JPH0786641B2 - リ−ダプリンタ - Google Patents

リ−ダプリンタ

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JPH0786641B2
JPH0786641B2 JP30226586A JP30226586A JPH0786641B2 JP H0786641 B2 JPH0786641 B2 JP H0786641B2 JP 30226586 A JP30226586 A JP 30226586A JP 30226586 A JP30226586 A JP 30226586A JP H0786641 B2 JPH0786641 B2 JP H0786641B2
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rotation
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正巳 前谷
和彦 小貫
雅彦 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロフィルムのリーダプリンタに関する。
更に詳しくは、投影光学系の像解側で投影レンズに一番
近い反射鏡についてプリントモード時にはそれを支軸中
心に所定の角速度で回動させることにより投影レンズか
らの出射投影光束を走査して記録媒体面に対して投影像
のスリット露光走査を行う方式、即ち所謂一枚ミラー走
査方式のリーダプリンタに関する。
〔従来の技術〕
第8図にこの種方式のリーダプリンタの一例の概略構成
を示す。
図において、1はフィルム照明部であり、この照明部に
マイクロフィルムF(ロールフィルム・フィッシュフィ
ルム・ストリップフィルム・アパーチャカード等)の目
的コマ画像部が自動的に或は手動で検索される。2は投
影レンズ、3は第1ミラー、4は第2ミラー、5は投影
スクリーン、6は第3ミラー、7はプリント機構部、8
は該プリント機構部の記録媒体としての回転感光ドラム
である。ドラム8の周囲には作像プロセス機器が配設さ
れているが図には省略した。
第1ミラー3は光軸に直交する横軸線31(紙面に垂直方
向)を中心に不図示の回動機構で回動駆動される回動ミ
ラーである。リーダモード時は実線示の第1の角度姿勢
位置に保持されており、投影レンズ2から出光した投影
光束は該第1角度姿勢のミラー3を反射して第2ミラー
4へ入射し、該第2ミラー4を反射して投影スクリーン
5に入射し、該スクリーン5面にフィルムFのコマ画像
が拡大投影される。この場合第1ミラー3を反射した光
は第3ミラー6には入射しない。
プリントモード時は上記の状態においてプリント釦が押
されると、第1ミラー3は横軸線31を中心に2点鎖線示
3aの第2の角度姿勢位置に切換え回動される。これによ
り投影レンズ2から出射し第1ミラー3に入射した投影
光束の反射光は第2ミラー4側からプリント機構の第1
ミラー6側に切換えられる。又プリント機構7が作動状
態となり、感光ドラム8が所定の周速度で回転駆動状態
となる。
第2角度姿勢位置3aに切換え回動された第1ミラー3は
次いで該第2角度姿勢位置3aから更に2点鎖線示3bの第
3の角度姿勢位置まで感光ドラム8の回転周速と同期し
た所定の一定速度をもって回動駆動される。この第1ミ
ラー3の回動により投影レンズ2からの出射投影光束が
走査されて投影像が第3ミラー6を介して記録媒体たる
回転感光ドラム8面に順次にスリット露光走査されて目
的フィルムコマ画像に対応した拡大画像複写物がプリン
トアウトされる。
第1ミラー3は第3の角度姿勢位置3bまでの回動(走査
終了)するとリーダモード時の第1の角度姿勢位置へ逆
回動されて待機状態となる。同一コマ画像の複数枚プリ
ントの場合は第2角度姿勢位置3aと第3角度姿勢位置3b
間の正逆回動が設定したプリント枚数が数回繰り返され
て実行され、最終的に第1の角度姿勢位置(リーダモー
ド位置)へ戻されて待機状態となる。
投影レンズ2からの出射投影光束はレンズ2から遠くな
るほど距離の2乗に比例して断面積が広がるので、投影
レンズ2の像解側に配設される反射ミラーは投影レンズ
2から遠くなるに従いサイズの大きなミラーとなる。そ
こで投影光束を記録媒体8面にスリット露光走査するた
めの回動ミラーは投影レンズ2に一番近い、従ってサイ
ズの小さい、重量も少ない、第1ミラー3とすることに
より、該ミラーの回動駆動機構の低トルク化・小型化・
低振動化等を図るようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の走査回動ミラーたる第1ミラー3はプリントモー
ドにおいて投影レンズ2からの出射投影光束を記録媒体
8面にスリット露光走査する目的だけのものである場合
には第9図においてSSサイズのもので足りる。しかしリ
ーダミラーとしても共用させ、リーダモード時にはプリ
ントモード時の回動角範囲外の実線示の第1の角度姿勢
に保持させて投影レンズ2からの出射投影光束を全て受
けてリーダ系の第2ミラー4側へ反射させるためには上
記SSサイズよりも大きなSLサイズのものとしなければな
らない。
従ってこのように第1ミラー3をリーダミラーと走査回
動ミラーを兼用させた構成とした場合には、 a、第1ミラー3は上記のようにそれ自体かなり大サイ
ズSLのものを使用する必要があり、コスト上不利とな
る。この種の光学系に組込まれるミラーは高反射・高精
度の高価なミラーであり、サイズが大きくなればそれだ
けコストが上昇する。
b、又大きなサイズSLのミラー3はその回転機構の低ト
ルク化・小型化・低振動化等を可及的に図る上で不利と
なる。
c、第1ミラー3の回転範囲にリーダ光束とプリント光
束をもってこなければならないために光路が限定されて
しまう。
d、ミラーの回転に比較的時間がかかり、1サイクルを
短くすることができない。
本発明は同じく一枚ミラー走査方式であるが上記のよう
な問題点を解消したこの種のリーダプリンタを提供する
ことを目的とする。
ロ、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、投影光学系の像解側で投影レンズに一番近い
反射鏡についてプリントモード時には支軸を中心に所定
の角速度で回転させることにより投影レンズからの出射
投影光束を走査して記録媒体面に対して投影像のスリッ
ト露光走査を行う方式のリーダプリンタにおいて、前記
反射鏡を回転自在に保持する揺動自在の保持部材と、 前記保持部材に設けられ、第1回転体と係合するカム面
をもち、前記第1回転体の回転に応じて前記揺動部材を
揺動させる揺動カムと、 前記反射鏡と一体に設けられ、第2回転体と係合するカ
ム面を持ち、前記第2回転体の回転に応じて前記反射鏡
を回動させる回動カムと を備え、前記揺動カムを介して前記保持部材を揺動する
ことにより前記反射鏡を投影レンズの光路に進入、退避
させてリーダモードとプリンタモードとに切り替え、プ
リンタモード時に前記回動カムを介して前記反射鏡を回
動することにより投影レンズからの射出投影光束を前記
記録媒体に走査するようにしたことを特徴とするリーダ
プリンタを要旨とする。
〔作用〕
即ち上記の保持部材をリーダモード時とプリントモード
時とで切換え的に揺動移動させて、リーダモード時は該
保持部材に保持されている反射鏡を投影レンズの光路外
へ逃がし状態に保持させることにより投影レンズからの
出射投影光束を該ミラーを介させることなくリーダ側光
学系に入光させてスクリーン面に拡大結像投影させる。
プリントモード時は該反射鏡を投影レンズの光路内に介
入させた位置に保持させ、次いで支軸を中心に所定の回
動角速度で回動させることにより投影レンズの出射投影
光束を該回動反射鏡で走査して記録媒体面に対して投影
像のスリット露光走査を行わせるようにしたものであ
る。
つまり上記の反射鏡はリーダミラー・走査回動ミラーと
して兼用させず、プリントモード時に光路内に介入させ
て専らに走査ミラーとしてのみ使用し、リーダモード時
は光路外に逃がして使用せず光路には関与させない。従
って該反射鏡は走査ミラーとしてのみの機能を有すれば
よいからリーダミラー・走査回動ミラー兼用型に比べて
小サイズのもので足り、兼用型の大サイズの場合におけ
るような前述各種の問題点a〜dが全て解消される。
〔実施例〕
第1図〜4図は一実施例を示すものである。
第1図において、1は照明光源たるランプ1a、光を集光
するフィールドレンズ1bからなるフィルム照明部、Fは
マイクロフィルム、2は投影レンズ、3は走査ミラーた
る第1ミラー、10はリーダフード(リーダのミラーボッ
クス)、11は該フードの底面に開口させた投影光束入射
口、12・13は該フード内の天井側と奥壁側とに配設した
第2・第3ミラー、5は該フードの前面開口に張設した
投影スクリーンである。本例の場合上記フード10は装置
の本体板50に対して底面の上記投影光束入射口11の中心
縦軸を中心に回動操作自由に配設してある。
14・15・16はプリント機構7側の第4・第5・第6ミラ
ー、17はスリット板、8は回転感光ドラムであり、該ド
ラムの周囲には作像プロセス機器が配設されるが図には
省略した。20は給紙カセット、Pは該カセット内の積載
転写紙、21は給紙ローラ、22は給紙ガイド、23は給紙搬
送ローラ対、24は像転写装置、25は像定着器、26は排紙
トレイを示す。
走査ミラーである第1ミラー3は該ミラー3と該ミラー
の回転軸31を保持する部材30を装置本体側の不動部材50
aに支軸32を中心に揺動自由に設け、リーダモード時は
第1・2図のようにミラー3が投影レンズ2の光路外へ
逃げた位置に、プリントモード時は第3図のように光路
内に介入した位置に位置するように前記の保持部材30を
揺動させる保持部材移動駆動機構を設けてある。
33はミラーホルダであり、第1ミラー3はこのホルダに
しっかりと定着支持させてある。ミラーの回動軸31は該
ホルダ33と一体に設けてあり、その軸31を上記の保持部
材30に回転自由に軸受保持させてある。
34・35は夫々ミラーホルダ33に一体に具備させた、保持
部材30の揺動用円弧カムと、ミラーホルダ33即ち第1ミ
ラー3の走査回動用円弧カムである。揺動用円弧カム34
の円弧面34aは部材30の揺動軸32を中心とする円に略対
応する弧面であり、ミラー3の走査回動用円弧カムの円
弧面35aはミラーの回動軸31を中心とする円弧面であ
る。
36は減速機付正逆転モータであり、このモータは装置本
体側の不動部材に固定して支持させてある。37は該モー
タの出力軸であり、この出力軸は先端側の小径軸37
(a)と基部側の大径軸37(b)の同心異径2段軸にな
っており、第1回転体としての大径軸37(b)の周面が
前記部材30の揺動用円弧カム34に、第2回転体としての
小径軸37(a)の周面がミラー3の走査回動用円弧カム
35に対応する関係になっている。
38は保持部材30とモータ36との間に張設した引張りばね
であり、保持部材30はこのばね38により軸32を中心に常
時時計方向に回動付勢されている。39は保持部材30とミ
ラーホルダ33との間に張設した引張りばねでありミラー
ホルダ33はこのばね39により軸31を中心に常時反時計方
向に回動付勢されている。40a・40bはミラー3の回動範
囲規制ストッパピンであり、保持部材30に植設されてい
る。
A、リーダモード時 第1・2図はリーダモード時の状態を示している。
この状態においては、この時点では回転停止状態にある
モータ出力軸37の大径軸37(b)に対して部材30の揺動
用円弧カム34の先端側が対応していて該カム34のカム面
34aが軸37(b)の外面にばね39によるミラーホルダ33
の軸31を中心とする反時計方向回動付勢力で圧接してい
る。又部材30は軸32を中心にばね38の引張り力に抗して
図面上左方に十分に倒し回動された姿勢状態にあり、こ
の姿勢状態が上述のモータ出力軸37の大径軸37(b)の
外面に対するばね39によるカム面34aの圧接摩擦力で安
定に保持されている。
部材30が上記のように軸32を中心に左方に倒し回動され
た姿勢状態に保持されていることにより第1ミラー3は
投影レンズ2の像解側の光路から外方へ逃がされた位置
に保持される。従って投影レンズ2からの出射投影光束
は第1ミラー3に関係することなくリーダフード10の内
にフード底面の入射口11から入射して第2ミラー12→第
3ミラー13を介して投影スクリーン5の面に拡大投影さ
れる。
B、プリントモード時 上記の第1・2図のリーダモード状態においてプリント
釦が押されると、モータ36に正転通電がなされてモータ
出力軸37が第2図上反時計方向に正転駆動aされる。
又、プリント機構7の作動が開始される。前記したよう
にモータ出力軸37の大径軸37(b)の外面に対して部材
揺動用カム34のカム面34aがばね39で圧接状態にあるか
ら軸37(b)の正転aに伴いカム34を介して部材30に支
軸32を中心とする時計方向への回動モーメントが作用す
ること、及び部材30にはばね38により支軸32を中心に同
じく時計方向への回動モーメントが作用していることか
ら、部材30が軸37(b)の正転aに伴い支軸32を中心に
迅速・スムーズに時計方向即ち左方の倒れ回動姿勢位置
から起立する右方へ回動移動される。これにより該部材
30に保持させてある第1ミラー3が投影レンズ2の光路
内に介入移動していく。
部材30の支軸32を中心とする上記時計方向回動が進行し
て第1ミラー3の支軸31の中心点が投影レンズ2の光軸
線と丁度一致した時点で、第3図示のようにモータ出力
軸37の小径軸37(a)に対してカム35のカム面35aが対
応して当接し、ばね38による部材30の支軸32を中心とす
る時計方向回動付勢力によりカム面35aが小径軸37
(a)の外周面に圧接状態となる。この状態になると上
記カム35の小径軸37(a)に対する当接により部材30の
支軸32を中心とする時計方向への回動は以後停止した状
態に保持される。
モータ出力軸37は引続き正転駆動aされており、小径側
軸37(a)に圧接したカム35に軸31を中心とする時計方
向への回動モーメントが作用し、これによりミラーホル
ダ33即ち第1ミラー3が支軸31を中心にばね39を引き伸
ばしながら所定の回動角速度で時計方向に回動駆動され
る。又このミラーホルダ33の時計方向回動によりカム34
のカム面34aはモータ出力軸37の大径軸37(b)から離
れて縁が切れる。
上記のミラー3の時計方向回動により投影レンズ2から
の出射投影光束が走査されて投影像がプリント機構7側
の第4〜第6ミラー14〜16を介して記録媒体たる回転感
光ドラム8面に順次にスリット露光されて目的のフィル
ムコマ画像に対応した拡大画像複写物が排紙トレイ26上
にプリントアウトされる。
第1ミラー3の回動が投影レンズ2からの出射投影光束
を全てドラム8面にスリット露光するに十分な所定の角
度θだけ回動し終った第4図示の状態時点でモータ36へ
の正転通電が断たれ、引続いてモータ36に逆転通電がな
されて出力軸37の時計方向への逆転駆動bが開始され
る。
このモータ出力軸37の逆転駆動bに伴ない小径軸37
(a)によりこれに圧接しているカム35に対して軸31を
中心とする反時計方向への回動モーメントが作用するこ
と、及び引き伸ばされているばね39によるミラーホルダ
33の反時計方向への回動付勢によりミラーホルダ33即ち
第1ミラー3が支軸31を中心にスムーズに反時計方向へ
戻し回動されて第3図の状態に戻る。この第3図の状態
に戻るとモータ出力軸37の大径軸37(b)の外面に対し
て部材揺動用カム34のカム面34aが対応して該カム面34a
が大径軸37(b)に対して圧接状態となり、該軸37
(b)の引続く逆転駆動bに伴ないカム34を介して部材
30に支軸32を中心に反時計方向への回動モーメントが作
用して、該部材30が支軸32を中心にばね38を引き伸ばし
ながら反時計方向に回動される。この部材30の反時計方
向回動によりカム35のカム面35aはモータ出力軸37の小
径軸37(a)から離れて縁が切れる。
而して上記部材30の反時計方向回動に伴ない第1ミラー
3は投影レンズ2の光路内から左方へ逃がし移動され、
最終的に前述第1・2図のリーダモード時状態、即ち部
材30が軸32を中心に左方に十分に倒し回動されて第1ミ
ラー3が投影レンズ2の光路外に完全に退避した位置に
移動され、その状態時点でモータ36に対する逆転通電が
断たれてモータ出力軸37が回転停止状態に保持され、装
置はこのリーダモード状態で待機する。
同一コマ画像の複数枚プリントの場合は第3図と第4図
の第1ミラー正逆回動が設定したプリント枚数回繰り返
して実行され、最終的に第1・2図の状態に戻って待機
するようにモータ36の正逆転制御がなされる。
尚第1図のリーダモード状態において、リーダフード10
を投影光束入射口11を中心に90°右又は左に回動操作し
てスクリーンをリーダプリンタ本体に関して90°右向き
又は90°左向きにすることにより拡大投影像をスクリー
ン5面に90°回転させた姿勢の投影像にして観読するこ
とができる。
第5〜7図は他の実施例を示すものである。
30は装置本体側の不動部材50aに支軸32を中心に揺動自
由に設けた部材である。30aはこの部材30の基部に設け
た切欠き穴部、41はこの切欠き穴部に嵌入させた偏心カ
ム円盤、42は該偏心カム円盤の回転軸である。該回転軸
42即ち偏心カム円盤41は不図示の180°間欠回転機構
(又は180°正逆回転機構)により180°回転駆動され
る。該偏心カム円盤41がその隆起部41aが上向きの回動
角位置にあるときは第5図示のように部材30が支軸32を
中心に左斜め横向きに倒れた姿勢状態に保持され、該偏
心カム円盤41が180°回転されてその隆起部41aが下向き
の回動角位置にあるときは第6・7図示のように部材30
が支軸32を中心に第5図の左斜め横向きの姿勢状態から
右方へ回動されて起立した姿勢状態に安定に保持され
る。
33はミラーホルダであり、第1ミラー3はこのホルダに
しっかりと定着支持させてある。ミラーの回動軸31は該
ホルダ33に一体に設けてあり、その軸31を前記部材30の
回転自由に軸受保持させてある。
35はミラーホルダ33に一体に具備させた、ミラーホルダ
33即ちミラー3の走査回動用円弧カムであり、該カムの
円弧面35aはミラー3の回動軸31を中心とする円弧面で
ある。
36は減速機付正逆転モータであり、部材30の上端側に支
軸36aを中心に回動自由に支持させてある。37は該モー
タの出力軸であり、部材30に設けた透孔30bを通して上
記円弧カム35の円弧面36aに対向させてある。43はモー
タ36と部材30との間に張設した引張りばねであり、この
引張りばね43によりモータ36は支軸36aを中心に図面上
時計方向に常時回動付勢されていて、該モータ36の出力
軸37が円弧カム35の円弧面35aに常時圧接した状態に保
持される。
A、リーダモード時 第5図はリーダモード時の状態を示している。
この状態時においては部材30が支軸32を中心に左斜め横
向きの倒れ姿勢状態に保持されていると共に、第1ミラ
ー3はモータ36の出力軸37に対して円弧カム35の円弧面
35aがその右端側において対向接触している角度姿勢で
部材30に保持されている。これにより第1ミラー3は投
影レンズ2の像解側の光路から外方へ逃がされた位置に
保持され、投影レンズ2からの出射投影光束は第1ミラ
ー3に関係することなくリーダフード10内にフード底面
の入射口11から入射して第2ミラー12→第3ミラー13を
介して投影スクリーン5の面に拡大投影される。
B、プリントモード時 上記第5図のリーダモード状態においてプリント釦が押
されると、偏心カム円盤41が180°回転駆動されて部材3
0が支軸32を中心に第6図示のように起立姿勢状態に回
動されて保持され、第1ミラー3が投影レンズ2の光路
内に介入した状態となる。この状態において第1ミラー
3の支軸31の中心点が投影レンズ2の光軸線と丁度一致
している。又プリント釦が押されることによりプリント
機構7の作動が開始される。
部材30が第6図の起立姿勢状態に変換されると、モータ
36に正転通電がなされて出力軸37が反時計方向に正転駆
動される。この出力軸37の正転駆動に伴ない該出力軸と
圧接状態にある円弧カム34を介してミラーホルダ33即ち
第1ミラー3が支軸31を中心に所定の回動角速度で時計
方向に回動駆動されて投影レンズ2からの出射投影光束
が走査され、投影像がプリント機構7側の第4〜第6ミ
ラー14〜16を介して記録媒体たる回転感光ドラム8面に
順次にスリット露光され、目的のフィルムコマ画像に対
応した拡大画像複写物が排紙トレイ26上にプリントアウ
トされる。
第1ミラー3の回動が投影レンズ2からの出射投影光束
を全てドラム8面にスリット露光するに十分な所定角度
θだけ回動し終った第7図示の状態時点でモータ36への
正転通電が断たれ、引続いてモータ36に逆転通電がなさ
れて出力軸37の時計方向への逆転駆動が開始される。こ
れによりミラーホルダ33即ち第1ミラー3が支軸31を中
心に反時計方向に回動されて第6図の角度姿勢に戻さ
れ、モータ36への逆転通電が断たれる。次いで、又は上
記のミラー3の戻り回動に並行して偏心カム円盤41の18
0°回転がなされることにより、装置は再び第5図のリ
ーダモード状態となって待機する。
同一コマ画像の複数枚のプリントの場合は第6図と第7
図の第1ミラー正逆回動が設定したプリント枚数回繰り
返して実行されるようにモータ36の正逆転制御がなさ
れ、最終的に第5図のリーダモード状態に戻って待機す
る。
ハ、発明の効果 以上のように本発明は所謂一枚ミラー走査方式のリーダ
プリンタにおいて、投影レンズ2に一番近い反射鏡3に
ついてこれをリーダミラーと走査回動ミラーに共用させ
ず、リーダモード時には光路外に逃がした位置に保持さ
せて投影レンズ2からの出射投影光束を該反射鏡3を関
与させずにリーダ側の光学系に入光させ、プリントモー
ド時は光路内に介入させて専らに走査回動ミラーとして
のみ機能させたから、該反射鏡はリーダミラー・走査回
動ミラー兼用型に比べて小サイズのもで足りる。
また反射鏡の回動により光路の切替え、走査露光を行っ
ているから、反射鏡移動機構が簡単になり、かつ反射鏡
の移動スペースが小さくなり、装置の小型化を計ること
ができるとともに、反射鏡を高精度に位置決めすること
ができる。又該反射鏡自体の低コスト化を図ることがで
きる。リーダ側光学系とプリント側光学系の光学調整が
各々単独で行え光学系の調整が行い易い等の利点が得ら
れ、所期の目的がよく達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例のリーダプリンタの概略構成図、第2
図はリーダモード時の第1ミラーの保持状態図、第3図
・第4図はプリントモード時の第1ミラーの回動動作状
態図、第5図は他の実施例におけるリーダモード時の第
1ミラーの保持状態図、第6図・第7図はプリントモー
ド時の第1ミラーの回動動作状態図、第8図は従来の一
枚ミラー走査方式のリーダプリンタの一例の概略構成
図、第9図はその走査ミラー部分の拡大図である。 2は投影レンズ、3は第1ミラー、30は揺動部材、31は
ミラー回転軸、33はミラーホルダ、34・35はカム、36は
モータ、37はモータの出力軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 雅彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−166535(JP,A) 特開 昭60−216345(JP,A) 特開 昭59−147335(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投影光学系の像解側で投影レンズに一番近
    い反射鏡についてプリントモード時には支軸を中心に所
    定の角速度で回転させることにより投影レンズからの射
    出投影光束を走査して記録媒体面に対して投影像のスリ
    ット露光走査を行う方式のリーダプリンタにおいて、 前記反射鏡を回転自在に保持する揺動自在の保持部材
    と、 前記保持部材に設けられ、第1回転体と係合するカム面
    を持ち、前記第1回転体の回転に応じて前記揺動部材を
    揺動させる揺動カムと、 前記反射鏡と一体に設けられ、第2回転体と係合するカ
    ム面を持ち、前記第2回転体の回転に応じて前記反射鏡
    を回動させる回動カムと を備え、前記揺動カムを介して前記保持部材を揺動する
    ことにより前記反射鏡を投影レンズの光路に進入、退避
    させてリーダモードとプリンタモードとに切り替え、プ
    リンタモード時に前記回動カムを介して前記反射鏡を回
    動することにより投影レンズからの射出投影光束を前記
    記録媒体に走査するようにしたことを特徴とするリーダ
    プリンタ。
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