JPH0785824B2 - 鋳型押圧装置 - Google Patents

鋳型押圧装置

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JPH0785824B2
JPH0785824B2 JP60281684A JP28168485A JPH0785824B2 JP H0785824 B2 JPH0785824 B2 JP H0785824B2 JP 60281684 A JP60281684 A JP 60281684A JP 28168485 A JP28168485 A JP 28168485A JP H0785824 B2 JPH0785824 B2 JP H0785824B2
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mold
cylinder
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conduit
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永人 鵜崎
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Sintokogio Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、注湯時に合せ鋳型の合せ面に鋳バリが発生す
るのを防止する目的で鋳型を押圧する装置に関する。
(従来技術) 一般に合せ鋳型の型合せは、キャビティを除く鋳型面全
面でなされるため、模型板が変形している場合とか、時
間の経過によって変形した鋳型を型合せした場合には合
せ面に隙間が生じ、注湯するとそこから溶湯が流出して
鋳バリが発生する問題がある。従来この問題を解決する
ため、合せ鋳型を構成する一対の鋳型の一方の合せ面
に、キャビティの外周に沿って所定高さ、所定幅の帯状
突起部を形成した上、該両鋳型を型合せすることが提案
されている。
この方法によれば、型合せのための当り面を小さくする
ことができると共に、型合せの面圧を大きくすることが
できる結果、合せ面の隙間を大巾に減少させることがで
きるが、鋳型の歪が大きい場合はなお鋳バリが発生す
る。
(発明の目的) 本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであ
り、上記改良案を更に一歩進め、鋳バリの発生を完全に
防止することを目的としている。
(発明の構成) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
と、図面は鋳型押圧装置を示し、(1)は鋳造ラインに
おける造型ステーション(図示せず)と注湯ステーショ
ン(図示せず)との中間位置に立設された門型フレーム
である。該フレーム(1)における支柱の相対向する側
面のほぼ中間位置には、複数個のローラ(2)(2)が
床面に平行して回転自在に取り付けられており、該ロー
ラ(2)(2)上を定盤(3)が搬送されるようになっ
ている。
前記定盤(3)上には、上型(4)と下型(5)とから
成る合せ鋳型(6)がそれぞれ上枠(7)及び下枠
(8)に保持されて載置されており、該合せ鋳型(6)
は造型ステーションから注湯ステーションへと搬送さ
れ、その途中で前記門型フレーム(1)部で一時停止す
るようにされている。なお前記上型(4)の合せ面には
キャビティ(9)の外周に沿って所定高さ、所定幅の帯
状突起部(11)が形成されており、下型(5)と型合せ
した時、該帯状突起部(11)により両者の合せ面に所定
間隔の隙間が明くようにされている。なお該突起部は下
型の合せ面に形成してもよく、また上型、下型のそれぞ
れの合せ面に形成してもよい。前記門型フレーム(1)
の天井部には油圧シリンダ(12)が下向きに取り付けら
れており、該シリンダ(12)のピストンロッド(13)の
先端には前記上型(4)及び上枠(7)の上面をカバー
する押え板(14)が固着されている。前記油圧シリンダ
(12)の駆動機構を説明すると、該シリンダ(12)の基
端側は導管(15)を介して切替弁(16)のシリンダポー
ト(A)と接続しており、また該シリンダ(12)の先端
側は導管(17)を介して該切替弁(16)のシリンダポー
ト(B)と接続している。前記切替弁(16)のプレッシ
ャポート(P)は導管(18)を介して油圧ポンプ(19)
と接続しており、また該切替弁(16)のタンクポート
(T)は油タンク(20)に連通接続している。なお(2
1)は減圧弁である。前記切替弁(16)において、コイ
ルa及びコイルbが共にOFFの時、前記油圧シリンダ(1
2)の基端側と油圧ポンプ(19)との連通が遮断される
と共に、該シリンダ(12)の先端側と前記油タンク(2
0)とが連通するようにされている。またコイルaがON
でコイルbがOFFの時、前記油圧シリンダ(12)の基端
側と油圧ポンプ(19)とが連通すると共に、該シリンダ
(12)の先端側と前記油タンク(20)とが連通するよう
にされている。更に、コイルaがOFFでコイルbがONの
時、前記油圧シリンダ(12)の基端側と前記油タンク
(20)とが連通すると共に、該シリンダ(12)の先端側
と前記油圧ポンプ(19)とが連通するようにされてい
る。なお説明の便宜上、導管15,17,18で構成された油圧
回路を、第1次加圧回路という。(22)は増圧器であ
り、該増圧器(22)における大径シリンダ(23)の基端
側は導管(24)を介して切替弁(25)のブースタポート
(A)と接続しており、また該シリンダ(23)の先端側
は導管(26)を介して該切替弁(25)のブースタポート
(B)と接続している。前記切替弁(25)のプレッシャ
ポート(P)は導管(27)を介して前記導管(18)に連
通接続しており、また該切替弁(25)のタンクポート
(T)は油タンク(28)に連通接続している。前記増圧
器(22)における小径シリンダ(29)の先端側は導管
(31)を介して前記導管(15)に連通接続している。
なお(32)は前記増圧器22の基端側背面に螺着されたス
トローク調節ネジであり、該ネジ(32)の先端が前記増
圧器22におけるピストン33の大径シリンダ23側背面を押
すことにより、該ピストン(33)のストローク、すなわ
ち前記小径シリンダ(29)内の空洞の容積が調節可能に
されている。
また(34)は減圧弁である。前記切替弁(25)がOFFの
時、前記増圧器(22)における大径シリンダ(23)の基
端側と前記油圧ポンプ(19)とが連通すると共に、該大
径シリンダ(23)の先端側と前記油タンク(28)とが連
通するようにされている。また該切替弁(25)がONの
時、前記大径シリンダ(23)の基端側と前記油タンク
(28)とが連通すると共に、該シリンダ(23)の先端側
と前記油圧ポンプ(19)とが連通するようにされてい
る。なお説明の便宜上、導管24,26,27、31で構成された
油圧回路を、第2次加圧回路という。
(作用) 上記のように構成された鋳型押圧装置によって合せ鋳型
(6)を押圧する工程を説明すると、図示しない造型ス
テーションにて下型(5)及びその合せ面にキャビティ
(9)の外周に沿って所定高さ、所定幅の帯状突起部
(11)の形成した上型(4)をそれぞれ枠付造型し、両
者を型合せする。該枠付の合せ鋳型(6)は定盤(3)
に載置され、ローラ(2)(2)により門型フレーム
(1)部まで搬送されて来る。なおこの時、該鋳型押圧
装置の押え板(14)は上限まで引き上げられており、前
記合せ鋳型(6)は該押え板(14)の直下位置で停止す
るようにされている。また増圧器(22)のピストン(3
3)は前進位置にある。このような状態で切替弁(16)
のコイルaをONに、コイルbをOFFにすると共に切替弁
(25)をONにすると、油が油圧ポンプ(19)から導管
(18)、導管(15)を介して油圧シリンダ(12)の基端
側へ供給され、その結果、該シリンダ(12)のピストン
ロッド(13)が伸長作動して押え板(14)が下降し、前
記上枠(7)の上面に当接する。なおこの時点における
該押え板(14)の押圧力は、前記合せ鋳型(6)に実質
的な影響を与えないよう減圧弁(21)により圧力調整さ
れている。またこの時、前記シリンダ(12)の先端側の
油の一部は導管(17)を介して油タンク(20)へ戻され
る。前記油は同時に油圧ポンプ(19)から導管(18)、
導管(27)及び導管(26)を介して増圧器(22)におけ
る大径シリンダ(23)の先端側へ供給され、その結果、
ピストン(33)が後退して小径シリンダ(29)内の先端
部に空洞が形成され、該空洞内へ油が導管(15)及び導
管(31)を介して流入する。なおこの時、前記大径シリ
ンダ(23)の基端側の油が導管(24)を介して油タンク
(28)へ戻される。次に前記切替弁(16)のコイルa及
びコイルbを共にOFFにすると共に切替弁(25)をOFFに
すると、油が前記油圧ポンプ(19)から導管(27)及び
導管(24)を介して前記増圧器(22)における大径シリ
ンダ(23)の基端側へ供給され、その結果、該シリンダ
(23)のピストン(33)が前進して前記小径シリンダ
(29)内の油を押圧し、該油は高圧力を付与され、導管
(31)及び導管(15)を介して前記油圧シリンダ(12)
の基端側へ供給される。
前記高圧油により前記押え板(14)が前記ピストンロッ
ド(13)を介して前記合せ鋳型(6)の上面を強く押圧
し、その結果、前記上型(4)の合せ面の帯状突起部
(11)が圧縮され、該上型(4)の合せ面と前記下型
(5)の合せ面とがほぼ密着する。なおこの時、前記油
圧シリンダ(12)の先端側の残りの油は導管(17)を介
して油タンク(20)へ戻される。なお前記押え板(14)
が前記上型(4)を押し下げる距離は、合せ鋳型(6)
の合せ面の隙間間隔以下に調節されており、この調節は
前記増圧器(22)の調節ネジ(32)により行われる。ま
た該押え板(14)の押圧力は減圧弁(34)により調節可
能にされている。
所定時間経過後、前記切替弁(16)のコイルaをOFF
に、コイルbをONにすると、油が油圧ポンプ(19)から
導管(18)及び導管(17)を介して油圧シリンダ(12)
の先端側へ供給され、その結果、該シリンダ(12)のピ
ストンロッド(13)が縮引作動して押え板(14)が上昇
し、合せ鋳型(6)との係合状態が解除される。なおこ
の時、該シリンダ(12)の基端側の油は導管(15)を介
して油タンク(20)へ戻される。しかる後、前記合せ鋳
型(6)を図示しない注湯ステーションへ搬送する。以
上の諸作業を一工程として、以後同じ工程がくり返され
るものである。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明は、鋳型押圧装
置を、上型と下型とから成る合せ鋳型を注湯ステーショ
ンへ搬送する搬送路上に設けられた下向きの油圧シリン
ダと、該油圧シリンダのピストンロッドの先端に固着さ
れて、上記合せ鋳型を保持する鋳枠の上面に当接可能に
された押え板と、上記油圧シリンダを油圧ポンプに接続
する第1次加圧回路と、該第1次加圧回路にバイパスし
て設けられた第2次加圧回路と、該第2次加圧回路中に
組み込まれた増圧器と、上記第1次加圧回路をON−OFF
する切替弁と、上記第2次加圧回路をON−OFFする切替
弁とから構成し、該装置により上下に型合せされた鋳型
を2段階に渡って押圧し、以て該鋳型における上型の合
せ面にキャビティの外周に沿って所定高さ、所定巾で形
成された帯状突起部を下型の合せ面との間で圧縮するも
のである。
このような本発明によれば、鋳型の歪が大きい場合で
も、合せ面の隙間を完全にシールすることができ、注湯
時の鋳バリの発生を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は鋳型押圧装置の要部切欠き正面図及び油圧配管図
である。 (4):上型、(5):下型 (6):合せ鋳型、(9):キャビティ (11):帯状突起部、(12):油圧シリンダ (14):押え板、(19):油圧ポンプ (22):増圧器、(7、8):鋳枠、(13):ピストン
ロッド、(16):切替弁、(25):切替弁、(23):大
径シリンダ、(29):小径シリンダ、(32):ストロー
ク調節ネジ、(33):ピストン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上型4と下型5とから成り、一方又は双方
    の合せ面にキャビティ9を囲んで帯状突起部11を形成し
    た合せ鋳型6を注湯ステーションへ搬送する搬送路上に
    設けられた下向きの油圧シリンダ12と、該油圧シリンダ
    12のピストンロッド13の先端に固着されて、上記上型4
    を保持する上枠7の上面に当接可能にされた押え板14
    と、上記油圧シリンダ12を油圧ポンプ19に接続する第1
    次加圧回路と、該第1次加圧回路にバイパスして設けら
    れた第2次加圧回路と、該第2次加圧回路中に組み込ま
    れた増圧器22と、上記第1次加圧回路をON−OFFする切
    替弁16と、上記第2次加圧回路をON−OFFする切替弁25
    とから成り、上記増圧器22が大径シリンダ23、小径シリ
    ンダ29及びピストン33から成ると共に、該増圧器22の基
    端側背面には、先端が上記ピストン33の大径シリンダ23
    側背面に当接可能なストローク調節ネジ32が螺着されて
    いることを特徴とする鋳型押圧装置。
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CH590096A5 (ja) * 1975-03-11 1977-07-29 Fischer Ag Georg
JPS53144422A (en) * 1977-05-23 1978-12-15 Sintokogio Ltd Vertical nonnframe system mold and its molding machine
DE3206169C1 (de) * 1982-02-20 1983-09-29 Michael 8900 Augsburg Achinger Formmaschine zur Herstellung kastenloser Formen

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