JPH078643A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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Publication number
JPH078643A
JPH078643A JP14996793A JP14996793A JPH078643A JP H078643 A JPH078643 A JP H078643A JP 14996793 A JP14996793 A JP 14996793A JP 14996793 A JP14996793 A JP 14996793A JP H078643 A JPH078643 A JP H078643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
outer blade
outer edge
head part
reduced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14996793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sato
安広 佐藤
Shin Hosokawa
慎 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP14996793A priority Critical patent/JPH078643A/ja
Publication of JPH078643A publication Critical patent/JPH078643A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】肌トラブルを少なくすることができる電気かみ
そりを提供する。 【構成】モータを内蔵した本体1と、皮膚に当てる網状
の外刃4を有するとともに外刃4の内側に摺接してモー
タにより駆動される内刃5を有して本体1に設けられた
ヘッド部2と、このヘッド部2の側部に突設されてヘッ
ド部2が当たる部位の皮膚を引っ張る皮膚張り部材3と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気かみそりに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】成人男性についてみた場合、ひげそり行
為は身だしなみ、エチケット、社会通念などの理由でほ
とんど毎日行われている。しかし、アンケート等の調査
結果によれば、ひげそり行為により「肌がかさつく」と
いう軽度のものから「ひりひりする」「赤変する」「出
血」という重度のものまで含めて、過去に肌トラブルを
経験している人の比率は実に75%にも達している。
【0003】その原因は、ひげを剃るとき、ひげをカッ
トすると同時に毛穴の周囲の皮膚もカットしていること
に大きく起因している。そのほか、剃れないため、何度
も同じ部位を擦るため肌に傷が付くことが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような肌トラブル
は、一般にはかみそり負けと言われている。その防止法
としてプレシェーブローションが一般的に用いられてお
り、その効果は潤い分が肌を保護し、刃の滑りを滑らか
にし、またひげを起毛させるといわれている。一方、指
を添えて皮膚を引っ張りながら剃ると、肌を傷めにく
く、ひげが剃りやすいことは、実際に床屋で実施された
り、ひげそり時に本人がやって経験しているので分かっ
ていることである。
【0005】しかし、電気かみそりにかみそり負けを防
止する機構を付けたものはなかった。したがって、この
発明の目的は、ひげそり行為により発生する軽度なもの
から重度のものまで含め、肌トラブルを少なくすること
ができる電気かみそりを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の電気かみそり
は、モータを内蔵した本体と、皮膚に当てる網状の外刃
を有するとともに前記外刃の内側に摺接して前記モータ
により駆動される内刃を有して前記本体に設けられたヘ
ッド部と、このヘッド部の側部に突設されて前記ヘッド
部が当たる部位の皮膚を引っ張る皮膚張り部材とを備え
たものである。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、モータを作動させて
内刃を駆動し外刃を皮膚に押し付けると、外刃の刃穴よ
り侵入したひげが内刃と外刃との切断作用により切断さ
れる。この場合、外刃を皮膚に押し付けるとき、皮膚張
り部材により外刃の当たる部位の皮膚を引っ張るため、
外刃の当たる部位の皮膚の弾力性が低下して皮膚がかた
くなり、外刃を皮膚に押付けたときの外刃の押し込み量
が少なくなるので角質をカットしにくくなるとともに、
ひげが立ちやすくなるのでひげをカットしやすくなる。
そして外刃を皮膚に押付けながら移動させると常に皮膚
張り部材によりヘッド部の当たる部位の皮膚を引っ張っ
た状態になるので、ひげそり時に皮膚を傷めにくく、皮
膚にやさしくなるとともに、ひげが立つことにより剃り
能力が向上するので同じ部位を擦る回数も減り、肌トラ
ブルを少なくすることができる。
【0008】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図7に
より説明する。すなわち、この電気かみそりは、本体1
と、ヘッド部2と、皮膚張り部材3とを有する。本体1
は、モータ(図示せず)を内蔵している。実施例では往
復式のためモータの回転を往復運動に変換する機構(図
示せず)を有するとともに、充電池を内蔵して、商用電
源のない場所でも使用できるようにしている。
【0009】ヘッド部2は、皮膚に当てる網状の外刃4
を有するとともに外刃4の内側に摺接してモータにより
駆動される内刃5を有して本体1に設けられている。内
刃5は内刃ブロック13に支持され往復変換機構に連結
されて、モータの動作により往復動作する。内刃5の往
復動作により外刃4の内面を摺接して刃穴に侵入したひ
げを切断する。また刃先が直接肌にふれないようにガー
ドの役目もしている外刃4は外刃ブロック14に支持さ
れ、内部に溜まった髭屑の掃除のため本体1に対して着
脱自在に取付けられている。
【0010】皮膚張り部材3は、ヘッド部2の側部に突
設されてヘッド部2が当たる部位の皮膚を引っ張る。実
施例の皮膚張り部材3は、軸9により回動自在に連結さ
れた一対の支持枠6と、この支持枠6の先端部の長手方
向の両端に設けられた軸8に嵌合したローラ7とを有す
る。軸9はヘッド部2の下部の支持体(図示せず)の長
孔に摺動自在に支持され、支持枠6は本体1の外刃ブロ
ック取付壁に形成した穴12よりヘッド部2の両側部に
突出している。また支持枠6間にばね10を介在して引
き寄せており、一対のローラ7を肌に押付けたとき皮膚
に押付けられながらローラ7が広がって皮膚を張ること
ができるようにしている。さらにばね11により支持枠
6のローラ7が突出するように付勢されて軸9が長孔内
を上方に摺動している。26はばね11の本体側受け部
である。なおローラ7は皮膚を引っ張る作用が十分とな
る程度に摩擦回転するのが好ましい。
【0011】この実施例によれば、モータを作動させて
内刃5を駆動し外刃4を皮膚に押し付けると、外刃4の
刃穴より侵入したひげが内刃5と外刃4との切断作用に
より切断される。この場合、外刃4を皮膚に押し付ける
とき、皮膚張り部材により外刃4の当たる部位の皮膚を
引っ張るため、外刃4の当たる部位の皮膚の弾力性が低
下して皮膚がかたくなり、外刃4を皮膚に押付けたとき
の外刃4の押し込み量が少なくなるので角質をカットし
にくくなるとともに、ひげが立ちやすくなるのでひげを
カットしやすくなる。そして外刃4を皮膚に押付けなが
ら移動させると常に皮膚張り部材3によりヘッド部2の
当たる部位の皮膚を引っ張った状態になる。
【0012】すなわち、図7に示すように、同図(a)
は皮膚15の普通の状態でありひげ16の周りが多少盛
り上がった状態になっている。図(b)は皮膚15を引
っ張った状態であり、皮膚15は平らになり弾力性が少
なくなるとともにひげ16が起きてくる。この状態で電
気かみそりのヘッド部2が移動すると平らな皮膚15上
滑らかに移動できるので皮膚15を傷めずに剃れる。図
(c)はひげ16を電気かみそりでカットした状態であ
り、図(d)は皮膚15の引っ張りを解除した状態であ
り、引っ張りをなくしてから暫くすると皮膚15はもと
の盛り上がり状態に復帰しひげ16は幾分沈んだ状態に
なる。
【0013】その結果、ひげそり時に皮膚を傷めにく
く、皮膚にやさしくなるとともに、ひげが立つことによ
り剃り能力が向上するので同じ部位を擦る回数も減り、
肌トラブルを少なくすることができる。なお、支持枠6
は板状であったが、枠状であってもよい。この発明の第
2の実施例を図8および図9に示す。すなわち、この電
気かみそりは、ヘッド部2の一側のみに皮膚張り部材3
を突出したものであり、本体1のヘッド部2の下部に設
けられた支持突起21と、本体1の穴12を通して支持
突起21に着脱自在に嵌着する取付穴22を基端部に有
し皮膚に滑らかにすべるように曲面に形成された皮膚当
て部23を先端部に有するアタッチメント20からな
る。支持突起21は突出方向にスライド自在に本体1に
設けられるとともに、ばね24により突出方向に付勢さ
れており、このため支持突起21に嵌着したアタッチメ
ント20の皮膚当て部23を皮膚に押し付けるとアタッ
チメント20が弾性により後退するとともに、支持突起
21の遊び分だけ左右に動くことにより電気かみそりを
動かしたとき肌を一方向に引っ張る効果がでやすくな
る。25は穴12に形成されたゴムブッシュである。な
お、アタッチメント20の大きさは皮膚の強さや弱さに
合わせて変更することができる。その他は、第1の実施
例と同様である。
【0014】なお、前記電気かみそりは往復式であった
が、回転式であってもよい。
【0015】
【発明の効果】この発明の電気かみそりは、外刃を皮膚
に押し付けるとき、皮膚張り部材により外刃の当たる部
位の皮膚を引っ張るため、外刃の当たる部位の皮膚の弾
力性が低下して皮膚がかたくなり、外刃を皮膚に押付け
たときの外刃の押し込み量が少なくなるので角質をカッ
トしにくくなるとともに、ひげが立ちやすくなるのでひ
げをカットしやすくなる。そして外刃を皮膚に押付けな
がら移動させると常に皮膚張り部材によりヘッド部の当
たる部位の皮膚を引っ張った状態になるので、ひげそり
時に皮膚を傷めにくく、皮膚にやさしくなるとともに、
ひげが立つことにより剃り能力が向上するので同じ部位
を擦る回数も減り、肌トラブルを少なくすることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の要部断面図である。
【図2】外刃を外した状態を示す分解正面図である。
【図3】そのヘッド部の分解断面図である。
【図4】ヘッド部の断面図である。
【図5】第1の実施例の部分斜視図である。
【図6】使用状態の説明図である。
【図7】ひげそり前後のひげの切断を説明する説明図で
ある。
【図8】第2の実施例の部分分解斜視図である。
【図9】支持突起の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 ヘッド部 3 皮膚張り部材 4 外刃 5 内刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを内蔵した本体と、皮膚に当てる
    網状の外刃を有するとともに前記外刃の内側に摺接して
    前記モータにより駆動される内刃を有して前記本体に設
    けられたヘッド部と、このヘッド部の側部に突設されて
    前記ヘッド部が当たる部位の皮膚を引っ張る皮膚張り部
    材とを備えた電気かみそり。
JP14996793A 1993-06-22 1993-06-22 電気かみそり Pending JPH078643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14996793A JPH078643A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14996793A JPH078643A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 電気かみそり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078643A true JPH078643A (ja) 1995-01-13

Family

ID=15486536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14996793A Pending JPH078643A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 電気かみそり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078643A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147731A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 電気かみそり

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147731A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 電気かみそり

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