JPH0784973A - マルチ処理プロセッサ制御装置および制御方法 - Google Patents

マルチ処理プロセッサ制御装置および制御方法

Info

Publication number
JPH0784973A
JPH0784973A JP5229990A JP22999093A JPH0784973A JP H0784973 A JPH0784973 A JP H0784973A JP 5229990 A JP5229990 A JP 5229990A JP 22999093 A JP22999093 A JP 22999093A JP H0784973 A JPH0784973 A JP H0784973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processor
processing
data
control
processing time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5229990A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Morikawa
久 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5229990A priority Critical patent/JPH0784973A/ja
Publication of JPH0784973A publication Critical patent/JPH0784973A/ja
Priority to US08/662,264 priority patent/US5668714A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B15/00Systems controlled by a computer
    • G05B15/02Systems controlled by a computer electric
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0421Multiprocessor system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/50Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU]
    • G06F9/5061Partitioning or combining of resources
    • G06F9/5066Algorithms for mapping a plurality of inter-dependent sub-tasks onto a plurality of physical CPUs
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/50Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU]
    • G06F9/5083Techniques for rebalancing the load in a distributed system

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチ処理プロセッサ制御装置および制御方
法に関し,プロセッサを有効に利用するようにすること
を目的とする。 【構成】 複数のプロセッサを制御する制御プロセッサ
12と,プロセッサ毎に平均処理時間を算出する平均処理
時間算出手段11と,制御プロセッサ12を制御する制御手
段13を備え,制御手段13は任意の処理が実際に処理され
ている時間と平均処理時間を比較することにより該任意
の処理をするプロセッサの増設もしくは削減を判定する
プロセッサ過不足判定手段14と,プロセッサ過不足判定
手段14の判定結果に従って,任意の処理に対するプロセ
ッサの増設もしくは削減指示をするプロセッサ増設削減
手段18とを備え,任意の処理時間が実際に処理されてい
る時間と該任意の処理を行っているプロセッサの平均処
理時間に基づいてプロセッサの増設もしくは削減を行う
構成を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,マルチプロセッサにお
いてプロセッサ制御を行うマルチ処理プロセッサ制御装
置および制御方法に関する。
【0002】イメージデータとテキストデータを含むよ
うな文書データの編集処理,符号化,復号化等の処理を
必要とするファックス装置等は,それぞれの処理を行う
プロセッサを複数備えている。
【0003】本発明はこのような複数プロセッサを備え
る装置において,プロセッサを有効に利用し,効率的に
処理を行うことのできるマルチ処理プロセッサ制御装置
および制御方法を提供する。
【0004】
【従来の技術】従来のマルチプロセッサ装置は,文書編
集処理,イメージ重畳処理,符号化,復号化処理毎に専
用のプロセッサを備えるようにしていた。
【0005】図10はマルチプロセッサによる処理の例
を示す。図10はファックス装置における文書の拡大変
換を行う編集処理と図形を文書データに重畳する重畳処
理を示す。
【0006】(a) は文書の拡大変換処理である。(a)に
おいて,101はA4文書データである。
【0007】102はB4文書データであって,A4文
書データ101をB4データに変換したものである。拡
大変換処理は文字データ,イメージデータの双方を拡大
し,もとの文書データを拡大した文書データを作成す
る。
【0008】(b) は図形の重畳処理である。(b)におい
て,103は重畳する図のイメージデータである。
【0009】104は文字データを含む文書である。1
04’は図103を重畳する部分に設けた空白部であ
る。105は文書104に設けた空白部104’に図1
03を重畳した文書である。
【0010】105’は文書105に重畳された図(1
03)である。文書重畳処理は,文書104に空白10
4’が得られるように文字データを配列し,空白部10
4’に図103のイメージデータを埋め込む処理を行
う。
【0011】図11は従来のマルチプロセッサ装置の構
成を示す。図11において,110は編集プロセッサで
あって,文書データの編集処理を行うプロセッサであ
る。
【0012】111は重畳プロセッサであって,文書デ
ータにイメージデータを重畳する処理を行うものであ
る。112は符号化プロセッサであって,データを符号
化しデータ圧縮するものである。
【0013】113は復号化プロセッサであって,圧縮
されたデータを復号するものである。114は入出力制
御プロセッサであって,データの入出力制御を行うもの
である。
【0014】120はプログラム等を格納するメモリで
あって,編集プログラム,重畳プログラム,符号化プロ
グラム,復号化プログラム等を格納するものである。1
21はデータ格納メモリであって,データを格納するも
のである。
【0015】122は入出力制御プログラムを格納する
メモリである。130は入力部であって,データ入力を
行うキーボード,ディスク装置,伝送路から送られてき
た受信データを入力する装置等である。
【0016】131は出力部であって,データ表示を行
うディスプレイ,印刷出力するプリンタ,送信データを
伝送路に出力する装置等である。132は入出力インタ
フェースであって,入力部,出力部と装置を結合するイ
ンタフェースである。
【0017】図11の構成の動作を説明する。入力部1
30より文書編集データ,イメージデータが入出力イン
タフェース132を介して入力され,入出力制御プロセ
ッサ114により制御されてデータ格納メモリ121に
格納される。
【0018】文書編集処理であれば,編集プログラムに
従って編集プロセッサ110により入力データが処理さ
れる。また,イメージデータを文書に重畳するのであれ
ば,重畳プログラムに従って重畳プロセッサ111によ
り文書にイメージデータが重畳される。
【0019】入力されたデータが圧縮データであれば,
復号化プログラムに従って符号化プロセッサ112によ
り復号処理がなされる。それぞれに処理されたデータは
データ格納メモリ121に格納される。
【0020】あるいは,作成された文書をデータ圧縮し
て送信する場合には,符号化プログラムに従って作成文
書の送信データ(文書データ,イメージデータ等)がデ
ータ圧縮され,入出力インタフェース132を介して出
力部131に出力される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチプロセッ
サ装置は,各プロセッサが処理毎に専用化されていた。
そのため,特定の処理が増加するとその処理の待ち時間
が大きくなるのに対し,処理の少ないプロセッサは空き
時間が多かった。このように従来のファックス装置等の
マルチプロセッサ装置はマルチプロセッサの利用効率の
悪いものであった。
【0022】本発明は,マルチプロセッサを有効に利用
し,特定の処理が増加しても処理時間の低下しないマル
チ処理プロセッサ制御装置および制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は,マルチプロセ
ッサを制御する制御プロセッサとその制御手段を設け,
制御手段は任意の処理が実際に処理されている時間と該
平均処理時間を比較し,任意の処理をするプロセッサの
増設もしくは削減を行うようにした。
【0024】図1は本発明の基本構成を示す。図1にお
いて,1はマルチプロセッサ装置である。
【0025】2はプロセッサ制御装置である。3はプロ
セッサ1である。4はプロセッサ2である。
【0026】5はプロセッサ3である。6はプロセッサ
1の状態レジスタであって,プロセッサ1(3) の状態を
表す値を保持するものである。
【0027】7はプロセッサ2の状態レジスタであっ
て,プロセッサ2(4) の状態を表す値を保持するもので
ある。8はプロセッサ3の状態レジスタであって,プロ
セッサ3(5) の状態を表す値を保持するものである。
【0028】9はメモリであって,処理プログラムを格
納するものでり,処理1プログラム,処理2プログラ
ム,処理nプログラム等を格納するものである。10は
データ格納メモリであって,処理データを格納するもの
である。
【0029】プロセッサ制御装置2において,11は平
均処理時間算出手段であって,プロセッサ1(3) ,プロ
セッサ2(4),プロセッサ3(5) で処理中プログラムの
平均処理時間を算出するものである。それぞれのプロセ
ッサの平均処理時間はそれぞれの状態レジスタに格納さ
れる。
【0030】12は制御プロセッサであって,プロセッ
サ1(3) ,プロセッサ2(4) ,プロセッサ3(5) を制御
するものである。13は制御手段であって,メモリに格
納された制御プログラムである。制御手段は処理中のプ
ログラムに対して処理プロセッサの増設が必要である
か,あるいは削減できるかを判定し,処理プロセッサの
増設もしくは削減を行うものである。
【0031】制御プログラム13において,14はプロ
セッサ過不足判定手段であって,現在処理中のプログラ
ムの処理時間とプロセッサの平均処理時間とを比較して
処理中のプログラムに対してプロセッサを増設するか,
あるいは削減可能かを判定するものである。
【0032】17は時間比較手段であって,現在の処理
の処理時間とその処理をしているプロセッサの平均処理
時間とを比較するものである。比較結果,現在の処理時
間が平均処理時間を上回れば増設要求をし,現在の処理
時間が平均処理時間を下回れば,プロセッサを削減でき
ると判定するものである。
【0033】18はプロセッサ増設削減手段であって,
制御手段から増設要求もしくは削減指示を受け取ると,
状態レジスタ6,7,8の内容を参照し,増設可能な状
態(例えば,状態がIdle,Ready等)にあるプ
ロセッサを選択し,増設要求を受けた処理のプログラム
ロードを指示する。また,制御手段13から処理中のプ
ログラムに対して削減指示を受けたら,プロセッサの状
態レジスタ6,7,8を参照し,処理中のプログラムか
らの切離し可能な状態かを判定し,切離しを行うもので
ある。そして,他の処理プログラムをロードする必要が
あれば他の処理プログラムをロードする指示を行うもの
である。
【0034】
【作用】図2は本発明の基本構成の動作説明図である。
図2は,未処理データ量に対して必要なプロセッサ数の
判定方法の説明図である。
【0035】(a)はプロセッサ数2で処理可能な処理デ
ータ量とプロセッサの平均処理時間の関係を示し, (b)
はプロセッサ数3を必要とする処理データ量とプロセッ
サの平均処理時間の関係を示す。
【0036】(a), (b)において,横軸はプロセッサの
平均処理時間であり,縦軸は平均入力データ量(処理デ
ータ量)を示す。(a)の場合について説明する。
【0037】(a)において,OA1 は各プロセッサの平
均処理時間(現在までに処理された処理データの平均処
理時間)である。OB3 は現在処理中のデータ量であ
る。OB2 はプロセッサ1の処理データ量であり,B2
3 はプログラム2の処理データ量である。従って,処
理データ量がOB3 の場合には,プロセッサ数2で良
い。
【0038】(b)の場合について説明する。OB4 は処
理データ量である。OA1 は各プロセッサの平均処理時
間である。OB2 はプロセッサ1の処理データ量であ
る。B2 3 はプロセッサ2の処理データ量である。B
3 4 は未処理データ量である。B3 4 の処理を終了
するまでの処理時間はB3 3 である。従って,OB4
のデータ量を2個のプロセッサで処理する場合には処理
時間が平均処理時間を上回るので,平均処理時間以下で
処理するためにはプロセッサが3個必要である。そのた
め,現在,OB4 の処理データ量が発生した場合にはプ
ロセッサ数を1個増設する必要がある。
【0039】次に,図1の基本構成の動作を説明する。
処理1プログラムがプロセッサ1(3) ,プロセッサ2
(4) により処理されているとする。
【0040】例えば,処理1プログラムを処理する場
合,その初期データ量に基づいて,処理プロセッサ数の
初期値が算出され,処理プロセッサが指定される。例え
ば,プロセッサ1(3) とプロセッサ2(4) に処理1プロ
グラムがロードされ,処理データが入力されて処理がス
タートする。次々に処理1プログラムの新たなデータが
入力されて,プロセッサ1(3) ,プロセッサ2(4) にお
いて処理される。
【0041】平均処理時間算出手段11は,プロセッサ
1(3) ,プロセッサ2(4) の平均処理時間を算出し,そ
れぞれの状態レジスタ6,状態レジスタ7に格納する。
新たな処理データが発生すると,その時点の処理時間と
平均処理時間が時間比較手段17において比較される。
【0042】比較結果,その時点での処理時間が平均処
理時間を上回っている場合には,プロセッサを増設する
必要があるのでプロセッサ過不足判定手段14はプロセ
ッサ増設削減手段18に,処理1プログラムに対する処
理プロセッサ数の増設要求をする。また,その時点の処
理時間が平均処理時間より短く,処理1プログラムのデ
ータ処理に対してプロセッサを削減できると判定した場
合には,プロセッサ過不足判定手段14はプロセッサ増
設削減手段18にプロセッサの削減指示を行う。
【0043】プロセッサ増設削減手段18は,プロセッ
サ過不足判定手段14から処理1プログラムのデータ処
理に対してプロセッサの増設要求を受けると,プロセッ
サ3(5) の状態レジスタ8の値を参照し,例えば,Id
le,Ready等で処理1プログラムを新たにロード
可能な状態にあれば,プロセッサ3(5) に処理1プログ
ラムの処理を指示する。
【0044】また,プロセッサ過不足判定手段14から
処理1プログラムを処理するプロセッサの削減指示が出
されたら,プロセッサ1(3) ,プロセッサ2(4) の状態
レジスタの値を参照する。そして,Idle,Read
y等の処理1プログラムを切り離せる状態にある一方を
処理1プログラムの処理から切離しする。
【0045】さらに,処理2プログラム等の他のプログ
ラムをロードする必要があれば,そのプログラムをロー
ドしデータ入力を行ってその処理を行う。なお,上記に
おいて,新たに処理データが発生した時の時間比較手段
17の時間比較は,新たに処理データが発生してから処
理されるまでの待ち時間が平均時間を越えたらプロセッ
サ過不足判定手段14がプロセッサの増設要求をするよ
うにしても良い。
【0046】本発明によれば,処理時間と平均処理時間
を絶えず比較し,プロセッサの増設の必要性とプロセッ
サの削減可能性をダイナミックに判断し,プロセッサの
増設,削減を行うようにしているので,特定の処理のデ
ータ量のみ多くなっても特定のプロセッサのみに処理が
集中することがなく平均化できるので,マルチプロセッ
サの処理能率を向上させることができる。
【0047】
【実施例】図3は,本発明の実施例構成を示す。31は
マルチプロセッサ装置である。
【0048】32は処理プロセッサ1である。33は処
理プロセッサ2である。34は処理プロセッサnであ
る。
【0049】35,36,37はそれぞれ状態レジスタ
であって,処理プロセッサ1,処理プロセッサ2,処理
プロセッサnの状態レジスタである。38は制御プロセ
ッサである。
【0050】40はプログラム格納メモリであって,編
集プログラム,重畳プログラム,符号化プログラム,復
号化プログラム等を格納するものである。41はデータ
格納メモリである。
【0051】42は制御プログラム格納メモリであっ
て,制御プログラムを格納するものである。45は外部
メモリINFであって,外部メモリ(ディスク装置等)
とのインタフェースである。
【0052】46は外部メモリであって,ディスク装置
等であり,プログラム格納メモリ40に格納されている
符号化プログラム,復号化プログラムと異なる符号化プ
ログラム,復号化プログラムもしくは他のプログラム等
を格納するものである。
【0053】制御プログラム格納メモリ42において,
50はプロセッサ過不足判定手段である。51はプロセ
ッサ増設削減手段である。
【0054】52は制御タスクであって,プロセッサ過
不足判定手段50のプロセッサ増設要求にともない状態
レジスタの内容を参照し,プロセッサ選択等を行ってプ
ロセッサの増設もしくは削減の指示を行うものである。
【0055】53は状態レジスタ判定部である。54は
プロセッサ選択部である。55はデータ処理タスクであ
って,制御タスクにおいて選択されプロセッサにおいて
データ処理を行うように制御するものである。
【0056】56は状態レジスタ判定部である。57は
データロード処理部である。図3の構成の動作は後述す
る。
【0057】図4はプログラム格納メモリ,状態レジス
タの構成の実施例を示す。40はプログラム格納メモリ
であって,処理1(編集プログラム),処理2(重畳プ
ログラム),処理3(符号化プログラム),処理4(復
号化プログラム),その他のプログラムを格納するもの
である。各プログラムはプログラムの記述および処理の
内容(編集プログラム,重畳プログラム等の区別)を表
すパラメータにより構成される。
【0058】35は状態レジスタである。70は処理状
態の値格納部である(処理状態については後述する)。
71は処理内容の値格納部であって,処理1(編集プロ
グラム),処理2(重畳プログラム)等を区別する値を
格納するものである。
【0059】72は処理時間平均値格納部であって,状
態レジスタを有するプロセッサの処理時間の平均値を格
納するものである。図5は状態レジスタの格納値の説明
図である。
【0060】図5において,70は処理状態の値格納部
である。「00」は使用されていない状態を示す(No
t Ready)。「01」はプログラムロードがなさ
れていないプログラム未の状態であって休止中であるこ
とを示す(Ready)。「10」はプログラムロード
済みであるが,プログラム処理はなされていない状態
(プログラム処理未)を示す(Idle)。「11」は
プログラムがロードされ,かつ処理を行っている状態を
示す(Busy)。
【0061】71は処理内容の値格納部であって,処理
内容の値「1」は処理1(例えば,編集プログラム),
「2」は処理2(例えば,重畳プログラム),「n」は
処理nのプログラムが処理の対象であることを示す。
【0062】72は処理時間平均値格納部であって,対
応するプロセッサの処理の平均値を格納するものであ
る。図6は本発明のデータ処理方法の説明図である。
【0063】図6において,32は処理プロセッサ1で
ある。33は処理プロセッサ2である。
【0064】34’は処理プロセッサ3である。38は
制御プロセッサである。80はデータ格納メモリに格納
された入力データを示し,画面単位のデータとヘッダに
より構成される。画面単位の入力データ80はデータ
1,データ2,データ3に分割され,それぞれヘッダを
付されて処理プロセッサ1(32),処理プロセッサ2
(33),処理プロセッサ3(34’)でマルチプロセ
ッサ処理される。
【0065】81は入力データ80のヘッダである。ヘ
ッダ81はデータ種別,データ長,処理内容により構成
される。データ種別は文字等のテキストデータ,図形デ
ータの区別を表し,編集プログラム,重畳プログラム等
の処理内容の区別を表す。
【0066】図6の構成は,入力データ80が処理プロ
セッサ1(32),処理プロセッサ2(33),処理プ
ロセッサ3(34’)により処理される場合を示す。入
力データ80はデータ1(82),データ2(83),
データ3(84)に分割され,それぞれにヘッダ86,
ヘッダ87,ヘッダ88が付され,データ82’,デー
タ83’,データ84’が生成される。そして,それぞ
れ処理プロセッサ1(32),処理プロセッサ2(3
3),処理プロセッサ3(34’)により処理される。
【0067】図7はプロセッサ過不足判定手段のフロー
チャートである。図7は処理プロセッサ1,処理プロセ
ッサ2,処理プロセッサ3の3つのプロセッサにより構
成されたマルチ処理プロセッサ装置の処理のフローチャ
ートである。図は処理プロセッサ1と処理プロセッサ2
で処理Aがなされ,プロセッサ3で処理Bが処理されて
いる場合を示す。
【0068】処理プロセッサ3では処理Bがなされてい
て,状態レジスタはBusyであり,平均処理時間はm
AV3 である。図の番号に従って動作を説明する。
【0069】(1) ,(2) 処理データが処理プロセッサ
1と処理プロセッサ2にそれぞれ転送される。 (3) ,(4) 処理プロセッサ1のデータ処理が終了し,
制御プロセッサに処理終了通知がなされる。そして,処
理されたデータ(処理終了データ)が処理プロセッサ1
から制御プロセッサに転送される。
【0070】(5) 制御プロセッサのカウント値m1
処理プロセッサ1に転送され,処理プロセッサ1により
平均処理時間mAV1 を算出する。平均処理時間mAVは処
理回数iについて, により算出する。
【0071】(6) ,(7) 処理プロセッサ2のデータ
処理が終了し,処理プロセッサ2から処理終了通知が制
御プロセッサになされる。そして,処理終了データが処
理プロセッサ2から制御プロセッサに転送される。
【0072】(8) 制御プロセッサから,処理カウント
値m2 が処理プロセッサ2に転送され,平均処理時間m
AV2 が算出される。 (9) 処理Bで処理待時間T1 の処理が発生し,制御プ
ロセッサは処理プロセッサ3の状態レジスタを読み取る
処理をする。処理プロセッサ3とはBusyなので,処
理Bは待たされる。そして,待ち時間T1 がカウントさ
れる。
【0073】(10) T1 >mAV3 になると,制御プロセ
ッサは処理Bに対してプロセッサの増設を必要とすると
判定する。 (11),(12) 制御プロセッサは処理プロセッサ1の状
態プロセッサを読み取り,平均処理時間がmAV1 である
ことを読み取る。
【0074】(13),(14) 制御プロセッサは処理プロ
セッサ2の状態プロセッサを読み取り,平均処理時間が
AV2 であることを読み取る。処理Aのプロセッサ1の
Idle又はReadyの時間とプロセッサ2のIdl
e又はReadyの時間の和をT2 とした時に,T2
1/2(mAV1 +mAV 2 )であれば,処理プロセッサ1
と処理プロセッサ2に余裕があることなので,処理プロ
セッサ1と処理プロセッサ2で処理Bを行うようにプロ
セッサの増設要求をする。
【0075】図8はプロセッサ増設削減手段の動作説明
図である。図8は,図7において処理プロセッサ3に処
理Bの増設要求がなされた後の処理のフローチャートで
ある。
【0076】図において,左側は制御プロセッサにおけ
る処理であり,右側は処理プロセッサ2(増設されたプ
ロセッサ)の処理である。 (1) 〜(6) は制御タスクと状態レジスタもしくは処理プ
ロセッサとの間の処理である。
【0077】(7) 〜(15)はデータ処理タスクと状態レジ
スタもしくは処理プロセッサとの間の処理である。図8
を参照して図3の動作を説明する。
【0078】図3において,処理B(例えば,編集プロ
グラム)が処理プロセッサ3(図3では図示されていな
い)にロードされ,処理されている。制御タスク52は
プロセッサ過不足判定手段50から処理Bに対するプロ
セッサの増設要求を受ける(増設要求の結果,プロセッ
サ2が処理Bに対して増設されるものとする)。
【0079】(1) ,(2) 制御タスク52の状態レジス
タ判定部53はプロセッサ1(32),プロセッサ2
(33)のレジスタの状態を読み取りとり,Read
y,Idleの処理プロセッサを記憶する。
【0080】(3) そこで,例えばプロセッサ2がId
leであったとする。そこで,制御タスク52のプロセ
ッサ選択部54はプロセッサ2に対してプログラムロー
ド準備指示を行う。
【0081】(4) 処理プロセッサ2はプログラムロー
ドの了解を応答する。 (5) 制御タスク52は処理プロセッサ2に対して処理
Bのロードを行う。 (6) 処理プロセッサ2は制御タスク52に対してロー
ド完了通知を応答する。制御タスク52は処理プロセッ
サ,処理内容を記憶する。
【0082】次に処理がデータ処理タスクに移る。 (7) ,(8) データ処理タスク55は,プロセッサ2の
状態レジスタの内容を読み取り,Idleを確認する。
【0083】(9) データ処理タスク55はプロセッサ
2のIdleを確認すると,データ受信準備指示を行
う。 (10) 処理プロセッサ2はデータ受信準備の了解を通知
する。
【0084】(11) データ処理タスク55はプロセッサ
2にデータを転送する。 (12) データ転送を受けた処理プロセッサ2は状態レジ
スタをIdleからBusyに変更し,データ処理を行
う。処理が終了すると処理の終了を通知する。
【0085】(13) 制御プロセッサはプロセッサ2で処
理されたデータの受信可能を処理プロセッサ2に通知す
る。 (14) 処理プロセッサ2は処理データを制御プロセッサ
38に送信する。
【0086】(15) 制御プロセッサは処理データ受信を
処理プロセッサ2に通知する。処理プロセッサ2は状態
レジスタをBusyからIdleに変更する。図8は増
設されたプロセッサ2の処理のみを示し,プロセッサ3
による処理Bの処理は省略されている。
【0087】図9は処理プロセッサの過不足判定方法を
示す(判定方法は図2と同様である)。図9 (a)は,処
理データ量がOBであり,プロセッサの平均処理時間O
Aで処理プロセッサ数が5の場合を示す。処理プロセッ
サ数が5の場合には1つの処理プロセッサ(例えば処理
プロセッサ5)における処理が平均処理時間より短く,
処理に余裕があり,処理プロセッサ数5で適正に処理で
きることを示す。
【0088】図9 (b)は,処理データ量がOBであり,
プロセッサの平均処理時間OAで処理プロセッサ数が4
の場合を示す。処理プロセッサ数が4の場合には1つの
処理プロセッサ(例えば処理プロセッサ4)における処
理が平均処理時間より長くなり,処理プロセッサ数4で
は適正に処理できず,処理プロセッサの増設が必要であ
ることを示す。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば,マルチプロセッサを有
効に利用でき,処理量に応じて柔軟に処理プロセッサを
増減することができる。そのため,マルチプロセッサ装
置を効率的に利用でき,処理を高速化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の基本構成の動作説明図である。
【図3】本発明の実施例構成を示す図である。
【図4】プログラム格納メモリ,状態レジスタの構成実
施例を示す図である。
【図5】状態レジスタの格納値の説明図である。
【図6】本発明のデータ処理方法の説明図である。
【図7】プロセッサ過不足判定手段の動作説明図であ
る。
【図8】プロセッサ増設削減手段の動作説明図である。
【図9】処理プロセッサの過不足判定方法を示す図であ
る。
【図10】マルチプロセッサによる処理の例を示す図で
ある。
【図11】従来のマルチプロセッサ装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1:マルチプロセッサ装置 2:プロセッサ制御装置 3:プロセッサ1 4:プロセッサ2 5:プロセッサ3 6:状態レジスタ 7:状態レジスタ 8:状態レジスタ 9:メモリ 10:データ格納メモリ 11:平均処理時間算出手段 12:制御プロセッサ 13:制御手段(制御プログラム) 14:プロセッサ過不足判定手段 17:時間比較手段 18:プロセッサ増設削減手段 20:状態レジスタ判定手段 21:プログラムロード指示手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチプロセッサ装置(1) のプロセッサ
    制御装置(2) において,複数のプロセッサを制御する制
    御プロセッサ(12)と,プロセッサ毎に平均処理時間を算
    出する平均処理時間算出手段(11)と,該制御プロセッサ
    (12)を制御する制御手段(13)を備え,該制御手段(13)は
    任意の処理が実際に処理されている時間と該平均処理時
    間を比較することにより該任意の処理をするプロセッサ
    の増設もしくは削減を判定するプロセッサ過不足判定手
    段(14)と,該プロセッサ過不足判定手段(14)の判定結果
    に従って,該任意の処理に対するプロセッサの増設もし
    くは削減指示をするプロセッサ増設削減手段(18)とを備
    え,任意の処理時間が実際に処理されている時間と該任
    意の処理を行っているプロセッサの平均処理時間に基づ
    いてプロセッサの増設もしくは削減を行うことを特徴と
    するマルチ処理プロセッサ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,各プロセッサは処理
    状態を表す値を保持する状態レジスタ(6) ,(7) ,(8)
    を備え,該プロセッサ増設削減手段(18)は該状態レジス
    タ(6) ,(7) ,(8) の保持値を参照する状態レジスタ判
    定手段(20)を備え,該プロセッサ増設削減手段(18)は,
    プロセッサ過不足判定手段(14)より増設要求を受けた
    場合には,該任意の処理を行っていないプロセッサの該
    状態レジスタ(6) ,(7) ,(8) の状態を判定して増設可
    能な状態にあるプロセッサを選択し,削減要求を受けた
    場合には該任意の処理を行っているプロセッサの該状態
    レジスタ(6) ,(7) ,(8) の状態を判定して削減可能な
    プロセッサを選択し,プロセッサの増設もしくは削減指
    示を行うことを特徴とするマルチ処理プロセッサ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2において,任意に処
    理に対して削減されたプロセッサに対して他の処理を行
    わせることを特徴とするマルチ処理プロセッサ制御装
    置。
  4. 【請求項4】 マルチプロセッサ装置(1) のプロセッサ
    制御方法において,複数のプロセッサ(3) ,(4) ,(5)
    を制御する制御プロセッサ(12)と制御プロセッサにより
    該複数のプロセッサの制御処理をする制御手段(13)と,
    プロセッサ毎に平均処理時間を算出する平均処理時間算
    出手段(11)とを備え,該制御手段(13)は任意の処理が実
    際に処理されている時間と該平均処理時間を比較するこ
    とにより該任意の処理をするプロセッサの増設もしくは
    削減を判定し,該判定結果に従って,該任意の処理に対
    するプロセッサの増設もしくは削減指示をし,該任意の
    処理に対するプロセッサの増設もしくは削減をすること
    を特徴とするマルチ処理プロセッサ制御方法。
JP5229990A 1993-09-16 1993-09-16 マルチ処理プロセッサ制御装置および制御方法 Pending JPH0784973A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5229990A JPH0784973A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 マルチ処理プロセッサ制御装置および制御方法
US08/662,264 US5668714A (en) 1993-09-16 1996-06-07 Control system for multi-processor apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5229990A JPH0784973A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 マルチ処理プロセッサ制御装置および制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0784973A true JPH0784973A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16900879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5229990A Pending JPH0784973A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 マルチ処理プロセッサ制御装置および制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5668714A (ja)
JP (1) JPH0784973A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6604122B1 (en) * 1998-11-03 2003-08-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for evaluating a data processing request performed by distributed processes
GB2454870B (en) * 2007-11-16 2010-05-12 Motorola Inc Apparatus, method, and system for channel selection and allocation in mobile communications
TWI369608B (en) * 2008-02-15 2012-08-01 Mstar Semiconductor Inc Multi-microprocessor system and control method therefor
JP5949506B2 (ja) * 2012-11-30 2016-07-06 富士通株式会社 分散処理方法、情報処理装置、及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4495570A (en) * 1981-01-14 1985-01-22 Hitachi, Ltd. Processing request allocator for assignment of loads in a distributed processing system
US5050070A (en) * 1988-02-29 1991-09-17 Convex Computer Corporation Multi-processor computer system having self-allocating processors
US5155858A (en) * 1988-10-27 1992-10-13 At&T Bell Laboratories Twin-threshold load-sharing system with each processor in a multiprocessor ring adjusting its own assigned task list based on workload threshold

Also Published As

Publication number Publication date
US5668714A (en) 1997-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008276407A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP5046801B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JPH0784973A (ja) マルチ処理プロセッサ制御装置および制御方法
JPH07311839A (ja) 情報処理システム
JP2007122369A (ja) データ処理装置及びデータ処理方法
JPH05336385A (ja) 画像処理装置
EP1134664B1 (en) Image processing device
JP2006133839A (ja) 画像処理装置、印刷装置および画像処理方法
US6535971B1 (en) Data processing system having plurality of processors and executing series of processings in prescribed order
US20060061788A1 (en) Image processing apparatus
JP2013109613A (ja) 印刷装置および印刷装置の印刷方法
JP2006039754A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP3564327B2 (ja) 図形処理装置
JP2006163674A (ja) 画像処理装置、印刷装置および負荷分散方法
JP2006163672A (ja) 画像処理装置、印刷装置および画像処理方法
JP4337280B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、制御プログラム、および制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006163673A (ja) 画像処理装置、印刷装置および負荷分散方法
JP4540054B2 (ja) データ処理システム
JP2011191903A (ja) 情報処理装置、画像形成装置及び情報処理方法
JPH0936999A (ja) スキャナ/プリンタサーバーシステム
JP2000163388A (ja) データ処理システム
JP2006163543A (ja) 画像処理システム
JPH11122482A (ja) カラー画像処理方法および装置
JP4158727B2 (ja) スプール方法、印刷制御装置及び記録媒体
JP3661433B2 (ja) 印刷データのスプール方法、印刷制御装置及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010626