JPH078393A - グリル用昇降式温度センサー装置 - Google Patents

グリル用昇降式温度センサー装置

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JPH078393A
JPH078393A JP17769693A JP17769693A JPH078393A JP H078393 A JPH078393 A JP H078393A JP 17769693 A JP17769693 A JP 17769693A JP 17769693 A JP17769693 A JP 17769693A JP H078393 A JPH078393 A JP H078393A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取扱いが簡単で、調理物の焼き上がり状態を
より的確に把握しやすいグリル用温度センサー装置を提
供する。また、温度センサーが調理物に接触していない
場合に警報を発する機能をも有するグリル用温度センサ
ー装置を提供する。 【構成】 被調理物である食品9を焼き網11上に置
き、その食品の上部及び/又は下部より食品を加熱調理
するグリル1用の温度センサー装置である。この装置
は、温度センサー13と、これを下方から支持するとと
もにグリル扉3の開閉に応じて昇降するセンサー支持昇
降手段14とを具備する。温度センサー13は、扉3が
閉じられているときは、焼き網11の上面まで上昇して
被調理食品9に接触する位置をとり、扉3が開かれてい
るときは焼き網11の下面に下降する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼き網上で魚や肉等の
食品を加熱調理するグリル内で用いられ、グリル扉の開
閉と連動して昇降する手段を有し、食品に直接接触して
食品表面の温度を検出するグリル用昇降式温度センサー
装置に関する。また、そのような温度センサーのセンシ
ング不良を検知して警報を発する機能を有する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】グリルで食品(代表例として魚)を焼く
場合、従来一般的には、調理者が目で魚の焼け具合(焦
げ目や油の出具合)を見ながら、さらに音やにおいを参
考にしながら、火加減と調理時間をコントロールしてい
た。または、調理者の経験から加熱タイマーの時間を設
定して調理していた。
【0003】一方、グリル内の温度を検知しながら魚を
焼き、その焼き上がりを自動判定する技術や、そのため
の温度センサーについては、いくつかの提案がなされて
いる。例えば、焦電温度センサーを用いて魚の温度を非
接触センシングし、ファジィ推論により加熱量を決定す
るもの(特開平3−5622)がある。また、バーナも
しくは電気ヒータ部に熱電対温度センサーを置いてグリ
ル内の温度を測定し、設定されている熱量がグリル内に
放出されることによって魚の焼き上がりを推定するもの
(特開平4−38920)がある。さらに、焼き網に温
度センサーを取付けるもの、魚に温度センサーを刺し込
むもの等もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】調理者の五感や経験に
よる調理では、魚の焼け具合を頻繁に見る必要があった
り、思わぬ不注意で魚を焼き過ぎることもあった。魚の
厚さや水分の多少に応じて、タイマーを経験で設定する
こともなかなかむずかしかった。特に、初心者では、こ
れらの問題は深刻であった。
【0005】温度センサーで温度を測定しながら調理す
るものについても、つぎのような問題があった。 非接触式温度センサーを用いるもの。 魚にセンシングの的がきちんと当っているかどうか不確
かであった。また、魚の表面の油の出具合やバーナから
の赤外線によってセンサーが外乱を受けることもあっ
た。 バーナもしくはヒータ部に温度センサーを有
するもの。魚の温度が温度測定部の温度と異なり、特に
魚の厚さによる加熱時間調整の点で問題があった。
【0006】 焼き網に温度センサーを取付けたも
の。 魚にセンサーが接触しているかどうか不確かであった。
また、焼き網を洗うとき温度センサーを取外し・取付け
しなければならなかった。 温度センサーを魚に刺し込むもの。 刺し込む手間が面倒であった。また、魚に深く刺すか浅
く刺すか、魚のどこに刺すかによっても測定温度が異な
り、そのため焼き上がり状態の判定が混乱していた。
【0007】本発明は、取扱いが簡単で、調理物の焼き
上がり状態をより把握しやすいグリル用温度センサー装
置を提供することを目的とする。また、温度センサーが
調理物に接触していない場合に警報を発する機能をも有
するグリル用温度センサー装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のグリル用昇降式温度センサー装置は、被調
理物である食品を焼き網上に置き、その食品の上部及び
/又は下部より食品を加熱調理するグリル用の温度セン
サー装置であって;温度センサーと、この温度センサー
を下方から支持するとともにグリル扉の開閉に応じて昇
降するセンサー支持昇降手段と、を具備し;上記温度セ
ンサーは、扉が閉じられているときは、焼き網の上面ま
で上昇して被調理食品に接触する位置をとり、扉が開か
れているときは焼き網の下面に下降することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明の温度センサーは、グリル扉の開閉に応
じて昇降するセンサー支持昇降手段によって下方から支
持されている。センサー支持昇降手段は、例えば、リン
ク機構により構成されており、扉を閉じると同手段のセ
ンサー支持部が上昇してセンサーが焼き網の上面まで上
昇する。この状態でセンサーは被調理食品の下面に接触
し、調理開始後センサーは被調理食品の温度を検知す
る。調理終了後、グリル扉を開けると、センサーは焼き
網の下面より下に下降する。そのため、被調理食品を取
出すとき、特に焼き網と一緒に取出すとき、センサーが
食品や焼き網にひっかからない。
【0010】温度センサーを焼き網の上下に動かすた
め、温度センサーは、上昇時、焼き網の開き目の部分に
位置するよう位置決めされている。温度センサーの上昇
位置においては、温度センサーは焼き網上面上に3〜7
mmくらい頭を出していることが好ましい。被調理食品と
の適度の接触を保つためである。温度センサーの下降位
置においては、焼き網下面から20mmくらい以上、下に
下がっていることが好ましい。調理者が被調理食品や焼
き網を出し入れする際に、温度センサーを傷付けるよう
な事態を防止するためめである。
【0011】本発明の温度センサー装置においては、上
記センサー支持昇降手段が、リンク機構として形成され
ており、グリル扉の開閉に連動して、上記リンク機構中
の回転支点がスライドすることにより、リングの開度が
変化し、これによってリンク中のセンサー支持部を昇降
させるものであってよい。昇降の機構としては、リンク
機構の他、カム、ラツク、ピニオン等であってよい。
【0012】本発明の温度センサー装置においては、上
記センサー支持昇降手段中に付勢要素(バネ等)が設け
られており、センサーが上昇して被調理食品に接触する
際に、両者間に適度な弾性接触を得られることが好まし
い。すなわち、食品が焼き網上に置かれていないとき
は、温度センサーは焼き網上に適当寸法(例えば3〜7
mm)出ている。この温度センサーの上に食品を置くと、
温度センサーは食品の自重によっておされ、下に下がる
と同時に適度な接触圧力で食品の下面に接触する。これ
によって、温度センサーは調理される食品の温度を確実
に検出する。
【0013】また、本発明のセンシング不良警報システ
ム付きの温度センサー装置は、請求項1、2又は3記載
の温度センサー装置と、温度上昇勾配検出判断手段と、
警報発生手段と、を具備し;上記温度上昇勾配検出判断
手段が、温度センサーからの温度信号を検出する温度検
出部と、加熱調理開始からの時間を検出する時間検出部
と、両検出部からの情報を受けて温度上昇勾配を算出す
る温度上昇勾配演算部と、あらかじめ与えられている正
常温度上昇勾配範囲と現実の温度上昇勾配とを比較し
て、現実の勾配が正常範囲を越えている場合にセンシン
グ不良と判断してその旨の信号を発する温度上昇勾配判
断部と、を有し;上記警報発生手段が、温度上昇勾配判
断部よりのセンシング不良信号を受けて警報を発生す
る、あるいは、加熱調理を停止することを特徴とする。
【0014】本発明のグリルは、ガスバーナで加熱する
ものであっても電気ヒータで加熱するものであってもよ
い。温度センサーは、−10から300℃程度まで測定
できる接触式のセンサーが好ましいが、その形式は問わ
ない。熱電対、サーミスタ、半導体、光ファイバを用い
るものであってもよい。センサー支持手段の付勢機構
は、バネやカウンターウェイトを用いるものであっても
よい。センサー部の付勢力は、食品と適度の接触を保つ
上で、10〜300gが好ましい。さらには、50〜1
00gがより好ましい。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ説明する。図1は、
本発明の一実施例に係る温度センサー装置が取付けられ
ているグリル内の構造を示す図である。グリル1は、全
体として箱型をしており、図の左側の側面は、下部の支
点(図示されず)を中心に回動するグリル扉3となって
いる。グリル1内はグリル庫5と呼ばれる加熱室となっ
ている。
【0016】グリル庫5の天井には、バーナ盤7が天井
中央部を覆うように設けられている。バーナ盤7は、赤
外線放射性の優れたセラミック盤に多数の穴をあけ、そ
の穴からガスバーナの火炎が下部に出るように構成され
たものである。グリル庫5の中段には、グリル庫内ほぼ
全体に広がるように焼き網11が設けられている。この
焼き網11上に、魚等の被調理食品9を置いて調理す
る。この焼き網11は、ステンレス鋼製、あるいは、防
錆処理された鋼製である。焼き網11の下方には、魚や
肉を焼くときに出る汁を受ける汁受け皿21が置かれて
いる。
【0017】温度センサー13は、センサー支持昇降手
段であるセンサーアーム33、39によって昇降自在に
支持されている。この実施例の温度センサー13は、サ
ーミスタを用いるものである。センサーの温度感知部
は、フラットなもの、円錘状のもの等であってよい。
【0018】本実施例の温度センサー装置の支持昇降手
段であるリンク機構は、グリル庫5の下部側面に設けら
れており、奥側(図の右側)から、固定支点31、奥側
センサーアーム33、中央支点35、センサー支持部3
7、手前側センサーアーム39、スライド支点41、扉
側アーム45及び扉側支点47の各部から構成されてい
る。
【0019】固定支点31は、グリル庫の内枠等に固定
された支点である。奥側センサーアーム33は、その奥
側端部で、固定支点31に回動自在に連結されている。
奥側センサーアーム33の手前側端部は、中央支点35
を介して、手前側センサーアーム39と回動自在に連結
されている。センサーアーム33、39の中央支点35
の上部は、センサー支持部37となっている。同支持部
37はグリル中央部へ伸びるアームを有し、このアーム
上にセンサー13が載せられている(図3参照)。
【0020】手前側センサーアーム39の手前側端部は
スライド支点41に回動自在に連結されている。スライ
ド支点41は、同支点に回動自在に連結された扉側アー
ム45、及び、同アーム45とグリル扉3とを回動自在
に連結する扉側支点47を介して、グリル扉3の開閉に
連動して、スライド溝43内を図の左右にスライドする
ようになっている。この結果、手前側センサーアーム3
9が揺動し、中央支点35部分で、手前側センサーアー
ム39と奥側センサーアーム33との開度が変化し、そ
れに伴い中央支点35が上下に昇降する。図2は、図1
のグリルにおいて、グリル扉が開いて温度センサーが下
がっている状態を示す。
【0021】上述の昇降機構には、汚れ防止カバー(魚
や肉の汁を防ぐ)を設けてもよい。各支点には、クリア
ランスを十分に持たせ、黄銅等の軟質金属のブッシュを
装入してもよい。
【0022】図3は、他の一実施例に係る温度センサー
装置を有するグリル庫内を扉側から見た図である。温度
センサー13は、センサー支持棒51のグリル庫5中央
側の一端上に載せられている。センサー支持棒51の他
の一端は、グリル庫5の側端部のセンサーアーム53に
接続されている。センサーアーム53はカム機構55に
よって、扉の開閉に連動して上下する。
【0023】図4は、図3の温度センサー装置の温度セ
ンサー13周辺を拡大して示す断面図である。支持棒5
1は中空ステンレスパイプ製であり、内部にセンサーの
リード線57を通してある。支持棒51の先端には、中
空の立上り部52が溶接されている。この立上り部52
の上端には、スプリング押え65が溶接されている。一
方、センサー13は、センサー外筒61の上面下に取付
けられている。センサー外筒61内には、スプリング
(ステンレス製)が、同筒上面と、立上り部52のスプ
リング押え65間に、押勝手に組込まれている。センサ
ー外筒61下端の突片67は、同筒がスプリング63に
押されて飛び出さないようにしている。このように、セ
ンサー13が、支持棒51上に付勢手段を備えて取り付
けられている。そのため、食品が無いときには、センサ
ーは焼き網11上に3〜7mm突出している。
【0024】つぎに、本実施例の温度センサー装置のセ
ンシング不良警報システムについて説明する。図5は、
本発明の一実施例の温度センサー装置におけるセンシン
グ不良警報装置の構成を示すブロック図である。温度セ
ンサー13の温度信号は、温度上昇勾配検出判断手段1
61内の温度検出部162に送られ、同部162でデジ
タル温度信号に変換される。一方、グリルバーナ着火つ
まみ151又はバーナー部に設けられたサーモカップル
等の着火センサー153からは、“着火”すなわち調理
開始の信号が温度上昇勾配検出判断手段161内の時間
検出部164に送られる。時間検出部164は、内蔵す
るクロックを用い、調理開始からの経過時間を検出す
る。
【0025】温度検出部162の温度信号、及び、時間
検出部164の時間信号は、温度上昇勾配演算部166
へ送られ、同演算部166は、着火開始から経過時間ま
での温度上昇勾配を遂次演算し、その信号を温度上昇勾
配判断部168に送る。同判断部168には、あらかじ
め、センサーが正常に被調理食品と接触している場合の
温度上昇勾配の範囲(正常温度上昇勾配範囲169)が
与えられている。同判断部168は、この正常範囲と現
実の温度上昇勾配とを比較し、現実の温度上昇勾配が正
常範囲を越えているときは“センシング不良”と判断す
る。つまり、被調理食品がグリルの焼き網上の正しい位
置に置かれていない等の理由により、温度センサーが被
調理食品と正常に接触しておらず、被調理食品よりも早
く温度の上がるグリル庫内の雰囲気の温度を検出してい
る、と判断するのである。図6は、このような被調理食
品の誤セットが生じた場合の、温度センサー検出温度と
調理開始後時間との関係を示す図である。
【0026】温度上昇勾配判断部168が、センシング
不良と判断した場合、同判断部168は、警報発生手段
171の警報制御部172にセンシング不良信号を発す
る。この信号を受けて、警報制御部172は、ブザー1
74に信号を送り、ブザー174は音響警報を発して調
理者に知らせる。また、警報制御部172は警報表示部
176にもセンシング不良信号を送る。警報表示部17
6は、赤色LED点灯や液晶文字表示等により、温度セ
ンサーセンシング不良が生じている旨、さらには、被調
理食品の再セットを行うべき旨を、調理者に伝える。ま
た、警報と同時に、グリルバーナ制御部178に信号を
送り、グリルバーナーへのガス供給を遮断して加熱調理
を停止する。なお、上述の温度上昇勾配検出判断手段1
61や、警報制御部172は、マイクロコンピューター
を中心として形成することができる。
【0027】本発明の温度センサー装置においては、上
記温度センサー装置がグリル内に複数配置されており、
調理開始後、複数の温度センサーよりの温度信号のう
ち、最も低温の温度信号を正として上記温度上昇勾配判
断を行うこととしてもよい。グリルの焼き網上に被調理
食品を載せる位置は、おおむね、焼き網の中央部ではあ
る。しかし、魚を2匹同時に焼くような場合、焼き網中
央の左右に魚を並べて焼く場合もある。このような場合
に備えて、温度センサーを何点か焼き網上に配置してお
くと、被調理食品を焼き網上に様々の形態で載せられる
ので便利である。
【0028】温度センサーが複数ある場合、そのうちの
どれかが被調理食品と接触して被調理食品表面の温度を
検出しておれば、グリルの正常な自動調理ができる場合
がほとんどである。そのため、複数の温度センサーの温
度信号のうち、最も低温のもの、すなわち被調理食品に
正常に接触しているものの温度信号を正として、つま
り、それより高温の温度センサーの温度信号を無視し
て、温度上昇勾配を検出判断すればよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
グリル用昇降式温度センサー装置は以下の効果を発揮す
る。 被調理食品の焼き上がり判定を行う上で、最も確か
な判定指標となる食品下面の表面温度を正確に検知する
ことができる。そのため、信頼性の高いグリル自動調理
が可能となる。 温度センサーは、焼き網に固定されているものでは
ないので、焼き網を掃除する際に、焼き網を手軽に取外
し・取付けできる。グリル扉の開閉と連動して、扉を開
けるとセンサーが焼き網の下に下がるので、焼き網出し
入れの際にセンサーが引っ掛かることがない。 不良センシング警報が付いている態様においては、
温度センサーが被調理食品に接触していない状態に焼き
網上に食品をセットした場合でも、調理(加熱)開始後
すぐにセンシング不良警報(食品誤セット警報)が出る
ので、調理ミスをすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る昇降式温度センサー装
置が取付けられているグリル内の構造を示す図である。
グリル扉がしまってセンサーが上昇している状態を示
す。
【図2】図1のグリルにおいて、グリル扉が開いて温度
センサーが下がっている状態を示す。
【図3】他の一実施例に係る温度センサー装置を有する
グリル庫内を扉側から見た図である。
【図4】図3の温度センサー装置の温度センサー13周
辺を拡大して示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例の温度センサー装置のセンシ
ング不良警報装置の構成を示すブロック図である。
【図6】被調理食品の誤セットが生じた場合における、
温度センサー検出温度と調理開始後時間との関係を示す
図である。
【符号の説明】
1 グリル 3 グリル扉 5 グリル庫 7 バーナ盤 9 被調理食品 11 焼き網 13 温度センサー 21 汁受け皿 31 固定支点 33 奥側センサ
ーアーム 35 中央支点 37 センサー支
持部 39 手前側センサーアーム 41 スライド支
点 43 スライド溝 45 扉側アーム 47 扉支点 51 センサー支
持棒 52 立上り部 53 センサーア
ーム 55 カム機構 57 リード線 61 センサー外筒 63 スプリング 65 スプリング押え 67 突片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理物である食品を焼き網上に置き、
    その食品の上部及び/又は下部より食品を加熱調理する
    グリル用の温度センサー装置であって;温度センサー
    と、この温度センサーを下方から支持するとともにグリ
    ル扉の開閉に応じて昇降するセンサー支持昇降手段と、
    を具備し;上記温度センサーは、扉が閉じられていると
    きは、焼き網の上面まで上昇して被調理食品に接触する
    位置をとり、扉が開かれているときは焼き網の下面に下
    降することを特徴とするグリル用昇降式温度センサー装
    置。
  2. 【請求項2】 上記センサー支持昇降手段がリンク機構
    として形成されており、グリル扉の開閉に連動して、上
    記リンク機構中の回転支点がスライドすることにより、
    リンクの開度が変化し、これによってリンク中のセンサ
    ー支持部を昇降させる請求項1記載のグリル用昇降式温
    度センサー装置。
  3. 【請求項3】 上記センサー支持昇降手段中に付勢要素
    が設けられており、センサーが上昇して被調理食品に接
    触する際に適度な弾性接触を得ることができる請求項1
    又は2記載のグリル用昇降式温度センサー装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の温度センサー
    装置と、温度上昇勾配検出判断手段と、警報発生手段
    と、を具備し;上記温度上昇勾配検出判断手段が、 温度センサーからの温度信号を検出する温度検出部と、 加熱調理開始からの時間を検出する時間検出部と、 両検出部からの情報を受けて温度上昇勾配を算出する温
    度上昇勾配演算部と、 あらかじめ与えられている正常温度上昇勾配範囲と現実
    の温度上昇勾配とを比較して、現実の勾配が正常範囲を
    越えている場合にセンシング不良と判断してその旨の信
    号を発する温度上昇勾配判断部と、を有し;上記警報発
    生手段が、温度上昇勾配判断部よりのセンシング不良信
    号を受けて警報を発生する、あるいは、加熱調理を停止
    することを特徴とするグリル用昇降式温度センサー装
    置。
  5. 【請求項5】 上記温度センサーがグリル内に複数配置
    されており、調理開始後、複数の温度センサーよりの温
    度信号のうち、最も低温の温度信号を正として上記温度
    上昇勾配判断を行う請求項4記載のグリル用昇降式温度
    センサー装置。
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