JPH0784670A - タイマ - Google Patents
タイマInfo
- Publication number
- JPH0784670A JPH0784670A JP5224393A JP22439393A JPH0784670A JP H0784670 A JPH0784670 A JP H0784670A JP 5224393 A JP5224393 A JP 5224393A JP 22439393 A JP22439393 A JP 22439393A JP H0784670 A JPH0784670 A JP H0784670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- value
- count value
- register
- count
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/24—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
- F02D41/2403—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially up/down counters
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G3/00—Producing timing pulses
- G04G3/02—Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency
- G04G3/022—Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency the desired number of pulses per unit of time being obtained by adding to or substracting from a pulse train one or more pulses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Microcomputers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CPUの負担を低減すると共に、残り時間とは
関係なしにカウント値の補正を正確に行うことが可能な
タイマの提供を目的とする。 【構成】 基本的には、補正値を保持するための補正値
レジスタ1と、この補正値レジスタ1に保持されている
補正値”α”とカウンタ3のカウント値Cのその時点で
の値”CC”とを加算または減算する演算器2とを備え、
この演算器2の演算結果をカウンタ3にロードすること
により、タイマ自身に補正計算の機能を持たせてある。
関係なしにカウント値の補正を正確に行うことが可能な
タイマの提供を目的とする。 【構成】 基本的には、補正値を保持するための補正値
レジスタ1と、この補正値レジスタ1に保持されている
補正値”α”とカウンタ3のカウント値Cのその時点で
の値”CC”とを加算または減算する演算器2とを備え、
この演算器2の演算結果をカウンタ3にロードすること
により、タイマ自身に補正計算の機能を持たせてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイマに関し、更に詳述
すれば、その計時動作中において計時時間を補正し得る
タイマに関する。
すれば、その計時動作中において計時時間を補正し得る
タイマに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ等に内蔵されてい
るタイマは、一般的には時間そのものを計時するのでは
なく、一定周波数の内部クロックをカウンタでカウント
することにより実質的に計時を行うように構成されてい
る。図9は従来のタイマの概略の構成例を示すブロック
図である。
るタイマは、一般的には時間そのものを計時するのでは
なく、一定周波数の内部クロックをカウンタでカウント
することにより実質的に計時を行うように構成されてい
る。図9は従来のタイマの概略の構成例を示すブロック
図である。
【0003】図9において、参照符号90はCPU を、3は
カウンタを、91はこのタイマのカウント値に従って制御
対象を制御する制御回路をそれぞれ示している。
カウンタを、91はこのタイマのカウント値に従って制御
対象を制御する制御回路をそれぞれ示している。
【0004】CPU 90はこのタイマの制御を司り、カウン
タ3にロード値LVを出力する他、必要に応じてカウンタ
3のカウント値Cを読み込んで補正し、補正後の新たな
値を再度ロード値LVとしてカウンタ3にロードする。な
お、カウンタ3はこの例ではダウンカウンタであると
し、自身のカウント値Cがアンダフローしていない場合
はカウント動作を実行し、カウント値Cが”0”に到っ
た後はアンダフローするように構成されている。
タ3にロード値LVを出力する他、必要に応じてカウンタ
3のカウント値Cを読み込んで補正し、補正後の新たな
値を再度ロード値LVとしてカウンタ3にロードする。な
お、カウンタ3はこの例ではダウンカウンタであると
し、自身のカウント値Cがアンダフローしていない場合
はカウント動作を実行し、カウント値Cが”0”に到っ
た後はアンダフローするように構成されている。
【0005】カウンタ3には図示されていないクロック
源からクロック信号CLK が与えられている。そして、カ
ウンタ3は、CPU 90からロード値LVとして値”A”がロ
ードされると、この値”A”を自身のカウント値Cの初
期値とし、クロック信号CLKをカウントソースとしてダ
ウンカウントを開始する。このカウンタ3のカウント値
CはCPU 90に与えられると共に制御回路91にも与えられ
ている。制御回路91はカウンタ3から与えられるカウン
ト値Cがたとえば”0”でない場合には”1”(ハイレ
ベル)の信号を、”0”に至ってアンダフローした後
は”0”(ローレベル)の信号を出力することによりパ
ルス信号PSを発生する。この制御回路91から出力される
パルス信号PSは種々の制御対象、たとえば自動車のエン
ジンの燃料噴射制御等に利用される。
源からクロック信号CLK が与えられている。そして、カ
ウンタ3は、CPU 90からロード値LVとして値”A”がロ
ードされると、この値”A”を自身のカウント値Cの初
期値とし、クロック信号CLKをカウントソースとしてダ
ウンカウントを開始する。このカウンタ3のカウント値
CはCPU 90に与えられると共に制御回路91にも与えられ
ている。制御回路91はカウンタ3から与えられるカウン
ト値Cがたとえば”0”でない場合には”1”(ハイレ
ベル)の信号を、”0”に至ってアンダフローした後
は”0”(ローレベル)の信号を出力することによりパ
ルス信号PSを発生する。この制御回路91から出力される
パルス信号PSは種々の制御対象、たとえば自動車のエン
ジンの燃料噴射制御等に利用される。
【0006】以下、そのような例について図面を参照し
て説明する。図10は一般的な内燃機関の吸気系の構成を
示す模式図である。図10において、参照符号70は内燃機
関であり、カルマン渦流量計であるエアフローセンサ(A
FS)73,スロットルバルブ72, サージタンク71及び吸気管
75を介して空気を吸入し、燃料はインジェクタ74により
供給される。また、参照符号76は内燃機関70から排気を
排出するための排気管である。
て説明する。図10は一般的な内燃機関の吸気系の構成を
示す模式図である。図10において、参照符号70は内燃機
関であり、カルマン渦流量計であるエアフローセンサ(A
FS)73,スロットルバルブ72, サージタンク71及び吸気管
75を介して空気を吸入し、燃料はインジェクタ74により
供給される。また、参照符号76は内燃機関70から排気を
排出するための排気管である。
【0007】図11は図10に示されている内燃機関70の燃
料供給のための制御系の概略の構成を示すブロック図で
ある。図11において、参照符号80はAFS 73, 水温センサ
78, クランク角センサ77, スロットルバルブ72のアイド
ル状態を検知するアイドルスイッチ78等の出力信号をイ
ンタフェイス81を介して入力し、内燃機関70の各気筒毎
に設けられた4個のインジェクタ74の駆動時間を制御し
て燃料供給量を調整する制御装置である。この制御装置
80は、ROM 84, RAM 85, CPU 90, クロック信号CLK を発
生するクロック発生回路86等を有するマイクロコンピュ
ータ83, インタフェイス81及びタイマ87により実現され
ている。参照符号87はタイマであり、マイクロコンピュ
ータ83から与えられる値からクロック発生回路86が発生
するクロック信号CLK のクロック数をダウンカウントす
る。
料供給のための制御系の概略の構成を示すブロック図で
ある。図11において、参照符号80はAFS 73, 水温センサ
78, クランク角センサ77, スロットルバルブ72のアイド
ル状態を検知するアイドルスイッチ78等の出力信号をイ
ンタフェイス81を介して入力し、内燃機関70の各気筒毎
に設けられた4個のインジェクタ74の駆動時間を制御し
て燃料供給量を調整する制御装置である。この制御装置
80は、ROM 84, RAM 85, CPU 90, クロック信号CLK を発
生するクロック発生回路86等を有するマイクロコンピュ
ータ83, インタフェイス81及びタイマ87により実現され
ている。参照符号87はタイマであり、マイクロコンピュ
ータ83から与えられる値からクロック発生回路86が発生
するクロック信号CLK のクロック数をダウンカウントす
る。
【0008】このようなエンジンの制御系の動作につい
て、簡単に説明する。マイクロコンピュータ83のCPU 90
はインタフェイス81から入力される各入力信号に基づい
てインジェクタ74の駆動時間を決定する。そのロジック
に関しては本発明とは特には関係がないので省略する。
マイクロコンピュータ83のCPU 90は、インジェクタ74の
駆動時間を決定するとそれに対応するクロック信号CLK
のクロック数をタイマ87に初期値として設定する。タイ
マ87はCPU 90により設定された値を初期値とし、クロッ
ク発生回路86が発生するクロック信号CLK をカウントソ
ースとしてダウンカウントを行う。そして、タイマ87は
カウント値Cがアンダフローしていない期間はハイレベ
ルの信号を、”0”になってアンダフローした後はロー
レベルの信号を出力することにより、インジェクタ74を
駆動するパルス信号PSを発生する。
て、簡単に説明する。マイクロコンピュータ83のCPU 90
はインタフェイス81から入力される各入力信号に基づい
てインジェクタ74の駆動時間を決定する。そのロジック
に関しては本発明とは特には関係がないので省略する。
マイクロコンピュータ83のCPU 90は、インジェクタ74の
駆動時間を決定するとそれに対応するクロック信号CLK
のクロック数をタイマ87に初期値として設定する。タイ
マ87はCPU 90により設定された値を初期値とし、クロッ
ク発生回路86が発生するクロック信号CLK をカウントソ
ースとしてダウンカウントを行う。そして、タイマ87は
カウント値Cがアンダフローしていない期間はハイレベ
ルの信号を、”0”になってアンダフローした後はロー
レベルの信号を出力することにより、インジェクタ74を
駆動するパルス信号PSを発生する。
【0009】以上のように、タイマ87はCPU 90から与え
られる値をカウンタ3の初期値としてダウンカウントを
行わせてそのカウント値Cに対応したパルス信号PSを出
力するのであるが、タイマ87の計時値を変更することも
勿論可能である。
られる値をカウンタ3の初期値としてダウンカウントを
行わせてそのカウント値Cに対応したパルス信号PSを出
力するのであるが、タイマ87の計時値を変更することも
勿論可能である。
【0010】カウンタ3はそのカウント動作中にCPU 90
から新たなロード値LVが与えられるとその時点のカウン
ト値Cを新たに与えられたロード値LVに置換してダウン
カウントを継続する。換言すれば、CPU 90は制御回路91
の制御対象の必要に応じてカウンタ3のその時点のカウ
ント値Cを他の値に補正することにより、制御回路91
が”1”の信号を出力する時間を延長または短縮するこ
と、即ちパルス信号PSのデューティ比を変更することが
出来る。
から新たなロード値LVが与えられるとその時点のカウン
ト値Cを新たに与えられたロード値LVに置換してダウン
カウントを継続する。換言すれば、CPU 90は制御回路91
の制御対象の必要に応じてカウンタ3のその時点のカウ
ント値Cを他の値に補正することにより、制御回路91
が”1”の信号を出力する時間を延長または短縮するこ
と、即ちパルス信号PSのデューティ比を変更することが
出来る。
【0011】図12はそのような従来のタイマのカウント
値Cと制御回路91から出力されるパルス信号PSとの関係
を示すタイミングチャートであり、カウンタ3がカウン
ト動作の実行中にカウント値Cを補正してタイマとして
の計時値を延長する際のカウンタ3のカウント値Cの状
態と、その際に制御回路91から出力されるパルス信号PS
との関係を示している。
値Cと制御回路91から出力されるパルス信号PSとの関係
を示すタイミングチャートであり、カウンタ3がカウン
ト動作の実行中にカウント値Cを補正してタイマとして
の計時値を延長する際のカウンタ3のカウント値Cの状
態と、その際に制御回路91から出力されるパルス信号PS
との関係を示している。
【0012】なお、図12においては、縦軸はカウンタ3
のカウント値Cが、横軸に時間がそれぞれ示されてい
る。また、制御回路91から出力されるパルス信号PSは、
カウンタ3のカウント値Cがアンダフローしていない場
合はハイレベルに、カウンタ3のカウント値Cが”0”
に至ってアンダフローした後はローレベルにそれぞれな
る。換言すれば、カウンタ3のカウント値Cアンダフロ
ーしていない期間がタイマの計時時間に対応している。
のカウント値Cが、横軸に時間がそれぞれ示されてい
る。また、制御回路91から出力されるパルス信号PSは、
カウンタ3のカウント値Cがアンダフローしていない場
合はハイレベルに、カウンタ3のカウント値Cが”0”
に至ってアンダフローした後はローレベルにそれぞれな
る。換言すれば、カウンタ3のカウント値Cアンダフロ
ーしていない期間がタイマの計時時間に対応している。
【0013】以下、図12を参照して具体的に説明する。
実線にて示されているように、時刻t0においてカウント
値Cの初期値として値”A”がロードされると、カウン
タ3はこの初期値”A”からクロック信号CLKをカウン
トソースとしてダウンカウントを行い、やがて時刻t3に
おいてカウント値Cが”0”になる。制御回路91は、こ
の時刻t0から時刻t3までのカウンタ3が初期値”A”か
ら”0”までのダウンカウントに要する時間P1の間は、
出力信号であるパルス信号PSをハイレベルにする。
実線にて示されているように、時刻t0においてカウント
値Cの初期値として値”A”がロードされると、カウン
タ3はこの初期値”A”からクロック信号CLKをカウン
トソースとしてダウンカウントを行い、やがて時刻t3に
おいてカウント値Cが”0”になる。制御回路91は、こ
の時刻t0から時刻t3までのカウンタ3が初期値”A”か
ら”0”までのダウンカウントに要する時間P1の間は、
出力信号であるパルス信号PSをハイレベルにする。
【0014】いまたとえば、時刻t0においてカウンタ3
に値”A”がカウント値Cの初期値として新たにロード
され、この初期値”A”からカウンタ3がクロック信号
CLKをカウントソースとしてダウンカウントを行ってい
る間の時刻t1において制御回路91が出力するパルス信号
PSのハイレベルの期間を時間P2だけ後の時刻t4まで延長
する必要が生じた場合を考える。これは具体的には、図
11に示されている制御系においてインジェクタ74の駆動
時間を延長する必要があるとCPU 90が判断したような場
合の制御に相当する。
に値”A”がカウント値Cの初期値として新たにロード
され、この初期値”A”からカウンタ3がクロック信号
CLKをカウントソースとしてダウンカウントを行ってい
る間の時刻t1において制御回路91が出力するパルス信号
PSのハイレベルの期間を時間P2だけ後の時刻t4まで延長
する必要が生じた場合を考える。これは具体的には、図
11に示されている制御系においてインジェクタ74の駆動
時間を延長する必要があるとCPU 90が判断したような場
合の制御に相当する。
【0015】この場合、CPU 90は時間P2に対応するカウ
ンタ3のカウント値C、換言すれば時間P2の間にカウン
タ3がダウンカウントするクロック信号CLK のクロック
数を補正値”α”としてその時点t1のカウンタ3のカウ
ント値”CC”に加算した値”CC+α”をカウンタ3に新
たにロードすればよい。これにより、破線にて示されて
いるように、タイマの計時時間が時刻t4まで延長され
る。
ンタ3のカウント値C、換言すれば時間P2の間にカウン
タ3がダウンカウントするクロック信号CLK のクロック
数を補正値”α”としてその時点t1のカウンタ3のカウ
ント値”CC”に加算した値”CC+α”をカウンタ3に新
たにロードすればよい。これにより、破線にて示されて
いるように、タイマの計時時間が時刻t4まで延長され
る。
【0016】しかし、CPU 90がカウンタ3からその時点
t1のカウント値”CC”を読出し、上述の加算を行い、そ
の結果の値”CC+α”をロード値LVとしてカウンタ3に
新たにロードする場合、CPU 90内では通常はクロック同
期で演算が行われるため、上述の一連の処理をCPU 90が
実行するためにはある程度の時間 (クロック数) が必要
である。
t1のカウント値”CC”を読出し、上述の加算を行い、そ
の結果の値”CC+α”をロード値LVとしてカウンタ3に
新たにロードする場合、CPU 90内では通常はクロック同
期で演算が行われるため、上述の一連の処理をCPU 90が
実行するためにはある程度の時間 (クロック数) が必要
である。
【0017】この時間、即ちクロック数に対応するカウ
ンタ3のカウント値Cを”β”とすると、CPU 90がカウ
ンタ3に新たな値”CC+α”をロードした時点t2におい
ては、カウンタ3のカウント値CがCPU 90により読出さ
れた時点t1から”β”だけ既にダウンカウントされて”
CC−β”になっている。このカウンタ3のカウント値C
が”CC−β”になっている時点t2においてカウンタ3に
新たに”CC+α”がカウント値Cとしてロードされる
と、一点鎖線にて示されているように、値”β”に対応
する時間P3だけカウンタ3のカウント動作が更に延長さ
れて時刻t5においてカウント値Cが”0”になる。
ンタ3のカウント値Cを”β”とすると、CPU 90がカウ
ンタ3に新たな値”CC+α”をロードした時点t2におい
ては、カウンタ3のカウント値CがCPU 90により読出さ
れた時点t1から”β”だけ既にダウンカウントされて”
CC−β”になっている。このカウンタ3のカウント値C
が”CC−β”になっている時点t2においてカウンタ3に
新たに”CC+α”がカウント値Cとしてロードされる
と、一点鎖線にて示されているように、値”β”に対応
する時間P3だけカウンタ3のカウント動作が更に延長さ
れて時刻t5においてカウント値Cが”0”になる。
【0018】換言すれば、カウンタ3のカウント値Cが
値”CC”である時点t1において”CC+α+β”がカウン
タ3にロードされた場合と同様の結果になるので、正し
い補正が出来ない。従って、このような事態を回避する
ためには、値”β”を予め見込んだ補正を行う必要があ
るので、CPU 90は以下のような処理を行う。まず、CPU
90が補正を行う時点t1のカウンタ3のカウント値”CC”
を読み出す。次いで、CPU 90は読出したカウント値”C
C”に本来の補正値”α”を加算して値”CC+α”を得
る。更に、CPU 90は得られた値”CC+α”から値”β”
を減算した値”CC+α−β”を得て時刻t2においてカウ
ンタ3に値”CC+α−β”をロードして補正を完了す
る。
値”CC”である時点t1において”CC+α+β”がカウン
タ3にロードされた場合と同様の結果になるので、正し
い補正が出来ない。従って、このような事態を回避する
ためには、値”β”を予め見込んだ補正を行う必要があ
るので、CPU 90は以下のような処理を行う。まず、CPU
90が補正を行う時点t1のカウンタ3のカウント値”CC”
を読み出す。次いで、CPU 90は読出したカウント値”C
C”に本来の補正値”α”を加算して値”CC+α”を得
る。更に、CPU 90は得られた値”CC+α”から値”β”
を減算した値”CC+α−β”を得て時刻t2においてカウ
ンタ3に値”CC+α−β”をロードして補正を完了す
る。
【0019】こような操作により、実際にカウンタ3に
新たな値がロードされる時点t2のカウント値”CC−β”
に新たにロードされた値”CC+α−β”が置換されるの
で、値”α”がカウンタ3のカウント値Cに加算された
ことになる。この後は、カウンタ3は時刻t2において新
たにロードされた値”CC+α−β”から図12に破線にて
示されているようにダウンカウントを再開する。これに
より、制御回路91の出力信号PSのレベルは図12にハッチ
ングにて示されているように、カウンタ3が値”α”を
ダウンカウントするに必要な時間P2だけハイレベル期間
が延長される。換言すれば、タイマの計時値が時間P2だ
け延長される。
新たな値がロードされる時点t2のカウント値”CC−β”
に新たにロードされた値”CC+α−β”が置換されるの
で、値”α”がカウンタ3のカウント値Cに加算された
ことになる。この後は、カウンタ3は時刻t2において新
たにロードされた値”CC+α−β”から図12に破線にて
示されているようにダウンカウントを再開する。これに
より、制御回路91の出力信号PSのレベルは図12にハッチ
ングにて示されているように、カウンタ3が値”α”を
ダウンカウントするに必要な時間P2だけハイレベル期間
が延長される。換言すれば、タイマの計時値が時間P2だ
け延長される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来のタイマでは、カ
ウンタのカウント動作中にカウント値を正しく補正する
ためには上述のような一連の動作が必要であったため、
CPUではカウンタに新たにロードすべき補正値に加え
て、CPU 自身が補正計算を実行するために必要な時間を
も考慮してカウンタのカウント値を書き換える必要があ
り、 CPUのソフトウェア面での負担が大きかった。ま
た、そのような補正計算を実行している間にカウンタの
カウント値が”0”になってしまう可能性もあるため、
補正計算に必要な時間以上の時間が残っている場合にし
か補正を行うことが出来ない。
ウンタのカウント動作中にカウント値を正しく補正する
ためには上述のような一連の動作が必要であったため、
CPUではカウンタに新たにロードすべき補正値に加え
て、CPU 自身が補正計算を実行するために必要な時間を
も考慮してカウンタのカウント値を書き換える必要があ
り、 CPUのソフトウェア面での負担が大きかった。ま
た、そのような補正計算を実行している間にカウンタの
カウント値が”0”になってしまう可能性もあるため、
補正計算に必要な時間以上の時間が残っている場合にし
か補正を行うことが出来ない。
【0021】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、 CPUの負担を低減すると共に、タイマの計
時時間中であればいつでもカウント値の補正を正確に行
うことが可能なタイマの提供を目的とする。
ものであり、 CPUの負担を低減すると共に、タイマの計
時時間中であればいつでもカウント値の補正を正確に行
うことが可能なタイマの提供を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタイマは、
基本的には、カウンタがカウントを行っている間にその
カウント値に任意の補正値を直接与えて加算または減算
することによりカウンタのカウント値を増減して計時値
を延長または短縮することを可能としてあり、そのため
に外部から補正値を書き込んで保持させるためのレジス
タと、このレジスタに保持されている補正値とその時点
でのカウンタのカウント値とを加算または減算する演算
器とを備え、この演算器の演算結果をカウンタにカウン
ト値としてロードすることにより、タイマ自身に補正計
算の機能を持たせた構成としている。
基本的には、カウンタがカウントを行っている間にその
カウント値に任意の補正値を直接与えて加算または減算
することによりカウンタのカウント値を増減して計時値
を延長または短縮することを可能としてあり、そのため
に外部から補正値を書き込んで保持させるためのレジス
タと、このレジスタに保持されている補正値とその時点
でのカウンタのカウント値とを加算または減算する演算
器とを備え、この演算器の演算結果をカウンタにカウン
ト値としてロードすることにより、タイマ自身に補正計
算の機能を持たせた構成としている。
【0023】第1の発明では、カウンタと、レジスタ
と、演算器とがそれぞれ一つずつ備えられている。第2
の発明では、複数のカウンタと、一つのレジスタと、一
つの演算器と、複数のカウンタの内のいずれか一つを選
択して演算器に接続するための選択手段とが備えられて
いる。第3の発明では、複数のカウンタと、一つのレジ
スタと、複数のカウンタそれぞれに対応した複数の演算
器と、複数の演算器の内のいずれか一つを選択してレジ
スタに接続するための選択手段とが備えられている。第
4の発明では、一つのカウンタと、異なる補正値を予め
それぞれが保持することが出来る複数のレジスタと、一
つの演算器と、複数のレジスタの内のいずれか一つを選
択して演算器に接続するための選択手段とが備えられて
いる。
と、演算器とがそれぞれ一つずつ備えられている。第2
の発明では、複数のカウンタと、一つのレジスタと、一
つの演算器と、複数のカウンタの内のいずれか一つを選
択して演算器に接続するための選択手段とが備えられて
いる。第3の発明では、複数のカウンタと、一つのレジ
スタと、複数のカウンタそれぞれに対応した複数の演算
器と、複数の演算器の内のいずれか一つを選択してレジ
スタに接続するための選択手段とが備えられている。第
4の発明では、一つのカウンタと、異なる補正値を予め
それぞれが保持することが出来る複数のレジスタと、一
つの演算器と、複数のレジスタの内のいずれか一つを選
択して演算器に接続するための選択手段とが備えられて
いる。
【0024】
【作用】本発明に係るタイマでは、基本的には、外部か
らレジスタに書き込まれて保持されている補正値とカウ
ンタのカウント値とが演算器により加算または減算さ
れ、この演算結果の値がカウンタにそのカウント値とし
て新たにロードされ、カウンタはその値からカウントを
継続する。
らレジスタに書き込まれて保持されている補正値とカウ
ンタのカウント値とが演算器により加算または減算さ
れ、この演算結果の値がカウンタにそのカウント値とし
て新たにロードされ、カウンタはその値からカウントを
継続する。
【0025】第1の発明では、カウンタがカウントを行
っている間にレジスタに補正値が入力されると、このレ
ジスタに保持されている補正値とカウンタのカウント値
とが演算器により加算または減算され、この結果の値が
カウンタにそのカウント値として新たにロードされ、カ
ウンタはその値からカウントを継続する。
っている間にレジスタに補正値が入力されると、このレ
ジスタに保持されている補正値とカウンタのカウント値
とが演算器により加算または減算され、この結果の値が
カウンタにそのカウント値として新たにロードされ、カ
ウンタはその値からカウントを継続する。
【0026】第2の発明では、カウンタがカウントを行
っている間にレジスタに補正値が入力されると、このレ
ジスタに保持されている補正値と選択手段により選択さ
れたカウンタのカウント値とが演算器により加算または
減算され、この結果の値が選択されているカウンタにそ
のカウント値として新たにロードされて、そのカウンタ
はその値からカウントを継続する。
っている間にレジスタに補正値が入力されると、このレ
ジスタに保持されている補正値と選択手段により選択さ
れたカウンタのカウント値とが演算器により加算または
減算され、この結果の値が選択されているカウンタにそ
のカウント値として新たにロードされて、そのカウンタ
はその値からカウントを継続する。
【0027】第3の発明では、カウンタがカウントを行
っている間にレジスタに補正値が入力されると、このレ
ジスタに保持されている補正値が選択手段により選択さ
れている演算器に与えられ、またこの演算器にはそれに
接続されているカウンタのカウント値が与えられて加算
または減算され、この結果の値がそのカウンタにそのカ
ウント値として新たにロードされ、カウンタはその値か
らカウントを継続する。
っている間にレジスタに補正値が入力されると、このレ
ジスタに保持されている補正値が選択手段により選択さ
れている演算器に与えられ、またこの演算器にはそれに
接続されているカウンタのカウント値が与えられて加算
または減算され、この結果の値がそのカウンタにそのカ
ウント値として新たにロードされ、カウンタはその値か
らカウントを継続する。
【0028】第4の発明では、複数のレジスタそれぞれ
に予め補正値が保持されており、カウンタがカウントを
行っている間に選択手段により選択されたレジスタから
演算器に補正値が与えられ、またこの演算器にはカウン
タのカウント値が与えられて加算または減算され、この
結果の値がそのカウンタにそのカウント値として新たに
ロードされ、カウンタはその値からカウントを継続す
る。
に予め補正値が保持されており、カウンタがカウントを
行っている間に選択手段により選択されたレジスタから
演算器に補正値が与えられ、またこの演算器にはカウン
タのカウント値が与えられて加算または減算され、この
結果の値がそのカウンタにそのカウント値として新たに
ロードされ、カウンタはその値からカウントを継続す
る。
【0029】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。図1は本発明に係るタイマの第1の発明
の一実施例の概略の構成を示すブロック図である。な
お、この図1においては、前述の従来例の説明で参照し
た図9と同一の参照符号は同一又は相当部分を示してい
る。
いて詳述する。図1は本発明に係るタイマの第1の発明
の一実施例の概略の構成を示すブロック図である。な
お、この図1においては、前述の従来例の説明で参照し
た図9と同一の参照符号は同一又は相当部分を示してい
る。
【0030】図1において、参照符号90はCPU を、1は
補正値レジスタを、2は演算器 (本実施例では加減算
器) を、3はカウンタを、20は演算器2からカウンタ3
への信号線に介装されたゲートを、そして91はこのタイ
マのカウント値に従って制御対象を制御する制御回路を
それぞれ示している。
補正値レジスタを、2は演算器 (本実施例では加減算
器) を、3はカウンタを、20は演算器2からカウンタ3
への信号線に介装されたゲートを、そして91はこのタイ
マのカウント値に従って制御対象を制御する制御回路を
それぞれ示している。
【0031】CPU 90はこのタイマの制御を司り、カウン
タ3へロード値LV1 を、また補正値レジスタ1へはロー
ド値LV2 を出力する他、ゲート20へは制御信号CSを出力
する。補正値レジスタ1はCPU 90から与えられたロード
値LV2 を保持すると共に出力し、演算器2の一方の入力
端子に入力する。
タ3へロード値LV1 を、また補正値レジスタ1へはロー
ド値LV2 を出力する他、ゲート20へは制御信号CSを出力
する。補正値レジスタ1はCPU 90から与えられたロード
値LV2 を保持すると共に出力し、演算器2の一方の入力
端子に入力する。
【0032】図2は補正値レジスタ1の内容を示す模式
図である。ところで、補正値レジスタ1は、図2に参照
符号4にて示されている1ビットの符号ビットSを保持
するための第1の領域と、補正値αを保持するための第
2の領域40とで構成されている。即ち、CPU 90から出力
されるロード値LV2 は、1ビットの符号ビットSとその
他の複数ビットの補正値αとで構成されており、上述の
ように符号ビットSは補正値レジスタ1の第1の領域4
に、補正値αは補正値レジスタ1の第2の領域40にそれ
ぞれ保持される。
図である。ところで、補正値レジスタ1は、図2に参照
符号4にて示されている1ビットの符号ビットSを保持
するための第1の領域と、補正値αを保持するための第
2の領域40とで構成されている。即ち、CPU 90から出力
されるロード値LV2 は、1ビットの符号ビットSとその
他の複数ビットの補正値αとで構成されており、上述の
ように符号ビットSは補正値レジスタ1の第1の領域4
に、補正値αは補正値レジスタ1の第2の領域40にそれ
ぞれ保持される。
【0033】符号ビットSは演算器2に加算をさせる
か、または減算をさせるかを指示するためのビットであ
る。即ち、カウンタ3がダウンカウンタ(またはアップ
カウンタ)である場合には、カウント時間を延長するの
であれば演算器2に加算(または減算)を行わせ、短縮
するのであれば演算器2に減算(または加算)を行わせ
ればよいので、補正値レジスタ1の第2の領域4に保持
される符号ビットSにより加算または減算のいずれかを
指定するようにCPU 90が設定を行う。
か、または減算をさせるかを指示するためのビットであ
る。即ち、カウンタ3がダウンカウンタ(またはアップ
カウンタ)である場合には、カウント時間を延長するの
であれば演算器2に加算(または減算)を行わせ、短縮
するのであれば演算器2に減算(または加算)を行わせ
ればよいので、補正値レジスタ1の第2の領域4に保持
される符号ビットSにより加算または減算のいずれかを
指定するようにCPU 90が設定を行う。
【0034】演算器2には、その一方の入力端子に上述
の補正値レジスタ1に保持されているロード値LV2(α)
が、また他方の入力端子にはカウンタ3のカウント値C
がそれぞれ入力される他、補正値レジスタ1に保持され
ている符号ビットSが制御信号として制御端子に与えら
れる。そして演算器2は、両入力端子に入力されている
補正値αとカウント値Cとを制御端子に与えられる符号
ビットSに従って加算または減算し、その演算結果”C
+α”または”C−α”を出力する。
の補正値レジスタ1に保持されているロード値LV2(α)
が、また他方の入力端子にはカウンタ3のカウント値C
がそれぞれ入力される他、補正値レジスタ1に保持され
ている符号ビットSが制御信号として制御端子に与えら
れる。そして演算器2は、両入力端子に入力されている
補正値αとカウント値Cとを制御端子に与えられる符号
ビットSに従って加算または減算し、その演算結果”C
+α”または”C−α”を出力する。
【0035】演算器2とカウンタ3との間に介装されて
いるゲート20は、CPU 90から制御信号CSが与えられた場
合に、演算器2の演算結果”C+α”または”C−α”
をカウンタ3にロードするために設けられている。
いるゲート20は、CPU 90から制御信号CSが与えられた場
合に、演算器2の演算結果”C+α”または”C−α”
をカウンタ3にロードするために設けられている。
【0036】カウンタ3は本実施例ではダウンカウンタ
であるとし、自身のカウント値Cがアンダフローしてい
ない場合はカウント動作を実行し、自身のカウント値C
が”0”に至るとアンダフローするように構成されてい
る。カウンタ3には図示されていないクロック源からク
ロック信号CLK が与えられている。そしてカウンタ3
は、CPU 90からロード値LV1 として値”A”がロードさ
れると、この値”A”を自身のカウント値Cの初期値と
し、クロック信号CLKをカウントソースとしてダウンカ
ウントを開始する。このカウンタ3のカウント値Cは前
述の如く、演算器2の他方の入力端子及び制御回路91に
与えられる。
であるとし、自身のカウント値Cがアンダフローしてい
ない場合はカウント動作を実行し、自身のカウント値C
が”0”に至るとアンダフローするように構成されてい
る。カウンタ3には図示されていないクロック源からク
ロック信号CLK が与えられている。そしてカウンタ3
は、CPU 90からロード値LV1 として値”A”がロードさ
れると、この値”A”を自身のカウント値Cの初期値と
し、クロック信号CLKをカウントソースとしてダウンカ
ウントを開始する。このカウンタ3のカウント値Cは前
述の如く、演算器2の他方の入力端子及び制御回路91に
与えられる。
【0037】一方、カウンタ3には前述の如く、ゲート
20を介して演算器2の出力も与えられている。従って、
CPU 90から制御信号CSが出力されてゲート20が開くと演
算器2の演算結果がカウンタ3にロードされるので、カ
ウンタ3はその演算器2からロードされた値をその時点
のカウント値”CC”と置換し、以後はアンダフローする
まで、即ち自身のカウント値Cが”0”になるまでダウ
ンカウントを継続する。
20を介して演算器2の出力も与えられている。従って、
CPU 90から制御信号CSが出力されてゲート20が開くと演
算器2の演算結果がカウンタ3にロードされるので、カ
ウンタ3はその演算器2からロードされた値をその時点
のカウント値”CC”と置換し、以後はアンダフローする
まで、即ち自身のカウント値Cが”0”になるまでダウ
ンカウントを継続する。
【0038】換言すれば、カウンタ3はそのカウント動
作中に新たな値がゲート20を介して与えられると、新た
に与えられた値をその時点のカウント値”CC”と置換し
てダウンカウントを継続する。
作中に新たな値がゲート20を介して与えられると、新た
に与えられた値をその時点のカウント値”CC”と置換し
てダウンカウントを継続する。
【0039】なお、このカウンタ3のカウント値Cは制
御回路91にも与えられている。制御回路91はカウンタ3
から与えられるカウント値Cがたとえば”0”でない場
合にはハイレベルの信号を、”0”に到った後にはロー
レベルの信号を出力することによりパルス信号PSを発生
する。この制御回路91から出力されるパルス信号PSは種
々の制御対象、たとえば自動車のエンジンの燃料噴射制
御等に利用されることは従来例と同様である。
御回路91にも与えられている。制御回路91はカウンタ3
から与えられるカウント値Cがたとえば”0”でない場
合にはハイレベルの信号を、”0”に到った後にはロー
レベルの信号を出力することによりパルス信号PSを発生
する。この制御回路91から出力されるパルス信号PSは種
々の制御対象、たとえば自動車のエンジンの燃料噴射制
御等に利用されることは従来例と同様である。
【0040】次に動作について説明する。図3は上述の
ような構成の本発明のタイマのカウント値Cと制御回路
91から出力されるパルス信号PSとの関係を示すタイミン
グチャートであり、カウンタ3がカウント動作の実行中
にカウント値Cを補正してタイマとしての計時値を補正
する際のカウンタ3のカウント値Cの状態と、その際に
制御回路91から出力されるパルス信号PSとの関係を示し
ている。
ような構成の本発明のタイマのカウント値Cと制御回路
91から出力されるパルス信号PSとの関係を示すタイミン
グチャートであり、カウンタ3がカウント動作の実行中
にカウント値Cを補正してタイマとしての計時値を補正
する際のカウンタ3のカウント値Cの状態と、その際に
制御回路91から出力されるパルス信号PSとの関係を示し
ている。
【0041】なお、図3においては、縦軸はカウンタ3
のカウント値Cが、横軸に時間がそれぞれ示されてい
る。また、制御回路91から出力されるパルス信号PSは、
カウンタ3のカウント値Cが”0”である場合はハイレ
ベルに、カウンタ3のカウント値Cが”0”に至ってア
ンダフローした後はローレベルにそれぞれなる。換言す
れば、カウンタ3のカウント値Cがアンダフローしてい
ない期間がタイマの計時時間に対応している。
のカウント値Cが、横軸に時間がそれぞれ示されてい
る。また、制御回路91から出力されるパルス信号PSは、
カウンタ3のカウント値Cが”0”である場合はハイレ
ベルに、カウンタ3のカウント値Cが”0”に至ってア
ンダフローした後はローレベルにそれぞれなる。換言す
れば、カウンタ3のカウント値Cがアンダフローしてい
ない期間がタイマの計時時間に対応している。
【0042】またここでは、カウンタ3は実線にて示さ
れているように、カウント値Cの初期値として”A”が
ロードされるとクロック信号CLK をカウントソースとし
てこの初期値”A”から”0”までダウンカウントを行
い、このダウンカウントに要する時間P1中は制御回路91
の出力信号PSはハイレベルになる。いまカウンタ3がア
ンダフロー状態にあるとして、たとえば時刻t0において
CPU 90からロード値LV1 として値”A”が出力されてカ
ウンタ3にカウント値Cの初期としてロードされたとす
る。この場合、カウンタ3はこのCPU 90からロードされ
た値”A”を初期値とし、クロック信号CLK をカウント
ソースとしてダウンカウントを開始し、時刻t3において
そのカウント値Cが”0”になるとアンダフローする。
れているように、カウント値Cの初期値として”A”が
ロードされるとクロック信号CLK をカウントソースとし
てこの初期値”A”から”0”までダウンカウントを行
い、このダウンカウントに要する時間P1中は制御回路91
の出力信号PSはハイレベルになる。いまカウンタ3がア
ンダフロー状態にあるとして、たとえば時刻t0において
CPU 90からロード値LV1 として値”A”が出力されてカ
ウンタ3にカウント値Cの初期としてロードされたとす
る。この場合、カウンタ3はこのCPU 90からロードされ
た値”A”を初期値とし、クロック信号CLK をカウント
ソースとしてダウンカウントを開始し、時刻t3において
そのカウント値Cが”0”になるとアンダフローする。
【0043】通常はカウンタ3は上述のように動作し、
そのカウント値Cがアンダフローした後に再度CPU 90か
らロード値LV1 がロードされると上述の動作を反復す
る。従って、制御回路91からの出力信号PSは、上述のよ
うな時刻t0からt3までの期間P1におけるカウンタ3のカ
ウント動作中はハイレベルに、時刻t3においてカウンタ
3がアンダフローした後はローレベルになるので、この
制御回路91の出力信号PSをたとえば前述のような自動車
のエンジンの燃料噴射制御に利用すれば、燃料噴射時間
を制御することが出来る。
そのカウント値Cがアンダフローした後に再度CPU 90か
らロード値LV1 がロードされると上述の動作を反復す
る。従って、制御回路91からの出力信号PSは、上述のよ
うな時刻t0からt3までの期間P1におけるカウンタ3のカ
ウント動作中はハイレベルに、時刻t3においてカウンタ
3がアンダフローした後はローレベルになるので、この
制御回路91の出力信号PSをたとえば前述のような自動車
のエンジンの燃料噴射制御に利用すれば、燃料噴射時間
を制御することが出来る。
【0044】次に、カウンタ3がカウント動作を行って
いる間の時刻t1において制御回路91の出力信号PSのハイ
レベルの期間を時間P2だけ延長する必要が生じた場合に
ついて、図3のタイミングチャートを参照して説明す
る。
いる間の時刻t1において制御回路91の出力信号PSのハイ
レベルの期間を時間P2だけ延長する必要が生じた場合に
ついて、図3のタイミングチャートを参照して説明す
る。
【0045】この場合、時間P2に対応するカウンタ3の
カウント値”α”、即ちカウンタ3が時間P2の間にカウ
ントするクロック信号CLK のパルス数を補正値としてそ
の時点のカウント値”CC”に加算した値”CC+α”がカ
ウンタ3に新たにロードされるようにすればよい。具体
的には以下のようになる。
カウント値”α”、即ちカウンタ3が時間P2の間にカウ
ントするクロック信号CLK のパルス数を補正値としてそ
の時点のカウント値”CC”に加算した値”CC+α”がカ
ウンタ3に新たにロードされるようにすればよい。具体
的には以下のようになる。
【0046】CPU 90は、時刻t1において、加算を示す符
号ビットS (たとえば”1”) 及び補正値”α”をロー
ド値LV2 として補正値レジスタ1へ出力すると共に、ゲ
ート20を開くための制御信号CS (たとえば”1”) を出
力する。CPU 90から出力されたロード値LV2(α) は補正
値レジスタ1に保持されると共に演算器2の一方の入力
端子に与えられ、また符号ビットSは演算器2の制御端
子に与えられる。この際、演算器2の他方の入力端子に
はカウンタ3のその時点のカウント値”CC”が入力され
ているので、演算器2は”CC+α”の演算を行ってその
結果を出力する。
号ビットS (たとえば”1”) 及び補正値”α”をロー
ド値LV2 として補正値レジスタ1へ出力すると共に、ゲ
ート20を開くための制御信号CS (たとえば”1”) を出
力する。CPU 90から出力されたロード値LV2(α) は補正
値レジスタ1に保持されると共に演算器2の一方の入力
端子に与えられ、また符号ビットSは演算器2の制御端
子に与えられる。この際、演算器2の他方の入力端子に
はカウンタ3のその時点のカウント値”CC”が入力され
ているので、演算器2は”CC+α”の演算を行ってその
結果を出力する。
【0047】また、ゲート20もCPU 90から制御信号CSが
与えられることにより開くので、演算器2による演算結
果”CC+α”はゲート20を介してカウンタ3にロードさ
れる。なお、補正値レジスタ1,演算器2,ゲート20は
クロック同期ではないので、時刻t1においてCPU 90から
補正値”α”及び制御信号CSが出力されれば直ちにカウ
ンタ3に値”CC+α”がロードされる。
与えられることにより開くので、演算器2による演算結
果”CC+α”はゲート20を介してカウンタ3にロードさ
れる。なお、補正値レジスタ1,演算器2,ゲート20は
クロック同期ではないので、時刻t1においてCPU 90から
補正値”α”及び制御信号CSが出力されれば直ちにカウ
ンタ3に値”CC+α”がロードされる。
【0048】カウンタ3では、その時点t1のカウント
値”CC”が新たにロードされた値”CC+α”に置き換え
られるので、図3に破線にて示されているように、時刻
t1以降はこの値”CC+α”からダウンカウントを継続
し、時刻t4においてアンダフローする。これにより、制
御回路91の出力信号PSのハイレベルの期間は図3にハッ
チングにて示されているように、カウンタ3が値”α”
をダウンカウントするに必要な時間P2だけ延長される。
値”CC”が新たにロードされた値”CC+α”に置き換え
られるので、図3に破線にて示されているように、時刻
t1以降はこの値”CC+α”からダウンカウントを継続
し、時刻t4においてアンダフローする。これにより、制
御回路91の出力信号PSのハイレベルの期間は図3にハッ
チングにて示されているように、カウンタ3が値”α”
をダウンカウントするに必要な時間P2だけ延長される。
【0049】一方、カウンタ3がカウント動作を行って
いる間の時刻t1において制御回路91の出力信号PSのハイ
レベルの期間を時間P2だけ短縮する場合について図4の
タイミングチャートを参照して説明する。
いる間の時刻t1において制御回路91の出力信号PSのハイ
レベルの期間を時間P2だけ短縮する場合について図4の
タイミングチャートを参照して説明する。
【0050】この場合、まずCPU 90は、時刻t1におい
て、減算を示す符号ビットS (たとえば”0”) 及び補
正値”α”をロード値LV2 として補正値レジスタ1へ出
力すると共に、ゲート20を開くための制御信号CS (たと
えば”1”) を出力する。CPU90から出力されたロード
値LV2(α) は補正値レジスタ1に保持されると共に演算
器2の一方の入力端子に与えられ、また符号ビットSは
演算器2の制御端子に与えられる。
て、減算を示す符号ビットS (たとえば”0”) 及び補
正値”α”をロード値LV2 として補正値レジスタ1へ出
力すると共に、ゲート20を開くための制御信号CS (たと
えば”1”) を出力する。CPU90から出力されたロード
値LV2(α) は補正値レジスタ1に保持されると共に演算
器2の一方の入力端子に与えられ、また符号ビットSは
演算器2の制御端子に与えられる。
【0051】この際、演算器2の他方の入力端子にはカ
ウンタ3のその時点のカウント値”CC”が入力されてい
るので、演算器2は”CC−α”の演算を行ってその結果
を出力する。また、ゲート20もCPU 90から制御信号CSが
与えられることにより開くので、演算器2による演算結
果”CC−α”はゲート20を介してカウンタ3にロードさ
れる。なお、補正値レジスタ1,演算器2,ゲート20は
クロック同期ではないので、時刻t1においてCPU 90から
補正値”α”が出力されれば直ちにカウンタ3に値”CC
−α”がロードされることは前述の例と同様である。
ウンタ3のその時点のカウント値”CC”が入力されてい
るので、演算器2は”CC−α”の演算を行ってその結果
を出力する。また、ゲート20もCPU 90から制御信号CSが
与えられることにより開くので、演算器2による演算結
果”CC−α”はゲート20を介してカウンタ3にロードさ
れる。なお、補正値レジスタ1,演算器2,ゲート20は
クロック同期ではないので、時刻t1においてCPU 90から
補正値”α”が出力されれば直ちにカウンタ3に値”CC
−α”がロードされることは前述の例と同様である。
【0052】カウンタ3では、その時点t1のカウント
値”CC”が新たにロードされた値”CC−α”に置き換え
られるので、図4に破線にて示されているように、この
値”CC−α”から時刻t6までダウンカウントを継続して
アンダフローする。これにより、制御回路91の出力信号
PSのハイレベルの期間は図4にハッチングにて示されて
いるように、カウンタ3が値”α”をダウンカウントす
るに必要な時間P2だけ短縮される。
値”CC”が新たにロードされた値”CC−α”に置き換え
られるので、図4に破線にて示されているように、この
値”CC−α”から時刻t6までダウンカウントを継続して
アンダフローする。これにより、制御回路91の出力信号
PSのハイレベルの期間は図4にハッチングにて示されて
いるように、カウンタ3が値”α”をダウンカウントす
るに必要な時間P2だけ短縮される。
【0053】なお、符号ビットSにより減算が指示され
ていてカウンタ3のその時点のカウント値”CC”から補
正値”α”を減算した時点でボローが発生した場合、即
ち演算器2による演算結果が負になった場合には、CPU
90からロード値LV1 を出力してカウンタ3に新たに初期
値をリロードする。
ていてカウンタ3のその時点のカウント値”CC”から補
正値”α”を減算した時点でボローが発生した場合、即
ち演算器2による演算結果が負になった場合には、CPU
90からロード値LV1 を出力してカウンタ3に新たに初期
値をリロードする。
【0054】以上のように本発明の第1の発明では、タ
イマの計時動作中にその計時時間を延長または短縮する
必要が生じた場合、延長時間または短縮時間に相当する
補正値をその時点のカウント値に加算または減算した上
でカウンタに与えるのではなく、補正値をその時点で直
接カウンタに与えるのみでよい。このため、従来のよう
に、カウンタに与える値をCPU 内で加算または減算する
場合に比してCPU のソフトウェア的負担が軽減されると
共に、カウンタの計時動作中であればいつでも補正が可
能になる。
イマの計時動作中にその計時時間を延長または短縮する
必要が生じた場合、延長時間または短縮時間に相当する
補正値をその時点のカウント値に加算または減算した上
でカウンタに与えるのではなく、補正値をその時点で直
接カウンタに与えるのみでよい。このため、従来のよう
に、カウンタに与える値をCPU 内で加算または減算する
場合に比してCPU のソフトウェア的負担が軽減されると
共に、カウンタの計時動作中であればいつでも補正が可
能になる。
【0055】図5は本発明に係るタイマの第2の発明の
一実施例の構成例を示すブロック図である。上述の第1
の発明では、一つのカウンタ3に対して一つの演算器2
と一つの補正値レジスタ1とをそれぞれ備える構成を採
っているが、図5に示されている第2の発明では、複数
のカウンタ31, 32…に対して一つの演算器2と一つの補
正値レジスタ1とを設けている。通常、マイクロコンピ
ュータには多数のタイマが内蔵されていて種々の目的に
使用されているが、この第2の発明は複数のタイマを一
つのグループとして前述の第1の発明を適用する場合の
構成に関する。
一実施例の構成例を示すブロック図である。上述の第1
の発明では、一つのカウンタ3に対して一つの演算器2
と一つの補正値レジスタ1とをそれぞれ備える構成を採
っているが、図5に示されている第2の発明では、複数
のカウンタ31, 32…に対して一つの演算器2と一つの補
正値レジスタ1とを設けている。通常、マイクロコンピ
ュータには多数のタイマが内蔵されていて種々の目的に
使用されているが、この第2の発明は複数のタイマを一
つのグループとして前述の第1の発明を適用する場合の
構成に関する。
【0056】なお、図5においては、各カウンタ31, 32
…へ入力されるクロック信号CLK は省略してある。ま
た、各カウンタ31, 32…にはそれぞれ制御回路が付随し
ているが、図5では省略してある。
…へ入力されるクロック信号CLK は省略してある。ま
た、各カウンタ31, 32…にはそれぞれ制御回路が付随し
ているが、図5では省略してある。
【0057】そして、演算器2といずれのカウンタ31,
32…、換言すればいずれの制御回路とを接続するかを選
択するためのカウンタ入力セレクタ5及び演算器入力セ
レクタ6とが備えられている。カウンタ入力セレクタ5
は具体的には、複数のカウンタ31, 32…それぞれに対応
するスイッチ51, 52…にて構成され、演算器入力セレク
タ6は具体的には、複数のカウンタ31, 32…それぞれに
対応するスイッチ61, 62…にて構成されている。そし
て、カウンタ入力セレクタ5の各スイッチと51, 52…と
演算器入力セレクタ6の各スイッチ61, 62…とは各カウ
ンタ31, 32…に対応するスイッチ51と61,52と62…が同
時にオン/オフされる。
32…、換言すればいずれの制御回路とを接続するかを選
択するためのカウンタ入力セレクタ5及び演算器入力セ
レクタ6とが備えられている。カウンタ入力セレクタ5
は具体的には、複数のカウンタ31, 32…それぞれに対応
するスイッチ51, 52…にて構成され、演算器入力セレク
タ6は具体的には、複数のカウンタ31, 32…それぞれに
対応するスイッチ61, 62…にて構成されている。そし
て、カウンタ入力セレクタ5の各スイッチと51, 52…と
演算器入力セレクタ6の各スイッチ61, 62…とは各カウ
ンタ31, 32…に対応するスイッチ51と61,52と62…が同
時にオン/オフされる。
【0058】これらのセレクタ5の各スイッチ51, 52…
及びセレクタ6の各スイッチ61, 62…の制御は、セレク
タ制御レジスタ9にいずれかのカウンタ31 (または32,
33…) を指定するデータを CPUからセットし、このデー
タをデコーダ10でデコードされた信号により対応するス
イッチ51及び61 (または52及び62, 53及び63…) が同時
にオンするようにする。
及びセレクタ6の各スイッチ61, 62…の制御は、セレク
タ制御レジスタ9にいずれかのカウンタ31 (または32,
33…) を指定するデータを CPUからセットし、このデー
タをデコーダ10でデコードされた信号により対応するス
イッチ51及び61 (または52及び62, 53及び63…) が同時
にオンするようにする。
【0059】以上のような構成を採ることにより、複数
のタイマを一つのグループとして使用する場合に、補正
値レジスタ及び演算器を複数のカウンタに対して各1個
で済ませることが可能になる。また、この図5に示され
ている実施例では、カウンタ入力セレクタ5及び演算器
入力セレクタ6の各スイッチ51, 52…及び61, 62…を全
てオフ状態に出来るように構成すれば、図1に示されて
いる実施例のゲート20は不要になる。
のタイマを一つのグループとして使用する場合に、補正
値レジスタ及び演算器を複数のカウンタに対して各1個
で済ませることが可能になる。また、この図5に示され
ている実施例では、カウンタ入力セレクタ5及び演算器
入力セレクタ6の各スイッチ51, 52…及び61, 62…を全
てオフ状態に出来るように構成すれば、図1に示されて
いる実施例のゲート20は不要になる。
【0060】図6は本発明に係るタイマの第2の発明の
他の実施例の構成例を示すブロック図である。なお、図
6ではCPU 90及びこのCPU 90から各カウンタ31, 32…へ
出力されるロード値LV1 、各カウンタ31, 32…へ入力さ
れるクロック信号CLK は省略してある。また、各カウン
タ31, 32…にはそれぞれ制御回路が付随しているが、そ
れも省略してある。
他の実施例の構成例を示すブロック図である。なお、図
6ではCPU 90及びこのCPU 90から各カウンタ31, 32…へ
出力されるロード値LV1 、各カウンタ31, 32…へ入力さ
れるクロック信号CLK は省略してある。また、各カウン
タ31, 32…にはそれぞれ制御回路が付随しているが、そ
れも省略してある。
【0061】上述の第2の発明の実施例では、カウンタ
入力セレクタ5の各スイッチ51, 52…と演算器入力セレ
クタ6の各スイッチ61, 62…との制御をセレクタ制御レ
ジスタ9により行うように構成している。しかし、図6
に示されている実施例のように、複数のカウンタ31, 32
…にそれぞれ対応してスイッチコントローラ131, 132…
を備え、これらによりそれぞれのカウンタ31, 32…に対
応するスイッチ51と61, 52と62…を制御するようにして
もよい。
入力セレクタ5の各スイッチ51, 52…と演算器入力セレ
クタ6の各スイッチ61, 62…との制御をセレクタ制御レ
ジスタ9により行うように構成している。しかし、図6
に示されている実施例のように、複数のカウンタ31, 32
…にそれぞれ対応してスイッチコントローラ131, 132…
を備え、これらによりそれぞれのカウンタ31, 32…に対
応するスイッチ51と61, 52と62…を制御するようにして
もよい。
【0062】なお、スイッチコントローラ131, 132…
は、複数のカウンタ31, 32…のいずれかを指定するため
に CPUがアドレスバス50へ出力した信号をアドレスデコ
ーダ51によりデコードした信号によって制御される。
は、複数のカウンタ31, 32…のいずれかを指定するため
に CPUがアドレスバス50へ出力した信号をアドレスデコ
ーダ51によりデコードした信号によって制御される。
【0063】またアドレスデコーダ51から出力されるデ
コード信号をORゲート52により論理和演算して得られる
信号を書込み信号WRとし、この書込み信号WRが有意であ
る場合にCPU から補正値レジスタ1への補正値”α”の
書込みが許可されるようにすれば、図1に示されている
実施例のゲート20は不要になる。
コード信号をORゲート52により論理和演算して得られる
信号を書込み信号WRとし、この書込み信号WRが有意であ
る場合にCPU から補正値レジスタ1への補正値”α”の
書込みが許可されるようにすれば、図1に示されている
実施例のゲート20は不要になる。
【0064】図7は本発明に係るタイマの第3の発明の
一実施例の構成例を示すブロック図である。なお、図7
ではCPU 90及びこのCPU 90から各カウンタ31, 32…へ出
力されるロード値LV1 、各カウンタ31, 32…へ入力され
るクロック信号CLK は省略してある。また、各カウンタ
31, 32…にはそれぞれ制御回路が付随しているが、それ
も省略してある。
一実施例の構成例を示すブロック図である。なお、図7
ではCPU 90及びこのCPU 90から各カウンタ31, 32…へ出
力されるロード値LV1 、各カウンタ31, 32…へ入力され
るクロック信号CLK は省略してある。また、各カウンタ
31, 32…にはそれぞれ制御回路が付随しているが、それ
も省略してある。
【0065】この第3の発明では、複数のカウンタ31,
32…に対してそれぞれ 1個ずつ演算器21, 22…を設け、
一つの補正値レジスタ1に設定した補正値”α”をセレ
クタ6により各演算器21, 22…の内のいずれかに選択的
に入力する。
32…に対してそれぞれ 1個ずつ演算器21, 22…を設け、
一つの補正値レジスタ1に設定した補正値”α”をセレ
クタ6により各演算器21, 22…の内のいずれかに選択的
に入力する。
【0066】このような第3の発明の構成では、各カウ
ンタ31, 32, 33…に対応してそれぞれ演算器21, 22, 23
…を備える必要があるが、各カウンタ31, 32, 33…と各
演算器21, 22, 23…とをセットにしてLSI 上に構成する
ことが出来るので、図5及び図6に示されている構成に
比して実回路構成時のレイアウトの自由度が高くなり、
LSI 上でのタイマの数を必要に応じて容易に変更するこ
とが出来る。
ンタ31, 32, 33…に対応してそれぞれ演算器21, 22, 23
…を備える必要があるが、各カウンタ31, 32, 33…と各
演算器21, 22, 23…とをセットにしてLSI 上に構成する
ことが出来るので、図5及び図6に示されている構成に
比して実回路構成時のレイアウトの自由度が高くなり、
LSI 上でのタイマの数を必要に応じて容易に変更するこ
とが出来る。
【0067】図8は本発明に係るタイマの第4の発明の
一実施例の構成例を示すブロック図である。なお、図8
ではCPU 90及びこのCPU 90からカウンタ3へ出力される
ロード値LV1 、カウンタ3に入力されるクロック信号CL
K は省略してある。
一実施例の構成例を示すブロック図である。なお、図8
ではCPU 90及びこのCPU 90からカウンタ3へ出力される
ロード値LV1 、カウンタ3に入力されるクロック信号CL
K は省略してある。
【0068】この第4の発明の実施例では、一つの演算
器2と一つのカウンタ3とに対して複数の補正値レジス
タ11, 12…を設け、これらの各補正値レジスタ11, 12…
から演算器2への入力の選択をCPU 90により制御される
演算器入力セレクタ6により行う。
器2と一つのカウンタ3とに対して複数の補正値レジス
タ11, 12…を設け、これらの各補正値レジスタ11, 12…
から演算器2への入力の選択をCPU 90により制御される
演算器入力セレクタ6により行う。
【0069】このような第4の発明の実施例は、補正
値”α”として予め複数の値が予測可能な場合に有効で
ある。即ち、補正値”α”として予測されるいくつかの
値をそれぞれ補正値レジスタ11, 12…に予めCPU 90が書
き込んでおけば、CPU 90は演算器入力セレクタ6を制御
するのみにてカウンタ3のカウント値の書換えを行うこ
とが出来る。
値”α”として予め複数の値が予測可能な場合に有効で
ある。即ち、補正値”α”として予測されるいくつかの
値をそれぞれ補正値レジスタ11, 12…に予めCPU 90が書
き込んでおけば、CPU 90は演算器入力セレクタ6を制御
するのみにてカウンタ3のカウント値の書換えを行うこ
とが出来る。
【0070】なお、上記各実施例では図2に示されてい
るように、補正値レジスタ1に1ビットの符号ビットS
を設けておき、加算を行うかまたは減算を行うかをこの
符号ビットSの値により演算器2に指示しているが、補
正値レジスタ1には補正値を2の補数を使って書込むよ
うにすれば、演算器2は加算機能のみを有していればよ
い。
るように、補正値レジスタ1に1ビットの符号ビットS
を設けておき、加算を行うかまたは減算を行うかをこの
符号ビットSの値により演算器2に指示しているが、補
正値レジスタ1には補正値を2の補数を使って書込むよ
うにすれば、演算器2は加算機能のみを有していればよ
い。
【0071】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
CPU から出力された補正値を保持する補正値レジスタと
演算器とを備え、補正値レジスタが保持する補正値とタ
イマのカウント値とを演算器で加算または減算してカウ
ンタにその結果の値をその時点以降のカウント値として
直接ロードするようにしているので、カウント値の補正
のための計算をCPU が行う必要がなくなる。従って、 C
PUの負担を低減することが出来、また残り時間には拘わ
らずに正確なタイミング補正が可能になる。
CPU から出力された補正値を保持する補正値レジスタと
演算器とを備え、補正値レジスタが保持する補正値とタ
イマのカウント値とを演算器で加算または減算してカウ
ンタにその結果の値をその時点以降のカウント値として
直接ロードするようにしているので、カウント値の補正
のための計算をCPU が行う必要がなくなる。従って、 C
PUの負担を低減することが出来、また残り時間には拘わ
らずに正確なタイミング補正が可能になる。
【0072】また第2の発明では、複数のタイマが共通
の目的に使用されるような場合に、カウンタのみを複数
として補正値レジスタ及び演算器は1個のみを備える構
成を採っているので、タイマの数に比してハードウェア
量を削減することが可能になる。
の目的に使用されるような場合に、カウンタのみを複数
として補正値レジスタ及び演算器は1個のみを備える構
成を採っているので、タイマの数に比してハードウェア
量を削減することが可能になる。
【0073】更に第3の発明では、補遺レジスタを1個
のみ備え、演算器とカウンタとをセットにして構成して
いるので、チップ上でのレイアウト面での自由度が向上
し、LSI 上でのタイマの数を必要に応じて容易に変更す
ることが出来る。
のみ備え、演算器とカウンタとをセットにして構成して
いるので、チップ上でのレイアウト面での自由度が向上
し、LSI 上でのタイマの数を必要に応じて容易に変更す
ることが出来る。
【0074】また更に第4の発明では、各1個の演算器
とカウントとに対して複数の補正値レジスタを備える構
成を採っているので、予測可能な補正値を予め各補正値
レジスタに保持させておけば、CPU のソフトウェア的負
担が更に軽減する。
とカウントとに対して複数の補正値レジスタを備える構
成を採っているので、予測可能な補正値を予め各補正値
レジスタに保持させておけば、CPU のソフトウェア的負
担が更に軽減する。
【図1】本発明に係るタイマの第1の発明の一実施例の
カウンタ部の構成を示すブロック図である。
カウンタ部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るタイマの第1の発明の一実施例の
補正値レジスタの内容を示す模式図である。
補正値レジスタの内容を示す模式図である。
【図3】本発明の第1の発明に係るタイマのカウンタの
動作説明のためのタイミングチャートであり、縦軸にカ
ウンタのカウント値が、横軸に時間がそれぞれ示されて
いる。
動作説明のためのタイミングチャートであり、縦軸にカ
ウンタのカウント値が、横軸に時間がそれぞれ示されて
いる。
【図4】本発明の第1の発明に係るタイマのカウンタの
動作説明のためのタイミングチャートであり、縦軸にカ
ウンタのカウント値が、横軸に時間がそれぞれ示されて
いる。
動作説明のためのタイミングチャートであり、縦軸にカ
ウンタのカウント値が、横軸に時間がそれぞれ示されて
いる。
【図5】本発明に係るタイマの第2の発明の一実施例の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明に係るタイマの第2の発明の他の実施例
の構成例を示すブロック図である。
の構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明に係るタイマの第3の発明の一実施例の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明に係るタイマの第4の発明の一実施例の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図9】従来のタイマのカウンタ部の構成の一例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図10】タイマが使用される一例としての一般的な内
燃機関の吸気系の構成を示す模式図である。
燃機関の吸気系の構成を示す模式図である。
【図11】タイマが使用される一例としての一般的な内
燃機関の燃料供給のための概略の構成を示すブロック図
である。
燃機関の燃料供給のための概略の構成を示すブロック図
である。
【図12】従来のタイマのカウンタの動作説明のための
タイミングチャートであり、縦軸にカウンタのカウント
値が、横軸に時間がそれぞれ示されている。
タイミングチャートであり、縦軸にカウンタのカウント
値が、横軸に時間がそれぞれ示されている。
1 補正値レジスタ 2 演算器 3 カウンタ 5 カウンタ入力セレクタ 6 演算器入力セレクタ 10 デコーダ 11, 12… 補正値レジスタ 21, 22… 演算器 31, 32… カウンタ 51 アドレスデコーダ S 符号ビット
Claims (4)
- 【請求項1】 カウンタに初期値をロードして所定値ま
でのカウントを行わせることにより計時を行うと共に、
前記カウンタがカウントを行っている間にそのカウント
値に任意の補正値を加算または減算することにより前記
カウンタのカウント値を増減して計時値を延長または短
縮することを可能としてあるタイマにおいて、 前記補正値を保持するレジスタと、加算または減算を行
う演算器とを備え、 前記カウンタがカウントを行っている間に、前記レジス
タに補正値を保持させ、前記レジスタに保持されている
補正値と前記カウンタのカウント値とを前記演算器に入
力して加算または減算を行わせ、この演算結果を前記カ
ウンタにロードするこにより前記カウンタのカウント値
を増減すべくなしてあることを特徴とするタイマ。 - 【請求項2】 カウンタに初期値をロードして所定値ま
でのカウントを行わせることにより計時を行うと共に、
前記カウンタがカウントを行っている間にそのカウント
値に任意の補正値を加算または減算することにより前記
カウンタのカウント値を増減して計時値を延長または短
縮することを可能としてあるタイマにおいて、 前記カウンタは複数が備えられており、 前記補正値を保持するレジスタと、加算または減算を行
う演算器と、前記複数のカウンタのいずれか一つを選択
して前記演算器に接続する選択手段とを備え、 前記選択手段により選択されたカウンタがカウントを行
っている間に、前記レジスタに補正値を保持させ、前記
レジスタに保持されている補正値と前記選択されたカウ
ンタのカウント値とを前記演算器に入力して加算または
減算を行わせ、この演算結果を前記選択されたカウンタ
にロードすることにより前記選択されたカウンタのカウ
ント値を増減すべくなしてあることを特徴とするタイ
マ。 - 【請求項3】 カウンタに初期値をロードして所定値ま
でのカウントを行わせることにより計時を行うと共に、
前記カウンタがカウントを行っている間にそのカウント
値に任意の補正値を加算または減算することにより前記
カウンタのカウント値を増減して計時値を延長または短
縮することを可能としてあるタイマにおいて、 前記カウンタは複数が備えられており、 前記補正値を保持するレジスタと、それぞれが前記複数
のカウンタに接続されていて加算または減算を行う複数
の演算器と、前記レジスタに保持されている補正値を前
記複数の演算器のいずれか一つを選択して入力する選択
手段とを備え、 前記選択手段により選択された演算器に接続されている
カウンタがカウントを行っている間に、前記レジスタに
補正値を保持させ、前記レジスタに保持されている補正
値と前記選択された演算器に接続されているカウンタの
カウント値とを前記選択された演算器に入力して加算ま
たは減算を行わせ、この演算結果を前記カウンタにロー
ドすることにより前記カウンタのカウント値を増減すべ
くなしてあることを特徴とするタイマ。 - 【請求項4】 カウンタに初期値をロードして所定値ま
でのカウントを行わせることにより計時を行うと共に、
前記カウンタがカウントを行っている間にそのカウント
値に任意の補正値を加算または減算することにより前記
カウンタのカウント値を増減して計時値を延長または短
縮することを可能としてあるタイマにおいて、 それぞれが異なる前記補正値を予め保持している複数の
レジスタと、前記カウンタに接続されていて加算または
減算を行う演算器と、前記複数のレジスタのいずれか一
つを選択して前記演算器に接続して補正値を前記演算器
に入力する選択手段とを備え、 前記カウンタがカウントを行っている間に、前記選択手
段により選択されたレジスタに予め保持されている補正
値と前記カウンタのカウント値とを前記演算器に入力し
て加算または減算を行わせ、この演算結果を前記カウン
タにロードすることにより前記カウンタのカウント値を
増減すべくなしてあることを特徴とするタイマ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224393A JPH0784670A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | タイマ |
US08/273,167 US5469483A (en) | 1993-09-09 | 1994-07-25 | Timer with a compensation value to increment or decrement a count value of a counter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224393A JPH0784670A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | タイマ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784670A true JPH0784670A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16813051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5224393A Pending JPH0784670A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | タイマ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5469483A (ja) |
JP (1) | JPH0784670A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012002742A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Yamatake Corp | 物理量センサ |
JP2014010704A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Renesas Electronics Corp | クロック補正回路及びクロック補正方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2245914A1 (en) * | 1996-02-14 | 1997-08-21 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Counting circuit |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5945261B2 (ja) * | 1977-06-21 | 1984-11-05 | シチズン時計株式会社 | デイジタル式周波数調整回路 |
US4267575A (en) * | 1979-07-09 | 1981-05-12 | The Bendix Corporation | Wheel speed signal-producing system for skid control |
US4638498A (en) * | 1980-06-20 | 1987-01-20 | Rca Corporation | Digital timing system |
JPH07120929B2 (ja) * | 1990-10-29 | 1995-12-20 | 三菱電機株式会社 | パルス発生回路 |
JP2720642B2 (ja) * | 1991-07-30 | 1998-03-04 | 三菱電機株式会社 | 多回転絶対値エンコーダ |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP5224393A patent/JPH0784670A/ja active Pending
-
1994
- 1994-07-25 US US08/273,167 patent/US5469483A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012002742A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Yamatake Corp | 物理量センサ |
JP2014010704A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Renesas Electronics Corp | クロック補正回路及びクロック補正方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5469483A (en) | 1995-11-21 |
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