JPH0784913B2 - 金属管接続方法 - Google Patents

金属管接続方法

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JPH0784913B2
JPH0784913B2 JP2752893A JP2752893A JPH0784913B2 JP H0784913 B2 JPH0784913 B2 JP H0784913B2 JP 2752893 A JP2752893 A JP 2752893A JP 2752893 A JP2752893 A JP 2752893A JP H0784913 B2 JPH0784913 B2 JP H0784913B2
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JP
Japan
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pipe joint
pipe
peripheral surface
metal
metal pipe
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JP2752893A
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English (en)
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JPH06221474A (ja
Inventor
寛 種池
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Iwatani Corp
Original Assignee
Iwatani Corp
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Publication date
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管や合金管等の金属
管の接続方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、鋼管や合金管等の金属管を接続する
場合、金属管同士の端部を突き合わせて溶接したり、金
属管の端部を差し込み式管継手に挿嵌して溶接したりし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金属管を接
続する際の溶接は、現場で行うことから、溶接環境が悪
いうえ、溶接姿勢も全方向溶接となることから、欠陥が
生じやすいという問題があった。本発明は、このような
点に着目して、簡単確実に金属管を接続することのでき
る接続方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、金属管の端部に外嵌する差し込み型管
継手の差し込み部での内周面、及びこの管継手に挿嵌す
る金属管の外端寄り部分での外周面にそれぞれ係合凹部
を全周にわたって形成し、いずれか一方の係合凹部に形
状記憶合金または形状記憶樹脂からなる係合部材を装着
し、管継手の差し込み部での係合凹部の形成個所よりも
内側部分に管継手の外周面に連通するシール材注入孔を
形成し、管継手に金属管を挿嵌した後、管継手を加熱す
ることにより、係合部材を形状変化させて他方の係合凹
部に係合させて金属管と管継手とを離脱不能に接続し、
シール材注入孔から管継手の内周面と金属管の外周面と
の間に液状シール材を注入するようにしたことを特徴と
している。
【0005】
【作用】本発明では、金属管の端部に外嵌する差し込み
型管継手の差し込み部での内周面、及びこの管継手に挿
嵌する金属管の外端寄り部分での外周面にそれぞれ係合
凹部を全周にわたって形成し、いずれか一方の係合凹部
に形状記憶合金または形状記憶樹脂からなる係合部材を
装着し、管継手の差し込み部での係合凹部の形成個所よ
りも内側部分に管継手の外周面に連通するシール材注入
孔を形成し、管継手に金属管を挿嵌した後、管継手を加
熱することにより、係合部材を形状変化させて他方の係
合凹部に係合させて金属管と管継手とを離脱不能に接続
し、シール材注入孔から管継手の内周面と金属管の外周
面との間に液状シール材を注入するようにしているの
で、手間のかかる溶接を行うことなく、確実に金属管を
接続することになる。
【0006】
【実施例】図面は、本発明にかかる管接続構造を示す要
部断面図である。図中符号(1)は差し込み型のカップリ
ング、(2)はカップリング(1)の両端に接続される鋼管
や合金管等の金属管である。カップリング(1)はその両
端部での内径を中央部での内径よりも大きく形成し、そ
の内径の大きい部分を差し込み部(3)に形成してある。
【0007】この差し込み部(3)には底壁(4)を外開き
の傾斜面に形成した係合凹部(5)が全周にわたって刻設
してある。また、差し込み部(3)での係合凹部(5)の形
成部分よりも内側に位置するカップリング(1)の肉壁に
シール材注入孔(6)が透設してある。
【0008】金属管(2)の挿入端寄り部でのカップリン
グ(1)の係合凹部(5)に対応する位置に係合凹部(7)が
形成してあり、この係合凹部(7)に形状記憶合金や形状
記憶樹脂等の感熱形の係合部材(8)が配置してある。ま
た、係合凹部(7)よりも管端寄りの部分にOリング等の
気密形成部材(9)が装着してある。
【0009】そして、カップリング(1)の差し込み部
(3)に金属管(2)の管端を両係合部(5)(7)が対向する
状態まで挿入し、カップリング(1)の外周面をバーナト
ーチ等の加熱手段で係合部材(8)の変態温度まで加熱す
る。すると、金属管(2)の係合凹部(7)に配置した係合
部材(8)があらかじめ記憶した形状に変形して、カップ
リング(1)の係合凹部(5)内に突入し、金属管(2)とカ
ップリング(1)とが外れ出し防止状に結合される。
【0010】次いで、シール材注入孔(6)から、フッ素
樹脂系の液状シール材を差し込み部(3)でのカップリン
グ内周面と金属管外周面との間に注入し、カップリング
(1)と金属管(2)との間を気密シールする。このとき、
差し込み部(3)でのカップリング(1)の内周面と金属管
(2)の外周面との間の隙間は、一方を金属管(2)の管端
寄り部分にOリング等の気密形成部材(9)で封止され、
他方を係合部材(8)で封止されることから、液状シール
材をこの隙間に注入しても、このシール材が漏れ出すこ
とがなく、確実に隙間内を埋めつくし、そこで固体化す
る。
【0011】上記実施例では、カップリング(1)の差し
込み部(3)に形成する係合凹部(5)を底壁が外開きとな
る傾斜面に形成し、金属管(2)に形成した係合凹部(7)
に係合部材(8)を配置した構成としたが、金属管(2)に
形成する係合凹部(7)を底壁が先すぼまりとなる傾斜面
に形成し、カップリング(1)側の係合凹部(5)に係合部
材(8)を配置するように構成してもよい。また、管継ぎ
手としてはカップリング(1)のほかベンド管やエルボ管
等の各種フィッテイングが使用できる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、金属管の端部に外嵌する差し
込み型管継手の差し込み部での内周面、及びこの管継手
に挿嵌する金属管の外端寄り部分での外周面にそれぞれ
係合凹部を全周にわたって形成し、いずれか一方の係合
凹部に形状記憶合金または形状記憶樹脂からなる係合部
材を装着し、管継手の差し込み部での係合凹部の形成個
所よりも内側部分に管継手の外周面に連通するシール材
注入孔を形成し、管継手に金属管を挿嵌した後、管継手
を加熱することにより、係合部材を形状変化させて他方
の係合凹部に係合させて金属管と管継手とを離脱不能に
接続し、シール材注入孔から管継手の内周面と金属管の
外周面との間に液状シール材を注入するようにしている
ので、手間のかかる溶接を行うことなく、確実に金属管
を接続することができ、現場での配管作業を効率よく行
うことかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる管接続構造を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1…差し込み型管継手、2…金属管、3…管継ぎ手の差
し込み部、5・7…係合凹部、6…シール材注入孔、8
…係合部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属配管同士を接合する接合方法であっ
    て、 金属管(2)の端部に外嵌する差し込み型管継手(1)の差
    し込み部(3)での内周面、及びこの管継手(1)に挿嵌す
    る金属管(2)の外端寄り部分での外周面にそれぞれ係合
    凹部(5)(7)を全周にわたって形成し、いずれか一方の
    係合凹部(7)に形状記憶合金または形状記憶樹脂からな
    る係合部材(8)を装着し、管継手(1)の差し込み部(3)
    での係合凹部(5)の形成個所よりも内側部分に管継手
    (1)の外周面に連通するシール材注入孔(6)を形成し、
    管継手(1)に金属管(2)を挿嵌した後、管継手(1)を加
    熱することにより、係合部材(8)を形状変化させて他方
    の係合凹部(5)に係合させて金属管(2)と管継手(1)と
    を離脱不能に接続し、シール材注入孔(6)から管継手
    (1)の内周面と金属管(2)の外周面との間に液状シール
    材を注入するようにした金属管接続方法。
JP2752893A 1993-01-22 1993-01-22 金属管接続方法 Expired - Lifetime JPH0784913B2 (ja)

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JPH06221474A JPH06221474A (ja) 1994-08-09
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JP2002054749A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Tekken Constr Co Ltd パイプの止水用締結構造
US6447028B1 (en) * 2000-08-18 2002-09-10 Asco Controls, L.P. Joint fitting
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