JPH0783780B2 - ゴルフクラブおよびゴルフクラブヘッド用金型 - Google Patents
ゴルフクラブおよびゴルフクラブヘッド用金型Info
- Publication number
- JPH0783780B2 JPH0783780B2 JP1047643A JP4764389A JPH0783780B2 JP H0783780 B2 JPH0783780 B2 JP H0783780B2 JP 1047643 A JP1047643 A JP 1047643A JP 4764389 A JP4764389 A JP 4764389A JP H0783780 B2 JPH0783780 B2 JP H0783780B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- golf club
- core
- head
- hollow
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/22—Dies; Die plates; Die supports; Cooling equipment for dies; Accessories for loosening and ejecting castings from dies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中空状のヘッドを有するゴルフクラブ、およ
び、中空状のゴルフクラブヘッドを鋳造するためのゴル
フクラブヘッド用金型に関する。
び、中空状のゴルフクラブヘッドを鋳造するためのゴル
フクラブヘッド用金型に関する。
従来、金属からなる中空状のゴルフクラブヘッドの製造
方法としては、ろう材を使用するロストワックス法と呼
ばれる精密鋳造法、あるいは、3分割された分割片を一
体に接合して中空状のヘッド本体を形成する実公昭61-3
3970号公報に開示される方法が知られている。
方法としては、ろう材を使用するロストワックス法と呼
ばれる精密鋳造法、あるいは、3分割された分割片を一
体に接合して中空状のヘッド本体を形成する実公昭61-3
3970号公報に開示される方法が知られている。
しかしながら、実公昭61-33970号公報に開示される方法
では、分割片にシャフト取り付け用のパイプを固着して
いるため、重量が増大し、また、3分割しているため、
例えば、フェース部に対するシャフト穴の位置に、製造
上の誤差が生じ、精度の高いゴルフクラブヘッドを提供
することが困難であるという問題があった。
では、分割片にシャフト取り付け用のパイプを固着して
いるため、重量が増大し、また、3分割しているため、
例えば、フェース部に対するシャフト穴の位置に、製造
上の誤差が生じ、精度の高いゴルフクラブヘッドを提供
することが困難であるという問題があった。
また、従来のロストワックス法では、ヘッド本体の偏肉
を防止することが比較的困難であり、また、シャフト穴
を高精度で設定することが困難であるという問題があっ
た。
を防止することが比較的困難であり、また、シャフト穴
を高精度で設定することが困難であるという問題があっ
た。
一方、従来の金属からなるゴルフクラブでは、ヘッド本
体のネック部およびヒール部を貫通してゴルフシャフト
を挿通したものが知られているが、ゴルフシャフトの挿
通部が中実状に形成されているため、シャフト穴の位置
精度を高めることが困難であり、また、軽量化を図るこ
とが非常に困難であるという問題があった。
体のネック部およびヒール部を貫通してゴルフシャフト
を挿通したものが知られているが、ゴルフシャフトの挿
通部が中実状に形成されているため、シャフト穴の位置
精度を高めることが困難であり、また、軽量化を図るこ
とが非常に困難であるという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされた
もので、容易に軽量化を図ることのできるゴルフクラ
ブ、および、高精度なゴルフクラブヘッドを安価に製造
することのできるゴルフクラブヘッド用金型を提供する
ことを目的とする。
もので、容易に軽量化を図ることのできるゴルフクラ
ブ、および、高精度なゴルフクラブヘッドを安価に製造
することのできるゴルフクラブヘッド用金型を提供する
ことを目的とする。
請求項1のゴルフクラブは、金属からなるヘッド本体の
ネック部およびヒール部を貫通してゴルフシャフトを挿
通してなるゴルフクラブにおいて、前記ヘッド本体を中
空状に、かつ、ネック部,フェース部,トップ部,バッ
クフェース部,トー部、ヒール部およびソール部のシャ
フト受け部を一体に形成するとともに、この中空部を貫
通して前記ゴルフシャフトを挿通したものである。
ネック部およびヒール部を貫通してゴルフシャフトを挿
通してなるゴルフクラブにおいて、前記ヘッド本体を中
空状に、かつ、ネック部,フェース部,トップ部,バッ
クフェース部,トー部、ヒール部およびソール部のシャ
フト受け部を一体に形成するとともに、この中空部を貫
通して前記ゴルフシャフトを挿通したものである。
請求項2のゴルフクラブヘッド用金型は、少なくとも2
分割され、ソール部側に開口部の形成される中空状のヘ
ッド本体を形成するための金型と、この金型内の前記ヘ
ッド本体の中空部となる位置に配置される中子と、少な
くとも前記中子を貫通し、一端を前記分割された金型の
一方に形成される位置決め穴に嵌入されるシャフト穴用
ピンとを有するものである。
分割され、ソール部側に開口部の形成される中空状のヘ
ッド本体を形成するための金型と、この金型内の前記ヘ
ッド本体の中空部となる位置に配置される中子と、少な
くとも前記中子を貫通し、一端を前記分割された金型の
一方に形成される位置決め穴に嵌入されるシャフト穴用
ピンとを有するものである。
また、請求項3のゴルフクラブヘッド用金型は、請求項
2において、中子は、少なくとも6個以上に分割され、
ヘッド本体の鋳造後に、中央部に配置される中子をソー
ル部側の開口部から除去した後、周辺部の中子を、前記
除去された中子の位置に移動することにより開口部から
除去可能とされているものである。
2において、中子は、少なくとも6個以上に分割され、
ヘッド本体の鋳造後に、中央部に配置される中子をソー
ル部側の開口部から除去した後、周辺部の中子を、前記
除去された中子の位置に移動することにより開口部から
除去可能とされているものである。
請求項1のゴルフクラブでは、ヘッド本体が中空状に形
成され、この中空部を貫通してゴルフシャフトが挿通さ
れる。
成され、この中空部を貫通してゴルフシャフトが挿通さ
れる。
請求項2のゴルフクラブヘッド用金型では、シャフト穴
用ピンが中子を貫通して配置され、その一端が、分割さ
れた金型の一方に形成される位置決め穴に嵌入される。
用ピンが中子を貫通して配置され、その一端が、分割さ
れた金型の一方に形成される位置決め穴に嵌入される。
また、請求項3のゴルフクラブヘッド用金型では、ヘッ
ド本体の鋳造後に、中央部に配置される中子がソール部
側の開口部から除去された後、周辺部の中子が、この除
去された中子の位置に移動され、開口部から除去され
る。
ド本体の鋳造後に、中央部に配置される中子がソール部
側の開口部から除去された後、周辺部の中子が、この除
去された中子の位置に移動され、開口部から除去され
る。
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明す
る。
る。
第1図および第2図は、本発明のゴルフクラブの一実施
例を示しており、これ等の図において符号11は、金属に
より中空状に、かつ、ネック部14,フェース26,トップ部
28,バックフェース部30,トー部32,ヒール部16およびソ
ール部13のシャフト受け部34を一体形成されたヘッド本
体を示している。
例を示しており、これ等の図において符号11は、金属に
より中空状に、かつ、ネック部14,フェース26,トップ部
28,バックフェース部30,トー部32,ヒール部16およびソ
ール部13のシャフト受け部34を一体形成されたヘッド本
体を示している。
このヘッド本体11には、ソール部13側に開口部15が形成
されており、この開口部15は、ソールプレート17により
遮蔽されている。
されており、この開口部15は、ソールプレート17により
遮蔽されている。
また、ヘッド本体11のネック部14およびヒール部16を貫
通して、シャフト穴19,20が形成されており、ヘッド本
体11内の中空部21には、充填材22が収容されている。
通して、シャフト穴19,20が形成されており、ヘッド本
体11内の中空部21には、充填材22が収容されている。
しかして、このゴルフクラブでは、シャフト穴19,中空
部21およびシャフト穴20を貫通して直線的にゴルフシャ
フト24が挿通されている。
部21およびシャフト穴20を貫通して直線的にゴルフシャ
フト24が挿通されている。
以上のように構成されたゴルフクラブは、シャフト穴1
9,中空部21およびシャフト穴20を貫通してゴルフシャフ
ト24を挿通し、これをヘッド本体11に固着した後、開口
部15から充填剤22を充填し、この後、開口部15にソール
プレート17を固着することにより製造される。
9,中空部21およびシャフト穴20を貫通してゴルフシャフ
ト24を挿通し、これをヘッド本体11に固着した後、開口
部15から充填剤22を充填し、この後、開口部15にソール
プレート17を固着することにより製造される。
しかして、以上のように構成されたゴルフクラブでは、
ヘッド本体11を中空状に形成するとともに、この中空部
21を貫通してゴルフシャフト24を挿通したので、従来中
実状であった部分が中空部21に置換されることとなり、
容易に軽量化を図ることが可能となり、また、シャフト
穴19,20の位置精度を向上できる。
ヘッド本体11を中空状に形成するとともに、この中空部
21を貫通してゴルフシャフト24を挿通したので、従来中
実状であった部分が中空部21に置換されることとなり、
容易に軽量化を図ることが可能となり、また、シャフト
穴19,20の位置精度を向上できる。
また、ゴルフシャフト24は、ネック部14側のシャフト穴
19と、ヒール部16側のシャフト穴20とにより支持される
こととなるため、ゴルフシャフト24を充分に支持するこ
とが可能となる。
19と、ヒール部16側のシャフト穴20とにより支持される
こととなるため、ゴルフシャフト24を充分に支持するこ
とが可能となる。
なお、以上のように構成されたゴルフクラブのヘッド本
体11は、中子の抜き等を考慮すると、以下述べるゴルフ
クラブヘッド用金型により初めて容易に製造することが
可能となる。
体11は、中子の抜き等を考慮すると、以下述べるゴルフ
クラブヘッド用金型により初めて容易に製造することが
可能となる。
第3図および第4図は、上述したゴルフクラブヘッドの
ヘッド本体11を鋳造するためのゴルフクラブヘッド用金
型の一実施例を示しており、図において符号23は、上型
25と下型27とに2分割され、前述したソール部13側に開
口部15の形成される中空状のヘッド本体11を形成するた
めの金型を示している。
ヘッド本体11を鋳造するためのゴルフクラブヘッド用金
型の一実施例を示しており、図において符号23は、上型
25と下型27とに2分割され、前述したソール部13側に開
口部15の形成される中空状のヘッド本体11を形成するた
めの金型を示している。
この金型23内のヘッド本体11の中空部となる位置には、
6個に分割された中子P1,P2,P3,P4,P5,P6が配置されて
いる。
6個に分割された中子P1,P2,P3,P4,P5,P6が配置されて
いる。
これ等の中子P1,P2,P3,P4,P5,P6は、下型27の上面に溝
状に形成される中子受座29に嵌合されている。
状に形成される中子受座29に嵌合されている。
そして、上型25および中子P5を貫通して、シャフト穴用
ピン31が配置されており、このシャフト穴用ピン31の一
端は、下型27に形成される位置決め穴33に嵌入されてい
る。
ピン31が配置されており、このシャフト穴用ピン31の一
端は、下型27に形成される位置決め穴33に嵌入されてい
る。
なお、符号35は、ホーゼル部側に配置される横型を示し
ており、符号37は、フェース部側に配置される横型を示
している。
ており、符号37は、フェース部側に配置される横型を示
している。
しかして、この実施例では、中子P1,P2,P3,P4,P5,P6
は、第5図に示すように6個に分割されており、ヘッド
本体11の鋳造後に、中央部に配置される中子P1をソール
部13側の開口部15から除去した後、周辺部の中子P2,P3,
P4,P5,P6を、除去された中子P1の位置に、例えば、P2,P
3,P4,P5,P6の順で順次移動することにより開口部15から
除去可能とされている。
は、第5図に示すように6個に分割されており、ヘッド
本体11の鋳造後に、中央部に配置される中子P1をソール
部13側の開口部15から除去した後、周辺部の中子P2,P3,
P4,P5,P6を、除去された中子P1の位置に、例えば、P2,P
3,P4,P5,P6の順で順次移動することにより開口部15から
除去可能とされている。
以上のように構成されたゴルフクラブヘッド用金型で
は、先ず、下型27の中子受座29に中子P1,P2,P3,P4,P5,P
6を嵌挿した後、上型25を配置し、この後、シャフト穴
用ピン31を上型25および中子P5を貫通して挿入し、この
シャフト穴用ピン31の先端を、下型27に形成される位置
決め穴33に嵌入することにより、上型25,下型27および
中子P1,P2,P3,P4,P5,P6との間に所定の空間部39を形成
することが行なわれる。
は、先ず、下型27の中子受座29に中子P1,P2,P3,P4,P5,P
6を嵌挿した後、上型25を配置し、この後、シャフト穴
用ピン31を上型25および中子P5を貫通して挿入し、この
シャフト穴用ピン31の先端を、下型27に形成される位置
決め穴33に嵌入することにより、上型25,下型27および
中子P1,P2,P3,P4,P5,P6との間に所定の空間部39を形成
することが行なわれる。
この後、この空間部39に湯を注入し硬化させた後、シャ
フト穴用ピン31を金型から引き抜き、上型25と下型27と
を分離し、鋳造されたヘッド本体11を取り出し、この
後、ヘッド本体11内の中子P1,P2,P3,P4,P5,P6を前述し
たようにしてヘッド本体11から除去することにより、前
述したヘッド本体11を得ることができる。
フト穴用ピン31を金型から引き抜き、上型25と下型27と
を分離し、鋳造されたヘッド本体11を取り出し、この
後、ヘッド本体11内の中子P1,P2,P3,P4,P5,P6を前述し
たようにしてヘッド本体11から除去することにより、前
述したヘッド本体11を得ることができる。
しかして、以上のように構成されたゴルフクラブヘッド
用金型では、ゴルフクラブヘッド用金型を、上型25と下
型27とに2分割され、ソール部13側に開口部15の形成さ
れる中空状のヘッド本体11を形成するための金型23と、
この金型23内のヘッド本体11の中空部となる位置に配置
される中子P1,P2,P3,P4,P5,P6と、上型25および中子P5
を貫通し、一端を下型27に形成される位置決め穴33に嵌
入されるシャフト穴用ピン31とから構成したので、高精
度なゴルフクラブヘッドを安価に製造することが可能に
なる。
用金型では、ゴルフクラブヘッド用金型を、上型25と下
型27とに2分割され、ソール部13側に開口部15の形成さ
れる中空状のヘッド本体11を形成するための金型23と、
この金型23内のヘッド本体11の中空部となる位置に配置
される中子P1,P2,P3,P4,P5,P6と、上型25および中子P5
を貫通し、一端を下型27に形成される位置決め穴33に嵌
入されるシャフト穴用ピン31とから構成したので、高精
度なゴルフクラブヘッドを安価に製造することが可能に
なる。
すなわち、以上のように構成されたゴルフクラブヘッド
用金型では、シャフト穴用ピン31が上型25および中子P5
を貫通して配置され、その一端が、下型27に形成される
位置決め穴33に嵌入されることとなるため、シャフト穴
用ピン31が上型25および下型27の所定位置に高精度で配
置されることとなり、シャフト穴19のヘッド本体11に対
する位置精度を従来より大幅に向上することが可能とな
る。
用金型では、シャフト穴用ピン31が上型25および中子P5
を貫通して配置され、その一端が、下型27に形成される
位置決め穴33に嵌入されることとなるため、シャフト穴
用ピン31が上型25および下型27の所定位置に高精度で配
置されることとなり、シャフト穴19のヘッド本体11に対
する位置精度を従来より大幅に向上することが可能とな
る。
この結果、例えば、第5図に示したように、ヘッド本体
11のフェース部41側の肉厚t1を厚くし、シャフト受部を
除く他の部分の肉厚t2を、フェース部41の肉厚よりも薄
く形成することが容易に可能となり、また、肉厚を全体
的に薄くして軽量化を図ることも可能となる。
11のフェース部41側の肉厚t1を厚くし、シャフト受部を
除く他の部分の肉厚t2を、フェース部41の肉厚よりも薄
く形成することが容易に可能となり、また、肉厚を全体
的に薄くして軽量化を図ることも可能となる。
また、以上のように構成されたゴルフクラブヘッド用金
型では、中子P5にシャフト穴用ピン31を挿通したので、
中子P1,P2,P3,P4,P5,P6を上型25および下型27の所定位
置に高精度で位置させることが可能となり、偏肉のない
高精度な、すなわち、軽量かつ高機能のゴルフクラブヘ
ッドを提供することが可能となる。
型では、中子P5にシャフト穴用ピン31を挿通したので、
中子P1,P2,P3,P4,P5,P6を上型25および下型27の所定位
置に高精度で位置させることが可能となり、偏肉のない
高精度な、すなわち、軽量かつ高機能のゴルフクラブヘ
ッドを提供することが可能となる。
さらに、以上のように構成されたゴルフクラブヘッド用
金型では、中子P1,P2,P3,P4,P5,P6を6個に分割したの
で、ヘッド本体11の鋳造後に、中央部に配置される中子
P1をソール部13側の開口部15から除去した後、周辺部の
中子P2,P3,P4,P5,P6を、除去された中子P1の位置に、例
えば、P2,P3,P4,P5,P6の順で順次移動することにより開
口部15から容易に除去することが可能となる。
金型では、中子P1,P2,P3,P4,P5,P6を6個に分割したの
で、ヘッド本体11の鋳造後に、中央部に配置される中子
P1をソール部13側の開口部15から除去した後、周辺部の
中子P2,P3,P4,P5,P6を、除去された中子P1の位置に、例
えば、P2,P3,P4,P5,P6の順で順次移動することにより開
口部15から容易に除去することが可能となる。
また、中子P1,P2,P3,P4,P5,P6を、このように分割する
ことにより、ヘッド本体11の内側形状が複雑化した場合
にも容易に対処することが可能となる。
ことにより、ヘッド本体11の内側形状が複雑化した場合
にも容易に対処することが可能となる。
なお、以上述べた実施例では、中子P1,P2,P3,P4,P5,P6
を6分割した例について説明したが、本発明は、かかる
実施例に限定されるものではなく、6分割以上であれば
良いことは勿論である。
を6分割した例について説明したが、本発明は、かかる
実施例に限定されるものではなく、6分割以上であれば
良いことは勿論である。
また、以上述べた実施例では、金型を上下に分割し上型
25と下型27とで構成した例について説明したが、本発明
は、かかる実施例に限定されるものではなく、例えば、
3以上に分割しても良く、また、左右に分割しても良い
ことは勿論である。
25と下型27とで構成した例について説明したが、本発明
は、かかる実施例に限定されるものではなく、例えば、
3以上に分割しても良く、また、左右に分割しても良い
ことは勿論である。
以上述べたように、請求項1のゴルフクラブでは、ヘッ
ド本体を中空状に、かつ、ネック部,フェース部,トッ
プ部,バックフェース部,トー部、ヒール部およびソー
ル部のシャフト受け部を一体に形成するとともに、この
中空部を貫通してゴルフシャフトを挿通したので、容易
に軽量化を図ることができ、また、シャフト穴の位置精
度を向上できるという利点がある。
ド本体を中空状に、かつ、ネック部,フェース部,トッ
プ部,バックフェース部,トー部、ヒール部およびソー
ル部のシャフト受け部を一体に形成するとともに、この
中空部を貫通してゴルフシャフトを挿通したので、容易
に軽量化を図ることができ、また、シャフト穴の位置精
度を向上できるという利点がある。
請求項2のゴルフクラブヘッド用金型では、ゴルフクラ
ブヘッド用金型を、少なくとも2分割され、ソール部側
に開口部の形成される中空状のヘッド本体を形成するた
めの金型と、この金型内の前記ヘッド本体の中空部とな
る位置に配置される中子と、少なくとも前記中子を貫通
し、一端を前記分割された金型の一方に形成される位置
決め穴に嵌入されるシャフト穴用ピンとから構成したの
で、高精度なゴルフクラブヘッドを安価に製造すること
ができるという利点がある。
ブヘッド用金型を、少なくとも2分割され、ソール部側
に開口部の形成される中空状のヘッド本体を形成するた
めの金型と、この金型内の前記ヘッド本体の中空部とな
る位置に配置される中子と、少なくとも前記中子を貫通
し、一端を前記分割された金型の一方に形成される位置
決め穴に嵌入されるシャフト穴用ピンとから構成したの
で、高精度なゴルフクラブヘッドを安価に製造すること
ができるという利点がある。
また、請求項3のゴルフクラブヘッド用金型では、請求
項2において、中子が、少なくとも6個以上に分割さ
れ、ヘッド本体の鋳造後に、中央部に配置される中子を
ソール部側の開口部から除去した後、周辺部の中子を、
前記除去された中子の位置に移動することにより開口部
から除去可能とされているのでヘッド本体の鋳造後に、
中子を容易に除去することができるという利点がある。
項2において、中子が、少なくとも6個以上に分割さ
れ、ヘッド本体の鋳造後に、中央部に配置される中子を
ソール部側の開口部から除去した後、周辺部の中子を、
前記除去された中子の位置に移動することにより開口部
から除去可能とされているのでヘッド本体の鋳造後に、
中子を容易に除去することができるという利点がある。
第1図は本発明のゴルフクラブの一実施例を示す一部縦
断面図である。 第2図は第1図のゴルフクラブのヘッド本体を示す縦断
面図である。 第3図は本発明のゴルフクラブヘッド用金型の一実施例
を示す縦断面図であり、第5図のIII−III線に沿って切
断されている。 第4図は第3図の金型における第5図のIV−IV線に沿う
縦断面図である。 第5図は第1図の中子の詳細を示す説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 11……ヘッド本体 13……ソール部 14……ネック部 15……開口部 16……ヒール部 17……ソールプレート 19,20……シャフト穴 21……中空部 23……金型 24……ゴルフシャフト 25……上型 27……下型 31……シャフト穴用ピン 33……位置決め穴。
断面図である。 第2図は第1図のゴルフクラブのヘッド本体を示す縦断
面図である。 第3図は本発明のゴルフクラブヘッド用金型の一実施例
を示す縦断面図であり、第5図のIII−III線に沿って切
断されている。 第4図は第3図の金型における第5図のIV−IV線に沿う
縦断面図である。 第5図は第1図の中子の詳細を示す説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 11……ヘッド本体 13……ソール部 14……ネック部 15……開口部 16……ヒール部 17……ソールプレート 19,20……シャフト穴 21……中空部 23……金型 24……ゴルフシャフト 25……上型 27……下型 31……シャフト穴用ピン 33……位置決め穴。
Claims (3)
- 【請求項1】金属からなるヘッド本体のネック部および
ヒール部を貫通してゴルフシャフトを挿通してなるゴル
フクラブにおいて、前記ヘッド本体を中空状に、かつ、
ネック部,フェース部,トップ部,バックフェース部,
トー部、ヒール部およびソール部のシャフト受け部を一
体に形成するとともに、この中空部を貫通して前記ゴル
フシャフトを挿通したことを特徴とするゴルフクラブ。 - 【請求項2】少なくとも2分割され、ソール部側に開口
部の形成される中空状のヘッド本体を形成するための金
型と、この金型内の前記ヘッド本体の中空部となる位置
に配置される中子と、少なくとも前記中子を貫通し、一
端を前記分割された金型の一方に形成される位置決め穴
に嵌入されるシャフト穴用ピンとを有することを特徴と
するゴルフクラブヘッド用金型。 - 【請求項3】中子は、少なくとも6個以上に分割され、
ヘッド本体の鋳造後に、中央部に配置される中子をソー
ル部側の開口部から除去した後、周辺部の中子を、前記
除去された中子の位置に移動することにより開口部から
除去可能とされている請求項2記載のゴルフクラブヘッ
ド用金型。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047643A JPH0783780B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | ゴルフクラブおよびゴルフクラブヘッド用金型 |
US07/479,457 US4993475A (en) | 1989-02-28 | 1990-02-13 | Die for golf club head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047643A JPH0783780B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | ゴルフクラブおよびゴルフクラブヘッド用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02224772A JPH02224772A (ja) | 1990-09-06 |
JPH0783780B2 true JPH0783780B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=12780926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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