JPH0787079B2 - 偏向ヨーク巻線装置 - Google Patents

偏向ヨーク巻線装置

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JPH0787079B2
JPH0787079B2 JP30951488A JP30951488A JPH0787079B2 JP H0787079 B2 JPH0787079 B2 JP H0787079B2 JP 30951488 A JP30951488 A JP 30951488A JP 30951488 A JP30951488 A JP 30951488A JP H0787079 B2 JPH0787079 B2 JP H0787079B2
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JP
Japan
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bobbin
nozzle
wire rod
electron gun
winding
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JP30951488A
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JPH02155144A (ja
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昭夫 越智
敏明 山下
博 畑
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2209/00Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
    • H01J2209/236Manufacture of magnetic deflecting devices
    • H01J2209/2363Coils
    • H01J2209/2366Machines therefor, e.g. winding, forming, welding, or the like

Landscapes

  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は陰極線管に使用される偏向ヨークを生産する偏
向ヨーク巻線装置に関するものである。
従来の技術 従来、所望の磁界分布を精度良く得ることができること
から漏斗状のボビンに線材を巻回する偏向ヨークが提案
されているが、その巻線は簡単な治具を用いた人手に頼
るものがほとんどであり、その巻線装置に関するものは
見当らない。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の人手に頼る作業では、1つのボビ
ンを巻回するために、莫大な時間と労力を必要としてい
た。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、漏斗状のボ
ビンに線材を自動にて巻回することのできる偏向ヨーク
巻線装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の偏向ヨーク巻線装置
は、電子銃側から蛍光面側に向かって拡散するような漏
斗状に形成されると共に上記電子銃側と蛍光面側の各周
面ならびに電子銃側と蛍光面側をつなぐ面の内面部に巻
線溝を備えて構成されたボビンの外周部を回転可能に保
持するボビン保持ブロックを備えたボビン保持部と、こ
のボビン保持ブロックに保持されたボビンの中心線上に
配置されボビンの中心線方向と平行に上下動または一端
を中心に上下に回動可能な筒状のノズルを備えてボビン
の中心線方向にスライド可能なノズル駆動部と、上記筒
状のノズルの中を通って上記ボビンに巻線される線材を
供給する線材供給部と、上記ノズルの先端部に対向して
配置されノズルがボビンの内部を貫通してきたときにノ
ズルの先端の線材を引掛けてこの線材が所望の巻線溝に
巻線されるように線材をガイドする線材ガイド部からな
る構成としたものである。
作用 この構成によって漏斗状のボビンに自動で線材を巻回す
ることができることになる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。第1図は本発明の一実施例における偏向ヨー
ク巻線装置を示すものである。第1図において1は電子
銃側から蛍光面側に向かって拡散するような漏斗状に形
成されると共に、上記電子銃側と蛍光面側の各周面なら
びに電子銃側と蛍光面側をつなぐ面の内面部に巻線溝を
有するように構成されたボビン、2はこのボビン1を回
転可能に保持するボビン保持ブロック、3はこのボビン
保持ブロック2を支持するカムフォロア、4は上記ボビ
ン保持ブロック2の外周に刻まれた歯と噛み合う歯車、
5はこの歯車4を駆動するモータであり、以上がボビン
保持部である。
また、6は筒状のノズルであり、線材7がその中を通
る。この筒状のノズル6は支点ピン8aを支点とし、エア
シリンダ9aにより上下に回転する。また、ブロック10a
は歯付きベルト11aによりモータプーリ12aと結ばれシャ
フト13aにそって前後に移動する。以上がノズル駆動部
である。
また、線材供給部は、スプール14に巻回された線材7
が、ヒステリシスブレーキ15を介して複数個のローラ16
に掛けられている。レバー17は支点18を支点として回動
可能であり、19はレバー17に掛けられた引張バネであ
る。以上が線材供給部である。
また、線材ガイド部は、上記ノズル駆動部と同様の構成
であり、ノズル6の代わりにガイドチャックバー20とガ
イドチャック21を持つ。22は線材ガイドである。
以上の各ユニットがベース23の上に結合されて構成され
ている。
また、第2図は、上記ボビン保持部のボビン1とボビン
保持ブロック2の詳細を示した斜視図である。上記ボビ
ン1は次のような構成からなっている。24は巻線枠本
体、25は巻線溝、26,27は蛍光面側および電子銃側の各
周面に形成された主垂直偏向コイルの端巻回部であり、
28は蛍光面側絶縁リング、29は主水平偏向コイルの蛍光
面側端巻回部、30は電子銃側絶縁リング、31は主水平偏
向コイルの電子銃側端巻回部である。また、32,33はボ
ビン保持ブロック2を構成する上側,下側のボビン保持
ブロックであり、各々内側にボビン固定面37と外周面に
動力伝達面38を設け、軸を含む面で分割した構成として
いる。34はフック、35はフック支点、36はバネである。
以上のように構成された本実施例の偏向ヨーク巻線装置
について以下その動作を説明する。
まず、フック34を開いて上側ボビン保持ブロック32を取
りはずし、下側ボビン保持ブロック33にボビン1の巻線
枠本体24を取り付けた後、再び上側ボビン保持ブロック
32でボビン1をはさみ込むようにセットする。この際、
フック34が下側ボビン保持ブロック33の切り込み溝33a
に引掛るため、回転してもボビン保持ブロック2の上側
ボビン保持ブロック32と下側ボビン保持ブロック33はは
ずれることがないようになる。以上のようにボビン1の
ボビン保持部への取り付けが終わると、垂直偏向コイル
の巻線を行うため、まず第3図aのようにノズル6をボ
ビン1の蛍光面側より電子銃側へ突き出し、線材7の端
をボビン1の一部へ固定する。次に第3図bに示すよう
にノズル6を後へ下げる。次に第3図cのようにノズル
6を上へ上げた後、第3図dに示すように主垂直偏向コ
イル蛍光面側端巻回部26の上位置までノズル6を前進さ
せてボビン1の内面の巻線溝25への巻線を行う。次に第
3図dの位置でボビン1を回転させることにより主垂直
偏向コイル蛍光面側端巻回部26の巻線を行う。そして第
3図e,f,gに示すようにノズル6を後,下,前の順に移
動することにより、ボビン1の内面の巻線溝25へ巻線を
行う。次に第3図gに示すように線材ガイド22をノズル
6と線材7の間へ差し込み、第3図h,iに示すように線
材ガイド22を上,前へと順に移動させ、第3図iに示す
位置でボビン1を回転すると主垂直偏向コイル電子銃側
端巻回部27への巻線をすることができる。最後に第3図
jに示すようにノズル6を後ろへ引くことと線材ガイド
22を抜くことにより1サイクルの巻線を完成することが
できる。これを繰り返すことで垂直偏向コイルの巻線が
完了する。次に垂直偏向コイルが巻線済みの巻線枠本体
24に、蛍光面側絶縁リング28と電子銃側絶縁リング30を
取り付ける。そして第4図に示すように上記垂直偏向コ
イルの巻線と同様の動作を行うことにより、巻線溝25、
主水平偏向コイル蛍光面側端巻回部29、主水平偏向コイ
ル電子銃側端巻回部31に巻線を行い、これを繰り返すこ
とにより水平偏向コイルの巻線が完了する。
以上のように、本実施例によれば、2分割されたボビン
保持ブロック32,33からなるボビン保持ブロック2によ
りボビン1が着脱可能となり、また、このボビン保持ブ
ロック2を含み、ボビン1の保持・回転を可能としたボ
ビン保持部を備え、ボビン1の蛍光面側に上下・前後動
作可能な筒状のノズル6と、そのノズル6に線材7を供
給する線材供給部を設け、ボビン1の電子銃側には、上
下・前後動作可能な線材ガイド部を設けることにより、
従来人手で行っていた漏斗状のボビンの偏向ヨークへの
巻線を自動で行うことができる。
なお、本実施例では、ボビン1の蛍光面側にノズル駆動
部を、電子銃側に線材ガイド部を設けた構成としたが、
ボビン1の蛍光面側に線材ガイド部、電子銃側にノズル
駆動部を設けた構成としてもよい。
また、本実施例では、ボビン保持ブロック2への回転力
の伝達は、歯車で行った構成としたが、摩擦車でも回転
力の伝達は実現することができる。
次に、本発明の第2の実施例について図面を見ながら説
明する。第5図は本発明の第2の実施例を示す偏向ヨー
ク巻線装置である。図中符号1〜22までは上記第1図の
構成と同様である。第1図と異なるのは直線ころがり軸
受用レール41a・41bと直線ころがり軸受42a。42bとエア
シリンダ43を設けてノズル駆動部が左右にスライド可能
な構成をとっている点である。
なお、この第2の実施例では、ノズル駆動部全体を左右
にスライドさせる構造としたが、ノズルのみを左右にス
ライドさせてもよいし、ノズルの一端を中心に左右に回
動させる構成としてもよい。
発明の効果 以上のように本発明による偏向ヨーク巻線装置は、電子
銃側から蛍光面側に向かって拡散するような漏斗状に形
成されると共に上記電子銃側と蛍光面側の各周面ならび
に電子銃側と蛍光面側をつなぐ面の内面部に巻線部を備
えて構成されたボビンの外周部を回転可能に保持するボ
ビン保持ブロックを備えたボビン保持部と、このボビン
保持ブロックに保持されたボビンの中心線上に配置され
ボビンの中心線方向と平行に上下動または一端を中心に
上下に回働可能な筒状のノズルを備えてボビンの中心線
方向にスライド可能なノズル駆動部と、上記筒状のノズ
ルの中を通って上記ボビンに巻線される線材を供給する
線材供給部と、上記ノズルの先端部と対向して配置され
ノズルがボビンの内部を貫通してきたときにノズルの先
端の線材を引掛けてこの線材が所望の巻線溝に巻線され
るように線材をガイドする線材ガイド部からなる構成と
することにより、偏向ヨークの巻線を全て自動的に行う
ことができる優れた偏向ヨーク巻線装置を実現可能に
し、産業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における偏向ヨーク巻線装置
の構成を示す正面図、第2図は本発明のボビン保持ブロ
ックとボビンの詳細を示す斜視図、第3図a〜jは、本
発明の巻線装置により垂直偏向コイルの巻線を行う場合
の1サイクルの動作を示す説明図、第4図a〜jは、本
発明の巻線装置により水平偏向コイルの巻線を行う場合
の1サイクルの動作を示す説明図、第5図は本発明の第
2の実施例を示す正面図である。 1……ボビン、2……ボビン保持ブロック、3……カム
フォロア、4……歯車、5……モータ、6……筒状のノ
ズル、7……線材、8a・8b……支点、9a・9b……エアシ
リンダ、10a・10b……ブロック、11a・11b……歯付きベ
ルト、12a・12b……モータプーリ、13a・13b……シャフ
ト、14……スプール、15……ヒステリシスブレーキ、16
……ローラ、17……レバー、18……支点、19……引張バ
ネ、20……ガイドチャックバー、21……ガイドチャッ
ク、22……線材ガイド、23……ベース、24……巻線枠本
体、25……巻線溝、26……主垂直偏向コイル蛍光面側端
巻回部、27……主垂直偏向コイル電子銃側端巻回部、28
……蛍光面側絶縁リング、29……主水平偏向コイル蛍光
面側端巻回部、30……電子銃側絶縁リング、31……主水
平偏向コイル電子銃側端巻回部、32……上側ボビン保持
ブロック、33……下側ボビン保持ブロック、33a切り込
み溝、34……フック、35……フック支点、36……バネ、
37……ボビン固定面、38……動力伝達面、41a,41b……
直線ころがり軸受用レール、42a,42b……直線ころがり
軸受、43……エアシリンダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子銃側から蛍光面側に向かって拡散する
    ような漏斗状に形成されると共に上記電子銃側と蛍光面
    側の各周面ならびに電子銃側と蛍光面側をつなぐ面の内
    面部に巻線溝を備えて構成されたボビンの外周部を回転
    可能に保持するボビン保持ブロックを備えたボビン保持
    部と、このボビン保持ブロックに保持されたボビンの中
    心線上に配置されボビンの中心線方向と平行に上下動ま
    たは一端を中心に上下に回動可能な筒状のノズルを備え
    てボビンの中心線方向にスライド可能なノズル駆動部
    と、上記筒状のノズルの中を通って上記ボビンに巻線さ
    れる線材を供給する線材供給部と、上記ノズルの先端部
    に対向して配置されノズルがボビンの内部を貫通してき
    たときにノズルの先端の線材を引掛けてこの線材が所望
    の巻線溝に巻線されるように線材をガイドする線材ガイ
    ド部からなる偏向ヨーク巻線装置。
  2. 【請求項2】ボビン保持部のボビン保持ブロックが、ボ
    ビンの外周を固定するボビン固定面を内側に有すると共
    に外部からの回転力を伝えるための動力伝達面を外周に
    有する筒状に形成され、かつこの筒状の軸を含む面で分
    割した構成のものである請求項1記載の偏向ヨーク巻線
    装置。
JP30951488A 1988-12-07 1988-12-07 偏向ヨーク巻線装置 Expired - Lifetime JPH0787079B2 (ja)

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JPH02155144A JPH02155144A (ja) 1990-06-14
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JP3312661B2 (ja) * 1992-11-06 2002-08-12 ソニー株式会社 偏向ヨークの巻線方法及び装置

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