JPH078536Y2 - ホース巻取機 - Google Patents

ホース巻取機

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JPH078536Y2
JPH078536Y2 JP1991022777U JP2277791U JPH078536Y2 JP H078536 Y2 JPH078536 Y2 JP H078536Y2 JP 1991022777 U JP1991022777 U JP 1991022777U JP 2277791 U JP2277791 U JP 2277791U JP H078536 Y2 JPH078536 Y2 JP H078536Y2
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JP
Japan
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hose
drum
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winding
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JP1991022777U
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English (en)
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JPH04121970U (ja
Inventor
壽雄 高城
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壽雄 高城
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ホース巻取機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭等において、花壇への散水に
利用される延長用ホースは、ホース巻取機に巻き取って
収納されている。かかるホース巻取機は、巻取機本体
に、ドラムを回転自在に取付け、同ドラムにホースを巻
取可能に構成されている。
【0003】そして、ホース巻取機は、地面に載置し
て、ホースの一端部を引き出すことにより、ドラムより
ホースを容易に解除することができる。
【0004】また、ドラムの側部には、同ドラムを回転
させるハンドルを設けており、同ハンドルによって、ド
ラムを回転させることにより、解除したホースを容易に
巻き取ることができるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のホース
巻取機は、以下のような欠点を有していた。
【0006】即ち、延長ホースを巻取るドラムには、L
状のホース接続パイプを取付けており、同パイプは、ド
ラム4の軸芯部に設けた蛇口からのホース接続部に連通
連結していた。しかも、ホース接続パイプは、ドラムに
対して固定的なものであることにより、同パイプに連結
した延長ホースを1方向にのみ巻き取るものであった。
【0007】そして、ドラムに延長ホースを巻取る方向
が1方向であると、作業性が悪く、例えば、延長ホース
を右回りに巻き取ったホース巻取機を利用して、左利き
の作業者がその操作を行った際に、円滑にその操作を行
うことができないという不具合があった。
【0008】本考案は、上記の課題を解決することがで
きるホース巻取機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案では、巻取機本体
に、延長ホースを巻取るドラムを回転自在に取付けると
ともに、ドラムの軸芯部に、蛇口からのホース接続部を
設け、同接続部に連通した連通流路をドラムの中心部に
向って形成し、同連通流路の下流側に、ドラムに巻取る
延長ホースを接続可能とするホース巻取機において、同
ドラムの円周部に形成した巻取筒体の一側部に凹状段部
を形成し、同凹状段部の底面から巻取筒体内に向けて垂
直筒を垂設固定し、同垂直筒内に略L字状の接続パイプ
の垂直状の基端部を昇降及び回動自在に嵌入し、しかも
垂直筒の外周面に穿設した連通孔はホース接続部に連通
した連通流路と連通状態とすると共に、略L字状の接続
パイプの基端部の中途部には左右連通孔を設け、左右連
通孔は、垂直筒の連通孔と符合自在となるべく位置せし
めたことを特徴とするホース巻取機を提供せんとするも
のである。
【0010】
【考案の効果】本考案では、ドラムの円周部に設けた接
続パイプに、延長ホースの一端部を接続し、そして、ド
ラムに設けたハンドルを操作して、ドラムを回転させ、
同ドラムの周りにホースを巻き取るものであり、その際
に、ドラムに突設した接続パイプを回転させて、その向
きを変えることにより、延長ホースの巻取方向を変更し
て、その操作性を向上させることができる。
【0011】この際に、接続パイプがL字状になって凹
状段部中に収納されているため上端部が凹状段部に当接
して回動できないので、接続パイプの基端部を垂直筒か
ら、すこし抜いて上昇させ回動に支障のない状態として
反対方向に反転させるものである。即ち、接続パイプを
回転させて、延長ホースの巻取る方向を変えることによ
り、右利き、左利きの作業者でもホース巻取機を円滑に
操作することができる。しかも、略L字状の接続パイプ
の頂部は通常のホース巻取時には、凹状段部中に収納さ
れ、ほぼ巻取筒体の外周面と同一高さにあるので、巻取
筒体の外周にホースを巻取る時にホースが略L字状の接
続パイプ頂部上に重なっても、その部分が膨らんだりし
ないで円滑に巻取りが行える効果を有する。
【0012】
【実施例】本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれ
ば、図1において、1は本考案に係るホース巻取機を示
し、同巻取機1は、接地面に載置可能とする巻取機本体
2と、延長ホース3を巻き取るドラム4とより構成され
ている。
【0013】かかる巻取機本体2は、図1に示すよう
に、略L字状に形成した左右側板5,6を一定の間隔を
あけて配設し、その間に連結パイプ7及び連結板8, 9
を介して連結されている。
【0014】また、かかる左右側板5, 6の中心部に
は、ドラム4を回転自在に取付けており、同ドラム4
は、左右のガイド板10,11 の間に、小径状とした巻取筒
体12を設け、同筒体12に延長ホース3を巻き取るもので
ある。
【0015】かかるドラム4は、ガイド板10,11 の中心
部に左右側回転軸13を突設し、巻取機本体2の左右側板
5, 6に設けた回転孔に、同回転軸13を介して回転可能
に構成している。
【0016】また、ドラム4には、延長ホース3を巻取
る為のハンドル14を取付けており、同ハンドル14によっ
て同ホース3の巻取操作を容易に行うようにしている。
かかるハンドル14は、図1〜図3に示すように、右側回
転軸13内に、その基端部を嵌入してドラム4と連動可能
としている。従って、ハンドル14の操作によって、ドラ
ム4を回転させて、同ドラム4の回転により、その周面
に延長ホース3を巻き取ることができる。
【0017】また、図1において、左側回転軸13には、
ホース接続部15を設けており、同接続部15によって、蛇
口からのホースを接続可能としている。本実施例では、
図3に示すように、左側板5の軸芯部に、取付孔16を設
け、同孔16内に、連通流路17を形成する回転筒体18を回
転自在に配設している。この回転筒体18の基端部には、
蛇口からのホースを接続可能とした筒状の接続突起部19
の一端部を嵌合して、同接続突起部19と連通流路17とを
連通連結し、しかも、左側板5に同接続突起部19に設け
たフランジ19a を介して同接続突起部19を固定してい
る。なお、19b は連結ボルトを示す。
【0018】さらに、本実施例では、回転筒体18の中途
部と、ドラム4のガイド板10とに、凹凸嵌合部18a を設
けて連結して、回転筒体18とドラム4とが一体的に回転
するようにしている。
【0019】また、回転筒体18の先端部には、ドラム4
の円周部に設けた延長ホース接続用の接続パイプ20を連
通連通している。このドラム4は、巻取筒体12の一側部
に、略水平状態の凹状段部21を形成し、同段部21の中央
部にパイプ取付孔22を設けている。そして、このパイプ
取付孔22には、略L字状の接続パイプ20を挿入し、その
基端部と回転筒体18の先端部とを連通連結している。な
お、20a は接続パイプ20の先端部に設けた延長ホース3
の装着部を示す。
【0020】さらに、本実施例では、図4に示すよう
に、接続パイプ20の高さを巻取筒体12の円周に位置さ
せ、しかも、その装着部20a を、巻取筒体12の円周方向
に沿って形成して、同巻取筒体12の周りに均一状態に延
長ホース3を巻き取るようにしている。
【0021】本考案では、上記のホース巻取機1におい
て、接続パイプ20をドラム4に対して回転させて、その
向きを変更するようにしており、以下、その構成を詳説
する。即ち、図3及び図4に示すように、回転筒体18の
先端部には、垂直筒23の側部に突設した嵌合用筒体24を
摺動自在に嵌合し、しかも、同垂直筒23を、巻取筒体12
の取付孔22中に配設している。
【0022】さらに、垂直筒23内には、その上下端部に
シール部材25を介して、長尺の接続パイプ20の基端部20
b が回転自在に取付けられており、接続パイプ20を垂直
筒23に対して上下摺動自在として、凹状段部21より上方
に接続パイプ20を持ち上げて、180 ゜回転させるように
している。
【0023】また、嵌合用筒体24中である垂直筒23の外
周面には、連通孔26を穿設するとともに、接続パイプ20
の基端部20b の中途部に左右連通孔27,28 を設け、各連
通孔26,27,28を接合して、回転筒体16内の連通流路17と
接続パイプ20との連通を行っている。なお、29は接続パ
イプ20の下端部に取付けた閉塞用栓を示し、同栓29は垂
直筒23の下端部に係合して、接続パイプ20の抜けを防止
している。
【0024】また、本実施例では、図5に示すように、
接続パイプ20を凹状段部21内において、左右に揺動させ
て、延長ホース3の巻き取りを円滑に行うことができ
る。
【0025】本考案では、ドラム4に突出した接続パイ
プ20を180 ゜回転させて、その向きを変更して、延長ホ
ース3の巻取る方向を変えることにより、右利き、左利
きの作業者でも円滑にホース巻取機1を操作することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るホース巻取機の正面図である。
【図2】ホース巻取機の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】接続パイプの平面図である。
【符号の説明】
1 ホース巻取機 3 延長ホース 4 ドラム 15 ホース接続部 17 連通流路 20 接続パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取機本体(2) に、延長ホース(3) を巻
    取るドラム(4) を回転自在に取付けるとともに、ドラム
    (4) の軸芯部に、蛇口からのホース接続部(15)を設け、
    同接続部(15)に連通した連通流路(17)をドラム(4) の中
    心部に向って形成し、同連通流路(17)の下流側に、ドラ
    ム(4) に巻取る延長ホース(3) を接続可能とするホース
    巻取機において、同ドラム(4) の円周部に形成した巻取
    筒体(12)の一側部に凹状段部(21)を形成し、同凹状段部
    (21)の底面から巻取筒体(12)内に向けて垂直筒(23)を垂
    設固定し、同垂直筒(23)内に略L字状の接続パイプ(20)
    の垂直状の基端部(20b) を昇降及び回動自在に嵌入し、
    しかも垂直筒(23)の外周面に穿設した連通孔(26)はホー
    ス接続部(15)に連通した連通流路(17)と連通状態とする
    と共に、略L字状の接続パイプ(20)の基端部(20b) の中
    途部には左右連通孔(27),(28)を設け、左右連通孔27,2
    8 は、垂直筒(23)の連通孔(26)と符合自在となるべく位
    置せしめたことを特徴とするホース巻取機。
JP1991022777U 1991-04-08 1991-04-08 ホース巻取機 Expired - Lifetime JPH078536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991022777U JPH078536Y2 (ja) 1991-04-08 1991-04-08 ホース巻取機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991022777U JPH078536Y2 (ja) 1991-04-08 1991-04-08 ホース巻取機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04121970U JPH04121970U (ja) 1992-10-30
JPH078536Y2 true JPH078536Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31908208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991022777U Expired - Lifetime JPH078536Y2 (ja) 1991-04-08 1991-04-08 ホース巻取機

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JP (1) JPH078536Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631474U (ja) * 1986-06-23 1988-01-07
JPH0283859U (ja) * 1988-12-14 1990-06-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04121970U (ja) 1992-10-30

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