JPH0782790A - 排水マス用砂受けかご - Google Patents

排水マス用砂受けかご

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JPH0782790A
JPH0782790A JP25248093A JP25248093A JPH0782790A JP H0782790 A JPH0782790 A JP H0782790A JP 25248093 A JP25248093 A JP 25248093A JP 25248093 A JP25248093 A JP 25248093A JP H0782790 A JPH0782790 A JP H0782790A
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JP
Japan
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sand
cage
drainage
drainage mass
mass
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Application number
JP25248093A
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English (en)
Inventor
Masanao Abe
正直 安部
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Ando Kensetsu Co Ltd
Original Assignee
Ando Kensetsu Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水マスに流れ込んだ砂等を確実に回収す
る。 【構成】 砂粒分の通過を阻止する程度の網目を有する
金網26により上端開口が支持されたかご状体20aを
排水マス10内に収容し、かご状体20aにより排水マ
ス10内に流入する砂を溜め、かご状体20aを取り出
すことで砂を回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排水マス用砂受けかごに
係り、特に足洗い場等の排水マスに流れ込む砂等を溜め
て、容易にその砂を回収できるようにした排水マス用砂
受けかごに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、幼稚園等では幼児が汚れた手足等
を洗いやすいように足洗い場が設けられている。この足
洗い場は浅く作られたコンクリート水槽で、そこに幼児
が立って足等に付いた砂や土汚れを洗い流せるようにな
っている。この種の足洗い場の構成としては、槽内の一
角に鋼製のグレーチング等がはめ込まれた排水マスが設
けられ、十分な排水性能を確保できるようになっている
ものが一般的である。ところで、幼児は砂や木の葉等が
流水で洗い流されていくのをおもしろがって興味を示す
ことが良くある。そしてこのような興味が高じると、し
まいには自分で水槽内に砂を持ち込み、排水マスに砂を
流し込んで楽しむ子らも出てくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって幼稚園等の
足洗い場施設ではこのようないたずらが原因で多量の砂
が排水マスに流入し、排水管が詰まってしまうというこ
とが良く起こる。このような場合、保母の先生が排水マ
ス内に溜まっている砂をその都度掻き出している。とこ
ろが、排水マスはある程度の深さがある直方体形状をな
しているため、砂を取り出すのにいちいちかがみ込んで
作業を行わなくてはならず、またマスの隅まで小さなシ
ャベル等で取り出さなければならない。このように砂の
回収作業は長時間を要するきつい作業の上、砂が底の隅
に溜まったままになりやすいという問題がある。また、
排水マスに接続された排水管内に砂が流入し、排水管が
詰まったり著しく排水性能が落ちるという状態が生じて
いた。
【0004】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、排水マスに流れ込んで溜ま
った砂を容易に取り出せるようにし、また排水管内への
砂の混入を未然に防ぐようにした排水マス用砂受けかご
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は排水マス内に収容され、砂粒分の通過を阻
止する程度の網目を有する金網により上端開口で支持さ
れたかご状体を構成し、該かご状体により前記排水マス
内に流入する砂を溜めるようにしたことを特徴とするも
のである。また、前記かご状体は前記上端開口に枠体が
形成され、該枠体により前記排水マス内に支持されるよ
うにすることが好ましい。さらに、前記かご状体は前記
排水マス内に収容された支持フレームに支持されるよう
にすることが好ましい。
【0006】
【作用】本発明によれば、砂粒分の通過を阻止する程度
の網目を有する金網により上端開口で支持されたかご状
体を排水マス内に収容し、該かご状体により前記排水マ
ス内に流入する砂を溜めるようにしたので、前記排水マ
スに流れ込む砂等を確実に受けとめ、また容易に回収す
ることができる。また、前記かご状体は前記上端開口に
枠体が形成され、該枠体により前記排水マス内に支持す
ることで、前記かご状体を確実に排水マス内に設置する
ことができる。さらに、前記かご状体は前記排水マス内
に収容された支持フレームに支持されるようにすること
で、前記排水マスの開口部の形状に関係なく前記かご状
体を前記排水マス内に設置することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明による排水マス用砂受けかごの
一実施例を添付図面を参照して説明する。図1は幼稚園
等の足洗い場おいて、砂受けかごが設置された排水マス
の一例を示した斜視図、図2は砂受けかごの設置状況を
説明するために排水マスを部分的に切欠いた部分断面図
である。図2に示したように排水マス10は割栗石11
の上に設置されたプレキャストコンクリート製の既製品
で底盤コンクリート12は現場打ちによって施工されて
いる。また排水マス10の側面にはφ100mm程度の
排水管13が接続されている。そしてこの排水マス10
の上端の内周面には肩部10aが形成されており、この
肩部10aに係止するようにして本発明による砂受けか
ご20が排水マス10内に収容されている。この砂受け
かご20は本実施例では図示したようにかご状体20a
と、かご状体20aの剛性を保持するとともに、肩部1
0aに載置して砂受けかご20全体を支持可能な枠体2
1とから構成されている。
【0008】この枠体21の対向する辺の内面には図1
に示したように取手22の下端が枢着されている。した
がって図示したように取手22を起こして砂受けかご2
0を持ち上げれば排水マス10から砂受けかご20を容
易に取り出すことができる。また枠体21の内面の一部
には支持爪23が形成されており、取手22を倒すと、
取手22の一部が支持爪23に係止し、これにより取手
22は水平状態を保持できるようになっている。さらに
排水マス10の肩部10aに係止された砂受けかご20
全体を覆うようにグレーチング24が肩部10a上に係
止された枠体21を押さえるように載置されている。こ
のグレーチング24の表面には幼児が手や足を挟んだり
しない程度に密なすのこ面25が形成されている。
【0009】ここで、砂受けかご20のかご状体20a
を構成する金網26の材質とその網目寸法等について説
明する。本実施例の砂受けかご20の金網26には耐久
性を考慮してステンレス金網が使用されている。網目寸
法としては0.5〜0.8mmメッシュのものが使用さ
れているが、この程度の細かい網目寸法の場合には砂の
種類によっては目詰まりして水切れが悪くなる場合もあ
る。その場合には1.0mm以上の粗目メッシュの金網
26を2枚重ねで使用しても良い。また、網目が細かく
なるに従って線径も細くなるので、全体のかご状体の形
状を保持するためにφ5mm程度のステンレス棒で網の
形状に沿ったフレーム27を製作することが好ましい。
これにより砂の重量のために砂受けかご20が変形する
のを防止できる。
【0010】また、金網26のみでかご状体20aを構
成するのに加え、図2に示したようにかご状体20aの
底部に受け皿28を設けても良い。この受け皿28はか
ご状体20aの底部内面寸法に合致する形状の金属製平
皿等を載置するだけでも良いし、金網26の内面に溶接
しても良い。この受け皿28を使用することによりかご
状体20a内に砂が入れられ、金網26が目詰まりして
砂を溜めることができるようになる前に網目を通過して
排水マスの底部に溜まってしまう砂の量をほとんどなく
すことができる。
【0011】本発明による砂受けかご20ではかご状体
20aの上端の枠体21の開口部分から底部20bにか
けて平面積が小さくなる略角錘台形状をなしているの
で、幼児が上から覗いたときに平面的にはグレーチング
24一杯にマスが広がっているように見える。このため
排水マス10内に砂を入れた場合、かご状体20aの底
部付近では平面的に狭い面積の部分に砂が溜まるので砂
表面の高さが比較的はやく上昇する。このため実際にマ
ス内に入れた砂の量より多くの砂を入れたような満足感
を与えることができる。
【0012】一方、水を含んだ砂は思ったより重いもの
であり、砂受けかご20に砂が満杯に溜まった状態で非
力な女性の先生等が砂受けかご20を容易に持ち上げら
れなくてはその利点が活かされない。そこで、図3に示
したように見た目に砂の量が多く見え、かつ砂受けかご
20を取り出す際には楽に取り出せるようにかごの形状
を四角錘形状とし、容積を少なくすることも好ましい。
このとき砂受けかご20を頻繁に取り出せるような状況
であれば、同図(b)に示したように相当薄い形状のか
ご状体20aとしても良い。同図(c)は枠体に直接金
網26を張ってかご状体20aを構成するようにした変
形例を示したものである。この場合にはかご状体20a
の底部と上端開口との大きさが等しく、ほぼ平面状のか
ご形状となるので、すぐに砂がグレーチング24からあ
ふれる。このため比較的頻繁に溜まった砂を取り除く必
要があるが、溜まる砂も僅かであるためその作業自体は
簡単に短時間で行えるという利点を有する。
【0013】また、図4に示したようにかご状体20a
が内部に凸状となるような円弧状の側面を構成すると、
図中矢印Aで示した方向から流入する砂S等がかご状体
20aの上端の傾斜の緩い部分26bに沿って堆積して
堰の役割を果たして砂Sの流入を遮ることができるとい
う利点もある。
【0014】図5は砂受けかごの枠体の一部を係止する
だけの余裕厚等が排水マスの肩部にないような場合に排
水マス内にステンレス製のスタンドを収容してこのスタ
ンドに砂受けかごを支持させるようにした他の実施例を
示したものである。同図に示したようにスタンド30の
横架材31部分に係止可能なフランジ32を砂受けかご
20の対向する2辺に形成してこの部分で砂受けかご2
0の全体をスタンド30に支持させるようになってい
る。この方法によれば、使用する砂受けかご20の寸法
が排水マス(図示せず)の内のり寸法と一致しない場合
でも利用できるという利点がある。この実施例の場合に
もフレーム27を組み立ててかご状体20aの補強をし
ておくことが好ましい。
【0015】なお、図3〜図5に示した砂受けかご20
は図1に示した取手22の図示を省略しているが、同様
の取手を取り付けて使用されることは明らかである。ま
た、使用する金網は前述のように網目が小さいのでかご
を補強するためにステンレス製のパンチングメタルでか
ご状体の外形を作り、その内張りとして細目の金網を重
ねて使用したりすることも好ましい。
【0016】さらに透水性を有する合成樹脂製のシート
あるいはメッシュを粗目(1.0〜3.0mm程度)の
金網かご26の内側に取り付けて砂を溜めるようにする
ことも可能である。この場合にはシートを袋状に成形し
ておけば、砂受けかご20本体を持ち上げることなく砂
の溜まったシートのみを取り出せば良い。薄手の不織布
からなる袋状体を用いても同様の効果を得ることができ
る。
【0017】以上の説明は排水マス10のような矩形断
面のマスを想定して説明したが、トラフや側溝のように
延長のある構造物に対しては所定の長さの砂受けかご2
0を長手方向に連続して配置して砂の流入に対処するこ
とが可能であることは言うまでもない。なお、排水マス
の形状としては断面形状が円形のものもある。したがっ
てマスの形状に合わせて砂受けかごをリング状の枠体で
保持された半球状あるいは円錐状、円錐台形状とするこ
とも可能である。また、木の葉やゴミが排水管に直接流
れ込まないようにすることができるという利点があるこ
とは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば排水マス内に入った砂等を確実に溜めることが
できるとともに、その溜まった砂の回収も容易にできる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による砂受けかごを組み込んだ排水マス
を示した分解斜視図。
【図2】図1に示した砂受けかごを組み込んだ排水マス
の部分断面図。
【図3】砂受けかごの変形例を示した斜視図。
【図4】砂受けかごの変形例を示した斜視図。
【図5】砂受けかごの他の実施例を示した斜視図。
【符号の説明】
10 排水マス 20 砂受けかご 20a かご状体 21 枠体 22 取手 24 グレーチング 26 金網 28 受け皿 30 スタンド 32 フランジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排水マス内に収容され、砂粒分の通過を阻
    止する程度の網目を有する金網により上端開口で支持さ
    れたかご状体を構成し、該かご状体により前記排水マス
    内に流入する砂を溜めるようにしたことを特徴とする排
    水マス用砂受けかご。
  2. 【請求項2】前記かご状体は前記上端開口に枠体が形成
    され、該枠体により前記排水マス内に支持されるように
    したことを特徴とする請求項1記載の排水マス用砂受け
    かご。
  3. 【請求項3】前記かご状体は前記排水マス内に収容され
    た支持フレームに支持されるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の排水マス用砂受けかご。
JP25248093A 1993-09-14 1993-09-14 排水マス用砂受けかご Pending JPH0782790A (ja)

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JP25248093A JPH0782790A (ja) 1993-09-14 1993-09-14 排水マス用砂受けかご

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100458906B1 (ko) * 2002-02-28 2004-12-04 안판상 포집통이 구비된 그레이팅
JP2014231686A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 株式会社ニュー・メソッド フィルター構造体
JP2014231685A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 株式会社ニュー・メソッド フィルター構造体及び長尺のフィルター構造体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854813A (ja) * 1981-09-29 1983-03-31 オリエンタルチエン工業株式会社 ケ−ブル支持チエ−ン

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