JPH0781105B2 - 微粉化ろうの製法 - Google Patents

微粉化ろうの製法

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JPH0781105B2
JPH0781105B2 JP61218258A JP21825886A JPH0781105B2 JP H0781105 B2 JPH0781105 B2 JP H0781105B2 JP 61218258 A JP61218258 A JP 61218258A JP 21825886 A JP21825886 A JP 21825886A JP H0781105 B2 JPH0781105 B2 JP H0781105B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/12Powdering or granulating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D101/00Coating compositions based on cellulose, modified cellulose, or cellulose derivatives
    • C09D101/08Cellulose derivatives
    • C09D101/16Esters of inorganic acids
    • C09D101/18Cellulose nitrate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 ろうを例えば印刷インキの系およびラツカーの系におい
て0.5重量%から5重量%までの間の量、印刷インキお
よびラツキーできめられている特性を得るためおよび改
善するために使用することは既に知られている。微粉化
してない製品と比べて、微粉化したろうは、そのまます
ぐに加えることができるか又は冷製法で製造した分散体
の形で加えことがきるという利点がある。
微粉化ろうの製造方法は一般に二つある。
第一の方法は噴霧法であり、該方法では熱い低粘度のろ
うの融成物を、ノズルで加圧して非常に細かいろうの小
滴の状態で噴霧する。次の冷却でこのろうの小滴は凝固
して球形の粒子になる。この粒子がまだ各場合の使用に
充分な小滴の細かさをもつていない場合には、まだ含ま
れている粗大粒子を除くふるい分け処理が接続する。
第二の方法は、純粋な粉砕法である。該方法では、タブ
レツト、球状または燐片状で存在するろうが微粉化さ
れ、又、粗大なろうの粉末も特別な粉砕装置、例えばジ
エツトミルで微粉化される。これらの粉砕装置の多く
は、所望の粒度の粉砕物だけが粉砕室から出るように設
計されている。それらはほとんど、粉砕室に統合された
分級機をもつている。
更に、ろうを幾つかの工程で所望の粒度にする直列に配
置した粉砕装置が知られている。最後に、粉砕装置と分
級機の組み合わせも使用される;該組み合わせにおいて
は、第一粉砕工程の後に選分けられた粗製物をすぐに再
び粉砕室に戻して第二粉砕工程で所望の粒度にする。
最初に挙げた噴霧法では主として球形の表面積の小さい
そろつた粒子が得られるのに対して、粉砕法では砕けた
表面積の大きい不ぞろいな粒子が得られる。
球形粒子は、印刷インキ−およびラツカーフイルムの滑
りやすさ(「スリツプ」)並びに摩耗抵抗および引つか
き強度を改善する。この場合、球形粒子は、同じろう体
組成物の砕けた粒子よりもはるかに良い結果を生じる。
球形粒子の他の長所は、球形粒子の表面は球形で滑らか
なので印刷インキ−およびラツカーフイルムの表面も滑
らかになる結果、ろうを加えてもほとんど曇りが生じな
いほど投下光を反射することである。それに対して、粉
砕した生成物即ち砕けた粒子は、印刷インキ−およびラ
ツカーフイルムの表面に障害を生じる。
投下光は拡散反射されるので、球形粒子と比較して著し
い曇りが、即ちつや消しが生じる。
球形粒子の欠点は、砕けた粒子よりも悪い湿潤−または
分散特性である;というのは、球形粒子は砕けた粒子よ
りも表面が小さいのでぬれにくいからである。更に球形
粒子は球形なので印刷インキの系やラツカーの系の中へ
かき混ぜながら入れる際に、砕けた粒子よりもせん断が
少ないので、非常に面倒をかけなければ分散させること
ができない。
従つて、噴霧によつて製造した微粉化ろうは、印刷イン
キの系でもラツカーの系でも、粉砕によつて製造した同
じろう体組成および同じ粒度の生成物よりも固まりを生
じる傾向がはるかに大きい。それ故、噴霧によつて製造
したろう粉末はしばしば前もつて分散させた形でだけ加
えられるのに対して、粉砕によつて製造した微粉化ろう
は大抵直ぐに印刷インキの系へもラツカーの系へもかき
混ぜながら入れることができる。
従つて、一方では噴霧によつて製造した微粉化ろうの滑
り特性および光沢値を、他方では粉砕によつて製造した
生成物の有利な分散特性を、印刷インキ−およびラツカ
ーフイルムに与えるような製品を開発することが課題で
あつた。
驚くべきことに、特許請求の範囲に従つて製造した微粉
化ろうはこれらの特性を有するということが見いだされ
た。
適当なろうは天然ろう、鉱ろう、モンタンろう誘導体、
脂肪酸誘導体、アミドろう、フイツシヤー−トロプシユ
ろうおよびポリオレフインろう並びにそのようなろうの
混合物である。これらのろうまたはろう混合物の(DGF
M−III−3によつて測定した)滴点は65℃から160℃ま
での間である。(DGF M−III−9bによつて測定した)針
入度は10mm10-1よりも小さい。(150℃で測定した)溶
融粘度は500mpasよりも小さい。
微粉化は、粒度がμmの範囲で変動することを意味す
る。
ろう融成物を噴霧して著しく球形の粒子から成る細かい
粉末にすることは、既知の方法で空気または不活性ガス
特に窒素を使用してノズルで行なうことができる(ノズ
ルで噴出する)。ろうまたはろう混合物の滴点以上の10
ないし200℃特に50ないし150℃の温度から出発する。細
かい小滴で飛散したろう融成物を空気または不活性ガス
特に窒素を吹込んで冷却することができるので、直ぐに
または商業上通常の分級機で分級した後に、50ないし10
0重量%特に80ないし100重量%殊に90ないし100重量%
が48μmよりも小さいそして60ないし100重量%特に90
ないし100重量%殊に99ないし100重量%が96μmよりも
小さい細かい粉末が得られる。
本発明ではこの粉末を更に機械的に粉砕する。粉砕に
は、ろうの微粉化した商業上通例の、空気、蒸気または
他の気体を扱うことのできる粉砕装置特にジエツトミル
が役立つ。
粉砕工程で粉末を、―サイラスのレーザー顆粒計(Cila
s Laser Graunlometer 715)で測定して―95ないし100
重量%が32μmよりも小さくなるように更に粉砕する。
該物質は粉砕後に、噴霧する出発物質と比較して50ない
し100重量%が48μmよりも小さいのに対して80ないし1
00重量%が24μmよりも小さいのが特に好ましい。特
に、(Cilas Laser Granulometer 715で測定した)粉砕
後のこの値は次のようになる: 99.0ないし100重量%が32μmよりも小 85.0ないし100重量%が24μmよりも小 60.0ないし100重量%が16μmよりも小 40.0ないし 99重量%が12μmよりも小 本発明によつて製造された微粉化ろうは、驚くべきこと
に、たやすく分散しうるのみならず同時に表面特性例え
ばすべる作用、光沢および摩耗抵抗が損われない。
以下の例において、試験したろう粉末の粒度を、サイラ
ス(Cilas)社の測定器(Cilas Laser Granulometer 71
5)で測定した。
摩耗抵抗およびすべる作用並びに光沢を、次の組成のト
ルエン凹版印刷インキで検査または評価した: (トルエン49部中シエビイ樹脂 (Shebyharz)51部の)樹脂溶液 70部 顔料 8部 ろう X部 トルエン 21部 X=1:摩耗抵抗の検査 X=5:光沢および色の濃さの視覚評価 摩耗抵抗は、プリフバウ(Prfbau)社の装置(Prfb
au Quartant−摩耗試験機)で測定した。
湿潤性および分散性を商業上通例のニトロセルロース高
光沢ラツカーで検査した。このために、100mlのガラス
びん中で50gのニトロセルロースラツカーおよび0.5gの
微粉化ろうを2分間振盪した。次に集塊の形成および黒
色試験カードでのラツカーの100μm塗布を評価した。
例1 a)浸透圧法による分子量が1600であり、密度が0.95で
ありそして滴点が122℃であるポリエチレン硬質パラフ
インを220℃で噴霧させたまたはノズルから噴出させて
次の粒度の粉末に分級する: 32μmよりも小:100 重量% 24μmよりも小:96.3重量% 16μmよりも小:80.6重量% 12μmよりも小:63.0重量% 8μmよりも小:39.9重量% b)a)で記載したポリエチレン硬質パラフインを200
℃でノズルで噴霧または噴出させて先ず次の粒度の粉末
に分級する: 96μmよりも小:100 重量% 48μmよりも小: 93.9重量% 32μmよりも小: 74.2重量% 24μmよりも小: 51.1重量% その後に、この粉末をジエツトミルで次の粒度に粉砕す
る: 32μmよりも小:100 重量% 24μmよりも小: 99.0重量% 16μmよりも小: 84.2重量% 12μmよりも小: 61.7重量% 8μmよりも小: 36.4重量% c)a)で記載したポリエチレン硬質パラフインをろう
タブレツトから出発してジエツトミルで次の粒度の粉末
に粉砕する: 32μmよりも小:100 重量% 24μmよりも小: 98.5重量% 16μmよりも小: 91.1重量% 12μmよりも小: 67.7重量% 8μmよりも小: 37.6重量% 例2 a)浸透法による分子量が650であり、密度が0.94g/cm3
でありそして滴点が111℃である合成硬質パラフインを1
80℃で噴霧させまたはノズルから噴出させて次の粒度の
粉末に分級する: 24μmよりも小:99.9重量% 16μmよりも小:99.9重量% 12μmよりも小:93.2重量% 8μmよりも小:69.3重量% 6μmよりも小:49.1重量% b)a)で記載した合成硬質パラフインを170℃で噴霧
させまたはノズルから噴出させて先ず次の粒度の粉末に
分級する: 96μmよりも小:100 重量% 64μmよりも小: 99.3重量% 48μmよりも小: 99.3重量% 32μmよりも小: 98.1重量% 24μmよりも小: 96.9重量% 16μmよりも小: 69.4重量% 12μmよりも小: 44.4重量% その後に、この粉末をジエツトミルで次の粒度に粉砕す
る: 24μmよりも小:100 重量% 16μmよりも小: 99.2重量% 12μmよりも小: 95.5重量% 8μmよりも小: 64.0重量% 6μmよりも小: 43.7重量% c)a)で記載した合成硬質パラフインをろう錠剤から
出発してジエツトミルで次の粒度の粉末に粉砕する: 24μmよりも小:99.9重量% 16μmよりも小:96.7重量% 12μmよりも小:89.8重量% 8μmよりも小:61.3重量% 6μmよりも小:38.1重量%

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ろう融成物を噴霧して充分に球形の粒子を
    有する細かい粉末にし、該粉末を次に機械的に粉砕する
    ことおよび機械的な粉砕を受ける粉末が少なくとも60重
    量%が96μmより小さい粒度を有することを特徴とする
    微粉化ろうの製造方法。
  2. 【請求項2】機械的な粉砕を受ける粉末の少なくとも50
    重量%が48μm以下の粒度を有する、特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。
JP61218258A 1985-09-19 1986-09-18 微粉化ろうの製法 Expired - Lifetime JPH0781105B2 (ja)

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DE19853533436 DE3533436A1 (de) 1985-09-19 1985-09-19 Verfahren zur herstellung mikronisierter wachse

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JPS6272770A JPS6272770A (ja) 1987-04-03
JPH0781105B2 true JPH0781105B2 (ja) 1995-08-30

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DE (2) DE3533436A1 (ja)
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EP0222061A3 (en) 1988-01-27
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