JPH0785780B2 - 破砕装置 - Google Patents
破砕装置Info
- Publication number
- JPH0785780B2 JPH0785780B2 JP14624892A JP14624892A JPH0785780B2 JP H0785780 B2 JPH0785780 B2 JP H0785780B2 JP 14624892 A JP14624892 A JP 14624892A JP 14624892 A JP14624892 A JP 14624892A JP H0785780 B2 JPH0785780 B2 JP H0785780B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crusher
- crushed
- crushing
- liquid tank
- liquid
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外気との接触を嫌うた
とえば果物や野菜（本文中、これ等を被破砕物とい
う。）を破砕（粉砕）して飲食品をつくる場合に用いる
破砕装置に関するものである。
とえば果物や野菜（本文中、これ等を被破砕物とい
う。）を破砕（粉砕）して飲食品をつくる場合に用いる
破砕装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、果実や野菜等の液汁特にりん
ご、もも等の果汁あるいはピユーレーの製法は、りんご
等に含まれるポリフェノールオキシダーゼの働きにより
生じる酸化変色を防止するためにアスコルピン酸（ビタ
ミンＣ）等の酸化防止剤を添加している。しかし、アス
コルピン酸は高価である上にアスコルピン酸の化学的還
元作用により天然フレーバーが損われる等の問題があっ
た。そして、この問題を解決する一方法として無酸素雰
囲気下で果実を破砕、搾汁することによってポリフェノ
ールオキシダーゼによる酸化変色作用を防止することが
考えられているが、そのための簡単確実な構造の経済的
で効果的な破砕装置を得ることが困難とされており、無
酸素雰囲気下で連続的に大量の破砕搾汁を行うための効
果的な装置の実現が要望されている。
ご、もも等の果汁あるいはピユーレーの製法は、りんご
等に含まれるポリフェノールオキシダーゼの働きにより
生じる酸化変色を防止するためにアスコルピン酸（ビタ
ミンＣ）等の酸化防止剤を添加している。しかし、アス
コルピン酸は高価である上にアスコルピン酸の化学的還
元作用により天然フレーバーが損われる等の問題があっ
た。そして、この問題を解決する一方法として無酸素雰
囲気下で果実を破砕、搾汁することによってポリフェノ
ールオキシダーゼによる酸化変色作用を防止することが
考えられているが、そのための簡単確実な構造の経済的
で効果的な破砕装置を得ることが困難とされており、無
酸素雰囲気下で連続的に大量の破砕搾汁を行うための効
果的な装置の実現が要望されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、無酸素雰囲
気下で酸素等の働きによる酸化変色を防止すると共に天
然フレーバーの変化を防止する、構造が簡単で作動が確
実な破砕装置を提供することを目的とする。
気下で酸素等の働きによる酸化変色を防止すると共に天
然フレーバーの変化を防止する、構造が簡単で作動が確
実な破砕装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決しょうとする手段】上記目的を達成するた
めに本発明に係わる破砕装置は、被破砕物を密閉型外ケ
ースの中で粉砕する破砕機と、破砕機の側傍に設けた液
槽と、基端が液槽の液面下に開口し他端が破砕機の被破
砕物投入口に連結した状態で設けた中空密閉の移送室
と、液槽の液面で浮游する被破砕物を破砕機の投入口に
搬送する搬入装置と、上記外ケースおよび移送室内に不
活性ガスを供給する装置と、破砕機の被破砕物送出口に
破砕後の被破砕物を次工程に密閉移送する搬出装置とを
備えたものである。
めに本発明に係わる破砕装置は、被破砕物を密閉型外ケ
ースの中で粉砕する破砕機と、破砕機の側傍に設けた液
槽と、基端が液槽の液面下に開口し他端が破砕機の被破
砕物投入口に連結した状態で設けた中空密閉の移送室
と、液槽の液面で浮游する被破砕物を破砕機の投入口に
搬送する搬入装置と、上記外ケースおよび移送室内に不
活性ガスを供給する装置と、破砕機の被破砕物送出口に
破砕後の被破砕物を次工程に密閉移送する搬出装置とを
備えたものである。
【０００５】
【作用】本発明は上記のような構成であるので、液槽に
投入された被破砕物を搬入装置によって破砕機に投入
し、当該破砕機で破砕したのちに搬出装置で次工程に移
送するものであり、液槽から破砕機を経て次工程に至る
破砕物を液シールおよび不活性ガスによって外気から遮
断することにより酵素の働きを抑制するようにしたもの
である。
投入された被破砕物を搬入装置によって破砕機に投入
し、当該破砕機で破砕したのちに搬出装置で次工程に移
送するものであり、液槽から破砕機を経て次工程に至る
破砕物を液シールおよび不活性ガスによって外気から遮
断することにより酵素の働きを抑制するようにしたもの
である。
【０００６】
【発明の効果】本発明に係わる破砕装置は、上記のよう
に被破砕物を密閉型外ケースの中で粉砕する破砕機と、
破砕機の側傍に設けた液槽と、基端が液槽の液面下に開
口し他端が破砕機の被破砕物投入口に連結した状態で設
けた中空密閉の移送室と、液槽の液面で浮游する被破砕
物を破砕機の投入口に搬送する搬入装置と、上記外ケー
スおよび移送室内に不活性ガスを供給する装置と、破砕
機の被破砕物送出口に破砕後の被破砕物を次工程に密閉
移送する搬出装置とを備えたことを特徴とするので、少
ない不活性ガスで酸素の働きを抑制し酸化変色による問
題を解消し安定した色調を得ると同時に天然フレーバー
を保持することができると共に、連続的に大量の液汁を
生産できるので、液汁の生産コストを低減するだけでな
く、品質を向上すると同時に安定にすることができ、且
つ簡単確実で比較的小形な構造の密閉破砕装置を提供で
きる等の優れた効果を奏するものである。
に被破砕物を密閉型外ケースの中で粉砕する破砕機と、
破砕機の側傍に設けた液槽と、基端が液槽の液面下に開
口し他端が破砕機の被破砕物投入口に連結した状態で設
けた中空密閉の移送室と、液槽の液面で浮游する被破砕
物を破砕機の投入口に搬送する搬入装置と、上記外ケー
スおよび移送室内に不活性ガスを供給する装置と、破砕
機の被破砕物送出口に破砕後の被破砕物を次工程に密閉
移送する搬出装置とを備えたことを特徴とするので、少
ない不活性ガスで酸素の働きを抑制し酸化変色による問
題を解消し安定した色調を得ると同時に天然フレーバー
を保持することができると共に、連続的に大量の液汁を
生産できるので、液汁の生産コストを低減するだけでな
く、品質を向上すると同時に安定にすることができ、且
つ簡単確実で比較的小形な構造の密閉破砕装置を提供で
きる等の優れた効果を奏するものである。
【０００７】
【実施例】図に示す実施例は、被破砕物１を密閉型外ケ
ース２の中で粉砕する構造とされ且つローターの回転数
によって粒度分布が変わり濁度が変更できる形式とされ
た破砕機３の側傍に液槽４を設け、この破砕機３の破砕
物投入口５に基端が液槽４の液面下に開口する中空密閉
の移送室６を連結すると共に上記外ケース２および移送
室６内に窒素もしくは炭酸ガス等不活性ガスの送入管７
を移送室６に連結し、この送入管７に開閉弁８を介して
不活性ガスの供給装置（図示せず）を接続し、また破砕
機３の被破砕物送出口９に破砕後の被破砕物を次工程に
搬出する、ポンプ１１、デカンタ１２および配管１３か
ら成る搬出装置を接続し、更に液槽４に投入されて液面
で浮游する被破砕物１を破砕機３の投入口５に搬送す
る、一対の羽根１４、１５付きコンベア１６、１７から
成る搬送装置１８を液槽４に設けたものである。尚、搬
送装置１８の一方のコンベア１６は移送室６の開口外液
面で浮游する被破砕物を液面下に沈めてから移送室６の
開口内面液に搬送し、同じく他方のコンベア１７は移送
室６の開口内液面で浮游する被破砕物を破砕機３の投入
口５に搬送するようになっている。
ース２の中で粉砕する構造とされ且つローターの回転数
によって粒度分布が変わり濁度が変更できる形式とされ
た破砕機３の側傍に液槽４を設け、この破砕機３の破砕
物投入口５に基端が液槽４の液面下に開口する中空密閉
の移送室６を連結すると共に上記外ケース２および移送
室６内に窒素もしくは炭酸ガス等不活性ガスの送入管７
を移送室６に連結し、この送入管７に開閉弁８を介して
不活性ガスの供給装置（図示せず）を接続し、また破砕
機３の被破砕物送出口９に破砕後の被破砕物を次工程に
搬出する、ポンプ１１、デカンタ１２および配管１３か
ら成る搬出装置を接続し、更に液槽４に投入されて液面
で浮游する被破砕物１を破砕機３の投入口５に搬送す
る、一対の羽根１４、１５付きコンベア１６、１７から
成る搬送装置１８を液槽４に設けたものである。尚、搬
送装置１８の一方のコンベア１６は移送室６の開口外液
面で浮游する被破砕物を液面下に沈めてから移送室６の
開口内面液に搬送し、同じく他方のコンベア１７は移送
室６の開口内液面で浮游する被破砕物を破砕機３の投入
口５に搬送するようになっている。
【図１】本発明の実施例を示す概略図である。
１ 被破砕物 ２ 外ケース ３ 破砕機 ４ 液槽 ５ 投入口 ６ 移送室 ７ 送入管 ８ 開閉弁 ９ 送出口 １１ ポンプ １２ デカンタ １３ 配管 １４ 羽根 １５ 羽根 １６ コンベア １７ コンベア １８ 搬送装置
Claims (1)
- 【請求項１】 被破砕物を密閉型外ケースの中で粉砕す
る破砕機と、破砕機の側傍に設けた液槽と、基端が液槽
の液面下に開口し他端が破砕機の被破砕物投入口に連結
した状態で設けた中空密閉の移送室と、液槽の液面で浮
游する被破砕物を破砕機の投入口に搬送する搬入装置
と、上記外ケースおよび移送室内に不活性ガスを供給す
る装置と、破砕機の被破砕物送出口に破砕後の被破砕物
を次工程に密閉移送する搬出装置とを備えたことを特徴
とする破砕装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14624892A JPH0785780B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14624892A JPH0785780B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 破砕装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317742A JPH05317742A (ja) | 1993-12-03 |
| JPH0785780B2 true JPH0785780B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=15403447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14624892A Expired - Fee Related JPH0785780B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 破砕装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0785780B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP14624892A patent/JPH0785780B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05317742A (ja) | 1993-12-03 |
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