JPH0786731A - 自動制御はんだ付装置 - Google Patents

自動制御はんだ付装置

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Publication number
JPH0786731A
JPH0786731A JP5229886A JP22988693A JPH0786731A JP H0786731 A JPH0786731 A JP H0786731A JP 5229886 A JP5229886 A JP 5229886A JP 22988693 A JP22988693 A JP 22988693A JP H0786731 A JPH0786731 A JP H0786731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soldering
preheating
board
conveyor
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP5229886A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Sato
隆則 佐藤
Kazuhiko Uemura
和彦 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5229886A priority Critical patent/JPH0786731A/ja
Publication of JPH0786731A publication Critical patent/JPH0786731A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱容量の異なるプリント配線基板のはんだ付
作業を混流状態で連続して効率良く実施する。 【構成】 プリント配線基板の予備加熱昇温にかかる時
間を温度センサと予備加熱制御部により計測し、この計
測データにより、はんだ付制御部12における搬送速度
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板脱着部、フラック
ス塗布部、予備加熱部、はんだ付部、冷却部、これらの
各部間の基板移動を行う自動搬送部とを備え、プリント
配線基板に実装する挿入実装タイプの電子部品等をはん
だ付接続する自動制御はんだ付装置に係り、特に熱容量
の異なるプリント配線基板のはんだ付け接続を行う自動
制御はんだ付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線基板と電子部品との
接合技術として噴流式はんだ付工法が多く利用されてい
る。近年この技術についても各自動化技術が導入され接
合品質の向上が図られている。特によく見られるのは、
噴流式はんだの噴流高さを自動で検知し、最適な高さに
なるように、噴流用モーターの回転数を自動制御する技
術や、プリント配線基板が噴流はんだ槽の上部を通過す
る時にのみ噴流高さを上げる技術などがある。この種の
技術としては特開平3−238167号や特開平3−2
16274号などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の自動
制御はんだ付け装置は、噴流はんだ槽の噴流高さを自動
調整するのみであるため、同じ熱容量の多品種のプリン
ト配線基板形状に対しては品質を一定に保つことができ
るが、熱容量の異なるプリント配線基板が混流すると、
各基板毎に必要な予熱時間が異なるために品質を一定に
保つことができなくなる。
【0004】そこで、熱容量別にプリント配線基板を分
割し、同じ熱容量の基板のみをまとめてはんだ付し、こ
れが全て終わったら別の熱容量の基板に作業条件を合わ
せ、はんだ付け作業を行わなければならない。このた
め、作業効率が低下し、効率良くはんだ付け作業を実施
できないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、熱容量の異なるプリント
配線基板を混流した状態で連続して効率良くはんだ付け
接続することができる自動制御のはんだ付装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、予備加熱部においてプリント配線基板の
温度を測定する温度センサと、予備加熱時の基板温度上
昇時間を測定し、その測定結果に応じてはんだ付部の搬
送手段の搬送速度を制御する制御部とを設けたものであ
る。
【0007】
【作用】上記手段によれば、プリント配線基板の熱容量
の相違は予熱時間の差になって現れるので、予熱部にお
いてプリント配線基板が所定の温度に達するまでの基板
温度上昇時間を測定する。この基板温度上昇時間は熱容
量に比例するので、この測定結果に応じてはんだ付部の
搬送手段の搬送速度を制御する。
【0008】すなわち、熱容量の大きい基板は搬送速度
を遅くし、熱容量の小さな基板については搬送速度を早
くする。
【0009】これによって、熱容量が異なっても各基板
に対して常に均一な予熱状態ではんだ付けを行うことが
できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本考案の一実施例
である自動制御はんだ付装置について詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明による自動制御はんだ付装
置の一実施例を示す構成図である。
【0012】本実施例の自動制御はんだ付装置1は、プ
リント配線基板2の着脱を行う着脱部3,プリント配線
基板2にフラックスを塗布するフラクサー部4,プリン
ト配線基板2の予備加熱を行う予備加熱部5,はんだ付
を行うはんだ槽部6,プリント配線基板2を着脱部3か
らフラクサー部4に搬送する着脱部コンベア7,着脱部
コンベア7から送られてきたプリント配線基板2をフラ
クサー部4・予備加熱部5へと搬送する予備加熱コンベ
ア8,予備加熱部5からはんだ槽部6へ搬送するはんだ
付コンベア9,予備加熱部5においてプリント配線基板
2の温度を測定する温度センサ11と、予備加熱時の基
板温度上昇時間を測定し、その測定結果に応じて予備加
熱コンベア8の搬送速度を制御する予備加熱制御部1
0、はんだ付コンベア9の搬送速度を制御するはんだ付
け制御部12とから構成される。
【0013】次に、以上の構成に係る動作を詳細に説明
する。
【0014】まず、はんだ付作業を行うプリント配線基
板2を着脱部3にある着脱部コンベア7にセットする。
すると、プリント配線基板2は、着脱部コンベア7によ
り予備加熱コンベア8に移載され、予備加熱コンベア8
によりフラクサー部4を通過しながらフラックス塗布作
業を受け、次の予備加熱部5へと搬送される。
【0015】予備加熱コンベア8,予備加熱部5は、予
備加熱制御部10により制御されており、予備加熱部5
の熱出力はプリント配線基板2の大きさ,熱容量に差が
あっても常に一定になるように制御されている。そし
て、プリント配線基板2が予備加熱部5の上方に来る
と、予備加熱コンベア8は一時停止する。
【0016】予備加熱部5には、プリント配線基板2の
表面温度を計測する赤外線温度センサ等の温度センサ1
1が取付けられており、初期に定められたプリント配線
基板2の予備加熱適正温度まで温度が昇温するのを温度
センサ11で監視し、予備加熱適正温度まで昇温したな
らば予備加熱コンベア8の再起動を行う。この制御はす
べて予備加熱制御部10により行うが、この時の予備加
熱コンベア8の停止時間、すなわちプリント配線基板2
が所定温度に達するまでの基板温度上昇時間を予備加熱
制御部10は計測している。
【0017】計測した停止時間は予備加熱制御部10よ
りはんだ付制御部12にデータ転送され、適正はんだ付
時間の選択が行われる。
【0018】はんだ付コンベア9は、はんだ付制御部1
2により適正はんだ付時間に対応した速度に自動で調整
される。
【0019】すなわち、熱容量の大きなプリント配線基
板2については図2の速度・熱容量の特性図に示すよう
に、速い速度で搬送し、熱容量の小さなプリント配線基
板2については遅い速度で搬送するように制御される。
【0020】そこで、予備加熱コンベア8により、はん
だ付コンベア9に移載されたプリント配線基板2は適切
な速度ではんだ槽部6を通過し、適正はんだ付条件によ
りプリント配線基板2のはんだ付作業を終了する。
【0021】これにより、プリント配線基板2のはんだ
付条件の自動制御を行うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、作
業条件の手動変更、熱容量別プリント配線基板の分割生
産を行なわなくとも、熱容量の異なるプリント配線基板
を混流した状態で連続して効率良くはんだ付することが
できる。
【0023】また、はんだ付条件の選択を自動制御とす
るため、人為的なミスを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】はんだ付け搬送速度と熱容量の関係の一例を示
す特性図である。
【符号の説明】
1…自動制御はんだ付装置、2…プリント配線基板、3
…着脱部、4…フラクサー部、5…予備加熱部、6…は
んだ槽部、7…着脱部コンベア、8…予備加熱コンベ
ア、9…はんだ付コンベア、10…予備加熱制御部、1
1…温度センサ、12…はんだ付制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板脱着部、フラックス塗布部、予備加
    熱部、はんだ付部、冷却部、これらの各部間の基板移動
    を行う複数の搬送手段とを備え、プリント配線基板に実
    装する挿入実装タイプの電子部品等をはんだ付接続する
    自動制御はんだ付装置において、 前記予備加熱部においてプリント配線基板の温度を測定
    する温度センサと、予備加熱時の基板温度上昇時間を測
    定し、その測定結果に応じてはんだ付部の搬送手段の搬
    送速度を制御する制御部とを設けたことを特徴とする自
    動制御はんだ付装置。
JP5229886A 1993-09-16 1993-09-16 自動制御はんだ付装置 Pending JPH0786731A (ja)

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JP5229886A JPH0786731A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 自動制御はんだ付装置

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JP5229886A JPH0786731A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 自動制御はんだ付装置

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JPH0786731A true JPH0786731A (ja) 1995-03-31

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ID=16899258

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JP5229886A Pending JPH0786731A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 自動制御はんだ付装置

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JP (1) JPH0786731A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010056188A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Nippon Avionics Co Ltd 半田付け装置および半田付け方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010056188A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Nippon Avionics Co Ltd 半田付け装置および半田付け方法

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