JPH078067A - バリカン式刈刃の交換機構 - Google Patents
バリカン式刈刃の交換機構Info
- Publication number
- JPH078067A JPH078067A JP15515193A JP15515193A JPH078067A JP H078067 A JPH078067 A JP H078067A JP 15515193 A JP15515193 A JP 15515193A JP 15515193 A JP15515193 A JP 15515193A JP H078067 A JPH078067 A JP H078067A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- reciprocating
- cutting blade
- drive
- cutting edge
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 畔草、土手草、植木等を刈り取るのに用いら
れるバリカン式の刈刃を、駆動ケースから延出する往復
刈刃部分のみをケース外側において交換する。 【構成】 駆動ケースから外側に延出して往復駆動
するように片持ち支持された上刃と下刃とからなるバリ
カン式刈刃であって、上記上刃及び下刃を、駆動ケース
から外側に延出する延出基部位置において往復駆動部分
と往復刈刃部分とに分割可能とし、往復刈刃部分のみを
交換可能にした。 上記上刃及び下刃の往復駆動部分
と往復刈刃部分とを、往復駆動方向には嵌合し、往復駆
動方向と直交する方向には離脱可能に構成し、上記駆動
ケースに、上刃及び下刃に沿って延出される固定支持板
を固設すると共に、この固定支持板に上刃及び下刃の往
復刈刃部分を着脱可能に支持した。
れるバリカン式の刈刃を、駆動ケースから延出する往復
刈刃部分のみをケース外側において交換する。 【構成】 駆動ケースから外側に延出して往復駆動
するように片持ち支持された上刃と下刃とからなるバリ
カン式刈刃であって、上記上刃及び下刃を、駆動ケース
から外側に延出する延出基部位置において往復駆動部分
と往復刈刃部分とに分割可能とし、往復刈刃部分のみを
交換可能にした。 上記上刃及び下刃の往復駆動部分
と往復刈刃部分とを、往復駆動方向には嵌合し、往復駆
動方向と直交する方向には離脱可能に構成し、上記駆動
ケースに、上刃及び下刃に沿って延出される固定支持板
を固設すると共に、この固定支持板に上刃及び下刃の往
復刈刃部分を着脱可能に支持した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば畔草、土手草、
植木等を刈り取るのに用いられるバリカン式の刈刃を、
駆動ケースから延出する往復刈刃部分のみをケース外側
において交換可能としたバリカン式刈刃の交換機構に関
する。
植木等を刈り取るのに用いられるバリカン式の刈刃を、
駆動ケースから延出する往復刈刃部分のみをケース外側
において交換可能としたバリカン式刈刃の交換機構に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のバリカン式刈刃として、
図７に示すようなものが周知である。この従来の刈刃
は、クランク駆動機構を内蔵する駆動ケース１内におい
て基端部を往復駆動するように連結され、駆動ケース１
から外側に延出すると共に、延出された刈刃部分を往復
駆動するように、駆動ケース１に基端部を固着された上
下一対の支持板２間に、摺動支持ボルトを兼ねる７本の
挟持ボルト５により挟持されて片持ち支持された上刃３
と下刃４とにより構成されている。そして、例えば畔
草、土手草などを刈り取る草刈機、あるいは植木を剪定
するトリマー，ヘッジャーなどの剪定機に組み込まれ
て、機体に搭載されたエンジンから駆動ケース１に動力
を受け、上刃３及び下刃４をそれぞれ往復駆動させて草
刈り作業や剪定作業を行うようにしている。
図７に示すようなものが周知である。この従来の刈刃
は、クランク駆動機構を内蔵する駆動ケース１内におい
て基端部を往復駆動するように連結され、駆動ケース１
から外側に延出すると共に、延出された刈刃部分を往復
駆動するように、駆動ケース１に基端部を固着された上
下一対の支持板２間に、摺動支持ボルトを兼ねる７本の
挟持ボルト５により挟持されて片持ち支持された上刃３
と下刃４とにより構成されている。そして、例えば畔
草、土手草などを刈り取る草刈機、あるいは植木を剪定
するトリマー，ヘッジャーなどの剪定機に組み込まれ
て、機体に搭載されたエンジンから駆動ケース１に動力
を受け、上刃３及び下刃４をそれぞれ往復駆動させて草
刈り作業や剪定作業を行うようにしている。
【０００３】上記上刃３及び下刃４は、その刈刃が研が
れた鋭利な状態であると能率のよい刈り取り，剪定作業
が行えるが、刃の切れ味が鈍化すると刈り取り，剪定能
率が極端に低下することになる。そのため、ほぼ一定時
間使用毎に刃を研ぐ必要がある。この刃を研ぐ作業は、
上刃３及び下刃４が駆動ケース１から延出した，機体に
取り付けたままの状態でも行うことができるが、その場
合には、上刃３及び下刃４の２枚の刃が重ねられた状態
であり、刈刃を１ピッチずつ毎に研ぐ作業はきわめて困
難な作業となり、時間が掛かるばかりでなく、満足に研
ぐことができなかった。このため、一般的には駆動ケー
ス１を分解して上刃３及び下刃４をその連結基端から取
り外して交換し、挟持ボルト５を緩めて支持板２から外
して上刃３及び下刃４をそれぞれ単独で研ぐようにして
いる。
れた鋭利な状態であると能率のよい刈り取り，剪定作業
が行えるが、刃の切れ味が鈍化すると刈り取り，剪定能
率が極端に低下することになる。そのため、ほぼ一定時
間使用毎に刃を研ぐ必要がある。この刃を研ぐ作業は、
上刃３及び下刃４が駆動ケース１から延出した，機体に
取り付けたままの状態でも行うことができるが、その場
合には、上刃３及び下刃４の２枚の刃が重ねられた状態
であり、刈刃を１ピッチずつ毎に研ぐ作業はきわめて困
難な作業となり、時間が掛かるばかりでなく、満足に研
ぐことができなかった。このため、一般的には駆動ケー
ス１を分解して上刃３及び下刃４をその連結基端から取
り外して交換し、挟持ボルト５を緩めて支持板２から外
して上刃３及び下刃４をそれぞれ単独で研ぐようにして
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
刈刃のように、刃を研ぐためにいちいち、駆動ケース１
の周辺部分及び駆動ケース１自体を分解して、上刃３及
び下刃４をその連結基端から取り外して交換し、分解し
て研ぐことになるので、その分解作業が面倒であり、多
くの時間及び労力を要することになる。また、駆動ケー
ス１自体やその周辺機体部分を分解し、組立てるので、
作業現場で行うわけにはいかず、機体全部を修理工場な
どに持ち込んで分解、組立てを行う必要がある、などの
問題点があった。本発明は、上記の問題点を解決するこ
とを目的になされたものである。
刈刃のように、刃を研ぐためにいちいち、駆動ケース１
の周辺部分及び駆動ケース１自体を分解して、上刃３及
び下刃４をその連結基端から取り外して交換し、分解し
て研ぐことになるので、その分解作業が面倒であり、多
くの時間及び労力を要することになる。また、駆動ケー
ス１自体やその周辺機体部分を分解し、組立てるので、
作業現場で行うわけにはいかず、機体全部を修理工場な
どに持ち込んで分解、組立てを行う必要がある、などの
問題点があった。本発明は、上記の問題点を解決するこ
とを目的になされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 (1) 駆動ケースから外側に延出して往復駆動するように
片持ち支持された上刃と下刃とからなるバリカン式刈刃
において、上記上刃及び下刃を、駆動ケースから外側に
延出する延出基部位置において往復駆動部分と往復刈刃
部分とに分割可能とし、往復刈刃部分のみを交換可能に
構成したこと、
めに本発明は、 (1) 駆動ケースから外側に延出して往復駆動するように
片持ち支持された上刃と下刃とからなるバリカン式刈刃
において、上記上刃及び下刃を、駆動ケースから外側に
延出する延出基部位置において往復駆動部分と往復刈刃
部分とに分割可能とし、往復刈刃部分のみを交換可能に
構成したこと、
【０００６】(2) 上記上刃及び下刃の往復駆動部分と往
復刈刃部分とを、往復駆動方向には嵌合し、往復駆動方
向と直交する方向には離脱可能に構成し、上記駆動ケー
スに、上刃及び下刃に沿って延出される固定支持板を固
設すると共に、この固定支持板に上刃及び下刃の往復刈
刃部分を着脱可能に支持したこと、をそれぞれ特徴とす
る。
復刈刃部分とを、往復駆動方向には嵌合し、往復駆動方
向と直交する方向には離脱可能に構成し、上記駆動ケー
スに、上刃及び下刃に沿って延出される固定支持板を固
設すると共に、この固定支持板に上刃及び下刃の往復刈
刃部分を着脱可能に支持したこと、をそれぞれ特徴とす
る。
【０００７】
【作用】上記の構成によって本発明のバリカン式刈刃の
交換機構は、次の作用をする。 上刃及び下刃が、駆動ケースから外側に延出する延
出基部位置において往復駆動部分と往復刈刃部分とに分
割可能で、往復刈刃部分のみを交換可能としたので、駆
動ケースを分解することなく往復刈刃部分を取り外して
予備の往復刈刃部分と交換し、取り外した往復刈刃部分
を満足に研ぐことができる。
交換機構は、次の作用をする。 上刃及び下刃が、駆動ケースから外側に延出する延
出基部位置において往復駆動部分と往復刈刃部分とに分
割可能で、往復刈刃部分のみを交換可能としたので、駆
動ケースを分解することなく往復刈刃部分を取り外して
予備の往復刈刃部分と交換し、取り外した往復刈刃部分
を満足に研ぐことができる。
【０００８】 駆動ケースに、上刃及び下刃に沿って
延出される固定支持板を固設し、この固定支持板に上刃
及び下刃の往復刈刃部分を着脱可能に支持しているの
で、上刃及び下刃の往復刈刃部分の着脱が簡単に行え、
作業現場においても往復刈刃部分を容易に交換できる。
延出される固定支持板を固設し、この固定支持板に上刃
及び下刃の往復刈刃部分を着脱可能に支持しているの
で、上刃及び下刃の往復刈刃部分の着脱が簡単に行え、
作業現場においても往復刈刃部分を容易に交換できる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１ないし図６に
基づいて説明する。なお、上述の従来例（図７）と同様
の構成，部材には同じ符号を付して説明を省略する。図
１は本発明に係るバリカン式刈刃全体の斜視図、図２は
バリカン式刈刃を往復駆動部分と往復刈刃部分とに分割
した状態の底面図（ａ）及び平面図（ｂ）、図３及び図
４の（ａ）及び（ｂ）は、上刃と下刃のそれぞれ分割部
分の平面図、図５及び図６は、上刃と下刃の分割部分を
嵌合させた状態の平面図である。
基づいて説明する。なお、上述の従来例（図７）と同様
の構成，部材には同じ符号を付して説明を省略する。図
１は本発明に係るバリカン式刈刃全体の斜視図、図２は
バリカン式刈刃を往復駆動部分と往復刈刃部分とに分割
した状態の底面図（ａ）及び平面図（ｂ）、図３及び図
４の（ａ）及び（ｂ）は、上刃と下刃のそれぞれ分割部
分の平面図、図５及び図６は、上刃と下刃の分割部分を
嵌合させた状態の平面図である。
【００１０】図１及び図２において、駆動ケース１から
外側に延出して往復駆動するように片持ち支持された上
刃３と下刃４は、駆動ケース１からの延出基部６位置に
おいて往復駆動部分３ａ，４ａと往復刈刃部分３ｂ，４
ｂとに分割可能とし、往復刈刃部分３ｂ，４ｂのみをユ
ニットとして交換可能に構成している。駆動ケース１の
上面には、上刃３及び下刃４に沿って延出される固定支
持板７の基端部が固設され、この固定支持板７に、着脱
ボルト８，８を介して上刃３及び下刃４の往復刈刃部分
３ｂ，４ｂが着脱可能に支持されている。往復刈刃部分
３ｂ，４ｂは、長さが異なる短い上部支持板２ｂと長い
下部支持板２ｃとの間に、６本の挟持ボルト５により摺
動可能に挟持されている。
外側に延出して往復駆動するように片持ち支持された上
刃３と下刃４は、駆動ケース１からの延出基部６位置に
おいて往復駆動部分３ａ，４ａと往復刈刃部分３ｂ，４
ｂとに分割可能とし、往復刈刃部分３ｂ，４ｂのみをユ
ニットとして交換可能に構成している。駆動ケース１の
上面には、上刃３及び下刃４に沿って延出される固定支
持板７の基端部が固設され、この固定支持板７に、着脱
ボルト８，８を介して上刃３及び下刃４の往復刈刃部分
３ｂ，４ｂが着脱可能に支持されている。往復刈刃部分
３ｂ，４ｂは、長さが異なる短い上部支持板２ｂと長い
下部支持板２ｃとの間に、６本の挟持ボルト５により摺
動可能に挟持されている。
【００１１】上記固定支持板７には、長さが短く、その
先端が上部支持板２ｂの端部と接するようにした基部支
持板２ａが固定ボルト７ａにより固着され、この基部支
持板２ａに、基部挟持ボルト５ａを介して駆動ケース１
から外側に往復駆動するように延出されている往復駆動
部分３ａ，４ａを支持している。８ａは固定支持板７に
穿設された着脱ボルト挿通孔であり、往復刈刃部分３
ｂ，４ｂを着脱するときに着脱ボルト８を挿通し、また
離脱する孔である。
先端が上部支持板２ｂの端部と接するようにした基部支
持板２ａが固定ボルト７ａにより固着され、この基部支
持板２ａに、基部挟持ボルト５ａを介して駆動ケース１
から外側に往復駆動するように延出されている往復駆動
部分３ａ，４ａを支持している。８ａは固定支持板７に
穿設された着脱ボルト挿通孔であり、往復刈刃部分３
ｂ，４ｂを着脱するときに着脱ボルト８を挿通し、また
離脱する孔である。
【００１２】上記往復駆動部分３ａ，４ａと往復刈刃部
分３ｂ，４ｂの分割対応部分には、図３及び図４に詳細
に示すように往復駆動部分３ａに対し往復刈刃部分３ｂ
が、往復駆動部分４ａに対して往復刈刃部分４ｂが、そ
れぞれ嵌合突起３ｃ，４ｄ、嵌合孔３ｄ，４ｃを介して
往復駆動方向には嵌合し、往復駆動方向と直交する方向
には離脱可能に設けられている。往復駆動部分３ａ，４
ａと、往復刈刃部分３ｂ，４ｂとがそれぞれ嵌合した状
態を図５及び図６に示すが、この状態では、クランク回
転孔１０，１０から動力伝達された上刃３及び下刃４の
全体が往復運動し、その両側にそれぞれ所定間隔に突設
した切断刃により草や植木を刈り取るようにしている。
分３ｂ，４ｂの分割対応部分には、図３及び図４に詳細
に示すように往復駆動部分３ａに対し往復刈刃部分３ｂ
が、往復駆動部分４ａに対して往復刈刃部分４ｂが、そ
れぞれ嵌合突起３ｃ，４ｄ、嵌合孔３ｄ，４ｃを介して
往復駆動方向には嵌合し、往復駆動方向と直交する方向
には離脱可能に設けられている。往復駆動部分３ａ，４
ａと、往復刈刃部分３ｂ，４ｂとがそれぞれ嵌合した状
態を図５及び図６に示すが、この状態では、クランク回
転孔１０，１０から動力伝達された上刃３及び下刃４の
全体が往復運動し、その両側にそれぞれ所定間隔に突設
した切断刃により草や植木を刈り取るようにしている。
【００１３】上記往復刈刃部分３ｂ，４ｂは、上部支持
板２ｂと下部支持板２ｃとの間に６本の挟持ボルト５に
より摺動可能に挟持されているが、各挟持ボルト５は往
復刈刃部分３ｂ，４ｂに開けられた摺動孔９に挿通され
ている。また、往復駆動部分３ａ，４ａは、基部支持板
２ａに基部挟持ボルト５ａを、往復駆動部分３ａ，４ａ
に開けた基部摺動孔９ａに挿通して支持されている。な
お、上記着脱ボルト８，８は、その基部が溶接などの手
段で上部支持板２ｂの上面に固着されており、固定支持
板７に穿設された着脱ボルト挿通孔８ａ，８ａに挿通し
てナット締めすることにより往復駆動部分３ａ，４ａに
対して往復刈刃部分３ｂ，４ｂを装着するようにしてい
る。
板２ｂと下部支持板２ｃとの間に６本の挟持ボルト５に
より摺動可能に挟持されているが、各挟持ボルト５は往
復刈刃部分３ｂ，４ｂに開けられた摺動孔９に挿通され
ている。また、往復駆動部分３ａ，４ａは、基部支持板
２ａに基部挟持ボルト５ａを、往復駆動部分３ａ，４ａ
に開けた基部摺動孔９ａに挿通して支持されている。な
お、上記着脱ボルト８，８は、その基部が溶接などの手
段で上部支持板２ｂの上面に固着されており、固定支持
板７に穿設された着脱ボルト挿通孔８ａ，８ａに挿通し
てナット締めすることにより往復駆動部分３ａ，４ａに
対して往復刈刃部分３ｂ，４ｂを装着するようにしてい
る。
【００１４】このような構成のバリカン式刈刃において
は、図示しない畔草、土手草などを刈り取る草刈機、あ
るいは植木を剪定するトリマー，ヘッジャーなどの剪定
機に組み込まれ、その機体に搭載されたエンジンから駆
動ケース１に動力を受け、上刃３及び下刃４をそれぞれ
往復駆動させて草刈り作業や植木剪定作業を行う。そし
て、刈刃がほぼ一定時間使用されたとき、あるいは往復
刈刃部分３ｂ，４ｂが切れなくなったり、損傷を生じた
りしたときには、着脱ボルト８，８のナットを緩めて外
し、着脱ボルト８，８を固定支持板７の着脱ボルト挿通
孔８ａ，８ａから抜き取ることにより、嵌合突起３ｃ，
４ｄと嵌合孔３ｄ，４ｃの嵌合が解除されて往復駆動部
分３ａ，４ａから往復刈刃部分３ｂ，４ｂが分離され
る。
は、図示しない畔草、土手草などを刈り取る草刈機、あ
るいは植木を剪定するトリマー，ヘッジャーなどの剪定
機に組み込まれ、その機体に搭載されたエンジンから駆
動ケース１に動力を受け、上刃３及び下刃４をそれぞれ
往復駆動させて草刈り作業や植木剪定作業を行う。そし
て、刈刃がほぼ一定時間使用されたとき、あるいは往復
刈刃部分３ｂ，４ｂが切れなくなったり、損傷を生じた
りしたときには、着脱ボルト８，８のナットを緩めて外
し、着脱ボルト８，８を固定支持板７の着脱ボルト挿通
孔８ａ，８ａから抜き取ることにより、嵌合突起３ｃ，
４ｄと嵌合孔３ｄ，４ｃの嵌合が解除されて往復駆動部
分３ａ，４ａから往復刈刃部分３ｂ，４ｂが分離され
る。
【００１５】そして、別に用意したユニットとしての往
復刈刃部分３ｂ，４ｂを、その嵌合孔３ｄ及び嵌合突起
４ｄと往復駆動部分３ａ，４ａの嵌合突起３ｃ及び嵌合
孔４ｃとを嵌合させると共に、着脱ボルト８，８を固定
支持板７の着脱ボルト挿通孔８ａ，８ａに挿通してナッ
ト締めすることにより簡単に取り付けることができ、刈
り取り作業を再開することができる。交換した研ぐ必要
のある刈刃は、別の場所で各挟持ボルト５を緩めて抜取
り、上部支持板２ｂ及び下部支持板２ｃから往復刈刃部
分３ｂ，４ｂを別々にして取出して研ぐことができる。
復刈刃部分３ｂ，４ｂを、その嵌合孔３ｄ及び嵌合突起
４ｄと往復駆動部分３ａ，４ａの嵌合突起３ｃ及び嵌合
孔４ｃとを嵌合させると共に、着脱ボルト８，８を固定
支持板７の着脱ボルト挿通孔８ａ，８ａに挿通してナッ
ト締めすることにより簡単に取り付けることができ、刈
り取り作業を再開することができる。交換した研ぐ必要
のある刈刃は、別の場所で各挟持ボルト５を緩めて抜取
り、上部支持板２ｂ及び下部支持板２ｃから往復刈刃部
分３ｂ，４ｂを別々にして取出して研ぐことができる。
【００１６】なお、本発明のバリカン式刈刃において
は、往復駆動部分３ａ，４ａを、往復刈刃部分３ｂ，４
ｂより堅牢な材料（金属）で構成しておいて、往復刈刃
部分３ｂ，４ｂのみを交換するようにすることが望まし
い。
は、往復駆動部分３ａ，４ａを、往復刈刃部分３ｂ，４
ｂより堅牢な材料（金属）で構成しておいて、往復刈刃
部分３ｂ，４ｂのみを交換するようにすることが望まし
い。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバリカン
式刈刃の交換機構によれば、以下の効果を奏することが
できる。 上刃及び下刃を、駆動ケースから外側に延出する延
出基部位置において往復駆動部分と往復刈刃部分とに分
割可能とし、往復刈刃部分のみを交換可能にしたので、
駆動ケースを分解することなく往復刈刃部分を取り外し
て予備の往復刈刃部分と交換することができる。そし
て、取り外した往復刈刃部分を上刃と下刃に分けてそれ
ぞれ満足に研ぐことができる。
式刈刃の交換機構によれば、以下の効果を奏することが
できる。 上刃及び下刃を、駆動ケースから外側に延出する延
出基部位置において往復駆動部分と往復刈刃部分とに分
割可能とし、往復刈刃部分のみを交換可能にしたので、
駆動ケースを分解することなく往復刈刃部分を取り外し
て予備の往復刈刃部分と交換することができる。そし
て、取り外した往復刈刃部分を上刃と下刃に分けてそれ
ぞれ満足に研ぐことができる。
【００１８】 上刃及び下刃の往復駆動部分と往復刈
刃部分とを、往復駆動方向には嵌合し、往復駆動方向と
直交する方向には離脱可能に構成し、上記駆動ケース
に、上刃及び下刃に沿って延出される固定支持板を固設
すると共に、この固定支持板に上刃及び下刃の往復刈刃
部分を着脱可能に支持したので、上刃及び下刃の往復刈
刃部分の着脱を簡単、かつ容易に行うことができる。従
って、作業現場において往復刈刃部分を交換しておい
て、上刃と下刃を別々に研ぐことができる。
刃部分とを、往復駆動方向には嵌合し、往復駆動方向と
直交する方向には離脱可能に構成し、上記駆動ケース
に、上刃及び下刃に沿って延出される固定支持板を固設
すると共に、この固定支持板に上刃及び下刃の往復刈刃
部分を着脱可能に支持したので、上刃及び下刃の往復刈
刃部分の着脱を簡単、かつ容易に行うことができる。従
って、作業現場において往復刈刃部分を交換しておい
て、上刃と下刃を別々に研ぐことができる。
【図１】本発明によるバリカン式刈刃全体の斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明によるバリカン式刈刃を一部分解した底
面図（ａ）及び平面図（ｂ）である。
面図（ａ）及び平面図（ｂ）である。
【図３】本発明による上刃の往復動部分（ａ）及び往復
刈刃部分（ｂ）を示す平面図である。
刈刃部分（ｂ）を示す平面図である。
【図４】本発明による下刃の往復動部分（ａ）及び往復
刈刃部分（ｂ）を示す平面図である。
刈刃部分（ｂ）を示す平面図である。
【図５】本発明による上刃の部分平面図である。
【図６】本発明による下刃の部分平面図である。
【図７】従来例によるバリカン式刈刃全体の斜視図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ 駆動ケース ２ 支持板 ２ａ 基部支持板 ２ｂ 上部支持板 ２
ｃ 下部支持板 ３ 上刃 ３ａ 往復駆動部分 ３ｂ 往復刈刃部分
３ｃ 嵌合突起 ３ｄ嵌合孔 ４ 下刃 ４ａ 往復駆動部分 ４ｂ 往復刈刃部分
４ｃ 嵌合孔 ４ｄ嵌合突起 ５ 摺動支持ボルトを兼ねる挟持ボルト ５ａ 基部挟
持ボルト ６ 刈刃の延出基部 ７ 固定支持板 ７ａ 固定ボルト ８ 着脱ボルト ８ａ 着脱ボルト挿通孔 ９ 摺動孔 ９ａ 基部摺動孔 １０ クランク回転孔
ｃ 下部支持板 ３ 上刃 ３ａ 往復駆動部分 ３ｂ 往復刈刃部分
３ｃ 嵌合突起 ３ｄ嵌合孔 ４ 下刃 ４ａ 往復駆動部分 ４ｂ 往復刈刃部分
４ｃ 嵌合孔 ４ｄ嵌合突起 ５ 摺動支持ボルトを兼ねる挟持ボルト ５ａ 基部挟
持ボルト ６ 刈刃の延出基部 ７ 固定支持板 ７ａ 固定ボルト ８ 着脱ボルト ８ａ 着脱ボルト挿通孔 ９ 摺動孔 ９ａ 基部摺動孔 １０ クランク回転孔
Claims (2)
- 【請求項１】 駆動ケースから外側に延出して往復駆動
するように片持ち支持された上刃と下刃とからなるバリ
カン式刈刃において、 上記上刃及び下刃を、駆動ケースから外側に延出する延
出基部位置において往復駆動部分と往復刈刃部分とに分
割可能とし、往復刈刃部分のみを交換可能に構成したこ
とを特徴とするバリカン式刈刃の交換機構。 - 【請求項２】 上記上刃及び下刃の往復駆動部分と往復
刈刃部分とを、往復駆動方向には嵌合し、往復駆動方向
と直交する方向には離脱可能に構成し、 上記駆動ケースに、上刃及び下刃に沿って延出される固
定支持板を固設すると共に、この固定支持板に上刃及び
下刃の往復刈刃部分を着脱可能に支持したことを特徴と
する請求項１記載のバリカン式刈刃の交換機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15515193A JPH078067A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | バリカン式刈刃の交換機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15515193A JPH078067A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | バリカン式刈刃の交換機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078067A true JPH078067A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15599655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15515193A Pending JPH078067A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | バリカン式刈刃の交換機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078067A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009142115A1 (ja) * | 2008-05-20 | 2009-11-26 | 株式会社源平刃物工場 | バリカン式刈刃装置 |
| CN112136468A (zh) * | 2019-06-28 | 2020-12-29 | 株式会社山彦 | 往复移动割刀装置以及手持作业机 |
| CN112136469A (zh) * | 2019-06-28 | 2020-12-29 | 株式会社山彦 | 往复移动割刀装置以及手持作业机 |
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-
1993
- 1993-06-25 JP JP15515193A patent/JPH078067A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009142115A1 (ja) * | 2008-05-20 | 2009-11-26 | 株式会社源平刃物工場 | バリカン式刈刃装置 |
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| US11622507B2 (en) | 2018-09-07 | 2023-04-11 | Nanjing Chervon Industry Co., Ltd. | Hedge trimmer |
| CN112136468A (zh) * | 2019-06-28 | 2020-12-29 | 株式会社山彦 | 往复移动割刀装置以及手持作业机 |
| CN112136469A (zh) * | 2019-06-28 | 2020-12-29 | 株式会社山彦 | 往复移动割刀装置以及手持作业机 |
| CN112136469B (zh) * | 2019-06-28 | 2024-02-02 | 株式会社山彦 | 往复移动割刀装置以及手持作业机 |
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