JPH0781307A - 高性能空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

高性能空気入りラジアルタイヤ

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JPH0781307A
JPH0781307A JP5230441A JP23044193A JPH0781307A JP H0781307 A JPH0781307 A JP H0781307A JP 5230441 A JP5230441 A JP 5230441A JP 23044193 A JP23044193 A JP 23044193A JP H0781307 A JPH0781307 A JP H0781307A
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JP
Japan
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layer
belt
tire
aromatic polyamide
bead
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Pending
Application number
JP5230441A
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English (en)
Inventor
Fumihide Okumura
文英 奥村
Kazuyuki Hamamura
一之 浜村
Toru Ubukata
透 生方
Sunao Kodama
直 児玉
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤ剛性の向上とタイヤの軽量化とを同時
に達成できる空気入りラジアルタイヤを提供すること。 【構成】 ベルトプライ24、26あるいはビード補強
層19の少なくとも一方のコードにスチールコードに比
較して比重の小さい芳香族ポリアミドコードを用いる。
芳香族ポリアミドコードは、以下の数式1で表される撚
り係数を0.08〜0.43とし、総デニール数を40
0〜3500とする。 【数1】 (Tは長さ10cm当たりの撚り数、Dは総デニール、
ρは比重。)上記構成により、タイヤを軽量化して駆
動、制動及び方向転換時のレスポンスを向上させること
ができると共に従来と同等以上の剛性を確保するこがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高性能空気入りラジアル
タイヤに係り、特に、タイヤ剛性の向上及び軽量化とを
同時に図り、操縦安定性を向上できる高性能空気入りラ
ジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りラジアルタイヤの重要機能の一
つとして、制動性能、駆動性能、方向変換性能が上げら
れる。これらの性能向上には、タイヤ踏面、サイド部の
剛性確保が重要である。従来、剛性向上の手法として、
主にスチール部材を使用し、ベルト層、ビード補強部材
の数量増加、コード角度変更等により剛性向上が図られ
てきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年では、車両の高
速、高運動性能化に伴ってコーナリングスピードの限界
も上がり、タイヤには前後左右の大きな荷重変動の際、
腰砕けにならない剛性感と制動、駆動、方向転換のレス
ポンスを向上させるための軽量化が求められている。
【0004】しかしながら、補強部材の数量を増やすこ
とによって剛性向上を目指すと、重量の増加を招き、制
動、駆動、方向変換時のレスポンスが悪化し、また、コ
スト面、製造面においても悪影響を及ぼし、タイヤの剛
性向上とタイヤの軽量化とは二律背反の関係にあり、従
来の技術では両立は困難とされてきた。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、タイヤ剛性の
向上とタイヤの軽量化とを同時に達成でき、操縦安定性
を向上できる高性能空気入りラジアルタイヤを提供する
ことが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の高性能空気入り
ラジアルタイヤは、ビードコアを有する左右一対のビー
ド部と、左右のビードコアに係止されてトロイド状に延
びるラジアルカーカスと、前記カーカスのクラウン部に
配置される1層以上のベルトと、前記ビード部を補強す
る1層以上のビード補強層と、を有する高性能空気入り
ラジアルタイヤにおいて、前記ベルト層及前記ビード補
強層の少なくとも一方の1層以上を芳香族ポリアミドコ
ードにより形成し、前記芳香族ポリアミドコードの数式
2で表される撚り係数を0.08〜0.43の範囲、総
デニール数を400〜3500の範囲としたことを特徴
としている。
【0007】
【数2】
【0008】ここで、Tは芳香族ポリアミドコードの長
さ10cm当たりの撚り数、Dは芳香族ポリアミドコー
ドの総デニール、ρは芳香族ポリアミドコードの比重。
【0009】
【作用】本発明の高性能空気入りラジアルタイヤによれ
ば、ベルト層及びビード補強層の少なくとも一方の1層
以上をスチールよりも比重が小さく、かつ引張強度に優
れる芳香族ポリアミドコードにより形成したので、ベル
ト層及びビード補強層のコードをスチールコードとした
従来の高性能空気入りラジアルタイヤよりも軽量化を図
ることができる。
【0010】しかも、芳香族ポリアミドコードの撚り係
数および総デニール数を最適化して曲げ剛性を高くした
ので、軽量化を図りつつベルト層及びビード補強層の剛
性を従来と同等またはそれ以上とすることが可能とな
る。
【0011】タイヤが横力を発生する際、踏面内には捩
れが生じるが、ベルト層の剛性を向上させることで、そ
の捩れは少なくなり、結果的にはより大きな横力に対応
することができる。但し、踏面の横力が大きくなればな
る程、タイヤサイド部の変形も大きくなり、大横力に対
応出来る剛性を確保したビード補強層が必要となる。
【0012】よって、本発明は、ベルト層、ビード補強
層の何れか一方の剛性を向上させても効果はあるが、よ
り大幅に操縦安定性を向上させるにはベルト層、ビード
補強層の両方の剛性向上を図る方がより効果的である。
【0013】
【実施例】
〔第1実施例〕本発明の第1実施例を図1にしたがって
説明する。
【0014】図1に示すように、空気入りラジアルタイ
ヤ10(タイヤサイズ255/40ZR17)は、一対
のビードコア12(図1では一方のみ図示)と、一方の
ビードコア12から他方のビードコア12に亘ってトロ
イド状に延びるカーカス層14とを有している。このカ
ーカス層14は少なくとも1枚のカースプライ、本実施
例では2枚のカーカスプライ16及びカーカスプライ1
8から構成されている。また、本実施例のビードコア1
2は、断面形状が四角形とされたいわゆるストランドビ
ードであるが、その他の構造であっても良い。
【0015】カーカスプライ16、18の端末部は、ビ
ードコア12の回りをタイヤ内側から周回してタイヤ半
径方向外側に向かって折り返されており、タイヤ内側の
カーカスプライ16の折り返し端部16Aがタイヤ外側
のカーカスプライ18の折り返し端部18Aよりもタイ
ヤ半径方向外側へ所定寸法離間して配置されている。
【0016】カーカスプライ16、18は、熱収縮性有
機繊維、例えばナイロン、ポリエステル等の繊維を複数
本撚り合わせた構造のコードをゴムコーティングしたも
のであり、コード方向はラジアル方向とされている。本
実施例では、コードが1260d/2のナイロンコード
であり、カーカスプライ16のコード方向は赤道面に対
して80°、カーカスプライ18のコード方向は赤道面
に対して−80°で傾斜し、互いに交差している。
【0017】カーカス層14のタイヤ軸方向外側には、
サイドウォール部を形成するサイドゴム層28が配設さ
れている。また、カーカスプライ16の内側にはインナ
ーライナー17が配置されている。
【0018】カーカス層14のタイヤ半径方向外側に
は、トレッド部を形成するトレッド層20がサイドゴム
層28を跨ぐように配設されている。本実施例では、ト
レッドゴム層20のゴムゲージが6mmに設定されてい
る。
【0019】カーカス層14とトレッドゴム層20との
間にはベルト層22が配置されている。ベルト層22
は、少なくとも2枚のベルトプライを有することが好ま
しく、本実施例では、2枚のベルトプライ24、26を
有している。これらのベルトプライ24、26内には、
タイヤ周方向に対して傾斜した多数本のコードが埋設さ
れている。これらのコードは隣接するベルトプライにお
いて互いに交差している。なお、ベルトプライ24、2
6の端部のタイヤ半径方向外側には、ベルトプライ2
4、26の端部を覆うようにベルト補強層を配設しても
よい。
【0020】一方、カーカスプライ18の折り返し部1
8Bの内側には、隣接してビード補強層19が配設され
ている。このビード補強層19は、複数本のコードを所
定間隔に簾織りした構造のものであり、少なくとも1層
以上設けることが好ましい。
【0021】ビード補強層19は、タイヤ半径方向内側
の端部19Aがビードコア12の近傍に配置されてお
り、タイヤ半径方向外側の端部19Bがタイヤ最大幅位
置よりも若干タイヤ半径方向外側に配置されている。
【0022】ここで、ベルト層22及びビード補強層1
9の少なくとも一方には、芳香族ポリアミドコードによ
り形成される層が1層以上含まれることが好ましい。ま
た、芳香族ポリアミドコードは、以下の数式3で表され
る撚り係数を0.08〜0.43とすることが好まし
く、総デニール数を400〜3500とすることが好ま
しい。
【0023】
【数3】
【0024】ここで、Tは芳香族ポリアミドコードの長
さ10cm当たりの撚り数、Dは芳香族ポリアミドコー
ドの総デニール、ρは芳香族ポリアミドコードの比重で
ある。
【0025】本実施例の空気入りラジアルタイヤ10で
は、ベルトプライ24、26のコードに芳香族ポリアミ
ドコードが用いられており、その撚り係数が0.25、
デニール数が1500d/2(総デニール数3000)
に設定されている。
【0026】また、本実施例の空気入りラジアルタイヤ
10では、ビード補強層19のコードがスチールコード
とされ、そのコード構造は1×5×0.23とされてい
る。
【0027】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
の空気入りラジアルタイヤ10では、ベルトプライ2
4、26のコードにスチールコードに比較して比重の小
さい芳香族ポリアミドコードを用いたので、タイヤの軽
量化を図ることができ、これによって従来のタイヤより
も駆動、制動及び方向転換時のレスポンスを向上させる
ことができる。
【0028】しかも、芳香族ポリアミドコードの撚り係
数及び総デニール数を最適化して曲げ剛性を高く設定し
ているので、ベルトプライ24、26の剛性をスチール
コードを用いたベルトプライに対して同等またはそれ以
上とすることができ、従来と同等以上のベルト剛性を確
保するこができる。
【0029】なお、芳香族ポリアミドコードの撚り係数
が0.43を超えると、芳香族ポリアミドコードの曲げ
剛性が低下するため好ましくなく、0.08未満では、
コード耐久性が低下し、コード破壊が懸念されるため好
ましくない。
【0030】また、芳香族ポリアミドコードの総デニー
ル数が400以下になると、コード細化により高速耐久
性と剛性向上との両立が図れなくなるため好ましくな
く、3500以上となるとコード太化によってベルト層
22の曲げ剛性が高く成り過ぎて接地性が悪化し、グリ
ップ力の低下が懸念されるため好ましくない。
【0031】〔第2実施例〕本発明の第2実施例に係る
空気入りラジアルタイヤ10を説明する。
【0032】本実施例では、ビード補強層19が芳香族
ポリアミドコードで形成されており、ベルトプライ2
4、26のコードがスチールコードで形成さている。
【0033】ビード補強層19に用いる芳香族ポリアミ
ドコードは、前述したように撚り係数を0.08〜0.
43とすることが好ましく、総デニール数を400〜3
500とすることが好ましい。
【0034】本実施例のビード補強層19は、撚り係数
が0.25、デニール数が1500d/2(総デニール
数)に設定されている。
【0035】なお、本実施例の空気入りラジアルタイヤ
10のベルトプライ24、26のコードはスチールコー
ドであり、そのコード構造は1×5×0.23である。
【0036】本実施例の空気入りラジアルタイヤ10で
は、ビード補強層19にスチールコードに比較して比重
の軽い芳香族ポリアミドコードを用いたので、ビード補
強層にスチールコードを用いた従来の空気入りラジアル
タイヤよりもタイヤ重量を軽くすることができる。しか
も、芳香族ポリアミドコードの撚り係数及び総デニール
数を最適化したので、スチールコードを用いたビード補
強層の剛性に対して同等またはそれ以上とすることがで
き、軽量化を図りつつ従来と同等以上のタイヤサイド部
の剛性を確保することができる。
【0037】なお、芳香族ポリアミドコードの撚り係数
が0.43を超えると、曲げ剛性が低下してタイヤサイ
ド部の剛性が低下するため好ましくなく、0.08未満
では、コード耐久性が低下し、コード破壊が懸念される
ため好ましくない。
【0038】また、芳香族ポリアミドコードの総デニー
ル数が400以下になると、コード細化により高速耐久
性と剛性向上との両立が図れなくなるため好ましくな
く、3500以上となるとコード太化によってサイド部
の剛性が高く成り過ぎるため好ましくない。 〔第3実施例〕本発明の第3実施例に係る空気入りラジ
アルタイヤ10を説明する。
【0039】本実施例の空気入りラジアルタイヤ10で
は、ビード補強層19及びベルトプライ24、26の両
方のコードに芳香族ポリアミドコードが用いられてお
り、各々デニール数が1500d/2(総デニール数3
000)、撚り係数が0.25に設定されている。
【0040】本実施例の空気入りラジアルタイヤ10で
は、芳香族ポリアミドコードをビード補強層19及びベ
ルトプライ24、26の両方に用いたので、前記第1及
び第2実施例の空気入りラジアルタイヤ10よりも更に
タイヤを軽量化するこができ、駆動、制動及び方向転換
時のレスポンスをより向上させることができる。
【0041】なお、前記第1実施例では、ベルトプライ
24及びベルトプライ26の両方を芳香族ポリアミドコ
ードで形成したが、本発明はこれに限らず、ベルト層に
は、芳香族ポリアミドコードで形成するベルトプライ
は、少なくとも1層あれば良く、ベルトプライ24を芳
香族ポリアミドコードで形成してベルトプライ26をス
チールコードで形成しても良く、ベルトプライ26を芳
香族ポリアミドコードで形成してベルトプライ24をス
チールコードで形成しても良い。
【0042】また、ベルト層22が芳香族ポリアミドコ
ードで形成した2層以上のベルトプライからなる場合、
各層の芳香族ポリアミドコードの撚り係数は同一であっ
ても良く、異なっていても良く、また、各層の芳香族ポ
リアミドコードの総デニール数は同一であっても良く、
異なっていても良い。
【0043】また、前記実施例では、ビード補強層19
をカーカスプライ18の折り返し部18Bの内側に配置
したが、本発明はこれに限らず、ビード補強層19は図
2に示すように折り返し部16Bと折り返し部18Bと
の間に配置しても良い。
【0044】また、ビード補強層19は2層以上設けて
も良く、図3に示すように、折り返し部18Bの内側に
2層設けても良く、図4に示すように、折り返し部16
Bの内側に1層、折り返し部16Bと折り返し部18B
との間に1層設けても良い。
【0045】また、ビード補強層19を2層設けた場
合、内側のビード補強層19のコードを芳香族ポリアミ
ドコードとし、外側のビード補強層19のコードをスチ
ールコードとしても良く、内側のビード補強層19のコ
ードをスチールコードとし、外側のビード補強層19の
コードを芳香族ポリアミドコードとしても良い。
【0046】また、芳香族ポリアミドコードからなるビ
ード補強層19を2層以上設けた場合、各層の芳香族ポ
リアミドコードの撚り係数は同一であっても良く、異な
っていても良く、また、各層の芳香族ポリアミドコード
の総デニール数も同一であっても良く、異なっていても
良い。
【0047】〔試験例〕本発明の効果を調べるために、
従来例の空気入りラジアルタイヤ1種、本発明の適用さ
れた空気入りラジアルタイヤ4種を用意し、各試験タイ
ヤをそれぞれ実車に装着して剛性感、レスポンスを評価
し、また、ドラム試験機にて高速耐久性を試験した。各
試験タイヤは全てタイヤサイズ255/40ZR17と
してあり、各諸元と評価結果を合わせて以下の表1に示
す。
【0048】なお、従来例タイヤとは、図1に示す構造
のタイヤにおいて、ビード補強層及びベルトプライの両
方のコードにスチールコードを用いたものである。
【0049】また、本発明タイヤ1とは第1実施例のタ
イヤ(図1参照)であり、本発明タイヤ2とは第2実施
例のタイヤであり、本発明タイヤ3とは第3実施例のタ
イヤである。
【0050】以下に各々の試験方法及び評価方法を説明
する。 剛性感:試験タイヤを装着した車両を1周6kmのテスト
コースにて走行させ、1周のラップタイムにテストドラ
イバーのフィーリング評価を加味して指数評価した。成
績は従来例のタイヤを100としており、数値が大きい
ほど性能に優れていることを示す。
【0051】レスポンス:試験タイヤを装着した車両を
1周6kmのテストコースにて走行させ、1周のラップタ
イムにテストドライバーのフィーリング評価を加味して
指数評価した。成績は従来例のタイヤを100としてお
り、数値が大きいほど性能に優れていることを示す。
【0052】なお、表1内のタイヤ重量は、従来タイヤ
を100とした指数表示で示しており、数値の小さいほ
ど軽量であることを示す。
【0053】
【表1】
【0054】上記表1の試験結果からも、本発明の適用
された実施例1〜3の空気入りラジアルタイヤは、従来
の空気入りラジアルタイヤに比較して、剛性感、レスポ
ンス共に向上して操縦安定性が向上していることは明ら
かである。また、高速耐久性をドラム試験したところ、
これも従来タイヤと同レベルに確保された。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高性能空
気入りラジアルタイヤは上記構成としたので、タイヤ剛
性の向上とタイヤの軽量化とを同時に達成でき操縦安定
性を向上できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る空気入りラジアルタ
イヤの子午線断面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る空気入りラジアルタ
イヤのゴム部材を省略した概略子午線断面図である。
【図3】本発明の更に他の実施例に係る空気入りラジア
ルタイヤのゴム部材を省略した概略子午線断面図であ
る。
【図4】本発明の更に他の実施例に係る空気入りラジア
ルタイヤのゴム部材を省略した概略子午線断面図であ
る。
【符号の説明】
10 空気入りラジアルタイヤ 12 ビードコア 14 カーカス層 16 カーカスプライ 18 カーカスプライ 19 ビード補強層 22 ベルト層 24 ベルトプライ 26 ベルトプライ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビードコアを有する左右一対のビード部
    と、 左右のビードコアに係止されてトロイド状に延びるラジ
    アルカーカスと、 前記カーカスのクラウン部に配置される1層以上のベル
    トと、 前記ビード部を補強する1層以上のビード補強層と、 を有する高性能空気入りラジアルタイヤにおいて、 前記ベルト層及前記ビード補強層の少なくとも一方の1
    層以上を芳香族ポリアミドコードにより形成し、 前記芳香族ポリアミドコードの数式1で表される撚り係
    数を0.08〜0.43の範囲、総デニール数を400
    〜3500の範囲としたことを特徴とする高性能空気入
    りラジアルタイヤ。 【数1】 ここで、Tは芳香族ポリアミドコードの長さ10cm当
    たりの撚り数、Dは芳香族ポリアミドコードの総デニー
    ル、ρは芳香族ポリアミドコードの比重。
JP5230441A 1993-09-16 1993-09-16 高性能空気入りラジアルタイヤ Pending JPH0781307A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113646186A (zh) * 2019-04-05 2021-11-12 米其林集团总公司 具有优化的胎冠和胎圈结构的充气轮胎
CN114425928A (zh) * 2020-10-29 2022-05-03 通伊欧轮胎株式会社 充气轮胎

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113646186A (zh) * 2019-04-05 2021-11-12 米其林集团总公司 具有优化的胎冠和胎圈结构的充气轮胎
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