JPH0782681A - Pcケーブルを構成しているストランドのたるみをとる装置 - Google Patents
Pcケーブルを構成しているストランドのたるみをとる装置Info
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- JPH0782681A JPH0782681A JP31520592A JP31520592A JPH0782681A JP H0782681 A JPH0782681 A JP H0782681A JP 31520592 A JP31520592 A JP 31520592A JP 31520592 A JP31520592 A JP 31520592A JP H0782681 A JPH0782681 A JP H0782681A
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Abstract
ーブルのシース2の中のたるみを緊張する為の装置の提
供。 【構成】 ストランド3によりそれら自身貫通された割
れたn個の楔6をつけたn個の中ぐり5に穴をあけられ
た定着ブロックを含む。更に二重効果のためのn個の補
助ジャッキを形成する1基の多重ジャッキ8を含むn個
の補助ジャッキはそれぞれ1基のシリンダー12とスト
ランドによるすきまで突き抜けられている1基の筒状ピ
ストンで構成されている。又本装置は軸の第一端末に配
置された室の全部Aか或はその他の室全部Bにシリンダ
ーの加圧液源と連絡させる為の諸装置C,D,16,1
7を含む、各ピストンはピストンがストランドの緊張方
向に移動す時結合されたストランドを自動的に締めつけ
る一方反対方向の際はストランドを自動的にゆるめるこ
とが出来る装置1基19を持つ。
Description
されているPCケーブルをそれらのシースの中で緊張す
る為の装置に関している。
心のまわりに側線6本を含む金属製の一本の撚り線によ
り構成されている。
スの一端末からプッシングによりシースの中に個々に挿
入される場合とそのうえ特にシースが全般的に軌道が曲
っている即ち種々の方向の複数のカーブを呈している場
合に関するものである。
為、このケーブルの端末の1つ即ちケーブルを構成して
いるストランドのそれぞれの1つの端末を所要のブロッ
クに定着する。それから上記ケーブルの他の端末即ちブ
ロック上に定着された端末の反対側の各ストランドの端
末を大きいジャッキの顎の上にひっかける。
の顎をシースの対応する端末から引き離しながら強い引
張をかける。
々のストランドに共通にまとめて引張ることは次ぎの難
点がある。
置される、そしてシースの両端末間でストランドによっ
て利用される道程は同じ長さではない。
る“たるみ”の度合いはそれぞれ異なる。
実施は連続的な2つのフェーズを引き起す。即ち、たる
み吸収の第一フェーズと真の引張り状態に置く第2フェ
ーズである。
でシースの一番短い径の部分と特に接触しストランドに
とって出来るだけ可能な最短道程に対応する位置を取
る。
端末の全体的移動が比較的大きい場合はこのストランド
にかけられた緊張は極めて弱い。
然に非常に高くなる。
る配置にはこれ以上対応しないが、しかし乍ら金属の変
形(ひずみ)に対応する。これこそが引張りの第2フェ
ーズである。
み”がケーブルを構成するさまざまのストランドにとっ
て差異があり、又、これらのさまざまのストランドの隣
りの端末に対し同じ移動を与える場合、引張りの第2フ
ェーズは第1フェーズが他のストランドに対して終了す
る以前にいくつかのストランドに対して影響を与える。
即ち引用した第1のストランドはその時他のストランド
より余計に作動する。このことは特に上記の“第1のス
トランド”の過緊張の危険と引張り全体の機能の低減に
関する多くの難点をもたらす。
にこれらのストランドに対するPC引張りの全体的同時
的又同時的適用以前でもたるみに差異があるにしてもさ
まざまなストランドの“たるみ”を吸収してこれらの難
点を解消することを目的とする。
ルを構成するN本(Nは1以上の整数であり一般に10
と100との間を含む)のストランドのたるみを吸収す
る為のこの種問題の装置は本来今まで知られている方法
では少なくとも部分的に円錐台状をしているN数の孔に
より穴をあけられた定着ブロックを含み、このN個の孔
はそれぞれ割れて内部的にはシリンダ状で外部的には円
錐台状をしておりN数のストランドの端末がそれぞれ貫
通され緊張させる。又上記装置は本発明により基本的に
次の特徴がある。即ち、本装置はそのうえn個のダブル
アクチングジャッキを構成し、又定着ブロックに対し軸
方向に適用された1個の筒状シリンダーを含んでいる1
基の多重ジャッキを包含している。上記シリンダーは上
記の孔のシリンダーと一致される平行なN個の軸シリン
ダーを構成している。
ンとこれらのシリンダーとの間にシリンダーの軸に沿っ
た両端末にそれぞれ配置された2つの防水室をそれらと
シリンダーとの間に留保し、軸に沿って滑らせることが
出来るように取り付けられたN個の筒状のピストンを含
んでいる。又本装置は円筒の軸の第一端末に配置された
シリンダー室全部かあるいは他の室全部にせよ加圧下の
液体源と随時連絡を取らせる装置を含んでいる。各ピス
トンはストランドを緊張する方向に移動する時このピス
トン内に含まれたストランドを自動的に締めつけ又これ
と反対にピストンの移動の反対方向でストランドを自動
的に緩めるよう配置された装置を持っている。そのうえ
有利な実施方法の中で次の装置のうちどちらか一方が使
用される。即ち −各ピストンにより支えられているストランドの自動ア
ンカ装置(ストランドを自動的に締めつけたり緩めたり
する)はこのピストンと連動する1個の輪ゲージを含
む。ゲージは定着ブロックの方に向いている円錐台状の
内面と内部は円筒状で外部は円錐台状でありゲージ内部
に何の制約なく置かれている割れた1個の補助楔並びに
ゲージ内に於て補助楔を軸方向に打ち込む弾性装置を含
む。
対応のピストンが定着ブロックに最も近いその位置に達
した瞬間から補助楔を自動的に且つ正確に無力化する為
の装置を含む。
ピストン上に動きばめされた1個の軸に沿うたタイバを
含む。
ブロック方向へのピストン行程の終りに螺旋状のばねの
介在により円筒のシリンダーの一定のささえ面に対し軸
に沿って支えることが出来る。その他の端末は補助楔の
上記ブロック方向にラッパ状になった円錐台状の支え面
と協力する。
に沿って置かれたたるみの緊張装置は内部に1枚の堅い
板と又堅い板に取りつけられた1枚のエラストマ板を支
えている1個の支承環を含む。これらの2枚の板はスト
ランドにより貫通されており、又エラストマ板は定着ブ
ロックから出ている主要な楔の拡がった端末に対し軸に
沿うて取りつけられている。
に沿って置かれているたるみの緊張装置は内部にn本の
ストランドによるすきまで突き抜けられているn本の
シースによりなめらかな滑動のために貫通されている1
枚の堅い板を支えている1個の支承環を含む。
クから出ている結合された主たる楔の拡がった端末を軸
に沿って支えることが出来る。又そのもう1つの軸方向
の端末は結合された円筒状のピストンの端末を継ぎ合わ
せて覆っている。それぞれのさや管は上記のピストンの
端末の末端部分を軸に沿って支えることが出来る内部環
状の支え面のようなあたり面を含む。
ましくは同時に利用される他のいくつかの装置を含む。
その問題については以下より詳細になる。
つつ本発明の採択されたいくつかの実施態様を説明す
る。
ているコンクリート構造物1を示す。
くつかの湾曲部のある複数のストランド3により構成さ
れているPCケーブルを入れるためのシースを含んでい
る。
般に10と100との間を含む。
線で構成されている。中央心線をなしているそのうちの
1本は中央心線でありこのまわりに螺旋状に巻きつけら
れ又は撚られている他の6本の線により胴付きにして取
り巻かれている。
するため、図1の矢印Pで示しているようにシースの1
端末から押し入れる。
ース内でこのシースの両端末間の最短径路に対応する位
置をシース内で皆占めるとは限らない。換言すれば、種
々のストランドに対応する“たるみ”の度合い、即ち真
にストランドを緊張し始める前にストランドを設置する
為、他方の端末に関連するそれらの端末の1つで受けな
ければならない軸に沿った移動の長さは極めてさまざま
である。
のストランドの主要な緊張はシングルジャッキを使用し
て総合的に行なわれる。上記緊張の際これらのストラン
ドが別様に作動することを避けるためこれらのストラン
ドのさまざまなたるみを前もって緊張するのが適当であ
る。
緊張を(これら二つの緊張間の割合は約10%)この最
初の緊張を受けたストランドの夫々の端末がさまざまな
長さで移動すると云うことを前提として行なうことを提
案するのが本発明の基本的目的である。この最初の緊張
のあとその後のPC緊張のため夫々のストランドの固定
が引続いて行なわれる。
下に述べる実施態様の二つは互いに次の点で異なってい
る。即ち第一の場合たるみの前もっての吸収はPC緊張
下のストランドの端末で個々に行なわれる。第1段階で
は配置された装置は最終段階でジャッキと入れ替るため
に取り除かれることになっている。その時第2の場合2
段階に配置される装置は緊張されるべきケーブルの頭部
に同時に取りつけられる。これらの連続的操作中は中間
的離脱は起らない。
C構造物に対し直接或は間接に取り付けられている普通
の定着ブロック4が右方に示される。
の孔5により貫通される。それぞれの割れた楔6は2或
は3本のくさびで構成されており、孔5の補助部分の中
に胴付きに入っている円錐台状の外面と又定着さるべき
結合されたストランド3の周囲に胴付きにつけられた円
筒状の内面を呈している。
ック4を覆い又それによりそれに寄りかかっている支承
7と支承環7に取り付けられた1基の多重ジャッキを含
む。
0を支えている。この2枚の横板は両方ともすきまによ
りストランド3が貫かれている。第一の板9は堅固で第
2の板10は合成ゴム材で出来ている。この後者の板1
0はブロック4の外側につき出ている楔6の拡がった端
末に対し軸方向に対面している。
らの楔6を押しつけようとする楔6の上の板10により
作用する弾性応力はストランド3の固定を自動的に確保
する。その時ストランドはその受け溝(図3で右方向に
向いた矢印F)の中に楔を軸方向に打ち込む方向に作用
する。反対に、ストランド3が反対方向(矢印T)で引
張り応力に作用を及ぼす時、楔6は板10を圧縮しなが
ら左方向に少し移動することが出来る。このことはそれ
らの楔6の内部で同方向にストランド3の滑動を可能に
する。多重ジャッキについては、n個の複数のダブルア
クチングジャッキを構成する。このジャッキ8はn個の
円筒状受け溝12によってくり抜かれている円筒状の1
本のシリンダー11を含む。受け溝の平行な軸は中ぐり
5の軸と一致される。
トランド3によるすきまで横切られており又これら2つ
の構成要素の間に2つの気密室AとBを留保しつつ関連
の円筒状受け溝の中で軸方向に滑らせることが出来るよ
うに取り付けられた1本の円筒状のピストン13を含
む。2室は組立体の軸に沿った両端末にそれぞれ配置さ
れている。即ちこれら二つの要素間の気密性は環状パッ
キング14と15により有利に確保される。
る室Aは夫々横断室Cの介在によりA室は全部互いにつ
ながっている。
室Bは横断室Dの介在により互いにつながっている。
ング16或は17を通して随時加圧液体源18と結ぶ為
さらに用意された方法がある。
との間の気密性はパッキングにより確保されるが小穴に
より漸次応力を失う様にする。各ピストン13は円筒1
1の外側に突き出ている定着ブロック4から最も遠くに
離れているその端末に夫々対応してストランド3の自動
アンカ装置19をつけている。
を向いている円錐台状の内部表面を含んでいるピストン
と連帯した1基の環20と内部は円筒状で外部は円錐台
状で環20の内部に自由に置かれている1つの割れた補
助楔21及び環20の中に軸方向に補助楔21を押しつ
けることを目的とする1基のらせん状の圧縮コイルばね
とを含む。
方向即ち引張り方向Tに作用する時、環20はストラン
ド3に対し楔を取り巻いている楔21を最大限に巻きつ
けるようにし、ストランド3をピストンと同じ方向に引
きずり込む。
20を反対方向に(図3で右の方へ)引きずり込みなが
ら作用する時、楔21はこの楔とこのストランド環に軽
くこすれる接触があっても、ストランドから切り離すよ
うばねを軽く締めつけながらゆるむ。
ランド3を通してブロック4の上に環7と多重ジャッキ
8を最初に設置する。それから板10と9の穴に通し、
次ぎに円筒状のピストン13のうちの1つに、それから
最後にこのピストン13により支えられている補助楔2
0の中に上記ストランド3を通す。
3で右端のその位置に最初あることを前提とする。室D
を加圧の液体源18につなぐ。このことは左側方向のピ
ストン13全体と従って楔20の締めつけによりこれら
のピストンと連帯しているストランド3の部分とに作用
する。
対応するそれぞれのストランド3にかけられた緊張と同
じである。ピストンが所定のプレストレス機能を発揮す
る為前記の最後の緊張をピストンにかけることが望まし
い。
ンドに対し、このプレストレス緊張は約20屯である。
それでそれらのそれぞれのゆるみを吸収する為ストラン
ド3夫々の上の多重ジャッキ8によりかけられた前もっ
ての緊張はその時約2屯である。
の行程の中間点でピストンの最終的釣合いに最初に到達
する。この中間点は一般に図3に示されたようにピスト
ン夫々に対するこれらの行程の相互に異なる場所に対応
する。
又楔6のおかげで定着ブロック4の高さでのさまざまな
ストランドの結果として自動的に生ずる。固定点は、
“たるみ”残存のないこれらのストランドの新たな位置
に対応する。
張を受け入れる態勢にある。
時緊張をかける為の大ジャッキに取り変えるため多重ジ
ャッキ8を取り除く。
る為、適切なスピンドルを使って結合されたそれらの環
20の補助楔21を軸方向に取り除きながら自動締めつ
け装置を勿論無力化する。
のたるみの吸収が各ピストン13の共通の行程以上の緊
張行程を必要とする場合は、緊張のいくつかの段階を連
続して実施しなければならない。
8と連絡を取らせる。このことは図3の右端にあるそれ
らの出発位置にあるピストン全体を押し戻す:この戻し
行程の際、固定は主たる楔6の方向に作用しており、前
述の通りその際反対の補助楔20の方向にはきいておら
ずストランド3は動かないままとなる。
源18と連絡させる。このことは、ストランド3夫々の
緊張に新たな応力をかけることになる。即ち、勿論この
新たな緊張をかける場合、ピストン13のみが左方向に
移動し、このピストンに対し結合されたストランド3の
たるみは前の作業の間未だ全部吸収されていなかったも
のである。
返すことが出来る。
べよう。何故ならこの方法はPCケーブルの緊張の正常
なサイクルでたるみ吸収機能を果たすことが出来るから
である。
記述されたものと同一か或は同類の要素は前と同じ基準
があてられている。
ているさまざまなストランド3の最終的且つ同時の緊張
に使われる大型ジャッキ23との間に軸に沿って置かれ
ている上記の多重ジャッキ8が認められる。
て置かれた支承環7とこの環7により内部で支えられた
堅固な横断板9も認められる。
側を呈しているさや管38によりゆるやかな滑動のため
突き抜けられており、又さや管そのものもストランド3
によるすきまにより突き抜けられている。
較的に小さい。
ている楔6の拡がった端末に対し軸方向に当接すること
が出来る。又他方の端末は隣接している円筒状のピスト
ン13の対応する端末を覆っている。
え面により構成された支え面を呈している。結合された
円筒状のピストンの末端部分は上記の支え面で右側への
行程の終りに軸方向に支えられている。さや管38の役
割は二つある:即ち −さや管は夫々のストランド3のピストン13中への通
しを先導する。
楔に対するピストン13の最後の軸方向支承のため、特
にさや管は多重ジャッキの作動の終りに上記ストランド
3の周囲の楔6の自動的な締めつけを確保する。上記締
めつけ力はすべての楔で同一であり且つ随時調整可能で
ある。(ピストン13にかけられる油圧の変更による) 各ピストン13に結合した補助定着装置については、前
に述べた通りピストンと連動している内部で円錐台状の
1つの環と、この受け溝に動きばめされた割れた環状の
1つの楔とその受け溝の中で軸方向即ち図面の右側の楔
に作用する1個のスプリングとを含む。
ら、或はより正確に言うならば対応のピストンが右側へ
の行程の終りに達し、多重ジャッキは液放出により不活
性化となる瞬間からこの楔21を確実にかつ自動的に無
力化することが出来る装置が設けられている。
部分の内側部分を限定している装置。このブロック方向
に向いている円錐台状の1つの支え面24。
た堅固な1個のタイバ25。
り、タイバ25と円筒11との間に軸に沿うて置かれた
圧縮螺旋スプリング1基。
る。
支え面24に面し、この支え面24の円錐台状の補助支
え面28を呈している環27。
リング26に隣接している1本のフランジ292 を含ん
でいる1つのケージ29。
い合った楔21の端末面はブロック4の方向に向いてい
る円錐台状の支え面30によって範囲を限定されてお
り、又円錐台状の補助支え面31と協働することが出来
る。
胴付きで導入されている薄い円筒状のジャケットの軸の
端末を外側方向にそれ自身延ばしているフランジ32を
軸に沿って限定している。
する方向即ち図面の左方向にある場合。
のストランドをピストンと連帯させ、環とストランド3
との間に楔21を固定する。
用する時、図5で上部のストランドに対応するピストン
の左先端部分から出発することを前提として次の連続す
る結果が見られる。
トランド3は右側へ移動を始める。しかしその受け溝5
の中でこのストランドに結合されている主たる楔6の定
着により直ちに停止される。
の中に弾性輪35(図5)の存在のため上記のストラン
ドの周囲が常時軽く締められている。そこで楔はストラ
ンドにより右側へ軸に沿って導かれてストランドを固定
する為に十分な度合いでその受け溝の中に軸に沿って深
くはめられる。
いる環20と一緒に引きずり込まれる。
内部表面7、その時動いていないストランドとの摩擦の
ため上記楔は最初ピストンについて行かない。
末の中で内部に取り付けられたワッシャ34の必要な場
合の介在による)スプリング22を圧縮しながら又30
と31との接触で円錐台状の支え面の傾斜のため薄いジ
ャケット33を楔に向って軸に沿って押し戻すという結
果となる。
に広がる。
動部からスプリング26の軸止めまでの構成部材の内部
の新改組は認められない。
に圧縮される。このことはこのケージの左側の軸の端末
と環27との接触と楔21に対するこの環のの取りつけ
までケージ29を左方向に押し戻す。(若しピストン1
3との関連でこのケージの相対的移動を考慮するな
ら)。
この楔のゆるみを確認する。
と26の対立する押圧力の相乗効果で2つの部材25と
32との間で軸に沿って植込みボルトである。即ちこの
楔はその時確実にゆるんでいるか或は“無力化”してい
る。
る止めとなる以前即ちスプリング26の渦巻が胴付きに
なる前に起ることに留意すべきである。
されているストランドに結合されたピストンによって占
められている位置)、対応のシリンダー12のA−Bの
両室に加えられる油圧を考慮に入れない場合、ピストン
13はスプリング26により左方向に軸に沿って実際に
作用せず又軸に沿った流動的なものと考えられる。ピス
トン13のこの流動的状態或は休止から、このピストン
の右方向への転位の続行は次の結果をもたらす。即ち −上記ピストンの堅固な環20は環29のフランジ29
2 の介在によりピストンを圧縮しつつ円筒11に対しス
プリング26を押し戻し続ける。
たさや管38の環状支え面と接触するに至る、それから
このさや管を右方向に楔6に対し軸方向のとりつけまで
押し戻す。即ちこのとりつけは上記楔をその受け溝5の
中への軸方向打ち込みを完全にする結果となる。このこ
とはブロック4に関連のストランド3の堅固な定着を確
保する。
の右側への行程の終りに実際に胴付きになるよう準備さ
れる。
大限に深く打ち込む位置を占めている。この位置は図7
に、又ピストンは図5の下方に示してある。
ング22と26との間に軸に沿って締めつけられている
ので、楔21の無力化状態は右側へのピストンの行程の
終了後ずっと維持されていることに留意すべきである。
ら成るタイバの構造は支え面24の不連続な環を押し戻
す為連続する環状の支え面28を同時に配置することを
可能にし又ピストン13−環20全体からケージの柵棒
291 の水準への放射状の貫通を可能にしている。この
貫通は支え面28がこの全体の内部にあり、その時フラ
ンジ292 は外部にあるということで必要になる。
ド3の“たるみ”の吸収を可能にする種々のストランド
3の夫々の同等な緊張は何れも大いに変り得る緊張の行
程によって1回或は数回の作業の繰り返しで行なわれ
る。
用が上記に明示したような“一定しない”(フローティ
ングな)それらの中間的位置に対応のピストン13を置
く結果となる場合前もっての緊張は終了する。
てのピストンをその最右端の位置の方に送り返すように
すべてのA室の中に油圧をかける。このことはストラン
ドの周囲の主要な楔6の強力な締めつけによりそれらの
最終的位置にすべてのストランドの固定を自動的に確実
にする。
ジャッキ23を使用して種々のストランドに“プレスト
レスコンクリート工法”の最後の共通の緊張を実施する
ことが出来る。前記の多重ジャッキ8はその際上記のス
トランドにより勝手に貫通されている。
のA室とB室を空にすることにより行程回路からはずれ
る。それでピストン13は浮動し一定でなくなる。
に対し2つのフェーズを連続的に起す。即ち、大ジャッ
キ23によりかけられた厳密な意味での緊張の適用に対
応する左側への大規模な最初の主要な移動P。
対応の主要な楔の復帰或はもと通りの配置に対応する右
側への小規模(例えば約5mm)の最終的移動。
ランド3との摩擦のためにその受け溝5から軸に沿って
除去される。この摩擦は継手の環35の存在により強固
になっている。
対しこのさや管の軸の止め具により制限された規模で対
応するさや管38を押しやらせる。(左側へ)。
ゆるめる結果となる。
−(対応するピストン13とともに取り巻いているスト
ランド3を連帯させることが出来ることを想起させる)
−の無力化はスプリング26の存続している弾性圧力に
より上記の楔21に対してタイバ25は原則として適用
されたままとなっているために維持される。
であっても楔21の左側へのいくらかの引きずりが見ら
れる。この引きずりはこの楔21と環20との間の軸に
沿った剥離によってしかせいぜい表現出来ない。このこ
とはストランド3の上でこの楔を締めつけることのおそ
れは絶対にない。
のような締めつけのおそれはいっそう現れない。その理
由は −あるいはタイバ25はフェーズPの間スプリングの圧
力により楔21に対し軸に沿って取りつけられたままで
ある。又ストランドから遠ざけられた楔21を確実に維
持しているこの状態は上記の復帰段階の際にしか増大す
ることが出来ない圧縮にスプリングの応力を続けられる
ことが出来るだけである。
って軸のはがれがあった。その時最初にこれら2つの部
材の軸方向への接近が認められる。そのあと前に述べた
ばかりの状態に戻る。
ンド3の周囲でこの楔を締めつける地点で楔と更に協働
することが出来る。
性化のこの不可能性は実際には極めて重要である。
“たるみ吸収”の時よりずっと大きく、約10倍以上で
ある。大型ジャッキ23の楔のプレストレスの最終的効
果の楔6への移動は緊張されたストランド3の介在によ
り(上記の復帰フェーズP)直接行なわれ、又十分抵抗
力のない多重ジャッキ8のピストンの介在によるもので
ないことは重要である。
ート構造物に取りつけられた1枚の金属36が示され、
この板はストランド3により貫通されており、定着ブロ
ック4はこの板に当接している。
を取り巻いており又主要ジャッキ23と支承環7との間
に軸に沿って置かれた堅固な1つの円錐台状の継手3
7。
数のストランドからなるプレストレスケーブルの緊張装
置が得られる。その構造と機能は前述のことから結果と
して十分得られる。
置に比較して次のような多くの利点がある。特にプレス
トレスケーブルを構成している種々のストランドの“た
るみ”(“mous”)を吸収することが出来る。右ス
トランドはこのケーブルのシースの中にプッシャ方式に
より配置される。これは前記のストランド全体が総合的
にプレストレスの引っ張りをかけられる前である。
として生じている通り、本発明はとりわけよく検討され
た適用と実施のその方法に何等制限されない。本発明
は、これに反してそのすべてのヴァリアントを包含す
る。
構成される1本のPCケーブルを入れる為の曲がりくね
ったシースを示す図である。本発明は右ケーブルにすぐ
れた利点で適用されている。
構成される1本のPCケーブルを入れる為の曲がりくね
ったシースを示す図である。本発明は右ケーブルにすぐ
れた利点で適用されている。
のたるみの緊張装置の軸方向断面図である。
みのもう1つの緊張装置を極めて簡略化した図である。
方向断面を示す。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 プレストレスケーブルを構成するn本の
ストランドのたるみをなくする為の装置(nは1以上の
整数で一般的に10と100との間を含む)にして、前
記ストランドは個々にプーサージ方式によりシース
(2)の中に入れられるものであり上記装置は少なくと
も部分的に円錐台状のn個の中ぐり(5)により貫通さ
れている1個の定着ブロックを含んでおり、その中ぐり
は割れた主要なn個の定着楔(6)をそれぞれ備えてお
り、その楔の内部は円筒状で外部は円錐台状をしており
緊張すべきn本のストランドの端末がそれぞれ貫ぬかれ
ているたるみをとる装置において、上記装置は二重効果
のn本の補助ジャッキを形成し又定着ブロックに対して
軸方向に取りつけられている1基の筒状のシリンダ11
を含み又上記の中ぐりのシリンダーと一致される平行な
軸のn個のシリンダ(12)を構成している多重ジャッ
キ1基(8)を含み、ストランドによるすきまにより突
き抜けられ、ピストンとこれらのシリンダーとの間にシ
リンダーの軸の両端末にそれぞれ配置された2つの気密
室(A−B)を保留しながらシリンダー内を軸に沿って
滑動出来るよう取りつけられたn個の筒状ピストン、及
び円筒の軸に沿った第一端末に配置されたシリンダーの
(A)室の全部かあるいはその他の(B)室全部の何れ
かに共通の加圧液源(18)と随時連絡を取らせる為の
装置(C,D,16,17)とより成り、更にピストン
夫々がストランドの緊張に対応する方向に移動する時こ
のピストンの中に入れられているストランドを自動的に
締めつけ、又これと反対にピストンの移動が反対方向の
場合ストランドを自動的にゆるめるよう配置された装置
を具備する事を特徴とするストランドのたるみをとる装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、各ピスト
ン(13)により支えられているストランド(3)の自
動アンカ装置(19)は定着ブロックの方向を向いてい
る円錐台状の内面を持っている堅固な1つの環(20)
と、内部は円筒状で外部は円錐台状の環の内部に自由に
入れられている1個の割れた補助楔(21)及び環の中
に補助楔を軸に沿ってはめこむ為の弾性装置(22)を
含む事を特徴とするストランドのたるみをとる装置。 - 【請求項3】請求項2記載の装置において、ストランド
の自動アンカ装置は対応のピストン(13)が定着装置
に最も近い位置に達し、多重ジャッキ(8)が不活性化
となる瞬間から補助楔(21)を自動的に正確に無力化
する為の装置を含む事を特徴とするストランドのたるみ
をとる装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の装置において、無力化装
置は結合された筒状のピストン(13)に動きばめされ
た1基の軸のタイバを含み、そのタイバの軸方向の1端
末は少なくとも定着ブロック(4)方向への行程の終り
にコイルバネの介在により筒状のシリンダーの一定の支
え面(11)に軸方向にもたれることが出来る。その他
の端末は上記ブロックの方向にラッパ状をしており補助
楔(21)の円錐台状の支え面(24)と協力している
事を特徴とするストランドのたるみをとる装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の装置において、タイバ
(25)は2つの部品、即ち一方では、補助楔(21)
に隣接し、この楔の近くに定着ブロックの方にラッパ状
に広がっている円錐台状の部分を示しており、上記楔の
面(24)に円錐台状の支え面に対してぴったり継ぎ合
わせて適用出来る1つの環と他方では、瓦の形の薄い2
つの格子(291 )とスプリング(26)に隣接してい
る1個のフランヂ(292 )を含む1個のネジ(29)
とより成り、然して上記格子はピストン(13)−環
(20)の全体を貫通している事を特徴とするストラン
ドのたるみをとる装置。 - 【請求項6】 前記請求項のいづれかに記載の装置にお
いて、定着装置(4)と多重ジャッキ(8)との間に軸
に沿って配置されているこの装置が内部に1枚の堅固な
板とこの堅固な板に対し取りつけられている1枚のエラ
ストマー板(10)を含んでおり、これら2枚の板は両
方ともストランド(3)により貫通され突き抜けられて
おり又エラストマー板は定着ブロックから出ている主要
な楔(6)のラッパ状に開いた端末に対し軸方向に取り
つけられている事を特徴とするストランドのたるみをと
る装置。 - 【請求項7】 請求項1から5の何れかに記載の装置に
おいて、定着装置(4)と多重ジャッキ(8)との間に
配置された装置が内部にn個のストランド(3)による
すきまで突き抜けられている堅固なn個のサヤ管(3
8)によるなめらかな滑動のために貫通され突き抜けら
れている1枚の堅固な板(9)を持っている1個の支承
環(7)、定着ブロックから出ている結合された主要楔
(6)の拡がった端末に対して軸の止めに至ることが出
来る各さや管の軸の端末及び結合された筒状のピストン
の端末を胴づきにして覆っているその他の軸の端末とを
含み、各さや管は内部の環状支え面のように上記ピスト
ンの端末の最終部分を軸に沿って支えることが出来る支
え面を含む事を特徴とするストランドのたるみをとる装
置。
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