JPH078214U - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
- Publication number
- JPH078214U JPH078214U JP3737293U JP3737293U JPH078214U JP H078214 U JPH078214 U JP H078214U JP 3737293 U JP3737293 U JP 3737293U JP 3737293 U JP3737293 U JP 3737293U JP H078214 U JPH078214 U JP H078214U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bottom wall
- packaging box
- partition plate
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 底壁が脱落したり、包装箱全体が変形した
り、上部から埃が侵入することが少ない包装箱を提供す
ることである。 【構成】 底壁1の両側縁に両側壁2、3が立設され、
各側壁2、3の上端縁には頂板12、13が連設されて
いる。一方の頂板12には折曲線14を介して提手板1
5が連設され、この提手板15の先端縁に補強板及び仕
切板8が連設されている。この仕切板8の先端部に設け
られた糊代片19を前記底壁1に貼着すると、包装箱内
が二室に仕切られ、他方の頂板13の先端部に設けた糊
代片を前記仕切板8に貼着すると頂壁4が形成される。
底壁1上に加わった荷重は、両側壁2、3、仕切板8、
補強板及び提手板15により支持される。
り、上部から埃が侵入することが少ない包装箱を提供す
ることである。 【構成】 底壁1の両側縁に両側壁2、3が立設され、
各側壁2、3の上端縁には頂板12、13が連設されて
いる。一方の頂板12には折曲線14を介して提手板1
5が連設され、この提手板15の先端縁に補強板及び仕
切板8が連設されている。この仕切板8の先端部に設け
られた糊代片19を前記底壁1に貼着すると、包装箱内
が二室に仕切られ、他方の頂板13の先端部に設けた糊
代片を前記仕切板8に貼着すると頂壁4が形成される。
底壁1上に加わった荷重は、両側壁2、3、仕切板8、
補強板及び提手板15により支持される。
Description
【0001】
この考案は包装箱に関し、特に内部に頂壁と底壁とを連結する仕切板を有する 包装箱に関する。
【0002】
従来の包装箱の一例として、図4に示すブランクを組立てて成るものが挙げら れる。
【0003】 図4に示す頂壁31の一側に設けられた折目線32aを折り曲げて側壁33a を立設し、折目線34aを折り曲げて底板35aを形成し、折曲線36を折り曲 げることにより仕切板37を起立させる。
【0004】 この仕切板37の側縁に折目線38を介して連設された糊代片39の両端を前 記頂壁31に貼着し、糊代片39に設けられた切目線41と頂壁31に設けられ た切目線42とにより切り分けられる提げ手43、44を重ね合わせ、切目線4 5により切り起こされる舌片46により提げ手43を巻き込む。
【0005】 前記頂壁31の他側に設けられた折目線32bを折り曲げて側壁33bを立設 し、折目線34bを折り曲げて底板35bを形成し、この底板35bの側縁に連 設された糊代片47を前記底板35aの側縁に貼着すると、底壁が形成される。
【0006】 以上のようにすると、この包装箱の周壁が形成され、頂壁31、各側壁33a 、33b、各底板35a、35bの両端縁に連設された端壁フラップ48を相互 に固着すると、この包装箱が完成する。
【0007】
しかしながら、上記従来の包装箱は、図5に示すように、両側壁33a、33 bに連設された底板35a、35bが、底壁49の略中央部で貼着されている。 従って、一方の底板35b上に荷重がかかると、他方の底板35aとの貼着がは ずれて、底板35bが脱落し、収納物が落下してしまうという欠点がある。
【0008】 また、提げ手43、44を起立させて吊り下げると、その引き起こし箇所に孔 があくので、頂壁31が歪み易く、包装箱全体が変形し易くなるという問題があ る。さらに、この孔から埃が侵入し易く、収納する物品が缶入り飲料の場合など は、飲み口となる部分が汚れるという問題もある。
【0009】 そこで、この考案は、底壁が脱落したり、包装箱全体が変形したり、上部から 埃が侵入することが少ない包装箱を提供することを課題とする。
【0010】
上記の課題を解決するために、この考案は、底壁の両側縁に立設された両側壁 の上端縁にそれぞれ頂板を連設し、一方の頂板に折曲線を介して提手板を連設し 、この提手板の先端縁に、折曲線を介してこの提手板に重なり合う補強板を連設 し、且つこの補強板の下端縁に仕切板を連設し、この仕切板の先端部に糊代片を 設け、この糊代片を前記底壁に貼着すると共に、他方の頂板の先端部に設けた糊 代片を、前記補強板又は仕切板に貼着する構成を採用したのである。
【0011】
以上のように構成された包装箱は、提手板と重ね合わされる補強板に連設され た仕切板の先端部を底壁に貼着することにより、包装箱内部が二室に仕切られる 。底壁に荷重が加わっても、底壁には継ぎ目がなく、底抜けすることがない。
【0012】 一方の頂板の先端部に設けた糊代片が、提手板と重ね合わされる補強板、又は この補強板に連設される仕切板に貼着されていることから、底壁に加わる荷重が 仕切板、補強板及び提手板によっても支持される。
【0013】
図1に示すように、この包装箱は、底壁1、両側壁2、3、頂壁4を有し、底 壁1、両側壁2、3の端縁には端壁フラップ5、6がそれぞれ連設されている。 前記頂壁4の中央には提げ手7が立設され、包装箱内部は仕切板8により二室に 仕切られている。
【0014】 この包装箱は、図2に示すブランクを組立てて成る。 図2に示すように、底壁1の両側縁に折目線9を介して両側壁2、3が立設さ れ、各側壁2、3に折目線11を介して頂板12、13が連設されている。
【0015】 一方の頂板12には折曲線14を介して提手板15が連設され、この提手板1 5の先端縁に折曲線16を介して、この提手板15に重なり合う補強板17が連 設されている。
【0016】 この補強板17には前記仕切板8が連設され、先端部には折曲線18を介して 糊代片19が設けられている。 他方の頂板13にも折曲線21を介して糊代片22が設けられている。
【0017】 前記折目線9を折り曲げて底壁1の両側縁に両側壁2、3を立ち上げ、前記折 目線11を折り曲げて、一方の頂板12を底壁1と平行に保持する。
【0018】 前記折曲線14を折り曲げて提手板15を起立させ、折曲線16を折り曲げて 提手板15に補強板17を重ね合わせ、前記折曲線18を折り曲げて糊代片19 を底壁1に貼着する。
【0019】 前記折目線11を折り曲げて、他方の頂板13を底壁1と平行に保持し、折曲 線21を折り曲げて糊代片22を前記仕切板8に貼着すると、図1に示す頂壁4 が形成される。 各端壁フラップ5、6を相互に貼着すると、この包装箱が完成する。
【0020】 以上のように組立てられた包装箱は、図3に示すように、内部が仕切板8によ り二室に仕切られ、例えば缶入り飲料6本が3本ずつ分けて収納される。底壁1 に荷重がかかっても、底壁1には継ぎ目がないことから、底抜けすることがない 。
【0021】 一方の頂板13の先端部に設けた糊代片22は、仕切板8又は補強板17に貼 着されることから、底壁1に加わる荷重が仕切板8、補強板17及び提手板15 によっても支持される。
【0022】 なお、本実施例の場合は、各端壁フラップ5、6を相互に固着することにより 端面を部分的に閉塞したが、端面を全く閉塞せずに、ループ状ゴム紐を水平方向 に掛け渡すようにしてもよい。即ち、端面側の閉塞は任意である。
【0023】
以上のように構成されたこの考案に係る包装箱は、底壁に加わる荷重を、底壁 の両側縁に立設された両側壁のみならず、仕切板及びこれに連設される補強板、 さらにこの補強板に重なり合う提手板により支持することができ、底壁の脱落を 極力防止することができる。
【0024】 また、仕切板が一方の頂板に連設された提手板に重なり合う補強板に連設され 、この仕切板又は補強板に他方の頂板の先端部が貼着されることから、仕切板と 頂板との剥離が極力防止され、提手板の剛性が高められる。
【図1】実施例の斜視図
【図2】同上の展開図
【図3】同上の縦断側面図
【図4】従来例の展開図
【図5】同上の縦断側面図
1 底壁 2、3 側壁 4 頂壁 5、6 端壁フラップ 7 提げ手 8 仕切板 9、11 折目線 12、13 頂板 14、16、18、21 折曲線 15 提手板 17 補強板 19、22 糊代片 31 頂壁 32a、32b、34a、34b、38 折目線 33a、33b 側壁 35a、35b 底板 36 折曲線 37 仕切板 39、47 糊代片 41、42、45 切目線 43、44 提げ手 46 舌片 48 端壁フラップ 49 底壁
Claims (1)
- 【請求項1】 底壁の両側縁に立設された両側壁の上端
縁にそれぞれ頂板を連設し、一方の頂板に折曲線を介し
て提手板を連設し、この提手板の先端縁に、折曲線を介
してこの提手板に重なり合う補強板を連設し、且つこの
補強板の下端縁に仕切板を連設し、この仕切板の先端部
に糊代片を設け、この糊代片を前記底壁に貼着すると共
に、他方の頂板の先端部に設けた糊代片を、前記補強板
又は仕切板に貼着した包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3737293U JPH082097Y2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3737293U JPH082097Y2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078214U true JPH078214U (ja) | 1995-02-03 |
JPH082097Y2 JPH082097Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=12495692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3737293U Expired - Lifetime JPH082097Y2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082097Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200473044Y1 (ko) * | 2012-03-21 | 2014-06-09 | 김수진 | 포장 케이스 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP3737293U patent/JPH082097Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200473044Y1 (ko) * | 2012-03-21 | 2014-06-09 | 김수진 | 포장 케이스 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH082097Y2 (ja) | 1996-01-24 |
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