが重複するように昇降体5の本体ガイドローラ
11と着脱式ガイド体12の部分ガイドローラ15との上下方
向の長さや配置が決定されている。
12の部分ガイドローラ15とによるガイドは、第3図に示
すように、ガイドレール3とガイドレール4の間を移る
場合には、ガイドの空白が生じることなく、しかも確実
にガイドできるように、両方のガイドローラ11,15によ
るガイドが重複するように昇降体5の本体ガイドローラ
11と着脱式ガイド体12の部分ガイドローラ15との上下方
向の長さや配置が決定されている。
このように構成された階段状の段差部への昇降体のガイ
ド装置10による昇降体のガイドは次のようにして行われ
る。
ド装置10による昇降体のガイドは次のようにして行われ
る。
まず、屋上での準備作業として昇降体5の支持筒14に着
脱式ガイド体12のガイド棒13を装着して昇降体5と着脱
式ガイド体12を連結した状態とする。
脱式ガイド体12のガイド棒13を装着して昇降体5と着脱
式ガイド体12を連結した状態とする。
この後、昇降体5にワイヤロープ8,9を取付けてルーフ
カー6,7で吊下げ、建築物1の階段状の段差部2の上側
のガイドレール3に部分ガイドローラ15が装着された状
態とする。
カー6,7で吊下げ、建築物1の階段状の段差部2の上側
のガイドレール3に部分ガイドローラ15が装着された状
態とする。
こうして準備が完了した後、昇降体5を下降させると、
昇降体5は着脱式ガイド体12を介してガイドレール3と
部分ガイドローラ15でガイドされる。
昇降体5は着脱式ガイド体12を介してガイドレール3と
部分ガイドローラ15でガイドされる。
そして、昇降体5が階段状の段差部2のところまで下降
されると、着脱式ガイド体12の筒体17が建築物1の階段
状の段差部2に固定された突起18に嵌まって固定状態と
なると同時に、昇降体5の本体ガイドローラ11がガイド
レール4の上端部のテーパ状に広がった部分に位置し、
ガイドできるようになる。
されると、着脱式ガイド体12の筒体17が建築物1の階段
状の段差部2に固定された突起18に嵌まって固定状態と
なると同時に、昇降体5の本体ガイドローラ11がガイド
レール4の上端部のテーパ状に広がった部分に位置し、
ガイドできるようになる。
さらに、昇降体5が下降されると、着脱式ガイド体12が
階段状の段差部2に置き去りにされ、昇降体5が着脱式
ガイド体12のガイド棒13に沿って支持筒14が抜かれるよ
うになってガイドされると同時に、本体ガイドローラ11
がガイドレール4に装着されてガイドされるようにな
る。
階段状の段差部2に置き去りにされ、昇降体5が着脱式
ガイド体12のガイド棒13に沿って支持筒14が抜かれるよ
うになってガイドされると同時に、本体ガイドローラ11
がガイドレール4に装着されてガイドされるようにな
る。
これ以降の昇降体5の下降は、ガイドレール4と本体ガ
イドローラ11によって行われる。
イドローラ11によって行われる。
一方、昇降体5を上昇する場合には、階段状の段差部2
までは、本体ガイドローラ11とガイドレール4によって
ガイドがなされる。
までは、本体ガイドローラ11とガイドレール4によって
ガイドがなされる。
そして、階段状の段差部2まで昇降体5が上昇される
と、昇降体5の支持筒14に着脱式ガイド体12のガイド棒
13が入ってくることになる。
と、昇降体5の支持筒14に着脱式ガイド体12のガイド棒
13が入ってくることになる。
さらに、昇降体5が上昇されて階段状の段差部2上まで
くると、支持筒14の底にガイド棒13が当たり、この後は
昇降体5と着脱式ガイド体12が一体になって上昇され、
ガイドレール3と本体ガイドローラ14によるガイドから
ガイドレール3と部分ガイドローラ15によるガイドに自
動的に切り替わる。
くると、支持筒14の底にガイド棒13が当たり、この後は
昇降体5と着脱式ガイド体12が一体になって上昇され、
ガイドレール3と本体ガイドローラ14によるガイドから
ガイドレール3と部分ガイドローラ15によるガイドに自
動的に切り替わる。
このような階段状の段差部への昇降体のガイド装置10に
よれば、建築物1に階段状の段差部2があっても昇降体
5を従来と同様に昇降するだけでそれぞれの部分に取付
けられたガイドレール3,4で自動的にガイドすることが
できる。
よれば、建築物1に階段状の段差部2があっても昇降体
5を従来と同様に昇降するだけでそれぞれの部分に取付
けられたガイドレール3,4で自動的にガイドすることが
できる。
なお、上記実施例では、階段状の段差部が1段の場合で
説明したが、これに限らず階段状の段差部が複数段ある
場合にも同様に適用でき、着脱式ガイド体同志を前後に
連結するように構成すれば良い。
説明したが、これに限らず階段状の段差部が複数段ある
場合にも同様に適用でき、着脱式ガイド体同志を前後に
連結するように構成すれば良い。
また、昇降体としては、自動ユニットや有人ケージなど
昇降して使用するものでれば良い。
昇降して使用するものでれば良い。
さらに、この発明の要旨を逸脱しない範囲で各構成要素
を変更できることは言うまでもない。
を変更できることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上、一実施例とともに具体的に説明したようにこの発
明の階段状の段差部への昇降体のガイド装置によれば、
階段状の段差部にそれぞれガイドレールを取付け、最下
段のガイドレールに対しては昇降体に装着した本体ガイ
ドローラによってガイドさせ、他の階段状の段差部のガ
イドレールに対しては、階段状の段差部の上面に切り離
して置き去りにしたり、連結することができる着脱式ガ
イド体を用い、この着脱式ガイド体に取付けた部分ガイ
ドローラを対応するガイドレールに沿わせてガイドする
ようにしているので、昇降体を昇降することにより、下
降時には、着脱式ガイド体を順次置き去りにして次の着
脱式ガイド体でガイドさせることを繰り返し、上昇時に
は、置き去りにした着脱式ガイド体を順次連結するよう
にして自動的にガイドすることができるとともに、ガイ
ドローラの移し替えの必要をなくすことができる。
明の階段状の段差部への昇降体のガイド装置によれば、
階段状の段差部にそれぞれガイドレールを取付け、最下
段のガイドレールに対しては昇降体に装着した本体ガイ
ドローラによってガイドさせ、他の階段状の段差部のガ
イドレールに対しては、階段状の段差部の上面に切り離
して置き去りにしたり、連結することができる着脱式ガ
イド体を用い、この着脱式ガイド体に取付けた部分ガイ
ドローラを対応するガイドレールに沿わせてガイドする
ようにしているので、昇降体を昇降することにより、下
降時には、着脱式ガイド体を順次置き去りにして次の着
脱式ガイド体でガイドさせることを繰り返し、上昇時に
は、置き去りにした着脱式ガイド体を順次連結するよう
にして自動的にガイドすることができるとともに、ガイ
ドローラの移し替えの必要をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第4図はこの発明の階段状の段差部への昇降体
のガイド装置の一実施例にかかり、第1図は分解して示
す斜視図、第2図は連結状態の平面図、第3図はガイド
状態の概念を示す側面図、第4図は作業対象の一例の建
築物とともに示す斜視図である。 1:建築物、2:階段状の段差部、3,4:ガイドレール、5:昇
降体、6,7:ルールカー、8,9:ワイヤロープ、10:階段状
の段差部への昇降体のガイド装置、11:本体ガイドロー
ラ、11a:大ローラ、11b:小ローラ、12:着脱式ガイド
体、13:ガイド棒、14:支持筒、15:部分ガイドローラ、1
6:ローラ、17:筒体、18:突起。
のガイド装置の一実施例にかかり、第1図は分解して示
す斜視図、第2図は連結状態の平面図、第3図はガイド
状態の概念を示す側面図、第4図は作業対象の一例の建
築物とともに示す斜視図である。 1:建築物、2:階段状の段差部、3,4:ガイドレール、5:昇
降体、6,7:ルールカー、8,9:ワイヤロープ、10:階段状
の段差部への昇降体のガイド装置、11:本体ガイドロー
ラ、11a:大ローラ、11b:小ローラ、12:着脱式ガイド
体、13:ガイド棒、14:支持筒、15:部分ガイドローラ、1
6:ローラ、17:筒体、18:突起。
Claims (1)
- 【請求項1】昇降対象となる側面に形成された階段状の
段差部の上下にそれぞれ上下方向のガイドレールを設
け、最下段の前記ガイドレールに沿って転動して昇降体
をガイドする本体ガイドローラをこの昇降体に設け、こ
の昇降体の下降時に階段状の段差部上面に切り離されて
置き去りにされるとともに、昇降体の上昇時に連結され
て一体となる着脱式ガイド体を前記階段状の段差部の数
に応じて前記昇降体に装着し、これら着脱式ガイド体に
いずれかの前記ガイドレール内を転動して昇降体をガイ
ドする部分ガイドローラを設けたことを特徴とする階段
状の段差部への昇降体のガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26940989A JPH078711B2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 階段状の段差部への昇降体のガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26940989A JPH078711B2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 階段状の段差部への昇降体のガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03133890A JPH03133890A (ja) | 1991-06-07 |
JPH078711B2 true JPH078711B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=17472015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26940989A Expired - Fee Related JPH078711B2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 階段状の段差部への昇降体のガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078711B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI669161B (zh) * | 2017-06-08 | 2019-08-21 | 林翊城 | 自動牆面清洗機構及牆面吸附裝置 |
-
1989
- 1989-10-17 JP JP26940989A patent/JPH078711B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03133890A (ja) | 1991-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5791206B2 (ja) | 巻上機揚重治具ユニット、及び、巻上機揚重方法 | |
WO2020142001A1 (en) | A moveable platform | |
JP4316514B2 (ja) | 機械式駐車装置における作業装置とその作業方法 | |
CN115749237B (zh) | 一种高层装配式建筑整体作业平台 | |
JPH078711B2 (ja) | 階段状の段差部への昇降体のガイド装置 | |
JP2620123B2 (ja) | 建築工事用仮設揚重装置 | |
CN109208918A (zh) | 一种楼宇建造装置及方法 | |
JP2612974B2 (ja) | 外壁pc部材の取付施工方法 | |
JPH05113026A (ja) | 仮設足場構造体 | |
JP2008063873A (ja) | 天井の搬送機構及び施工方法 | |
JP3920527B2 (ja) | 工事用エレベータ | |
CN220950995U (zh) | 一种建筑物料提升机 | |
JP2002061386A (ja) | 養生ネット付きゴンドラ装置 | |
CN217812110U (zh) | 地板升降装置 | |
CN221140785U (zh) | 电梯安装定位装置 | |
RU120957U1 (ru) | Межэтажная траверса | |
JP2612258B2 (ja) | エレベータ据付工事工法 | |
JPH0753216Y2 (ja) | 照明器具等の昇降装置 | |
JPS6339327Y2 (ja) | ||
JP2000233880A (ja) | エレベータのガイドレール敷設方法 | |
JPH05201648A (ja) | エレベータの据付方法 | |
JP2004189367A (ja) | エレベータの据付方法 | |
JPH05105372A (ja) | 垂直搬送装置の運行方式 | |
JP2021017777A (ja) | エレベータ式駐車装置の作業床構築装置 | |
JPH04121384A (ja) | エレベータの据付方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |