JPH0785940A - 電線曲り直し方法 - Google Patents

電線曲り直し方法

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JPH0785940A
JPH0785940A JP23133593A JP23133593A JPH0785940A JP H0785940 A JPH0785940 A JP H0785940A JP 23133593 A JP23133593 A JP 23133593A JP 23133593 A JP23133593 A JP 23133593A JP H0785940 A JPH0785940 A JP H0785940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
wire
claw
bending
claws
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23133593A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Watanabe
昭一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば基線と枝線を接続する電線ジョイント
装置におけるU字状に屈曲された枝線の曲りを自動的に
修正する電線曲り直し方法を提供する。 【構成】 U字状に湾曲した電線2を一対の曲り直し爪
17,17の閉じたループ形状部27内で支持して、一
対の曲り直し爪を電線真直方向に移動させることにより
電線の曲りを修正する。また、U字状に屈曲した電線2
の両端部を並列な搬送爪10にそれぞれ把持させ、電線
の一端部2aを移動可能なチャック爪15で搬送爪から
取り外し、電線の把持された他端部2b側を一対の曲り
直し爪17,17の閉じたループ形状部27内で支持し
て、電線の他端部から自由な一端部にかけて一対の曲り
直し爪を電線真直方向に移動させて電線の曲りを修正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば基線と枝線を接
続する電線ジョイント装置におけるU字状に屈曲された
枝線の曲りを修正する電線曲り直し方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6〜7は特開昭55−144671号
等に記載された従来の電線処理方法を示すものである。
この方法は、電線曲り矯正ローラ35と一対の検尺ロー
ラ36を経て送り出された電線37を反転円板38の一
方のクランプ41で把持して反転させ、該検尺ローラ3
6で電線37を送って支持台39上にU字状に繰り出
し、電線基部をカッタ40で切断した後、電線37の両
端部を反転円板38の両側のクランプ41,41′から
チェーン駆動の搬送爪42に受け渡して、皮剥き機43
及び皮剥き検査44を経て圧着機45で電線端部に端子
46を圧着させるものである。そして例えば一端部に端
子46を圧着された電線(枝線)37は別工程に運ばれ
て図示しない他の電線(基線)の中間部に端子でジョイ
ント接続される。
【0003】しかしながら、上記方法にあっては、U字
状に屈曲した電線(枝線)37を搬送爪42から外した
だけではU字状の湾曲が直らず、湾曲した枝線37を基
線に接続する際に枝線37の安定が悪く、作業し難いと
いう問題があった。また手で電線2の曲りを修正するの
は手間がかかり、自動ジョイント装置等への適用も困難
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、例えば基線と枝線のジョイント工程等における
U字状に湾曲した電線の曲りを手間をかけずに簡単に修
正できる電線曲り直し方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、U字状に湾曲した電線を一対の曲り直し
爪の閉じたループ形状部内で支持して、該一対の曲り直
し爪を電線真直方向に移動させることにより該電線の曲
りを修正する電線曲り直し方法を基本とする。そして、
U字状に屈曲した電線の両端部を並列な搬送爪にそれぞ
れ把持させ、該電線の一端部を移動可能なチャック爪で
該搬送爪から取り外し、該電線の把持された他端部側を
一対の曲り直し爪の閉じたループ形状部内で支持して、
該電線の他端部から自由な一端部にかけて該一対の曲り
直し爪を電線真直方向に移動させて電線の曲りを修正す
る電線曲り直し方法も可能である。
【0006】
【作用】電線は搬送爪から一端部をチャック爪により取
り外され開放される。次いで曲り直し爪を開いて電線の
把持された他端部を遊嵌に掴む。電線は閉じた曲り直し
爪のループ形状部内に遊嵌に支持される。そして該曲り
直し爪の直線移動により電線は真直に延ばされ曲りが修
正される。
【0007】
【実施例】図1〜5は本発明に係る電線曲り直し方法の
一実施例を示すものである。図1は電線ジョイント装置
1における電線(枝線)2の処理方法を示し、電線2
は、図示しない電線ロールから水平な種別ノズル3を経
て曲り矯正ローラ4を通り、検尺ローラ5で長さを検尺
されつつ前方へ押し出され、反転円板6の一方のクラン
プ7に先端方を把持された状態で反転され、他方のクラ
ンプ8を開いた状態で前方にU字状に繰り出される。
【0008】そしてカッタ9で切断され、チェーン駆動
の搬送爪10に把持されて皮剥き機11により両端部の
被覆を除去され、皮剥き検査装置12を経て、圧着機1
3により一端部に端子14を圧着される。ここまでの工
程は既存のものである。
【0009】そして、前後および上下に移動可能な第一
チャック爪15により該搬送爪10から電線2の一端部
(端子側)が取り外され、曲り直し装置16の前後及び
上下に移動可能な一対の曲り直し爪17,17により前
方に直線的に延ばされてU字状の曲りが矯正される。
【0010】前記チャック爪15は図2の如く搬送爪1
0の前後に掴み部15aを有する逆凹字状に形成されて
該搬送爪10を逃げる形状となっており、開閉シリンダ
18を介して縦シリンダ19で上下方向に、横シリンダ
20でガイドバー21上を前後方向にそれぞれ移動可能
である。チャック爪15が下降して電線2を掴むと同時
に搬送爪10が開き、チャック爪15は上昇して前進
し、電線2の一端部を離す。一端部側が自由になった電
線2は曲り直し装置16において図3,4に示す曲り直
し爪17の直線移動により他端部2b側から一端部2a
側にかけて延ばされて曲り矯正される。
【0011】該曲り直し装置16は、搬送爪10の送り
方向に対して直交する方向に延びるガイドバー22と、
該ガイドバー22上を前後方向に移動可能な横シリンダ
23と、該横シリンダ23に固定されてシリンダロッド
24の先端に開閉シリンダ25を介して一対の曲り直し
爪17,17を固定した縦シリンダ26とにより構成さ
れる。
【0012】該一対の曲り直し爪17,17は、図5の
如く開閉シリンダ25の両側に開閉自在に設けられ、半
割り状に対向するループ形状部27を有する。該ループ
形状部27は電線2よりも二廻り程大きな半円孔28を
有し、一対のループ形状部27,27を閉じて形成され
る円孔28′内に電線2と電線先端の端子14とを挿通
可能である。
【0013】該曲り直し爪17は前記チャック爪15の
右横(搬送爪10の送り方向)に横並びに配置され、図
3の如く該チャック爪15により電線2の一端部(端子
側)2aを搬送爪10から取り外すと同時に、該曲り直
し爪17が縦シリンダ26により下降して開閉シリンダ
25により開き、電線2の他端部2b側をループ形状部
27内に挿通させ、該曲り直し爪17を開閉シリンダ2
5で閉じて該ループ形状部27内に電線2を支持した状
態で、図4の鎖線の如く横シリンダ23により該曲り直
し爪10が前方(電線真直方向)に移動して電線2を真
直に延ばす。電線先端の端子14はループ形状部27の
円孔28′をすり抜けて解放される。なお電線2の長さ
が横シリンダ23のストロークよりも長い場合は電線2
の途中で曲り直し爪17を開いて電線2を解放する。
【0014】曲り直しの終わった電線2は図1の如く曲
り直し爪17の右横に配置された第二チャック爪29に
より他端部(皮剥き側)2bを取り外されて後方の移動
クランプ30に移し変えられる。該第二チャック爪29
は前記第一チャック爪15と同様の機構を有する。そし
て該移動クランプ30がジョイント圧着機31内に電線
(枝線)2の他端部2bを位置させる。該ジョイント圧
着機31内には、図示しない搬送装置により送られた電
線(基線)の中間皮剥き部が位置して、両線の皮剥き部
が端子により圧着接続される。
【0015】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、例えば
電線ジョイント工程においてU字形状で搬送される枝線
の湾曲が自動的に修正され、確実な自動ジョイント作業
が可能となると共に、従来の手作業による電線の曲り直
しの面倒さや生産効率の悪さが解消されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線曲り直し方法の一実施例を示
す全体図である。
【図2】同じく第一チャック爪の動作を示す側面図であ
る。
【図3】第一チャック爪と曲り直し爪の動作を示す正面
図である。
【図4】曲り直し爪の動作を示す側面図である。
【図5】曲り直し爪を示す正面図である。
【図6】従来例を示す全体斜視図である。
【図7】同じく反転円板の動作を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 電線 2a 一端部 2b 他端部 10 搬送爪 15 チャック爪 17 曲り直し爪 27 ループ形状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字状に湾曲した電線を一対の曲り直し
    爪の閉じたループ形状部内で支持して、該一対の曲り直
    し爪を電線真直方向に移動させることにより該電線の曲
    りを修正することを特徴とする電線曲り直し方法。
  2. 【請求項2】 U字状に屈曲した電線の両端部を並列な
    搬送爪にそれぞれ把持させ、該電線の一端部を移動可能
    なチャック爪で該搬送爪から取り外し、該電線の把持さ
    れた他端部側を一対の曲り直し爪の閉じたループ形状部
    内で支持して、該電線の他端部から自由な一端部にかけ
    て該一対の曲り直し爪を電線真直方向に移動させて電線
    の曲りを修正することを特徴とする電線曲り直し方法。
JP23133593A 1993-09-17 1993-09-17 電線曲り直し方法 Withdrawn JPH0785940A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012044166A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Komax Holding Ag ワイヤループを形成するための装置および方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012044166A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Komax Holding Ag ワイヤループを形成するための装置および方法
US10014644B2 (en) 2010-08-19 2018-07-03 Komax Holding Ag Apparatus and method for forming a wire loop

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