JPH078120Y2 - ターンテーブル装置 - Google Patents
ターンテーブル装置Info
- Publication number
- JPH078120Y2 JPH078120Y2 JP14126189U JP14126189U JPH078120Y2 JP H078120 Y2 JPH078120 Y2 JP H078120Y2 JP 14126189 U JP14126189 U JP 14126189U JP 14126189 U JP14126189 U JP 14126189U JP H078120 Y2 JPH078120 Y2 JP H078120Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turntable
- motor
- hooks
- chain
- driven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Machine Tool Units (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば機械部品の加工工程において、ワーク
としての上記機械部品を転向させるために用いるのに適
したターンテーブル装置に関し、特に小容量のモータで
大重量のワークの転向を可能としたターンテーブル装置
に関する。
としての上記機械部品を転向させるために用いるのに適
したターンテーブル装置に関し、特に小容量のモータで
大重量のワークの転向を可能としたターンテーブル装置
に関する。
一般に、機械部品の加工現場では、加工工程の途中でワ
ークとしての上記機械部品の方向を例えば180°転向さ
せる必要があり、そのために、ターンテーブル装置が使
用されている。
ークとしての上記機械部品の方向を例えば180°転向さ
せる必要があり、そのために、ターンテーブル装置が使
用されている。
その1例を第3図(側面図)および第4図(平面図)に
より説明すると、ターンテーブル1が同ターンテーブル
1に固着された保持軸(3)と多数のガイドローラ2に
より基台(図示せず)に回転可能に保持されるととも
に、保持軸3の駆動源としての回転エヤシリンダ(の出
力軸)が接続されている。
より説明すると、ターンテーブル1が同ターンテーブル
1に固着された保持軸(3)と多数のガイドローラ2に
より基台(図示せず)に回転可能に保持されるととも
に、保持軸3の駆動源としての回転エヤシリンダ(の出
力軸)が接続されている。
機械加工現場では、駆動源として安価な回転エヤシリン
ダを駆動源として用いることが多く、この場合ターンテ
ーブル停止時のエネルギ吸収のため、ショックダンパ5
が停止位置付近に設けられている。
ダを駆動源として用いることが多く、この場合ターンテ
ーブル停止時のエネルギ吸収のため、ショックダンパ5
が停止位置付近に設けられている。
なお、図中の符号Aはターンテーブル1上に搬入される
ワーク10の搬入方向を示しており、ワーク10を搭載した
ままターンテーブル1が180°回動することにより、ワ
ーク10も180°転向させられて符号10aの状態となる。矢
印Bはターンテーブル1の正回動および逆回動の方向を
示している。
ワーク10の搬入方向を示しており、ワーク10を搭載した
ままターンテーブル1が180°回動することにより、ワ
ーク10も180°転向させられて符号10aの状態となる。矢
印Bはターンテーブル1の正回動および逆回動の方向を
示している。
ところで、上述のような従来のターンテーブル装置で
は、ターンテーブル上に搭載されるワークの重量が大き
い場合、起動のために大きなトルクを必要とするため出
力の大きな回転エアシリンダが用いられているが、その
場合停止時に吸収すべきエネルギも大きくなり、その結
果ショックダンパでそのエネルギを完全に吸収すること
ができず反発現象が発生してターンテーブルの停止位置
が一定にならないという問題点がある。
は、ターンテーブル上に搭載されるワークの重量が大き
い場合、起動のために大きなトルクを必要とするため出
力の大きな回転エアシリンダが用いられているが、その
場合停止時に吸収すべきエネルギも大きくなり、その結
果ショックダンパでそのエネルギを完全に吸収すること
ができず反発現象が発生してターンテーブルの停止位置
が一定にならないという問題点がある。
本考案はこのような問題点の解消をはかろうとするもの
で、ターンテーブルに多数のフックを設ける一方これら
のフックとモータの出力軸に取付けられた小径の回転係
合部との間に可撓性の作動無端体を捲回して小容量のモ
ータで高トルクの回転力が得られるようにした、ターン
テーブル装置を提供することを目的とする。
で、ターンテーブルに多数のフックを設ける一方これら
のフックとモータの出力軸に取付けられた小径の回転係
合部との間に可撓性の作動無端体を捲回して小容量のモ
ータで高トルクの回転力が得られるようにした、ターン
テーブル装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案のターンテーブル装
置は、ターンテーブルと同ターンテーブルを基台に対し
回転可能に保持するための保持軸と上記ターンテーブル
を回転駆動するための駆動機構とをそなえ、上記駆動機
構が、駆動源としてのモータと、上記ターンテーブルに
設けられた複数のフックと、同フックと上記モータの出
力軸に取付けられた小径の回転係合部との間に捲回され
た可撓性の作動用無端体とから構成されたことを特徴と
している。
置は、ターンテーブルと同ターンテーブルを基台に対し
回転可能に保持するための保持軸と上記ターンテーブル
を回転駆動するための駆動機構とをそなえ、上記駆動機
構が、駆動源としてのモータと、上記ターンテーブルに
設けられた複数のフックと、同フックと上記モータの出
力軸に取付けられた小径の回転係合部との間に捲回され
た可撓性の作動用無端体とから構成されたことを特徴と
している。
上述の本考案のターンテーブル装置では、モータの出力
軸には小径の回転係合部が取付けられる一方、ターンテ
ーブルに上記回転係合部へ可撓性の作動用無端体を介し
て接続される多数のフックからなる被駆動部が形成さ
れ、その回転直径が上記回転係合部の直径より大きくな
るように上記各フックの取付け位置を設定することによ
り、上記ターンテーブルの駆動系に大きな減速比をもた
せることができて、小容量モータで高トルクの回転力を
得ることができる。
軸には小径の回転係合部が取付けられる一方、ターンテ
ーブルに上記回転係合部へ可撓性の作動用無端体を介し
て接続される多数のフックからなる被駆動部が形成さ
れ、その回転直径が上記回転係合部の直径より大きくな
るように上記各フックの取付け位置を設定することによ
り、上記ターンテーブルの駆動系に大きな減速比をもた
せることができて、小容量モータで高トルクの回転力を
得ることができる。
以下、図面により本考案の一実施例としてのターンテー
ブル装置について説明すると、第1図はその平面図、第
2図は第1図のII-II矢視断面図である。なお、第1、
2図中第3、4図と同一符号はほぼ同じ部材を示してい
る。
ブル装置について説明すると、第1図はその平面図、第
2図は第1図のII-II矢視断面図である。なお、第1、
2図中第3、4図と同一符号はほぼ同じ部材を示してい
る。
この実施例のターンテーブル装置も、ターンテーブル1
が基台に対してガイドローラ2と保持軸3を介して回転
可能に取付けられている。
が基台に対してガイドローラ2と保持軸3を介して回転
可能に取付けられている。
ターンテーブル1の下面でその外周寄りの位置に8本の
チェーンフック7が取付けられて被駆動部が形成される
とともに、これら各フック7とエアモータ9の出力軸に
取付けられたスプロケット10との間にチェン8が無端状
に捲回されている。
チェーンフック7が取付けられて被駆動部が形成される
とともに、これら各フック7とエアモータ9の出力軸に
取付けられたスプロケット10との間にチェン8が無端状
に捲回されている。
なお、スプロケット10の直径は上記被駆動部の直径より
もはるかに小径に設定されている。
もはるかに小径に設定されている。
符号12はテンションシリンダ11のピストン杆11aの先端
部に枢支されてチェーン8の背面に転接可能なテンショ
ンローラを示している。
部に枢支されてチェーン8の背面に転接可能なテンショ
ンローラを示している。
ターンテーブル1の外周部の適所にカム1aが突出され
て、このカム1aに当接可能にリミットバルブ12が設けら
れている。
て、このカム1aに当接可能にリミットバルブ12が設けら
れている。
上述の構成により、エアモータ9の往復回動に伴ってタ
ーンテーブル1も矢印Bのごとく往復駆動される。そし
て、ターンテーブル1が所定の停止位置に到着すると、
カム1aによるリミットバルブ12の作動によってエアモー
タ9へのエア供給がカットされてターンテーブル1が停
止する。
ーンテーブル1も矢印Bのごとく往復駆動される。そし
て、ターンテーブル1が所定の停止位置に到着すると、
カム1aによるリミットバルブ12の作動によってエアモー
タ9へのエア供給がカットされてターンテーブル1が停
止する。
上記のターンテーブル1の駆動に際しターンテーブル1
は大きな減速比のもとでエアモータ9によって駆動され
るので、小容量のエアモータによって高トルクの回転力
が得られるとともに、エアモータを高回転域で使用する
ことができるので、高能率での運転が可能となる。
は大きな減速比のもとでエアモータ9によって駆動され
るので、小容量のエアモータによって高トルクの回転力
が得られるとともに、エアモータを高回転域で使用する
ことができるので、高能率での運転が可能となる。
また、チェーンが係合する被駆動部を多数のチェーンフ
ック7をターンテーブル1の下面に植設して構成したの
で、スプロケットで被駆動部を形成する場合に比べてコ
ストをはるかに安くすることが可能となる。
ック7をターンテーブル1の下面に植設して構成したの
で、スプロケットで被駆動部を形成する場合に比べてコ
ストをはるかに安くすることが可能となる。
なお、上述の実施例では、チェーンフック7を8本設け
て被駆動部が八角形に形成されているが、チェーンフッ
ク7の本数を8本以上としてもよくまた8本以下として
もよいことは言うまでもない。
て被駆動部が八角形に形成されているが、チェーンフッ
ク7の本数を8本以上としてもよくまた8本以下として
もよいことは言うまでもない。
また、チェーン駆動に代えてベルト駆動としても同様の
作用効果が得られ、さらにエアモータに代えて電動機を
用いるとともにリミットバルブに代えてリミットスイッ
チを設けてもよい。
作用効果が得られ、さらにエアモータに代えて電動機を
用いるとともにリミットバルブに代えてリミットスイッ
チを設けてもよい。
以上詳述したように、本考案のターンテーブル装置によ
れば、次のような効果ないし利点が得られる。
れば、次のような効果ないし利点が得られる。
(1)ターンテーブルの駆動に際しターンテーブルは大
きな減速比のもとでエアモータによって駆動されるの
で、小容量のエアモータによって高トルクの回転力が得
られる。
きな減速比のもとでエアモータによって駆動されるの
で、小容量のエアモータによって高トルクの回転力が得
られる。
(2)エアモータを高回転域で使用することができるの
で、高能率での運転が可能となる。
で、高能率での運転が可能となる。
(3)チェーンが係合する被駆動部を多数のチェーンフ
ックをターンテーブルの下面に植設して構成したので、
スプロケットで被駆動部を構成する場合に比べてコスト
をはるかに安くすることが可能となる。
ックをターンテーブルの下面に植設して構成したので、
スプロケットで被駆動部を構成する場合に比べてコスト
をはるかに安くすることが可能となる。
第1、2図は本考案の一実施例としてのターンテーブル
装置を示すもので、第1図はその平面図、第2図は第1
図のII-II矢視断面図であり、第3、4図は従来のター
ンテーブル装置を示すもので、第3図はその側面図、第
4図はその平面図である。 1……ターンテーブル、2……ガイドローラ、3……保
持軸、4……エアシリンダ、7……チェーンフック、8
……チェーン、9……エアモータ、10……スプロケッ
ト、12……リミットバルブ。
装置を示すもので、第1図はその平面図、第2図は第1
図のII-II矢視断面図であり、第3、4図は従来のター
ンテーブル装置を示すもので、第3図はその側面図、第
4図はその平面図である。 1……ターンテーブル、2……ガイドローラ、3……保
持軸、4……エアシリンダ、7……チェーンフック、8
……チェーン、9……エアモータ、10……スプロケッ
ト、12……リミットバルブ。
Claims (1)
- 【請求項1】ターンテーブルと同ターンテーブルを基台
に対し回転可能に保持するための保持軸と上記ターンテ
ーブルを回転駆動するための駆動機構とをそなえ、上記
駆動機構が、駆動源としてのモータと、上記ターンテー
ブルに設けられた複数のフックと、同フックと上記モー
タの出力軸に取付けられた小径の回転係合部との間に捲
回された可撓性の作動用無端体とから構成されたことを
特徴とする、ターンテーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14126189U JPH078120Y2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | ターンテーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14126189U JPH078120Y2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | ターンテーブル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0379243U JPH0379243U (ja) | 1991-08-13 |
JPH078120Y2 true JPH078120Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31688173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14126189U Expired - Fee Related JPH078120Y2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | ターンテーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078120Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-06 JP JP14126189U patent/JPH078120Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0379243U (ja) | 1991-08-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |