JPH0784839A - データ記憶装置 - Google Patents

データ記憶装置

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JPH0784839A
JPH0784839A JP6227180A JP22718094A JPH0784839A JP H0784839 A JPH0784839 A JP H0784839A JP 6227180 A JP6227180 A JP 6227180A JP 22718094 A JP22718094 A JP 22718094A JP H0784839 A JPH0784839 A JP H0784839A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 データ記憶用の論理ボリュームまたは仮想ボ
リュームを自動的に作成でき、ホスト・プロセッサの介
入なしでまたは最小限の介入で前記ボリュームを管理で
きる、周辺データ記憶サブシステムを提供する。 【構成】 サブシステムに、接続されたホスト・プロセ
ッサから受け取ったMOUNTコマンドに応答して、マ
ウントすべきボリュームが存在しない時にはボリューム
を作成させ、その後、そのボリュームをマウントさせ
る。このボリュームは、物理ボリューム内で確立される
論理ボリュームまたは仮想ボリュームである。サブシス
テムは、周辺データ・ベースを使用して、論理ボリュー
ム(LV)を管理する。LVにアクセスするため、物理
ボリューム内で物理セグメントを識別する。各PRV
は、2つの長さ方向に隣接したセグメント間の境界を示
し、各LVがそれぞれ、物理ボリュームの1区画を構成
する。各区画はそれぞれ、1つまたは複数セグメントか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周辺データ記憶サブシ
ステムに関し、具体的には、データ記憶用の論理ボリュ
ームまたは仮想ボリュームを自動的に作成でき、ホスト
・プロセッサの介入なしにまたは最小限の介入で前記ボ
リュームを管理できる前記サブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
[語句の定義]本明細書では、下記の用語を使用する。
【0003】データ記憶ボリュームまたはボリューム
は、別々にアドレス可能でありボリューム識別子によっ
て識別されるデータ記憶媒体の1単位である。本明細書
では、用語の一貫性を保つだけの目的で、論理ボリュー
ムのボリューム識別子をVOLSERと称し、物理ボリ
ュームのボリューム識別子をVOLIDと称する。従来
技術では、VOLSERとVOLIDが、交換可能に使
用されてきた。あるボリューム内のデータ記憶位置への
アクセスを行うために、ホスト・プロセッサは、アドレ
ス指定されたボリュームを、そのボリュームのデータ記
憶空間へのアクセスのためにアドレス指定された装置に
マウントするよう要求する。
【0004】物理ボリュームとは、テープ・カセット、
テープ・カートリッジ、ディスク・カートリッジなど、
必ず1つの物理パッケージになっているボリュームであ
る。各物理ボリュームは、ホスト・プロセッサがそのデ
ータ記憶空間にアクセスできるように、装置に個別にマ
ウントされる。従来技術では、このような物理ボリュー
ムは、ホスト・プロセッサから直接アクセスできる。本
発明を実施する際には、複数の論理ボリューム(LV)
が1つの物理ボリューム内に置かれるが、物理ボリュー
ムから移送可能である。複数のLVを有する物理ボリュ
ーム内のデータ記憶空間にアクセスするには、ホスト・
プロセッサによって、LVだけがアドレス指定される。
この物理ボリュームは、ホスト・プロセッサから別々に
直接アクセス可能ではない。物理ボリューム上のボリュ
ーム識別子VOLIDは、人間による読取りが可能であ
る。従来技術のデータ記憶機構では、VOLIDの機械
可読コピーとして、VOLIDが物理ボリューム内で内
部的に繰り返される。各LVは内部的に記憶されるVO
LSERを有し、VOLSERは、そのLVをデータ記
憶ボリュームとして識別する。
【0005】論理ボリュームとは、それを格納する物理
ボリュームとは独立にホスト・プロセッサによってアド
レス可能なデータ記憶ボリュームである。各論理ボリュ
ームのボリューム識別子VOLSERは、物理ボリュー
ム識別子VOLIDとは独立であり、通常は物理ボリュ
ーム上で外部から利用可能ではない。
【0006】区分物理ボリューム(PVP)とは、物理
的に識別可能な複数の区画に分割された物理ボリューム
であり、各区画はそれぞれ、単一の論理ボリュームと論
理的に同じ広がりを有する。すなわち、1つの区画は、
1つの論理ボリュームを有し、その論理ボリュームはそ
の1区画を完全に占有することもそうでないこともあ
る。物理ボリューム内の媒体の物理位置は、アドレス可
セグメントとして、物理ボリュームの外部の手段によ
ってアドレス可能である。各区画または論理ボリューム
は、整数個の連続するセグメントからなる。区画は、固
定長でも可変長でもよい。非区分ボリュームとは、1つ
の区画を有する物理ボリュームである。このような物理
ボリュームを、物理オンリー(PVO)と称する。
【0007】区画とは、物理ボリュームを構成する媒体
上の機械感知可能なマーク、またはそのような媒体の機
械感知可能な位置(媒体上のマークの有無は問わない)
によって機械識別可能な物理ボリュームの1部分であ
る。下記の米国特許第4393445号明細書に記載さ
れているようなテープ物理ボリュームの機械感知可能位
置を感知するために、テープ物理ボリュームがマウント
されるテープ駆動機構のタコメータが、そのテープ・ボ
リューム内のテープの変換器からのテープ変位を測定し
て、テープ駆動機構の変換器によって走査されているテ
ープの現在位置を機械感知できるようにする。各テープ
物理ボリュームを異なるテープ駆動機構の間で交換でき
るように、各テープの区画を定義する際に適当なテープ
移動公差を設ける。PVP内では、区画は、ホスト・プ
ロセッサによって直接または明示的にアドレス可能では
なく、LVだけがアドレス可能である。
【0008】次に頭字語の一覧表を掲げる。
【表1】
【0009】ほとんどのコンピュータ・センタまたはデ
ータ処理センタのデータ・セットの平均サイズは、テー
プまたは光学式データ記憶ディスク・ボリュームの容量
よりはるかに少ない。また、周辺データ記憶機構サブシ
ステムに対するほとんどのプログラミング・サポート
は、同一ボリューム、特にテープ・ボリュームへの複数
のデータ・セットの格納に対する一般的な解決策を提供
しない。その結果、単一の小さなデータ・セットが1つ
のテープ・ボリュームに格納され、そのボリュームの残
りの部分が未使用のままとなって、テープ記憶機構の潜
在能力が生かされないことがしばしばである。
【0010】自動化テープ・ライブラリ(ATL)の出
現に伴って、この未使用記憶域のコストは、ボリューム
のうちで利用されていない部分の比率だけでなく、未使
用の媒体をATLに格納するコストも含むようになっ
た。ボリューム容量を完全に利用できる機構を備えたテ
ープ製品およびその関連ソフトウェア・サポートは、一
般に、ボリューム容量を完全には利用できない競合製品
に対して競争上非常に有利である。
【0011】テープ・ボリュームの容量をよりよく利用
するための可能な機構の1つが、複数のボリューム・イ
メージ、仮想ボリュームまたは論理ボリューム(LV)
を単一の物理ボリュームに格納することである。データ
記憶空間をよりよく利用するために、大半が未使用の複
数の物理ボリュームに格納されるはずのデータを、単一
の物理ボリュームに集める。このようなデータは、本発
明によれば、別々にアドレス可能なホスト・プロセッサ
定義のデータ記憶ボリュームに格納される。このような
論理ボリュームまたは仮想ボリュームのデータの第1バ
イトへのアクセスは、単一物理ボリューム内のデータの
第1バイトへのアクセスより遅くなる可能性がある。論
理ボリュームの場合、論理ボリュームの開始点は、一般
に通常のテープ・ロード点から離れた位置にある。これ
は、論理ボリューム内のデータの第1バイトにアクセス
できるようになる前に、その物理ボリュームをマウント
するだけでなく、その論理ボリュームをテープ変換器の
位置にもってくるために、テープを移動することによっ
て論理ボリュームを見つけなければならないことを意味
する。また、同一のテープに常駐する複数の論理ボリュ
ームに対する同時の衝突するアクセス要求を解決しなけ
ればならない。
【0012】また、1つの物理ボリュームに複数ボリュ
ームのデータを格納することに関して、ホスト・プロセ
ッサまたはホスト・プロセッサを操作する人間が何の処
置も行わなずに済むことが望ましい。従来技術では、定
義済みまたは要求されたデータ記憶ボリュームを作成ま
たは確立するために、手動の制御が必要である。必要な
手動ステップを、所望の各ボリュームを定義し、スクラ
ッチ物理ボリュームをATLまたはオープン・シェルフ
格納機構に挿入することだけに制限することが望まし
い。
【0013】こうしてホスト・プロセッサまたは人間に
よる介入なしに容量利用を向上させることができると、
人間がデータ記憶システムを監視する必要がなくなり、
非常に単純化されるという利益がもたらされる。しか
し、これらの利益を享受するには、下記の4つの追加の
問題に対処しなければならない。
【0014】ボリューム・イメージは、もはや外部から
識別できず、ホスト・システムまたはライブラリ・シス
テムの何らかの構成要素が、論理ボリュームから物理ボ
リュームへのマッピングを保守管理しなければならな
い。このマッピング情報は、高度に使用可能であり、高
度の信頼性を有し、障害から回復可能であることが必要
な、クリティカルなシステム援助である。
【0015】マウントされた同一の物理データ記憶ボリ
ューム内の複数の論理ボリュームは、同時にはアクセス
できない。同一の物理ボリュームに格納された複数の論
理ボリュームをマウントする要求が同時に行われる時に
は、そのマウントのうちの1つを除くすべてを延期しな
ければならず、おそらくはデータ処理のデッドロックが
生じる。別法として、論理ボリュームのうちの1つを除
くすべてをある物理ボリュームから他の物理ボリューム
へ移動するという方法もある。データ移動による解決法
を選択する場合、コピーを行っている間、その1つの物
理ボリューム上のデータへのアクセスが遅延される。こ
の解決法は、多くのデータ処理環境で必ずしも実用的で
はない可能性がある。
【0016】物理テープ・ボリュームに格納されたデー
タの第1バイトへのアクセスは、各物理テープ・ボリュ
ームに1つの論理ボリュームだけが格納される場合より
遅くなる可能性がある。すなわち、論理ボリュームの開
始点は、通常は正常なロード点から変位しているので、
テープを移動して、論理ボリュームの開始点をテープ駆
動機構の変換器またはヘッドに位置決めしなければなら
ない。
【0017】論理ボリュームに関してデータ記憶空間を
どのように管理するか(各アドレス可能論理ボリューム
が、1物理ボリューム内の1「区画」に格納される)に
応じて、論理ボリュームのサイズ(データ・バイトの
数、論理ボリュームに必要なデータ記憶空間は、ボリュ
ーム・サイズを収納できなければならない)が、予測不
能になると予想される場合がある。解決策の1つは、
「満杯」の論理ボリュームに現在格納されているデータ
へのデータの付加を禁止することである。本明細書で使
用される区画は、論理ボリュームと論理的に同じ広がり
を有する。テープ上での高速探索は、以下で説明し、下
記の米国特許第4393445号明細書に記載されてい
るように、セグメントまたは位置基準値(PRV)に基
づいて行われる。従来技術の一部の文書では、用語「区
画」が、本明細書の用語「セグメント」と同一の意味で
使用されている。
【0018】上述の諸問題ならびに他の問題を解決する
ために現在のデータ記憶管理の慣行を使用すると、論理
ボリューム手法を使用したデータの割当てと格納に過大
な注意が必要である。現在の、ホスト・プロセッサ内で
の慣行と現場の職員による必要な手動手順が面倒になら
ないことが望ましい。したがって、ボリュームを定義す
るためのホスト・プロセッサ内または現場の職員による
データ管理処置が変わらない、複数の論理データ記憶ボ
リュームを1つの物理データ記憶ボリュームに格納する
ための機構および方法を提供することが望ましい。現在
は、所与の論理ボリュームを格納するためにどの物理デ
ータ記憶ボリュームを使用するかを定義し割り当てる必
要があり、データをデータ記憶システムに送る前にその
データを格納するための物理ボリュームを割り当てる必
要があるが、これらの必要をなくすことが望ましい。言
い換えると、データ記憶ボリュームの管理が、ホスト・
プロセッサにも現場の職員にも透明(不可視)であるこ
とが望ましい。
【0019】米国特許第4310883号明細書は、仮
想(論理)ボリュームのグループから選択されたある仮
想ボリューム内でデータ記憶空間を割り振るホスト・プ
ロセッサを示しているので、本明細書に組み込む。同明
細書には、1つのディスク・ボリューム(IBM 33
30ディスク・ボリューム)を、自動カートリッジ・ラ
イブラリ(ACL)内の2つのテープ・カートリッジに
よってエミュレートする大容量記憶システムが記載され
ている。このシステムは、各ディスク・ボリュームに対
する2つのテープ・カートリッジの1対1エミュレーシ
ョンであるにもかかわらず、このディスク・ボリューム
を「仮想ボリューム」と称する。米国特許第43108
83号のホスト・プロセッサは、最適検出機構を使用す
ることによって、エミュレートされるディスク・ボリュ
ームの選択を自動化する。エミュレートされるディスク
・ボリュームはすべて、同特許の自動化ボリューム選択
を呼び出す前に、システムを手動で作動させることによ
って確立される。エミュレートされるディスク・ボリュ
ームは、いわゆるボリューム・グループにグループ化さ
れる。同特許では、仮想ボリュームの「ボリューム・グ
ループ」へのグループ化が、ユーザが選択する(手動選
択、主ホスト・プロセッサに入力される)基準によって
行われる。このような判断基準には、アプリケーション
範囲、共通保存期間および空間割振り量が含まれる。あ
るボリューム・グループは、別のボリューム・グループ
に従属できない。最適ボリューム選択基準には、データ
・セット有効期限を過ぎたボリューム有効期限、使用可
能空き空間など、いくつかのボリューム属性が含まれ
る。各データ・セットを所与のエミュレートされるディ
スク・ボリュームに割り当てた後に、割振りと格納の処
置が行われる。
【0020】米国特許第5018060号明細書は、デ
ータ・セットのためにデータ記憶ボリューム内のデータ
記憶空間を割り振る際のデータ記憶ボリュームの選択を
改善するために自動記憶クラス選択を使用する、ホスト
・プロセッサを示しているので、本明細書に組み込む。
同特許によって、米国特許第4310883号明細書に
よって開始されたボリューム選択の自動化が拡張され
た。米国特許第5018060号は、3つのデータ/ボ
リューム定義クラス属性に基づく推測または暗黙の自動
ボリューム選択を提供する。DATA(データ)クラス
には、ユーザ定義のデータ属性が含まれる。STORA
GE(記憶機構)クラスでは、ユーザが入力する性能お
よび他の記憶関連パラメータ、すなわち、容量、アクセ
ス時間などが定義される。ユーザ定義のMANAGEM
ENT(管理)クラスは、ボリュームとデータ・セット
などのスクラッチ化に関する。この3つのクラスを使用
して、ボリュームの1つまたは複数のSTORAGEグ
ループで識別されるボリュームを選択する。同特許の主
目的は、明らかに、データ・セットを識別する推測また
はヒントを使用してデータ記憶ボリュームを選択する、
確立された判断基準(クラス)に基づいてデータ記憶ボ
リュームにデータ・セットを自動的に割り当てることで
ある。同特許では、米国特許第4310883号と同様
に、システムの手動作動に基づいて既に確立されたボリ
ュームを使用して、このような物理ボリュームまたはエ
ミュレートされたボリュームを認識する。
【0021】IBM Technical Discl
osure Bulletin、Vol 35、No.
5、1992年10月、pp.17−20に、カテゴリ
を使用することによるデータ記憶ボリューム管理の改善
が記載されている。カテゴリは、共通の属性を有するデ
ータ記憶ボリュームを含むように定義される。このよう
な共通の属性には、スクラッチ・ボリューム、有効期
限、共通ユーザ、ボリュームのタイプ、ジョブまたはジ
ョブ・セットに関係するホスト・プロセッサ・データ、
スクラッチ・カテゴリに転送または移行すべきボリュー
ムなどが含まれる。カテゴリによるマウントは、あるカ
テゴリのメンバである任意のボリュームのマウントとし
て示される。その一例が、スクラッチ・カテゴリからの
1ボリュームのマウントである。
【0022】本出願人に譲渡された同時係属の米国特許
出願第07/816590号明細書は、マルチメディア
自動媒体ライブラリ・データ記憶サブシステムでの、論
理的または物理的なデータ・セットおよびデータ記憶ボ
リュームの類縁グループを教示しているので、参照によ
って本発明に組み込む。同明細書には、データ記憶ボリ
ュームの管理に類縁性特性を使用する自動媒体ライブラ
リ・サブシステムが示されている。すなわち、所定の機
能的関係(ホスト・プロセッサによって決定される)を
有するデータを格納するデータ記憶ボリュームが、類縁
性を有する。類縁性クラスが確立される。同じ類縁性ク
ラスのメンバであるカートリッジ群は、ライブラリから
1単位として出し入れしなければならない。このような
類縁性を有するカートリッジの格納位置は、ライブラリ
格納機構の区画内で物理的に緊密な関係をもつことが好
ましい。類縁性の性質に応じてさまざまな論理ボリュー
ムへのアクセスを改善するため、そのような類縁性を有
する論理ボリュームがよりよく管理できるように同明細
書の類縁性制御を拡張することが望ましい。
【0023】用語「仮想ボリューム」および「論理ボリ
ューム」は、記憶媒体の1部分をアドレス可能な実体と
して識別することを示すのに使用されてきた。また、用
語「ミニディスク」は、「仮想ディスク」を意味するの
に使用されてきた。これらはすべて、それを使用するの
に、データ処理システムを手動で作動させて、その論理
ボリュームまたはディスクをそれぞれすべて確立するこ
とを必要としてきた。すなわち、論理ボリュームLVま
たは論理ディスクの自動作成または自動確立のための自
動手段は示されていない。
【0024】DICTIONARY OF COMPU
TING,IBM,Eight Edition、19
87年(訳書「コンピューティング辞典」N:SC20
−1699−07)のp.276とpp.462−46
4に、上に掲げた用語の一部が定義されている。p.2
76(訳書429ページ)の"minidisk"の項に
は、同義語(訳書では「参照:」)として"virtu
al disk"(仮想ディスク)が含まれる。用語"v
irtual disk"は、p.462(訳書720
ページ)で、いわゆるRAMディスク(主記憶装置内
の)、または"logical subdivision of, a physical di
sk storage device that has its own address, consec
utive storage space for data, and an index or desc
ription of stored data so that the data can be acc
essed."(独自のアドレス、データのための連続する記
憶スペース、データのアクセスが可能なように記憶され
たデータのインデックスまたは記述を持つ、物理ディス
ク記憶装置のすべてまたは論理的な一部)として定義さ
れている。やはり、この「仮想ディスク」はそれぞれす
べて、データ処理システムの別々の手動作動によって個
別に確立される。
【0025】仮想ディスクまたはミニディスクを確立す
るためのデータ処理システムの手動作動の例が、Mic
rosoft MS−DOS User's Guid
eand Reference,Version 5.
0、1991年、pp.149−160に記載されてい
る。ここでは、DOSユーティリティ・プログラムFD
ISKが、「仮想ディスク」を確立するための操作員イ
ンターフェースを提供することが記載されている。すな
わち、1つの物理ディスクが、手動で指示された数の
「区画」に分割され、各区画は、別々の仮想ディスクと
してアドレス可能である。このプログラムは通常、移動
可能ではないディスクに使用される。
【0026】米国特許第4393445号明細書は、複
数の磁気テープのいずれかに格納されたデータ・ブロッ
クに迅速にアクセスするのに有用な物理基準値(PR
V)をサブシステムが生成して使用する、周辺データ記
憶テープ・サブシステムを示しているので、参照によっ
て組み込む。同明細書には、変換器からのテープ変位に
基づく物理基準値(PRV)の生成が示されている。こ
のPRVは、テープ上で別個に示されるものではなく
て、スプール回転を使用して、テープ変位を測定しPR
V数を識別する。同明細書によれば、このPRV数は、
ホスト・プロセッサによって、所望のテープ変位位置へ
迅速に移動する(記録されたデータ・ブロックを位置指
定する)ため、またはエラー回復のために使用できる。
同明細書では、PRVが、磁気テープに書き込もうとす
るデータまたは磁気テープから読み取られたデータを格
納するデータ・バッファの状況を示すのに有用であるこ
とも教示されている。このPRV値は、それぞれ、テー
プ上にない手段によって生成され指示される、磁気テー
プ上の基準点を示す。すなわち、テープ上には、このP
RVを示すマークがない。本発明では、PRVを使用し
て媒体セグメントを示す。1つまたは複数のセグメント
を組み合わせて、記憶媒体上の1「区画」を占有すると
言われる論理ボリュームにする。この1区画とは、DO
SまたはOS/2オペレーティング・システムでハード
・ディスクの区分に使用される「区画」と同じ意味であ
る。
【0027】Small Computer Stan
dard Interface(SCSI:小型コンピ
ュータ標準インターフェース)規格案、ANSI文書I
SO/IEC 10288 − ANSI X3.13
1:1992R、1992年11月16日、pp.19
0−204に、磁気テープ上の区画が記載されている。
この区画は、本明細書で言う「セグメント」、すなわち
テープの外部の手段(テープと接触せずに高速位置決め
動作でテープを移動できるようにする)によってアドレ
ス可能なテープの物理的部分に相当する。上記の米国特
許第4393445号明細書に教示されるような、高速
位置決めは、テープ駆動機構のリール・マウント上のタ
コメータであることが好ましい。ANSI文書のSec
tion10.1.3(p.192)には、"part
itions withina volume"(1ボ
リューム内の区画)に関する規格案が記載されている。
この区画(本明細書ではセグメント)は、1つまたは複
数のオーバーラップしないテープ区域からなる。各区画
(セグメント)は、それ自体の開始点と終了点を有す
る。各磁気テープ・ボリューム(1リールのテープ)
で、すべての区画が、定義済みの区画開始点(BOP
x)、早期警告位置(EW x)および区画終了点(E
OP x)を有する。ただし、xは区画番号である。区
画(セグメント)番号は、媒体上に記録する必要はな
い。米国特許第4393445号明細書には、早期警告
フォーマット・ブロックや区画終了点フォーマット・ブ
ロックは記述されていない。交換のため、ある磁気テー
プ・ボリューム内にどの区画(セグメント)が存在する
かに関する情報を、ボリューム内の装置定義の区域に格
納することができ、またこの情報を、装置実施態様の固
有属性とすることもできる。この情報が何から構成され
るかは、SCSI文書では定義されていない。すなわ
ち、この標準規格は、このような区画をどのようにして
達成できるか、もしくは達成すべきであるかを示してい
ない。SCSI文書には、区画(セグメント)間のテー
プ移動が安定位置を有さない、すなわち、テープ変換器
とテープが接触していないので、正確な位置がわからな
いことが示されている。
【0028】SCSI文書によれば、各区画(セグメン
ト)は、データのホスト・プロセッサ(イニシエータ)
要素とファイル・マークすなわち通常のテープ・フォー
マットを含む論理要素を有する。各データ単位は、論理
ブロックとして格納される。論理ブロックの記憶は、そ
のボリューム(テープ上の論理ボリュームではなくテー
プ全体)で使用されるフォーマットに従う。ファイル・
マークに優先するマークである"setmark"が定義
される。すなわち、どの区画(セグメント)にも、1対
の離隔したsetmarkの間に配置された複数のファ
イル・マークが存在することができる。SCSI文書に
は、このような区分(セグメント化)を達成する方法
も、このような区分を使用してサブシステムを管理する
方法も記載されていない。上記の米国特許第43934
45号明細書を参照されたい。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デー
タ記憶用の論理ボリュームまたは仮想ボリュームを自動
的に作成でき、ホスト・プロセッサの介入なしでまたは
最小限の介入で前記ボリュームを管理できる、周辺デー
タ記憶サブシステムを提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、周辺データ記
憶サブシステムを有するデータ処理システム内で実施さ
れ、そのサブシステムに、接続されたホスト・プロセッ
サから受け取ったMOUNT(マウント)コマンドに応
答して、マウントすべきボリュームが存在しない時には
ボリュームを作成または確立させ、その後、MOUNT
コマンドに応答してそのボリュームをマウントさせる。
このボリュームは、1リールのテープなどの物理ボリュ
ーム内で確立される論理ボリュームまたは仮想ボリュー
ムである。サブシステムは、周辺データ・ベースを使用
して、物理ボリュームに関して論理ボリューム(LV)
を管理する。各物理ボリュームは、可変数のLVを格納
できる。LVにアクセスするため、好ましくはPRVを
使用して、物理ボリューム内で物理セグメントを識別す
る。各PRVは、2つの長さ方向に隣接したセグメント
間の境界を示す。各LVがそれぞれ、物理ボリュームの
1区画を構成する。各区画はそれぞれ、1つまたは複数
の、好ましくは連続した、セグメントからなる。LV
は、ランダムにアクセス可能である。
【0031】同一の物理ボリューム内の異なるLVに対
する複数の同時の衝突するアクセス要求は、それらのL
Vのうちの1つを別の物理ボリュームにコピーすること
によって処理される。複数の方法のうちのどれを使用し
てもよい。
【0032】既存のLVへのデータの付加を監視し、付
加されるデータが、誤ってその物理ボリューム内に既に
格納(記録)されているデータを上書きしないように管
理する。上書きが検出された場合はそれに応答して、現
在の書込みを打ち切り、そのデータを受け取るための別
のLVを選択または作成し、新たに選択または作成され
たLVにデータを再書込みする。
【0033】本発明は、自動ライブラリ環境で実施する
ことが好ましい。ライブラリからのLVの取出しは、そ
のLVを排出可能な物理ボリュームに格納することによ
って行われる。
【0034】類縁特性に基づくカテゴリを含むカテゴリ
を用いて、ボリュームの選択と管理を簡単にする。カテ
ゴリにより、データ、LVおよび物理ボリュームの管理
の助けとなる特性を定義する。
【0035】様々な媒体やデータ記憶トラック配置が、
物理ボリュームで使用できる。このデータ記憶サブシス
テムは、データを単一ボリュームとしてのみ格納する物
理ボリューム、1つまたは複数のLVを格納する物理ボ
リューム、単一ボリューム使用またはLV使用に指定さ
れたスクラッチ物理ボリュームを格納することができ
る。磁気テープ、光テープ、磁気ディスク、光ディスク
など様々な媒体を、単独でまたは混合媒体ライブラリで
使用することができる。
【0036】本発明の上記その他の目的、特徴および長
所は、添付図面に図示した本発明の好ましい実施例につ
いて下記の詳細な説明から明らかになろう。
【0037】
【実施例】これから添付の図面を参照するが、さまざま
な図で同じ符号は、同一の部品または構造特徴を指す。
図1は、論理ボリュームまたは物理ボリュームを含む、
ボリュームを作成または確立するための従来技術の方法
を示す図である。手動ステップ10で、ボリュームのサ
イズや他の所望の特性および属性を、ユニット・レコー
ド・カード、端末など、計算機可読形式で定義する。こ
のステップは、パーソナル・コンピュータのハード・デ
ィスクやデータ処理環境のミニディスクでの区画の作成
に似ている。手動ステップ12で、ボリューム属性と、
ボリュームを作成または確立するコマンドを手動で入力
する。データ処理環境でのこのような作成には、テープ
駆動機構、ディスク駆動機構または他のボリューム(駆
動機構内に固定)をデータ処理設備に追加するためのシ
ステム生成(SYSGEN)ステップが含まれる。SY
SGENは、通常のデータ処理活動に誤って介入しない
ようにするために、通常は処理の遅い期間に行われる既
知の手順である。SYSGENによって、端末が、1タ
イプにつき1つずつ、ホスト・プロセッサなどに対して
周辺装置を識別できる。用語SYSGENは、「システ
ム生成」を意味する。データ・プロセッサ内でデータ記
憶ボリュームを作成または確立した後、自動ステップ1
3で、作成または確立されたボリュームにデータ記憶空
間を割り振る。参照によって組み込まれる諸文書に、こ
のような自動割振り手順が示されている。
【0038】図2に、本発明の1態様による論理データ
記憶ボリュームの自動作成または自動確立を示す。デー
タ記憶ボリュームの自動作成または自動確立には、定義
済みデータ記憶ボリュームへのボリューム通し番号(V
OLSER)の自動割当てが含まれる。サブシステムと
ホスト・プロセッサの両方が、このVOLSERを知ら
なければならない。この手順には、手動ステップ10と
実質的に同一の、すなわち、ホスト・プロセッサ内でデ
ータ記憶ボリュームを定義し、定義されたデータ記憶ボ
リューム用のVOLSERを選択する手動ステップ15
が含まれる。この時点では、実際にホスト・プロセッサ
がアドレス可能なデータ記憶ボリュームは存在しない。
ユーザがデータ記憶ボリュームの定義を手動で挿入する
必要はなく、周辺データ記憶サブシステムに定義済みV
OLSERデータ記憶ボリュームをMOUNTするよう
自動的に要求(コマンド)する(ステップ16)だけで
よい。この自動ステップは、周辺データ記憶サブシステ
ムに接続されたホスト・プロセッサ内で、通常の形で実
行される。ステップ17で、周辺データ記憶サブシステ
ムが、このMOUNT要求に自動的に応答して、データ
記憶ボリュームのアドレス指定のために割り当てられた
VOLSERを有するデータ記憶ボリュームを作成また
は確立する。データ記憶ボリュームが自動的に確立され
た後、通常はホスト・プロセッサ内で実行される自動ス
テップ18で、従来技術で実行されるのと同様に、VO
LSERデータ記憶ボリューム内でデータ記憶空間を割
り振る。したがって、従来技術では、アドレス可能デー
タ記憶ボリュームを生成または確立するのに必要な手動
活動で人間が細心の注意を払う必要があるが、この必要
がなくなっている。
【0039】本発明の好ましい形態では、自動的に作成
または確立されるデータ記憶ボリュームは、論理ボリュ
ームまたは仮想ボリュームであり、以下でこれをLVと
称する。後で詳細に説明するように、この周辺データ記
憶サブシステムは、LVの秩序だった生成を簡単にする
ために、ある範囲のVOLSERを用いて初期設定され
る。
【0040】本発明のこの実施例では、磁気テープ物理
データ記憶ボリューム(PVP)を使用し、この中でL
Vを作成または確立する。このLVをアクセスまたはマ
ウントするホスト・プロセッサでの諸手順は、VOLS
ERが作成または確立されているか否かに無関係であ
る。すなわち、物理データ記憶サブシステムは、ホスト
・プロセッサのデータ記憶ボリューム(本明細書ではL
V)マウント要求に応答して、ホスト・プロセッサの発
行したMOUNTコマンドで指示されたVOLSERを
有するLVを作成する。
【0041】図3は、従来技術の磁気テープ・フォーマ
ットを示す図である。磁気テープ20は、その自由端ま
たはリーダ端にいわゆるシステム域21を有する。テー
プ・ボリュームの開始点(BOV)は、フォーマット識
別FID22によって示される。FID22は、通常は
非データ・パターンであり、就中、従来技術の磁気テー
プの記録密度、トラック数などを示す。FID22の境
界23が、ボリュームの論理開始点(LBOV)のマー
クとなる。磁気テープ20の区域24に、データの物理
ブロックとして配列された記録データが格納される。ボ
リュームの論理終了点(LEOV)は、区域24の記憶
部分の論理終了点を示す。LEOVは、磁気テープ20
のマークによって示すか、あるいは上記の米国特許第4
393445号明細書に示すようにPRVとすることが
できる。ボリュームの物理終り(PEOV)は、ハブ端
部分での磁気テープの終了点を示す。
【0042】磁気テープ20の従来技術による使用法で
は、米国特許第4393445号明細書に開示された、
区域24に格納(記録)されたデータ・ブロックへの高
速アクセスを可能にする、テープ・ハブ(図示せず)か
らのテープ変位のリール・タコメータ指示に基づくPR
Vが含まれる。このPRVは、磁気テープ20の物理セ
グメントを定義するのにも使用される。この物理セグメ
ントは、上記の米国特許第4393445号明細書に示
されているように、リール・タコメータ・カウントを介
してアドレス可能である。この各セグメントは、リール
・タコメータによって生成される2つの選択されたPR
Vによって境界を設けられる。上記の米国特許第439
3445号明細書の教示にあるように、別個のテープ変
位測定システムを使用することもできる。本発明は、米
国特許第4393445号明細書の教示をふまえて、L
Vを使用して自動データ記憶ボリュームを機能強化する
と同時に、磁気テープ20の使用を改善する。
【0043】図4は、本明細書に記載の態様の一部を使
用する磁気テープ30のフォーマットの例を簡略化して
示す図である。このフォーマットは、米国特許第439
3445号明細書のPRVシステムによってそれぞれ識
別可能な区画からなり、各区画には、1つまたは複数の
物理セグメントが含まれる。後で説明する第1区画また
はシステム区画以外の各区画には、LVが格納される。
すなわち、これらの区画はそれぞれ、1つの論理ボリュ
ーム(LV)としてアドレス可能である。この区画は、
後でさらに説明するように、ホスト・プロセッサから受
け取ったMOUNTコマンドに応答して、1つのホスト
・プロセッサ・アドレス可能LVを格納するため、動的
に生成される。このような磁気テープ30を、「区分」
または「LV」データ記憶磁気テープと称し、以下で
は、区分物理ボリューム(PVP)と称する。従来技術
の磁気テープ20は、「非区分」または「物理オンリ
ー」物理ボリュームと称し、本明細書では物理オンリー
・ボリューム(PVO)と称する。区分磁気テープ(P
VP)になるように指定された未フォーマットの磁気テ
ープは、「スタック」カテゴリに割り当てられる。これ
らの物理ボリュームは、1つまたは複数の論理ボリュー
ムを1つの物理ボリュームに「スタック」するため、サ
ブシステム48から使用可能になった時に、スタック・
カテゴリに入れられる。ホスト・プロセッサが、このカ
テゴリから物理ボリュームを除去しようとする時、ライ
ブラリは、その物理ボリューム上のすべての活動状態の
論理ボリュームを、別のPVPにコピーさせる。したが
って、PVPがすべて割り当てられているカテゴリの1
つが、スタック・カテゴリである。非区分ボリューム
(PVO)になるように指定された未フォーマットの磁
気テープは、挿入カテゴリに割り当てられる。これらの
カテゴリが必要なのは、非区分物理テープ・ボリューム
(PVO)を、外部的(可視)でありかつ内部的(磁気
記録)でもあるVOLID(ボリューム識別)によって
識別しなければならないからである。
【0044】磁気テープ30は、テープの自由端または
リーダ端に予約域31を有する。磁気テープ30は、ア
ドレス可能区画に分割され、以下で明らかになるよう
に、各区画にLVが格納されるので、フォーマット識別
FID32は、従来技術のFID22よりも多くの情報
内容を有する。FID32のリーダ端を、「区画の開始
点」(BOP)と称する。FID32の情報内容には、
磁気テープ上の区画が固定長であるか可変長であるかが
含まれる。PH33は、下記の情報を有する区画定義ヘ
ッダである。FID32とPH33の組合せによって、
磁気テープ30の特定のフォーマットが完全に定義され
る。FID32、PH33およびボリューム区域34
が、サブシステム48によってアドレス可能であるがホ
スト・プロセッサによってアドレス可能ではないPH3
3区画を構成する。PH33は、下記の表2に記載の情
報を含むことが好ましい。
【0045】
【表2】PVPのVOLID 区画0のPBOPとPEOPのPRV 区画1のPBOPとPEOPのPRV 区画2ないし区画NすべてのPRV EOD(データ終了)マーク
【0046】ユーザ・データ(番号1ないしNのレコー
ド内など、Nは正の整数)を格納するためのLVは、番
号0ないしNの区画内にあり、Nは、PVP内の最終L
V用に作成された最終区画を指定する正整数である。番
号0の第2区画は、区画FID物理ブロックまたはマー
クである区域33Aと、LVが常駐するデータ記憶域で
あるボリューム区域34からなる。区域33Aからボリ
ューム区域34までが、1つまたは複数のテープ・セグ
メントを占める。同様に、番号2の第3区画は、FID
35とボリューム区域36からなり、長さ方向に第2区
画に隣接する。同様に、FID37およびボリューム区
域38を有する番号3の第4区画が、区画2の次にあ
る。区域39は、LVを有する追加の区画が、磁気テー
プ30のLEOV(図示せず)までの図示の区画に付加
されることを示す。図示された区画のボリューム区域3
4、36、38内の各LVが、それぞれ各LV内のデー
タの終了点を示すEODを有する。
【0047】固定サイズ区画を有する磁気テープ30で
は、すなわち、複数の区画がすべて、各区画に含まれる
セグメントの数に関して同じサイズを有する場合、セグ
メントを使用して、区画境界を「見つける」または「識
別する」ことができる。セグメントが十分な分解能を有
する場合、固定サイズの区画はすべて同一のデータ記憶
容量を有していなければならない。セグメントのサイズ
が、リールの回転位置に関して変化する(上記の米国特
許第4393445号明細書を参照されたい)場合、固
定サイズ区画は、異なる数のセグメントを有することが
できる。
【0048】各固定区分物理ボリュームのテープ内の最
初の区画には、固定区画ボリューム・ヘッダ(PH3
3)が含まれる。この最初の区画は、システム番号を有
しない、すなわちホスト・プロセッサからアクセス不能
であることが好ましい。したがって、PH33区画に
は、テープ・マークなどのシステム制御マークは不要で
ある。それ自体の区画に含まれるPH33は、サブシス
テムによって更新できる。各PH33には、上の表2に
部分的に示すように、下記の情報が含まれる。
【0049】a)すべての既存区画の境界を定義する
(リストまたは文書化されたリストを表現するコード
で)固定区画マーク(FPM)。境界は、セグメント境
界番号によって識別される。最初のセグメントは、セグ
メント1という番号を付けられ、その境界を識別する2
つの既知のPRVを有する。すべての区画が、同様に示
される。区画は、PH33を含むサブシステム管理の区
画を除いて、その区画のためにLVが作成されない限り
存在しないことに留意されたい。
【0050】b)物理ボリュームのボリューム通し番号
VOLIDを含む、いわゆるボリューム・レコード。
【0051】c)PH33の終りにあるデータ終了(E
OD)マーク。フォーマット済みPVPは、直前で説明
した1区画(区画0)のフォーマットを有し、それ以外
は有しない。したがって、EODは、区画0の終りにあ
る。
【0052】ライブラリ環境では、この第1区画または
PH33区画が、ライブラリによって作成されて管理さ
れ、正しい物理ボリュームがマウントされていることを
検査するのに使用される。この検査によって、システム
保全性とデータ保全性の両方が保証される。
【0053】固定区画サイズの区分物理ボリュームまた
はLV物理ボリュームはそれぞれ、各LVの間に、未使
用データ記憶空間が存在し、そこに前の記録から残存し
ているデータが含まれる可能性がある。このようなデー
タは、無効であり、無視しなければならない。一般に、
開始点と終了点のセグメント境界を知らなければ、これ
らの未使用データ記憶空間を読み通して、残存(無効)
FIDマークと現在の有効なFIDマークを確実に区別
することは不可能である。このセグメント境界情報は、
PH33に格納される。PH33は、一旦書き込まれた
後は絶対に更新されない。というのは、すべての区画が
定義されるのが、そのボリュームが始めてフォーマット
される時であり、区画が論理的に作成されてLVとして
アドレス可能になる前だからである。区分サイズの変更
には、PH33の再書込みが必要である。
【0054】可変長区画または可変サイズLVフォーマ
ットでは、PVPが可変区画PVPとして最初にフォー
マットされた後に、可変長の複数の区画が作成される。
この可変サイズ区分は、最初の区画の開始点から最後の
区画の終了点まで連続したフォーマット動作が行われる
というものである。そのボリュームの第1区画またはP
H33区画には、下記の情報と表2に示した情報を有す
る可変区画ボリューム・ヘッダを格納したPH33が含
まれる。
【0055】a)そのPVPに可変長区画が存在するこ
とを示す可変区画マーク(VPM)。
【0056】b)そのPVPのボリューム通し番号(V
OLID)を含む、いわゆるボリューム・レコード。
【0057】c)データ終了(EOD)マーク。
【0058】この実施例では、上で述べたマークのすべ
てが、通常のまたはいわゆる正当なデータ・パターン形
式である。したがって、各マークは、それぞれテープ・
マーク、EODなどを示す情報担持信号を有する物理デ
ータ・ブロックである。
【0059】ライブラリ環境では、可変サイズPVPの
第1区画またはPH33区画は、そのPVPがLVを受
け取る時に作成される。その後、この第1区画は、正し
い物理ボリュームがマウントされていることを検証する
ため、ライブラリによって(後で説明するように)管理
される。
【0060】PH33区画を含めて、あるPVP内でL
Vのために固定サイズ区画または可変サイズ区画が作成
される時には、周辺サブシステムが、次セグメント(空
き)内に区画を示す追加のFIDマークのある、長さ方
向に隣接する未割り当てのセグメント(ボリューム区域
38に直接隣接する区域39)内に、次の物理ブロック
を書き込むことによって、次区画の開始点をフォーマッ
トする。媒体またはテープの先頭からそのテープ上にそ
れ以上の追加の記録がない場合、追加のFIDマークの
後にEODマークが記録される。
【0061】この場合も、図示の実施例のマークは、そ
れぞれ、指示された各テープ状況を区画の終り、媒体の
終りなどとして示す物理データ・ブロックであることに
留意されたい。
【0062】長さ方向に次のセグメント上に後続区画を
実際に作成する時、EODマーク(物理ブロック)を、
VOL1レコード(物理ブロック)で上書きして、作成
中の区画を識別する。LEOMは、次区画になるセグメ
ントをフォーマットする動作によって、作成された区画
のハブに面する端の直後の、長さ方向に隣接する次のセ
グメント(まだ区画ではない)に書き込まれる。
【0063】可変論理ボリューム・フォーマットでは、
長さ方向に隣接する区画またはLVの間に、未使用のデ
ータ空間がない。可変長論理ボリューム(物理ボリュー
ム上の最後の論理ボリュームを除く)の変更は、許され
ない。論理ボリュームの間に残存データを作成させない
ようにすることによって、開始点と終了点のセグメント
境界を知らずに、すべてのテープ・セグメントを読み通
し、すべてのFIDマークを確実に検出することが可能
になる。次に作成するLVの位置を含めて、LVへのア
クセス時間を改善(減少)するために、ライブラリ・シ
ステム内で開始セグメント番号と終了セグメント番号の
ディレクトリを維持することが賢明である。
【0064】固定サイズ区画または可変サイズ区画のテ
ープ・フォーマットでは、各FIDが、最悪条件の駆動
機構間位置決め公差の下でアクセスできるランディング
・ゾーンを提供するのに十分な長さでなければならな
い。すなわち、各FIDの長さ方向の広がりは、米国特
許第4393445号明細書で開示されたPRVを使用
する高速位置決めで、そのFIDが最初のブロック位置
指定動作で見つかるようなものでなければならない。こ
れについては後で説明する。PEOP点は、すべての交
換条件の下でそのPEOPが検出されることを保証する
のに十分なだけ、それに隣接するBOP点から長さ方向
に離れた位置になければならない。この間隔によって、
長さ方向に隣接する次の区画の上書きを開始する際にユ
ーザ・ブロックまたは制御ブロックが誤って上書きされ
ないことが保証される。上記の間隔を用いる場合であっ
ても、各区画のPEOP点は、次の区画のPBOP点と
論理的に一致する。ボリューム区域34とFID35の
間にある、区画0のPEOPと区画1のPBOPを表す
垂直の二重線を参照されたい。
【0065】任意選択で、各LVは、区画の先頭(自由
端)にそれ自体のボリューム目次(VTOC)を有する
ことができる。各VTOCは、更新可能かつアドレス可
能である必要があるので、VTOCを有する各LVごと
に、VTOCに1区画とLVに1区画の2つのアドレス
可能区画が必要である。固定サイズPVPでは、あるL
VのVTOC部分はそれぞれ、1つのセグメントからな
り、LV部分区画は、1つまたは複数の連続したセグメ
ントからなる。LV VTOCを用いると、ボリューム
内容の判定に必要な時間が短縮される。したがって、各
LV VTOCは、この情報を含むデータ・ベース内に
格納されたディレクトリ・データのバックアップであ
り、したがって、テープ全体を走査してディレクトリ情
報を再構築する必要がなくなる。
【0066】可変長部分(LV)は、連続したセグメン
トに常駐する必要はない。このテープ上でのLV断片化
は、各LV断片の開始点と終了点を示すため、ボリュー
ム区域34内などボリュームの開始点にVTOCが必要
である。この場合のVTOCは、この情報を含むデータ
・ベースが失われた場合、すなわちテープを走査しても
ディレクトリ情報を再構築するための信頼性のある結果
がもたらされない場合に、区画を識別するのに必要にな
る。
【0067】図5は、区画と、セグメントに対する区画
の関係を示す図である。いわゆる蛇行トラックを有する
テープでは、1組の複数のトラック310(BOMとE
OMの間に延びるトラック)中の矢印311によって表
される、走査の順方向すなわち自由端からハブ端に向か
う方向が、隣接するもう1組の同様の複数のトラック3
12中の矢印313によって表される、走査の順方向す
なわちハブ端から自由端に向かう方向と反対になってい
る。4本のトラック310や312など、トラックのそ
れぞれを「ハーフ・ラップ」と称し、2つのトラック全
体をフル・ラップと称する。すなわち、トラック310
の自由端から始まってハブ端に達し、そこからトラック
312のハブ端から自由端までの1回の完全な順方向の
走査が、1フル・ラップである。PRV315は、磁気
テープ30全体に延び、トラック310、312がすべ
て、磁気テープ30の長さ方向の各位置で同一のPRV
を有するようになっている。長さ方向に隣接するPRV
の間の間隔が、トラックの各組中のテープの1セグメン
トを構成する。図5では、両方向矢印316、318、
320、321によって、区画を表す。
【0068】任意選択で、各LVは、VTOCを有する
ことができる。このVTOCは、そのLVを保持する区
画の直前の1セグメント区画に格納される。長さ方向に
隣接する区画の間の符号330は、それぞれのLVを格
納する区画に常駐するそれぞれのLVのVTOC区画
(1セグメント)を表す。符号318は、区画が、トラ
ックのハーフ・ラップをまたいで延び得ることを示す。
両方向矢印316ないし321によって示されるLVを
保持する区画内のテープ・セグメントの数が異なること
から、各区画のデータ記憶容量が、他の区画の記憶容量
とは独立であることがわかる。各区画のデータ記憶容量
は、ユーザによって定義され、実施態様に依存する。各
LV区画のフォーマットは、図4に示したものと同様で
ある。LVを保持する各区画のFIDによって、そのL
VのVTOCが長さ方向に隣接するテープ区画に記録さ
れているか否かを示すことができる。このようにして、
同一のPVP内に、VTOCを有するLVとVTOCの
ないLVを設けることができる。
【0069】次に図6を参照すると、1つまたは複数の
ホスト・プロセッサ45が、通常の周辺データ・チャネ
ル接続回路およびケーブルを使用して、(付加)周辺デ
ータ記憶サブシステム48に接続される。データ記憶ボ
リュームのマウントを要求するMOUNTコマンド49
を、ホスト・プロセッサ45のうちのいずれかからサブ
システム48に送ることができる。このようなMOUN
Tコマンドには、通常のMOUNTコマンド標識、VO
LSERによって示されるマウントしたいデータ記憶ボ
リューム、当該のデータ記憶ボリュームをマウントする
テープ駆動機構のアドレス、VOLSERが割り当てら
れるカテゴリ、類縁特性(後に説明する)、マウントし
たい各データ記憶ボリュームの有効期限(EXPIR
E)、およびホスト・プロセッサ参照であるJOB I
Dが含まれる。本発明によれば、サブシステム48は、
MOUNTコマンドに応答して、そのサブシステム内で
確立されたどのデータ記憶LVにも対応しない、各VO
LSER識別に関するLVを生成または確立する。
【0070】通常通り、ホスト・プロセッサ45は、V
OLSERによってインデクシングされ、既知のとおり
VOLSER(目次を含む)、有効期限などに関する他
のデータを有する、システム・ボリューム・カタログ5
0を維持する。本発明を実施する際には、システム・ボ
リューム・カタログ50の維持に関して、情報内容の変
更は全くないか、または最小限である。すなわち、各L
Vは、ホスト・プロセッサからは、周辺データ記憶サブ
システムにマウント可能な、真のアドレス可能データ記
憶ボリュームに見える。もちろん、そのボリュームが論
理ボリュームまたは仮想ボリュームであることを示すデ
ータが、システム・ボリューム・カタログ50に含まれ
る。
【0071】周辺記憶制御機構(PSC)52(制御ユ
ニット、記憶ディレクタなどとも称する)が、サブシス
テム48をホスト・プロセッサ45に接続する。PSC
52には、通常のデータ・フロー回路、エラー検出訂正
回路、データ・バッファまたはデータ・キャッシュ、装
置接続回路、PSC間通信回路などが含まれる。複数の
磁気テープ駆動機構(以下、DVEと略す)が、通常の
方法でPSC52に接続される。物理媒体格納手段54
は、DVE53のうちのアドレス指定されたものとの間
でまたはそれのために、PVOとPVP(テープ・カー
トリッジ、テープ・リールなどの記憶媒体)を受け取
り、格納し、供給する。本発明の実施の好ましい形態で
は、物理媒体格納手段54は、通常の設計の自動テープ
・ライブラリを含む。この好ましい形態では、媒体カー
トリッジ・アクセス機構(図示せず)が、PVPを格納
キュービクルから取り出して、DVEのうちのアドレス
指定されたものに自動挿入する。自動ライブラリATL
またはACLに近接して、通常の長期間手動サービス式
シェルフ格納機構を設ける。ライブラリに対するこのシ
ェルフ格納機構の動作上の関係は、後で明らかになる。
【0072】本発明によれば、周辺ボリューム・マネー
ジャ(PVM)57が、サブシステム48に追加され
る。PVM57は、システム・ボリューム・カタログ5
0に含まれる情報に基づいてホスト・プロセッサ45か
らアドレス可能なデータ記憶ボリュームを自動的に作成
または確立することを含む、自動データ記憶ボリューム
管理を提供する。ボリューム・マップ58が、PVM5
7によって、不揮発性RAMまたはデータ記憶ディスク
(図示せず)内に記憶され維持される。ボリューム・マ
ップ58には、複数の項目が含まれ、各項目が、すべて
のLVを含むデータ記憶ボリュームを識別するためのV
OLSERフィールドを含む。それぞれのLVを含むP
VPのVOLIDが、ボリューム・マップ58の第2の
フィールドである。カテゴリ(CAT)が、第3のフィ
ールドである。ボリューム・マップ58内の情報の使用
法は、後で明らかになる。図7に示したサブシステム・
データ・ベースは、PVM57がそのサブシステム内で
のボリュームの作成と管理を実行できるようにするため
に維持される。ボリューム・マップ58は、後で明らか
になるように、データ・ベースの別の「キャッシュ」さ
れる部分でもよく、あるいは各データ・ベース項目内の
3つのフィールドでもよい。
【0073】端末59は、図8に示され、後で説明する
ように、PVM57を初期設定するためにPVM57に
接続される。後で明らかになるように、ホスト・プロセ
ッサ45は、自動ボリューム作成のためにサブシステム
を初期設定することもできる。PVM57は、別の電子
制御機構でもよく、PSC52内の実行可能コンピュー
タ・プログラムでもよい。PVM57から物理媒体格納
手段54へ延びる矢印によって示されるように、PVM
57は、ライブラリ・マネージャとして物理媒体格納手
段54を管理するプログラミングを含むことが好まし
い。サブシステム48は、複数のPSC52を含むこと
ができ、そのPSC52のうちの1つが、PVM動作を
実行するプログラムを記憶し実行することができる。
【0074】図7は、PVM57がサブシステム48内
のボリュームを管理するのに使用するデータ・ベース構
造を示す図である。ボリューム・マップ58(図6)
も、サブシステム・データ・ベースの一部を表す。図7
は、PVO、PVPおよびLVに適したデータ・ベース
編成の図解である。各データ項目に示されたデータ・フ
ィールドは、例示的なものである。このデータ・ベース
には、すべての区分物理ボリューム(PVP)(固定サ
イズ区画と可変サイズ区画のどちらを使用するかの指示
を含む)、非区分物理ボリューム(PVO)および論理
ボリューム(LV)の定義が含まれる。
【0075】このデータ・ベースは、論理的には2つの
部分、すなわち、物理ボリューム用のPVP部分65と
論理ボリューム用のLV部分66に分割される。3つの
PVPデータ項目67、68、69は、PVP項目とP
VO項目の例であり、項目72、73、74は、論理ボ
リューム用の項目の例である。データ記憶容量の異なる
PVPとPVOがこのサブシステム内に常駐する場合、
PVP項目が、データ記憶容量の情報(図示せず)を含
むことができる。各PVP項目のVOLIDフィールド
は、物理ボリュームを識別する。LV INDEX(L
V指標)フィールドが空白の場合、そのPVPは空であ
る。LV INDEXフィールドに特殊文字(図示せ
ず)またはVOLIDが含まれる場合、その物理ボリュ
ームは、PVOである。このデータ・ベースは、LVの
記述またはPVPの記述だけに制限することができ、後
者の場合、PVOは、データ・ベースに記述されない。
PVPを記述する物理ボリューム項目の場合、LV I
NDEXは、記述されるPVPに常駐するすべてのLV
のLV部分66内のVOLSER項目またはLV項目の
リンク・リストを指すデータ・ベース・ポインタを有す
る。LVが占めるPVPの使用可能データ記憶空間は、
LV部分66のリンク・リストを読み取って、各LVの
START PRV(開始PRV)とSTOP PRV
(終了PRV)にアクセスすることによって計算でき
る。
【0076】PVP部分65の各PVP項目のCATE
GORY(カテゴリ)フィールドは、その物理ボリュー
ムが割り当てられるカテゴリを示す。DATE/TIM
E(日付/時刻)フィールドは、管理されたサブシステ
ムにそのPVPが入力された日付と時刻を示す。MOU
NT REQUEST(マウント要求)フィールドは、
その物理ボリュームのマウントを求める未処理の要求が
あるか否かを示す。PVOの場合、マウント要求は物理
ボリュームに関するものであり、PVPの場合、マウン
ト要求は、PVPに常駐するLVに関するものである。
各LVをマウントするためのマウント要求は、LV部分
66の項目でも示される。MOUNTED(マウント済
み)フィールドは、PVPまたはPVOがテープ駆動機
構にマウントされているか否か、およびそのようなテー
プ駆動機構のサブシステム・アドレスを示す。空白のM
OUNTEDフィールドを使用して、そのPVPまたは
PVOがマウントされてないことを示すことができる。
PVPまたはPVOに類縁特性が割り当てられている場
合、AFFINITY(類縁性)フィールドが、その特
性を示す。TYPE(タイプ)フィールドは、PVPが
固定サイズ区分物理ボリュームと可変サイズ区画物理ボ
リュームのどちらであるかを示す。ライブラリ・フィー
ルド"LIB"は、物理ボリュームが自動ライブラリに格
納されるアドレスを示す。HISTORY(活動記録)
フィールドは、マウント記録、LVの追加削除、エラー
状態など、物理ボリュームの最近の活動記録を示すのに
使用できる。LAST USE(最終使用)フィールド
は、その物理ボリュームがテープ駆動機構のどれかに最
後にマウントされた時刻を示す。このような最終使用
は、本明細書の範囲に含まれないボリューム交換アルゴ
リズムまたはボリューム排出アルゴリズムと共に使用す
ることができる。JOB ID(ジョブID)フィール
ドは、最終使用に関連するホスト・プロセッサのジョブ
IDを示すことができる。多くの場合、ジョブIDは、
サブシステムに使用可能にはならず、したがって、この
JOB IDフィールドを削除するか、空白にすること
ができる。望むならば、PVP項目またはPVO項目に
他のフィールドを追加することもできる。
【0077】LV部分66には多数のLV項目がある
が、これを3つの項目72、73、74によって表す。
VOLSERフィールドは、LVを識別する。VOLI
Dフィールドは、そのLVが常駐するPVPを識別す
る。VOLIDが空白または空である場合、そのLVが
作成されていない(VOLSERは、作成しようとする
LVへの割当てに使用可能である)か、あるいはLVが
「スクラッチ化」されているかのいずれかである。スク
ラッチ化という用語は、単に、VOLSERがLVを識
別しないこと、すなわちVOLSERがどのPVPから
も関連解除されていることを意味する。START P
RVフィールドとEND PRVフィールドは、VOL
SERによって識別されるLVの限界を識別する(正確
には、そのLVが常駐する区画の限界を識別する)。L
Vを保持する区画内のセグメントの個数は、そのLVの
データ記憶容量を示す。セグメントはそれぞれ、異なる
記憶容量を有し、LVの容量の計算にセグメント数が使
用されることに留意されたい。LVを有する区画の番号
は、"PARTITION NO.(区画番号)"フィー
ルドに示される。たとえば、ホスト・プロセッサがアク
セス可能な区画には、各PVP内で0からNまでの番号
が付けられる。Nは、最大の番号が付いた既存の区画を
示す正の整数である。PH33区画は、ホスト・プロセ
ッサからアクセス可能ではない。CATフィールドに
は、識別されたLVに関するカテゴリ・コードが格納さ
れる。このカテゴリは、ホストPVPのカテゴリと同じ
でよいが、それに制限されるものではない。LVカテゴ
リは、PVPカテゴリと独立にすることができる。この
後者の配置構成を用いると、あるLVに、"priva
tedivision 1 accounting"や
そのLVの有効期限1994年12月31日を示すカテ
ゴリなどの第1のカテゴリを割り当て、そのLVを保持
するPVPに、有効期限1999年6月15日などの第
2のカテゴリを割り当てることができる。上記のカテゴ
リは、例示的なものにすぎない。MOUNT(マウン
ト)フィールドは、マウント済みであるというLVの状
況を示し、MOUNT REQ(マウント要求)フィー
ルドは、マウントを要求されているというLVの状況を
示す。各PVPは、複数のLVを保持できるので、LV
のうちの1つだけがマウント済み状況を有することがで
きる。HISTORY(活動記録)フィールドは、その
LVの最近のマウント記録と、他の使用状況を示す。H
ISTORYフィールドに、JOB IDフィールドや
DATE/TIMEフィールドの情報を含めることもで
きる。このようなホスト関連情報をサブシステムが使用
しないようにして、これらの項目をなくすこともでき
る。POINTERS(ポインタ・)フィールドは、リ
ンク・リストを作成するデータ・ベース・ポインタであ
る。このリンクは、単方向リンクと二重リンクのどちら
でもよい。
【0078】サブシステム48を作動させてPVPを選
択させたMOUNTコマンド49は、その後、選択され
たPVPの1つまたは複数のセグメントをフォーマット
して、PVP部分65によって識別されるLVを受け取
るための区画を作成する。このPVP部分65は、MO
UNTメッセージ内のVOLSERによって識別される
LVのカテゴリ、類縁性、有効期限などの指示を含む。
MOUNTメッセージは、ホスト・プロセッサによって
アドレス可能になるようにPVPを初期設定させたMO
UNT from Category(カテゴリからの
マウント)コマンドのジョブIDまたはステップIDを
示すこともできる。本発明の好ましい形態では、PVP
だけがこのように初期設定されるが、それだけに制限さ
れるものではない。
【0079】図8は、まだホスト・プロセッサ45によ
ってアドレス可能でないスタック・ボリュームまたはス
クラッチ・ボリュームからアドレス可能データ記憶ボリ
ュームを自動作成するためにサブシステム48、具体的
にはPVM57を初期設定するのに使用される対話ステ
ップを示す図である。VOLSERとVOLIDを対話
式に入力することによって、カテゴリまたは類縁性を示
すことができる。このVOLSERとVOLIDは、上
記の米国特許第5018060号の自動クラス選択手順
に使用できる。対話ステップ92で、端末59を介して
サブシステム48に、初期設定されておらず、LVを格
納するための区分されたPVPになるはずのPVPを知
らせる。各PVOは、ただ1つのテープ・ボリュームで
あり、1つのアドレス可能ボリュームである。各PVP
は、後に説明するように初期設定される。
【0080】図9からわかるように、PVOのVOLI
Dの範囲110は、0から(10K−1)までである。
これらのPVOは、有効なユーザ・データを格納でき、
再利用には使用できず、スタックPVPに変換してはな
らない(全体が消去される)。実際の実施例では、この
ような値の範囲は、所定の値から始まるVOLIDとす
ることができる。物理媒体格納手段54のライブラリ・
システム内では、サブシステムを初期設定した後に、こ
のように識別されたスタックPVPとスクラッチPVO
が、IOステーション55(図6)によって物理媒体格
納手段54に通常の方法で導入される。すなわち、導入
される各PVPまたはPVO用にサブシステム48で使
用されるVOLIDは、人間による読取りまたはバー・
コード読取りのため、テープ・カートリッジまたはリー
ルの外部に置かれる。
【0081】端末59は、サブシステム48を初期設定
して論理ボリュームを自動作成するのに有用であるが、
このような初期設定がホスト・プロセッサを介して処理
される場合には、PVM57に接続された操作員端末を
なくすことができる。その場合、サブシステム初期設定
機能は、図8にスタック・カテゴリと示した論理ボリュ
ーム作成機能を使用してホスト・プロセッサのソフトウ
ェアによって管理されるが、端末59(図6)ではなく
ホスト・プロセッサによって指令される。ホスト・プロ
セッサによって指令されるサブシステム初期設定では、
ホスト・プロセッサの端末またはシステム管理プログラ
ム(図示せず)が、サブシステム初期設定の開始を可能
にするための手動入力を受け取る。ホスト・プロセッサ
45は、論理ボリュームのVOLSERの範囲を示すサ
ブシステム初期設定コマンド(図示されていないが、図
11に示した他のコマンドと同様の構成である)を送
り、非区分または物理オンリーの物理ボリュームである
PVOのVOLIDの範囲は、省略時の値の範囲を有す
る。サブシステム48の自動管理を助けるため、サブシ
ステム48のいわゆるバッファ付きログ・データ(IB
M周辺データ記憶サブシステム内の状況情報の既知の集
合)を、そのデータにVOLIDを含められるように修
正する。これを含めることによって、ホスト・プロセッ
サによって別々にアドレス可能でない(VOLIDはそ
のようなホスト・プロセッサに既知でないので)PVP
のVOLIDをホスト・プロセッサに与えて、そのPV
Pに関連する性能統計およびエラー統計に含められるよ
うにする。さらに、これによって、サブシステム48
が、論理ボリュームを異なるPVPに移動するためにサ
ブシステムが論理ボリュームをコピーした結果として生
成される統計を含めて、論理ボリュームであれ物理ボリ
ュームであれ、すべてのボリュームに関する性能統計ま
たはエラー統計を、請求されずにホスト・プロセッサ統
計に提示できるようになる。
【0082】対話ステップ94で、サブシステム48
に、10Kから(100K−1)までであるPVPの範
囲111を知らせる。物理媒体格納手段54に導入され
た時、このようなPVPは、下記の初期設定の前にも後
にもデータを含まない。PVPがデータを格納できるよ
うになる前に、LVをマウントするためのMOUNTコ
マンドを受け取らなければならない。実際のVOLID
は、任意の選択された情報パターンから始まるなど、一
義的な識別である。PVPになる未フォーマットの各P
VPは、そのVOLIDが変化しない。同様に、対話ス
テップ95で、サブシステム48に、100K以上であ
る、LVの識別に使用されるVOLSERの範囲112
を知らせる。実際の各VOLSERまたはVOLID
は、英数字の内容を有することができる。
【0083】対話ステップ95で、サブシステム48に
対して、作成され初期設定されたが、PVPまたはLV
にはデータを格納していないLVの、いわゆるIBM標
準ラベル(VOL1、HDR1など)を定義する。PV
M57は、この情報を受け取って、レジスタ96に「標
準ラベル」として記憶する。記憶されたラベル情報は、
新たに作成された各LVに、そのFIDに直接隣接して
挿入される。対話ステップ97で、識別されたすべての
PVP VOLIDを割り当てることによって初期設定
が完了する。またLV VOLSERをホスト・プロセ
ッサ45に供給して、ホスト・プロセッサから使用可能
なデータ記憶ボリューム識別としてシステム・ボリュー
ム・カタログ50に挿入する。サブシステム48は、新
しいLVを「挿入」カテゴリに割り当てる。その後、サ
ブシステム48は、挿入カテゴリ内のLV VOLSE
Rを、そのボリュームが実際にサブシステムに導入され
た場合と同様に、ホスト・プロセッサ45に渡す。ホス
ト・プロセッサ45は、受け取ったLV VOLSER
に応答して、そのボリュームが実際には存在しない場合
でも、システム・ボリューム・カタログ50に新しいV
OLSERを追加する。範囲112内のVOLSER
は、所与のデータ記憶容量(VOLSERごとにどのよ
うな容量でもよい)を有するものとして示される。
【0084】図10の、選択されたPVP上でのLVの
初期設定は、図8に示されたサブシステム初期設定の完
了後に行うことができる。図10では、対話ステップ1
20で、ホスト・プロセッサ45に接続された端末(図
示せず)を介して、またはホスト・プロセッサ45内の
アプリケーション・プログラムの実行によって、ホスト
・プロセッサ45に、データ・セット用のデータ記憶空
間を作成するよう要求する(割振り要求)。この要求に
は、記憶域の特性を暗示的に示すように機能的に選択さ
れたデータ・セット名(DSN)が含まれることが好ま
しく、カテゴリ・パラメータと類縁性パラメータを含め
ることもできる。機械ステップ121で、このDSN
と、LVの選択を容易にするための、上記米国特許第5
018060号で定義されたみクラスを自動選択するた
めのパラメータ・データとを受け取る。米国特許第50
18060号のクラス選択では、システム・ボリューム
・カタログ50に挿入されている範囲112内のLV
VOLSER、容量パラメータなどからVOLSERを
選択し、あるいは所望の属性を有するスクラッチ・ボリ
ュームを含むカテゴリを選択する。その後、ホスト・プ
ロセッサ45は、所望のVOLSERを有するLVがそ
のホスト・プロセッサのために作成されているか否かに
かかわらず、サブシステム48にMOUNTコマンド4
9を発行する。
【0085】サブシステム48は、MOUNTコマンド
49を受け取る。PSC52が、受け取ったMOUNT
コマンドを復号した後、PVM57に、そのMOUNT
コマンドで示されたDVEにマウントされるPVPを識
別するよう要求する。その後、ステップ123で、PV
M57が、MOUNTコマンドで識別されたVOLSE
RのVOLSER項目を求めて、図7に示したデータ・
ベースを探索し、アドレス指定されたDVEにPVPを
マウントする。符号127は、その結果と、ステップ1
24での「ヒット」を判定するための探索基準(コマン
ドで識別されたVOLSERのデータ・ベース項目が存
在し、PVPデータ項目68中で識別されるPVPを有
するので、VOLSERが存在する)、すなわち要求さ
れたVOLSER LVを含む、あるいはスクラッチ化
された区画(LVが「スクラッチ化」された区画から移
動され、あるいはLVがスクラッチ化(再利用可能に)
され、その区画が空でホスト・プロセッサからアドレス
不能にされた)を有するPVPを識別するための探索基
準の例を示す。VOLSERが、関連PVPを有しない
(そのVOLSERのデータ・ベース項目72、73、
74のVOLIDフィールドが空)場合、ステップ12
4の失敗またはNOの出口が使用される。その後、PV
M57は、VOLSERによって識別されるLVを作成
することのできるPVPを識別する。
【0086】ステップ124で、要求されたVOLSE
RによってLVが識別されるとPVM57が判定した場
合、データ・ベース項目72、73、74のフィールド
VOLIDを読み取ることによって、要求されたLVを
格納しているPVPを識別する。ライブラリ・リール格
納機構は、ホストのPVPデータ項目67、68、69
のフィールドLIBを読み取ることによって識別され
る。識別されたPVPが、アドレス指定されたDVEに
マウントされていない(PVPデータ項目67、68、
69のフィールドMOUNTによって、VOLSERが
どのDVE53にもマウントされていないことが示され
る)場合、ステップ130で、そのPVPを、フィール
ドLIBによって位置を指示される物理媒体格納手段5
4から、アドレス指定されたDVEに移動してマウント
する。選択されたPVPが、アドレス指定されたDVE
以外のDVEにマウントされており(フィールドMOU
NTで示される)、そのPVPが使用中でない(たとえ
ば、LVが現在そのテープ駆動機構にマウントされてい
ない)場合、そのPVPをアドレス指定されたDVEに
移動し、あるいは選択されたPVPにアクセスするため
に、アドレス指定されたDVEのアドレスに一時的に他
のDVEを割り当てる。どちらの場合でも、ステップ1
31で、磁気テープ30を、DVE内の、フィールドS
TART PRVで示される、アドレス指定されたLV
が始まる位置すなわちPBOPにある開始PRV(図
5)に位置決めする。選択されたPVPをマウントした
後に、通常のデータ処理活動132が行われる。
【0087】要求元のホスト・プロセッサ45が、デー
タ処理が完了したと判定する時、ステップ133で、要
求元のホスト・プロセッサが、マウントされたLVをア
ンロードする(デマウント)ようサブシステムに指令す
る。未使用または使用可能な確立された区画もしくは未
割り当てのセグメントを有するPVPは、通常は、新た
に確立されるLVを受け取るために、テープ駆動機構に
マウントされたままになる。すなわち、MOUNTコマ
ンドによって識別されるVOLSERが対応する確立さ
れたLVを有しないのでボリューム・ミスが発生した
【0088】ステップ124でVOLSERに対応する
LVが存在しないとPVM57が判定した場合、PVM
57は、要求されたVOLSERを有するLVを自動的
に確立する(図10)。カテゴリ値または類縁性値を使
用して、所望のLVデータ記憶容量を暗示的に示すこと
ができる。LVを確立するためにLVを準備する際に、
ステップ140で、PVM57は、MOUNTコマンド
49(図6)のカテゴリ・パラメータと類縁性パラメー
タを使用して、要求されたLVを受け取ることのできる
テープ駆動機構にマウントされることが好ましい、LV
を有するPVPが存在するかどうかを判定する(1つも
識別されない場合、スタック・カテゴリのPVPを選択
する。図7に示したデータ・ベースのカテゴリ・フィー
ルドCATを探索して、受け取ったVOLSERによっ
て示されるLVを格納するのに使用できるVOLIDを
見つける。そのようなPVP(好ましくはマウント済み
のPVP)が見つかった場合、使用可能データ記憶空間
を検査する(図示せず)。この検査には、識別されたV
OLID(PVPデータ項目68)に存在するデータ・
ベースLV(VOLSER)用のセグメントの数を合算
し、その合計を、省略時値(すべてのPVPが同一のデ
ータ記憶容量を有する)または上記のようにPVPデー
タ項目68のVOLIDフィールドに示されるデータ記
憶容量と比較することが含まれる)。合算のもう1つの
方法が、終了PRV(END PRV)項目69の値か
ら開始PRV(START PRV)項目68の値を引
いて、検査中のPVPに存在するLVが占めるテープ・
セグメントの数を確認することである。一方、PVPは
固定サイズ区画だけを有することもある。その場合、L
Vを受け取るための関連付けられていない区画が存在す
るかしないかのいずれかである。どちらの場合でも、P
VPの未割振りセグメントの数を決定する。選択された
テープ駆動機構にマウントされているPVPを、必ず最
初に検討する。このような選択は、MOUNTコマンド
を満足するためにPVPをテープ駆動機構にマウントす
る必要がなくなるので、PVP内でLVを確立するため
の最高速の手順である。複数のPVP項目を検査する場
合、最大数の未割振りセグメントを有する候補PVPを
選択する。そのような類縁性を有するLVを分散させ
る、すなわち、単一のPVPへのアクセス要求の衝突を
最小にして複数のLVへの同じアクセスを提供すること
が望まれることを類縁性パラメータが示す場合、LVを
全く有しない、またはそのような類縁性パラメータを有
する所定の最少数のLVを有するPVPを選択する。一
方、少数のPVPでLVをクラスタ化(逐次処理)する
ことがが望まれることを類縁性パラメータが示す場合、
十分な数の未割振りセグメントと、同一の類縁性クラス
タ・パラメータを有する複数のLVとを有するPVPを
選択して、作成されるLVを受け取る。したがって、類
縁性パラメータを用いて、複数のPVPの間での所望の
LV分配パターンを示すことによって、PVPへのLV
の割当てを実施することができる。
【0089】選択されたPVPは、まだマウントされて
いない場合、アドレス指定されたDVEにマウントされ
る。その後、ステップ145で、PVM57が、適当な
数のセグメントを有する使用可能な区画(使用可能な区
画にはLVが割り当てられていない、すなわち論理的に
空である)を選択する。LVを受け取るため、この空の
区画をフォーマットする。後で説明する区画の作成を含
めて、確立されるLVは、未割振りセグメントに割り振
られる。各PVP内の各区画は、連続した1組のセグメ
ントであり、区画内に未割振りセグメントが常駐しない
ことを想起されたい。
【0090】ステップ146で、PVM57がPSC5
2を起動して、MOUNTコマンドによって識別された
VOLSERを有するLVとして、作成された区画を識
別するため、最初に割り振られたセグメントにLVのF
IDを記録し、PH33が、新区画を反映するように更
新される。また、PVM57は、作成されたLVが実際
にPVO物理ボリュームであるかのように、作成された
区画にレジスタ96からのIBM標準ラベルを書き込
む。その後、新たに作成されたLVのPVPとの関連を
反映するようにそのLVの項目を更新する(PVPのV
OLIDをそのLVのVOLSERのデータ・ベース項
目72、73、74のVOLSERフィールドに入力す
る)ことによって、図7に示したデータ・ベースを更新
する。PVM57は、PSC52を介して、新LVを受
け取る区画のPBOPに磁気テープ30を再位置決めす
る。その後、PVM57は、PSC52を介して、コマ
ンドによって識別されたVOLSERがマウントされた
ことを要求元のホスト・プロセッサに示し、その後、符
号132に示されるデータ処理が行われる。新区画がP
VP内に確立される場合、PVM57はまた、新たに作
成された区画を含むようにPH33を更新する
【0091】ステップ140でスタックPVPが必要な
場合、PVM57は、確立しようとするLVを受け取る
ためのスタックPVPを選択する。その後、ステップ1
47で、PH33区画を作成し、PH33を、そのPH
33区画に記録する。その後、ステップ146以降を実
行する。
【0092】図11は、ホスト・プロセッサ45がサブ
システム48に発行する周辺コマンドのいくつかを、簡
略化された形式で示す図である。図に示されない他のコ
マンドも発行される。これらのコマンドはすべて、MO
UNTコマンド49と図11に示したコマンドに関して
示される一般配置を使用する。PSC52は、これらの
コマンドならびに、本発明の理解に関係せず、したがっ
て本明細書に記載されない他の各コマンドを受け取り、
復号する。MOUNTコマンド49(図6)は、この図
には繰り返さない。このMOUNTコマンドは、PVO
またはLVのアクセスに使用できる様々なタイプのコマ
ンドを表し、本発明の実施に使用できる設計選択を表
す。
【0093】ホスト・プロセッサが発行する周辺コマン
ド"assign to scratch"(スクラッチ
への割当て)は、識別されたLVがそのPVPから関連
付けを解除されることを示す。この関連解除は、そのL
Vのデータ・ベース項目72からフィールドVOLID
のPVP識別を削除することによってLVのアドレス指
定能力を除去することによって達成される。"assi
gn to scratch"コマンドは、コマンド標
識フィールド150、VOLSERコマンド修正パラメ
ータ・フィールド152(アドレス指定されたLV)お
よび任意選択の実行優先順位フィールド153を有す
る。実行優先順位フィールド153は、ホスト・プロセ
ッサが発行した他の周辺コマンドに対するこのコマンド
の実行の順序を示す。このコマンドは、LVのカテゴリ
を変更するコマンドとみなすことができる。このコマン
ドを実行するには、アドレス指定されたLVをテープ駆
動機構にマウントする必要はない。このコマンド全体
が、周辺データ・ベースのLV部分66に対する上記の
削除によって実行される。PVM57は、影響を受ける
PVPに関するLVのリンク・リストを、LVの削除を
反映するように更新する。そのLVのPOINTERS
フィールドを消去し、PVPリンク・リストの論理的に
隣接するLV項目内のPOINTERSフィールドを、
アドレス指定されたLVのPVPからの除去または関連
解除を反映するように変更する。任意選択で、データ保
護のため、関連解除されたLVのデータ内容を消去する
必要があることがある。その場合、サブシステム48
は、アドレス指定されたLVをサブシステム・テープ駆
動機構(ATL DVE)53Aにマウントして、アド
レス指定されたLVのデータ内容を消去する。
【0094】"migrate volume"(ボリュ
ーム移行)コマンドは、コマンド識別子フィールド15
5、装置アドレス・フィールド156、移行しようとす
るボリュームを識別するVOLSERコマンド修正パラ
メータ・フィールド157(アドレス指定されたLVま
たはPVP)および目標位置フィールド158を有す
る。目標位置フィールド158によって、物理ボリュー
ムまたは論理ボリュームのシェルフ格納機構へ、シェル
フ格納機構からライブラリへ、異なるボリューム・カテ
ゴリへなどの移行を指示できる。migrate vo
lumeコマンドは、通常は、ホスト・プロセッサ操作
員によってホスト・プロセッサ45を介し、端末59を
介し、またはホスト・プロセッサ45内で実行される本
明細書の範囲を超えるボリューム管理プログラム(図示
も説明もしない)によって開始される。ボリューム移行
を実行するためのサブシステムの手順は、後で図13に
関して説明する。
【0095】PVPに格納されたいずれかのLVに含ま
れる任意のブロックを見つけるための"locate"
(位置指定)または"locate block"(ブロ
ック位置指定)コマンドを示す。従来技術のlocat
eコマンドは、1リールのテープ内の複数のアドレス可
能ボリュームに対応する必要がなかった。1リールのテ
ープ内の各LVは、0から始まりある正整数値まで進
む、それ自体の1組のブロック番号を有する。さらに、
後で明らかになるように、2つのPVP間およびPVP
とPVOの間で移送可能なLVは、異なる磁気テープの
異なる長さ方向位置に常駐する。高速探索を使用するに
は、locateコマンドの実行に関してセグメント・
サイズを考慮しなければならない。すなわち、テープの
ハブ端にあるセグメントのテープ上での長さ方向の広が
りは、自由端またはリーダ端にあるセグメントのテープ
上での長さ方向の広がりより短い。正確な位置決めのた
めには、LVが最初にどこに記録され、locateコ
マンドを受け取った時点で現在どこに記録されているか
とは無関係に、このようなセグメント長を知る必要があ
る。各PRVはそれぞれ、磁気テープ30の「固定」位
置、すなわちテープのBOPに関して固定されている。
また、各テープ駆動機構が、PRVを使用せずにどの区
画をも位置指定できることが好ましい。いずれの場合
も、locateコマンドを実行した後に、目標論理ブ
ロックまたはアドレス指定された論理ブロックを格納し
ていると思われる区画に書き込む前に、目標論理ブロッ
クを見つけなければならない。
【0096】locateコマンドでは、フィールド1
60にコマンド標識が格納される。フィールド161
に、装置アドレスが格納される。CPフィールド163
は、LVにアクセスするlocateコマンドでは必ず
0にセットされる。従来技術では、区画が、別々にアド
レス可能なホスト・プロセッサ論理ボリュームと関連付
けられていなかった。その1例が、それぞれ従来技術の
1区画であるか、従来技術のそれぞれの区画にグループ
化することのできるPVOセグメントである。各PVO
(従来技術)には、アドレス可能データ記憶ボリューム
が1つだけ格納されることを想起されたい。
【0097】フィールド165には、ホスト・プロセッ
サ45にとって既知のPRVまたはセグメント番号値が
格納される。この値の生成は、後で図13に示すloc
ateコマンドの実行に関して説明する。この値は、ア
ドレス指定されているLVの正しい値でない可能性があ
り、したがって、PVM57が、受け取ったlocat
eコマンドの正確な実行ができるように、コマンドに含
まれる値を調節する。すなわち、ホスト・プロセッサ4
5は、各LVが異なるテープ・リールにマウントされて
いると信じ、すべてのセグメント番号が、(各LV物理
ブロックの場合のように)PBOPからではなく、BO
Tからのものであると信じる。したがって、アドレス指
定されているLVのBOTからPBOPまでのセグメン
ト番号の変位を、locateコマンドに含まれるセグ
メント番号に加算する。PRVが線形の時には、区画の
識別に単純な加算が使用できる。PRVが線形でない時
には、下記の関数を使用する。 PRVL=f(区画番号、PRVP) ただし、PRVLは、locate block ID
(ブロックID位置指定)コマンドまたはread b
lock ID(ブロックID読取り)コマンドに使用
されるPRVであり、PRVPは、そのPVP内のテー
プ上の現在の実際のPRVである。上記の式の値は、各
テープ・フォーマットから経験的に決定されるので、本
明細書では説明しない。ブロック番号フィールド170
には、ホスト・プロセッサ45が発行したlocate
コマンドに先行するMOUNTコマンド49のVOLS
ERによって識別されるLV内の論理ブロックに割り当
てられたブロック番号が格納される。
【0098】次に、図12を参照して、物理媒体格納手
段54など中でのLV、PVOおよびPVPの移行を説
明する。1つまたは複数のmigrateコマンドを、
ホスト・プロセッサ45に関して使用できる。この説明
は、すべてのタイプのボリュームに関する、1つのホス
ト・プロセッサが発行するmigrateコマンドに基
づくものであるが、それぞれ別々のホスト・プロセッサ
が発行するmigrateコマンド(図示せず)に応答
することによって、別々の移行処理をそれぞれ達成でき
ることを理解されたい。
【0099】初期に構成された実施例では、PVOだけ
が排出可能(物理媒体格納手段54から外に移行でき
る)であり、PVPは、排出不能(必ず物理媒体格納手
段54内に留まらなければならない)であった。このよ
うな物理ボリューム排出制御の理由の1つは、ホスト・
プロセッサ45がPVOをアドレス指定できるが、PV
Pをアドレス指定できなかったことである。PVPに常
駐するLVだけが、ホスト・プロセッサからアドレス指
定できる。ホスト・プロセッサによってアドレス可能な
ボリュームはすべて、システム・ボリューム・カタログ
50に含まれるが、PVPは、システム・ボリューム・
カタログ50に示されない。保守管理のため、PSC5
2は、いわゆるバッファ付きログ(従来技術で既知)を
作成する。サブシステム48内で検出された、PVPに
関するエラー状態はすべて、このバッファ付きログに含
まれる。しかし、このようにバッファ付きログに含めて
も、PVPがホスト・プロセッサによってアドレス可能
にはならない。
【0100】物理媒体格納手段54は、自動テープ・ラ
イブラリ(ATL)とシェルフ格納機構を含むことが好
ましいことに留意されたい。シェルフ格納機構は、通常
はPVM57によっては管理されず、したがってPVP
をシェルフ格納機構に移行することはできない。さら
に、LVは、シェルフ格納機構に移行される時に、ま
ず、移行のためPVPからPVOに移動される。端末5
9を介してPVM57によって管理されるシェルフ格納
機構を含めることは、本発明の範囲に含まれる。この場
合、PVPを、そのようなサブシステム管理のシェルフ
格納機構に移動(ATLからシェルフへ移行)すること
ができる。図12には、例示のため、そのようなPVP
移行の参照が含まれる。
【0101】migrateコマンドは、PSC52が
受け取る。PSC52は、そのmigrateコマンド
を復号する際にPVM57を起動して、コマンドを実行
する。PVM57は、まずステップ205で、その移行
がPVOとLVのどちらに関するものであるかを判定す
る。そのコマンドがLV移行の場合、PVM57は、複
数のLVを移行するか否かを検査する。また、複数のL
V移行が、そのLVを現在格納しているPVPとは独立
に、1つまたは複数のLVの別々の移行を含むかどうか
も検査する。PVOを移行するには、既知または従来技
術の移行をステップ202で使用する。このようなPV
Oの移行は、シェルフ格納機構から物理媒体格納手段5
4のATLへ、ATLからシェルフ格納機構へ、また
は、データ処理設備からの出し入れであり得る。PVO
の移行の完了時に、PVM57は、図7に示したデータ
・ベースを、この移行を反映するように更新し、指令元
のホスト・プロセッサに移行の完了を報告し、経路21
0を経て移行を終了する。PVOの移行は、PVM57
が、IOステーション55へまたはそこからPVOを移
動するよう物理媒体格納手段54に指令することによっ
て行われる。IOステーション55への手動アクセスに
よって、PVOをシェルフ格納機構へまたはそこからも
しくは別のデータ処理設備に移動する。
【0102】LVの移行には、新しい異なる手順が含ま
れる。上で述べたように、PVPは、ホスト・プロセッ
サによってアドレス可能ではなく、したがって、移行を
指令される可能性がない。また、LV VOLSER
は、PVM57によるATLの制御から転送できないの
で、シェルフ格納機構へのPVPの移行は、この実施例
では存在しない。シェルフ格納機構へのLVの移行に
は、アドレス指定されたLVをPVPから排出可能物理
ボリュームであるPVOに移動し、そのPVOをシェル
フ格納機構に移動することが含まれる。
【0103】しかし、シェルフ格納機構に、自動ライブ
ラリ(ATL)用のある範囲の通し番号を有する物理ボ
リュームPVOまたはPVPが格納されると仮定する
と、物理媒体格納手段54内のシェルフ格納機構からラ
イブラリへPVPを移行するには、ステップ203で、
PVM57がシェルフ格納区域へ(端末59を介してな
ど)メッセージを送って、手動でそのPVPを取り出
し、IOステーション55にロードする。その後、ステ
ップ204で、そのIOステーション内のPVPを取り
出し、指定された格納キュービクルに格納するよう、P
VM57がライブラリに指令する。ステップ209で、
図7に示したデータ・ベースを、このPVP移行を反映
するように更新する。この更新は、そのLVのデータ・
ベース項目72のVOLIDフィールドのデータ内容の
削除によって行われる。LV移行の間、そのLVを識別
するVOLSERが、すべてのPVPから関連解除さ
れ、したがって、別のLVを識別するのに使用できるよ
うになる。このデータのボリュームは、そのデータのボ
リュームをシェルフ格納機構に運ぶPVOのVOLID
によって識別される。ホスト・プロセッサ45は、シス
テム・ボリューム・カタログ50を、移行されたLVの
VOLSERから移行されたPVOのVOLIDへのデ
ータのボリュームの変更を反映するように更新する。
【0104】シェルフ格納機構が、サブシステム48の
制御下でPVPを格納できる場合、シェルフへのPVP
の移行(図示せず)を行うことができる。このmigr
ateコマンドでは、移行される1つまたは複数のLV
が識別される。PVPは、絶対にmigrateコマン
ドによってアドレス指定されず、PVM57は、移行し
ようとする識別されたLVに基づいて、移行するPVP
を選択する。
【0105】LVの移行の場合、図11に示したmig
rateコマンドの装置アドレス・フィールド156
に、2つの装置アドレスが必要である。2つの装置アド
レスの代わりとして、ライブラリ間ATLコピーでの使
用専用のATL DVE53Aを設ける。PVM57だ
けが、ATL DVE専用装置を選択し使用するようP
SC52に指令することができる。代替配置では、mi
grateコマンドの装置アドレスが、ソースPVPで
あり、ATL DVEは、必ずPVPをマウントして、
コマンドによってアドレス指定されたDVEからLVを
受け取る。第2の代替案は、PVM57が、PSC52
を介してホスト・プロセッサ装置のうちの1つを目標装
置として選択できるようにすることである。このような
DVE内でのPVPのマウントは、図ではステップ21
6によって表される。このようなPVPをマウントする
には、移動されるLVを目標PVPまたはLVを受け取
るPVPに追加する。ステップ217で、アドレス指定
されたDVE内のPVPから目標PVPにデータを移動
する。複数のLVが移動される可能性があるので、ステ
ップ218で、PVMが、複数のLVの1つのPVPへ
の統合が完了したかどうか検査する。複数のLVを移動
する場合、PVPをマウントするステップ215を繰り
返して、アドレス指定された目標DVEに正しいPVP
がマウントされるようにする。このようなPVP移行が
発生するのは、シェルフとライブラリが制御上密に結合
されている場合だけであることに留意されたい。
【0106】一時に1つのLVをシェルフに移行するこ
とができる。好ましい実施例では、このLVが、移行の
間にPVOのVOLIDを受け取る。元のVOLSER
は、すべてのPVPから関連解除される。2つのDVE
を選択するため、ステップ215で1つのLVを移行す
るために2つのDVEを選択する2ステップ処理を実行
することができる。ホスト・プロセッサ45は、PVO
の移行に使用されるLVに関して、最初の装置アドレス
を含むmigrateコマンドを発行する。PSC52
は、このホスト・プロセッサ・コマンドに対して、移行
しようとするボリューム(LV)が共用テープ上にある
のでその移行を実行できないことを応答する。ホスト・
プロセッサ45は、このメッセージに応答して、目標P
VOをマウントするための第2装置アドレスと共に、L
Vの目標PVOとして、mount from cat
egoryコマンド内で特定のスクラッチPVOまたは
スクラッチ・カテゴリの任意のPVOを識別する。この
処置によって、2つのDVEが選択され、移行されるL
Vを有するPVP(図7に示したデータ・ベースのPV
M57による探索を介して)とLVを受け取るPVOが
識別される。ステップ216で、識別されたPVPとP
VOが、それぞれアドレス指定されたDVEにマウント
される。ステップ217で、マウントされたPVPから
マウントされたPVOへLVをコピーする。その後、マ
ウントされたPVOを、IOステーション55を介して
ライブラリから排出する。マウントされたPVPは、そ
のアドレス指定されたDVEが別のテープのために必要
になるまでマウントされたままにしておくことができ
る。ステップ218をスキップする。ステップ209
で、VOLID項目を削除するためにLV項目(VOL
SER)を選択し、ソースPVPのリンク・リストを短
縮するようポインタを調節することによってデータ・ベ
ースを更新する。その後、サブシステム48(機械動作
は、PSC52とPVM57によって開始され、制御さ
れる)は、出口210を経て他の処置に進む。LVのP
RVは、移行するPVO上で正しく維持されることに留
意されたい。移行されるLVのVOLSERは、使用可
能にされる、すなわち、ソースPVPとの関連付けを解
除される。PVO内のデータ・ボリュームは、受取り側
PVOのVOLIDをとる。サブシステム48は、シス
テム・ボリューム・カタログ50の更新のため、要求元
のホスト・プロセッサに変更を報告する。
【0107】次に図13を参照して、locateコマ
ンドの実行を説明する。背景として、既知のRead
Block IDコマンドを使用して、セグメント番号
と論理ブロック番号によって定義される媒体上の現在位
置を要求することができる。既知のLocate Bl
ockコマンドを使用して、セグメント番号と論理ブロ
ック番号によって定義される媒体上の指定位置に位置決
めすることができる。locateコマンドを実行する
際には、セグメント番号が、指定された論理ブロックを
見つけるために、テープ上に記録されたデータを読み取
る間に走査を開始する局所的な点として使用される。
【0108】PVOなどのテープ・ボリュームにデータ
を書き込む前にRead Block IDコマンドを
使用することが、一般の慣行である。同様の手順が、L
Vへのデータ書込みに使用される。この手順を、次に説
明する。Read Block IDコマンドの実行に
よって、LVまたはPVOに次に書き込まれるデータを
見つけるための位置データがもたらされる。Read
Block IDコマンドは、追加の論理ブロックを記
録する前に、論理ブロックの実際の位置を見つけ、識別
するのに使用される。識別された既存の論理ブロック
は、付加論理ブロックの読取りまたは書込みのためにテ
ープをすばやく位置決めするため高速探索をそこまでで
打ち切ることのできる目標である。このようなRead
Block IDコマンドを用いると、PRVに関す
る長さ方向のテープ上の位置が正確に位置指定され、L
V内で所望の論理位置が見つかるようになる。この位置
情報は、記憶のためホスト・プロセッサ45に与えられ
る。ホスト・プロセッサ45は、後で、アドレス指定さ
れたDVEにLVをマウントさせることができる。その
後、ホスト・プロセッサ45は、後で説明するLoca
te Block IDコマンドを発行して、実行され
たRead Block IDコマンドによって示され
る位置にテープを位置決めする。LVが、マウントの前
に別のPVPにコピーされる場合、そのようなLVは、
通常は、その別のPVP上の長さ方向の異なる位置に記
録される。この変化のため、Read Block I
Dによって生成された位置情報が無効になる。このよう
なLV位置変化の影響からホスト・プロセッサを隔離す
ることが望ましいので、Locate Block I
Dコマンドの実行は、位置の変化に対処するようになっ
ている。ホスト・プロセッサ45は、LVを実際のデー
タ記憶ボリュームとして扱っていることに留意された
い。
【0109】ここでRead Block IDコマン
ドの実行に戻ると、ステップ225で、ホスト・プロセ
ッサ45が、LVであれPVOであれ、データ・ボリュ
ームにデータを記録するための準備処置として、Rea
d Block IDコマンドを発行する。サブシステ
ム48は、このRead Block IDコマンドを
実行して、位置情報を展開し収集する。その後、ステッ
プ226で、サブシステム48が、上に掲げたように展
開された位置情報をホスト・プロセッサ45に送る(P
SC52が通常の方法でコマンド実行と報告を行う)。
ステップ227で、ホスト・プロセッサが、データ記憶
ボリュームに次に書き込まれるデータに後で素早くアク
セスするため、Read Block IDによって提
供された位置情報を記憶する。付加データを記録した後
に、他の多くの動作が発生するが、そのいずれかによっ
て、このLVが、最後にアクセスされた位置から別のP
VPまたは同一PVP内の別の位置に移動される可能性
がある。
【0110】その場合、ホスト・プロセッサ45は、付
加されたデータにアクセスする必要がある。ホスト・プ
ロセッサ45は、まず、MOUNTコマンド49を使用
してアドレス指定されたDVEにデータ記憶ボリューム
をマウントする。マウントされるボリュームはLVであ
るので、そのLVが異なるPVP上にあり、この異なる
PVP上の長さ方向に異なる位置にあると仮定する。P
SC52とPVM57は、MOUNTコマンドによって
アドレス指定されたLVを格納するPVPを選択して、
アドレス指定されたLVを格納するPVPをアドレス指
定されたDVEにマウントする。この時、PSC52
は、アドレス指定されたLVに関する前に受け取ったM
OUNTコマンド49の実行中に生成された、マウント
されたボリュームがLVであることを示す記憶された指
示(図示せず)を有する。この指示に従って、PSC5
2がPVM57を作動させて、ホスト・プロセッサ45
が発行する後続の周辺コマンドに応答してPVPテープ
を正しく位置決めするのに必要な制御情報を取得または
生成する。
【0111】データ処理動作に備えて、ホスト・プロセ
ッサ45は、ステップ230で、ステップ227で供給
された位置情報(そのすべてが新LV位置に関して不正
である)を使用してLocate Block IDコ
マンドを発行する。PSC52は、ステップ227で供
給されたlocate block IDコマンドを受
け取り、復号する。その後、PSC52は、記憶された
LV指示に応答してPVM57を作動させて、コマンド
によって識別される論理ブロックを素早く正確に位置指
定できるように位置情報を調節する。PVM57は、マ
ウントされたLVのVOLSER項目を位置指定するこ
とによって応答する。PVM57は、マウントされたL
Vの位置情報を読み取って、これをLocate Bl
ockIDと共に受け取った情報と比較する。一例とし
て、Read Block IDコマンドを伴うアドレ
ス指定されたLVの最終アクセスが発生した時に、その
アドレス指定されたLVが、その順方向が矢印311で
表される(順方向はテープ自由端からハブ端に向かう方
向)ハーフ・ラップのPVP内に常駐し、そのLVが自
由端の近くにあったと仮定する。次に、そのLVが、第
2のPVPに移動され、そのPVP内で、LVが、その
順方向が矢印313で示される(順方向はハブ端から自
由端に向かう方向)ハーフ・ラップに常駐するように挿
入され、そのLVが、ハブ端の近くにあると仮定する。
どの場合でも、各LVは、LVがPVOに移行される場
合にPRVが正しいままになるように、BOTに対して
物理的に参照される。すなわち、各LVのPRVは、そ
のLVが常駐する区画のPRVに対する相対値である。
【0112】その場合、PVM57は、調節された値を
PSC52に送って、PSC52が所望のブロックID
への高速探索を行えるようにする。PSC52は、それ
ぞれのセグメント番号に関する(またはセグメント番号
の範囲ごとの)セグメント・サイズのテーブル(図示せ
ず)を有する。PSC52は、ステップ234で、PV
M57が供給したセグメント番号を、現在位置から横断
すべきセグメントの数に変換し、その後、このセグメン
トの数をテープ距離に変換する。PSC52は、ステッ
プ235で、米国特許第4393445号明細書に記載
の高速探索を使用してブロックIDに高速アクセスする
よう、アドレス指定されたDVEに指令する。この高速
探索の完了時に、低速(移動中のブロックID読取り)
探索を行って、動作を完了する。
【0113】各PVPは、テープ・ボリュームの容量を
よりよく利用するために複数のLVを格納できるので、
サブシステム性能を維持するためには、同一PVP内に
常駐する2つの異なるLVに対する同時の衝突するアク
セス要求を効率的に解決しなければならない。すなわ
ち、同一のPVPに常駐する論理ボリュームは、同時に
マウントできない。図14ないし図16に、アクセス要
求衝突に対する3つの解決策を示す。
【0114】アクセス要求衝突を解決するためには、複
数のLVに対するマウント要求のうちの1つを除くすべ
てを延期し(おそらくはデッドロックを生じる)、ある
いはLVのうちの1つを除くすべてを別のPVPに移動
するかしなければならない。LV移動を選択する場合、
そのPVP上とLV内のすべてのデータへのアクセス
が、コピーを行っている間遅延される。
【0115】図14は、同時の衝突するアクセス要求を
受け取った1つのPVP上の1つまたは複数のLVを別
のPVPにコピーする処理を示す図である。ステップ2
40で、PVM57が、1つのPVPに常駐する複数の
LVに対する同時の衝突するアクセス要求を検出する。
受け取ったMOUNTコマンドはそれぞれ、サブシステ
ム48がその実行に達するまで待機させられ、サブシス
テム48は、要求元のホスト・プロセッサにnot r
eady(作動不能)信号を送る。ステップ242で、
PVM57が、コピーしようとするLVごとに1つのP
VPを選択する。1つの判断基準は、コピーしようとす
る各LVの目標PVPが、それが受け取るLVと同一ま
たは類似のカテゴリを有することである。目標PVPを
選択する際に優先されるのは、DVE53のうちの1つ
にマウントされているPVPである。どの場合でも、ス
テップ243で、PVM57が、適当なDVEへの目標
PVPのロードを実行する。ステップ247で、元のホ
ストにBUSY信号を送る。その後、ステップ244
で、これに関連する待機中のコマンドの完了時に、第1
のPVPに常駐するLVへの第1のアクセスが中断され
る。その後、移動されるLVを、それぞれの目標PVP
にコピーする。各LVをコピーするには、移動されるL
Vを目標PVP上の1区画に割り当て(LV作成に関し
て上で説明したように)、PVPテープをLVに移動す
ることによってそれぞれのLVにアクセスし、その後目
標PVPにLVをコピーし、その後、図7に示したデー
タ・ベースを、移動されたLVが目標PVP上の選択さ
れた開始PRVにあることを反映するように更新する
(ステップ245)ことが必要である。この手順を、移
動されるLVごとに繰り返す。目標PVPへのLVの移
動がそれぞれ完了した時に、PSC52は、ステップ2
46で、要求元のホスト・プロセッサ45にMount
Completed(マウント完了)応答を送って、
要求されたLVへのアクセスが、それぞれの目標PVP
をマウントされたDVE53で現在可能であることを知
らせる。LVのコピーを完了した時点で、本明細書に記
載の手順に従ってLVにアクセスする。ステップ248
で、元のPVPへのアクセスを再確立するため、元の要
求元ホスト・プロセッサにno longer bus
y(もはや使用中でない)信号を送る。
【0116】図15は、DVEにマウントされた目標P
VPへの第2のPSCを介するアクセスを示す図であ
る。各サブシステム48は、同一のDVEへのアクセス
権を有する複数のPSC52を有することができる。各
DVE53は、1つまたは2つのデータ・フロー回路
(すべて既知のとおり、データ信号の読取りと書込みの
処理、エラーの検出と訂正、制御文字の管理用)を有す
ることができるので、目標PVPへのアクセスに2つの
PSCが使用できる。符号250は、2つのPSCすな
わちPSC−1 251とPSC−2 252のチャネ
ル接続を示す。これらのPSCは、既知のPSC間デー
タ接続を有する。このサブシステムでは、1つのDVE
を、一時的に異なる装置アドレスとして働くように割り
当てることができる。コピーされたLVに関する要求元
のホスト・プロセッサ45は、PSC−2のデータ・フ
ロー回路(図示せず)を使用して目標PVPをマウント
された、したがってコピーされたLVをマウントされた
DVE253にアクセスすることにより、PSC−2へ
のPSC−1接続を介して、コピーされたLVにアクセ
スする。他の既知の配置を使用することもできる。
【0117】図16は、現在第1のLVに関してアクセ
スされつつあるPVP上の第2のLVへのアクセスを要
求するホスト・プロセッサ45に、第2のLVを別のP
VPにコピーするよう指令させる、ホスト・プロセッサ
「ソフトウェア」手順を示す図である。ステップ260
で、PVP上の第2のLVへのアクセス要求をホスト・
プロセッサから受け取ったので、PVM57が、アクセ
ス衝突を検出する。ステップ263で、PVM57が、
アクセスを要求しているホストにエラー状態信号(UN
IT CHECK)を送るようPSC52に通知する。
UNIT CHECKは、要求されたLVが使用可能で
はないが、サブシステム内の同一のDVEへのボリュー
ムのMOUNTを要求することによってそれを使用可能
にすることができることを示すことができる。第2の要
求元ホスト・プロセッサは、ステップ264で、このU
NIT CHECKに応答する複数の選択肢を有する。
第2の要求元ホスト・プロセッサは、所定の時間だけ待
機してそのLVへのアクセスを再試行するか、そのアク
セス要求を引き起こした現ジョブを打ち切るか、あるい
はアクセス要求の行われた対象である新ジョブを打ち切
ることができる。
【0118】図17は、あるLVに格納されたデータへ
のデータの付加を示す図である。LVの広がりを超えて
データを記録しないように、すなわち、すべての記録が
そのLVと同じ広がりを有する区画に含まれるように、
注意を払う。ステップ280で、PSC52が、DVE
53のうちの1つにマウントされたPVP内のアドレス
指定されたLVにデータを書き込もうとしていると仮定
する。ステップ280での記録の間に、PSC52は、
ステップ281で、米国特許第4393445号明細書
に開示されたリール・タコメータまたは他の既知の機構
によって位置を追跡することにより、記録変換器(図示
せず)に対するテープの位置を継続的に監視している。
LEOP(図4)が検出された場合、記録を即座に打ち
切り、ステップ282で、データ付加を指令したホスト
・プロセッサにUNIT CHECKを送る。また、書
込みを指令したホスト・プロセッサは、ステップ283
で、その書込みプログラムを打切り、ボリューム処理を
終了する(既知のいわゆる後書きラベルを書き込む)。
記録を打ち切ることによって、PEOPに出会わなくな
る。テープ装置は、PEOPでの区画境界(記録の停
止)を実施しなければならない。符号284は、要求元
のホスト・プロセッサがそのボリュームをクローズし、
別のLVをマウントしてから次のデータ処理を継続する
ことを示す。
【0119】図18は、符号300および310に示し
たようなディスクデータ記憶物理ボリューム上で、本発
明の論理ボリューム制御を、少なくとも部分的に実施で
きることを示す。この場合、MOUNTコマンド49
は、可搬論理データ記憶ボリュームのVOLSERに、
すなわち物理媒体と独立に、適用可能である。受け取っ
たMOUNTコマンド49に応答して、PVM57は、
ディスク300上にLV305などの新LVを作成し、
その後に、第2のMOUNTコマンド49に応答して、
ディスク300上に第2のLV306を作成する。した
がって、本発明の原理が、異なる媒体に適用可能である
ことがわかる。
【0120】本発明の好ましい実施例に関して本発明を
具体的に図示し、説明してきたが、当業者であれば、本
発明の趣旨と範囲から逸脱することなく、形態と詳細に
さまざまな変更を行えることを理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボリュームを作成または確立するための従来技
術の方法を示す図である。
【図2】本発明による、データ記憶ボリュームを作成ま
たは確立するための方法を示す図である。
【図3】従来技術の磁気テープ・フォーマットを示す図
である。
【図4】本発明に従って構成された多重ボリューム・テ
ープ・フォーマットを簡略化して示す図である。
【図5】図4に示したテープ・フォーマットの論理ボリ
ュームの論理要素を簡略化して示し、物理基準を使用し
て、いわゆる蛇行トラック配置を有する磁気テープ内の
論理ボリュームを含むテープ上で複数の論理ボリューム
を位置指定し識別する方法を示す図である。
【図6】本発明のデータ処理システムの簡略化したブロ
ック図である。
【図7】図6に示したデータ処理システムで使用される
周辺データ・ベースを示す図である。
【図8】図6に示したデータ処理システムを初期設定す
る方法を簡略化して示す図である。
【図9】図6に示したデータ処理システムで使用される
ボリューム通し番号(VOLSER)の値の範囲の例を
示す図である。
【図10】図6に示した初期設定済みのデータ処理シス
テム内で自動的に論理ボリュームLVを作成または確立
する方法を簡略化して示す図である。
【図11】図6に示したデータ処理システムで使用され
る1組の周辺コマンドまたはチャネル・コマンドの例を
示す図である。
【図12】図6に示したデータ処理システムの、異なる
データ記憶装置間で物理ボリュームまたは論理ボリュー
ムを移行するための機械動作の例を簡略化した形で示す
図である。
【図13】図4に示した磁気テープに記録された論理ボ
リュームLVの、ホスト・プロセッサによってアドレス
指定されたブロックを位置指定する処理を示す図であ
る。
【図14】図6に示したデータ処理システムの、単一の
物理ボリュームに対する、単一の物理ボリュームに記録
または格納された複数の論理ボリュームに関する同時の
衝突する要求に対処する機械動作を示す図である。
【図15】単一の物理ボリュームに対する、単一の物理
ボリュームに記録または格納された複数の論理ボリュー
ムに関する複数の同時の衝突するアクセス要求の処理の
ための図14に示した対処の代替案を簡略化した形で示
す図である。
【図16】単一の物理ボリュームに対する、単一の物理
ボリュームに記録または格納された複数の論理ボリュー
ムに関する同時の衝突する要求を処理するための、ホス
ト・プロセッサ・ソフトウェアの実行を含む、図6に示
したデータ処理システムの機械動作を簡略化した形で示
す図である。
【図17】図6に示したデータ処理システムでの、論理
ボリュームに格納されたデータへのデータの付加と、論
理ボリュームがデータで満杯になったときのエラー制御
に関する機械動作を簡略化した形で示す図である。
【図18】図6に示したデータ処理システムと、図2、
図7ないし図12および図14ないし図17に示した方
法および構造を使用して本発明が実施される、2つの光
学ディスクを示す図である。
【符号の説明】
45 ホスト・プロセッサ 48 サブシステム 49 MOUNTコマンド 50 システム・ボリューム・カタログ 52 周辺記憶制御機構(PSC) 53 DVE 53A サブシステム・テープ駆動機構(ATL DV
E) 54 物理媒体格納手段 55 IOステーション 57 周辺ボリューム・マネージャ(PVM) 58 ボリューム・マップ 59 端末 65 PVP部分 66 LV部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・サミュエル・ゴンチャルスキ アメリカ合衆国85715 アリゾナ州チュー ソン イースト・リッジブルック・ドライ ブ8191 (72)発明者 リチャード・アンソニー・リップバーガー アメリカ合衆国85718 アリゾナ州チュー ソン ノース・プラシータ・アリスペ5620

Claims (63)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト・プロセッサの周辺でデータを記憶
    するための装置であって、 接続されたホスト・プロセッサからコマンドを受け取
    り、接続されたホスト・プロセッサとデータを交換し、
    接続されたホスト・プロセッサに状況情報を供給するよ
    うに、1つまたは複数のホスト・プロセッサに該装置を
    接続するための接続機構手段と、 それぞれ記録媒体を有する物理ボリュームからの読取り
    またはこれへの書込みのためにマウントする能力を有す
    る、サブシステム内の複数のホスト・プロセッサ・アド
    レス可能媒体駆動機構と、 各物理ボリュームに常駐する1つまたは複数のホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリューム内
    にデータを格納するための、サブシステム内の複数の物
    理ボリュームと、 前記媒体駆動機構に前記物理ボリュームを挿入し、前記
    媒体駆動機構から前記物理ボリュームを除去するための
    ボリューム移動手段と、 前記媒体駆動機構のうちの1つの機構のアドレスと前記
    アドレス指定された媒体駆動機構にマウントされるホス
    ト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームの
    ボリューム通し番号とを含むマウント・コマンドを、接
    続されたホスト・プロセッサから受け取るための、接続
    機構手段に接続されたボリューム・マネージャ手段を具
    備する周辺制御機構手段であって、 前記接続機構手段と前記媒体駆動機構との間のディジタ
    ル信号を処理するための、接続機構手段と媒体駆動機構
    とに接続されるデータ・フロー手段を有する周辺制御機
    構手段と、 前記ボリューム通し番号の識別と、前記物理ボリューム
    のうちのどれが前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能
    論理データ記憶ボリュームを格納するかの指示とを記憶
    するための、ボリューム・マネージャ手段に接続された
    ボリューム・マップ手段であって、 前記マウント・コマンドによってアドレス指定されたホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリューム
    を格納する前記物理ボリュームのうちの1つを識別する
    ために、前記受け取ったマウント・コマンドのそれぞれ
    に応答して前記ボリューム・マップ手段を検査する、ボ
    リューム・マップ手段と、 前記マウント・コマンドによってアドレス指定されたホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリューム
    を格納する前記物理ボリュームのうちの1つの識別に応
    答して、前記アドレス指定された媒体駆動機構上への前
    記1つの物理ボリュームのマウントを行うための、ボリ
    ューム・マネージャ手段内の第1手段と、 前記マウント・コマンドによってアドレス指定されたホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリューム
    を格納する前記物理ボリュームが識別されなかったこと
    に応答して、第2物理ボリュームを選択するための、ボ
    リューム・マネージャ手段内の第2手段と、 前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリ
    ュームとして新しいホスト・プロセッサ・アドレス可能
    データ記憶ボリュームを自動的に確立し、前記アドレス
    指定された媒体駆動機構に前記第2物理ボリュームをマ
    ウントするために前記第1手段を作動させるための、第
    2手段内のボリューム初期設定手段とを併せ備える装
    置。
  2. 【請求項2】さらに、前記媒体駆動機構が、前記物理ボ
    リュームを取り外し可能にマウントし、前記各媒体機構
    がそれぞれ、前記読取りおよび書込みのため一時に1つ
    の前記物理ボリュームを取り外し可能にマウントし、 前記ボリューム・マップ手段が、第1および第2のホス
    ト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュー
    ムが前記物理ボリュームのうちの第1の1つに常駐する
    ことを示す項目手段を有し、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記第1ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームへ
    の現アクセスを可能にするために前記媒体駆動機構のう
    ちの第1の機構に前記物理ボリュームのうちの前記第1
    のボリュームをマウントするように前記ボリューム移動
    手段を作動させ、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記第2ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを
    マウントするよう求める第2の受け取ったマウント・コ
    マンドに応答して、前記マウント・コマンドが前記物理
    ボリュームのうちの前記第1のボリュームへのアクセス
    を要求することを識別し、、前記ホスト・プロセッサ・
    アドレス可能論理データ記憶ボリュームのうちの前記第
    1のボリュームへの現アクセスに応答して前記現アクセ
    スが完了するまで前記第2の受け取ったマウント・コマ
    ンドに対する応答を保持するための保持手段を有し、 前記ボリューム移動手段が、第2媒体駆動機構に第2物
    理ボリュームをマウントし、 前記現アクセスの完了を検出し指示するすための周辺制
    御機構手段内完了手段を含み、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記保持手段に応
    答し、前記マウントされた第1の物理ボリュームのうち
    の前記第1のボリュームの前記現アクセスの完了に応答
    して、前記第1の1物理ボリュームから前記マウントさ
    れた第2物理ボリュームに前記第1アドレス可能データ
    記憶ボリュームをコピーするための、かつ前記マウント
    された物理ボリューム内にある前記第2ホスト・プロセ
    ッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを識別す
    るように、かつ前記第1および第2のアドレス可能論理
    データ記憶ボリュームの両方に同時にアクセスできるよ
    う前記保持を除去するように前記ボリューム・マップ手
    段を更新するための、前記完了手段に接続された衝突手
    段を有する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記ボリューム・マップ手段が、前記第1
    および第2のホスト・プロセッサ・アドレス可能論理デ
    ータ記憶ボリュームが前記物理ボリュームのうちの第1
    のボリュームに常駐することを示し、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記第1ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームへの現
    アクセスを可能にするため、前記媒体駆動機構のうちの
    第1の機構に前記物理ボリュームのうちの前記第1のボ
    リュームをマウントし、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記第2ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームに
    関する前記受け取ったマウント・コマンドに応答して、
    前記マウント・コマンドが前記物理ボリュームのうちの
    前記第1のボリュームへのアクセスを要求することを識
    別し、かつ前記ボリューム・マネージャ手段が、前記ア
    ドレス可能データ記憶ボリュームのうちの前記第1のボ
    リュームへの前記現アクセスに応答して、前記現アクセ
    スが完了するまで前記マウント・コマンドへの応答を保
    持する保持手段を有し、 前記現アクセスの完了を検出するための、前記周辺制御
    機構手段内の完了手段を備え、 前記接続機構手段が、それを介してデータを伝送できる
    複数の経路を有し、前記第1媒体駆動機構が前記経路の
    うちの第1の経路に接続され、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記第2アドレス
    可能データ記憶ボリュームへのアクセスを可能にするた
    めに、前記現アクセスの前記保持および完了に応答して
    前記第1媒体駆動機構を前記経路のうちの第2の経路に
    接続するための、前記完了手段に接続された衝突手段を
    有することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記ボリューム・マップ手段が、前記物理
    ボリュームのうちの第1部分複数のボリュームを区分物
    理ボリュームとして識別し、前記物理ボリュームのうち
    の前記第1部分複数のボリュームがそれぞれ、VOLI
    Dボリューム通し番号と、前記それぞれのVOLIDボ
    リューム通し番号の視覚感知可能なコピーとを有し、前
    記物理ボリュームのうちの前記第1部分複数のボリュー
    ムの前記VOLIDボリューム通し番号のすべてが一義
    的であって、物理ボリュームのうちの前記第1部分複数
    のボリューム中の前記VOLIDボリューム通し番号が
    まったく重複しないようになっており、 1組の一義的なVOLSERボリューム通し番号が、前
    記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボ
    リュームのうちのそれぞれのボリュームを識別すること
    ができ、前記VOLSERボリューム通し番号の第1の
    所定のサブセットが、前記VOLIDボリューム通し番
    号のいずれとも異なり、 前記ボリューム・マップ手段が、さらに前記第1の所定
    のサブセット中の前記VOLSERボリューム通し番号
    のうちの第1の所定の通し番号が、それぞれ、前記第1
    部分複数の物理ボリュームのうちの所定の物理ボリュー
    ムに常駐する前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論
    理データ記憶ボリュームを識別し、前記第1部分複数の
    物理ボリュームのうちの所与の複数の物理ボリューム
    が、複数の前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理
    データ記憶ボリュームと、ホスト・プロセッサ・アドレ
    ス可能論理データ記憶ボリュームを全く識別しない所定
    の複数の前記VOLSERボリューム通し番号とを格納
    することを示し、 前記マウント・コマンドのうちで第1の所定の受け取っ
    たコマンドが、それぞれ前記VOLSERボリューム通
    し番号の前記第1の所定の組のうちのそれぞれの組を示
    すことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記ボリューム・マップ手段がさらに、前
    記物理ボリュームのうちの第2部分複数のボリュームを
    物理オンリー・ボリュームとしてさらに識別し、前記物
    理オンリー物理ボリュームのそれぞれが、VOLIDボ
    リューム通し番号の視覚感知可能な指示を有し、前記V
    OLIDボリューム通し番号のすべてが、一義的な番号
    であって、前記第1の所定の第1VOLSERボリュー
    ム通し番号と異なっており、 前記第2の部分複数の物理ボリュームの前記VOLID
    ボリューム通し番号と同一の前記VOLSERボリュー
    ム通し番号の第2の所定のサブセットを有するリストを
    備え、 前記物理オンリー物理ボリュームが、それぞれVOLI
    Dボリューム通し番号と同一のVOLSERボリューム
    通し番号の前記第2の組中のVOLSERボリューム通
    し番号をその中に記録されており、 前記受け取ったマウント・コマンドのうちの所与の所定
    のコマンドが、前記第1の部分複数の物理ボリュームの
    うちのVOLIDを有する前記物理ボリュームが、前記
    装置によってアドレス可能であるが前記ホスト・プロセ
    ッサによってアドレス可能でなくなるように、それぞれ
    前記VOLIDと同一のVOLSERボリューム通し番
    号を示すことを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】さらに、ボリューム通し番号データを前記
    ボリューム・マップ手段に入力するようにボリューム・
    マネージャ手段を作動させるための、前記ボリューム・
    マネージャ手段に接続された初期設定手段を含み、前記
    初期設定手段が、 前記物理ボリュームのうちの第1部分複数の物理ボリュ
    ームを区分物理ボリュームとして識別するために前記ボ
    リューム・マップ手段に識別データを挿入するように前
    記ボリューム・マネージャ手段を作動させるためのもの
    で、前記物理ボリュームのうちの前記第1部分複数の物
    理ボリュームがそれぞれ、VOLIDボリューム通し番
    号と、前記VOLIDボリューム通し番号の視覚感知可
    能なコピーとを有し、前記物理ボリュームのうちの前記
    第1部分複数の物理ボリュームの前記VOLIDボリュ
    ーム通し番号がすべて一義的であって、前記第1部分複
    数の物理ボリュームの前記VOLID通し番号がまった
    く重複しないようになっている、第1データ手段と、 前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶
    ボリュームのそれぞれを識別するための1組の一義的な
    OLSERボリューム通し番号を識別するために前記ボ
    リューム・マップ手段に識別データを挿入するように前
    記ボリューム・マネージャ手段を作動させるためのもの
    で、前記VOLSERボリューム通し番号の第1の所定
    のサブセットが前記VOLIDボリューム通し番号のい
    ずれとも異なる、第2データ手段と、 前記第1の所定のサブセット中の前記VOLSERボリ
    ューム通し番号のうちの第1の所定の通し番号が、それ
    ぞれ、前記第1部分複数の物理ボリュームに常駐し、前
    記第1部分複数の物理ボリュームが複数の前記ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームの
    記憶用であることをさらに示すために、識別データを前
    記ボリューム・マップ手段に入れるように前記ボリュー
    ム・マネージャ手段を作動させるための第3データ手段
    と、 ボリューム・マネージャ手段が前記受け取ったマウント
    ・コマンドに応答して、前記ボリューム・マップ手段内
    の前記VOLSERボリューム通し番号を使用して、ホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームを作成できるように、それぞれの前記VOLSER
    ボリューム通し番号が実際にホスト・プロセッサ・アド
    レス可能データ記憶ボリュームを識別するか否かにかか
    わらず、前記VOLSERボリューム通し番号のすべて
    を、ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶
    ボリュームを識別するものとして、ホスト・プロセッサ
    にVOLSERデータを供給するための、前記接続機構
    手段に接続されたホスト・プロセッサに接続された第4
    データ手段とを含むことを特徴とする、請求項1に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】さらに、前記物理ボリュームのうちの第2
    部分複数の物理ボリュームを物理オンリー物理ボリュー
    ムとして識別するための識別データを前記ボリューム・
    マップ手段に挿入するように前記ボリューム・マネージ
    ャ手段を作動させるためのもので、前記物理オンリー物
    理ボリュームがそれぞれ、VOLIDボリューム通し番
    号の視覚感知可能指示を有し、前記VOLIDボリュー
    ム通し番号のすべてが一義的番号である、第5データ手
    段と、 前記第2部分複数の物理ボリュームの前記VOLIDボ
    リューム通し番号と同一である前記VOLSERボリュ
    ーム通し番号の第2の所定のサブセットを有するリスト
    とを備え、 前記物理オンリー論理データ記憶ボリュームがそれぞ
    れ、前記それぞれの物理オンリー・データ記憶ボリュー
    ムのVOLIDボリューム通し番号と等しい、前記第2
    の所定のサブセットのVOLSERボリューム通し番号
    のうちの1つを、機械感知できるようにその中に記録さ
    れている、 ことを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記初期設定手段が、前記ホスト・プロセ
    ッサ手段のうちの1つの中にあり、前記識別データを前
    記ボリューム・マップ手段に挿入するようにボリューム
    ・マネージャ手段を作動させるため、前記初期設定手段
    の第1ないし第4のデータ手段からのデータを含む初期
    設定コマンドを前記接続機構手段に送るためのものであ
    り、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記初期設定コマ
    ンドに応答して前記識別データを前記ボリューム・マッ
    プ手段に挿入するために前記初期設定コマンドを受け取
    るための、前記接続機構手段に接続された手段を有する
    ことを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  9. 【請求項9】さらに、前記各物理ボリュームがデータ記
    憶媒体を移動可能にマウントするためのものであり前記
    各媒体駆動機構が、基準位置からのデータ記憶媒体の変
    位を示すため、それにマウントされた物理ボリュームの
    前記データ記憶媒体の、前記各媒体駆動機構のデータ記
    憶媒体の前記媒体基準位置からの変位を示すための媒体
    変位指示手段を有し、 前記周辺制御機構手段が、ブロックIDと前記基準位置
    からの指示された位置とを読み取り記憶するために媒体
    変位指示手段に接続された、前記マウントされた媒体に
    記録されたデータのブロックIDを検出し指示するため
    の手段と、前記ブロックID、前記指示された位置、お
    よび第1VOLSERを有するホスト・プロセッサ・ア
    ドレス可能論理データ記憶ボリュームのうちの第1のボ
    リュームを、前記マウントされた媒体内の第1位置基準
    値として前記ホスト・プロセッサのうちの1つに供給す
    るための手段とを有し、 前記周辺制御機構手段が、前記第1VOLSERによっ
    て識別されるホスト・プロセッサ・アドレス可能データ
    記憶ボリュームを前記物理ボリュームの前記第1部分複
    数のうちの異なる物理ボリュームの異なる変位位置にコ
    ピーするように前記ボリューム移動手段と前記媒体手段
    とを作動させ前記ボリューム・マネージャ手段が、前記
    第1VOLSERホスト・プロセッサ・アドレス可能デ
    ータ記憶ボリュームに関する前記異なる物理位置の指示
    を前記周辺制御機構手段から受け取り、 前記ボリューム移動手段が、前記物理ボリュームの第1
    部分複数のうちの前記異なる物理ボリュームを前記媒体
    駆動機構のうちの1つにマウントし、 前記接続機構手段が、前記第1VOLSERホスト・プ
    ロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームを有する
    前記媒体を位置決めするよう周辺制御機構手段に指令す
    るための位置指定コマンドを受け取り、 前記周辺制御機構手段が、位置指定コマンドで示された
    物理位置を前記異なる物理ボリューム上の前記異なる位
    置に変更するようにボリューム・マネージャ手段を作動
    させ、 前記周辺制御機構手段が、マウントされた物理データ記
    憶ボリューム内の媒体を前記異なる位置に位置決めする
    ように1つの媒体駆動機構を作動させることを特徴とす
    る、請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記各物理ボリュームが、細長い柔軟な
    磁気データ記憶媒体であるデータ記憶媒体を移動可能に
    マウントし、 前記各媒体駆動機構が、マウントされた物理ボリューム
    の媒体の、媒体基準位置の先頭からの変位を検出し指示
    するための媒体変位検出指示手段を有し、 前記周辺制御機構手段が、ブロックIDと前記基準位置
    からの指示された位置とを読み取り記憶するために媒体
    変位指示手段に接続された、前記マウントされた媒体に
    記録されたデータのブロックIDを検出し指示するため
    の手段と、前記ブロックID、前記指示された位置、お
    よび第1VOLSERを有するホスト・プロセッサ・ア
    ドレス可能論理データ記憶ボリュームのうちの第1のボ
    リュームを、前記マウントされた媒体内の第1位置基準
    値として前記ホスト・プロセッサのうちの1つに供給す
    るための手段とを有し、 前記ボリューム制御手段の前記第2手段が、セグメント
    のうちの所定のセグメントにそれぞれ前記ホスト・プロ
    セッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのうち
    の1つを割り当てるためのボリューム割当て手段を有
    し、前記ボリューム制御手段が、割り当てられた前記ホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームのボリューム・マップを前記ボリューム・マップ手
    段内で確立し、前記割り当てられたホスト・プロセッサ
    ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームがそれぞれ常
    駐する前記物理ボリュームを識別し、前記割当て手段
    が、前記セグメントのうちの複数の連続するセグメント
    に前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記
    憶ボリュームのうちの1つを割り当てるための手段を含
    むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】さらに、前記セグメントのうちの複数の
    連続するセグメントをそれぞれの媒体駆動機構アドレス
    可能区画にクラスタ化するための、ボリューム・マネー
    ジャ手段内の区分手段を含み、 前記ボリューム割当手段が、前記ホスト・プロセッサ・
    アドレス可能論理データ記憶ボリュームを前記区画のう
    ちの所定のそれぞれの区画に割り当てるために、前記区
    分手段に接続されることを特徴とする、請求項10に記
    載の装置。
  12. 【請求項12】前記区分手段が、前記物理ボリュームの
    うちの所定の物理ボリューム内の前記複数のセグメント
    として、固定数の前記セグメントをクラスタ化すること
    を特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記区分手段が、前記各物理ボリューム
    に含まれる前記区画が、異なる数のセグメントを有し、
    物理ボリュームのうちの前記所定の各物理ボリュームに
    含まれる前記割り当てられたホスト・プロセッサ・アド
    レス可能論理データ記憶ボリュームが、異なるデータ記
    憶容量を有するように、前記区画のうちの所定の区画内
    の前記複数のセグメントとして、可変数の前記セグメン
    トをクラスタ化することを特徴とする、請求項11に記
    載の装置。
  14. 【請求項14】前記磁気テープが、データ記憶トラック
    の第1サブセット内の順方向テープ走査方向が、前記磁
    気テープの自由端から前記磁気テープのハブ端に向かう
    方向になり、データ記憶トラックの第2サブセット内の
    順方向テープ走査方向が、前記ハブ端から前記自由端に
    向かう方向になる蛇行パターンに配列された複数のデー
    タ記憶トラックを有し、前記第1および第2のサブセッ
    トがデータ記憶トラックの第1サブセットの走査が第1
    のカウント方向での前記セグメントのカウントをもたら
    し、データ記憶トラックの第2サブセットの走査が第2
    のカウント方向での前記セグメントのカウントをもたら
    し、前記カウント方向のうちの1つが昇順カウントにな
    るように、磁気テープの長さ方向の長さに横向きに磁気
    テープを横切ってインタリーブされた、それぞれのハー
    フ・ラップ内のトラックを含むことを特徴とする、請求
    項11に記載の装置。
  15. 【請求項15】さらに、該装置内のボリューム・マッピ
    ングを示すための前記ボリューム・マップ手段を含む前
    記ボリューム・マネージャ内のデータ・ベース手段を含
    み、 前記データ・ベース手段が各ホスト・プロセッサ・アド
    レス可能記憶ボリュームごとに、 そのそれぞれのVOLSERボリューム通し番号、物理
    ボリュームまたは論理ボリュームというボリューム・タ
    イプ、ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記
    憶ボリュームが常駐する物理ボリュームのVOLID
    と、 ホスト・アドレス可能論理データ記憶ボリュームが前記
    媒体駆動機構のうちのアドレス指定された媒体駆動機構
    にマウントされているか否かと、前記各ホスト・アドレ
    ス可能論理データ記憶ボリューム用のマウント・コマン
    ドを受け取ったか否かとに関する、前記各ホスト・プロ
    セッサ論理データ記憶ボリュームの状況と、 ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームが常駐する媒体の開始セグメントおよび終了セグ
    メントの識別と、 識別された物理ボリュームが取り外されている間の、V
    OLIDによって識別される物理ボリュームの記憶位置
    とを確立し維持することを特徴とする、請求項14に記
    載の装置。
  16. 【請求項16】前記各媒体駆動機構が、磁気テープの自
    由端に直接隣接し、磁気テープのハブ端からは離れてい
    るテープの先頭である媒体基準位置の先頭からの、物理
    ボリュームの前記磁気テープ媒体の変位を示すための磁
    気テープ媒体変位指示手段を有し、 前記周辺制御機構手段が、ブロックIDと前記基準位置
    からの指示された位置とを読み取り記憶するために磁気
    テープ媒体変位指示手段に接続された、前記マウントさ
    れた磁気テープ媒体に記録されたデータのブロックID
    を検出し指示するための手段と、前記ブロックID、前
    記指示された位置、および第1VOLSERを有するホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームのうちの第1のボリュームを、前記マウントされた
    磁気テープ媒体内の第1位置基準値として前記ホスト・
    プロセッサのうちの1つに供給するための手段とを有
    し、 前記周辺制御機構手段が、前記第1VOLSERによっ
    て識別されるホスト・プロセッサ・アドレス可能論理デ
    ータ記憶ボリュームを前記物理ボリュームの前記第1部
    分複数のうちの異なる物理ボリュームの異なる変位位置
    にコピーするように前記ボリューム移動手段と前記媒体
    駆動機構とを作動させ、前記ボリューム・マネージャ手
    段が、前記第1VOLSERホスト・プロセッサ・アド
    レス可能論理データ記憶ボリュームに関する前記異なる
    物理位置の指示を前記周辺制御機構手段から受け取り、 前記ボリューム移動手段が、前記物理ボリュームの第1
    部分複数のうちの前記異なる物理ボリュームを前記媒体
    駆動機構のうちの1つにマウントし、 前記接続機構手段が、前記第1VOLSERホスト・プ
    ロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを有
    する前記磁気テープ媒体を位置決めするよう周辺制御機
    構手段に指令するための位置指定コマンドを前記接続さ
    れたホスト・プロセッサのうちの1つから受け取り、 前記周辺制御機構手段が、位置指定コマンドで示された
    物理位置を前記異なる物理ボリューム上の前記異なる位
    置に変更するように前記ボリューム・マネージャ手段を
    作動させ、 前記周辺制御機構手段が、マウントされた物理データ記
    憶ボリューム内の磁気テープ媒体を前記異なる位置に位
    置決めするように1つの媒体駆動機構を作動させること
    を特徴とする、請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】さらに、前記物理ボリュームのうちの所
    与の物理ボリュームが該装置から排出可能であることを
    示すためのボリューム・マネージャ内の排出手段と、 それぞれの媒体駆動機構へまたはそれからの移送のため
    に前記磁気テープ物理ボリュームを受け渡しするための
    もので、前記ボリューム移動手段に接続され、媒体格納
    手段へまたはそれから磁気テープ物理ボリュームを受け
    渡しするためのボリューム移動機構に接続され、手動入
    力ポートおよび手動出力ポートを有するIOステーショ
    ンを有する、媒体格納手段とを含み、 前記周辺制御機構手段が、前記ホスト・プロセッサ・ア
    ドレス可能論理ボリュームのうちのアドレス指定された
    論理ボリュームを前記IOステーションに移行するため
    に、所与の数の前記排出可能ボリュームを選択し指示す
    るための、排出手段に接続された移行開始手段を有し、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記論理ボリュー
    ムのうちの前記アドレス指定されたすべての論理ボリュ
    ームを識別するために前記データ・ベース手段にアクセ
    スするための、前記移行開始手段に接続された移行制御
    手段を有し、 前記移行制御手段が、移行開始手段が前記ホスト・プロ
    セッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのうち
    のアドレス指定されたすべての論理ボリュームを示すの
    に応答して、ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理デ
    ータ記憶ボリュームのうちの前記アドレス指定された論
    理ボリュームを前記識別された排出可能物理ボリューム
    に移動するように周辺制御機構を作動させ、その後に前
    記識別された排出可能物理ボリュームを前記IOステー
    ションに移動するようにボリューム移動手段を作動さ
    せ、その後に、前記データ・ベース手段を更新するよう
    にボリューム・マネージャ手段を作動させることを特徴
    とする、請求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記データ・ベース手段が、第1部分お
    よび第2部分を有し、前記各部分がそれぞれ、データ記
    憶ボリュームを識別するための複数の項目を有し、 前記第1部分が、前記項目のうちの複数の物理ボリュー
    ム識別項目を有し、前記各物理ボリューム識別項目が、
    それぞれの物理ボリュームを識別するデータを格納する
    ためのボリュームID VOLIDフィールドを有し、 前記第2部分が、前記項目のうちの複数のホスト・プロ
    セッサ・アドレス可能識別項目を有し、前記各ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能識別項目がそれぞれ、前記ホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームのそれぞれのボリュームに自動的に割当て可能なボ
    リューム通し番号の範囲内のボリューム通し番号を識別
    するデータを格納するための、ボリューム通し番号フィ
    ールドVOLSERを有し、前記ホスト・プロセッサ・
    アドレス可能識別項目のリンク・リストが存在し、それ
    ぞれの物理ボリュームを識別する前記各第1部分項目ご
    とに1つのリンク・リストが、ホスト・プロセッサ・ア
    ドレス可能論理データ記憶ボリュームを記憶するよう
    に、別のホスト・プロセッサ・アドレス可能識別項目を
    指すためのポインタ手段を前記各ホスト・プロセッサ・
    アドレス可能識別項目が、含み、 前記第1部分項目が、ホスト・プロセッサ・アドレス可
    能論理データ記憶ボリュームが前記それぞれの物理ボリ
    ュームに格納されていることをそれぞれ示すために、前
    記第2部分項目のそれぞれの項目を指すポインタ手段を
    含み、 リンク・リスト内の前記各第2部分項目が、前記各第2
    部分項目で識別されるホスト・プロセッサ・アドレス可
    能論理データ記憶ボリュームを格納する前記物理ボリュ
    ームのうちのそれぞれの物理ボリュームのVOLIDの
    識別を含むことを特徴とする、請求項15に記載の装
    置。
  19. 【請求項19】さらに、前記物理ボリュームのうちの排
    出可能な物理ボリュームを識別するための、ボリューム
    ・マネージャ内の排出手段と、 それぞれの媒体駆動機構へまたはそれからの移送のため
    に前記磁気テープ物理ボリュームを受け渡しするため
    の、前記ボリューム移動手段に接続された媒体格納手段
    と、 前記ボリューム移動手段へまたはそれから前記物理ボリ
    ュームを受け渡しするためのもので、前記物理ボリュー
    ムを手動で受け渡しするための手動ポートを有する、媒
    体格納手段内のIOステーションとを含み、 前記周辺制御機構手段が、前記物理ボリュームのうちの
    1つに常駐する、前記ホスト・プロセッサ・アドレス可
    能論理データ記憶ボリュームのうちのアドレス指定され
    た論理ボリュームを移行するように前記ボリューム・マ
    ネージャ手段を作動させるための移行開始手段を有し、
    前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶
    ボリュームが所与のボリュームであり、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記物理ボリュー
    ムのうちの第1論理ボリュームに格納されているものと
    して前記所与のボリュームを識別するために前記データ
    ・ベース手段にアクセスするための、前記移行開始手段
    に接続された移行制御手段を有し、 前記移行制御手段が、前記所与のボリュームが移行され
    ることを指示する移行開始手段への要求に応答して、ま
    ず移行ボリュームとして前記排出可能物理ボリュームの
    うちの所与の1つを選択し、次に前記所与のボリューム
    を前記第1の物理ボリュームから前記移行ボリュームへ
    移動するように周辺制御機構手段を作動させ、次に、前
    記第1の物理ボリュームのVOLIDを前記データ・ベ
    ース手段から削除することによって前記第1の物理ボリ
    ュームから所与のボリュームが関連解除されていること
    を示すように前記データ・ベース手段を更新するように
    ボリューム・マネージャ手段を作動させる、 ことを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  20. 【請求項20】さらに、それぞれの媒体駆動機構へまた
    はそれからの移送のため前記磁気テープ物理ボリューム
    を受け渡しするための前記ボリューム移動手段に接続さ
    れた媒体格納手段と、 前記ボリューム移動手段へまたはそれから物理ボリュー
    ムを受け渡しするための、物理ボリュームを手動で受け
    渡しするための手動ポートを有する、媒体格納手段内の
    IOステーションとを含み、 前記周辺制御機構手段が、移行しようとするホスト・プ
    ロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのう
    ちの1つを識別するVOLSERボリューム通し番号を
    示す、ホスト・プロセッサ発行の移行コマンドを接続機
    構手段から受け取るための、接続機構手段に接続された
    移行コマンド手段を有し、 前記移行コマンド手段が、移行コマンドのVOLSER
    ボリューム通し番号が、それ自体物理ボリューム内に常
    駐するホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記
    憶ボリュームまたは1物理ボリューム内の他のホスト・
    プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームと共に
    常駐するホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ
    記憶ボリュームのいずれに関するものであるかを検証す
    るためにボリューム・マネージャ手段に接続され、前記
    移行コマンド手段が、移行コマンドが最初に受け取られ
    た場合にはその移行コマンドを拒絶し、移行コマンドが
    前記受け取られた移行コマンドの前記接続機構手段によ
    る2回目の伝送である場合にはその移行コマンドを受け
    入れ、前記移行コマンド手段が、前記接続機構手段に、
    前記移行コマンドの前記最初の受け取りの際にはその移
    行コマンドを拒絶し、その2回目の受け取りの際にはそ
    の移行コマンドを受け入れるように作動させ、 前記周辺制御機構手段が、前記受け取った移行コマンド
    に応答して、前記物理ボリュームのうちの前記1つのボ
    リュームに常駐する前記ホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームのうちのアドレス指定さ
    れた1つのボリュームを移行するように前記ボリューム
    ・マネージャ手段を作動させるための、移行コマンド手
    段に接続された移行開始手段を有し、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記物理データ記
    憶ボリュームのうちの1つに格納された前記移行コマン
    ドのVOLSERによって識別されるボリュームを識別
    するために前記データ・ベース手段にアクセスするため
    の、前記移行開始手段に接続された移行制御手段を有
    し、 前記移行制御手段が、移行手段が、前記移行コマンドの
    VOLSERによって識別されるボリュームを移行すべ
    きことを指示するのに応答して、前記1物理ボリューム
    から別の物理ボリュームへ前記移行コマンドのVOLS
    ERによって識別されるホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームを移動するように周辺制
    御機構を作動させ、次に、前記別の物理ボリュームを前
    記IOステーションに移動するようにボリューム移動手
    段を作動させ、次に、前記データ・ベース手段を更新す
    るように前記ボリューム・マネージャ手段を作動させる
    ことを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  21. 【請求項21】前記接続機構手段が、アドレス指定され
    たホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボ
    リュームが所定の記憶容量を有するように、物理ボリュ
    ームのうちの1つのボリュームの所定の区画に常駐する
    ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームのうちのアドレス指定された1つのボリュームに
    格納されたデータに、前記区画のうちの所定の1つ中の
    別のホスト・プロセッサ・アドレス可能ボリュームを用
    いてデータを付加するために周辺制御機構手段を作動さ
    せ、 前記周辺制御機構手段が、前記アドレス指定されたボリ
    ュームにデータを書き込むための書込み手段を有し、 前記所定の区画の末尾付近でのデータ書込みに関して前
    記媒体変位指示手段を監視するためのもので、前記監視
    の際に、前記媒体変位指示手段が前記所定の区画の末尾
    への接近を示すのに応答して、周辺制御機構手段に書込
    みを停止させる信号を送る、周辺制御機構手段内の監視
    手段とを含むことを特徴とする、請求項15に記載の装
    置。
  22. 【請求項22】前記周辺制御機構手段が、前記接近指示
    に応答して接続機構手段に書込みが打ち切られることを
    示すための、前記監視手段に接続された手段を有し、 前記接続機構手段が、前記書込みの打切りに応答して、
    周辺制御手段へのすべてのデータ転送を停止し、書込み
    を打ち切るように周辺制御機構を作動させ、 前記周辺制御手段が、前記接続機構手段に応答して第2
    論理ボリュームをマウントして、ホスト・プロセッサ・
    アドレス可能論理ボリュームのうちのアドレス指定され
    た1つのボリュームに付加されつつある前記データを受
    け取り、前記第2ボリュームに格納するための、接続機
    構手段に接続された回復手段を有することを特徴とす
    る、請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】さらに、前記接近指示に応答して前記デ
    ータ付加を打切り、前記付加されるデータを受け取るた
    めの新論理ボリュームを割り当てるための、前記監視手
    段に接続された論理ボリューム増加手段を含むことを特
    徴とする、請求項21に記載の装置。
  24. 【請求項24】前記ボリューム増加手段が、前記アドレ
    ス指定されたホスト・プロセッサ・アドレス可能ボリュ
    ームが常駐する区画内のセグメントの長さを決定するた
    めに前記データ・ベース手段にアクセスするための手段
    を有し、 前記ボリューム増加手段が、アクセス手段に応答して、
    所定の縦方向長さより長い縦方向長さを有するセグメン
    トを使用して前記所定の区画を作成することを特徴とす
    る、請求項22に記載の装置。
  25. 【請求項25】前記ボリューム・マネージャ手段の前記
    第2手段が、前記区画のそれぞれの指示を含み、第2物
    理ボリュームが1つまたは複数の第1の所定のホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを
    受け取り格納することを示す、フォーマット識別マーク
    を前記第2物理ボリュームに記録するための第1フォー
    マット手段を有し、 前記ボリューム・マネージャ手段の前記第2手段が、前
    記第1の所定のホスト・プロセッサ・アドレス可能論理
    データ記憶ボリュームのそれぞれを示すフォーマット識
    別を、前記区画のそれぞれに記録するために、前記第1
    の所定のホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ
    記憶ボリュームのそれぞれを受け取り格納する前記区画
    のそれぞれに記録するための第2フォーマット手段を有
    することを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  26. 【請求項26】第1および第2の長さ方向の端を有する
    テープを有し、 前記区分手段が、前記テープの前記第1端から始めて、
    前記セグメントのうちの連続するセグメントだけを区画
    にクラスタ化し、どの区画にも割り当てられていないセ
    グメントのすべてが、前記区画のうちの所定の区画とテ
    ープの前記第2端との間に位置するように、前記テープ
    の前記第1端から始めてテープの前記第2端に向かって
    連続的に前記セグメントを作成することによってクラス
    タ化を行うことを特徴とする、請求項11に記載の装
    置。
  27. 【請求項27】さらに、前記ホスト・プロセッサ・アド
    レス可能論理データ記憶ボリュームのうちの第2の所定
    のボリュームの類縁性特性と同一の類縁性をそれぞれ有
    する前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ
    記憶ボリュームのうちの第1の所定のボリュームを示す
    ための、データ・ベース手段内の類縁性手段を含み、 前記第2手段が、前記ホスト・プロセッサ・アドレス可
    能論理データ記憶ボリュームのうちの前記第1の所定の
    ボリュームを、前記示された類縁性を含む1組の複数の
    前記物理ボリュームのうちの物理ボリュームに割り当て
    るために、類縁性手段に接続されることを特徴とする、
    請求項1に記載の装置。
  28. 【請求項28】前記示された類縁性が、最小数の前記ホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームが、前記1組の物理ボリューム中の前記複数の物理
    ボリュームのそれぞれに常駐すべきことを示し、 前記ボリューム割当て手段が、前記マウント・コマンド
    によって示されたホスト・プロセッサ・アドレス可能デ
    ータ記憶ボリュームを受け取り格納するために、最小数
    の前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記
    憶ボリュームを含む前記複数の前記物理ボリュームのう
    ちの1つを選択することを特徴とする、請求項27に記
    載の装置。
  29. 【請求項29】前記示された類縁性が、最大数の前記ホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームが、前記1組の物理ボリューム中の最小数の前記複
    数の物理ボリュームに常駐することを示す、 前記ボリューム割当て手段が、前記マウント・コマンド
    によって示されたホスト・プロセッサ・アドレス可能デ
    ータ記憶ボリュームを受け取り格納するために、最大数
    の前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記
    憶ボリュームを含む前記複数の前記物理ボリュームのう
    ちの1つを選択することを特徴とする、請求項27に記
    載の装置。
  30. 【請求項30】前記マウント・コマンドが、前記マウン
    ト・コマンドによって識別されるホスト・プロセッサ・
    アドレス可能データ記憶ボリュームのカテゴリを示し、
    前記指示が、それぞれ前記カテゴリを示すボリューム通
    し番号の複数の範囲のうちの1つに存在するボリューム
    通し番号であり、 ボリューム・マネージャ手段が、前記ホスト・プロセッ
    サ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームに関するカ
    テゴリ指示を維持するためのデータ・ベース手段を有
    し、 前記データ・ベース手段が、前記第2手段に接続され、
    前記第2手段に応答して、前記物理ボリュームのうち、
    前記マウント・コマンドによって示されるカテゴリを有
    するホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶
    ボリュームを含む物理ボリュームを識別し、前記第2物
    理ボリュームとして前記識別された物理ボリュームのう
    ちの1つを前記第2手段に示し、 前記データ・ベース手段のカテゴリ指示が、複数の前記
    ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームを格納する予定の消去された物理ボリュームを示
    すためのスタック・カテゴリと、単一のホスト・プロセ
    ッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを格納す
    る予定の消去された物理ボリュームとを示すためのスク
    ラッチ・カテゴリと、前記ホスト・プロセッサ・アドレ
    ス可能論理データ記憶ボリュームのうちの1つを格納し
    ており、以前にスクラッチ・カテゴリを有していた物理
    ボリュームと、区画カテゴリに含まれ、それぞれ前記複
    数の前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ
    記憶ボリュームのうちの1つまたは複数のボリュームを
    格納している物理ボリュームとを含むことを特徴とす
    る、請求項1に記載の装置。
  31. 【請求項31】さらに、前記周辺制御機構手段に接続さ
    れ、前記物理ボリューム用のアドレス可能格納区画をそ
    れぞれ有する、前記物理ボリュームのうちの指令された
    物理ボリュームとして前記物理ボリュームのうちのいく
    つかを取り出し格納するためのコマンドを受け取るため
    のもので、自動媒体ライブラリと、 媒体ライブラリ内のIOステーションとを含み、 前記ボリューム移動手段が、前記媒体ライブラリ内の自
    動物理ボリューム移動手段であり、前記物理ボリューム
    のうちの指令された物理ボリュームを挿入および除去す
    るために前記IOステーションに接続されており、 さらに、前記物理ボリュームのうちの指令された物理ボ
    リュームを媒体格納シェルフと前記IOステーションと
    の間で手動で移送できるように、前記IOステーション
    に所定の近さの所に配置された媒体格納シェルフを含
    む、 ことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  32. 【請求項32】さらに、前記ボリューム移動手段から物
    理媒体を受け取り、前記ボリューム移動手段に物理媒体
    を排出するための、前記ボリューム移動手段に接続され
    た専用媒体駆動機構を含み、 前記専用媒体駆動機構が、前記周辺制御機構手段によっ
    てのみアドレス可能であり、 前記ボリューム・マネージャ手段が、前記ホスト・プロ
    セッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのうち
    の1つを2つの前記物理ボリュームの間でコピーしなけ
    ればならない時ごとに、前記専用媒体駆動機構を選択す
    るように前記周辺制御機構手段を作動させることを特徴
    とする、請求項1に記載の装置。
  33. 【請求項33】前記ホスト・プロセッサが、前記ボリュ
    ーム・マップ手段内のホスト・プロセッサ・アドレス可
    能データ記憶ボリュームのいずれをも識別しないボリュ
    ーム通し番号を含む前記ホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームの複数のボリューム通し
    番号を含む、前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論
    理データ記憶ボリュームのシステム・ボリューム・カタ
    ログを有し、前記ボリューム通し番号が、ホスト・プロ
    セッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームの所定
    のカテゴリをそれぞれ示すグループに配置され、 前記システム・ボリューム・カタログが、前記物理ボリ
    ュームのボリューム通し番号を全く有しないことを特徴
    とする、請求項1に記載の装置。
  34. 【請求項34】周辺データ記憶システムの動作を制御す
    るための周辺データ記憶システム内のプログラム式制御
    手段、ホスト・プロセッサにサブシステムを接続するた
    めの制御手段に接続された接続機構手段、媒体の物理ボ
    リュームを除去可能に受け取るための複数のアドレス可
    能媒体装置、制御手段と媒体装置とに接続された、媒体
    の前記物理ボリュームをマウントし取り外すための手段
    を含み、前記媒体装置が接続機構手段とデータ信号を交
    換するためにこれに接続された、周辺データ記憶システ
    ムを操作する方法であって、 複数のボリューム通し番号を確立するステップと、 ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームの識別にのみ使用される前記ボリューム通し番号
    のうちの複数の第1のボリューム通し番号を有する第1
    組の指示を含むリストを前記制御手段内で確立し、前記
    ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームが常駐できる前記物理ボリュームのうちのスタッ
    ク物理ボリュームの識別にのみ使用される前記ボリュー
    ム通し番号のうちの第2のボリューム通し番号の第2組
    を確立するステップと、 前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリ
    ュームのそれぞれのために前記物理ボリュームのうちの
    所定の物理ボリュームの所定の区画を割り振り、前記物
    理ボリュームのそれぞれ上の前記ホスト・プロセッサ・
    アドレス可能論理データ記憶ボリュームに前記第1組の
    前記ボリューム通し番号のそれぞれを挿入することによ
    って前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶
    ボリュームのアドレス指定可能性を確立することを含
    み、前記確立された第1ボリューム通し番号の数より少
    ない数の前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理デ
    ータ記憶ボリュームを初期設定することを含む、前記ホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームのうちの所定のボリュームを初期設定するステップ
    と前記制御手段内で、前記第1ボリューム通し番号を有
    する前記初期設定されたホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームをそれぞれリストし、前
    記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボ
    リュームのうちの前記初期設定されたボリュームと、そ
    れぞれの論理データ記憶ボリュームが常駐する前記物理
    ボリュームとをそれぞれ識別するステップと、 前記媒体装置のうちのアドレス指定された駆動機構とア
    ドレス指定されたボリューム通し番号とを含むマウント
    ・コマンドを、接続されたホスト・プロセッサから前記
    制御手段に受け取り、前記制御手段内で、前記論理デー
    タ記憶ボリュームのうちの初期設定済みのボリュームが
    前記アドレス指定されたボリューム通し番号によって識
    別されるか否かを判定するために前記リストを検査し、
    前記検査によって、前記アドレス指定されたボリューム
    通し番号によって識別される初期設定済み論理データ記
    憶ボリュームがないことが示された場合に、前記アドレ
    ス指定されたボリューム通し番号と前記第2ボリューム
    通し番号の1つとによって前記リスト中で前記物理ボリ
    ュームのうちの1つを識別するために、前記1つの第2
    ボリューム通し番号を有する前記物理ボリュームのうち
    の前記1つを選択するステップと、 前記選択された1つの物理ボリュームを前記アドレス指
    定された媒体駆動機構にマウントするステップと、 前記コマンドによって与えられたボリューム通し番号を
    有するホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記
    憶ボリュームを受け取り格納するために、前記マウント
    された物理ボリュームの所定のアドレス可能区画を割り
    振り、その後、前記割り振られた区画が前記コマンドに
    よって与えられたボリューム通し番号によって初期設定
    済み論理データ記憶ボリュームとしてアドレス可能にな
    るように、前記選択された物理ボリュームの前記割り振
    られた区画に、前記コマンドによって与えられたボリュ
    ーム通し番号を記録するステップと、 前記マウントされた物理ボリュームに、前記1つの論理
    データ記憶ボリュームの初期設定に用いられる前記割り
    振られたアドレス可能区画のアドレスを含む、前記初期
    設定済み論理データ記憶ボリュームに対する指標を記録
    するステップと、 前記コマンドによって与えられたボリューム通し番号が
    前記1つの論理データ記憶ボリュームを識別すること、
    および前記1つの論理データ記憶ボリュームが前記選択
    された物理ボリューム内に常駐することを示すように、
    前記リストを更新するステップと、 前記アドレス指定されたボリューム通し番号が前記リス
    ト中で識別される場合に、前記アドレス指定された媒体
    装置にマウントするため前記アドレス指定されたボリュ
    ーム通し番号によって前記リスト中で識別される前記物
    理ボリュームのうちの第2の物理ボリュームを選択する
    ステップと、 前記第1の選択された物理ボリュームを前記論理データ
    記憶ボリュームであるものとして、前記アドレス指定さ
    れた媒体装置にマウントするステップと、 前記検査によって、コマンドによって与えられた通し番
    号が前記第1の複数の通し番号に含まれるボリューム通
    し番号でないことが示された場合に、前記受け取ったマ
    ウント・コマンドが前記第2の複数のボリューム通し番
    号に含まれるボリューム通し番号を識別する場合を含め
    て、受け取ったマウント・コマンドを、データ記憶ボリ
    ュームを識別しないものとして拒絶するステップとを含
    む方法。
  35. 【請求項35】前記サブシステム内で、前記物理ボリュ
    ームのうち所与の複数の第3の物理ボリュームのスクラ
    ッチ・セットを確立するステップと、 前記リスト中で、それぞれが前記スクラッチ物理ボリュ
    ームのうちの1つに単独で常駐するホスト・プロセッサ
    ・アドレス可能データ記憶ボリュームを識別する、前記
    ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュー
    ムのうちの第3組を識別するためのボリューム通し番号
    の第3組を確立するステップと、 前記媒体装置のうちのアドレス指定された1つと前記第
    3のボリューム通し番号のうちの1つである第2のアド
    レス指定されたボリューム通し番号とを含む第2のマウ
    ント・コマンドを、接続されたホスト・プロセッサから
    前記制御手段に受け取るステップと、 前記制御手段内で、前記第3のボリューム通し番号によ
    って識別されるホスト・プロセッサ・アドレス可能デー
    タ記憶ボリュームのうちで初期設定済みのボリューム
    が、前記第2コマンドによって与えられたボリューム通
    し番号によって識別されるか否かを判定するために前記
    リストを検査するステップと、 前記検査によって、前記第2コマンドによって与えられ
    たボリューム通し番号によって識別される初期設定済み
    ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュー
    ムがないことが示された場合に、前記スクラッチ物理ボ
    リュームのうちの所定の1つを選択し、前記アドレス指
    定された媒体装置にマウントするステップと、 その後、前記スクラッチ物理ボリュームのうちの前記マ
    ウントされた所定の1つに前記第2ボリューム通し番号
    を記録し、前記スクラッチ物理ボリュームのうちの前記
    マウントされた所定の1つの全体を前記ホスト・プロセ
    ッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームのために割り
    振り、その後、前記第2コマンドによって与えられたボ
    リューム通し番号を使用して前記スクラッチ物理ボリュ
    ームのうちの前記所定の1つを識別するステップと、 前記検査によって、初期設定済みホスト・プロセッサ・
    アドレス可能データ記憶ボリュームが前記第2コマンド
    によって与えられるボリューム通し番号によって識別さ
    れる場合に、前記1つの物理ボリューム上に常駐する前
    記ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュ
    ームを格納するものとして前記リスト中で識別される前
    記物理ボリュームのうちの1つを選択し、前記アドレス
    指定された媒体装置にマウントするステップと、 受け取ったマウント・コマンドのうち、前記第1、第2
    または第3の組のボリューム通し番号に含まれるボリュ
    ーム通し番号のいずれをも識別しないものだけをコマン
    ド拒絶するステップとをさらに含む、請求項34に記載
    の方法。
  36. 【請求項36】前記制御手段内に、前記前記リストをデ
    ータ・ベースの一部として含むデータ・ベースを確立す
    るステップと、 前記データ・ベース内で、各ホスト・プロセッサ・アド
    レス可能データ記憶ボリュームと各ホスト・プロセッサ
    ・アドレス可能論理データ記憶ボリューム(以下、デー
    タ記憶ボリュームと略す)とが、前記媒体装置のうちの
    アドレス指定された装置にマウントされているか否か、
    マウント要求を受け取ったか否か、および、前記データ
    記憶ボリュームのそれぞれが前記媒体装置のうちの1つ
    にマウントされていない時に格納される位置を示す、前
    記データ記憶ボリュームのそれぞれの状況を維持するス
    テップと、 さらに、データ・ベース内で、前記データ記憶ボリュー
    ム用の前記割り振られた各区画の物理位置の識別を維持
    するステップとをさらに含む、請求項34に記載の方
    法。
  37. 【請求項37】前記データ・ベース内に、第1および第
    2のデータ記憶ボリュームが前記物理ボリュームのうち
    の第1の物理ボリュームに常駐するとの指示を維持する
    ステップと、 前記第1データ記憶ボリュームへの現アクセスを可能に
    するため、前記媒体装置のうちの第1の装置に前記物理
    ボリュームのうちの前記第1の物理ボリュームをマウン
    トするステップと、 制御手段内で、前記第2データ記憶ボリュームを前記媒
    体装置のうちの第2の装置にマウントすることを求める
    マウント・コマンドを接続機構から受け取るステップ
    と、 前記制御手段内で、前記受け取ったマウント・コマンド
    に対する応答を保持するステップと、 前記第2媒体装置に第2物理ボリュームをマウントする
    ステップと、 前記第1ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ
    記憶ボリュームへの前記現アクセスの完了を検出するス
    テップと、 前記第1物理ボリュームから前記マウントされた第2物
    理ボリュームへ前記2データ記憶ボリュームをコピー
    し、前記第2データ記憶ボリュームが前記第2物理ボリ
    ュームに常駐することを示すように前記データ・ベース
    を更新し、前記第1物理ボリューム内の前記第2データ
    記憶ボリュームの指示をすべて消去するステップと、 第2データ記憶ボリューム・マップが前記第2媒体装置
    にマウントされていることを示すように前記データ・ベ
    ースを更新するステップと、 制御手段内で、第2ホスト・プロセッサの論理データ記
    憶ボリュームが前記第2媒体装置にマウントされ、アク
    セスの準備ができているとの指示を接続機構手段に供給
    するステップと、 をさらに含む、請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】前記データ・ベース内で、第1および第
    2のデータ記憶ボリュームが前記物理ボリュームのうち
    の第1の物理ボリュームに常駐することを指示すステッ
    プと、 前記第1データ記憶ボリュームへの現アクセスを可能に
    するため、前記媒体装置のうちの第1の装置に前記物理
    ボリュームのうちの前記第1の物理的ボリュームをマウ
    ントするステップと、 前記制御手段内で、前記第2データ記憶ボリュームを前
    記媒体装置のうちの第2の装置にマウントすることを求
    める第2のマウント・コマンドを前記接続機構から受け
    取るステップと、 前記第1物理ボリュームへの前記現アクセスが完了する
    まで、前記制御手段からの前記第2マウント・コマンド
    に対する応答をすべて保持するステップと、 前記現アクセスの完了を検出するステップと、 接続機構手段から前記第1媒体装置への第1経路の確立
    を含めて、前記媒体装置のいずれかから前記接続機構手
    段にデータを伝送する複数の経路を確立するステップ
    と、 第1物理ボリュームが前記第1媒体装置にマウントされ
    ている間に前記第2データ記憶ボリュームへのアクセス
    を可能にするため、前記第1媒体装置を前記経路のうち
    の第2の経路に接続するステップとをさらに含む、請求
    項36に記載の方法。
  39. 【請求項39】周辺データ記憶システムが、それぞれの
    媒体装置と媒体格納手段の物理ボリューム格納機構との
    間での移送のために、前記物理ボリュームを受け渡しす
    るための物理ボリューム移動手段を有する媒体格納手段
    を含み、前記媒体格納手段が、媒体格納手段へ磁気デー
    タ記憶ボリュームを渡し、媒体格納手段から磁気データ
    記憶ボリュームを受け取るための、物理ボリューム移動
    手段に接続された手動入力ポートおよび手動出力ポート
    を有するIOステーションを有することを特徴とし、 前記データ・ベース手段内で、前記物理ボリュームのう
    ちの前記スタック物理ボリューム以外の前記物理ボリュ
    ームのうちの第1の物理ボリュームを、排出可能ボリュ
    ームとして識別するステップと、 前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶
    ボリュームのうちの第1のボリュームの前記IOステー
    ションへの移行を開始するステップと、 前記データ・ベースにアクセスして、前記スタック物理
    ボリュームのうちで前記ホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームを格納している物理ボリ
    ュームをソース・ボリュームとして識別するステップ
    と、 移行ボリュームとして、前記排出可能ボリュームのうち
    の1つを選択し、前記媒体装置のうちの1つにマウント
    するステップと、 前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶
    ボリュームを前記移行ボリュームにコピーするステップ
    と、 前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶
    ボリュームが前記移行ボリュームに常駐し、前記第1の
    所定の物理ボリュームに常駐しないことを示すように前
    記データ・ベースを更新するステップと、 制御手段内で、前記1つのホスト・プロセッサ・アドレ
    ス可能データ記憶ボリュームが前記移行ボリュームに常
    駐することを示すようにデータ・ベースが、更新された
    のに応答して、前記移行ボリューム第1媒体装置内のコ
    ピーされたホスト・プロセッサ・アドレス可能論理デー
    タ記憶ボリュームを前記IOステーションに移行し、前
    記コピーされたホスト・プロセッサ・アドレス可能論理
    データ記憶ボリュームがもはや存在しないことを示すよ
    うに前記データ・ベースを更新し、コピーされたホスト
    ・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリューム
    が、前記移行ボリューム内にあり、前記移行ボリューム
    のボリュームIDによって識別可能であることを示すス
    テップとをさらに含む、請求項34に記載の方法。
  40. 【請求項40】前記制御手段内に、前記リストをデータ
    ・ベースの一部として含むデータ・ベースを確立するス
    テップと、 前記データ・ベース内で、各物理データ記憶ボリューム
    と各ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶
    ボリューム(以下、データ記憶ボリュームと略す)が、
    前記媒体装置のうちのアドレス指定された装置にマウン
    トされているか否か、マウント要求を受け取ったか否
    か、および、前記各データ記憶ボリュームが前記媒体装
    置のうちの1つにマウントされていない時に格納される
    位置を示す、前記各データ記憶ボリュームの状況を維持
    するステップと、 前記データ・ベースを第1部分および第2部分に分割
    し、前記各部分で、前記データ記憶ボリュームを識別す
    るための複数の項目を確立するステップと、 前記第1部分で、前記項目のうちの複数の物理ボリュー
    ム識別項目を確立し、前記各物理ボリューム識別項目
    に、それぞれの物理ボリュームを識別するデータを格納
    するためのボリュームID VOLIDフィールドを挿
    入するステップと、 前記第2部分で、前記項目のうちの複数のホスト・プロ
    セッサ・アドレス可能識別項目を確立し、前記各ホスト
    ・プロセッサアドレス可能識別項目に、前記ホスト・プ
    ロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのう
    ちのそれぞれのボリュームに自動的に割り当て可能なボ
    リューム通し番号の範囲内のボリューム通し番号を識別
    するデータを格納するために、ボリューム通し番号フィ
    ールドVOLSERを挿入し、前記各ホスト・プロセッ
    サ・アドレス可能識別項目に、前記ホスト・プロセッサ
    ・アドレス可能識別項目のリンク・リストが存在するよ
    うに、別のホスト・プロセッサ・アドレス可能識別項目
    を指すポインタ手段を挿入し、ホスト・プロセッサ・ア
    ドレス可能論理データ記憶ボリュームを格納するそれぞ
    れの物理ボリュームを識別する、前記第1部分項目のそ
    れぞれごとに1つの前記リンク・リストを確立するステ
    ップと、 前記第1部分項目に、ホスト・プロセッサ・アドレス可
    能論理データ記憶ボリュームが前記それぞれの物理ボリ
    ュームに格納されていることをそれぞれ示すために、前
    記第2部分項目のそれぞれの項目を指すポインタ値を挿
    入するステップと、 前記リンク・リストのうちの1つのリストの前記各第2
    部分項目に、前記各第2部分項目で識別されるそれぞれ
    のホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボ
    リュームを格納する前記物理ボリュームのうちのそれぞ
    れの物理ボリュームのVOLIDの識別を挿入するステ
    ップとをさらに含む、請求項34に記載の方法。
  41. 【請求項41】周辺データ記憶システムが、それぞれの
    媒体装置と媒体格納手段の物理ボリューム格納機構との
    間での移送のために、前記物理ボリュームを受け渡しす
    るための物理ボリューム移動手段を有する媒体格納手段
    を含み、前記媒体格納手段が、媒体格納手段へ磁気デー
    タ記憶ボリュームを渡し、媒体格納手段から磁気データ
    記憶ボリュームを受け取るための、物理ボリューム移動
    手段に接続された手動入力ポートおよび手動出力ポート
    を有するIOステーションを有することを特徴とし、 前記物理ボリュームのうちの所定の物理ボリュームを排
    出可能物理ボリュームとして識別し、前記排出可能物理
    ボリュームを除く他のすべての物理ボリュームを非排出
    可能物理ボリュームとして識別するステップと、 前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶
    ボリュームのうちのアドレス指定されたボリュームの前
    記手動出力ポートへの移行を開始し、前記ホスト・プロ
    セッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのうち
    の前記アドレス指定されたボリュームを所与のボリュー
    ムとして識別するステップと、 前記所与のボリュームが、非排出可能物理ボリュームで
    ある前記物理ボリュームのうちの第1の物理ボリューム
    に格納されることを示すために前記リストにアクセスす
    るステップと、 その後、移行ボリュームとして前記排出可能物理ボリュ
    ームのうちの所与の1つを選択するステップと、 前記移行ボリュームを前記媒体装置のうちの第1の装置
    にマウントするステップと、 物理ボリュームのうちの前記第1のボリュームを前記媒
    体装置のうちの第2の装置にマウントするステップと物
    理ボリュームのうちの前記第1のボリュームから前記移
    行ボリュームへ前記所与のボリュームを移動するステッ
    プと、 その後、前記所与のボリュームに関する前記リストから
    前記1つの物理ボリュームのVOLIDを削除すること
    によって、所与のボリュームが前記第1の物理ボリュー
    ムから関連解除されていることを示すように前記リスト
    を更新するステップと、 その後、前記移行ボリュームを前記手動出力ポートへ移
    行するステップと、 前記移行ボリュームおよびそのデータ内容が、周辺デー
    タ記憶システムから移行されることを示すようにリスト
    を更新するステップとをさらに含む、請求項34に記載
    の方法。
  42. 【請求項42】周辺データ記憶システムが、それぞれの
    媒体装置と媒体格納手段の物理ボリューム格納機構との
    間での移送のために、前記物理ボリュームを受け渡しす
    るための物理ボリューム移動手段を有する媒体格納手段
    を含み、前記媒体格納手段が、媒体格納手段へ磁気デー
    タ記憶ボリュームを渡し、媒体格納手段から磁気データ
    記憶ボリュームを受け取るための、物理ボリューム移動
    手段に接続された手動入力ポートおよび手動出力ポート
    を有するIOステーションを有することを特徴とし、 前記サブシステム内で、前記物理ボリュームのうちの所
    与の複数の第3の物理ボリュームのスクラッチ・セット
    を確立するステップと、 前記データ・ベース内で、それぞれが前記スクラッチ物
    理ボリュームのうちの1つに単独で常駐するホスト・プ
    ロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームを識別す
    る、前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶
    ボリュームのうちの第3組を識別するためのボリューム
    通し番号の第3組を確立するステップと、 1カテゴリのホスト・プロセッサ・アドレス可能データ
    記憶ボリュームを周辺データ記憶サブシステムの外部へ
    移動するために、周辺データ記憶サブシステムから前記
    IOステーションへの前記ホスト・プロセッサ・アドレ
    ス可能論理データ記憶ボリュームのうちの所定の1つの
    ボリューム移行を開始するステップと、 前記所定の1つのホスト・プロセッサ・アドレス可能論
    理データ記憶ボリュームを格納する移送物理ボリューム
    を識別するために前記データ・ベースにアクセスするス
    テップと、 前記第3組の前記物理ボリュームのうちの所定の1つの
    物理ボリュームを選択し、選択された物理ボリュームを
    前記媒体装置のうちの1つにマウントし、前記移送物理
    ボリュームを第2の媒体装置にマウントするステップ
    と、 前記所定の1つのホスト・プロセッサ・アドレス可能デ
    ータ記憶ボリュームを前記移送物理ボリュームから前記
    第3組の前記所定の1つの物理ボリュームにコピーする
    ステップと、 前記所定の1つのホスト・プロセッサ・アドレス可能デ
    ータ記憶ボリュームを前記第1媒体装置から前記IOス
    テーションに移動するステップと、 前記所定の1つの前記ホスト・プロセッサ・アドレス可
    能論理データ記憶ボリュームがもはや周辺データ記憶サ
    ブシステムにも前記移送物理ボリュームにも存在しない
    こと、および前記所定の1つのホスト・プロセッサ・ア
    ドレス可能物理ボリュームがもはや周辺データ記憶サブ
    システムに存在しないことを示すようにデータ・ベース
    を更新するステップとをさらに含む、請求項34に記載
    の方法。
  43. 【請求項43】前記物理ボリュームのうちの所定の1つ
    の物理ボリュームの前記アドレス可能区画のうちの所定
    の1つの区画に常駐するホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームのうちのアドレス指定さ
    れた1つのボリュームに格納されたデータにデータを付
    加するステップと、 前記アドレス可能区画のうちの前記所定の1つの区画に
    データを付加するために、これにデータを書き込むステ
    ップと、 前記アドレス可能区画のうちの前記所定の1つの区画の
    末尾付近でのデータ書込みに関して、前記アドレス可能
    区画のうちの前記所定の1つの区画がデータで満たされ
    ているか否かを、制御手段内で監視するステップと、 前記アドレス可能区画がデータでほぼ満杯であることを
    検出した際に、書込みを停止するステップとをさらに含
    む、請求項34に記載の方法。
  44. 【請求項44】前記物理ボリュームが、データ記憶テー
    プを移動可能に格納し、前記各アドレス可能区画が、テ
    ープの先頭からのそれぞれの区画の物理変位によって識
    別されることを特徴とし、 前記書込みの間に、接近指示を生成するために、前記ア
    ドレス指定された区画の末尾に対するテープの変位を測
    定するステップと、 前記接近指示に応答して、書込みを打ち切ることを接続
    機構手段に指示するステップと、 接続機構内で前記書込みが打ち切られたのに応答して、
    すべてのデータ転送を停止した後に、付加すべきデータ
    の再書込みを開始するステップと、 前記付加すべきデータを格納するために第2のホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを
    割り当てるステップと、 前記第2ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ
    記憶ボリュームに前記付加すべきデータを格納するステ
    ップとをさらに含む、請求項43に記載の方法。
  45. 【請求項45】前記各物理ボリュームがデータ記憶媒体
    を移動可能にマウントし、前記記憶媒体が細長い柔軟な
    磁気データ記憶テープであり、前記各媒体装置が、マウ
    ントされた物理ボリュームの前記テープの媒体基準位置
    からの変位を検出し指示するための媒体変位検出指示手
    段を有し、前記検出指示手段が、前記磁気テープのセグ
    メント単位で前記変位を示し、媒体上に記録された前記
    データがブロックに配置されることを特徴とし、 前記書込みの間に、接近指示を生成するために、前記ア
    ドレス指定された区画の末尾に対する前記テープの変位
    を測定するステップと、 前記接近指示に応答して、書込みを打ち切ることを接続
    機構手段に指示するステップと、 テープ駆動機構への別のテープのマウントを含めて、前
    記別のテープを選択するステップと、 前記付加すべきデータを前記別のテープに記録するステ
    ップとをさらに含む、請求項43に記載の方法。
  46. 【請求項46】前記各物理ボリュームがデータ記憶媒体
    を移動可能にマウントし、前記記憶媒体が細長い柔軟な
    磁気データ記憶テープであり、前記各媒体装置が、マウ
    ントされた物理ボリュームの前記テープの媒体基準位置
    からの変位を検出し指示するための媒体変位検出指示手
    段を有し、前記検出指示手段が、前記磁気テープのセグ
    メント単位で前記変位を示し、媒体上に記録された前記
    データがブロックに配置され、各ブロックがブロックI
    Dを有することを特徴とし、 前記媒体装置のうちの1つに物理媒体をマウントするス
    テップと、 前記マウントされた物理ボリューム内の前記ホスト・プ
    ロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのう
    ちの所与の1つのボリュームに記録されたデータ・ブロ
    ックのブロックIDを検出し指示し、ブロックIDを読
    み取り、前記リストに格納するステップと、 前記検出指示手段内で、前記セグメントのうちの1つに
    おけるものとして前記基準位置からの前記記録されたブ
    ロックの変位を検出し指示するステップと、 前記制御手段内で、前記指示された変位を前記ブロック
    IDと共に前記リストに格納するステップと、 前記ブロックID、前記記録されたブロックの前記指示
    された変位および物理ボリュームの識別を接続機構手段
    に供給するステップとをさらに含む、請求項34に記載
    の方法。
  47. 【請求項47】前記制御手段内で、前記セグメントのう
    ちの整数個の連続するセグメントとして前記区画のそれ
    ぞれを作成するステップと、 前記区画のそれぞれおよび前記区画のセグメント単位で
    示した位置を示すことを含めて、物理ボリュームが1つ
    または複数の第1の所定のホスト・プロセッサ・アドレ
    ス可能論理データ記憶ボリュームを受け取り格納するこ
    とを識別するフォーマット識別マークを、前記物理ボリ
    ュームに記録するステップと、 前記区画のそれぞれに、前記第1の所定のホスト・プロ
    セッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのそれ
    ぞれを示すフォーマット識別マークを記録するために、
    前記第1の所定のホスト・プロセッサ・アドレス可能論
    理データ記憶ボリュームのそれぞれ1つを受け取り格納
    することを、前記区画のそれぞれに記録するステップと
    をさらに含む、請求項46に記載の方法。
  48. 【請求項48】前記制御手段内で、複数の前記セグメン
    トを、それぞれ前記媒体装置アドレス可能区画にクラス
    タ化するステップと、 前記制御手段内で、前記ホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームのうちの所定の論理ボリ
    ュームを、前記磁気テープ上の前記区画のうちの連続す
    る区画に割り当てるステップとをさらに含む、請求項4
    6に記載の方法。
  49. 【請求項49】前記制御手段内で、前記物理ボリューム
    のうちの第1の所定の物理ボリューム内の前記区画のそ
    れぞれで、固定数の前記セグメントをクラスタ化するス
    テップと、 前記制御手段内で、前記物理ボリュームのうちの第2の
    所定の各物理ボリューム内の前記割り当てられたホスト
    ・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリューム
    が異なるデータ記憶容量を有するように、前記物理ボリ
    ュームのうちの前記第2の所定の物理ボリューム内の前
    記区画のそれぞれで、可変数の前記セグメントをクラス
    タ化するステップとをさらに含む、請求項48に記載の
    方法。
  50. 【請求項50】前記磁気テープが、データ記憶トラック
    の第1サブセット内の順方向テープ走査方向が、テープ
    のリールにマウントされた前記磁気テープの自由端から
    前記磁気テープのハブ端に向かう方向になり、データ記
    憶トラックの第2サブセット内の順方向テープ走査方向
    が、前記ハブ端から前記自由端に向かう方向になる、蛇
    行パターンで配列された複数のデータ記憶トラックを有
    し、前記第1および第2のサブセットが、磁気テープの
    縦方向の長さに横向きに磁気テープを横切ってインタリ
    ーブされたそれぞれのハーフ・ラップ内のトラックを含
    むことを特徴とし、 前記検出指示手段内で、データ記憶トラックの第1サブ
    セットの走査によって、第1カウント方向で前記区画を
    カウントし、データ記憶トラックの第2サブセットの走
    査によって、前記第1方向とは逆の第2カウント方向で
    前記区画をカウントするステップを含み、前記カウント
    方向のうちの1つが昇順カウントであることを特徴とす
    る、請求項48に記載の方法。
  51. 【請求項51】物理ボリュームのうちの1つの物理ボリ
    ュームの前記区画のうちの第1の所定の区画に常駐する
    前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリ
    ュームのうちのアドレス指定された1つのボリュームに
    格納されたデータにデータを付加するステップと、 前記アドレス指定されたホスト・プロセッサ・アドレス
    可能データ記憶ボリュームにデータを書き込むステップ
    と、 前記制御手段内で、前記媒体装置のうちの1つの装置の
    変換器からの前記磁気テープの前記変位を監視するステ
    ップと、 前記制御手段内で、前記監視に応答して前記所定の区画
    の末尾付近でのデータの書込みを指示するステップと、 前記制御手段内で、前記所定の区画の1つの末尾への接
    近の前記指示に応答して、前記書込みを打ち切るよう接
    続機構手段に信号を送るステップと、 前記接続機構手段内で、前記書込みの打ち切りに応答し
    て、前記第1の所定のホスト・プロセッサ・アドレス可
    能論理データ記憶ボリュームに書き込まれるデータを供
    給するデータ転送のすべてを停止するステップと、 前記接続機構手段内で、付加すべきデータの再書込みを
    開始するステップと、 前記制御手段内で、より大きいデータ記憶容量を有する
    区画が作成されるまで前記再書込みを遅延させるステッ
    プと、 前記遅延の間に、前記第1の所定のホスト・プロセッサ
    ・アドレス可能論理データ記憶ボリューム用の第2区画
    内に前記テープのより大きい広がりを割り当てることを
    含めて、アドレス指定されたホスト・プロセッサ・アド
    レス可能論理データ記憶ボリュームを別の物理ボリュー
    ムへ移動するステップと、 制御手段内で、前記アドレス指定されたホスト・プロセ
    ッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームの前記別
    の物理ボリュームへの移動を反映するように前記リスト
    を更新するステップと、 その後、前記制御手段内で、前記別の物理ボリュームに
    常駐する前記アドレス指定されたホスト・プロセッサ・
    アドレス可能論理データ記憶ボリュームに前記付加すべ
    きデータを書き込むために、接続機構手段から前記第2
    物理ボリュームへデータを転送するために前記遅延を取
    り除くステップとを含む、請求項48に記載の方法。
  52. 【請求項52】セグメント・サイズが、テープの第1端
    とテープの第2端との間で変化し、前記セグメント・サ
    イズが、第1端から第2端に向かう方向に長さが増加す
    ることを特徴とし、 前記第1物理ボリューム内のテープの第2端から第1区
    画までよりもテープの前記第2端に近くなるように、前
    記第2物理ボリューム内の前記第2区画を選択するステ
    ップを含む、請求項51に記載の方法。
  53. 【請求項53】前記物理ボリュームが、データ記憶テー
    プを移動可能に格納し、前記アドレス可能区画のそれぞ
    れが、テープの先頭からのそれぞれの区画の物理変位に
    よって識別されることを特徴とし、 前記書込みの間に、接近指示を生成するため、前記アド
    レス指定された区画の末尾に対するテープの変位を測定
    するステップと、 前記接近指示に応答して、書込みを打ち切るよう接続機
    構手段に指示するステップと、 接続機構内で前記書込みの打ち切りに応答して、すべて
    のデータ転送を停止した後に、付加すべきデータの再書
    込みを開始するステップと、 前記付加すべきデータを格納するための第2のホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを
    割り当てるステップと、 前記第2ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ
    記憶ボリュームに前記付加すべきデータを格納するステ
    ップとを含む、請求項51に記載の方法。
  54. 【請求項54】前記リスト中で、前記ホスト・プロセッ
    サ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのそれぞれ
    に関する1つまたは複数のカテゴリを示すステップと、 前記マウント・コマンド内で、前記マウント・コマンド
    によって識別されるホスト・プロセッサ・アドレス可能
    データ記憶ボリュームのカテゴリを示し、前記カテゴリ
    指示内で、前記コマンドによって識別されるホスト・プ
    ロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームの所定の
    属性を示すステップと、 前記リスト中で、前記物理ボリュームのうちで、前記マ
    ウント・コマンドによって示されるカテゴリを有するホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームを含む物理ボリュームを識別し、前記アドレス指定
    された媒体装置にマウントするための前記第2物理ボリ
    ュームを選択するステップと、 前記リスト中で、複数の前記ホスト・プロセッサ・アド
    レス可能論理データ記憶ボリュームを格納する予定の消
    去された物理ボリュームを示すためのスタック・カテゴ
    リと、単一のホスト・プロセッサ・アドレス可能データ
    記憶ボリュームを格納する予定の消去された物理ボリュ
    ームを示すためのスクラッチ・カテゴリとを含む指示
    と、前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶
    ボリュームのうちの1つを格納しており、以前にスクラ
    ッチ・カテゴリを有していた物理ボリュームと、区画カ
    テゴリに含まれ、それぞれがボリューム前記複数の前記
    ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームのうちの1つまたは複数のを格納している物理ボ
    リュームとを維持するステップとを含む、請求項34に
    記載の方法。
  55. 【請求項55】前記リスト中で2つの類縁性カテゴリを
    維持するステップと、、 最少数の前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理デ
    ータ記憶ボリュームが、前記ホスト・プロセッサ・アド
    レス可能論理データ記憶ボリュームのうちの複数のボリ
    ュームがそこに常駐している前記複数の物理ボリューム
    のそれぞれに常駐することを示す、第1類縁性カテゴリ
    を維持するステップと、 前記制御手段内で、前記マウント・コマンドが前記第1
    類縁性カテゴリを示すのに応答して、前記マウント・コ
    マンドによって示されるホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームを受け取り格納するため
    に、前記第1類縁性カテゴリを有する最少数の前記ホス
    ト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームを
    含む前記複数の前記物理ボリュームのうちの1つの物理
    ボリュームを選択するステップと、 最大数の前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理デ
    ータ記憶ボリュームが、最少数の前記複数の物理ボリュ
    ームに常駐することを示す、第2類縁性カテゴリを維持
    するステップと、 前記制御手段内で、前記マウント・コマンドが前記第2
    類縁性カテゴリを示すのに応答して、前記マウント・コ
    マンドによって示されるホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームを受け取り格納するため
    に、前記第2類縁性カテゴリを有する最大数の前記ホス
    ト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュー
    ムを含む前記複数の前記物理ボリュームのうちの第2の
    1つの物理ボリュームを選択するステップとを含む、請
    求項54に記載の方法。
  56. 【請求項56】周辺データ記憶サブシステム内の自動媒
    体ライブラリが、前記制御手段に応答して、前記ホスト
    ・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリューム
    のうちの接続機構手段によってアドレス指定されたボリ
    ュームとして、前記物理ボリュームのうちの1つを取り
    出し格納するために、前記制御手段と前記媒体装置と前
    記接続機構手段とに接続され、前記媒体ライブラリが、
    前記物理ボリューム用のアドレス可能格納機構と、媒体
    ライブラリ内のIOステーションとを有することを特徴
    とし、 前記ライブラリ手段内で、前記制御手段内での物理ボリ
    ュームの選択に応答して、前記格納機構、前記媒体装置
    および前記IOステーションの間で前記物理ボリューム
    のうちの1つを移送するステップを含む、請求項34に
    記載の方法。
  57. 【請求項57】前記制御手段によってのみアドレス可能
    であり、前記接続機構手段によってアドレス可能でない
    専用媒体装置を設けるステップと、 ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームのうちの所定の1つを、前記媒体装置のうちで前
    記接続機構によってアドレス指定される装置にマウント
    された第1物理ボリュームから、前記専用媒体装置にマ
    ウントされた第2物理ボリュームへコピーするステップ
    と、 前記リスト中で、ホスト・プロセッサ・アドレス可能論
    理データ記憶ボリュームのうちの前記所定の1つが、も
    はや前記媒体装置のうちで前記接続機構によってアドレ
    ス指定される前記1つの装置にマウントされた前記第1
    物理ボリュームに常駐しておらず、前記専用媒体装置に
    マウントされた第2物理ボリュームに常駐することを反
    映するように、リストを更新するステップとを含む、請
    求項34に記載の方法。
  58. 【請求項58】前記接続機構手段に接続されたホスト・
    プロセッサ内で、周辺データ記憶サブシステム内のホス
    ト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュー
    ムのいずれをも識別しないボリューム通し番号を含め
    て、前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ
    記憶ボリュームの複数の前記ボリューム通し番号を含
    む、前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ
    記憶ボリュームのシステム・ボリューム・カタログを作
    成して、維持し、前記ホスト・プロセッサ・アドレス可
    能論理データ記憶ボリュームの所定のカテゴリを暗示的
    に示すように前記システム・ボリューム・カタログ内の
    前記選択された通し番号を選択するステップを含む、請
    求項34に記載の方法。
  59. 【請求項59】前記各物理ボリュームが、相対的に移動
    可能な磁気テープを有し、前記各媒体装置が、テープ変
    位を示すためにリール回転を測定するテープ変位測定手
    段を有し、各テープが、前記テープ変位測定手段によっ
    て識別可能なセグメントを有し、前記磁気テープが、デ
    ータ記憶トラックの第1サブセット内の順方向テープ走
    査方向が前記磁気テープの自由端から前記磁気テープの
    ハブ端に向かう方向になり、データ記憶トラックの第2
    サブセット内の順方向テープ走査方向が前記ハブ端から
    前記自由端に向かう方向になる、蛇行パターンで配列さ
    れた複数の縦方向に延びるデータ記憶トラックを有し、
    前記第1および第2のサブセットが、磁気テープの縦方
    向の長さに横向きに磁気テープを横切ってインタリーブ
    されたそれぞれのハーフ・ラップ内のトラックを含むこ
    とを特徴とし、 前記制御手段内で、複数の前記セグメントを、媒体装置
    アドレス可能区画にクラスタ化するステップと、 前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶
    ボリュームのうちの所定のボリュームを、前記区画のう
    ちのそれぞれの所定の1つの区画に割り当てるステップ
    と、 前記制御手段内で、第1カウント方向で前記セグメント
    をカウントし、データ記憶トラックの第2サブセットの
    走査によって、前記第1方向とは逆の第2カウント方向
    で前記セグメントをカウントし、前記カウントの方向の
    うちの1つが昇順カウントである、前記セグメントをカ
    ウントするステップと、 前記リスト中で、該装置内のボリューム・マッピングを
    示し、ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理記憶ボリ
    ュームごとに、 前記各ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記
    憶ボリュームの前記それぞれのボリューム通し番号、ホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリューム
    の常駐する物理ボリュームの識別、および前記各物理ボ
    リュームの現在位置と、 ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームが前記媒体装置のうちのアドレス指定された1つ
    の装置にマウントされているか否か、またはマウント要
    求を受け取ったかどうかに関する各ホスト・プロセッサ
    ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームの状況と、 ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームが常駐する前記各区画に関する磁気テープの開始
    セグメントおよび終了セグメントの識別と、 識別された物理ボリュームが前記媒体装置から取り外さ
    れている間の識別された物理ボリュームの格納位置とを
    確立し維持するステップとを含む、請求項34に記載の
    方法。
  60. 【請求項60】複数のホスト・プロセッサ・アドレス可
    能論理データ記憶ボリュームが常駐するテープ物理ボリ
    ューム内の所定のデータ・ブロックを見つける方法であ
    って、前記テープ物理ボリュームをマウントするための
    第1および第2の媒体装置が設けられ、前記各媒体装置
    がそれぞれ、磁気テープの自由端に直接隣接し磁気テー
    プのハブ端からは離れたテープの先頭である遠い媒体基
    準位置の先頭からの物理ボリュームの前記テープ媒体の
    変位を示すための磁気テープ媒体変位指示手段を有し、 前記第1媒体装置に第1物理ボリュームをマウントする
    ステップと、 前記媒体装置内で、前記マウントされた第1物理磁気テ
    ープの媒体に記録されたデータのブロックIDを検出し
    て指示し、ブロックIDおよび指示された位置をメモリ
    に記憶するステップと、 前記第2媒体装置に第2物理ボリュームをマウントする
    ステップと、 前記第1物理ボリューム内の開始変位位置と異なる前記
    第2物理ボリューム内の変位位置から開始して、前記第
    1物理ボリュームから前記第2物理ボリュームへ第1ホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームをコピーするステップと、 ブロックIDと前記第1物理ボリューム内でのその記憶
    された位置とを取り出すためのメモリの読取りを含め
    て、前記第2物理ボリューム上で前記ブロックIDを位
    置指定するステップと、 前記第1および第2の物理ボリューム内の前記1つのホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームの開始物理位置の差を算術的に求め、前記差と前記
    記憶された位置を算術的に組み合わせることにより記憶
    された位置を算術的に変更することを含めて、メモリ内
    で示される物理位置を前記第2物理ボリューム上の前記
    異なる位置へ変更するステップと、 第2物理ボリュームのテープを前記変更された位置へ移
    動するステップとを含む方法。
  61. 【請求項61】ホスト・プロセッサの周辺でデータを記
    憶するための装置であって、 接続されたホスト・プロセッサからコマンドを受け取
    り、接続されたホスト・プロセッサとデータを交換し、
    接続されたホスト・プロセッサに状況情報を供給するた
    めに、1つまたは複数のホスト・プロセッサに該装置を
    接続するための接続機構手段と、 それぞれ磁気テープ記録媒体を有する物理ボリュームか
    らの読取りまたはこれへの書込みのためにマウントする
    能力を有する、サブシステム内の複数のホスト・プロセ
    ッサ・アドレス可能媒体装置と、 各データ記憶ボリュームが前記それぞれの磁気テープ物
    理ボリュームに常駐する、サブシステム内の複数の磁気
    テープ物理ボリュームと、 前記磁気テープ物理ボリュームを前記媒体装置に挿入
    し、前記媒体装置から前記磁気テープ物理ボリュームを
    除去するためのボリューム移動手段と、 前記媒体装置のうちの1つの装置のアドレスと前記アド
    レス指定された媒体装置にマウントされるホスト・プロ
    セッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームのボリュー
    ム通し番号とを含むマウント・コマンドを、接続された
    ホスト・プロセッサから受け取るための、接続機構手段
    に接続されたボリューム・マネージャ手段と、前記接続
    機構手段と前記媒体装置との間のディジタル信号を処理
    するための、接続機構手段と媒体装置とに接続された多
    重経路データ・フロー手段とを有する周辺制御機構手段
    と、 前記ボリューム通し番号の識別と、前記物理ボリューム
    のうちのどれが前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能
    データ記憶ボリュームをそれぞれ格納するかの指示とを
    記憶するために、ボリューム・マネージャ手段に接続さ
    れ、前記マウント・コマンドによってアドレス指定され
    たホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュ
    ームを格納する前記磁気テープ物理ボリュームのうちの
    1つを識別するために、前記受け取ったマウント・コマ
    ンドのそれぞれに応答して前記ボリューム・マップ手段
    を検査するボリューム・マネージャ手段と、 前記マウント・コマンドによってアドレス指定されたホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリューム
    を格納する前記物理ボリュームのうちの1つの識別に応
    答して、前記アドレス指定された媒体装置への前記1つ
    の物理ボリュームのマウントを行うための、ボリューム
    ・マネージャ手段内の第1手段と、 前記マウント・コマンドによってアドレス指定されたホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリューム
    を格納する前記物理ボリュームを識別しなかったことに
    応答して、第2物理ボリュームを選択するための、ボリ
    ューム・マネージャ手段内の第2手段と、 前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリ
    ュームとして新ホスト・プロセッサ・アドレス可能デー
    タ記憶ボリュームを自動的に確立し、前記アドレス指定
    された媒体装置に前記第2物理ボリュームをマウントす
    るための、第2手段内のボリューム初期設定手段とを含
    み、 前記各媒体装置が、磁気テープの自由端に直接隣接し、
    磁気テープのハブ端から離れたテープの先頭である磁気
    テープ基準位置からの、磁気テープ物理ボリュームの前
    記磁気テープ媒体の変位を示すための磁気テープ媒体変
    位測定指示手段を有し、 前記ボリューム移動手段が、前記磁気テープ・ボリュー
    ムのうちの第1のボリュームを前記媒体装置のうちの第
    1の装置に移動し、前記磁気テープ物理ボリュームのう
    ちの前記第1の物理ボリュームが、複数のデータ・ブロ
    ックを有する前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能デ
    ータ記憶ボリュームのうちの第1のボリュームを有し、
    各データ・ブロックがブロックIDを有し、 前記第1媒体装置が、所与のブロックIDを有する所与
    のデータ・ブロックのテープ変位位置を検出して指示
    し、 前記制御手段が、前記テープ磁気テープ物理ボリューム
    上にあり、前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能デー
    タ記憶ボリュームのうちの前記第1のボリューム内でア
    ドレス可能な前記所与のデータ・ブロックの前記所与の
    ブロックIDを読み取るための位置指定手段を有し、 前記位置指定手段内で、前記ホスト・プロセッサのうち
    の1つへの送信のために、前記所与のブロックIDおよ
    び前記所与のテープ位置を前記接続機構手段に供給し、 前記ボリューム・マネージャが、前記第2媒体装置に第
    2磁気テープ物理ボリュームをマウントし、 前記第1および第2の媒体装置内および前記データ・フ
    ロー手段内で、前記第1物理ボリュームの前記所与のテ
    ープ位置とは異なる前記第2磁気テープ物理ボリューム
    内のテープ変位位置から開始して、前記第1ホスト・プ
    ロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを記
    録することを含めて、前記第1ホスト・プロセッサ・ア
    ドレス可能論理データ記憶ボリュームを前記第1磁気テ
    ープ物理ボリュームから前記第2磁気テープ物理ボリュ
    ームへにコピーし、 前記接続機構手段が、前記所与のブロックIDの識別
    と、前記所与のテープ位置と、前記第2物理ボリューム
    上での前記第1ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理
    データ記憶ボリュームの識別とを含む、前記所与のデー
    タ・ブロックに関するホスト・プロセッサの発行した位
    置指定コマンドを供給するための位置指定コマンド手段
    を有し前記ボリューム・マネージャ手段が、前記位置指
    定コマンドに応答して、前記第1ホスト・プロセッサ・
    アドレス可能論理データ記憶ボリュームが前記第2磁気
    テープ物理ボリューム内に常駐することを決定するため
    に、前記ボリューム・マップ手段にアクセスするための
    位置指定手段を有し、 前記位置指定手段が、前記第1および第2の物理ボリュ
    ーム内での前記1つのホスト・プロセッサ・アドレス可
    能論理データ記憶ボリュームの開始物理位置の差を算術
    的に求め、前記差と前記記憶された位置を算術的に組み
    合わせることにより記憶された位置を算術的に変更する
    ことを含めて、位置指定コマンドで示される所与のテー
    プ位置を前記第2物理ボリューム上の前記異なる位置へ
    変更するための調節手段を有し、 前記制御手段が、前記所与のデータ・ブロックにアクセ
    スのために、第2物理ボリュームの磁気テープを前記変
    更された位置に移動するように前記第2媒体装置を作動
    させることを特徴とする装置。
  62. 【請求項62】制御手段の動作とホスト・プロセッサに
    サブシステムを接続するために制御手段に接続された接
    続機構手段とを制御するための周辺データ記憶システム
    内のプログラム式制御手段と、媒体の物理ボリュームを
    除去可能に受け取るための複数のアドレス可能媒体装置
    と、制御手段および媒体装置に接続された、媒体の前記
    物理ボリュームをマウントし取り外すための手段とを含
    み、前記媒体装置が接続機構手段とデータ信号を交換す
    るためにこれに接続された、周辺データ記憶システムを
    操作する方法であって、 複数のボリューム通し番号を制御手段内で確立するステ
    ップと、 ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームの識別にのみ使用される前記ボリューム通し番号
    のうちの複数の第1のボリューム通し番号を有する第1
    組の指示を含むリストを前記制御手段内で確立し、前記
    ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームが常駐できる前記物理ボリュームのうちのスタッ
    ク物理ボリュームの識別にのみ使用される前記ボリュー
    ム通し番号のうちの第2のボリューム通し番号の第2組
    を確立するステップと、 リスト中で複数の類縁性カテゴリを確立し、前記類縁性
    カテゴリのうちの第1のカテゴリを有する前記ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを
    最大数の前記物理ボリュームの間で分散させるために前
    記第1の類縁性カテゴリを確立し、前記類縁性カテゴリ
    のうちの第2のカテゴリを有する前記ホスト・プロセッ
    サ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームをクラスタ
    化するために前記第2の類縁性カテゴリを確立するステ
    ップと、 まず前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶
    ボリュームのそれぞれのために前記物理ボリュームのう
    ちの所定の物理ボリュームの所定の区画を割り振るこ
    と、および前記物理ボリュームのそれぞれの上の前記ホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームに前記第1組の前記ボリューム通し番号のうちのそ
    れぞれの通し番号を挿入することによって前記ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームのアド
    レス指定能力を確立することを含み、前記確立された第
    1ボリューム通し番号の数より少ない数の前記ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを
    初期設定することを含む、前記ホスト・プロセッサ・ア
    ドレス可能論理データ記憶ボリュームのうちの所定のボ
    リュームを初期設定するステップと前記制御手段内で、
    前記第1ボリューム通し番号を有する前記初期設定済み
    のホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボ
    リュームをそれぞれリストし、前記ホスト・プロセッサ
    ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのうちの前記
    初期設定された論理データ記憶ボリュームと、それぞれ
    の論理データ記憶ボリュームが常駐する前記物理ボリュ
    ームとをそれぞれ識別するステップと、 前記リスト中で、前記所定の初期設定されたホスト・プ
    ロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのう
    ちの第1および第2の所定の論理データ記憶ボリューム
    を、それぞれ前記第1および第2の類縁性カテゴリに割
    り当てるステップと、 前記接続機構手段内で、接続されたホスト・プロセッサ
    からマウント・コマンドを受け取り、前記マウント・コ
    マンド内に前記媒体装置のうちのアドレス指定された1
    つの装置の識別と、アドレス指定されたボリューム通し
    番号と、前記類縁性カテゴリのうちの1つとを含む、受
    け取ったマウント・コマンドを前記制御手段へ供給する
    ステップと、 前記制御手段内で、前記ホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームのうちの初期設定済みの
    論理データ記憶ボリュームが前記アドレス指定されたボ
    リューム通し番号によって識別されるか否かを判定する
    ために前記リストを検査するステップと、 前記検査によって、前記アドレス指定されたボリューム
    通し番号によって識別される初期設定済み論理データ記
    憶ボリュームがないことが示される場合に、 前記マウント・コマンドによって識別される類縁性カテ
    ゴリが、前記第1類縁性カテゴリである場合は、マウン
    ト・コマンドによって識別される類縁性カテゴリと第2
    ボリューム通し番号のうちの1つとに割り当てられた最
    少数の前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理デー
    タ記憶ボリュームを有する前記物理ボリュームのうちの
    1つを選択し、 前記マウント・コマンドによって識別される類縁性カテ
    ゴリが、前記第2類縁性カテゴリである場合は、マウン
    ト・コマンドによって識別される類縁性カテゴリに割り
    当てられ、前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理
    データ記憶ボリューム用のデータ記憶空間と第2ボリュ
    ーム通し番号のうちの1つとを有する最大数の前記ホス
    ト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュー
    ムを有する前記物理ボリュームのうちの1つを選択する
    ステップと、 前記選択された1つの物理ボリュームを前記アドレス指
    定された媒体装置にマウントするステップと、 その後、前記制御手段内で、前記コマンドによって与え
    られたボリューム通し番号を有する前記1つのホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを
    受け取り格納するために、前記マウントされた物理ボリ
    ュームの所定のアドレス可能区画を割り振り、その後、
    前記割り振られた区画が前記コマンドによって与えられ
    たボリューム通し番号によって初期設定済み論理データ
    記憶ボリュームとしてアドレス可能になるように、前記
    選択された物理ボリュームの前記割り振られた区画に、
    前記コマンドによって与えられたボリューム通し番号を
    記録するステップと、 その後、前記リスト中で、前記コマンドによって与えら
    れたボリューム通し番号が前記1つの論理データ記憶ボ
    リュームを識別すること、および前記1つの論理データ
    記憶ボリュームが前記選択された物理ボリューム内に常
    駐することを示すように前記リストを更新するステップ
    と、 前記アドレス指定されたボリューム通し番号が前記リス
    ト中で識別される場合に、前記アドレス指定された媒体
    装置にマウントするために前記アドレス指定されたボリ
    ューム通し番号によって前記リスト中で識別される前記
    物理ボリュームのうちの第2の物理ボリュームを選択す
    るステップと、 その後、前記アドレス指定された媒体装置に前記第2の
    選択された物理ボリュームを前記論理データ記憶ボリュ
    ームであるものとしてマウントするステップと、 前記検査によって、コマンドによって与えられた通し番
    号が前記第1の複数の通し番号に含まれるボリューム通
    し番号でないことが示される場合に、前記受け取ったマ
    ウント・コマンドが前記第2の複数のボリューム通し番
    号に含まれるボリューム通し番号を識別する場合を含め
    て、受け取ったマウント・コマンドをデータ記憶ボリュ
    ームを識別しないものとして拒絶するステップとを含む
    方法。
  63. 【請求項63】制御手段の動作とホスト・プロセッサに
    サブシステムを接続するために制御手段に接続された接
    続機構手段とを制御するための周辺データ記憶システム
    内のプログラム式制御手段と、媒体の物理ボリュームを
    除去可能に受け取るための複数のアドレス可能媒体装置
    と、制御手段および媒体装置に接続された、媒体の前記
    物理ボリュームをマウントし取り外すための手段とを含
    み、前記媒体装置が接続機構手段とデータ信号を交換す
    るためにこれに接続された、周辺データ記憶システムを
    操作する方法であって、 複数のボリューム通し番号を確立するステップと、 ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームの識別にのみ使用される前記ボリューム通し番号
    のうちの複数の第1のボリューム通し番号を有する第1
    組の指示を含むリストを前記制御手段内で確立し、前記
    ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリ
    ュームが常駐できる前記物理ボリュームのうちのスタッ
    ク物理ボリュームの識別にのみ使用される前記ボリュー
    ム通し番号のうちの第2のボリューム通し番号の第2組
    を確立するステップと、 まず前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶
    ボリュームのそれぞれのために前記物理ボリュームのう
    ちの所定の物理ボリュームの所定の区画を割り振るこ
    と、および前記物理ボリュームのそれぞれの上の前記ホ
    スト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュ
    ームに前記第1組の前記ボリューム通し番号のうちのそ
    れぞれの通し番号を挿入することによって前記ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能データ記憶ボリュームのアド
    レス指定能力を確立することを含み、前記確立された第
    1ボリューム通し番号の数より少ない数の前記ホスト・
    プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームを
    初期設定することを含む、前記ホスト・プロセッサ・ア
    ドレス可能論理データ記憶ボリュームのうちの所定のボ
    リュームを初期設定するステップと前記制御手段内で、
    前記第1ボリューム通し番号を有する前記初期設定済み
    のホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボ
    リュームをそれぞれリストし、前記ホスト・プロセッサ
    ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのうちの前記
    初期設定された論理データ記憶ボリュームと、それぞれ
    の論理データ記憶ボリュームが常駐する前記物理ボリュ
    ームとをそれぞれ識別するステップと、 前記リスト中で使用するために、前記制御手段内で、複
    数の前記ホスト・プロセッサ・アドレス可能論理データ
    記憶ボリュームを格納する予定の消去された物理ボリュ
    ームを示すためのスタック・カテゴリと、単一のホスト
    ・プロセッサ・アドレス可能データ論理データ記憶ボリ
    ュームを格納する予定の消去された物理ボリュームを示
    すためのスクラッチ・カテゴリとを含む複数のボリュー
    ム制御カテゴリと、単一カテゴリに含まれる前記ホスト
    ・プロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリューム
    のうちで、以前にスクラッチ・カテゴリを有していたボ
    リュームを格納している物理ボリュームと、区画カテゴ
    リに含まれ、それぞれが前記複数の前記ホスト・プロセ
    ッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリュームのうちで
    前記スタック・カテゴリに含まれていた1つまたは複数
    のボリュームを格納している物理ボリュームとを確立す
    るステップと前記媒体装置のうちのアドレス指定された
    1つの装置とアドレス指定されたボリューム通し番号と
    を含み、前記ボリューム通し番号が、その通し番号によ
    って識別されるホスト・プロセッサ・アドレス可能論理
    データ記憶ボリュームが前記スタック・カテゴリまたは
    前記区画カテゴリ内に含まれる物理ボリューム、あるい
    は前記スクラッチ・カテゴリおよび前記単一カテゴリに
    含まれる物理ボリュームに格納されているまたは格納さ
    れる予定であることを示す値を有する、マウント・コマ
    ンドを、接続されたホスト・プロセッサから前記制御手
    段に受け取るステップと、 前記制御手段内で、前記ホスト・プロセッサ・アドレス
    可能論理データ記憶ボリュームのうちの初期設定済みの
    論理データ記憶ボリュームが前記アドレス指定されたボ
    リューム通し番号によって識別されるか否かを判定する
    ために前記リストを検査するステップと、 前記検査によって、前記アドレス指定されたホスト・プ
    ロセッサ・アドレス可能論理データ記憶ボリューム通し
    番号によって識別される初期設定済み論理データ記憶ボ
    リュームがないことが示される場合に、前記アドレス指
    定されたホスト・プロセッサ・アドレス可能データ記憶
    ボリュームを受け取るために、前記マウント・コマンド
    によって識別されたボリューム通し番号によって示され
    る前記スタック・カテゴリまたは前記スクラッチ・カテ
    ゴリ内に含まれる前記物理ボリュームの1つを選択する
    ステップと、 前記選択された1つの物理ボリュームを前記アドレス指
    定された媒体装置にマウントするステップと、 その後、前記コマンドによって与えられたボリューム通
    し番号を有するホスト・プロセッサ・アドレス可能論理
    データ記憶ボリュームを受け取り格納するために、前記
    マウントされた物理ボリュームの所定のアドレス可能区
    画を割り振り、その後、前記割り振られた区画が前記コ
    マンドによって与えられたボリューム通し番号によって
    初期設定済み論理データ記憶ボリュームとしてアドレス
    可能になるように、前記選択された物理ボリュームの前
    記割り振られた区画に、前記コマンドによって与えられ
    たボリューム通し番号を記録するステップと、 その後、前記コマンドによって与えられたボリューム通
    し番号が前記1つの論理データ記憶ボリュームを識別す
    ること、および前記1つの論理データ記憶ボリュームが
    前記選択された物理ボリューム内に常駐することを示す
    ように前記リストを更新するステップと、 前記アドレス指定されたボリューム通し番号が前記リス
    ト中で識別される場合に、前記アドレス指定された媒体
    装置にマウントするために前記アドレス指定されたボリ
    ューム通し番号によって前記リスト中で識別される前記
    物理ボリュームのうちの第2の物理ボリュームを選択す
    るステップと、 その後、前記アドレス指定された媒体装置に前記第2の
    選択された物理ボリュームを前記論理データ記憶ボリュ
    ームであるものとしてマウントするステップと、 前記検査によって、コマンドによって与えられた通し番
    号が前記第1の複数の通し番号に含まれるボリューム通
    し番号でないことが示される場合に、前記受け取ったマ
    ウント・コマンドが前記第2の複数のボリューム通し番
    号に含まれるボリューム通し番号を識別する場合を含め
    て、受け取ったマウント・コマンドをデータ記憶ボリュ
    ームを識別しないものとして拒絶するステップとを含む
    方法。
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