JPH0781808B2 - 位置検出装置および位置検出方法 - Google Patents

位置検出装置および位置検出方法

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JPH0781808B2
JPH0781808B2 JP3023529A JP2352991A JPH0781808B2 JP H0781808 B2 JPH0781808 B2 JP H0781808B2 JP 3023529 A JP3023529 A JP 3023529A JP 2352991 A JP2352991 A JP 2352991A JP H0781808 B2 JPH0781808 B2 JP H0781808B2
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coil
target
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sensor
power
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昇 小林
直 杉本
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61KAUXILIARY EQUIPMENT SPECIALLY ADAPTED FOR RAILWAYS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61K11/00Serving peculiar to locomotives, e.g. filling with, or emptying of, water, sand, or the like at the depots
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q15/00Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work
    • B23Q15/20Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work before or after the tool acts upon the workpiece
    • B23Q15/22Control or regulation of position of tool or workpiece
    • B23Q15/24Control or regulation of position of tool or workpiece of linear position
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C17/00Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link
    • G08C17/04Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link using magnetically coupled devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばロボットを用
いて位置決めを行うためなどに有利に実施することがで
きる位置検出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】列車に搭載されている貯水タンクに、地
上から給水を自動的に行うことができるようにするため
に、列車の予め定める停車位置付近に移動自在にロボッ
トを設け、このロボットの作業端に給水用の管継手を接
続し、列車が停止している状態でロボットの作業端に設
けられている管継手と、列車に搭載されている給水タン
クの管継手とを自動的に接続し、給水タンクへの給水を
行う必要がある。このような用途に用いられるために単
純に考えられる構成は、列車またはロボットの作業端の
いずれか一方に、点光源を取付けて光を発生し、いずれ
か他方に、前記点光源からの光の2次元位置を検出する
平面状の受光面を有するホトダイオードを利用した半導
体位置検出素子を取付け、これによって2つの管継手
が、相互に正確に位置決めされて接続を可能とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成では、
光学的に位置を検出するので、悪環境化での誤検出を生
じたり、または検出不可能になるおそれがあり、耐環境
性が悪い。
【0004】またこのような構成では、点光源のための
電源と、位置検出素子のための電源とをそれぞれ必要と
し、不便である。電源の数をできるだけ少なくして、実
施しやすくすることが望まれる。
【0005】本発明の目的は、耐環境性が優れており、
電源の数を減らして、構成の簡素化を図ることができる
ようにした位置検出装置および方法を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ターゲットコ
イルとインピーダンス素子とが接続されて構成されるタ
ーゲット回路と、ターゲットコイルと相対的に変位自在
であるパワーコイルと、そのパワーコイルを駆動する交
流電源とが接続されて構成される励磁回路と、パワーコ
イルに一体的に取付けられるセンサコイルであって、パ
ワーコイルの磁束中心線とセンサコイルの磁束中心線と
は直交しているセンサコイルと、交流電源の出力と予め
定める位相差を有するセンサコイルの出力のレベルを検
出する手段とを含むことを特徴とする位置検出装置であ
る。
【0007】また本発明は、インピーダンス素子はコン
デンサであり、ターゲット回路の共振周波数は交流電源
の出力周波数に一致していることを特徴とする。
【0008】また本発明は、センサコイルは一対設けら
れ、各センサコイルの磁束中心線は相互に直交してお
り、検出手段は各センサコイル毎に設けられることを特
徴とする。
【0009】また本発明は、検出手段は、交流電源の出
力と予め定める位相差を有するセンサコイルの出力レベ
ルを、相互に逆極性の最大値が得られる範囲内で、検出
することを特徴とする。
【0010】また本発明は、位置検出装置を用いて第1
物体と第2物体との相対的な位置を検出する位置検出方
法であって、位置検出装置は、第1物体に設けられるタ
ーゲット回路であって、このターゲット回路はターゲッ
トコイルとインピーダンス素子とが接続されて構成され
るターゲット回路と、第2物体に設けられる励磁回路で
あって、この励磁回路はターゲットコイルと相対的に変
位自在であるパワーコイルとそのパワーコイルを駆動す
る交流電源とが接続されて構成される励磁回路と、パワ
ーコイルに一体的に取付けられるセンサコイルであっ
て、パワーコイルの励磁中心線とセンサコイルの励磁中
心線とは直交しているセンサコイルと、交流電源の出力
と予め定める位相差を有するセンサコイルの出力レベル
を、相互に逆極性の最大値が得られる範囲内で、検出す
る検出手段とを含み、まず、第1物体と第2物体とを、
前記範囲内にあるように移動し、次に、検出手段の出力
に基づいて、交流電源の出力と予め定める位相差を有す
るセンサコイルの出力のレベルが零となるように、第1
物体と第2物体とを移動することを特徴とする位置検出
方法である。
【0011】
【作用】本発明に従えば、第1および第2物体の相対的
な位置を検出するために、第1物体にターゲット回路を
取付け、第2物体に励磁コイルとセンサコイルと検出手
段とを取付け、励磁コイルの交流電源によって駆動され
るパワーコイルからの磁界は、ターゲット回路のターゲ
ットコイルによって検出され、このターゲットコイルに
は、コンデンサまたは抵抗などのようなインピーダンス
素子が接続され、これによってターゲット回路は、交流
電源の出力周波数と同一の周波数で共振してもよく、あ
るいは共振しなくてもよく、ターゲットコイルに、前述
のようにパワーコイルからの磁束が鎖交することによっ
て生じるターゲットコイルによって発生される磁界を、
センサコイルによって検出し、検出手段は、パワーコイ
ルを駆動する交流電源の出力に対して予め定める位相差
を有するセンサコイルの出力のレベルを検出し、これに
よってそのセンサコイルの出力のレベルに対応するター
ゲットコイルとセンサコイルとの相対的な位置を検出す
ることができる。
【0012】パワーコイルの磁束中心線とセンサコイル
の磁束中心線とは直交しているので、センサコイルによ
ってパワーコイルの磁界を検出することが防がれる。タ
ーゲット回路には電源が必要でないので、構成の簡素化
を図ることができる。またパワーコイルとターゲットコ
イルとの磁気結合、およびターゲットコイルとセンサコ
イルとの磁気結合によって位置検出が行われるので、前
述の先行技術に関連して述べた光学的構成に比べて耐環
境性が優れている。
【0013】一対のセンサコイルを用いることによっ
て、ターゲットコイルに関して2次元位置の検出が可能
となる。
【0014】さらに本発明に従えば、交流電源の出力に
関して予め定める位相差を有するセンサコイルの出力の
レベルが、相互に逆極性の最大値が得られる範囲内で
は、ターゲットコイルとセンサコイルとの相対的な位置
の変位に対してセンサコイルの出力レベルがリニアに変
化し、したがって位置の検出を正確に行うことができ
る。
【0015】さらに本発明に従う位置検出方法では、交
流電源の出力に関して予め定める位相差を有するセンサ
コイルの出力レベルが、相互に逆極性の最大値が得られ
る範囲内にあるように、第1物体と第2物体とを移動
し、次に、検出手段の出力に基づいて、交流電源の出力
に関して予め定める位相差を有するセンサコイルの出力
レベルが零となるように、第1物体と第2物体とを移動
し、このようにして、ターゲットコイルとセンサコイル
との位置決め、したがって第1物体と第2物体との位置
決めを正確に行うことができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の位置検出装置の
原理を示す簡略化した斜視図である。2次元の位置が検
出されるべき第1物体、たとえば後述の第13図の車両
34には、ターゲットコイル1とインピーダンス素子で
あるコンデンサ2とが並列に接続されて構成されるター
ゲット回路3が取付けられる。第2物体、たとえば後述
の第13図のロボット27の作業端38には、励磁回路
4と一対のセンサコイル5,6とが取付けられる。この
図1では、ターゲットコイル1は、X−Y平面内に、真
円状に巻回されたコイル素線が存在し、そのターゲット
コイル1の磁束中心線はZ軸に一致している。励磁コイ
ル4は、パワーコイル7と交流電源8とが接続されて構
成され、パワーコイル7は交流電源8によって駆動され
る。交流電源8の出力周波数は、たとえば30kHzで
あってもよい。パワーコイル7は、そのコイル素線が一
平面内で真円状に巻回されて構成され、パワーコイル7
の磁束中心線は一直線状のライン9で示される。パワー
コイル7と一体的に、X軸およびY軸のセンサコイル
5,6が配置される。これらの各センサコイル5,6の
コイル素線は、相互に直交する一平面内で真円状に巻回
されてそれぞれ構成される。ライン9はX−Y平面に垂
直な図1の状態において、センサコイル5の磁束中心線
はX軸に平行な直線であり、もう1つのセンサコイル6
の磁束中心線はY軸に平行な直線であり、これらのセン
サコイル5,6は同様な構成を有する。ライン9がX−
Y平面に垂直であり、したがってZ軸に平行な状態にお
いて、センサコイル5の出力によって後述のようにX軸
の変位ΔXを検出することができ、またセンサコイル6
の出力によってY軸の変位ΔYを検出することができ
る。図2はライン9がZ軸に一致した状態を示す簡略化
した正面図である。ターゲットコイル1、センサコイル
5,6およびパワーコイル7の半径はいずれも同一であ
ってもよい。パワーコイル7の磁束中心線9と、センサ
コイル5の磁束中心線10とが直交していることによっ
て、センサコイル5はパワーコイル7によって発生され
る磁界の検出をすることがない。また同様にパワーコイ
ル7の磁束中心線9とセンサコイル6の磁束中心線11
とが直交していることによって、パワーコイル7によっ
て発生される磁界を、センサコイル6が検出することは
ない。図3は、図1に示される構成の一部を示す斜視図
である。一対のセンサコイル5,6およびパワーコイル
7はボビン12に巻回される。このようなボビン12
は、非磁性材料、たとえば合成樹脂材料から成る。さら
にターゲットコイル1は非自磁性材料、たとえば合成樹
脂材料などから成るボビン13に巻回される。
【0017】図4は、センサコイル5,6とパワーコイ
ル7とに関連する電気的構成を示すブロック図である。
パワーコイル7を駆動する交流電源8の出力はゼロクロ
ス検出回路12に与えられる。この交流電源8の出力電
圧波形は図6(1)に示され、そのゼロクロス点は時刻
t1,t2,t3で示されている。
【0018】センサコイル5,6の出力はサンプルホー
ルド回路13,14に与えられる。図5(1)は、ター
ゲットコイル1とパワーコイル7とセンサコイル5の平
面図であり、X−Z平面の上方から見た図である。セン
サコイルが参照符5a〜5eで示されるような各位置に
あるとき、そのセンサコイル5の出力波形が変化する。
参照符5a〜5eは、各位置にあるセンサコイルを示す
ものとして以下の説明で、用いられることもある。セン
サコイル5cは、ターゲットコイル1の磁束中心線であ
るZ軸上にある状態を示している。
【0019】センサコイル5が図5(1)の位置5a,
5bにあるときには、そのセンサコイル5からは図6
(2)の参照符15で示される波形が得られ、また位置
5d,5eにあるときには波形16が得られる。センサ
コイル5が位置5cにあるときには、センサコイル5の
出力は零である。このことはもう1つのセンサコイル6
のY軸方向の変位に関しても同様である。
【0020】ゼロクロス検出回路12は、遅延回路17
に、ライン18を介して図6(3)で示されるゼロクロ
ス信号を導出する。遅延回路17は、ライン18からの
ゼロクロス信号の立ち上りを、時間W1だけ遅延した信
号を、図6(4)で示されるように作成してパルス発生
回路19に与える。このパルス発生回路19は、ライン
20に図6(5)で示されるパルスを導出し、これによ
って時刻t2から時間W1経過した時刻t4から開始す
るパルス(たとえば200ns以上)が導出され、サン
プルホールド回路にコマンドを与える。サンプルホール
ド回路13は、センサコイル5の出力を図6(8)で示
されるように時刻t4以降、保持し、アナログデジタル
コンバータ21は、ライン20を介するパルスに応答し
て、時刻t5から時間W2(たとえば9μsec未満)
においてデジタル値に変換し、その出力をマイクロコン
ピュータなどによって実現される処理回路22に時刻t
6〜t7の期間において入力する。もう1つのセンサコ
イル6に関しても同様にサンプルホールド回路14が設
けられ、そのサンプルホールド回路14の出力はアナロ
グデジタル変換回路23によってデジタル値に変換さ
れ、処理回路22に入力される。処理回路22にはメモ
リ24が接続され、処理回路22によって演算された変
位量ΔX,ΔYを表す信号は通信インタフェイス25を
介して通信路26から給水ロボット用処理回路52に後
述のように与えられる。
【0021】図5(2)は、センサコイル5が図5
(1)の位置5a〜5eのようにX方向に変位したとき
に、パワーコイル7に与えられる交流電源8の出力電圧
に対して予め定める位相差を有するセンサコイル5の出
力の電圧のレベルを表している。このような交流電源8
の出力と予め定める位相差を有するセンサコイル5の出
力は、たとえばその最大値であることが望ましく、これ
によって感度の向上を図ることができるけれども、その
ような最大値でなくてもよい。センサコイル5がZ軸上
にあるとき、図5(2)では、そのセンサコイル5の前
記出力レベルは、参照符P0で示されるように零であ
り、X軸方向に、Z軸に関して左右に変位した位置P1
〜P2の範囲では、前記出力レベルはリニアに変化す
る。このような位置P1〜P2の範囲では、ターゲット
コイル1とセンサコイル5との相対的な位置を正確に検
出することが可能である。さらにセンサコイル5がX軸
方向に変位して位置P3〜P4の範囲において、そのタ
ーゲットコイル1とセンサコイル5との相対的な位置の
検出が可能である。このように、ターゲットコイル1と
センサコイル5との相対的な位置が変化したときに、交
流電源8の出力と予め定める位相差を有するセンサコイ
ル5の出力のレベルが図5(2)のように得られる理由
について、図7〜図12を参照して説明する。
【0022】図7を参照して、ビオ・サバールの法則に
よると、導線28に流れる電流ベクトルIによる点P
で、磁界の強さΔHは、数1で示される。
【0023】
【数1】
【0024】微少部分ΔLの電流Iによって、距離d離
れた点Pにおいて、微少磁界の強さΔHが示されてい
る。θは微少部分ΔLと直線OPとの成す角である。磁
界の方向は、アンペアの右ねじの法則に従う。このこと
から、図8に示されるように、導線29が真円であつ
て、x−y平面上にあるとき、導線29全体の電流Iに
よって点Pに生じる磁界の強さHは、数2で示される。
なお図9は図8の平面図である。
【0025】
【数2】
【0026】ここで
【0027】
【数3】
【0028】ここで、導線29は半径rを有し、接線3
0とは、点O1で接し、中心Oと点Pとの距離はaであ
り、、接点O1と点Pとの距離はbであり、中心Oと接
点O1とを結ぶ半径線とx軸との成す角はφであり、接
点O1と点Pとを結ぶ直線と接線30との成す角はψで
ある。
【0029】したがって図10に示されるようにターゲ
ットコイル1の中心Ptでのパワーコイル7による磁界
の強さHptは、数4で示される。
【0030】
【数4】
【0031】ここで
【0032】
【数5】
【0033】である。
【0034】n1は、パワーコイル7の巻数であり、I
1はパワーコイル7に供給される電流出あり、r1はパ
ワーコイル7の半径を表す。
【0035】次に図11に示されるように、センサコイ
ル5の中心Psでのターゲットコイル1による磁界の強
さHpsは、数6に示される。
【0036】
【数6】
【0037】
【数7】
【0038】ここで、n2はターゲットコイル1の巻数
を示し、r2はターゲットコイル1の半径を示す。
【0039】前述の数6において、ターゲットコイル1
に流れる電流を計算するのは困難であるので、このター
ゲットコイル1に流れる電流に対応する前述の数4の磁
界の強さHptを用いて前述の数6が得られる。
【0040】数6を、x=±3r,y=0,z=rの範
囲で数値し、実測値と比較した結果を図12に示す。こ
の図12において、座標系とコイルの位置関係は、図7
〜図11に対応している。実測値はセンサコイル5に発
生するピーク電圧を1とした場合であり、これに対応し
たプロフィールを計算値として表している。このことか
ら、計算値と実測値とが比較的良好に一致することが判
る。図12のグラフは、図5(2)の点P0よりも右の
図形に対応し、図5(2)の左側では、点P0に関して
点対称の形状となっている。こうして交流電源8の出力
と予め定める位相差、たとえば180度を有するセンサ
コイル5の出力のレベル、たとえばピーク値を検出する
ことによって図5(2)の特性が得られ、これによって
センサコイル5の出力に基づき、Z方向の距離が明らか
な場合、変位量ΔXを求めることができる。このような
図5(2)に示される特性は、図4に示されるメモリ2
4にストアされており、処理回路22は、このメモリ2
4にストアされている特性に基づき、変位量ΔXを求め
る。上述の説明では、主としてセンサコイル5に関して
行われたけれども、センサコイル6によって変位量ΔY
も、同様にして求められる。またΔXあるいはΔYがわ
かっていれば、ΔZも同様に求められる。
【0041】ターゲットコイル1の状態によって、
(1)ターゲットコイル1が静止している場合と、
(2)ターゲットコイル1が任意に運動する場合とに分
けて、本発明の考え方を説明する。まず前記(1)の場
合、すなわちターゲットコイル1が静止している場合に
は、図13に示されるように、センサコイル5,6から
の電圧およびそのものの移動距離をメモリ24の中のテ
ーブルに予めストアしておき、このテーブルとセンサコ
イル5,6からの電圧とを比較することによって、ター
ゲットコイル1までの距離ΔX,ΔY,ΔZを知ること
ができる。図13において、センサコイル5,6の位置
が、図13のQ1→Q2→Q3と移動したときの電圧
を、メモリ24にストアされているテーブルと比較する
ことによって、上述のようにΔX,ΔY,ΔZを知るこ
とができる。
【0042】前述の(2)の場合、すなわちターゲット
コイル1が任意に運動する場合には、前述の(1)の場
合で説明した構成を実施することはできない。この場合
(2)では、図14に示されるように、ΔX,ΔYが、
モータなどによって、矢符64,65で示されるように
センサコイル5,6とパワーコイル7をターゲットコイ
ル1に追従させ、これによってΔX,ΔYが或る許容値
内に入ったら、X方向およびY方向はターゲットコイル
1の中心軸上にあると見なし、矢符66に示されるよう
にZ方向へ少しずつ接近しながらターゲットコイル1の
中心を探す。すなわちセンサコイル5,6とパワーコイ
ル7とがターゲットコイル1の動きに追従していると判
定したら、矢符66の方向に少しずつ接近させる。次に
述べる給水ロボット27は、車両34の揺れを考慮し
て、この場合(2)の構成によって実現される。
【0043】クロック信号発生回路32は、アナログデ
ジタル変換回路21,23にクロック信号を与えて動作
を制御する。
【0044】図15は図1〜図12に示される実施例を
含む給水ロボット27の斜視図である。列車33の車両
34には貯水タンク35が搭載されており、この貯水タ
ンク35に接続される給水口である管継手36は、車体
34に固定される。この車体34にはまた、管継手36
の近傍で、ターゲットコイル1が固定される。ターゲッ
トコイル1には、コンデンサ2が前述のように接続され
る。給水ロボット27を用いてその管継手37を管継手
36に接続して自動的に給水を行うようにするために、
この給水ロボット27の作業端38には、管継手37な
どとともに、パワーコイル7とセンサコイル5,6が固
定される。給水ロボット27は地上に設けられたレール
39に沿って走行移動可能な台車40と、その台車40
に設けられる複数のアーム41とを含む。レール39
は、列車33が走行するレール42に沿ってその列車3
3の停止位置付近に設けられる。
【0045】図16は給水ロボット27の側面図であ
る。給水ロボット27の複数軸のアーム41および作業
端38が変位することによって、ターゲットコイル1と
センサコイル5,6との相互のX−Y平面内での位置が
検出され、Z軸方向の変位がリミットスイッチ45によ
って検出され、こうして管継手36,37の接続が行わ
れる。
【0046】図17は、管継手36,37とコイル1,
5,6,7との付近の拡大した側面図である。管継手3
7には可撓性の管43が接続され、管継手36,37が
相互に接続された状態で、水が圧送される。車両34に
は非検出突起44が突設され、作業端38には検出手段
としてのリミットスイッチ45が設けられる。管継手3
6,37が相互に接続された状態で、リミットスイッチ
45が突起44に当接して、スイッチング態様が変化
し、これによって管継手36,37の接続状態が検出さ
れる。コイル1,5,6,7の働きによって、X−Y平
面内での2次元の位置を検出することができ、Z軸方向
の変位は突起44とリミットスイッチ45の働きによっ
て検出することができる。
【0047】図18は、管継手36,37およびコイル
1,5,6,7の相対的な配置を示す図である。管継手
36,37が相互に接続された状態において、ターゲッ
トコイル1の磁束中心線であるZ軸(前述の図1参照)
は、パワーコイル7の磁束中心線9に一致し、センサコ
イル5,6の中心は磁束中心線9上にある。こうしてこ
の実施例では、管継手36の軸線とターゲットコイル1
の磁束中心線との距離aは、管継手37とパワーコイル
7の磁束中心線9との距離に等しく選ばれる。
【0048】図19は、給水ロボット27に関連する構
成を示すブロック図である。列車33は複数の車両34
a,34bを有し、対応する構成要素には、添え字a,
bを付して示し、総括的にはこれらの添え字a,bを省
略して示す。
【0049】図20は図19の動作を説明するためのフ
ローチャートである。列車33が給水ロボット27の設
置されている場所、たとえば駅に到着したとき、ステッ
プs1からs2に移り、操作者が起動スイッチ47を押
圧操作する。これによつて列車33の車両34cに設け
られているデータ送信装置48からは無線などによっ
て、給水口36の位置情報を、ホストコンピュータ49
に接続されているデータ受信回路50において受信され
て読込まれる。各給水ロボット27a,27bには、そ
の給水ロボットを制御するコンピュータによって実現す
る処理回路52a,52bがそれぞれ備えられている。
給水タンク35a,35bに給水が行われて満水になっ
たかどうかは、満水検出手段53a,53bによって検
出され、その検出出力は、各処理回路52a,52bに
与えられる。
【0050】ステップs4において、ホストコンピュー
タ49は、各ロボット27a,27bの処理回路52
a,52bに管継手36a,36bを表す位置情報を、
ライン51を介して与え、これによって処理回路52
a,52bは、給水ロボット27a,27bをレール3
9に沿って移動させ、作業端38a,38bに取付けら
れているセンサコイル5a,5bが、ターゲットコイル
1a,1bと相対的な位置の図5(2)で示される位置
P1〜P2の範囲内に大略的にもたらす。この範囲P1
〜P2に代えて、P3〜P4の範囲に給水ロボット27
a,27bが移動するようにしてもよい。
【0051】ステップs5では、各給水ロボット27
a,27bは、前述のステップs4の指令位置の範囲に
移動後、アーム41a,41bを動かして、X−Y平面
内におけるターゲットコイル1を、センサコイル5,6
によって検出し、図5(2)で示される位置P0を探
す。
【0052】ステップs6では、給水ロボット27a,
27bは、ターゲットコイル1a,1bの磁束中心線と
パワーコイル7の磁束中心線とが一致し、この磁束中心
線9上にセンサコイル5,6の中心がもたらされた状態
で、アーム41a,41bをさらに動かして、給水口の
管継手36a,36bに、給水を行う管継手37a,3
7bを押込み、こうして管継手の接続状態はリミットス
イッチ45によって検出される。このような管継手3
6,37の接続完了後、ステップs7で、給水ロボット
27は給水を開始する。
【0053】ステップs8では、列車33の車両34
a,34bに設けられている貯水タンク35の検出手段
53によって満水が検出され、満水情報が処理回路52
に与えられる。この満水情報は検出手段53から、ター
ゲットコイル1およびセンサコイル5,6を介して、周
波数変調などの手法でデータ伝送される。
【0054】ステップs9では、満水情報が得られた
後、給水ロボット27にる給水を中止し、アーム41を
移動して管継手36,37を切り離す。給水完了情報
は、処理回路52からホストコンピュータ49に与えら
れる。
【0055】ステップs10では、ホストコンピュータ
49は、すべての給水ロボット27からの給水が完了し
たことを検出し、モニタ表示手段54に、その給水が完
了したことを表示する。このモニタ表示手段54では、
給水中の情報もまた表示される。ステップs11では、
作業者が、給水の完了をモニタ表示手段54の表示内容
によって確認し、こうしてすべての給水動作を終了す
る。
【0056】本発明は、給水ロボット27に関連して実
施されるだけでなく、ロボットによるジャンパー線など
の接続作業のような電子回路基板の接続作業、曲線上に
おいても接続可能な列車の自動連結器、ロボットによる
ワークの位置検出、無接点リミットスイッチの働き、さ
らに宇宙機器のランデブードッキング装置など、および
その他の分野において広範囲に実施することができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ターゲッ
トコイルとインピーダンス素子とが接続されて構成され
るターゲット回路の前記ターゲットコイルによって、パ
ワーコイルとそのパワーコイルを駆動する交流電源とに
よって構成される励磁コイルの前記パワーコイルによっ
て発生される磁界を検出し、ターゲットコイルからの磁
界を、センサコイルによって検出し、検出手段によっ
て、交流電源の出力と予め定める位相差を有するセンサ
コイルの出力のレベルを検出し、こうしてセンサコイル
の出力の前記レベルに対応するターゲットコイルとセン
サコイルとの相対的な位置を検出することができるよう
にしたので、前述の光学的構成を有する先行技術に比べ
て、耐環境性が向上され、検出不可能になったり、誤検
出を生じたりするおそれがなくなる。またターゲット回
路には電源が必要でないので、構成の簡素化が可能であ
り、広範囲に本発明を実施することができる。
【0058】さらに本発明に従えば、ターゲット回路の
ターゲットコイルに接続されるインピーダンス素子をコ
ンデンサとし、そのターゲット回路の共振周波数を、交
流電源の出力周波数に一致することによって、検出感度
の向上を図ることができる。
【0059】一対のセンサコイルを用い、各センサコイ
ルの磁束中心線を、相互に直交するように配置すること
によって、ターゲットコイルに関して2次元の位置の検
出が可能となる。
【0060】さらに本発明によれば、検出手段は、交流
電源の出力と予め定める位相差を有するセンサコイルの
出力レベルを、相互に逆極性の最大値が得られる範囲内
で、検出することによって、ターゲットコイルとセンサ
コイルとの相対的な位置と、交流電源の出力と予め定め
る位相差を有するセンサコイルの出力レベルとは、リニ
アに対応し、位置検出を正確に行うことができる。
【0061】さら本発明によれば、ターゲット回路を第
1物体に設け、第2物体には、励磁回路とセンサコイル
と検出手段とを設け、第1物体と第2物体とを、まず、
前記範囲内にあるように移動し、その後、検出手段の出
力に基づいて、交流電源の出力と予め定める位相差を有
するセンサコイルの出力のレベルが零となるように第1
物体と第2物体とを相互に移動することによって、ター
ゲットコイルとセンサコイルとの位置検出、したがって
第1物体と第2物体との位置検出を、正確に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を簡略化して示す斜視図であ
る。
【図2】ターゲットコイル1、センサコイル5,6およ
びパワーコイル7のX−Y平面上に投影した正面図であ
る。
【図3】ターゲットコイル1、センサコイル5,6およ
びパワーコイル7の具体的な構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の電気的構成を示すブロック
図である。
【図5】センサコイル5に関連する動作を説明するため
の図である。
【図6】図4に示される電気的構成の動作を説明するた
めの波形図である。
【図7】ビオ・サバールの法則を説明するための図であ
る。
【図8】コイル19に電流Iを流したときにおける点P
の磁界の強さHを説明するための斜視図である。
【図9】図8におけるx−y平面への投影を示す平面図
である。
【図10】ターゲットコイル1とパワーコイル7との配
置を示すX−Z平面への投影を示す平面図である。
【図11】ターゲットコイル1とセンサコイル5とのX
−Z平面への投影を示す平面図である。
【図12】本件発明者の実験結果を示すグラフである。
【図13】本発明の一実施例のターゲットコイル1が静
止している場合、メモリ24にストアされている内容を
示す図である。
【図14】ターゲットコイル1が任意に運動する場合の
動作を説明する簡略化した平面図である。
【図15】給水ロボット27に関連する本発明の一実施
例の斜視図である。
【図16】給水ロボット27とその付近の簡略化した断
面図である。
【図17】管継手36,37およびコイル1,5,6,
7およびリミットスイッチ45を示す側面図である。
【図18】管継手36,37およびコイル1,5,6,
7の位置関係を示す簡略化した図である。
【図19】給水ロボット27に関連する電気的構成を示
すブロック図である。
【図20】図19に示される構成の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ターゲットコイル 2 コンデンサ 3 ターゲット回路 4 励磁コイル 5 X軸センサコイル 6 Y軸センサコイル 7 パワーコイル 8 交流電源 9,10,11 磁束中心線 12 ゼロクロス検出回路 13,14 サンプルホールド回路 17 遅延回路 19 パルス発生回路 21,23 アナログデジタル変換回路 22 処理回路 25 通信インタフェイス 24 メモリ 27 給水ロボット 33 列車 34 車両 35 貯水タンク 36,37 管継手 38 作業端 39 レール 41 アーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターゲットコイルとインピーダンス素子
    とが接続されて構成されるターゲット回路と、ターゲッ
    トコイルと相対的に変位自在であるパワーコイルと、そ
    のパワーコイルを駆動する交流電源とが接続されて構成
    される励磁回路と、パワーコイルに一体的に取付けられ
    るセンサコイルであって、パワーコイルの磁束中心線と
    センサコイルの磁束中心線とは直交しているセンサコイ
    ルと、交流電源の出力と予め定める位相差を有するセン
    サコイルの出力のレベルを検出する手段とを含むことを
    特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 インピーダンス素子はコンデンサであ
    り、ターゲット回路の共振周波数は交流電源の出力周波
    数に一致していることを特徴とする請求項1記載の位置
    検出装置。
  3. 【請求項3】 センサコイルは一対設けられ、各センサ
    コイルの磁束中心線は相互に直交しており、検出手段は
    各センサコイル毎に設けられることを特徴とする請求項
    1記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 検出手段は、交流電源の出力と予め定め
    る位相差を有するセンサコイルの出力レベルを、相互に
    逆極性の最大値が得られる範囲内で、検出することを特
    徴とする請求項1記載の位置検出装置。
  5. 【請求項5】 位置検出装置を用いて第1物体と第2物
    体との相対的な位置を検出する位置検出方法であって、
    位置検出装置は、第1物体に設けられるターゲット回路
    であって、このターゲット回路はターゲットコイルとイ
    ンピーダンス素子とが接続されて構成されるターゲット
    回路と、第2物体に設けられる励磁回路であって、この
    励磁回路はターゲットコイルと相対的に変位自在である
    パワーコイルとそのパワーコイルを駆動する交流電源と
    が接続されて構成される励磁回路と、パワーコイルに一
    体的に取付けられるセンサコイルであって、パワーコイ
    ルの励磁中心線とセンサコイルの励磁中心線とは直交し
    ているセンサコイルと、交流電源の出力と予め定める位
    相差を有するセンサコイルの出力レベルを、相互に逆極
    性の最大値が得られる範囲内で、検出する検出手段とを
    含み、まず、第1物体と第2物体とを、前記範囲内にあ
    るように移動し、次に、検出手段の出力に基づいて、交
    流電源の出力と予め定める位相差を有するセンサコイル
    の出力のレベルが零となるように、第1物体と第2物体
    とを移動することを特徴とする位置検出方法。
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