JPH0783855B2 - ピン式窯 - Google Patents

ピン式窯

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JPH0783855B2
JPH0783855B2 JP17351786A JP17351786A JPH0783855B2 JP H0783855 B2 JPH0783855 B2 JP H0783855B2 JP 17351786 A JP17351786 A JP 17351786A JP 17351786 A JP17351786 A JP 17351786A JP H0783855 B2 JPH0783855 B2 JP H0783855B2
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kiln
pin
wall
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air
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アドルフ・ディー・ラッソー
ミラン・ゼック
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フエコ・エンジニア−ド・システムズ・インコ−ポレ−テツド
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 ツーピース式金属製缶は種々の飲食品例えばビール、飲
料等を詰めるのに用いられる。通常はそのような缶はア
ルミニウム製又はスチール製であり、ワンピースの、端
部が開いている缶部と、缶を密封するための缶端部とを
含む。製造工程中に缶の外部表面をラベルで装飾し(印
刷し)引続いてワニスで上塗りを行つて印刷と缶表面と
を保護する。スチール製の缶及び或る種のアルミニウム
製の缶ではさらにコーテイングを印刷の前に缶の外部表
面に行う。最後に衛生のためのコーテイングが缶の内部
に行われる。
コーテイング材あるいは印刷用インキを適切に用いるた
めにはコーテイング又は印刷の後に窯で缶をいわば焼い
て適切な保存仕上げを行う(硬化を達成する)必要があ
る。また、焼いた缶を、窯に取付けられている冷却装置
の中で冷却しなければならない。外部コーテイング又は
装飾用印刷及びワニスの上塗りに保存仕上を行うために
缶をピン式窯の中で加熱する。ピン式窯の中にはエンド
レス・コンベヤ・チエイン形のピン・コンベヤに一連の
ピンが取付けられておりこれらのピンは、缶本体を受取
りかつ保存仕上窯と冷却装置との中を搬送し通過させる
ために用いられる。通常のピン式窯ではコンベヤ・チエ
インが蛇行形の経路を形成しこの経路内で、缶を搭載し
たコンベヤが数回にわたり垂直に走行して窯の中の乾燥
ゾーンすなわち保存仕上ゾーン(硬化ゾーン)を通過し
また冷却装置を通過する。缶を搭載したピン・コンベヤ
は初めに垂直かつ上方に走行して第1の経路を通過し次
に走行方向を逆転して垂直かつ下方に第2の経路内を走
行し引続いて同様なことを繰返した後に缶は窯と冷却装
置から出る。缶が各経路を走行する際に一連の熱空気の
噴流が走行路に沿つてノズルから噴射されるので缶の外
部装飾であるコーテイング又は印刷が加熱されて保存仕
上げ行われる。缶が冷却装置を通過する際に冷空気で缶
を同様の方法で冷却する。
〔従来技術〕
効率良く製造するためには缶ができるだけ迅速に窯を通
過することが望ましい。従来の動作条件ではピン式窯は
1分毎に約1000ないし1200個の缶を保存仕上げを行うの
が常である。
缶はピンの上に載置されて搬送されその際にピンは缶の
開口端部の中へ延在しているので缶は、缶が各垂直経路
の終端で方向を逆転する時に遠心力の作用でいわばフリ
ツプフロツプ(flip−flop)運動をする傾向がある。更
に各缶に、缶が方向を変えて垂直走行に移行する時に空
気の噴流から一連の脈動雑音(パルス、パルセイシヨ
ン)が伝達することがある。毎分1000−1200缶より大き
い速度ではフリツプフロツプ運動の間に発生した力と空
気の噴流の脈動雑音とによる力とが、許容範囲を越える
損傷を缶に与えることがありそうした損傷には缶本体の
損傷や缶がピンから落下したことに起因する損傷も含ま
れる。損傷した缶を飲食品を詰めるのに用いることはで
きない。したがつて従来の技術ではピン窯の速度は上記
の範囲に限定されている。
従来のピン窯の設計では窯は内壁により3つのチヤンバ
に分割されておりそれらは、保存仕上用熱空気(硬化媒
体)を収容している供給空気充填チャンバ、保存仕上チ
ャンバ(硬化チャンバ)及び戻り空気充填チャンバであ
る。内壁はルーバ壁を含みルーバ壁は供給空気充填チヤ
ンバの境界を決めており保存仕上用空気の噴流を保存仕
上げチヤンバの中へ噴射する。内壁は多孔壁も含み多孔
壁は戻り空気充填チヤンバの境界を決めている。戻り空
気充填チヤンバは、保存仕上げチヤンバから排出された
保存仕上げ用空気を受取る。ルーバ壁と多孔壁は、対向
して位置する実質的に平行な平面を形成するように配置
されかつ保存仕上げチヤンバの境界を決めている。ルー
バ壁はノズル配置の模様に穿孔されておりノズル配置模
様は、各垂直経路に沿いかつ上方と下方に交番に走行す
る経路の間を連結する円弧状経路に沿つて窯の中を貫通
して延在する。垂直経路内ではノズルは、4つのノズル
が1つの群を成す複数の群から成る典型的な配置模様に
取付けられている。すなわち各ノズルは垂直走行路の中
心線の両側に横方向に一定の間隔で取付けられ各群は、
中心線上の決められた点を中心点としておりこれらの中
心点は搬送方向に一列を成している。これらのノズルの
群が噴射する空気の噴流は缶本体の底面に吹きつけられ
る。更に一連の斜めの方向のノズルが缶の側壁に対向し
てかつ一定の間隔で取付けられており熱空気を缶壁に吹
きつけて缶本体の保存仕上げを行う。ノズルは間欠的に
熱空気を、窯の使用規則に従つて缶の表面の装飾に吹き
つけて保存仕上げを行う。本出願人は、従来使用されて
いるノズルの設計では缶本体に対する噴流の脈動雑音が
増大し脈動雑音は窯の速度が大きいと著しく毎分1000−
1200缶の速度の範囲では缶本体の動きが乱れるという結
論に到達した。すると缶の損傷は増大しキヤリヤ・ピン
からの落下による缶の損失が増大する。
垂直経路の間の円弧状経路は、従来技術では一組のノズ
ルを含みこれらのノズルは、コンベヤの中心線にまたが
る内径と外形に沿つて垂直分割パネルの中に取付けられ
ている。遠心力が原因で円弧状経路は、缶本体の動きの
乱れの主な原因の1つとなつている。従来技術によるノ
ズル設計では前記の範囲内の高速度において缶の動きを
安定化することは到底達成できない。
従来の窯では通常はルーバ壁を窯の壁に取付けルーバ壁
の背面を、垂直且つ/及び水平にアングルブロツクを取
付けて補強し18psiにまで及び供給空気充填チヤンバの
圧力に耐えるようにする。圧力降下壁をルーバ壁の背後
に用いることもある。圧力降下壁はルーバ壁の全長にわ
たり延在する。別の場合では圧力降下壁は用いず補強さ
れたルーバ壁のみにより空気供給充填チヤンバと保存仕
上げチヤンバとが分割されている。双方の取付け法にお
いてアングルブロツクと圧力降下プレートとは、それら
が用いられる場所で窯の中の保存仕上げ用空気の流れを
乱しルーバ壁を通過して流出する空気の噴流を乱す。空
気の噴流が乱流になると缶の動きが乱れ高速度ではキヤ
リヤピン上にフリツプフロツプが起り易い。
ピン式窯を設計する際に、缶本体を保存仕上げするため
の熱空気噴流を流出するためのノズルの配置模様を、缶
本体の与えられたサイズに依存して決め当該の缶本体が
最適の条件で保存仕上げされるようにする。更に、窯の
速度は、缶本体が保存仕上げゾーンに滞留すべき時間に
したがつて決められる。滞留時間は主に、用いられるコ
ーテイング材又はインキの種類及び用いられる溶剤の種
類により決められる。実際には缶製造業者は1つの窯で
異なるサイズの缶を保存仕上げすることを試みるに違い
ない。しかしながら時折缶のサイズと窯の速度とノズル
のパターンとの間に重大な不整合が起るという結果に終
る。
不整合の際に缶は、缶が窯の中を通過する間に動きの安
定性を失い温度の均一性を失う。温度が均一でないと缶
本体の或る部分では保存仕上げの度合が過剰であり他の
部分では不足であることがある。前述のように缶の動き
が乱れると缶に損傷を与える結果となる。
それゆえ従来使用されているピン式窯の速度範囲は毎分
約1000−1200缶に制限されている。窯は缶の1つの与え
られたサイズに対して設計される。しかしながら実際に
は窯を、異るサイズを有する缶のために用いるので缶と
窯との間に不整合が生ずる結果となる。このような不整
合により缶の保存仕上げが適切でなかつたり缶が焼けた
り窯の中を不安定に支えられて走行するので缶の本体や
装飾が損傷したりする。
従来使用されているノズルの配置模様により空気の噴流
を噴射するとキヤリヤピン上の缶に脈動雑音が生じ易く
缶の動きが乱れ缶の損失が増大する。それは動作速度の
範囲の上方において著しい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、望ましくない缶のフリツプフロツプを減少し
缶が窯の中を安定して支えられて走行するようにして毎
分1000−1200缶という従来の範囲を実質的に越える搬送
速度を達成できるようにする、新規かつ有用なピン式窯
の設計に関する。
本発明により窯の各垂直経路には、独自の設計のルーバ
部材が取付けられこのルーバ部材により、缶本体の底面
壁及び円筒状側壁に作用する保存仕上げ用空気噴流の脈
動雑音が減少する。本発明の好ましい実施例では缶の走
行する垂直搬送経路には、一定の間隔で一対のルーバ部
材(側面隔壁部材)が設けられている。この一対のルー
バ部材は缶搬送経路に関し所定の収れん角でもって互い
に向き合っている。ここで、収れん角とは、断面略ハ字
状であって各ルーバ部材の垂直搬送経路側の面と垂直な
面が該垂直搬送経路で交わるような角度である。従っ
て、ルーバ部材に設けられたノズル(本明細書では孔と
もいう)からは先端が収束した空気噴流を噴射しこの噴
流は、ピン・コンベヤの上に搭載されている各缶本体の
筒部の中部に実質的に向けられる連続的エアカーテンを
形成する。ルーバ部材には連続している配置模様でノズ
ルが取付けられノズルにより空気噴流は連続的な流れと
なつて各缶の底面に吹きつけられる。先端が収束するエ
アカーテンの作用により底面の空気噴流は外部の方向に
缶の側壁に沿つて導かれるので保存仕上げが促進され
る。
本発明の他の態様では、単一の主ルーバ区域のルーバ端
面が複数の経路の中に取付けられこれらの経路は、缶が
窯の中を通過する際に走行する蛇行状の経路と一列を成
しまた本発明によるルーバの設計を有するルーバ経路と
も一列を成す。更に主ルーバ区域は、対応する複数の圧
力降下充填チヤンバを含みこれらのチヤンバはそれぞれ
のルーバ経路に取付けられている。1つの好ましい実施
例では、それぞれの圧力降下充填チヤンバを有する6つ
のルーバ経路は連結されて構造上単一になりひいては主
ルーバ区域を形成する。更に、ルーバ端面及び圧力降下
充填チヤンバを有しかつ対応する個数だけの上部の半径
戻り回転区域が連結され主ルーバ区域の一部を形成し、
蛇行状の缶経路内の隣接する通路を橋絡する円弧状経路
の境界を決める。このような場合には主ルーバ区域は1
つのユニツトでありこのユニツトは、ボルト締めするか
溶接して窯の壁に取付けられる。実際には主ルーバ区域
は複数の積木式の下部の半径戻り回転区域の上に取付け
られる。積木式の下部の半径戻り回転区域は、各通路の
下方の端部を橋絡する円弧状経路の境界を決めている。
上部区域及び下部区域は、本発明による新規の設計のノ
ズルを有する多孔ルーバ面を有する。下部区域は上部区
域と同様に、個々の圧力降下空気充填チヤンバを有する
という設計になつている。
主ルーバ区域の設計と下部の半径戻り回転区域の設計に
より保存仕上げ用空気は空気供給充填チヤンバから流出
し圧力降下充填チヤンバを通過して保存仕上げチヤンバ
の中へ流入する。その際に流れの方向を実質的に多孔ル
ーバ前面に対して垂直であり、流出する空気噴流の乱流
を最小限にし缶の動きをより安定にし動作速度をより大
きくできるようになつている。
本出願人は、本発明による、空気ノズルにより穿孔され
ているルーバ区域は、或る範囲内のサイズの缶に最適の
空気の流れ模様で作用し毎秒1500缶までの窯の速度の増
加を可能にする。このような部分は個々に互換性を有す
るように設計されているので缶製造業者は、窯のパネル
を換えて異なる缶の形状及びコーテイングに対してそれ
ぞれ最適に保存仕上げを行う。
〔問題を解決するための手段〕
それゆえ本発明の目的は、空気噴流を噴射するための独
自の設計のルーバを有しひいては缶の望ましくない動き
やその結果として起る缶の損傷を減少し実質的にピン式
窯の動作速度を増加するピン式窯を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、連続的な空気の流れを形成するよ
うに空気噴流を噴射して底面壁と下部側壁とを保存仕上
げしまた連続しているエアカーテンを形成する先端が収
束する空気噴流を噴射して缶の側壁の上部を保存仕上げ
するピン式窯を提供することにある。
本発明の他の目的は、缶を保存仕上げするために共働し
実質的に缶の脈動雑音を減少する空気噴流の空気の流れ
模様を提供することにある。
本発明の他の目的は、窯の速度を毎分1500缶まで増加す
ることにある。
本発明の他の目的は、缶を連続エアカーテンの中に浸し
均一かつ迅速に保存仕上げを行いひいては当該の窯や更
に小さい窯の中に缶が滞留する時間を減少することにあ
る。
本発明の他の目的は、異なる形状の缶に対してそれぞれ
最適に設計されているノズルを有しているので標準窯を
種々の缶本体に用いることができる窯用ルーバ・パネル
を提供することにある。
本発明の他の目的は、缶を保存仕上げする窯の構造、保
全及び動作を改良するために積木式にしたルーバ部分を
提供することにある。
本発明のその他の目的に当業者が、本文を読んで想到で
きるのは自明のことである。
〔実施例〕
次に好ましい実施例を用いて図に基づき本発明の原理を
説明する。
第1図及び第2図を参照する。本発明によるピン式窯10
は閉じでいる窯チヤンバ12を有し窯チヤンバ12は外部箱
状構造物14により境界を決められており外部箱状構造物
14は前面壁16、背面壁18、上面壁20、底面壁22及び端部
壁24を有しこれらの壁は窯架台26により支えられてい
る。窯チヤンバ12は直立している内壁部材28と30によ
り、通常は熱空気である保存仕上げ媒体のための空気供
給充填チヤンバ32と、缶の外部コーテイング又は印刷と
ワニスの上塗りを保存仕上げするために缶がピン・コン
ベヤ上に載せられて通過する保存仕上チャンバ(硬化チ
ャンバ)34と、空気を再加熱するための再循環フアン38
及びバーナ40へ戻るために通過する戻り空気チヤンバ36
とに分割されている。通常はピン式窯は、第1図に示さ
れているように垂直線から僅かに傾斜しておりピン・コ
ンベヤが缶本体を容易に保持できるようになつている。
以下の説明において、窯の中を走行し通過する缶の経路
は垂直走行路及び逆転ゾーンを有し蛇行形になつてい
る。このように窯が傾斜しているので実質的に垂直な走
行経路という表現が以下の説明に用いられる。
缶本体Cは、ピン・コンベヤ42により窯の中を搬送され
ピン・コンベヤ42はエンドレス・キヤリヤ・チエーン43
を含むエンドレス・キヤリヤ・チエーン43は缶を担持す
るピン56(第3図)を有し、該隣接するピン56のチェー
ン43の長手方向に沿った中心間距離は、好ましくは、約
13.1cm(5.25インチ)である。チエーンは蛇行形に一連
の上部及び下部のスプロケツト部材44の上に取付けられ
ており、第2図及び第5図にキヤリヤ・チエーンの中心
線46として示されている搬送経路を特定し、上部と下部
の円弧状逆転ゾーン50及び51に連結されている一連の略
垂直通路48を有する。スプロケットには、入口スプロケ
ット52及び出口スプロケット53と、垂直経路48の間の円
弧状逆転ゾーン50及び51を特定する中間逆転スプロケッ
トとが含まれるスプロケツト44はハブ49上で回転するよ
うに適切に取付けられハブ49は熱により収縮してシヤフ
ト54は窯により軸支され通常の方法で駆動される。チエ
ーンはそれ自体の全長にわたって一連のピン56を有し窯
の全域にわたつて缶を受取り搬送する。
ルーバ内壁28は一連の垂直通路(保存仕上げ通路)48の
境界を決める。保存仕上げ通路48を走行して缶は窯の中
を通過するのである。例えば窯の第1の保存仕上げ通路
は入口スプロケツト52から第1の逆転スプロケツト55ま
でルーバ内壁の表面に沿つて延在する。搬送ピン・チエ
ーン43はこれらのスプロケツトの間を中心線46に沿つて
接線方向に延在し、缶本体が走行する経路を示す。ルー
バ内壁は上部の半径回転区域58と下部の半径回転区域60
とを含み第1の垂直通路内への入口となる通路と一連の
中間の逆転ゾーン50及び51とを特定する。第2図、第3
図及び第5図に示されているようにルーバ内壁には、搬
送経路の中心線46の両側に位置する中心線上に配置され
た穿孔62からなる複数の上下にずらした列(心違いの
列)が設けられている。これらの列は、スプロケツト44
の間の垂直搬送経路48の実質的に全長にわたつて延在す
る。更に、穿孔の列64,66は、垂直通路の間の各逆転ゾ
ーンの中の同心の円に沿つて延在する。各半径回転ゾー
ンにおいて、内部のノズルの配置模様64は1列のノズル
を含み外部のノズルの配置模様は穿孔62の複数の心違い
の列の延長部分を含む。これらの穿孔はそれぞれ1つの
ノズルを形成しこのノズルは、熱空気の噴流を空気供給
充填チヤンバ32から保存仕上げチヤンバ34へ噴射してこ
の噴流が各缶本体Cの底面パネル68に作用するようにす
ることにより缶を保存仕上げしかつ缶がそれぞれのキヤ
リヤ・ピンにより保持されるようにする。
第5図に示されているように缶Cは、缶Cが直線の保存
仕上げ通路を去り逆転ゾーン50及び51を通過する際に各
スプロケツトの回りを搬送される時に遠心力の作用を受
けて外側へ押される。各半径回転区域におけるノズルの
配置模様により空気噴流は実質的に均一でありそれゆえ
缶は、半径回転区域の回りを走行する際に安定して動
く。更に、各缶が逆転ゾーン50及び51を離れ次の垂直通
路48に入る時に遠心力や各通路への入口にあるノズル6
2,64,66から噴射される空気噴流の作用とを含む力が缶
に加わり缶がそれぞれのピンの上でフリツプフロツプす
る傾向が減少する。
ルーバ内壁のノズル模様は、第3図及び第5図に示され
ている、一定間隔の先細り側面ルーバ70も含み側面ルー
バ70は、窯の各垂直通路を通過する缶の経路46のそれぞ
れの側に位置する。各側面ルーバ70は角状ヘツダー74を
含み角状ヘツダー74は空気チヤンバ76の境界を決め空気
チヤンバ76は前面壁78と側面壁80とを有し側面壁80はル
ーバ内壁28の構成部分を形成する。各前面壁78はルーバ
壁28に対して鋭角θを成して取付けられているので各通
路における共働するルーバの前面壁は細まり空気噴流
(矢印により示す)を、窯の中を通過する缶本体の壁の
上部82へ向ける。各側面ルーバの前面壁は穿孔されてノ
ズル84が形成されノズル84は空気噴流を噴射して缶本体
を保存仕上げする。好ましくは前面壁78の穿孔を、中心
間の距離が十分に短かい中心の上に設けて保存仕上げ用
空気の連続カーテンを形成しこのエアカーテンが缶の側
面壁に作用するようにする。
本発明の他の態様では各ルーバ壁28にそれぞれ空気整流
圧力降下チヤンバ86が取付けられており空気整流圧力降
下チヤンバ86は、第3図及び第4図に示されているよう
に多孔背面板88と穿孔されていない側面壁90により境界
を決められている。この取付け方法により再循環フアン
38からの空気はチヤンバ86とノズル62及び84に、ルーバ
壁28に実質的に垂直の方向に流れて到達する。穿孔され
ていない側面壁90はルーバ壁の垂直方向の全長にわたり
延在し、隣接する圧力降下チヤンバ86の間に圧力差があ
る場合又は空気供給充填チヤンバ32の中に圧力差がある
場合に空気が脇の方向に流れないようにする。
ノズル62及び84と、ルーバ壁に備わつている個々の整流
板88をこのように取付けることにより、各缶に作用する
空気噴流の圧力と速度は均一に分布するので缶に脈動雑
音が生じにくくなり缶が窯に入り通過する際の走行が安
定する。
第3図に示されているように、缶が各垂直走行路を通過
する時に底面の空気ノズル62は、実質的に凝集しており
圧力、速度及び分布が均一である空気の流れを噴射し各
缶本体の底面部分92が保存仕上げ用熱空気の中に浸るよ
うにする。缶が搬送される時に実質的に脈動雑音は生じ
ない。同時に細まり空気ノズル84は空気噴流を噴射しこ
の空気噴流は、缶の側面壁の上部82に作用するようにそ
の向きが決められる。空気ノズルを適切な間隔で取付け
空気ノズルが一緒に空気噴流を噴射するようにしひいて
は空気噴流が実質的に連続しているエアカーテンを形成
しエアカーテンが各缶の側面壁94の上部と壁の下部から
中間部にかけての部分に作用するようにする。エアカー
テンの圧力、速度及び空気分布は実質的に均一であるの
で缶が高速度で搬送されてもキヤリヤ・ピン上の缶に脈
動雑音は僅かに生じるだけか又は全く生じない。更に、
エアカーテンは空気噴流を各缶の側面壁に沿つて導き保
存仕上げが均一になるようにする。
上部及び下部の半径回転区域で缶本体は、第3図及び第
5図に示されているように遠心力の作用でそれぞれピン
56の上で外側へ押される。本出願人は、底面空気ノズル
62の複数の列を半径回転区域の中へ延長して取付けたノ
ズル66が各缶本体の底面に作用して各缶本体が安定して
ピンに支持されフリツプフロツプが最小限に留まるとい
う結論に到達した。ノズル66から成るこれらの複数の列
は、ピン・コンベヤ走行の中心線に対して外側の同心円
状経路に沿つて位置する。更に、ノズル64から成る単一
の列は内側の同心円状経路に沿つて位置する。外側と内
側の経路上のノズルは空気の流れを噴射し各缶の底面は
この空気の流れの中に浸りその際に空気の圧力、速度又
は分布の振動による脈動雑音は僅かしか生じないか又は
全く生じない。
底面壁のノズル62と側面壁のノズル84を取付ける間隔と
方向は、主に缶方向の形状と、決められたコーテイング
を保存仕上げするための工程の条件とにより決められ
る。第3図と第5図に示されているように側面壁のノズ
ル84は、側面壁の上部に作用するような方向で空気噴流
を噴射する。すなわちこの側面壁の上部は缶本体の比較
的重い部分である。何故ならば側面壁の上部は、フラン
ジを付けられ缶の端部に結合されるので十分に堅牢でな
ければならないからである。底面パネルに対する噴流の
角度を示す角度θは、空気噴流が適切に作用するために
処理しなければならない缶の側面壁の長さと缶サイズの
範囲とに依存して変化する。ノズル自体のサイズと設置
間隔は、一緒に空気噴流を噴射して均一に空気が分布し
ているエアカーテンを形成し脈動雑音を除去するように
選択される。
底面ノズル62,64及び66は、缶の全底面が、均一に分布
した空気の流れに包まれるような間隔で取付けられるの
で各垂直通路及び半径回転区域の中で缶本体の底面は即
座に実質的に同一の数の空気噴流を受け実質的に均一な
空気の流れの中に浸される。
本発明の或る決められた実施例では約341cm3(12オン
ス)の飲料用の缶を形成するために用いられかつビール
缶の通常の外部装飾を有する缶本体は毎分1500缶の窯の
速度で保存仕上げされその際に約1.9cm(3/4インチ)の
間隔で位置する中心の上に取付けられている約0.95cm
(3/8インチ)の直径を有し側面壁に位置するノズルを
用いて、約221℃(430F)の空気温度において約30度の
角度θで空気噴流を噴射する。同様に底面のノズルは、
搬送中心線のいずれかの側の上下に該ノズル(孔)がず
れた3列状態で配置されており、またノズルは約0.65cm
(1/4インチ)の直径であり約1.9cm(3/4インチ)の中
心間の間隔で離れている。
本発明の他の態様では、主ルーバ壁はいくつかの垂直通
路と上部の半径戻り回転ゾーンとを含みまた主ルーバ壁
は単一の主ルーバパネルの中に形成されており主ルーバ
パネルはユニツトとして窯での着脱が可能である。同様
に下部の半径戻り回転ゾーンは単一パネルの中に形成さ
れており窯での着脱が可能である。このような単一構造
により前述の所望の空気噴流の流れが生じるので毎分15
00缶まで生産速度を増大することを窯の全域にわたつて
達成できる。第2図に示したように主ルーバパネル96は
いくつかの垂直通路48と対応する数の上部の半径戻り回
転ゾーン58とを含む。対応する下部の半径戻り回転パネ
ル98は上部のそれより1つだけ余分の戻り回転ゾーン60
を有しなければならない。それは、隣接の主ルーバパネ
ル96の入口と出口を収容するためである。
第2図、第3図、第4図及び第5図を参照する。この好
ましい実施例では主ルーバパネル96は6つの垂直通路48
と上部の半径戻り回転ゾーンとを含む。主ルーバパネル
の前面壁28(第2図及び第3図)は、コンベヤ・チエー
ン走行路46の中心線に沿つた方向の各垂直通路48を有し
また前述のように底面のノズル62(第3図)と側面ルー
バのノズル84とを有する。各垂直通路には別個に圧力降
下充填チヤンバ86(第3図及び第4図)が設けられてお
り圧力降下充填チヤンバ86は多孔圧力降下板88と、穿孔
されていない側面壁90、上部の壁97及び下部の壁99とに
より境界を決められている。これらの穿孔されていない
壁は共働して空気の流れを空気供給充填チヤンバ32(第
1図及び第4図)から圧力降下空気充填チヤンバ86を経
由して保存仕上げチヤンバ34へルーバ壁28に実質的に垂
直の方向で導く。隣接する垂直通路は、スペーサ板によ
り連結される。第2図、第4図及び第5図に示されてい
るように各主ルーバパネル96は更に3つの上部の半径回
転区域を含みこれらの半径回転区域は隣接する垂直通路
を連結する。各上部の半径区域は、図示のノズル配置模
様を有する多孔壁111と多孔圧力降下板88と穿孔されて
いない底面壁97と側面壁102(第2図)と上部壁104(第
4図)を有する。上部壁41は上面板106を有するので主
ルーバパネルが窯の架台26にしつかりと連結されてい
る。適切なフエルール108を設けてスプロケツト44と駆
動シヤフトとの組立体(第1図)にクリアランスを持た
せる。この組立体はコンベア・チエーンを支持し案内し
動かすのである。保存仕上げ用空気は、面板に実質的に
直角の方向で圧力降下充填チヤンバを通過して多孔背面
壁を通過しノズル62,64及び66を通過する。穿孔されて
いない上面壁、底面壁及び側面壁によりそのような流れ
が確実に行われる。
各主ルーバ壁の下端部は、下方の半径パネル98の頂部が
取付けられる下方開口の溝110(第4図)に終端する。
第2図及び第4図を参照する。下部の半径パネルも積木
式で製造され、第2図に示されており8つの隣接する垂
直通路の下部の走行路を連結する部分を有する。下部の
半径部分は多孔面板112(第4図)を有し多孔面板112は
前述のノズル配置模様を有し多孔圧力降下背面板114
は、保存仕上げ空気が空気供給充填チヤンバ32から保存
仕上げチヤンバへ圧力降下充填チヤンバ116を経由して
通過するためである。上面壁118、底面壁120及び側面壁
122(第2図)は穿孔されておらず圧力降下充填チヤン
バ116の境界を決めまた前面々板112に対して垂直の空気
の流れが圧力降下充填チヤンバ116を確実に通過するよ
うにする。下部の部分はそれぞれフエルール108を備え
ておりフエルール108はスプロケツトと駆動シヤフトと
の組立体にクリアランス(すきま)を与えこの組立体
は、下部の走行路におけるキヤリヤ・チエーンを支持し
案内しかつ動かす。更に、取付け溝124は支持ビーム126
と係合して下部の半径パネルが窯の架台26にしつかりと
連結されるようにしている。
それゆえ上面の半径回転ルーバ・パネル96と下部の半径
回転ルーバ・パネル98とはユニツトボツクス構造であ
り、空気供給充填チヤンバの中の約約1.257×105パスカ
ル(18psi)の作動気圧に対する補強スチールを必要と
しない。更に、パネルは、各ルーバ経路のための、互い
に離れている空気整流圧力降下板88(第3図)を有して
いるので散乱した空気の流れが側面方向へルーバ壁28の
背面に沿つて流れないようになつている。ルーバパネル
が備わつているので個々の空気整流板を保全の際に容易
に除去することができる。保全には例えば、蓄積した凝
縮液の除去及び清浄作業、コーテイング技術システムを
換えることにより必要となるパネル交換、与えられたパ
ネル設計により決められた範囲に収まらない缶のサイズ
へ切換える場合のパネルの交換等がある。数個の主ルー
バパネルが窯の中に組立てられている。すなわちこれら
の主ルーバパネルは所属の底面の溝110(第4図)と一
緒に下部のルーバパネルの頂部の上に取付けられ頂部10
6は窯の屋根にボルトにより取付けられ側面は隣接する
ルーバパネルにボルトにより取付けられる。下部のルー
バパネルは恒久的に窯に取付けられていると好適であ
る。
複数のルーバパネルを組立ててルーバ壁を形成しルーバ
壁には6つの垂直通路又は24もの垂直通路を設けること
ができるのは自明である。窯のサイズ及び垂直通路の数
は、保存仕上げを適切に行うために缶が窯の中に滞留し
なければならない時間に依存しこの滞留時間は、缶がア
ルミニウム製であるかスチール製であるかに依存し用い
られるコーテイングの種類に依存する。6つの垂直通路
は最短の保存仕上げ時間の場合に通常であり24の垂直通
路は最長の保存仕上げ時間の場合に通常である。
本発明によるピン式窯においては、缶本体が曲線運動と
直線運動との間を移行する際のフリツプフロツプを減少
することによりまた保存仕上げゾーンにおける缶のフラ
ツタを減少させることにより、ピン式窯を通過する缶の
速度の範囲の上部が実質的に増大し毎分1500缶までの速
度が可能となる。窯の冷却区域には主ルーバパネルと下
部のルーバパネルが取付けられており本発明の利点と目
的とがここで全面的に生かされている。
実際には、本発明により改良された設計のノズルによ
り、走行中の缶は連続エアカーテンの中に浸されるので
熱伝達が一様かつ迅速でありコーテイング又はインクの
保存仕上げが良好になる。更に、窯の中の缶の滞留時間
が減少しひいては窯のサイズが小型になる。
場合に応じてすべての垂直チエーン及びルーバ通路を水
平ルーバ通路に換えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気供給充填チヤンバ、保存仕上げチヤンバ及
び戻り空気充填チヤンバを明示しているピン式窯の内部
の断面を示す側面図。第2図は第1図の線2−2からみ
た切断図であつて窯の中を通過する缶本体が走行する経
路を示す。第3図は第2図の線3−3からみた拡大断面
図であつて缶本体に向けられている空気の流れの模様を
示す。第4図は第2図の線4−4からみた一部拡大断面
図。第5図はノズルの好ましい配置模様と搬送中の缶本
体に作用する遠心力の効果とを明示している垂直搬送経
路及び戻り搬送経路の部分図。 10……ピン式窯、12……窯チヤンバ 26……架台、32……空気供給充填チヤンバ 34……保存仕上げチヤンバ、36……戻り空気チヤンバ 38……再循環用フアン、40……バーナ 42……ピン・コンベヤ 43……エンドレス・キヤリヤ・チエーン 56……ピン 48……略垂直通路(保有仕上げ通路) 50,51……円弧状逆転ゾーン 64,66……ノズルの配置模様、70……側面ルーバ 76……空気チヤンバ、28……ルーバ壁 84……ノズル 86……空気整流圧力降下チヤンバ 62……ノズル、96……主ルーバ・パネル 58……上部の半径戻り回転ゾーン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーティング処理された缶をキャリア手段
    に設けたピン状部材で支持しながら該缶を搬送する間に
    該缶のコーティングを硬化させるためのピン式窯であっ
    て、 窯チャンバ(12)と、 該窯チャンバ(12)の内部を、硬化媒体が供給される充
    填チャンバ(32)と硬化チャンバ(34)とに分割する隔
    壁(28)と、 該硬化チャンバ(34)内に設けられそこを缶が搬送され
    る複数の窯通路と、 隣接する該窯通路の端部間の湾曲した缶搬送路を特定す
    る一連の部材(44、51−55)と、 缶本体(C)を、その底部(68)が該隔壁(28)に対面
    するよう該缶本体(C)の開口を通して支持するピン状
    部材(56)を有するキャリア手段(43)と、を備え、 該キャリア手段(43)は該一連の部材(44、51−55)と
    該窯通路とに沿って配置され、そのことにより各該窯通
    路に連続した缶搬送路(46)の中心線が特定され、 該隔壁(28)は孔(84)付きの一対の側面隔壁部材(7
    0)を備え、該一対の側面隔壁部材(70)は、実質的に
    該各窯通路の全長にわたって延びかつ該窯通路に沿って
    移動する該缶の中心線の両側に位置し、しかも該一対の
    側面隔壁部材(70)は該缶搬送路に関し収れん角でもっ
    て互いに向き合い、該収れん角は硬化媒体が該孔(84)
    を介して該関本体(C)の側面上部(82)の両対面側に
    噴射され得る角度であり、 該一対の側面隔壁部材(70)間の隔壁部(28)に孔(6
    2)を設け該孔(62)を介して該缶本体(C)の底部(6
    8)に該硬化媒体の噴射を向かわせることを特徴とする
    ピン式窯。
  2. 【請求項2】前記側面隔壁部材(70)の管本体(C)の
    搬送方向に設けられた孔(84)同士は共に十分に近接し
    て配置され、そのことにより缶に向かって噴射される硬
    化媒体が実質的に連続したカーテンを形成する請求項1
    に記載のピン式窯。
  3. 【請求項3】前記側面隔壁部材(70)からの硬化媒体噴
    射の収れん角および前記一対の側面隔壁部材(70)間の
    隔壁部(28)に設けられた孔(62)の位置および分布
    は、該側面隔壁部材(70)からの前記カーテンが前記缶
    本体(C)の底部(68)および側部下方(92)に向う噴
    射を含むよう、設定された請求項2に記載のピン式窯。
  4. 【請求項4】前記側面隔壁部材(70)間の隔壁部(28)
    に設けられた前記孔(62)は、前記各窯通路に沿って移
    動する前記缶の中心線の両側に均等に分布するよう配置
    され、かつ該缶底部(68)は、前記窯通路に沿って缶が
    移動する間、実質的に同数の孔(62)に出合うよう、前
    記缶本体(C)の底部(68)に関し該孔(62)相互の間
    隔が小さく設定されている請求項1〜3のいづれかに記
    載のピン式窯。
  5. 【請求項5】孔付き壁(111、112)が前記隣接窯通路間
    の前記湾曲した缶搬送路に前記隔壁(28)の延長部とし
    て設けられ、該孔付き壁(111、112)の孔(62、64、6
    6)が該湾曲搬送路の中心線に沿って分布し、前記缶本
    体(C)の底部(68)に関し、該缶底部が該湾曲搬送路
    に沿って缶が移動する間、実質的に同数の孔(62、64、
    66)に出合うよう該孔の相互の間隔が小さく設定されて
    いる請求項1〜4のいづれかに記載のピン式窯。
  6. 【請求項6】前記湾曲通路の前記孔(62、64、66)は該
    湾曲搬送路の前記キャリア手段(43)の移動の中心線
    (46)に関して不均一に分布し、該孔(62、64、66)が
    該中心線(46)の半径方向内側に比して半径方向外側に
    より多く存在する請求項5に記載のピン式窯。
  7. 【請求項7】前記中心線(46)の半径方向内側に、前記
    孔(64)が一列だけ存在する請求項6に記載のピン式
    窯。
  8. 【請求項8】前記中心線(46)の半径方向外側に形成さ
    れた前記孔(66)が、前記湾曲搬送路間の前記窯通路に
    ある前記隔壁(28)に設けられた孔(62)の列を延長し
    た配列である請求項6もしくは7に記載のピン式窯。
  9. 【請求項9】前記窯通路は実質的に垂直方向に延び、該
    窯通路用の充填チャンバ(86)が近接した下方の前記湾
    曲搬送路用の充填チャンバ(98)上に別のユニットとし
    て形成され、該ユニットは該窯に着脱自在である請求項
    5〜8のいづれかに記載のピン式窯。
  10. 【請求項10】窯通路用の充填チャンバ(86)が、上部
    の湾曲搬送路用充填チャンバ(96)に一体的に形成され
    ている請求項9に記載のピン式窯。
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