JPH078204Y2 - サ−マルヘツド - Google Patents

サ−マルヘツド

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Publication number
JPH078204Y2
JPH078204Y2 JP1985102869U JP10286985U JPH078204Y2 JP H078204 Y2 JPH078204 Y2 JP H078204Y2 JP 1985102869 U JP1985102869 U JP 1985102869U JP 10286985 U JP10286985 U JP 10286985U JP H078204 Y2 JPH078204 Y2 JP H078204Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
head chip
head
dissipation plate
heat dissipation
thermal head
Prior art date
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JP1985102869U
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JPS6211638U (ja
Inventor
隆也 長畑
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Publication date
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はサーマルヘッドに係わり、特に、ヘッドチップ
搭載用放熱板の機械加工量を減少させてもヘッドチップ
を放熱板に正確に固定できるサーマルヘッドの位置決め
構造に関する。
〈従来の技術〉 第2図および第3図は従来のサーマルヘッドを表わして
おり、図中、ダイキャスト製の放熱板3には断面略長方
形の溝4が形成されている。この溝4を画成する二側面
は機械加工された基準面5,6であり、これら基準面5,6は
互いに垂直である。基準面5と6との交わる部分および
基準面6と基準面5に平行な側面との交わる部分には半
径約0.8mmのヌスミ7がそれぞれ溝4の底面に略垂直に
形成されており(第4図参照)、溝4の底面にも基準面
5,6にそれぞれ略平行な幅約0.5乃至0.8mmの逃溝8が形
成されている(第5図参照)。
前記溝4には略直方体のヘッドチップ9が挿入されてお
り、ヘッドチップ9の側面は基準面5,6に当接しヘッド
チップ9の位置決めがなされている。ヘッドチップ9の
上面には所定パターンで発熱抵抗体10が形成されてい
る。発熱抵抗体10は耐熱用グレーズ層11上に連設された
帯状抵抗体列12からなる。
次に、ヘッドチップ9の放熱板3への固定作業について
述べれば以下の通りである。
まず、放熱板3の上面に接着剤が塗布され、ヘッドチッ
プ9をその側面を基準面5,6,に当接させて溝4内に挿入
する。そうすると、ヘッドチップ9は基準面5,6で定め
られる位置に接着剤により固定され、余分の接着剤は逃
溝8に排出される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来のサーマルヘッドにあっては、放熱板3が鋳造
品であったので、各面の交わる部分は第6図に示されて
いるように、滑らかな曲面になってしまい、ヌスミ7お
よび逃溝8を形成しなければヘッドチップ9を基準面に
正確に当接させることができないことに加え、ヘッドチ
ップ9と放熱板3とを接着剤で固定していたので、逃溝
8がなければ余分の接着剤が外部に排出できず、ヘッド
チップ9と放熱板3とを正確に当接させることができな
いことから、必然的に機械加工量が多くなり、このこと
がサーマルヘッドの製造原価を上昇させるという問題点
があった。
加えて、基準面5,6に沿った逃溝8は機械加工上幅の減
少には限度があるので、ヘッドチップ9の底面はその周
囲に沿って相当幅の領域が放熱板3に接触せず、該相当
幅の領域上に発熱抵抗体10を形成できないことから、ヘ
ッドチップ9の上面を有効に利用できないという問題点
もあった。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点に鑑み、互いに交わる一対の基準面
を有する放熱板と、互いに交わる一対の側面がこれら一
対の基準面のそれぞれに当接することにより、指定位置
で放熱板に固定されたヘッドチップと、ヘッドチップに
保持された発熱抵抗体とを備えたサーマルヘッドであっ
て、前記ヘッドチップの側面同士の交わる稜線を面取加
工により除去したことを特徴とする。
〈実施例〉 第1図と第7図とは本考案の一実施例を表わしており、
図中、従来例と同一構成部分には同一符号のみ付し、詳
細な説明は省略する。
21は放熱板であり、該放熱板21はダイキャスト鋳造後、
基準面5,6等の機械加工のみ施され、又スミおよび逃溝
は形成されていない。一方、ヘッドチップ22の基準面5,
6の交線に対向する稜線は面取加工により除去されてお
り、その結果、ヘッドチップ22を放熱板21に挿入する
と、一辺が約0.2乃至0.4mmの直角二等辺三角形の断面を
有する隙間23が基準面5,6の垂直方向に画成される。こ
のヘッドチップ22の底面と基準面5,6に当接する側面と
の稜線も面取加工されており、ヘッドチップ22を放熱板
21に挿入すると、やはり、一辺が約0.2乃至0.4mmの直角
二等辺三角形の断面を有する隙間24が基準面5,6の水平
方向に画成される。
かかる構成のサーマルヘッドを組み立てるには、従来と
同様、接着剤を塗布した後、ヘッドチップ22の側面を基
準面5,6に当接させつつ、ヘッドチップ22を放熱板21に
挿入すればよく、余分の接着剤は隙間24から外部に排除
される。
〈効果〉 以上説明してきたように、本考案によれば、ヘッドチッ
プを基準面に沿って面取加工したので、放熱板の機械加
工量を減少させても、ヘッドチップを放熱板に正確に固
定することができるという効果が得られる。
加えて、面取加工は溝の切削加工に比べ微細加工が可能
なため、ヘッドチップと放熱板との非接触面積を減少さ
せることができ、発熱抵抗体の形成できる面積を増加さ
せることができるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を表わす一部拡大平面図、第
2図は従来例の平面図、第3図は第2図のA−A矢視断
面図、第4図は第2図の一部拡大図、第5図は第4図の
B−B矢視断面図、第6図は従来例の問題点を説明する
ための断面図、第7図は第1図のC−C矢視断面図であ
る。 5,6……基準面、10……発熱抵抗体、21……放熱板、22
……ヘッドチップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに交わる一対の基準面を有する放熱板
    と、互いに交わる一対の側面がこれら一対の基準面のそ
    れぞれに当接することにより、指定位置で放熱板に固定
    されたヘッドチップと、ヘッドチップに保持された発熱
    抵抗体とを備えたサーマルヘッドであって、前記ヘッド
    チップの側面同士の交わる稜線を面取加工により除去し
    たことを特徴としたサーマルヘッド。
JP1985102869U 1985-07-08 1985-07-08 サ−マルヘツド Expired - Lifetime JPH078204Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985102869U JPH078204Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 サ−マルヘツド

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JP1985102869U JPH078204Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 サ−マルヘツド

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Publication Number Publication Date
JPS6211638U JPS6211638U (ja) 1987-01-24
JPH078204Y2 true JPH078204Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=30974904

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985102869U Expired - Lifetime JPH078204Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08 サ−マルヘツド

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549976Y2 (ja) * 1977-03-02 1980-11-20
JPS5798835U (ja) * 1980-12-09 1982-06-17
JPS58160163A (ja) * 1982-03-19 1983-09-22 Canon Inc サ−マルヘツド

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
杉田稔著、位地決め技術、初版第7版、昭和56年1月30日発行

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Publication number Publication date
JPS6211638U (ja) 1987-01-24

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