JPH078289U - ベースキャビネットの梱包構造 - Google Patents
ベースキャビネットの梱包構造Info
- Publication number
- JPH078289U JPH078289U JP4223193U JP4223193U JPH078289U JP H078289 U JPH078289 U JP H078289U JP 4223193 U JP4223193 U JP 4223193U JP 4223193 U JP4223193 U JP 4223193U JP H078289 U JPH078289 U JP H078289U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front plate
- base cabinet
- cabinet
- box
- slide box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 輸送途中に受ける振動や衝撃によりスライド
ボックスの正面板の取付位置がずれることのないベース
キャビネットの梱包構造を提供する。 【構成】 キャビネット本体2にスライド可能に取り付
けられてなり、正面板5aと底板5bとがネジの回動に
より高さ調節及び傾斜調節可能となされたブラケット7
により互いに固定されてなるスライドボックス5を備え
てなるベースキャビネット1の該スライドボックス5の
正面板5aの左右両側からキャビネット本体2を構成す
る左右の側板2aの一側側に亘って、L字状にそれぞれ
紙粘着テープ15が貼付された状態で梱包箱内に梱包さ
れてなる。
ボックスの正面板の取付位置がずれることのないベース
キャビネットの梱包構造を提供する。 【構成】 キャビネット本体2にスライド可能に取り付
けられてなり、正面板5aと底板5bとがネジの回動に
より高さ調節及び傾斜調節可能となされたブラケット7
により互いに固定されてなるスライドボックス5を備え
てなるベースキャビネット1の該スライドボックス5の
正面板5aの左右両側からキャビネット本体2を構成す
る左右の側板2aの一側側に亘って、L字状にそれぞれ
紙粘着テープ15が貼付された状態で梱包箱内に梱包さ
れてなる。
Description
【0001】
本考案は、例えばキッチン等の床上に設置されキャビネット本体にスライドボ ックスがスライド可能に取り付けられているベースキャビネットの梱包構造に関 するものである。
【0002】
従来より、キッチン等には、図4に示す如きベースキャビネット1が設置され 使用されている。このベースキャビネット1は、キャビネット本体2と、このキ ャビネット本体2にスライド可能に取り付けられてなる引出し3と、この引き出 し3の下方に、同じくキャビネット本体2にレール4を介してスライド可能に取 り付けられているスライドボックス5とを備えてなるものである。そして、上記 スライドボックス5は、正面板5aと、この正面板5aの下端側背面に一端が固 定されてなり左右両側にはレール4が形成されてなる底板5bと、この底板5b 上に取り付けられてなる網籠6とから概略構成されており、上記正面板5aと底 板5bとは、図5に示すように、ブラケット7を介して連結されてなる。このブ ラケット7は、下端が二つのネジ8,8により上記底板5bに固定されてなる一 方の金属板7aと、一側片がネジ9,9により前記正面板5aの裏面に固定され てなる他方の金属板7bとから構成されてなり、これら一方及び他方の金属板7 a,7bは、高さ調節ネジ10と傾き調節ネジ11とにより互いに連結されてな る。また、上記一方の金属板7aには、この一方の金属板7aに回動可能に固定 されてなるとともに図示しない偏心軸の表面に上記他方の金属板7bの下端が当 接する高さ微調整用のネジ12が設けられている。したがって、このベースキャ ビネット1では、上記高さ調節ネジ10と高さ微調整用のネジ12とにより、底 板5bに対する正面板5aの取付高さが調節可能となされているとともに、上記 傾き調節ネジ11により正面板5aの傾きが調節できるようにされている。 そして、このように構成されたベースキャビネット1は、上面の各コーナー部 に発泡スチロール等により成形されてなる図示しないコーナーパッドが取り付け られた状態で梱包箱内に梱包されて輸送される。
【0003】
【0004】 しかしながら、上述したベースキャビネット1の梱包構造では、スライド自在 となされた前記スライドボックス5が、輸送中における振動や衝撃等により変形 する場合が多い。すなわち、スライドボックス5を構成する前面板5aは、前述 のように、ブラケット7により高さ調整及び傾斜調整ができるようにされている が、それぞれの調整用のネジ10,11,12が輸送途中に於ける振動や衝撃等 により緩み、前面板5aの高さが梱包前に位置決め調節した位置からずれてしま う結果、このベースキャビネット1の設置現場において再度適性な位置決め作業 を行う必要が生じている。 そこで、本考案は、上述した従来のベースキャビネットが有する課題を解決す るために提案されたものであって、輸送途中に受ける振動や衝撃によりスライド ボックスの正面板の取付位置がずれることのないベースキャビネットの梱包構造 を提供することを目的とするものである。
【0005】
本考案は、上述した目的を達成するために提案されたものであって、キャビネ ット本体と、このキャビネット本体にスライド可能に取り付けられてなり正面板 と底板とがネジの回動により高さ調節及び傾斜調節可能となされたブラケットに より互いに固定されてなるスライドボックスと、を備えてなるベースキャビネッ トの梱包構造であって、スライドボックスの正面板の左右両側からキャビネット 本体を構成する左右の側板の一側側に亘ってL字状にそれぞれ紙粘着テープが貼 付された状態で梱包箱内に梱包されてなることを特徴とするものである。
【0006】
上記考案に係るベースキャビネットの梱包構造によれば、スライドボックスと キャビネット本体とは紙粘着テープにより固定された状態で梱包箱内に梱包され てなる構造であることから、輸送途中において振動や衝撃を受けた場合であって も、この粘着テープにより該スライドボックスがスライドすることがない。した がって、ブラケットを構成するネジの緩みによる正面板の取付位置がずれること がなく、ひいては、このベースキャビネットの設置現場において再度適性な位置 決め作業を行う必要がない。
【0007】
以下、本考案に係るベースキャビネットの梱包構造の一実施例について図面を 参照しながら詳細に説明する。
【0008】 この実施例に係るベースキャビネットの梱包構造は、図1に示すように、ベー スキャビネット1を構成するスライドボックス5の正面板5aから、図2に示す ように、キャビネット本体2を構成する左右の側板2aに亘って左右それぞれ紙 粘着テープ15,15が貼付され、この粘着テープ15,15が貼付されたベー スキャビネット1を、図3に示すように梱包箱16内に梱包してなるものである 。
【0009】 このベースキャビネット1は、図4に示すものと同様の構成からなるものであ り、さらに詳述すれば、引出し3及びスライドボックス5の正面板3a,5aは 、いずれもメラミン樹脂からなる合板により成形されてなり、一方キャビネット 本体2の側板は塗装が施されてなるものである。
【0010】 また、上記紙粘着テープ15,15は、従来から市販されてなるものであり、 紙からなる基板の一側面に粘着材が塗布されてなるものである。そして、この紙 粘着テープ15,15は、上記スライドボックス5の正面板5aの左右両端側か らキャビネット本体2を構成する側板2aに亘って略L字状に貼付されてなり、 本実施例では、上記スライドボックス5の正面板5aの真ん中からやや上方の位 置で貼付されている。また、上述のように紙粘着テープ15,15を貼付してな るベースキャビネット1が梱包されてなる梱包箱16は、従来より使用されてい る段ボール紙からなる直方体状の梱包箱であって、上面及び下面には複数のフラ ップが形成され開放又は閉塞し得るようにされている。なお、このベースキャビ ネット1の上面の各コーナーにはそれぞれ図3に示すように、緩衝材としての発 泡スチロールからなるコーナーパッド17,17が取り付けられ、該梱包箱16 内のベースキャビネット1を衝撃等から保護している。
【0011】 このように、本実施例に係るベースキャビネットの梱包構造によれば、梱包箱 16内のベースキャビネット1は、スライドボックス5が紙粘着テープ15,1 5によりキャビネット本体2を構成する側板2aに固定されてなるので、輸送途 中に振動や衝撃を受けた場合であっても、スライドしたり或いはがたつくことが ないので、ブラケット7に取り付けられた各ネジ10,11,12が緩むことに よる正面板5aの取付位置が変化することがない。
【0012】 なお、このようなスライドボックス5の梱包箱16内の固定は、紙粘着テープ 15,15を使用することなく発泡スチロール等からなる緩衝材を使用すること もできるが、コスト高となるばかりか天然資源保護の観点からも得策ではない。 また、紙粘着テープ15,15を使用する他に荷作り用の粘着テープ(所謂ガム テープ)を使用することも可能であるが、このテープでは、該テープを剥離した 時に、メラミン樹脂からなるスライドボックス5の正面板5aに粘着材が付着し 汚れの原因となるとともに、キャビネット本体2の側板に施された塗装までも剥 離する場合があることから、紙粘着テープ15,15ではこのような悪影響は一 切ない。また、上記実施例では、紙粘着テープ15,15をスライドボックス5 を構成する正面板5aの中央よりもやや上方で貼付した例を図示して説明したが 、本考案は、紙粘着テープを貼付することにより上記正面板5aが受ける振動や 衝撃を有効に抑制又は防止することができる位置であれば、前述した位置に限定 されることなく他の位置に貼付されてなるものであっても良い。
【0012】
上述した本考案の一実施例の説明からも明らかなように、本考案に係るベース キャビネットの梱包構造によれば、スライドボックスとキャビネット本体とは紙 粘着テープにより固定された状態で梱包箱内に梱包されてなる構造であることか ら、輸送途中において振動や衝撃を受けた場合であっても、この粘着テープによ りスライドすることがない。したがって、ブラケットを構成するネジの緩みによ る正面板の取付位置がずれることがなく、ひいては、このベースキャビネットの 設置現場において再度適性な位置決め作業を行う必要がない。 また、本考案では、紙粘着テープを使用するものであって、発泡スチロール等 による他の緩衝材を使用するものではないことから天然資源の浪費を避けること もできる。
【図1】図1は、ベースキャビネットを構成するスライ
ドボックスが固定されてなる状態を示す正面図である。
ドボックスが固定されてなる状態を示す正面図である。
【図2】図2は、図1に示すベースキャビネットの右側
面図である。
面図である。
【図3】図3は、図1に示すベースキャビネットが梱包
箱内に収納梱包された状態を示す正面断面図である。
箱内に収納梱包された状態を示す正面断面図である。
【図4】図4は、ベースキャビネットの構成を示す斜視
図である。
図である。
【図5】図5は、スライドボックスを構成する正面板と
底板とがブラケットにより固定されている状態の要部を
拡大して示す要部拡大側断面図である。
底板とがブラケットにより固定されている状態の要部を
拡大して示す要部拡大側断面図である。
1 ベースキャビネット 2 キャビネット本体 5 スライドボックス 5a 正面板 5b 底板 7 ブラケット 10 ネジ 11 ネジ 12 ネジ 15 紙粘着テープ 16 梱包箱
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビネット本体と、このキャビネ
ット本体にスライド可能に取り付けられてなり正面板と
底板とがネジの回動により高さ調節及び傾斜調節可能と
なされたブラケットにより互いに固定されてなるスライ
ドボックスと、を備えてなるベースキャビネットの梱包
構造であって、スライドボックスの正面板の左右両側か
らキャビネット本体を構成する左右の側板の一側側に亘
ってL字状にそれぞれ紙粘着テープが貼付された状態で
梱包箱内に梱包されてなることを特徴とするベースキャ
ビネットの梱包構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223193U JPH078289U (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | ベースキャビネットの梱包構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223193U JPH078289U (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | ベースキャビネットの梱包構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078289U true JPH078289U (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=12630265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4223193U Pending JPH078289U (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | ベースキャビネットの梱包構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078289U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56140556A (en) * | 1980-04-04 | 1981-11-02 | Pioneer Electronic Corp | Bookshelf type record player |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP4223193U patent/JPH078289U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56140556A (en) * | 1980-04-04 | 1981-11-02 | Pioneer Electronic Corp | Bookshelf type record player |
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