JPH0781392A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH0781392A
JPH0781392A JP23346893A JP23346893A JPH0781392A JP H0781392 A JPH0781392 A JP H0781392A JP 23346893 A JP23346893 A JP 23346893A JP 23346893 A JP23346893 A JP 23346893A JP H0781392 A JPH0781392 A JP H0781392A
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JP
Japan
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filter
air
vehicle
vehicle speed
air conditioner
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JP23346893A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kawai
伸幸 河合
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタの通過風量に応じてフィルタの交換
時期を判断する。 【構成】 ブロアファンモーター11と、インテークド
ア13と、エバポレータ21と、フィルタ22と、ヒー
ターユニット3と、制御部4と、RECスイッチ5と、
FREスイッチ6と、ファンスイッチ7と、車速センサ
ー8と、警告装置9とを備える車両用空調装置におい
て、制御部4は、連続して内気循環された時間が所定時
間を越えると外気が汚れていると判断してフィルタ減衰
定数を大きくしてフィルタの寿命予測を行なう。また、
ブロアファンモーター11が停止した場合には、車速セ
ンサー8で測定した車速に応じて寿命予測を行なう。こ
れによりフィルタの交換時期を正確に判断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調ユニット内に設け
られた防塵用フィルタの交換時期を自動的に判断するよ
うにした車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置では、ブロアファンモー
ター(以下、単にモーターと呼ぶこともある)を所定速
度で回転させることにより、車外の空気を車室内に送り
込むことができる。しかし、車外の空気には塵やほこり
が含まれているため、そのままの状態で空調ダクト内に
取り込むと、空調ダクト内の各部に汚れが付着し、空調
装置が正常に作動しなくなる。このため、空気中の塵等
を除去することを目的として、空調ダクト内に防塵用の
フィルタが設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
タを長期間使用すると、フィルタに塵等が付着して目詰
まりを起こし、空気がフィルタを通過しにくくなる。こ
のため、ブロアファンモータの通気抵抗が増し、ブロア
ファンモータの駆動電圧が低下してしまう。このため、
例えば実開昭62−185618号公報では、フィルタ
の汚染度をフォトインタラプタで検出することが開示さ
れている。しかし、フォトインタラプタの発光部・受光
部が汚れた空気により汚染されるおそれがあり、このよ
うな場合には測定精度が低下し、フィルタの交換時期を
誤るおそれがある。また、フォトインタラプタおよびそ
の接続リード線を新たに設ける必要がある他、組み立て
工数も新たに必要になり、コストアップの要因になる。
【0004】本発明の目的は、フィルタの通過風量に応
じてフィルタの交換時期を判断するようにした車両用空
調装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1のクレーム対応図に
対応づけて本発明を説明すると、本発明は、駆動電圧の
大きさに応じて回転速度が変化するブロアファンモータ
と、空調ユニット内に設けられた防塵用のフィルタとを
備えた車両用空調装置に適用され、フィルタの通過風量
に応じてフィルタの交換時期を判断する判断手段101
を備えることにより、上記目的は達成される。請求項2
に記載された発明の判断手段101は、少なくとも外気
の汚染度を予測する汚染度予測手段102を備え、予測
された汚染度とフィルタの通過風量に応じてフィルタの
交換時期を判断するものである。請求項3に記載された
発明の汚染度予測手段102は、連続して内気循環され
た時間を計測する時間計測手段103を備え、計測され
た時間に応じて、その時間が長いほど外気の汚染度が高
いと推定するものである。請求項4に記載された発明の
判断手段101は、駆動電圧に応じてフィルタの通過風
量を推定する風量推定手段104を備えたものである。
請求項5に記載された発明は、請求項4に記載された車
両用空調装置において、車速を検出する車速検出手段1
05を備え、車速に基づいてフィルタの通過風量を推定
するように風量推定手段104を構成するものである。
【0006】
【作用】請求項1に記載の発明では、判断手段101に
よって、フィルタの通過風量に応じてフィルタの交換時
期が判断される。請求項2に記載の発明では、汚染度予
測手段102によって少なくとも外気の汚染度が予測さ
れ、その測定された汚染度とフィルタの通過風量に応じ
て、判断手段101によってフィルタの交換時期が判断
される。請求項3に記載の発明では、判断手段101に
設けられた時間計測手段によって連続して内気循環され
た時間が計測され、その計測された時間が長いほど、判
断手段101は外気の汚染度が高いと推定する。請求項
4に記載の発明では、判断手段101に設けられた風量
推定手段104によって、駆動電圧に応じてフィルタの
通過風量が推定される。請求項5に記載の発明では、車
速検出手段105によって車速が検出され、その車速に
基づいて風量推定手段104によってフィルタの通過風
量が推定され、その風量に応じて判断手段101によっ
てフィルタの交換時期が判断される。
【0007】
【実施例】図2は本発明による車両用空調装置の一実施
例のブロック図である。図2において、1はブロアユニ
ットであり、車室内に空気を送り込むブロアファンの回
転を制御するブロアファンモータ11と、空調ダクト1
2内へ内気を導入するか外気を導入するかを切り換える
インテークドア13とから成る。2はクーラーユニット
であり、熱交換を行なうエバポレータ21と、エバポレ
ータ21の上流に取り付けられたフィルタ22とから成
る。このフィルタ22は空調ダクト12内へ進入しよう
とする塵等を除去する目的で取り付けられる。3はヒー
ターユニットであり、ヒーターコア31と、エバポレー
タ21で冷却された空気の全部または一部をヒーターコ
ア31へ流入させるエアミックスドア32と、ベント吹
出し口33からの吹出し量を制御するベントドア34
と、フット吹出し口35からの吹出し量を制御するフッ
トドア36と、デフロスタ吹出し口37からの吹出し量
を制御するデフロスタドア38とから成る。4はブロア
ファンモーター11の回転速度を制御する制御部であ
る。5は空調ダクト12内に内気を循環させるか否かを
切り換えるRECスイッチ、6は空調ダクト内に外気を
導入するか否かを切り換えるFREスイッチ、7はブロ
アファンモーター11の作動および回転速度を指示する
ファンスイッチである。8は車速を測定する車速センサ
ー、9はフィルタ22の交換時期を報知する警告装置で
ある。上記RECスイッチ5、FREスイッチ6、ファ
ンスイッチ7、車速センサー8および警告装置9は制御
部4に接続される。
【0008】図3はオートエアコンモード時での、制御
部4によるフィルタ22の交換時期の判断処理を示すフ
ローチャートである。制御部4は図3に示すフローチャ
ートを1分おきに実施するものとする。なお、事前にブ
ロアファンの風量が制御部4によって演算され、その風
量に応じた制御電圧が制御部4からブロアファンモータ
ー11に出力されているとする。また、この実施例で
は、内気循環時(インテークドア13を閉じていると
き)にはフィルタ22にゴミが付着することはなく、フ
ィルタ22の目詰まりは起こらないことを前提としてい
る。
【0009】ステップS1では、警告装置9による警告
が禁止されているか否かを判定する。フィルタ22の交
換時期の警告を必要としない場合には不図示のスイッチ
により警告を禁止することができ、その場合には以下の
処理を行なわず処理を終了する。警告が禁止されていな
いと判定されるとステップS2に移行し、不図示のメモ
リに記憶されている各変数の値を読み込む。読み込む変
数は、後述する(6)式に従って演算した回数を計測す
るn、(6)式の演算結果を示すXn、連続して内気循
環させた時間を示すRtである。なお、メモリに変数値
が記憶されていない場合、すなわちフィルタを交換した
直後は、n=0、Xn=1、Rt=0とする。
【0010】ステップS3では、不図示のイグニション
キーがオフになったか否かを判定する。オフになったと
判定されるとステップS4に移行し、変数n、Xnおよ
びRtの各変数値をメモリに記憶して処理を終了する。
これらの変数をメモリに記憶するのは、再度イグニショ
ンキーがオンになった場合に、継続してフィルタ22の
寿命予測をするためである。イグニションキーがオンと
判定されるとステップS5に移行し、FREスイッチ6
がオンか否かを判定する。オンでないと判定されるとス
テップS6に移行し、FREスイッチ6がオンの状態か
らRECスイッチ5がオンの状態に切り替わったか否か
を判定する。切り替わったと判定されるとステップS7
に移行し、Rt=0としてステップS3に戻る。切り替
わらなかったと判定された場合、すなわちRECスイッ
チ5がオンの場合はステップS8に移行し、Rtを1加
算(Rtを1分更新)してステップS3に戻る。
【0011】ステップS5でFREスイッチ6がオンと
判定されるとステップS9に移行し、ファンスイッチ7
がオンか否かを判定する。オンと判定されるとステップ
S10に移行し、Rtが20以上か、すなわち連続して
内気循環させた時間が20分以上か否かを判定する。一
般にオートエアコンモードが選択されると、エアコンを
作動し始めた当初は冷房能力を高めるために内気循環さ
れるが、しばらくすると外気が導入される。したがっ
て、20分も連続して内気循環される場合は、外気が汚
れているため、操作者がRECスイッチ5により内気循
環を指示したと考えられる。このような状態でFREス
イッチ6をオンにして外気を導入すると、フィルタ22
の汚れ具合が激しくなるため、以下に示すフィルタ減衰
係数を大きい値に設定する。
【0012】内気循環時間が20分以上と判定されると
ステップS11に移行し、(1)(2)式にしたがって
フィルタ減衰係数A,Bを算出する。
【数1】A=VF×K11 ・・・(1) B=VF×K21 ・・・(2) (1)(2)式に示すように、フィルタ減衰定数A,B
は、外気の汚れ具合によって変化する係数K11,K2
1と、ファンの駆動電圧VFとの積によって求められ
る。
【0013】ここで、フィルタ22の寿命曲線は一般に
(3)式で示される。
【数2】 (3)式において、Xはフィルタ22に目詰まりがない
場合を1とした場合の寿命換算値、tはフィルタ22を
使い始めてからの経過時間、A,Bは前述したフィルタ
減衰係数である。図4は(3)式をプロットした図であ
る。図示のように、フィルタの寿命曲線は、時間が経過
するにつれ指数関数的に減少する。(4)式は(3)式
を時間微分したものである。
【数3】 (4)式を用いれば、図4に示す寿命換算値を求めるこ
とができる。すなわち、図4において、n回目に算出し
た寿命換算値がXnの場合、Xnを算出した時間からΔt
だけ経過したときの寿命換算値をXn+1とすると、
(4)式は(5)式のように変形される。
【数4】
【0014】これにより、Xn+1は(6)式のようにな
り、XnからΔt後の寿命換算値であるXn+1が算出され
る。
【数5】 Xn+1=Xn+(−A・Xn+B)・Δt ・・・(6) ステップS12では、(6)式に従って寿命換算値X
n+1を算出する。
【0015】ステップS10において、Rtが20分未
満と判定されるとステップS13に移行し、(7),
(8)式に示すように、係数K11,K21よりも小さ
い係数K12,K22を選択してフィルタ減衰係数A,
Bを求め、ステップS12に移行する。
【数6】A=VF×K12 ・・・(7) B=VF×K22 ・・・(8)
【0016】ステップS14ではXn+1が所定値以下
か、例えば0.5以下か否かを判定する。0.5以下と
判定されるとフィルタ22が寿命に達したと判断してス
テップS15に移行し、警告装置9に信号を送出してフ
ィルタ22が寿命に達したことを警告させて処理を終了
する。ステップS14において0.5より大きいと判定
されるとステップS16に移行し、nを1加算してステ
ップS3に戻る。
【0017】ステップS9において、ファンスイッチ7
がオンでないと判定されるとステップ17に移行し、車
速センサ8の出力値を読み込んで車速を求める。モータ
ー11が停止していても、インテークドア13が開かれ
ている場合は、空調ダクト12内に車速に応じて外気が
導入されるため、車速が大きいほどフィルタ22に付着
するゴミの量が増える。したがって、車速を求めてその
車速からファンの駆動電圧を換算することで、フィルタ
22の汚れ具合を判断する。ステップS18では、ラム
圧風量Ga(車速Vcに応じてインテークドア13から空
調ダクト12内に流れ込む風圧)を車速Vcから求め
る。ステップS18に示される図は車速Vcとラム圧風
量Gaとの関係を示す図である。図示の関係を示すテー
ブルが不図示のメモリに予め記憶されており、制御部4
はこのメモリに車速Vcを入力して、車速Vcに応じたラ
ム圧風量Gaを読み出す。ステップS19では、ラム圧
風量Gaからファンの駆動電圧VFを求める。ステップS
19に示される図はラム圧風量Gaとファンの駆動電圧
Fとの関係を示す図である。ステップS18と同様
に、図示の関係を示すテーブルがメモリに予め記憶され
ているため、ラム圧風量Gaをメモリに入力して、ファ
ンの駆動電圧VFを読み出す。
【0018】このように、ステップS18とS19によ
って車速Vcをファンの駆動電圧VFに換算できるため、
その後ステップS13に移行することにより、フィルタ
減衰定数A,Bを求めることができる。なお、ブロアフ
ァンモーター11が停止している場合には、フィルタ2
2の汚れ具合は激しくないと考えられるため、フィルタ
寿命曲線の減衰は少ないと考えられる。そこで、ステッ
プS11には移行せずステップS13に移行するように
している。
【0019】図5は図3のフローチャートに従ってフィ
ルタ22の寿命予測演算を行なった例を示す。この例で
は、(1)フィルタ交換直後から時間t1までの40分間
はRECスイッチ5をオン、FREスイッチ6をオフに
し、(2)時間t1〜t2はRECスイッチ5をオフ、F
REスイッチ6をオンかつファンの回転速度を最大に
し、(3)時間t2〜t3までの10分間はRECスイッ
チ5をオン、FREスイッチ6をオフにし、(4)時間t
3〜t4はRECスイッチ5をオフ、FREスイッチ6
をオンかつファンの回転速度を最小にした場合を示す。
図示のように、時間t1〜t2の間は、その直前にRE
Cスイッチが40分間オンになっているため、外気が汚
れていると判断され、点線に示す通常の寿命予測カーブ
よりも大きく減衰する。
【0020】このように、上記実施例では、フィルタの
通過風量をファン速度と車速によって推定して、フィル
タの交換時期を判断するようにしたため、従来の車両用
空調装置をそのまま使用して、制御部4によるソフトウ
ェア処理を変えるだけでよく、コストをかけることなく
フィルタの寿命予測を行なうことができる。また、上記
実施例では、長時間連続して内気循環する場合は外気の
汚れが大きいと考えられるため、連続して内気循環され
た時間の長短によって外気の汚染度を判断する。このた
め、例えば外気を導入しながらファンを回転させた時
間、またはその状態で車両が走行した距離によってフィ
ルタの寿命予測を行なうよりも、正確な予測ができる。
そして、外気の汚染度を測定するセンサを設けることな
く、外気の汚染度を考慮に入れてフィルタの寿命予測を
行なうため、コスト面での効果が大きい。さらに、ブロ
アファンモーター11が停止していても、外気導入状態
になっていると、車速に応じてフィルタ22にゴミが付
着するため、車速をファンの駆動電圧に換算すること
で、車速を考慮に入れたフィルタの寿命予測演算が行な
える。さらにまた、上記実施例によれば、フィルタの目
詰まり程度を測定するために、フィルタを取り出してそ
の重量を測定するという面倒な作業も不要となる。
【0021】上記実施例では、内気循環時にはフィルタ
22にゴミが付着しないことを前提としたが、実際には
内気循環時でもフィルタ22の通過風量に応じてフィル
タ22にゴミが付着する。そこで、内気循環時には、別
にフィルタ減衰係数A,Bを求めてフィルタ22の寿命
予測を行なってもよい。すなわち、ステップS8の後に
ステップS13よりも小さい係数値K13,K23を用
いて、フィルタ減衰係数A,Bを算出した後、ステップ
S12に移行するようにしてもよい。これにより、内気
循環時のフィルタ22の汚れも考慮に入れたフィルタ寿
命予測が可能となる。上記実施例では、ステップS1
8,S19において、車速からラム圧風量Gaを求めた
後にファンの駆動電圧を換算しているが、車速から直接
駆動電圧を換算してもよい。
【0022】上記実施例では、内気循環時間が20分以
上か否か、Xn+1が0.5以下か否かをそれぞれ判定し
ているが、各判定値を自由に設定できるようにしてもよ
い。上記実施例では、内気循環時間が20分以上か否か
によってフィルタ減衰係数を演算する係数を変えている
が、係数を多数用意して、内気循環時間の細かい単位ご
とに所望の係数を選択するようにしてもよい。これによ
り、より精度の高いフィルタ寿命予測が可能となる。上
記実施例では、ブロアファンモーター11の停止中の
み、車速を考慮に入れた寿命予測を行なっているが、ブ
ロアファンモーター11の作動中も車速を考慮に入れて
寿命予測を行なってもよい。上記実施例では、オートエ
アコンモード時におけるフィルタ交換時期の判断につい
て説明したが、マニュアル操作でブロアファンの風量調
節をする場合にも、同様に本発明を適用できる。
【0023】このように構成した実施例にあっては、制
御部4が判断手段、時間計測手段および風量推定手段
に、RECスイッチ5、FREスイッチ6および制御部
4が汚染度予測手段に、車速センサー8が車速検出手段
に、それぞれ対応する。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、フィルタの通過風量に応じてフィルタの交換時期
を判断するため、コストをかけることなくフィルタの寿
命予測を正確に行なえる。請求項2に記載の発明によれ
ば、少なくとも外気の汚染度を考慮に入れてフィルタの
交換時期を予測するため、外気の汚染度を測定するセン
サを設ける必要がない。請求項3に記載の発明によれ
ば、連続して内気循環された時間に応じて外気の汚染度
を判断するため、簡易な計測により外気の汚染度を正確
に把握できる。請求項4に記載の発明によれば、ブロア
ファンモーターの駆動電圧によってフィルタの通過風量
を推定することができる。請求項5に記載の発明によれ
ば、車速を考慮に入れてフィルタの交換時期を判断する
ため、例えばブロアファンモーターが停止中に外気を導
入していて、車速に応じてフィルタにゴミが付着した場
合でも、それを考慮に入れたフィルタの寿命予測が行な
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクレーム対応図である。
【図2】本発明による車両用空調装置の一実施例のブロ
ック図である。
【図3】図2の制御部のオートエアコンモード時の動作
を示すフローチャートである。
【図4】(3)式をプロットした図である。
【図5】図3のフローチャートに従って寿命予測した図
である。
【符号の説明】
1 ブロアユニット 2 クーラーユニット 3 ヒーターユニット 4 制御部 5 RECスイッチ 6 FREスイッチ 7 ファンスイッチ 8 車速センサー 9 警告装置 11 ブロアファンユニット 12 空調ダクト 13 インテークドア 21 エバポレータ 22 フィルタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動電圧の大きさに応じて回転速度が変
    化するブロアファンモータと、 空調ユニット内に設けられた防塵用のフィルタとを備え
    た車両用空調装置において、 前記フィルタの通過風量に応じてフィルタの交換時期を
    判断する判断手段を備えたことを特徴とする車両用空調
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された車両用空調装置に
    おいて、 前記判断手段は、少なくとも外気の汚染度を予測する汚
    染度予測手段を備え、 予測された汚染度とフィルタの通過風量に応じてフィル
    タの交換時期を判断することを特徴とする車両用空調装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された車両用空調装置に
    おいて、 前記汚染度予測手段は、連続して内気循環された時間を
    計測する時間計測手段を備え、 計測された時間に応じて、その時間が長いほど外気の汚
    染度が高いと推定することを特徴とする車両用空調装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載された車
    両用空調装置において、 前記判断手段は、前記駆動電圧に応じてフィルタの通過
    風量を推定する風量推定手段を備えたことを特徴とする
    車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された車両用空調装置に
    おいて、 車速を検出する車速検出手段を備え、 前記風量推定手段は、車速に基づいてフィルタの通過風
    量を推定することを特徴とする車両用空調装置。
JP23346893A 1993-09-20 1993-09-20 車両用空調装置 Pending JPH0781392A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6239694B1 (en) 1999-05-17 2001-05-29 Denso Corporation Warning device for filter-changing time
JP2014072182A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Toyota Motor Corp 温度調節システムおよび異物詰まり量の推定方法

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US6239694B1 (en) 1999-05-17 2001-05-29 Denso Corporation Warning device for filter-changing time
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