JPH0784995A - 故障診断支援システム - Google Patents
故障診断支援システムInfo
- Publication number
- JPH0784995A JPH0784995A JP23185593A JP23185593A JPH0784995A JP H0784995 A JPH0784995 A JP H0784995A JP 23185593 A JP23185593 A JP 23185593A JP 23185593 A JP23185593 A JP 23185593A JP H0784995 A JPH0784995 A JP H0784995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- failure
- phenomenon
- input
- rule
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 title claims description 89
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims abstract description 34
- 230000001364 causal effect Effects 0.000 claims description 72
- 238000010586 diagram Methods 0.000 claims description 37
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 22
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 3
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013498 data listing Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 230000033772 system development Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作者の技能に関わりなく、故障現象を詳細
に解析でき、該現象の原因である機器の構成要素を表示
する。均質の因果関係ルールを蓄積して因果関係ルール
ベースを構築し、既に構築された該ルールベースの修正
を容易にする。機器の構成を容易に階層的に記述させ、
機器構成データベースを構築する。 【構成】 故障診断部6は、因果関係ルールに基づき、
現象から原因の構成要素を導きだし、構成要素から現象
を導きだし、機器構成要素の親子関係に基づき該構成要
素の子の構成要素を導きだす。ルール格納部13は、入
力された因果関係ルールのうち矛盾、重複のない因果関
係ルールベース2に格納する。階層型知識獲得部3は、
機器構成の入力を受け付け機器構成データベース1に格
納する。
に解析でき、該現象の原因である機器の構成要素を表示
する。均質の因果関係ルールを蓄積して因果関係ルール
ベースを構築し、既に構築された該ルールベースの修正
を容易にする。機器の構成を容易に階層的に記述させ、
機器構成データベースを構築する。 【構成】 故障診断部6は、因果関係ルールに基づき、
現象から原因の構成要素を導きだし、構成要素から現象
を導きだし、機器構成要素の親子関係に基づき該構成要
素の子の構成要素を導きだす。ルール格納部13は、入
力された因果関係ルールのうち矛盾、重複のない因果関
係ルールベース2に格納する。階層型知識獲得部3は、
機器構成の入力を受け付け機器構成データベース1に格
納する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、故障診断エキスパート
システムにおいて、機器構成データベースと因果関係ル
ールベースとを用いて、入力された故障現象の原因の候
補を提示する故障診断支援システムに関する。さらに、
故障診断を行う対象となる機器の構成を獲得し、機器構
成データベースを作成する故障診断支援システムに関す
る。また、故障の現象と機器の構成要素との因果関係を
獲得し、因果関係ルールベースを作成する故障診断支援
システムに関する。
システムにおいて、機器構成データベースと因果関係ル
ールベースとを用いて、入力された故障現象の原因の候
補を提示する故障診断支援システムに関する。さらに、
故障診断を行う対象となる機器の構成を獲得し、機器構
成データベースを作成する故障診断支援システムに関す
る。また、故障の現象と機器の構成要素との因果関係を
獲得し、因果関係ルールベースを作成する故障診断支援
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、機器の故障の原因を診断する
ために、故障の現象と、機器の構成要素との因果関係が
用いられている。機器の故障の因果関係を記述する方式
の一つとしては、故障の現象と原因との因果関係をフォ
ールト・ツリー(FT:Fault Tree)と呼ばれる樹木に置
き換え記述している。しかし、その作成において、様々
な論理的関係を並列に考慮し階層構造にあてはめなくて
はならず、因果関係を構造化するには、非常に困難な作
業を必要としていた。また、人為的なデータの抜けやミ
スが生じやすく、一旦生成された因果関係の情報を修正
することも困難であった。
ために、故障の現象と、機器の構成要素との因果関係が
用いられている。機器の故障の因果関係を記述する方式
の一つとしては、故障の現象と原因との因果関係をフォ
ールト・ツリー(FT:Fault Tree)と呼ばれる樹木に置
き換え記述している。しかし、その作成において、様々
な論理的関係を並列に考慮し階層構造にあてはめなくて
はならず、因果関係を構造化するには、非常に困難な作
業を必要としていた。また、人為的なデータの抜けやミ
スが生じやすく、一旦生成された因果関係の情報を修正
することも困難であった。
【0003】さらに、従来の故障因果関係の記述方法で
は、現象と現象との因果関係を表現していたが、このよ
うな因果関係の場合、関係が複雑になってくると、矛盾
の検出が困難になってしまう。
は、現象と現象との因果関係を表現していたが、このよ
うな因果関係の場合、関係が複雑になってくると、矛盾
の検出が困難になってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、FT図(故障の因果関係を表した樹木)の作成
は、故障現象の表現や、その範囲(詳細さ)の認識が、
個々の作成者により異なり、作成者の経験や知識などに
応じて、作成されたFT図の品質にバラツキが生じると
いう問題があった。また、多品種、多機能にわたる製品
についての診断が必要となっている現在、個々の製品に
ついて、その都度複雑な故障の因果関係をFT図に表現
していくことは、運用面で実用的とは言い難い。さら
に、診断者の技能に関わりなく、故障現象の詳細な解析
を行うことができ、該故障現象の原因である機器の構成
要素を推定することができる、故障の診断支援システム
が求められている。
ては、FT図(故障の因果関係を表した樹木)の作成
は、故障現象の表現や、その範囲(詳細さ)の認識が、
個々の作成者により異なり、作成者の経験や知識などに
応じて、作成されたFT図の品質にバラツキが生じると
いう問題があった。また、多品種、多機能にわたる製品
についての診断が必要となっている現在、個々の製品に
ついて、その都度複雑な故障の因果関係をFT図に表現
していくことは、運用面で実用的とは言い難い。さら
に、診断者の技能に関わりなく、故障現象の詳細な解析
を行うことができ、該故障現象の原因である機器の構成
要素を推定することができる、故障の診断支援システム
が求められている。
【0005】そこで、本発明は、操作者の技能に関わり
なく、故障現象を詳細な現象に解析でき、該現象の故障
箇所である機器の構成要素を表示することのできる故障
診断支援システムを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、操作者の技能に関わりなく、容易に品
質にバラツキのない因果関係ルールを蓄積して因果関係
ルールベースを構築し、既に構築された因果関係ルール
ベースの修正を容易に行うことができる故障診断支援シ
ステムを提供することを第2の目的とする。さらに、本
発明は、操作者の技能に関わりなく、簡便に、時間を掛
けずに機器の構成を容易に階層的に記述し、機器構成デ
ータベースを構築することができる故障診断支援システ
ムを提供することを目的とする。
なく、故障現象を詳細な現象に解析でき、該現象の故障
箇所である機器の構成要素を表示することのできる故障
診断支援システムを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、操作者の技能に関わりなく、容易に品
質にバラツキのない因果関係ルールを蓄積して因果関係
ルールベースを構築し、既に構築された因果関係ルール
ベースの修正を容易に行うことができる故障診断支援シ
ステムを提供することを第2の目的とする。さらに、本
発明は、操作者の技能に関わりなく、簡便に、時間を掛
けずに機器の構成を容易に階層的に記述し、機器構成デ
ータベースを構築することができる故障診断支援システ
ムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明では、記憶装置と、制御装置と、入力
装置と、出力装置とを有し、現象の入力を受け付けて、
該現象の原因を推定する故障診断支援システムにおい
て、上記入力装置は、機器の構成要素と現象とのうち少
なくとも一方の入力を受け付け、上記制御装置に通知す
る手段を有し、上記記憶装置は、診断の対象となる機器
の構成要素と、各構成要素の関係とを保持する機器構成
データベースと、故障の現象と機器の構成要素との因果
関係ルールを保持する故障因果関係ルールベースとを有
し、上記制御装置は、故障診断部を有し、上記故障診断
部は、上記因果関係ルールに基づき、現象から、原因で
あると推定される構成要素を導き出す手段と、上記因果
関係ルールに基づき、構成要素から、該構成要素を原因
として発生する現象を導き出す手段と、上記機器構成デ
ータベースに保持されている機器構成要素の関係に基づ
き、該構成要素に包含される構成要素を導きだす手段
と、上記導き出された現象および/または構成要素を上
記出力装置に出力させる手段とを有することを特徴とす
る故障診断支援システムが提供される。
るために、本発明では、記憶装置と、制御装置と、入力
装置と、出力装置とを有し、現象の入力を受け付けて、
該現象の原因を推定する故障診断支援システムにおい
て、上記入力装置は、機器の構成要素と現象とのうち少
なくとも一方の入力を受け付け、上記制御装置に通知す
る手段を有し、上記記憶装置は、診断の対象となる機器
の構成要素と、各構成要素の関係とを保持する機器構成
データベースと、故障の現象と機器の構成要素との因果
関係ルールを保持する故障因果関係ルールベースとを有
し、上記制御装置は、故障診断部を有し、上記故障診断
部は、上記因果関係ルールに基づき、現象から、原因で
あると推定される構成要素を導き出す手段と、上記因果
関係ルールに基づき、構成要素から、該構成要素を原因
として発生する現象を導き出す手段と、上記機器構成デ
ータベースに保持されている機器構成要素の関係に基づ
き、該構成要素に包含される構成要素を導きだす手段
と、上記導き出された現象および/または構成要素を上
記出力装置に出力させる手段とを有することを特徴とす
る故障診断支援システムが提供される。
【0007】上記第2の目的を達成するために、本発明
では、記憶装置と、制御装置と、入力装置と、出力装置
とを有し、現象の入力を受け付けて、該現象の原因を推
定する故障診断支援システムにおいて、上記記憶装置
は、診断の対象となる機器の構成要素と、各構成要素の
関係とを保持する機器構成データベースと、故障の現象
と機器の構成要素との因果関係ルールを保持する故障因
果関係ルールベースとを有し、上記制御装置は、ルール
格納部を有し、上記ルール格納部は、故障の現象と、機
器の構成要素と、該現象および該構成要素の対応関係と
の因果関係ルールの入力を受け付ける手段と、上記故障
因果関係ルールベースに保持されている因果関係ルール
と、上記作成した因果関係ルールとの重複を検査する手
段と、上記機器構成データベースに保持されている機器
構成要素の親子関係に基づき、上記作成した因果関係の
矛盾を検査する手段と、重複および矛盾の検出されなか
った因果関係ルールを上記故障因果関係ルールベースに
格納する手段とを有することを特徴とする故障診断支援
システムが提供される。
では、記憶装置と、制御装置と、入力装置と、出力装置
とを有し、現象の入力を受け付けて、該現象の原因を推
定する故障診断支援システムにおいて、上記記憶装置
は、診断の対象となる機器の構成要素と、各構成要素の
関係とを保持する機器構成データベースと、故障の現象
と機器の構成要素との因果関係ルールを保持する故障因
果関係ルールベースとを有し、上記制御装置は、ルール
格納部を有し、上記ルール格納部は、故障の現象と、機
器の構成要素と、該現象および該構成要素の対応関係と
の因果関係ルールの入力を受け付ける手段と、上記故障
因果関係ルールベースに保持されている因果関係ルール
と、上記作成した因果関係ルールとの重複を検査する手
段と、上記機器構成データベースに保持されている機器
構成要素の親子関係に基づき、上記作成した因果関係の
矛盾を検査する手段と、重複および矛盾の検出されなか
った因果関係ルールを上記故障因果関係ルールベースに
格納する手段とを有することを特徴とする故障診断支援
システムが提供される。
【0008】上記第3の目的を達成するために、本発明
では、記憶装置と、制御装置と、入力装置と、出力装置
とを有し、現象の入力を受け付けて、該現象の原因を推
定する故障診断支援システムにおいて、上記記憶装置
は、診断の対象となる機器の構成要素と、各構成要素の
関係とを保持する機器構成データベースを有し、上記制
御装置は、階層型知識獲得部を有し、上記階層型知識獲
得部は、機器構成図の作成についての指示の入力を受け
付け、上記指示に基づいて機器構成図を作成し、機器の
構成要素と各構成要素の関係とを機器構成データベース
に格納する手段を有することを特徴とする故障診断支援
システムが提供される。
では、記憶装置と、制御装置と、入力装置と、出力装置
とを有し、現象の入力を受け付けて、該現象の原因を推
定する故障診断支援システムにおいて、上記記憶装置
は、診断の対象となる機器の構成要素と、各構成要素の
関係とを保持する機器構成データベースを有し、上記制
御装置は、階層型知識獲得部を有し、上記階層型知識獲
得部は、機器構成図の作成についての指示の入力を受け
付け、上記指示に基づいて機器構成図を作成し、機器の
構成要素と各構成要素の関係とを機器構成データベース
に格納する手段を有することを特徴とする故障診断支援
システムが提供される。
【0009】
【作用】本発明の故障診断支援システムの記憶装置は、
機器構成データベースと故障因果関係ルールベースとを
保持する。機器構成データベースには、診断の対象とな
る機器の構成要素と、各構成要素の親子関係(包含関
係)とが保持されている。故障因果関係ルールベースに
は、故障現象と機器の構成要素との因果関係ルールが保
持されている。
機器構成データベースと故障因果関係ルールベースとを
保持する。機器構成データベースには、診断の対象とな
る機器の構成要素と、各構成要素の親子関係(包含関
係)とが保持されている。故障因果関係ルールベースに
は、故障現象と機器の構成要素との因果関係ルールが保
持されている。
【0010】また、本発明の故障診断支援システムは制
御装置と入力装置と出力装置とを有し、該制御装置は、
故障診断を行うための故障診断部を有する。
御装置と入力装置と出力装置とを有し、該制御装置は、
故障診断を行うための故障診断部を有する。
【0011】本発明では、上記故障診断部は、故障診断
を行う際、上記因果関係ルールに基づき、操作者により
入力された、あるいは、故障診断部により導きだされた
現象の内容から、原因であると推定される構成要素を導
きだし、出力装置に表示する。また、上記故障診断部
は、操作者により入力された、あるいは、故障診断部に
より導きだされた不具合の発生している可能性のある構
成要素から、該構成要素の不具合により発生する故障現
象を導きだし、出力装置に表示する。さらに、上記故障
診断部は、上記機器構成データベースに保持されている
機器構成要素の親子関係に基づき、操作者により入力さ
れた、あるいは、故障診断部により導きだされた構成要
素の子である(該構成要素に包含される)構成要素を出
力装置に表示する。
を行う際、上記因果関係ルールに基づき、操作者により
入力された、あるいは、故障診断部により導きだされた
現象の内容から、原因であると推定される構成要素を導
きだし、出力装置に表示する。また、上記故障診断部
は、操作者により入力された、あるいは、故障診断部に
より導きだされた不具合の発生している可能性のある構
成要素から、該構成要素の不具合により発生する故障現
象を導きだし、出力装置に表示する。さらに、上記故障
診断部は、上記機器構成データベースに保持されている
機器構成要素の親子関係に基づき、操作者により入力さ
れた、あるいは、故障診断部により導きだされた構成要
素の子である(該構成要素に包含される)構成要素を出
力装置に表示する。
【0012】本発明の故障診断支援システムは、操作者
が、本システムの故障診断部により表示された故障現象
のうち、診断の対象である最も詳細な故障現象を選択す
ることで、故障の原因となった可能性の最も高い構成要
素を出力装置に表示することができる。さらに、故障の
原因と推定される構成要素のうち、最も下位の階層に属
する要素を表示することで、故障の原因と推定される最
も狭い範囲(最も小さな部品)を出力装置に表示するこ
とができる。
が、本システムの故障診断部により表示された故障現象
のうち、診断の対象である最も詳細な故障現象を選択す
ることで、故障の原因となった可能性の最も高い構成要
素を出力装置に表示することができる。さらに、故障の
原因と推定される構成要素のうち、最も下位の階層に属
する要素を表示することで、故障の原因と推定される最
も狭い範囲(最も小さな部品)を出力装置に表示するこ
とができる。
【0013】また、本発明の故障診断支援システムの制
御装置は、if−then型知識獲得部と知識修正部と
を有するルール格納部を有し、因果関係ルールを作成し
て因果関係ルールベースに格納する手段を有する。
御装置は、if−then型知識獲得部と知識修正部と
を有するルール格納部を有し、因果関係ルールを作成し
て因果関係ルールベースに格納する手段を有する。
【0014】本発明の因果関係ルールは、現象と現象と
の因果関係であった従来技術とは異なり、故障の現象
と、機器の構成要素との因果関係のルールである。この
ような、故障現象と構成要素との対応関係は、現象どう
しの対応関係よりも検出しやすく、また、該ルールの矛
盾の検出も容易である。
の因果関係であった従来技術とは異なり、故障の現象
と、機器の構成要素との因果関係のルールである。この
ような、故障現象と構成要素との対応関係は、現象どう
しの対応関係よりも検出しやすく、また、該ルールの矛
盾の検出も容易である。
【0015】上記if−then型知識獲得部は、機器
構成データベースに保持されている機器の構成要素と、
操作者によって入力された該構成要素に対応する故障現
象とを対応付け、因果関係ルールを作成し、上記知識修
正部にわたす。上記知識修正部は、機器構成データベー
スに保持されている各構成要素の親子関係を参照し、該
ルールが矛盾していないかどうか検査し、さらに、既に
機器構成データベースに同じルールが保持されていない
かどうか検査して、矛盾、重複のないルールのみを故障
因果関係ルールベースに格納する。このようにすれば、
入力する操作者の質に関わりなく、均質なルールを作成
できる。さらに、あらかじめ操作者が矛盾や重複を検査
しておく必要がないため、既に構築されている故障因果
関係ルールベースを容易に追加、修正することができ
る。
構成データベースに保持されている機器の構成要素と、
操作者によって入力された該構成要素に対応する故障現
象とを対応付け、因果関係ルールを作成し、上記知識修
正部にわたす。上記知識修正部は、機器構成データベー
スに保持されている各構成要素の親子関係を参照し、該
ルールが矛盾していないかどうか検査し、さらに、既に
機器構成データベースに同じルールが保持されていない
かどうか検査して、矛盾、重複のないルールのみを故障
因果関係ルールベースに格納する。このようにすれば、
入力する操作者の質に関わりなく、均質なルールを作成
できる。さらに、あらかじめ操作者が矛盾や重複を検査
しておく必要がないため、既に構築されている故障因果
関係ルールベースを容易に追加、修正することができ
る。
【0016】さらに、本発明の故障診断支援システムの
制御装置は、階層型知識獲得部を有し、機器構成図の入
力を受け付け、機器の構成要素と各構成要素の親子関係
とを機器構成データベースに格納する手段を有する。機
器構成図の形で機器の構成を記述させ、入力させること
で、操作者の技能に関わりなく、容易に、一定の基準に
より表現された機器の構成情報を得ることができる。
制御装置は、階層型知識獲得部を有し、機器構成図の入
力を受け付け、機器の構成要素と各構成要素の親子関係
とを機器構成データベースに格納する手段を有する。機
器構成図の形で機器の構成を記述させ、入力させること
で、操作者の技能に関わりなく、容易に、一定の基準に
より表現された機器の構成情報を得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。本実施例のシステムは、機器の構成に関する知識を
機器構成データベースに格納する機器構成データベース
構築手段と、故障と原因との関係に関する知識を故障因
果関係ルールベースに格納する故障因果関係ルールベー
ス構築手段と、入力された故障の現象から故障の原因を
推定する故障診断手段とを有する。これらの手段は、操
作者の指示により稼動される。
る。本実施例のシステムは、機器の構成に関する知識を
機器構成データベースに格納する機器構成データベース
構築手段と、故障と原因との関係に関する知識を故障因
果関係ルールベースに格納する故障因果関係ルールベー
ス構築手段と、入力された故障の現象から故障の原因を
推定する故障診断手段とを有する。これらの手段は、操
作者の指示により稼動される。
【0018】本実施例のシステムの基本構成を図1に示
す。本実施例のシステムは、記憶装置11と制御装置1
2と入出力装置7とを有する。
す。本実施例のシステムは、記憶装置11と制御装置1
2と入出力装置7とを有する。
【0019】記憶装置11は、機器構成に関する情報を
保持する機器構成データベース1と、故障と原因との因
果関係を保持する故障因果関係ルールベースを有する。
なお、本実施例では、上記機器構成データベース1と故
障因果関係ルールベース2とは、同じ記憶装置11に保
持されているが、2以上の記憶装置を用意し、別々の記
憶装置に保持されるようにしてもよい。
保持する機器構成データベース1と、故障と原因との因
果関係を保持する故障因果関係ルールベースを有する。
なお、本実施例では、上記機器構成データベース1と故
障因果関係ルールベース2とは、同じ記憶装置11に保
持されているが、2以上の記憶装置を用意し、別々の記
憶装置に保持されるようにしてもよい。
【0020】制御装置12は、機器の構成に関する知識
を獲得する階層型知識獲得部3と、故障修理に関する知
識を、故障現象と原因推定範囲の関係(if−then
ルール)として作成し、故障因果関係ルールベース2に
格納するルール格納部13と、故障の診断を行う故障診
断部6とを有する。上記ルール格納部13は、if−t
henルールを作成するif−then型知識獲得部4
と、獲得されたif−thenルールのうち重複や矛盾
のないもののみを故障因果関係ルールベース2に格納す
る知識修正部5とを有する。
を獲得する階層型知識獲得部3と、故障修理に関する知
識を、故障現象と原因推定範囲の関係(if−then
ルール)として作成し、故障因果関係ルールベース2に
格納するルール格納部13と、故障の診断を行う故障診
断部6とを有する。上記ルール格納部13は、if−t
henルールを作成するif−then型知識獲得部4
と、獲得されたif−thenルールのうち重複や矛盾
のないもののみを故障因果関係ルールベース2に格納す
る知識修正部5とを有する。
【0021】なお、本実施例においては、一つの制御装
置12が上記階層型知識獲得部3と上記if−then
型知識獲得部4と上記知識修正部5と上記故障診断部6
とを備えるが、2以上の制御装置を用意し、上記各部を
分担して備えるようにしてもよい。
置12が上記階層型知識獲得部3と上記if−then
型知識獲得部4と上記知識修正部5と上記故障診断部6
とを備えるが、2以上の制御装置を用意し、上記各部を
分担して備えるようにしてもよい。
【0022】入出力装置7は、操作者からの入力を受け
付け、上記制御装置からの送られた情報を出力する。な
お、本実施例では、入出力装置7は入力と出力とを行う
手段を有するが、入力装置と出力装置とを別々に設けて
もよい。
付け、上記制御装置からの送られた情報を出力する。な
お、本実施例では、入出力装置7は入力と出力とを行う
手段を有するが、入力装置と出力装置とを別々に設けて
もよい。
【0023】(機器構成データベース1の構築)まず、
本実施例の、機器構成データベース1構築手段について
述べる。上記入出力装置7は、操作者からの機器の構成
に関する知識を階層的に記述した機器構成図の入力を受
け付け、階層型知識獲得部3に送る。階層型知識獲得部
3は、入力された機器構成図を基に、機器の構成要素お
よび各構成要素間の関係と、該機器の属性とを機器構成
データベース1に格納する。また、階層型知識獲得部3
は、入力された機器構成図を入出力装置7に出力させ
る。入出力装置7に出力される機器構成図を示す画面の
例を図2に示す。
本実施例の、機器構成データベース1構築手段について
述べる。上記入出力装置7は、操作者からの機器の構成
に関する知識を階層的に記述した機器構成図の入力を受
け付け、階層型知識獲得部3に送る。階層型知識獲得部
3は、入力された機器構成図を基に、機器の構成要素お
よび各構成要素間の関係と、該機器の属性とを機器構成
データベース1に格納する。また、階層型知識獲得部3
は、入力された機器構成図を入出力装置7に出力させ
る。入出力装置7に出力される機器構成図を示す画面の
例を図2に示す。
【0024】機器構成図は、ノード218と線217と
からなる。ノード218には、機器の各構成要素が記述
され、線217は各ノードの表す構成要素の親子関係を
示す。機器構成図画面20内では、該線217の左のノ
ード218が親の構成要素を、右のノード218が子の
構成要素を示している。機器構成図は、機器の構成要素
が階層的に記述されており、上位の構成要素が下位の構
成要素を包含し、親子関係を形成するように記述され
る。各階層の構成要素は、下層にいくに従って、細かな
部品が記述される。また、各機器構成図を入力する際に
は、あらかじめ該機器の構造(セパレート型あるいは一
体型)、制御方法(インバータあるいは一定速)、機能
(冷房暖房兼用あるいは冷房専用)などに関する属性を
入力しておく。上記機器構成図により表現される各構成
要素および各構成要素の親子関係と、上記属性とは、機
器構成データベース1に格納される。
からなる。ノード218には、機器の各構成要素が記述
され、線217は各ノードの表す構成要素の親子関係を
示す。機器構成図画面20内では、該線217の左のノ
ード218が親の構成要素を、右のノード218が子の
構成要素を示している。機器構成図は、機器の構成要素
が階層的に記述されており、上位の構成要素が下位の構
成要素を包含し、親子関係を形成するように記述され
る。各階層の構成要素は、下層にいくに従って、細かな
部品が記述される。また、各機器構成図を入力する際に
は、あらかじめ該機器の構造(セパレート型あるいは一
体型)、制御方法(インバータあるいは一定速)、機能
(冷房暖房兼用あるいは冷房専用)などに関する属性を
入力しておく。上記機器構成図により表現される各構成
要素および各構成要素の親子関係と、上記属性とは、機
器構成データベース1に格納される。
【0025】上記機器構成データベース1に格納される
機器構成に関する情報のうち、各構成要素と、その親子
関係とは、表として表される。機器構成に関する表の例
を図4に示す。該表は、一行に親子の関係にある機器の
構成要素を、階層の高い順に保持しする配列で表してい
る。図4の例では、この機器構成表で表される機器は、
構成要素としてA、B、C、D、E、およびFを有す
る。親Aは子BとCとを有し、子Bはさらに子Dを有す
る。また、子Cはさらに子EとFとを有し、子Eはさら
に子GとHとを有する。
機器構成に関する情報のうち、各構成要素と、その親子
関係とは、表として表される。機器構成に関する表の例
を図4に示す。該表は、一行に親子の関係にある機器の
構成要素を、階層の高い順に保持しする配列で表してい
る。図4の例では、この機器構成表で表される機器は、
構成要素としてA、B、C、D、E、およびFを有す
る。親Aは子BとCとを有し、子Bはさらに子Dを有す
る。また、子Cはさらに子EとFとを有し、子Eはさら
に子GとHとを有する。
【0026】図2に示す画面20は、ルームエアコンの
機器構成図の一例を表示している機器構成図表示画面で
ある。まず、ルームエアコン211の機器構成図につい
て説明しておく。ルームエアコン211(第1層)は、
室内機212と室外機213と(第2層)から構成され
る。上記室内機212は、送風機構系214、冷凍サイ
クル系215など(第3層)から構成される。送風機構
系214は、ファン216などの部品(第4層)から構
成される。各構成要素の間をつなぐ線217は、親子関
係を示し、画面20内では、該線の左が親、右が子を示
している。
機器構成図の一例を表示している機器構成図表示画面で
ある。まず、ルームエアコン211の機器構成図につい
て説明しておく。ルームエアコン211(第1層)は、
室内機212と室外機213と(第2層)から構成され
る。上記室内機212は、送風機構系214、冷凍サイ
クル系215など(第3層)から構成される。送風機構
系214は、ファン216などの部品(第4層)から構
成される。各構成要素の間をつなぐ線217は、親子関
係を示し、画面20内では、該線の左が親、右が子を示
している。
【0027】入出力装置7の画面20は、アイコン21
〜30を有し、マウスにより、該アイコンによる指示を
行うことができる。なお、マウス以外の入力手段により
アイコンの指示を行うことができるようにしてもよい。
また、表示画面をタッチパネルとし、表示画面20上の
あらかじめ定義された領域を操作者が触れることによ
り、該領域にあらかじめ対応付けられている情報が入力
されるようにしてもよい。さらに、入出力装置7に、入
力情報ごとの専用キーをハードウエアキーとして備えて
入力を受け付けてもよく、他の方法により実現されるソ
フトウエアキーにより入力を受け付けてもよい。また、
本実施例では、入出力装置7は、カーソルの移動や、文
字列の入力を受け付けるキーボード(図示せず)を有
し、データの内容を文字列として受け付けたり、データ
の移動、削除、追加などを指示するデータをカーソルの
位置により受け付けることができる。なお、上記キーボ
ードの代わりに、タッチパネルなど、他の入力手段を設
けてもよい。
〜30を有し、マウスにより、該アイコンによる指示を
行うことができる。なお、マウス以外の入力手段により
アイコンの指示を行うことができるようにしてもよい。
また、表示画面をタッチパネルとし、表示画面20上の
あらかじめ定義された領域を操作者が触れることによ
り、該領域にあらかじめ対応付けられている情報が入力
されるようにしてもよい。さらに、入出力装置7に、入
力情報ごとの専用キーをハードウエアキーとして備えて
入力を受け付けてもよく、他の方法により実現されるソ
フトウエアキーにより入力を受け付けてもよい。また、
本実施例では、入出力装置7は、カーソルの移動や、文
字列の入力を受け付けるキーボード(図示せず)を有
し、データの内容を文字列として受け付けたり、データ
の移動、削除、追加などを指示するデータをカーソルの
位置により受け付けることができる。なお、上記キーボ
ードの代わりに、タッチパネルなど、他の入力手段を設
けてもよい。
【0028】アイコン21は、取消キーであり、該キー
への入力は、入力データの取消を指示する。アイコン2
2は、データ入力キーであり、該キーへの入力は、デー
タの入力を受け付けるよう指示する。アイコン23は、
データ複写キーであり、該キーへの入力は、データの複
写を指示する。アイコン24は、全体図キーであり、該
キーへの入力は、機器構成図の全体図を一画面上に表示
するよう指示する。アイコン25は、ツリー複写キーで
あり、該キーへの入力は、指定したデータの木を指定し
た位置に複写するよう指示する。アイコン26は、ツリ
ー移動キーであり、該キーへの入力は、指定したデータ
の木を指定した位置に移動するよう指示する。アイコン
27は、ノード削除キーであり、該キーへの入力は、指
定したノードを削除するよう指示する。アイコン28
は、ノード追加キーであり、該キーへの入力は、指定し
た位置に指定した数のノードを追加するよう指示する。
への入力は、入力データの取消を指示する。アイコン2
2は、データ入力キーであり、該キーへの入力は、デー
タの入力を受け付けるよう指示する。アイコン23は、
データ複写キーであり、該キーへの入力は、データの複
写を指示する。アイコン24は、全体図キーであり、該
キーへの入力は、機器構成図の全体図を一画面上に表示
するよう指示する。アイコン25は、ツリー複写キーで
あり、該キーへの入力は、指定したデータの木を指定し
た位置に複写するよう指示する。アイコン26は、ツリ
ー移動キーであり、該キーへの入力は、指定したデータ
の木を指定した位置に移動するよう指示する。アイコン
27は、ノード削除キーであり、該キーへの入力は、指
定したノードを削除するよう指示する。アイコン28
は、ノード追加キーであり、該キーへの入力は、指定し
た位置に指定した数のノードを追加するよう指示する。
【0029】なお、ノードの追加を行う際は、親となる
ノードと、該親の子として追加するノードの数を指定
し、その後、ノードの内容を入力する。例えば、室内機
の子である構成要素を入力する場合は、まず、ノード追
加キー28を入力し、カーソルにより212のノードを
親として指定し、追加ノード数を3としてキーボードか
ら入力すれば、画面上で、ノードを表す矩形が3個(2
14、215、219)表示され、3つの該ノードと親
のノード212とをつなぐ線217が表示される。次
に、データ入力キーを入力し、カーソルにより入力位置
をいずれかのノードの位置として指示し、キーボードに
より該ノードの内容(すなわち、ノード219ならば
「制御部品」)を入力する。
ノードと、該親の子として追加するノードの数を指定
し、その後、ノードの内容を入力する。例えば、室内機
の子である構成要素を入力する場合は、まず、ノード追
加キー28を入力し、カーソルにより212のノードを
親として指定し、追加ノード数を3としてキーボードか
ら入力すれば、画面上で、ノードを表す矩形が3個(2
14、215、219)表示され、3つの該ノードと親
のノード212とをつなぐ線217が表示される。次
に、データ入力キーを入力し、カーソルにより入力位置
をいずれかのノードの位置として指示し、キーボードに
より該ノードの内容(すなわち、ノード219ならば
「制御部品」)を入力する。
【0030】アイコン29は、知識入力キーであるが、
機器構成データベース1の構築に際しては使用されな
い。アイコン30は、終了キーであり、該キーへの入力
は、知識入力の受付の終了を指示する。上記各キーおよ
びキーボードにより上記入出力装置7は、機器構成図の
入力を受け付けることができる。
機器構成データベース1の構築に際しては使用されな
い。アイコン30は、終了キーであり、該キーへの入力
は、知識入力の受付の終了を指示する。上記各キーおよ
びキーボードにより上記入出力装置7は、機器構成図の
入力を受け付けることができる。
【0031】以上のようにして機器構成データベースを
構築すれば、機器の構成を容易に階層的に記述し、操作
者の技能に関わりなく、簡便に、時間を掛けずにデータ
ベースを構築することができる。
構築すれば、機器の構成を容易に階層的に記述し、操作
者の技能に関わりなく、簡便に、時間を掛けずにデータ
ベースを構築することができる。
【0032】(故障因果関係ルールベース2の構築)つ
ぎに、故障因果関係ルールベース2構築手段について説
明する。if−then型知識獲得部4は、知識修正部
5を介して機器構成データベース1から機器構成に関す
る情報を読み出し、機器構成図の形で入出力装置7に出
力させる。
ぎに、故障因果関係ルールベース2構築手段について説
明する。if−then型知識獲得部4は、知識修正部
5を介して機器構成データベース1から機器構成に関す
る情報を読み出し、機器構成図の形で入出力装置7に出
力させる。
【0033】入出力装置7は、操作者からの入力を受け
付け、入力情報をif−then型知識獲得部4へ送
る。上記操作者からの入力を受け付ける際に、入出力装
置7に表示されるif−thenルール入力画面31を
図3に示す。if−then型知識獲得部4は、操作者
の入力した条件部(if:故障の現象)および結論部
(then:故障の原因となった部品など)と、それら
の対応関係とを、故障因果関係ルールとして、知識修正
部5を介して故障因果関係ルールベース2に格納する。
また、結論部が最下層の構成要素(部品)である故障因
果関係ルールについては、故障の原因となる該構成要素
の状態についても格納される。なお、ここで最下層の構
成要素とは、該構成要素の子となる構成要素の存在しな
い構成要素をいう。
付け、入力情報をif−then型知識獲得部4へ送
る。上記操作者からの入力を受け付ける際に、入出力装
置7に表示されるif−thenルール入力画面31を
図3に示す。if−then型知識獲得部4は、操作者
の入力した条件部(if:故障の現象)および結論部
(then:故障の原因となった部品など)と、それら
の対応関係とを、故障因果関係ルールとして、知識修正
部5を介して故障因果関係ルールベース2に格納する。
また、結論部が最下層の構成要素(部品)である故障因
果関係ルールについては、故障の原因となる該構成要素
の状態についても格納される。なお、ここで最下層の構
成要素とは、該構成要素の子となる構成要素の存在しな
い構成要素をいう。
【0034】故障因果関係ルールベース2に格納される
ルールは、条件部51と結論部52と状態53とを列と
して有する三列の表(図5に表の例を図示)として表さ
れる。また、各ルールの因果関係は、行により表され
る。
ルールは、条件部51と結論部52と状態53とを列と
して有する三列の表(図5に表の例を図示)として表さ
れる。また、各ルールの因果関係は、行により表され
る。
【0035】操作者からの入力は、次のようにして行わ
れる。まず、if−then型知識獲得部4は、あらか
じめ構築されている機器構成データベース1に保持され
ている情報を知識修正部5を介して読み込み、該情報を
基に、機器構成図を入出力装置7の表示画面に表示させ
る(if−thenルール入力画面31)。入出力装置
7の表示画面には、知識入力キーであるアイコン29が
あり、該キー29が入力されると、故障現象リスト表示
ウインド32と、故障現象データ表示ウインド33とが
交互に表示される。なお、ここでウインドとは、表示画
面上で、既表示の上に重ねて表示される枠で囲んだ小さ
な領域をいう。
れる。まず、if−then型知識獲得部4は、あらか
じめ構築されている機器構成データベース1に保持され
ている情報を知識修正部5を介して読み込み、該情報を
基に、機器構成図を入出力装置7の表示画面に表示させ
る(if−thenルール入力画面31)。入出力装置
7の表示画面には、知識入力キーであるアイコン29が
あり、該キー29が入力されると、故障現象リスト表示
ウインド32と、故障現象データ表示ウインド33とが
交互に表示される。なお、ここでウインドとは、表示画
面上で、既表示の上に重ねて表示される枠で囲んだ小さ
な領域をいう。
【0036】まず、操作者により、知識入力キーである
アイコン29が選択されると、入出力装置7は、画面3
1に故障現象の分類を列挙したリスト(故障現象リス
ト)を表示するウインド32を表示する。本実施例で
は、故障現象を、現象コード(具体的現象内容)、外部
条件(振動を発生するもののそばに設置されている、そ
ばで落雷があったなどの、機器に影響を与える外部環
境)、点検内容(点検によって発見される部品の不具合
など)、診断ランプ(機器に備えられている各診断ラン
プの状態)などの項目に分類する。故障現象リストに
は、上記各分類項目が表示され、入出力装置7は操作者
による項目の選択を受け付ける。また、入出力装置7
は、該故障現象リストに対する追加、修正、削除を受け
付け、その内容を記憶装置11に格納する手段を有す
る。
アイコン29が選択されると、入出力装置7は、画面3
1に故障現象の分類を列挙したリスト(故障現象リス
ト)を表示するウインド32を表示する。本実施例で
は、故障現象を、現象コード(具体的現象内容)、外部
条件(振動を発生するもののそばに設置されている、そ
ばで落雷があったなどの、機器に影響を与える外部環
境)、点検内容(点検によって発見される部品の不具合
など)、診断ランプ(機器に備えられている各診断ラン
プの状態)などの項目に分類する。故障現象リストに
は、上記各分類項目が表示され、入出力装置7は操作者
による項目の選択を受け付ける。また、入出力装置7
は、該故障現象リストに対する追加、修正、削除を受け
付け、その内容を記憶装置11に格納する手段を有す
る。
【0037】ウインド32に表示された故障現象リスト
内の故障現象のうちの1項目が選択され、さらに、再度
知識入力キー29が入力されると、入出力装置7は選択
された分類項目に応じた詳細な内容を列挙する故障現象
データを表示するウインド33を画面31内に表示す
る。入出力装置7は、上記故障現象データに対する追
加、修正、削除を受け付け、その内容を記憶装置11に
格納する手段を有する。
内の故障現象のうちの1項目が選択され、さらに、再度
知識入力キー29が入力されると、入出力装置7は選択
された分類項目に応じた詳細な内容を列挙する故障現象
データを表示するウインド33を画面31内に表示す
る。入出力装置7は、上記故障現象データに対する追
加、修正、削除を受け付け、その内容を記憶装置11に
格納する手段を有する。
【0038】さらに、入出力装置7は、故障現象データ
表示ウインド33内の項目と、if−thenルール入
力画面31に表示されている機器構成図内のノードと
を、関連付けた入力を受け付け、それをif−then
型知識獲得部4に送る。例えば、操作者が故障の具体的
現象として故障現象データリスト表示ウインド33に表
示されている「動作不良」の項目34を選択し、対応す
る機器構成要素として、機器構成図内の室内機の制御系
のノード35と、室外機の制御系のノード36とを選択
する場合、操作者は、マウスにより、領域34、35、
36をクリックする。操作者の選択を入出力装置7によ
り通知されたif−then型知識獲得部4は、条件部
51が動作不良で、結論部52が室内機の制御系または
室外機の制御系という2通りのルール、すなわち、「動
作不良34ならば室内機の制御系35」(if 34
then 35)および「動作不良34ならば室外機の
制御系36」(if 34 then 36)というル
ールを作成し、該ルールを知識修正部5に送る。
表示ウインド33内の項目と、if−thenルール入
力画面31に表示されている機器構成図内のノードと
を、関連付けた入力を受け付け、それをif−then
型知識獲得部4に送る。例えば、操作者が故障の具体的
現象として故障現象データリスト表示ウインド33に表
示されている「動作不良」の項目34を選択し、対応す
る機器構成要素として、機器構成図内の室内機の制御系
のノード35と、室外機の制御系のノード36とを選択
する場合、操作者は、マウスにより、領域34、35、
36をクリックする。操作者の選択を入出力装置7によ
り通知されたif−then型知識獲得部4は、条件部
51が動作不良で、結論部52が室内機の制御系または
室外機の制御系という2通りのルール、すなわち、「動
作不良34ならば室内機の制御系35」(if 34
then 35)および「動作不良34ならば室外機の
制御系36」(if 34 then 36)というル
ールを作成し、該ルールを知識修正部5に送る。
【0039】なお、選択された構成要素が機器構成図中
最下層に位置するものの場合、入出力装置は、該構成要
素が選択されると、状態選択用のウインド(図示せず)
を表示し、状態53の選択を受け付ける。上記状態選択
用ウインドには、該構成要素が故障の原因となる場合の
状態(ヒューズの断線、不良など)が列挙されており、
上記のウインド32、33と同様に、マウスにより上記
列挙されている項目の領域をクリックすることで、該項
目の選択を入力することができる。入出力装置7は、選
択された状態53の項目についてもif−then型知
識獲得部4に通知する。通知を受けたif−then型
知識獲得部4は、条件部51、結論部52と共に、該状
態53についても知識修正部5に送る。
最下層に位置するものの場合、入出力装置は、該構成要
素が選択されると、状態選択用のウインド(図示せず)
を表示し、状態53の選択を受け付ける。上記状態選択
用ウインドには、該構成要素が故障の原因となる場合の
状態(ヒューズの断線、不良など)が列挙されており、
上記のウインド32、33と同様に、マウスにより上記
列挙されている項目の領域をクリックすることで、該項
目の選択を入力することができる。入出力装置7は、選
択された状態53の項目についてもif−then型知
識獲得部4に通知する。通知を受けたif−then型
知識獲得部4は、条件部51、結論部52と共に、該状
態53についても知識修正部5に送る。
【0040】知識修正部5は、if−then型知識獲
得部4から受け取ったルールが既に故障因果関係ルール
ベース2上に存在していないかどうか重複検査をおこな
う。既に存在している場合、知識修正部5は、該ルール
を故障因果関係ルールベース2に格納しない。
得部4から受け取ったルールが既に故障因果関係ルール
ベース2上に存在していないかどうか重複検査をおこな
う。既に存在している場合、知識修正部5は、該ルール
を故障因果関係ルールベース2に格納しない。
【0041】まだ存在していない場合は、知識修正部5
は、さらに、該ルールが矛盾していないかどうか矛盾検
査を行う。ここで、矛盾とは、同一の条件部51を有
し、結論部52である機器構成要素が、機器構成図上で
親子関係にある、複数のルールが存在することをいう。
矛盾がない場合、知識修正部5は、該ルールを故障因果
関係ルールベース2に格納する。矛盾がある場合、知識
修正部5は、条件部51が同じで結論部52が親子関係
にあるルールを入出力装置7にすべて表示させる。入出
力装置7は、操作者からの選択または訂正を受け付け、
知識修正部5に送る。いずれかのルールが操作者により
選択された場合は、知識修正部5は、選択されたルール
を故障因果関係ルールベース2に格納する。操作者によ
りルールが訂正された場合は、訂正後のルールについ
て、上記重複検査と矛盾検査が再度行われ、重複も矛盾
もないルールのみが故障因果関係ルールベース2に格納
される。なお、最下層の構成要素を結論部52として有
するルールについては、状態53も含んで格納される。
は、さらに、該ルールが矛盾していないかどうか矛盾検
査を行う。ここで、矛盾とは、同一の条件部51を有
し、結論部52である機器構成要素が、機器構成図上で
親子関係にある、複数のルールが存在することをいう。
矛盾がない場合、知識修正部5は、該ルールを故障因果
関係ルールベース2に格納する。矛盾がある場合、知識
修正部5は、条件部51が同じで結論部52が親子関係
にあるルールを入出力装置7にすべて表示させる。入出
力装置7は、操作者からの選択または訂正を受け付け、
知識修正部5に送る。いずれかのルールが操作者により
選択された場合は、知識修正部5は、選択されたルール
を故障因果関係ルールベース2に格納する。操作者によ
りルールが訂正された場合は、訂正後のルールについ
て、上記重複検査と矛盾検査が再度行われ、重複も矛盾
もないルールのみが故障因果関係ルールベース2に格納
される。なお、最下層の構成要素を結論部52として有
するルールについては、状態53も含んで格納される。
【0042】上記のルールの入力、検査、および格納
は、操作者により終了キー30が入力されるまで、繰返
し行われる。
は、操作者により終了キー30が入力されるまで、繰返
し行われる。
【0043】以上のようにして故障因果関係ルールベー
ス2を構築すれば、あらかじめモデル化された対象機器
の構成にしたがって故障現象の関係付けを行うことがで
きるため、操作者の技能に関わりなく、容易に品質にバ
ラツキのない因果関係ルールを蓄積することができる。
また、因果関係ルールを故障因果関係ルールベース2に
格納する前に、矛盾や重複を検査するため、操作者があ
らかじめそれらの検査をしておく必要がなく、既に構築
された故障因果関係ルールベース2の修正を容易に行う
ことができる。
ス2を構築すれば、あらかじめモデル化された対象機器
の構成にしたがって故障現象の関係付けを行うことがで
きるため、操作者の技能に関わりなく、容易に品質にバ
ラツキのない因果関係ルールを蓄積することができる。
また、因果関係ルールを故障因果関係ルールベース2に
格納する前に、矛盾や重複を検査するため、操作者があ
らかじめそれらの検査をしておく必要がなく、既に構築
された故障因果関係ルールベース2の修正を容易に行う
ことができる。
【0044】(故障原因、修理方法の診断)つぎに、故
障診断手段について説明する。故障診断部6は、機器構
成データベース1から機器構成の情報を読み取り、ま
た、故障因果関係ルールベース2から、故障の因果関係
を読み取り、操作者により入力された故障の現象から、
故障の原因を推定する。
障診断手段について説明する。故障診断部6は、機器構
成データベース1から機器構成の情報を読み取り、ま
た、故障因果関係ルールベース2から、故障の因果関係
を読み取り、操作者により入力された故障の現象から、
故障の原因を推定する。
【0045】故障診断手段の起動が指示されると、故障
診断部6は、入出力装置7に故障診断画面を表示させ
る。該画面を図6に示す。故障診断画面60には、診断
結果を表示させるためのアイコン66と、終了指示のた
めのアイコン30とが設けられている。また、故障診断
画面60には、製品名入力領域61、製品の形式入力領
域62、および、製品の機能入力領域63が定義されて
おり、入出力装置7は、故障診断の対象となる機器の製
品名、形式、および、機能の操作者による入力を受け付
けることができる。
診断部6は、入出力装置7に故障診断画面を表示させ
る。該画面を図6に示す。故障診断画面60には、診断
結果を表示させるためのアイコン66と、終了指示のた
めのアイコン30とが設けられている。また、故障診断
画面60には、製品名入力領域61、製品の形式入力領
域62、および、製品の機能入力領域63が定義されて
おり、入出力装置7は、故障診断の対象となる機器の製
品名、形式、および、機能の操作者による入力を受け付
けることができる。
【0046】機器構成データベース1に保持されている
機器の情報には、該機器の属性(製品名、形式、機能な
ど)が含まれているため、入出力装置7を介して操作者
により入力された製品名、形式、および、機能をもと
に、故障診断部6は、故障診断の対象となる機器を選び
だす。
機器の情報には、該機器の属性(製品名、形式、機能な
ど)が含まれているため、入出力装置7を介して操作者
により入力された製品名、形式、および、機能をもと
に、故障診断部6は、故障診断の対象となる機器を選び
だす。
【0047】入出力装置7は、故障診断部6を介して、
機器構成データベース1に保持されている機器構成の情
報から、診断の対象となる機器の構成要素を読み取り、
各構成要素を、故障診断画面60中の故障箇所表示領域
64に列挙する。さらに、入出力装置7は、故障診断部
6を介して、故障因果関係ルールベース2に保持されて
いるルールから、該機器における故障現象(ルールの条
件部51)を読み取り、故障診断画面60の故障現象表
示領域65に列挙する。
機器構成データベース1に保持されている機器構成の情
報から、診断の対象となる機器の構成要素を読み取り、
各構成要素を、故障診断画面60中の故障箇所表示領域
64に列挙する。さらに、入出力装置7は、故障診断部
6を介して、故障因果関係ルールベース2に保持されて
いるルールから、該機器における故障現象(ルールの条
件部51)を読み取り、故障診断画面60の故障現象表
示領域65に列挙する。
【0048】上記のような表示を行ったのち、入出力装
置7は、操作者からの、診断の対象となる故障現象また
は故障箇所の選択を受け付け、選択された故障現象また
は故障箇所を故障診断部6へ通知する。なお、上記の選
択は、同一の領域(64または65)内の複数の項目に
ついて行うことができる。
置7は、操作者からの、診断の対象となる故障現象また
は故障箇所の選択を受け付け、選択された故障現象また
は故障箇所を故障診断部6へ通知する。なお、上記の選
択は、同一の領域(64または65)内の複数の項目に
ついて行うことができる。
【0049】上記の選択を通知された故障診断部6の制
御の流れを図7に示す。故障診断部6は、上記選択の通
知を受け付け(ステップ70)、まず、選択されたもの
が故障現象であるか、故障箇所であるかを判断する(ス
テップ71)。
御の流れを図7に示す。故障診断部6は、上記選択の通
知を受け付け(ステップ70)、まず、選択されたもの
が故障現象であるか、故障箇所であるかを判断する(ス
テップ71)。
【0050】選択されたものが故障現象の場合、まず、
故障診断部6は、故障現象表示領域65中の選択された
故障現象(例えば、aとする)を強調表示(表示色を変
更する、掛け網表示するなど)して、選択済みであるこ
とを示す(ステップ72)。つぎに、故障診断部6は、
故障因果関係ルールベース2を参照して、条件部51が
上記の選択された故障現象aである故障因果関係ルール
を検索する。診断の対象である機器が、図5に示した表
で表される因果関係ルールを有しているとすれば、故障
現象aを条件部51とする因果関係ルールの結論部52
はCである。故障診断部6は、選択された故障現象aの
原因推定範囲はCであると認識する(ステップ73)。
故障診断部6は、故障現象表示領域65中の選択された
故障現象(例えば、aとする)を強調表示(表示色を変
更する、掛け網表示するなど)して、選択済みであるこ
とを示す(ステップ72)。つぎに、故障診断部6は、
故障因果関係ルールベース2を参照して、条件部51が
上記の選択された故障現象aである故障因果関係ルール
を検索する。診断の対象である機器が、図5に示した表
で表される因果関係ルールを有しているとすれば、故障
現象aを条件部51とする因果関係ルールの結論部52
はCである。故障診断部6は、選択された故障現象aの
原因推定範囲はCであると認識する(ステップ73)。
【0051】次に、故障診断部6は、機器構成データベ
ース1を検索し、上記認識した原因推定範囲Cの子であ
る構成要素を検索し、原因となる可能性のある構成要素
を抽出する(ステップ74)。診断の対象である機器
が、図4に示した表で表される機器構成を有していると
すれば、構成要素Cは、構成要素E、Fを子として有
し、さらに、構成要素E、Fは、構成要素G、Hを有す
るので、原因となる可能性のある構成要素は、C、E、
F、G、Hであることがわかる。
ース1を検索し、上記認識した原因推定範囲Cの子であ
る構成要素を検索し、原因となる可能性のある構成要素
を抽出する(ステップ74)。診断の対象である機器
が、図4に示した表で表される機器構成を有していると
すれば、構成要素Cは、構成要素E、Fを子として有
し、さらに、構成要素E、Fは、構成要素G、Hを有す
るので、原因となる可能性のある構成要素は、C、E、
F、G、Hであることがわかる。
【0052】故障診断部6は、故障か諸表示領域64中
の上記抽出した構成要素の表示を強調表示する(ステッ
プ75)。なお、上記強調表示していない構成要素の表
示を変更または消去し、選択することができないことを
示すようにしてもよい。故障診断部6は、上記強調表示
した構成要素についての操作者の選択を可能とし、他の
構成要素については、選択不可能とする。
の上記抽出した構成要素の表示を強調表示する(ステッ
プ75)。なお、上記強調表示していない構成要素の表
示を変更または消去し、選択することができないことを
示すようにしてもよい。故障診断部6は、上記強調表示
した構成要素についての操作者の選択を可能とし、他の
構成要素については、選択不可能とする。
【0053】さらに、故障診断部6は、故障因果関係ル
ールベース2を検索し、上記の原因である可能性のある
構成要素(C、E、F、G、H)を結論部52として有
する因果関係ルールを抽出し、該ルールの条件部51で
ある故障現象を強調表示する(ステップ76)。
ールベース2を検索し、上記の原因である可能性のある
構成要素(C、E、F、G、H)を結論部52として有
する因果関係ルールを抽出し、該ルールの条件部51で
ある故障現象を強調表示する(ステップ76)。
【0054】操作者により診断結果のアイコン66に対
する入力により、診断結果の表示が指示されていれば
(ステップ82)、故障診断部6は診断結果を表示し
(ステップ83)、処理を終了する。本実施例では、診
断結果の表示には、操作者によって選択された全ての故
障現象(条件部51)、強調表示のなされた構成要素
(結論部52)のうち最下層に属するもの、および、該
構成要素の状態53が含まれる。
する入力により、診断結果の表示が指示されていれば
(ステップ82)、故障診断部6は診断結果を表示し
(ステップ83)、処理を終了する。本実施例では、診
断結果の表示には、操作者によって選択された全ての故
障現象(条件部51)、強調表示のなされた構成要素
(結論部52)のうち最下層に属するもの、および、該
構成要素の状態53が含まれる。
【0055】診断結果の表示が指示されなければ、故障
診断部6は、処理をステップ70にも度し、再度操作者
の選択を入出力装置7を介して受け付ける。なお、この
際、故障診断部6は、強調表示されている故障箇所およ
び故障現象の選択のみを受け付ける。
診断部6は、処理をステップ70にも度し、再度操作者
の選択を入出力装置7を介して受け付ける。なお、この
際、故障診断部6は、強調表示されている故障箇所およ
び故障現象の選択のみを受け付ける。
【0056】操作者により選択されたものが、故障箇所
の場合、故障診断部6は、故障箇所表示領域64中の選
択された故障箇所(例えば、E)を強調表示して、選択
済みであることを示す(ステップ77)。つぎに、故障
診断部6は、機器構成データベース1を参照して、上記
選択された故障箇所(E)の子である構成要素を検索す
る(ステップ78)。診断の対象である機器が、図5に
示した表で表される因果関係ルールを有しているとすれ
ば、故障箇所Eの子である構成要素には、GとHとがあ
る。故障診断部6は、故障箇所表示領域64中の選択さ
れた故障箇所の子である構成要素(GとH)を強調表示
する(ステップ79)。故障診断部6は、強調表示され
た項目のみについて操作者による選択を受け付ける。
の場合、故障診断部6は、故障箇所表示領域64中の選
択された故障箇所(例えば、E)を強調表示して、選択
済みであることを示す(ステップ77)。つぎに、故障
診断部6は、機器構成データベース1を参照して、上記
選択された故障箇所(E)の子である構成要素を検索す
る(ステップ78)。診断の対象である機器が、図5に
示した表で表される因果関係ルールを有しているとすれ
ば、故障箇所Eの子である構成要素には、GとHとがあ
る。故障診断部6は、故障箇所表示領域64中の選択さ
れた故障箇所の子である構成要素(GとH)を強調表示
する(ステップ79)。故障診断部6は、強調表示され
た項目のみについて操作者による選択を受け付ける。
【0057】つぎに、故障診断部6は、故障因果関係ル
ールベース2を検索し、上記の選択された故障箇所の子
である構成要素(GとH)を結論部52として有する因
果関係ルールを抽出する(ステップ80)。さらに、故
障診断部6は、故障現象表示領域65内にある該ルール
の条件部51の表示を強調表示する(ステップ81)。
以上のようにして、故障診断部6は、故障の原因とし
て推定される全ての構成要素と、該構成要素の不良によ
り引き起こされる全ての現象とを強調表示することによ
り、故障の現象と原因となった構成要素に関する操作者
の適正な入力を促すことができる。故障診断部6は、操
作者が、強調表示されている個々の構成要素について、
不良が発生していないかどうか検査することで、故障の
原因推定範囲を狭めることを助ける。また、ステップ7
0〜81を繰り返すことにより、故障診断部6は、強調
表示する(操作者が選択することの可能な)機器の構成
要素を適正化することができる。
ールベース2を検索し、上記の選択された故障箇所の子
である構成要素(GとH)を結論部52として有する因
果関係ルールを抽出する(ステップ80)。さらに、故
障診断部6は、故障現象表示領域65内にある該ルール
の条件部51の表示を強調表示する(ステップ81)。
以上のようにして、故障診断部6は、故障の原因とし
て推定される全ての構成要素と、該構成要素の不良によ
り引き起こされる全ての現象とを強調表示することによ
り、故障の現象と原因となった構成要素に関する操作者
の適正な入力を促すことができる。故障診断部6は、操
作者が、強調表示されている個々の構成要素について、
不良が発生していないかどうか検査することで、故障の
原因推定範囲を狭めることを助ける。また、ステップ7
0〜81を繰り返すことにより、故障診断部6は、強調
表示する(操作者が選択することの可能な)機器の構成
要素を適正化することができる。
【0058】すなわち、発生している現象がなるべく多
く強調表示され(望ましくは、発生している現象がすべ
て強調表示され)、発生していない現象の強調表示がな
るべく少なくなるように(望ましくは、発生している現
象のみが強調表示されるように)、故障現象と故障箇所
とを選択し、さらに、強調表示されている故障箇所のう
ち、検査などにより故障の原因でないことがはっきりし
ている構成要素は、選択せず、検査により不良が発生し
ていることがわかっている構成要素を選択することで、
強調表示される故障現象および故障箇所を最適化し、診
断の対象となった故障現象をさらに詳細な現象へ解析す
ることができ、操作者は、その詳細な故障現象を発生さ
せる、最も小さな構成要素を認識することができる。
く強調表示され(望ましくは、発生している現象がすべ
て強調表示され)、発生していない現象の強調表示がな
るべく少なくなるように(望ましくは、発生している現
象のみが強調表示されるように)、故障現象と故障箇所
とを選択し、さらに、強調表示されている故障箇所のう
ち、検査などにより故障の原因でないことがはっきりし
ている構成要素は、選択せず、検査により不良が発生し
ていることがわかっている構成要素を選択することで、
強調表示される故障現象および故障箇所を最適化し、診
断の対象となった故障現象をさらに詳細な現象へ解析す
ることができ、操作者は、その詳細な故障現象を発生さ
せる、最も小さな構成要素を認識することができる。
【0059】本実施例によれば、知識表現やコンピュー
タに関する詳しい予備知識を必要とすることなく、また
故障に関する複雑な因果関係を並列に思考することを必
要とせず、断片的に故障修理に関する知識を抽出してい
くことによって、容易かつ効率的に信頼性のある故障の
因果関係を構築することができる。本実施例では、故障
の因果関係を表す樹木を体系化する時間と工数を削減
し、実用的かつ作成容易なシステムが提供され、故障診
断エキスパートシステム開発コストの大幅な低減を図る
ことができる。
タに関する詳しい予備知識を必要とすることなく、また
故障に関する複雑な因果関係を並列に思考することを必
要とせず、断片的に故障修理に関する知識を抽出してい
くことによって、容易かつ効率的に信頼性のある故障の
因果関係を構築することができる。本実施例では、故障
の因果関係を表す樹木を体系化する時間と工数を削減
し、実用的かつ作成容易なシステムが提供され、故障診
断エキスパートシステム開発コストの大幅な低減を図る
ことができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、操作者の技能に関わり
なく、故障現象を詳細な現象に解析でき、該現象の故障
箇所である機器の構成要素を表示することができる。ま
た、本発明によれば、操作者の技能に関わりなく、容易
に品質にバラツキのない因果関係ルールを蓄積して因果
関係ルールベースを構築し、既に構築された因果関係ル
ールベースの修正を容易に行うことができる。さらに、
本発明によれば、操作者の技能に関わりなく、簡便に、
時間を掛けずに機器の構成を容易に階層的に記述し、機
器構成データベースを構築することができる。
なく、故障現象を詳細な現象に解析でき、該現象の故障
箇所である機器の構成要素を表示することができる。ま
た、本発明によれば、操作者の技能に関わりなく、容易
に品質にバラツキのない因果関係ルールを蓄積して因果
関係ルールベースを構築し、既に構築された因果関係ル
ールベースの修正を容易に行うことができる。さらに、
本発明によれば、操作者の技能に関わりなく、簡便に、
時間を掛けずに機器の構成を容易に階層的に記述し、機
器構成データベースを構築することができる。
【図1】 システムの基本構成を表す説明図である。
【図2】 機器構成図の入力画面を表す説明図である。
【図3】 故障因果関係ルールの入力が面を表す説明図
である。
である。
【図4】 機器構成のデータ構造を示す説明図である。
【図5】 因果関係のルールのデータ構造を示す説明図
である。
である。
【図6】 故障診断画面を示す説明図である。
【図7】 故障診断部の診断処理の流れを示す流れ図で
ある。
ある。
1:機器構成データベース、 2:故障因果関係ルール
ベース、 3:階層型知識機獲得部、 4:if−th
en型知識獲得部、 5:知識修正部、 6:故障診断
部、 7:入出力装置、 11:記憶装置、 12:制
御装置、 13:ルール格納部、 20:機器構成図入
力画面、 21〜30、66:アイコン、 217:親
子関係を示す線、 218:機器の構成要素を示すノー
ド、 31:因果関係入力画面、 32:故障現象リス
トを表示するウインド、 33:故障現象データを表示
するウインド、 60:故障診断画面、 61:製品名
入力領域、 62:形式入力領域、 63:機能入力領
域、 64:故障箇所表示領域、 65:故障現象表示
領域。
ベース、 3:階層型知識機獲得部、 4:if−th
en型知識獲得部、 5:知識修正部、 6:故障診断
部、 7:入出力装置、 11:記憶装置、 12:制
御装置、 13:ルール格納部、 20:機器構成図入
力画面、 21〜30、66:アイコン、 217:親
子関係を示す線、 218:機器の構成要素を示すノー
ド、 31:因果関係入力画面、 32:故障現象リス
トを表示するウインド、 33:故障現象データを表示
するウインド、 60:故障診断画面、 61:製品名
入力領域、 62:形式入力領域、 63:機能入力領
域、 64:故障箇所表示領域、 65:故障現象表示
領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 茂 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 下社 貞夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】記憶装置と、制御装置と、入力装置と、出
力装置とを有し、現象の入力を受け付けて、該現象の原
因を推定する故障診断支援システムにおいて、 上記入力装置は、機器の構成要素と現象とのうち少なく
とも一方の入力を受け付け、上記制御装置に通知する手
段を有し、 上記記憶装置は、 診断の対象となる機器の構成要素と、各構成要素の関係
とを保持する機器構成データベースと、 故障の現象と機器の構成要素との因果関係ルールを保持
する故障因果関係ルールベースとを有し、 上記制御装置は、故障診断部を有し、 上記故障診断部は、 上記因果関係ルールに基づき、現象から、原因であると
推定される構成要素を導き出す手段と、 上記因果関係ルールに基づき、構成要素から、該構成要
素を原因として発生する現象を導き出す手段と、 上記機器構成データベースに保持されている機器構成要
素の関係に基づき、該構成要素に包含される構成要素を
導き出す手段と、 上記導き出された現象および/または構成要素を上記出
力装置に出力させる手段とを有することを特徴とする故
障診断支援システム。 - 【請求項2】請求項1において、 前記出力装置は表示画面を有し、 上記表示画面は、機器の構成要素を表示する故障箇所表
示領域と、故障の現象を表示する故障現象表示領域とを
有し、 前記故障診断部は、 上記故障箇所表示領域に上記構成要素を表示する手段
と、 上記故障現象表示領域に上記現象を表示する手段と、 上記故障箇所表示領域に表示された構成要素のうち、前
記導きだされた構成要素および入力された構成要素を上
記表示画面に強調表示させる手段と、 上記故障現象表示領域に表示された現象のうち、前記導
きだされた現象および入力された現象を上記表示画面に
強調表示させる手段とを有することを特徴とする故障診
断支援システム。 - 【請求項3】記憶装置と、制御装置と、入力装置と、出
力装置とを有し、現象の入力を受け付けて、該現象の原
因を推定する故障診断支援システムにおいて、 上記記憶装置は、 診断の対象となる機器の構成要素と、各構成要素の関係
とを保持する機器構成データベースと、 故障の現象と機器の構成要素との因果関係ルールを保持
する故障因果関係ルールベースとを有し、 上記制御装置は、ルール格納部を有し、 上記ルール格納部は、 故障の現象と、機器の構成要素と、該現象および該構成
要素の対応関係との因果関係ルールの入力を受け付ける
手段と、 上記故障因果関係ルールベースに保持されている因果関
係ルールと、上記作成した因果関係ルールとの重複を検
査する手段と、 上記機器構成データベースに保持されている機器構成要
素の親子関係に基づき、上記作成した因果関係の矛盾を
検査する手段と、 重複および矛盾の検出されなかった因果関係ルールを上
記故障因果関係ルールベースに格納する手段とを有する
ことを特徴とする故障診断支援システム。 - 【請求項4】請求項3において、 前記出力装置は表示画面を有し、 上記出力装置は、 上記表示画面に、機器の構成を示す機器構成図を表示
し、 さらに、故障現象を表示するウインドを表示する手段を
有することを特徴とする故障診断支援システム。 - 【請求項5】記憶装置と、制御装置と、入力装置と、出
力装置とを有し、現象の入力を受け付けて、該現象の原
因を推定する故障診断支援システムにおいて、 上記記憶装置は、 診断の対象となる機器の構成要素と、各構成要素の関係
とを保持する機器構成データベースを有し、 上記制御装置は、階層型知識獲得部を有し、 上記階層型知識獲得部は、 機器構成図の作成についての指示の入力を受け付け、 上記指示に基づいて機器構成図を作成し、 機器の構成要素と各構成要素の関係とを機器構成データ
ベースに格納する手段を有することを特徴とする故障診
断支援システム。 - 【請求項6】請求項5において、 前記出力装置は表示画面を有し、 上記表示画面は、前記構成要素を表す2以上の矩形の領
域と、該領域を結合する符号とを有し、 上記符号は、上記構成要素の関係を表し、 上記矩形の領域は、内部に構成要素名を有し、 上記矩形の領域は、内部の構成要素名の表す構成要素を
表すことを特徴とする故障診断支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23185593A JPH0784995A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 故障診断支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23185593A JPH0784995A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 故障診断支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784995A true JPH0784995A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16930080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23185593A Pending JPH0784995A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 故障診断支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784995A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003091584A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Mitsubishi Electric Corp | 製品使用環境情報収集分析装置 |
JP2005310162A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | General Electric Co <Ge> | 機械を監視し、診断する方法及びシステム |
JP2008234025A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Toshiba Corp | 監視制御システム及び監視制御支援方法 |
WO2011148891A1 (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-01 | 日本電気株式会社 | システムモデルからの静的なフォルトツリー解析のシステムと方法 |
US8290893B2 (en) | 2008-12-24 | 2012-10-16 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Failure diagnosis system, a failure diagnosis device, an information update device, and a computer-readable medium |
JP2015001839A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-05 | ナレルシステム有限会社 | 項目の再帰的な関係を複数利用者間で集約するコンピュータプログラム、コンピュータ可読記憶装置及び情報処理方法 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23185593A patent/JPH0784995A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003091584A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Mitsubishi Electric Corp | 製品使用環境情報収集分析装置 |
JP4691285B2 (ja) * | 2001-09-18 | 2011-06-01 | 三菱電機株式会社 | 製品使用環境情報収集分析装置 |
JP2005310162A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | General Electric Co <Ge> | 機械を監視し、診断する方法及びシステム |
JP2008234025A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Toshiba Corp | 監視制御システム及び監視制御支援方法 |
US8290893B2 (en) | 2008-12-24 | 2012-10-16 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Failure diagnosis system, a failure diagnosis device, an information update device, and a computer-readable medium |
WO2011148891A1 (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-01 | 日本電気株式会社 | システムモデルからの静的なフォルトツリー解析のシステムと方法 |
JPWO2011148891A1 (ja) * | 2010-05-24 | 2013-07-25 | 日本電気株式会社 | システムモデルからの静的なフォルトツリー解析のシステムと方法 |
JP2015001839A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-05 | ナレルシステム有限会社 | 項目の再帰的な関係を複数利用者間で集約するコンピュータプログラム、コンピュータ可読記憶装置及び情報処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7398068B2 (ja) | ソフトウェアテスト | |
US6993456B2 (en) | Mechanical-electrical template based method and apparatus | |
US5420977A (en) | Multiple aspect operator interface for displaying fault diagnostics results in intelligent process control systems | |
JP2705087B2 (ja) | 試験装置 | |
US8015550B2 (en) | Systems and methods for hazards analysis | |
US8776023B2 (en) | Software testing | |
US6934696B1 (en) | Custom rule system and method for expert systems | |
US20030220926A1 (en) | Rule processing system | |
Dantan et al. | Human factors integration in manufacturing systems design using function–behavior–structure framework and behaviour simulations | |
US7958073B2 (en) | Software and methods for task method knowledge hierarchies | |
US20110202855A1 (en) | Gui evaluation system, gui evaluation method, and gui evaluation program | |
JPH0784995A (ja) | 故障診断支援システム | |
US20070136333A1 (en) | Method of inspection and a user interface for a business measure modeling tool | |
JP7116711B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム | |
US20230252204A1 (en) | Method for generating a virtual model of a component, computer system, and computer program product | |
JP2006277127A (ja) | 修正プログラムの比較方法 | |
Park et al. | An integrated knowledge base development tool for knowledge acquisition and verification for NPP dynamic alarm processing systems | |
JPH04181455A (ja) | 画面遷移仕様作成方法 | |
KR100604074B1 (ko) | 불량데이터 관리시스템 및 그 제어방법 | |
WO2003081478A1 (en) | Rule processing system and method | |
JP4961915B2 (ja) | 仕様記述支援装置および方法 | |
JP2008027256A (ja) | ヒューマンエラー分析支援装置と分析支援方法 | |
JPH0831887A (ja) | 製造過程の差異摘出システムおよび差異摘出方法 | |
Snooke | An automated failure modes and effect analysis based visual matrix approach to sensor selection and diagnosability assessment | |
JP2003099483A (ja) | 図面管理システム |