JPH078088B2 - 縮小形変電所 - Google Patents

縮小形変電所

Info

Publication number
JPH078088B2
JPH078088B2 JP61083804A JP8380486A JPH078088B2 JP H078088 B2 JPH078088 B2 JP H078088B2 JP 61083804 A JP61083804 A JP 61083804A JP 8380486 A JP8380486 A JP 8380486A JP H078088 B2 JPH078088 B2 JP H078088B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
units
cable
transformer
bus bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61083804A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62239803A (ja
Inventor
信男 正木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP61083804A priority Critical patent/JPH078088B2/ja
Publication of JPS62239803A publication Critical patent/JPS62239803A/ja
Publication of JPH078088B2 publication Critical patent/JPH078088B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は一般産業用に使用される縮小形変電所の改良に
関するものである。
(従来の技術) 一般に産業用の受電変電所としては、2回線2バンク方
式のものが広く採用されている。第3図は、この種の代
表的な2回線2バンク方式の単線結線図を示したもので
あり、この縮小形変電所の従来例を第4図に示してい
る。
図において、縮小形開閉装置としてのガス絶縁開閉装置
のユニット(以下、GISユニットと称する)3,5は、第3
図の単線結線図の2点鎖線で囲まれている部分をガス絶
縁容器内に収納したものである。そして、この各GISユ
ニット3,5には、引留鉄塔1へ引留めた送電線2を引込
むためにブッシング8が設けられている。また、各GIS
ユニット3,5間には、MOFユニットつまり需要家の使用電
力量を計量するための計器用変圧器,変流器4が接続さ
れている。さらに、各GISユニット3,5とMOFユニット4
との間は、接続線としてのガス絶縁母線9,10により電気
的に接続されている。さらにまた、変圧器6,7は接続線
としてのガス絶縁母線11,12により、各GISユニット3,5
に接続されている。このように、従来の縮小形変電所で
あるガス絶縁変電所は、引留鉄塔1と、各GISユニット
3,5と、MOFユニット4と、変圧器6,7とから成り立って
おり、これらの間は接続線としてのガス絶縁母線9〜12
により互いに電気的に接続されている。
しかしながら、このような方式による縮小形変電所にお
いては、地形の関係で変圧器6,7をGISユニット3,5の近
くに配置することが出来ずに遠く離れて配置する場合、
その間を互いに電気的に接続するガス絶縁母線11,12が
長くなり非常に不経済である。また、その都度ガス絶縁
母線の設計を行なうことになり、その分だけ工数がかか
って納期が長くなる。さらに、機器相互間が機械的に接
続されていることから、その基礎となるコンクリートも
一体にしたものを使用しなければならず、コンクリート
の施工にもかなりの精度が必要となる。さらにまた、例
えばMOFユニット4に異常が発生したような場合には、
回路的に2回線受電方式をとっていても変圧器6,7に電
力を供給することができず、事故対応の上からも問題点
がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上述のような問題点を解決するために成された
もので、その目的は縮小形開閉装置ユニットにおける異
常発生時の対応性に優れ、しかも経済的でフレキシビリ
ティのある信頼性の高い縮小形変電所を提供することに
ある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明では、送電線を引留
鉄塔に引留め、この引留鉄塔に引留められた送電線を、
接続線により互いに電気的に接続された複数のユニット
からなる縮小形開閉装置ユニットの一端側に接続し、か
つこの縮小形開閉装置ユニットの他端側を接続線により
変圧器に電気的に接続して構成される縮小形変電所にお
いて、ケーブル母線が貫通可能な挿着部を少なくとも各
々のユニットにそれぞれ取り付け、ユニット相互間およ
びユニットと変圧器間を接続するための接続線として、
挿着部により両者間を接続または切離し可能なケーブル
母線を用い、かついずれかのユニットの異常発生時に、
ユニット相互間を接続するケーブル母線の他端側を、変
圧器に電気的に直接接続するための非常用ケーブル母線
を備えて成る。
(作用) 従って、本発明の縮小形変電所においては、ケーブル母
線が貫通可能な挿着部を少なくとも各々のユニットにそ
れぞれ取り付け、ユニット相互間およびユニットと変圧
器間を接続するための接続線として、前述のガス絶縁母
線よりも極めて安価で、しかも両者間を接続または切離
し可能なケーブル母線を用いていることから経済的に有
利な変電所となり、またいずれかのユニットに異常が発
生時した場合には,ユニット相互間を接続するケーブル
母線の他端側を,非常用ケーブル母線により変圧器に直
接接続することにより、ユニットの異常とは無関係に変
圧器へ電力の供給が行なわれることになる。
(実施例) まず本発明の特徴の一つは、前述したガス絶縁母線の代
わりにケーブル母線を使用することにある。すなわち、
一般に産業用受電変電所の容量は電力会社に比較して非
常に小さく、せいぜい電圧は66KVで100Aもあればケーブ
ル母線は外径50mm程度であり、ケーブル母線の撚線の数
を増やすことにより、非常に可撓性(フレキシビリテ
ィ)のある布設しやすいものを作ることが出来る。この
ケーブル母線の特徴を活用したユニット相互間の接続方
法の一例を第2図に示す。第2図に示すように、ケーブ
ル母線が貫通可能な挿着部であるブッシングを、各々の
ユニットA,Bにそれぞれ取り付け、ユニット相互間、例
えばユニットAとユニットBとの間を、ブッシングによ
り接続または切離すことができる。この場合、ケーブル
母線としては着脱が自由に出来るものを使用しているた
め、機器側の絶縁性ガスあるいは絶縁油を抜く必要はな
い。また、このようなケーブル母線は、ガス絶縁母線に
比較すると極めて安価である。従って、分岐の必要がな
い母線方式には極めて有効的である。
以下、上述のような特徴を活かした本発明の一実施例に
ついて図面を参照して説明する。なお本発明は、絶縁媒
体として絶縁油,SF6ガス等の絶縁性ガス,あるいは他
の媒体を用いた開閉装置および変圧器に適用することが
できるが、ここではSF6ガスを用いたガス絶縁開閉装置
を例にとって述べる。
第5図は、前述した第3図に相当する単線結線図のユニ
ットの単位回路構成を示すものである。第5図において
単線結線図は、受電ユニット50,51、MOFユニット52、主
変1次DSユニット53,54の5面構成になっている。この
具体的な配置例を示したものが第6図であり、夫々のユ
ニット相互間,およびユニットと変圧器との間は前述し
たケーブル母線を用いて、ケーブル母線が貫通可能なブ
ッシングにより図示のように電気的に接続し、第7図に
示すようになっている。
第7図において、受電ユニット50,51は接続線としての
ケーブル母線60,61を用いてケーブル母線が貫通可能な
ブッシングによりMOFユニット52に電気的に接続してい
る。また、MOFユニット52の2次側は接続線としてのケ
ーブル母線62,63を用いて、ケーブル母線が貫通可能な
ブッシングにより、主変1次DSユニット53,54に夫々電
気的に接続している。さらに、主変1次DSユニット53,5
4は接続線としてのケーブル母線64,65を用いて、ケーブ
ル母線が貫通可能なブッシングにより変圧器6,7に接続
している。なお、70および71は各受電ユニット50,51お
よび各変圧器6,7に設けた、ケーブル母線が貫通可能な
挿着部としてのブッシングであり、以上のようにして全
体の回路を構成している。
一方、このような縮小形開閉装置ユニットを備えた縮小
形変電所においては、仮にMOFユニット52のMOFを引出す
場合,または事故等により使用不可能になった場合、前
述の第4図に示したようなガス絶縁母線では長期間の停
電は避けられない。そこで、本実施例では接続線として
ケーブル母線を用いることにより、上述のような場合第
1図に示す如く、第7図の受電ユニット50とMOFユニッ
ト52間を接続するケーブル母線60を第2図と逆の方法に
よって取外し、このケーブル母線60が接続されるブッシ
ング70の他端側に非常用ケーブル母線66の一端を接続
し、この非常用ケーブル母線66の他端を変圧器6のブッ
シング71に直接接続している。このことにより、数時間
の停電を伴うMOFユニット52,主変1次DSユニット53,54
の事故とは無関係に、変圧器6に電力を供給することが
できる。また、このような接続構成とすれば、受電ユニ
ット50のしゃ断器40が接続されており、変圧器6の開閉
を行なうことも可能である。
上述したように、本実施例では、送電線2を引留鉄塔1
に引留め、この引留鉄塔1に引留められた送電線2を、
接続線60〜63により互いに電気的に接続された受電ユニ
ット50,51、MOFユニット52、主変1次DSユニット53,54
の複数のユニットからなる縮小形開閉装置ユニットの一
端側(受電ユニット50,51)に接続し、かつこの縮小形
開閉装置ユニットの他端側(主変1次DSユニット53,5
4)を接続線64,65により変圧器6,7に電気的に接続して
構成される縮小形変電所において、 ケーブル母線が貫通可能な挿着部であるブッシング70,7
1を各々のユニット50〜54および変圧器6,7にそれぞれ取
り付け、 ユニット50〜54相互間およびユニット53,54と変圧器6,7
間を接続するための接続線60〜63および64,65として、
ブッシング70,71により両者間を接続または切離し可能
なケーブル母線を用い、 かついずれかのユニットの異常発生時に、受電ユニット
50とMOFユニット52相互間を接続するケーブル母線60の
他端側を、変圧器6に電気的に直接接続するための非常
用ケーブル母線66を備えて構成するようにしたものであ
る。
従って、ユニット50〜54相互間およびユニット53,54と
変圧器6,7間を接続するための接続線60〜63および64,65
として、ケーブル母線が貫通可能なブッシング70,71に
より、両者間を接続または切離し可能なケーブル母線を
用いるようにしているので、ケーブル母線60〜63および
64,65の着脱を極めて容易に行なえるため、縮小形開閉
装置ユニットにおけるMOFユニット52、主変1次DSユニ
ット53,54等のユニットの異常発生に迅速に対応するこ
とが可能となる。また、ユニット50〜54相互間およびユ
ニット53,54と変圧器6,7間を接続するための接続線60〜
63および64,65として、ケーブル母線が貫通可能な挿着
部であるブッシング70,71により、両者間を接続または
切離し可能なケーブル母線を用いるようにしているの
で、従来のようなガス絶縁母線を使用した場合に比べ
て、著しく安価でしかもフレキシビリティのある信頼性
の高い縮小形変電所を得ることができるものである。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、その要旨を変更しない範囲で種々に変形して実施す
ることができるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、送電線を引留鉄塔
に引留め、この引留鉄塔に引留められた送電線を、接続
線により互いに電気的に接続された複数のユニットから
なる縮小形開閉装置ユニットの一端側に接続し、かつこ
の縮小形開閉装置ユニットの他端側を接続線により変圧
器に電気的に接続して構成される縮小形変電所におい
て、ケーブル母線が貫通可能な挿着部を少なくとも各々
のユニットにそれぞれ取り付け、ユニット相互間および
ユニットと変圧器間を接続するための接続線として、挿
着部により両者間を接続または切離し可能なケーブル母
線を用い、かついずれかのユニットの異常発生時に、ユ
ニット相互間を接続するケーブル母線の他端側を、変圧
器に電気的に直接接続するための非常用ケーブル母線を
備えるようにしたので、ケーブル母線の着脱を極めて容
易に行なうことができ、縮小形開閉装置ユニットにおけ
る異常発生時の対応性に優れ、しかも経済的でフレキシ
ビリティのある極めて信頼性の高い縮小形変電所が提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す接続構成図、第2図は
同実施例におけるブッシングの接続構成図、第3図は2
回線2バンク方式の単線結線図、第4図は従来のユニッ
ト構成を示す図,第5図は単線結線のユニットの単位回
路を示す構成図、第6図はケーブル母線を用いたユニッ
ト構成を示す図、第7図は第6図におけるケーブル母線
の接続構成図である。 1…引留鉄塔、2…送電線、50,51…受電ユニット、52
…MOFユニット、53,54…主変1次DSユニット、60〜65…
ケーブル母線、66…非常用ケーブル母線、70,71…ブッ
シング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送電線を引留鉄塔に引留め、この引留鉄塔
    に引留められた送電線を、接続線により互いに電気的に
    接続された複数のユニットからなる縮小形開閉装置ユニ
    ットの一端側に接続し、かつこの縮小形開閉装置ユニッ
    トの他端側を接続線により変圧器に電気的に接続して構
    成される縮小形変電所において、 ケーブル母線が貫通可能な挿着部を少なくとも前記各々
    のユニットにそれぞれ取り付け、 前記ユニット相互間およびユニットと変圧器間を接続す
    るための接続線として、前記挿着部により両者間を接続
    または切離し可能なケーブル母線を用い、 かつ前記いずれかのユニットの異常発生時に、前記ユニ
    ット相互間を接続するケーブル母線の他端側を、前記変
    圧器に電気的に直接接続するための非常用ケーブル母線
    を備えて成ることを特徴とする縮小形変電所。
JP61083804A 1986-04-11 1986-04-11 縮小形変電所 Expired - Lifetime JPH078088B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61083804A JPH078088B2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11 縮小形変電所

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61083804A JPH078088B2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11 縮小形変電所

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62239803A JPS62239803A (ja) 1987-10-20
JPH078088B2 true JPH078088B2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=13812847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61083804A Expired - Lifetime JPH078088B2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11 縮小形変電所

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078088B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619547Y2 (ja) * 1971-03-13 1981-05-09
JPS532825Y2 (ja) * 1973-03-30 1978-01-25
JPS589019U (ja) * 1981-07-09 1983-01-20 三菱電機株式会社 ガス絶縁開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62239803A (ja) 1987-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0126219B1 (ko) 가스절연 개폐장치
JPS6223203Y2 (ja)
JPH078088B2 (ja) 縮小形変電所
CN212810866U (zh) 一种66kV变电站施工过渡汇流装置
JPH0235531B2 (ja) Gasuzetsuenkaiheisochi
JPS5816009B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0611163B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
CN218352256U (zh) 一种特高压换流站站用电备用电源线路
JP2535103B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6243411B2 (ja)
JPS6160648B2 (ja)
JPS6260410A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6032741Y2 (ja) 変圧器出力回路の接続構造体
JPH0635612Y2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6110439Y2 (ja)
JPS5959002A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS5972908A (ja) ガス絶縁開閉装置を用いた配電装置
Paulus Electrical Features of Eastlake Generating Station, Units 1, 2, and 3
JPH0213525B2 (ja)
JPS6181109A (ja) 開閉装置
JPS5970107A (ja) 交直変換所
Chhajta et al. Power evacuation system of 120 MW sanjay vidyut pariyojna, bhaba, Himachal Pradesh
JPS6127965B2 (ja)
JPS62181606A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS59106807A (ja) ガス絶縁開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term