JPH0784293B2 - 帯状材料の供給装置 - Google Patents

帯状材料の供給装置

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JPH0784293B2
JPH0784293B2 JP62095073A JP9507387A JPH0784293B2 JP H0784293 B2 JPH0784293 B2 JP H0784293B2 JP 62095073 A JP62095073 A JP 62095073A JP 9507387 A JP9507387 A JP 9507387A JP H0784293 B2 JPH0784293 B2 JP H0784293B2
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roller
strip
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2801/00Application field
    • B65H2801/93Tyres

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、タイヤ構成材料としてのトレッド等の帯状
材料の供給装置に係わり、更に詳しくは成形ドラムに対
する帯状材料の貼合せ精度を向上させた帯状材料の供給
装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、貼合せローラコンベヤー装置に供給されたトレッ
ド等の帯状材料を、成形ドラムに送出して貼る場合、帯
状材料のセンターリングを精度良く行わないと成形ドラ
ムに対して帯状材料を均一に貼ることができず、タイヤ
のユニフォミティーを悪くすることが知られている。
そこで、従来では貼合せローラコンベヤー装置に供給さ
れた帯状材料をセンターリングするために、トレッドシ
ョルダー部をガイドする方式や、V溝付供給方式等が行
われている。
然しながら、前者のトレッドショルダー部をガイドする
方式は、二方向自在ロール(バイ・ディロール)や、ス
ライド機構を有したロールにトレッドを載置し、ショル
ダー部をロールでガイドする方式であるため、供給装置
上のトレッドが曲がっていると、成形ドラムの貼り精度
が悪くなり、トレッド先端部のセンター合わせが必要と
なる等の問題があった。
またV溝付供給方式は、トレッドの裏面中央部に溝を形
成しておき、このトレッドを供給装置であるV形ノッチ
付キャタピラのノッチに併せてセンターリングを行いな
がら供給する方式であるが、トレッドにV溝加工を行う
場合にはダイスを改造する必要があり、しかもトレッド
のV溝がキャタピラのノッチに係合していないと成形ド
ラムに対して貼り精度が悪くなると言う問題があった。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、その目的とするところは成形ドラムにセンター
リングした帯状材料を供給する前に帯状材料を直線的に
補正させることにより、帯状材料の貼合せ精度の向上を
図ることが出来るようにした帯状材料の供給装置を提供
するものである。
〔発明の構成〕
この発明は上記目的を達成するため、成形ドラム(2)
に対して進退自在なフレーム(3)上に、複数本のロー
ラ(11)を所定の間隔を隔てて上面が略水平となるよう
に配設した昇降可能な貼合せローラコンベヤー装置(2
0)を設置し、前記貼合せローラコンベヤー装置(20)
の各ローラー(11)間に、該各ローラー(11)の上面に
対して水平状態で出没し、かつローラー(11)の軸方向
に駆動可能なチェーンまたはVベルト等の帯状材料移送
装置(30)を設置し、前記貼合せローラコンベヤー装置
(20)の長手方向の一側部上に、各ローラー(11)の軸
芯と直交する向きに、水平方向に移動調節可能な帯状材
料(W)の整列ガイド板(50)を設け、前記貼合せロー
ラコンベヤー装置(20)の上部に、帯状材料(W)を貼
合せローラコンベヤー装置(20)のローラ(11)と挾持
した状態で成形ドラム(2)側に送出す送出し手段(7
0)を設けて構成し、帯状材料を帯状材料移送装置へ移
送させて整列ガイド板に突き当てて整列させ、これを送
出し手段により成形ドラムに送出して貼合せ作業を行う
ことで、帯状材料を直線的に補正させた状態でセンター
リング装置を介して成形ドラムに供給することが出来、
これにより帯状材料の貼合せ作業性及び生産性の向上を
図ることが出来ると共に、帯状材料の貼合せ精度を向上
させることが出来るようにしたことを要旨とするもので
ある。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の実施例を説明する。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の実施例を説明する。
第1図は、この発明を実施した帯状材料Wの供給装置1
の平面図、第2図は第1図の正面図を示し、この供給装
置1は、成形ドラム2に対して移送装置100を介して進
退自在に配設されたフレーム3上に、収納ローラコンベ
ヤー装置10と、貼合せローラコンベヤー装置20とが同一
平面状で並列に配設されている。
また、収納ローラコンベヤー装置10と、前記貼合せロー
ラコンベヤー装置20との各ローラー11,21間には、昇降
かつ回転駆動可能に構成された帯状材料移送装置30が設
置され、また前記貼合せローラコンベヤー装置20上に
は、各ローラー11,21の軸芯と直交する向きに、水平方
向に移動調節可能な帯状材料Wの整列ガイド板50と、帯
状材料Wを成形ドラム2側に送出す送出し手段70とが設
けられ、前記貼合せローラコンベヤー装置20の先端部に
は、センターリング装置80と、押えロール装置110と、
先端ゲット装置120とが設けられている。
次に、各装置の構成を詳細に説明する。
前記、収納ローラコンベヤー装置10と、貼合せローラコ
ンベヤー装置20とが設置される移動装置を備えたフレー
ム3は、架台4上に固定された水平フレーム5上に、ガ
イドレール6が敷設され、そしてこのガイドレール6上
に、軸受7a,7b、8a,8bを介して摺動自在に載置されてい
る。
また、前記フレーム3には、移送装置100で言うところ
の流体シリンダにより成形ドラム2に対して進退自在に
駆動され、フレーム3と移送装置100との連結構造は、
移送装置100が水平フレーム5の下部に架設されたフレ
ーム9上に固設され、この移送装置100のシリンダーロ
ッド101とフレーム3とがブラケット102を介して連結さ
れている。
次に、前記収納ローラコンベヤー装置10は、第1図,第
2図に示すように、フレーム3上に軸受ブラケット12が
所定の間隔を隔てて対向するように設置され、この各軸
受ブラケット12には、シャフト13を介して前述した複数
のローラー11が上面が略水平となるように回転自在に設
けられている。
前記、複数のローラー11のうち、後端側(第1図,第2
図において左側)に位置するローラー11aは、軸受12a,1
2bに回転自在に支持された軸13aと一体的に構成され、
またその他の先端側に位置するローラー11bも軸14と一
体的に構成されている。
前記軸13a,14の軸端には、スプロケット15,16が固定さ
れ、この両スプロケット15,16には、エンドレス状のチ
ェーン17が張設されている。
また、その他のローラー11のシャフト13にも上記と同様
に固定されたスプロケット16が夫々設けられている。
前記ローラー11aの軸13aには、もう一つのスプロケット
18が設けられ、このスプロケット18と、ギャードモータ
19の出力軸19aに設けられたスプロケット19bとには、チ
ェーン17aが張設されている。
上記、ギャードモータ19は、フレーム3の側部から突設
されたプレート3a上に設置されている。従って、ギャー
ドモータ19の回転駆動力は、スプロケット19b→チェー
ン17a→スプロケット18→軸13a→スプロケット15,16→
チェーン17を介して各ローラー11,11a,11bが同期して同
一方向に回転駆動されるのである。
次に、貼合せローラコンベヤー装置20について説明す
る。
この貼合せローラコンベヤー装置20の各ローラー21は、
前記収納ローラコンベヤー装置10と同様に、各ローラー
21が各シャフト22に固定され、この各シャフト22は、前
記フレーム3上に固定された軸受ブラケット23に回転自
在に支持されると共に、各ローラー21の上面が略水平と
なるように配設されている。
前記貼合せローラコンベヤー装置20の先端部に設けられ
るセンターリング装置80は、複数のローラ83aが貼合せ
ローラコンベヤー装置20のローラー21の長手方向に沿っ
て配設され、この各ローラー83aは、ローラー21の上面
と略水平となるように配置されている。
次に、収納ローラコンベヤー装置10と貼合せローラコン
ベヤー装置20との各ローラー11,21間に設けられた帯状
材料移送装置30は、第1図,第3図〜第8図,第11図,
第12図に示すように、前記架台4の一部に座板31を介し
て昇降シリンダー32が取付けられ、シリンダーロッド32
aの先端には座板33が固定されるとともに、前記座板31
には、第4図に示すように軸受34を介して摺動自在なロ
ッド35が係合されている。
前記座板33と、ロッド35の先端に取付けられた座板35a
とには、フレーム36が固定され、このフレーム36の一側
部には、ブラケット37を介してギャードモータ38が取付
けられている。ギャードモータ38の出力軸39の先端に
は、カップリング40を介して駆動軸41が略同一軸芯とな
るように連結され、この駆動軸41は、フレーム36上に設
置された軸受部材42a,42b,42cを介して回転自在に支持
されている。
なお、上記昇降シリンダー32,軸受34,ロッド35等の同一
ユニットは、少なくとも2式以上有しており、従って昇
降シリンダー32が伸縮作動すると、フレーム36は水平状
態で昇降するものである。
次に、第3図に示す帯状材料移送装置30の直交コンベヤ
ーユニット30aは、前記駆動軸41に軸受43を介して複数
のスプロケット44が所定の間隔を隔てて配設され、各ス
プロケット44はリング45a,45bにより横移動しないよう
に固定されている。
また駆動軸41と軸受43とは、若干のクリアランスを有し
て嵌合し、第11図及び第12図に示すように軸受43には周
方向に4分割したスリ割りが形成され、端部近くの外径
部に凹溝を加工して弾性リング46を取付け軸受43の部分
が駆動軸43を把持するような状態になっている。軸受43
の材料としては、ナイロンやポリエチレン系の材料が好
ましく、弾性リング46としてはバネ材等を使用しても良
い。また前記スプロケット44は、Vプーリや平ベルトプ
ーリでも良い。
前記ギャードモータ38の回転駆動により、駆動軸41が回
転すると、軸受43と駆動軸41との抵抗により、軸受43も
同時に回転し、設定トルク以上になると駆動軸41と軸受
43との間は滑り始める。
なお、弾性リング46の収縮力を変える事とにより、伝達
トルクも変わる。
前記各ローラー11,21間下のフレーム36上には、第7図
及び第8図に示すようにC形レール47が夫々固定され、
このC形レール47上に断面凹状のガイド48が固定されて
いる。そして、C形レール47の端部には、前記駆動軸41
に設けられたスプロケット44と相対向して複数のスプロ
ケット44aが配設され、スプロケット44と44aとには、第
7図に示すようにエンドレス状のチェーン49が張設され
ている。スプロケット44aは、C形レール47の端部に設
けた板47aに、軸41aを介して回転自在に支持されてい
る。なお、前記スプロケット44のかわりに、Vプーリや
平ベルトプーリを使用した場合には、上記のスプロケッ
ト44,44aと同様に、相対向する位置には、Vプーリや平
ベルトプーリを配設して第8図に示すようにVベルト49
aを掛け回す。
また、前記断面凹状のガイド48は、チェーン49,Vベルト
49aが水平状態に移送し得るようにガイドするものであ
る。
以上のように構成した直交コンベヤーユニット30aを、
各ローラー11,12間に略平行に配列し、各ローラー11,12
の上面と、チェーン49またはVベルト49aの上面とが上
昇時に略水平となるように配置する。
次に、前記貼合せローラコンベヤー装置20上に設けられ
た整列ガイド板50は、一枚の水平な板で構成され、貼合
せローラコンベヤー装置20の長手方向に配置されてい
る。
整列ガイド板50は、第1図,第2図,第10図に示すよう
に下部が、各ローラー21と、直交コンベヤーユニット30
aのチェーン49,Vベルト49aの上昇時に干渉しないように
切欠部51が形成されている。整列ガイド板50の裏面側に
は、第9図に示すように軸取付けボス52を介して軸53の
一端が固定され、軸53の他端には、ブラケット54に固定
された軸受55が摺動自在に嵌合している。
前記ブラケット54には、第5図に示すように軸受ケース
55aが一体的に装着され、この軸受ケース55aの内部に設
けたベアリング56a,56bを介してネジ軸57a,57bの基端部
を回転可能に支持している。前記ネジ軸57a,57bには、
ナット58を螺合させて設けてあり、この各ナット58は、
前記整列ガイド板50が固定されている。
前記各ネジ軸57a,57bのネジピッチは等ピッチであり、
ネジ軸57aの基端部にスプロケット59a,59bを固定し、ま
たネジ軸57bにもスプロケット60を固定する。
前記スプロケット59aと60とは同じ歯数のものを使用
し、エンドレス状のチェーン61を張設する。
前記ブラケット54の側部には、支持ブラケット62を介し
てギャードモータ63が取付けられ、ギャードモータ63の
出力軸64には、スプロケット65が取付けられ、このスプ
ロケット65と、前記59bとにはチェーン66を張設する。
従って、ギャードモータ63を回転駆動すると、各ネジ軸
57a,57bが同じ方向に回転し、整列ガイド板50はローラ
ー11,12の軸芯と直角を保って水平に移動する。
また、整列ガイド板50の長手方向の前後部には、プレー
ト67を介して検出センサーS1,S2が取付けられ、帯状材
料Wの側縁部が整列ガイド板50に当接したことを検出す
るものである。
次に、貼合せローラコンベヤー装置20上に移載された帯
状材料Wを成形ドラムW側に送り出す送出し手段70(搬
送装置)について説明する。
この送出し手段70の構成は、第2図に示すように前記フ
レーム3に軸71を介してステー72及びアーム73の一端を
揺動自在に固定し、ステー72の他端部にはピン74を介し
てシリンダー75の基端部が連結されている。
シリンダー75のロッド75aの先端は、ピン76を介して前
記アーム73の側壁に連結され、また揺動可能なアーム73
の先端にはローラ77が回転自在に取付けられている。こ
のローラ77を支持する図示しない軸には、スプロケット
が取付けられ、このスプロケットと、アーム73に固定し
たモータ78の出力軸に設けられたスプロケット79とに
は、チェーン79aが掛け回わされている。
従って、ローラ77を設けたアーム73は、シリンダー75の
伸縮作動により、軸71を支点として揺動し、またローラ
77は、モータ78の回転駆動により、スプロケット(図示
せず)と、スプロケット79,チェーン79aを介して回転駆
動されるものである。
そして、この送出し手段70は貼合せローラコンベヤー装
置20上に帯状材料Wが移載されて、整列ガイド板50によ
り位置決めが終了し、更に帯状材料移送装置30がローラ
ー11,21の上面より下降した時に、前記シリンダー75が
作動して帯状材料Wの上面にローラ77が接触し、更にモ
ータ78の回転駆動によって帯状材料Wを第1図及び第2
図の右方向へ送り出して移送させるのである。
前記貼合せローラコンベヤー装置20の先端部に設けられ
たセンターリング装置80は、第1図,第2図,第13図〜
第16図に示すように、第1センターリング装置81と、第
2センターリング装置82とから構成され、第1センター
リング装置81は、第14図及び第16図に示すように搬送部
Aの軸線aに対する幅方向の間隔を調節可能とした左右
一対のローラ等の第1案内部材83と、この各第1案内部
材83にホルダー84を介して取り付けた連接ロッド85と、
この各連接ロッド85の先端側に取り付けた平面視略コ字
状のコ字状連接部材86とから構成し、前記各ホルダー84
は、左右ネジを切ったスクリューシャフト87の左右両側
に螺合され、このスクリューシャフト87を回転すること
により各ホルダー84を同時に、しかも互いに反対方向に
移動し得るように構成してある。また前記第2センター
リング機構82は、第13図〜第15図に示すように移送台89
にその搬送部Aの軸線aを直交せしめて平行に取り付け
たガイドシャフト90に、左右一対の第2案内部材91を夫
々取付けた左右一対のホルダー92を摺動可能に嵌挿する
と共に、このホルダー92の第1センターリング機構81側
を前記コ字状連接部材86内に移動可能に遊嵌し、前記ガ
イドシャフト90に嵌挿した左右一対のローラ等の第2案
内部材91間の中央部にセンターホルダー94を設け、この
センターホルダー94の中央部に軸支されたセンターリン
ク95の両端と、前記左右一対のホルダー92に回転可能に
設けた左右リンク96とを回転可能に連結し、前記左右一
対の各ホルダー92間に、各々の第2案内部材91を内側に
引き寄せるスプリング97を介設してある。
次に押えロール装置110は、第1図,第2図に示すよう
に、貼合せローラコンベヤー装置20の両側部に設けられ
たプレート111a,111bに、軸112を介してアーム113が揺
動自在に支持され、このアーム113の先端には軸114を介
して押えロール115が回転自在に設けられている。
また先端ゲット装置120は、第1図,第2図,第13図に
示すように、搬送されて来る帯状材料Wの先端上面をバ
キューム等の吸着手段121により吸着して成形ドラム2
の表面に圧着させる装置である。
吸着手段121は、貼合せローラコンベヤー装置20の巾方
向に架設された片持のアーム122に取付けられ、このア
ーム122は移送装置を構成するシリンダー123のロッド12
4にガイドロッド125を介して連結されている。
前記シリンダー123は、軸受部材126に固定され、この軸
受部材126には、前記ガイドロッド125が摺動自在に嵌合
している。従って、シリンダー123が伸縮作動すると、
ロッド124,ガイドロッド125を介して吸着手段121を設け
たアーム122が、成形ドラム2に対して進退移動するの
である。
次に、この発明に係る装置の動作について説明する。
第17図において、成形ドラム2のセンターLCに対して、
帯状材料Wの幅寸法は、左右対称となるY−Yの位置に
整列ガイド板50を設定する。
また押えロール装置110の押えロール115と、送出し手段
70のローラ77との中心が、前記成形ドラム2のセンター
LCの略線上に位置するように設定する。
更に、センターリング装置80の左右一対の第1案内部材
83と、左右一対の第2案内部材91も第19図に示すように
前記センターLCに対して左右同一位置に設置し、物品の
側面を押える。
次に、帯状材料Wの流れに沿って説明すると、第2図に
おいて、移送装置100によりフレーム3が成形ドラム2
に対して接近する。この状態で、第13図に示すように最
初の帯状材料W1が収納ローラコンベヤー装置10のローラ
ー11上に供給され、そしてローラー11により矢印方向に
搬入されて所定の位置でローラー11の停止により停止す
る。
次に、収納ローラコンベヤー装置10のローラー11と、貼
合せローラコンベヤー装置20のローラー21との間に設け
られた帯状材料移送装置30の直交コンベヤーユニット30
aが上昇し、帯状材料Wをローラー11,ローラー21から浮
上させる。
第20図において、帯状材料W1は、ガイド板50に対し平行
でない状態を示し、帯状材料W1は前記直交コンベヤーユ
ニット30aのエンドレス状のチェーン49により搬送され
る。そして、第21図に示すように、帯状材料W1の右側が
まずガイド板50に当接し、そして、この右側に配設され
たチェーン49の張力が増加し、駆動軸41と軸受43との間
で滑り始める。
駆動軸41は、回転駆動を続け、第22図に示すように、帯
状材料W1の物品の側面がガイド板50の側面の略全面に当
接すると、検出センターS1,S2が働き、直交コンベヤー
ユニット30aは、ローラー11,12の上面より下方に下降す
る。
同時に第2図において、送出し手段70のローラ77が下降
し、帯状材料Wの上面に接触する。
前記ローラ77は、モータ78の回転駆動により回動し、貼
合せローラコンベヤー装置20のローラー21上に載置され
ている帯状材料W1を第17図で右方向(矢印方向)に搬送
する。そして帯状材料W1の先端が、第23図の検出センサ
ーS3の位置に来ると、ローラ77は上昇する。
この状態で帯状材料W1の先端上面を、第24図に示すよう
に先端ゲット装置120の吸着手段121により吸着し、帯状
材料W1の先端を吸着したまま、更に右側にスライドし、
第25図に示すように成形ドラム2上に搬入させるのであ
る。
このような状態から、押えロール装置110の押えロール1
15が下降し、前記成形ドラム2上に搬入されたれ帯状材
料W1を押え、これと同時に帯状材料W1から吸着手段121
が離れる。そして帯状材料W1の両側面を、第19図に示す
ようにセンターリング装置80の第1案内部材83,83で押
えておき、第18図に示すように成形ドラム2を矢印方向
に回転して帯状材料W1をドラム中心LCに精度良く貼り付
けることができるのである。
また、これと同時に帯状材料W1を搬送している間に、帯
状材料W2を収納ローラコンベヤー装置10上に供給する。
次にフレーム3が移送装置100で元の位置に戻り、帯状
材料W2は上記と同様な一連の動作により成形ドラム2に
搬送されるのである。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のように成形ドラム(2)に対して進
退自在なフレーム(3)上に、複数本のローラ(11)を
所定の間隔を隔てて上面が略水平となるように配設した
昇降可能な貼合せローラコンベヤー装置(20)を設置
し、前記貼合せローラコンベヤー装置(20)の各ローラ
ー(11)間に、該各ローラー(11)の上面に対して水平
状態で出没し、かつローラー(11)の軸方向に駆動可能
なチェーンまたはVベルト等の帯状材料移送装置(30)
を設置し、前記貼合せローラコンベヤー装置(20)の長
手方向の一側部上に、各ローラー(11)の軸芯と直交す
る向きに、水平方向に移動調節可能な帯状材料(W)の
整列ガイド板(50)を設け、前記貼合せローラコンベヤ
ー装置(20)の上部に、帯状材料(W)を貼合せローラ
コンベヤー装置(20)のローラ(11)と挾持した状態で
成形ドラム(2)側に送出す送出し手段(70)を設けた
ため、帯状材料を帯状材料移送装置へ移送させて整列ガ
イド板に突き当てて整列させ、これを送出し手段により
成形ドラムに送出して貼合せ作業を行うことで、帯状材
料を直線的に補正させた状態でセンターリング装置を介
して成形ドラムに供給することが出来、これにより帯状
材料の貼合せ作業性及び生産性の向上を図ることが出来
ると共に、帯状材料の貼合せ精度を向上させることが出
来る効果がある。
また、成形ドラムの接線上にローラー上面を設置する事
で成立し、第2図において水平設置に対しローラーの左
側を上昇させ、上記接線が水平に対し30〜45度とする事
により、帯状材料をドラム上に貼る時の引出し力が低減
し、帯状材料の伸びを減少させて、製品精度を向上させ
ることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した帯状材料の供給装置の平面
図で、第2図は第1図の正面図、第3図は帯状材料移送
装置の平面図、第4図は第3図の正面図、第5図,第6
図は整列ガイド板の拡大側面図、第7図,第8図は直交
コンベヤユニットの断面図、第9図は整列ガイド板のガ
イド装置の一部平面図、第10図は第9図の正面図、第11
図は直交コンベヤユニットの駆動部の断面図、第12図は
第11図の側面図、第13図はセンターリング装置の概略斜
視図、第14図〜第16図はセンターリング装置の拡大平面
図と側面図、第17図〜第25図は、帯状材料供給方法の作
動説明図である。 1……供給装置、2……成形ドラム、3……フレーム、
20……貼合せローラコンベヤー装置、11……ローラ、12
……ローラ、30……帯状材料移送装置、50……整列ガイ
ド板、70……送出し手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貼合せローラコンベヤー装置(20)に供給
    された帯状材料(W)を、センターリングした状態で成
    形ドラム(2)に供給させるようにして成る帯状材料の
    供給装置において、 前記成形ドラム(2)に対して進退自在なフレーム
    (3)上に、複数本のローラ(11)を所定の間隔を隔て
    て上面が略水平となるように配設した昇降可能な貼合せ
    ローラコンベヤー装置(20)を設置し、前記貼合せロー
    ラコンベヤー装置(20)の各ローラー(11)間に、該各
    ローラー(11)の上面に対して水平状態で出没し、かつ
    ローラー(11)の軸方向に駆動可能なチェーンまたはV
    ベルト等の帯状材料移送装置(30)を設置し、前記貼合
    せローラコンベヤー装置(20)の長手方向の一側部上
    に、各ローラー(11)の軸芯と直交する向きに、水平方
    向に移動調節可能な帯状材料(W)の整列ガイド板(5
    0)を設け、前記貼合せローラコンベヤー装置(20)の
    上部に、帯状材料(W)を貼合せローラコンベヤー装置
    (20)のローラ(11)と挾持した状態で成形ドラム
    (2)側に送出す送出し手段(70)を設けたことを特徴
    とする帯状材料の供給装置。
JP62095073A 1987-04-20 1987-04-20 帯状材料の供給装置 Expired - Lifetime JPH0784293B2 (ja)

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