JPH0780609B2 - 移動ウェブへの弾性バンド貼着装置 - Google Patents

移動ウェブへの弾性バンド貼着装置

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JPH0780609B2
JPH0780609B2 JP62162133A JP16213387A JPH0780609B2 JP H0780609 B2 JPH0780609 B2 JP H0780609B2 JP 62162133 A JP62162133 A JP 62162133A JP 16213387 A JP16213387 A JP 16213387A JP H0780609 B2 JPH0780609 B2 JP H0780609B2
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rotating
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裕範 野村
泰治 島川
淳二 篠原
茂豊 小林
広喜 山本
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ユニ・チャ−ム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、爾後に切り離す個々の物品を連続して構成す
るウエブ面の所定位置に、所定長さに切断した弾性バン
ドを貼着するための装置に関し、とくに、使い捨てのオ
ムツ・オムツカバー・トレニングパンツなどの着用物品
に弾性バンドを貼着する技術として利用することができ
る装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、たとえば、使い捨てオムツなどの着用物品におい
て、その脚開口部や腰開口部を締め付けるための弾性バ
ンドを貼着する技術として、つぎに挙げるものが知られ
ている。特公昭57−26219号公報には、連続弾性バンド
を伸長するとともにその長さ方向へ所定間隔で接着剤を
塗布し、連続ウエブに該弾性バンドを該接着剤で貼着
し、該接着剤が塗布されていない非貼着部分を切断する
と同時に該非貼着部分を収縮させて非機能化させること
により、該弾性バンドを該ウエブに間欠的に配置する技
術が開示されている。しかし、この技術によれば、前記
非機能部分が無駄になり不経済であり、しかも、ウエブ
に接着後に前記非接着部分を内部へ収縮させるので、完
成物品の縁部に該非接着部分の収縮案内路が開口し、こ
れから排泄物が漏れるという問題がある。
特開昭58−174603号公報には、連続弾性バンドを伸長す
るとともにその長さ方向へ接着剤を所定間隔で塗布し、
これを吸気回転ドラムの周面へ供給し、該吸気回転ドラ
ム上で接着剤が塗布されていない部分を切断すると同時
に該非接着部分を収縮させて非機能化させた後、これを
連続ウエブに転写して貼着することにより、該弾性バン
ドを該ウエブに間欠的に配置する技術が開示されてい
る。しかし、完成物品の縁部に前記収縮案内路が開口し
ないが、前記不経済の問題は解決されない。
特開昭58−180601号公報には、連続弾性バンドに接着剤
を連続的または間欠的に塗布し、これを吸気回転ドラム
の周面へ供給し、該吸気回転ドラム上で該弾性バンドを
切断するとともに切り離された該弾性バンドを該吸気回
転ドラムの周面に保持して該周面方向へ移動しながら該
周面で後続の該連続弾性バンドを滑らして両弾性バンド
の前後端間に間隔を生じさせ、該切り離された弾性バン
ドを該ウエブに転写して貼着することにより、該弾性バ
ンドを該ウエブに間欠的に配置する技術が開示されてい
る。しかし、この技術によれば、完成物品の縁部に前記
収縮案内路が開口することがなく、かつ前記各技術のよ
うに連続弾性バンドに接着剤を必ずしも間欠的に塗布す
ることを要しないが、前記間隔を生じさせるための、前
記滑りと吸気圧との調整には、技術上不確定要素が生じ
ることはいなめないので、高速回転で該ウエブに弾性バ
ンドを報知するには好適であるとはいえない。
その他の技術として、特開昭61−162462号公報、米国特
許第4,096,020号、同第4,297,157号、同第4,360,398号
明細書記載のものなどがある。しかし、これらの技術に
よれば、回転装置上で切断弾性バンド間に所定間隔を与
え、該弾性バンドを保持し、移送する各手段などを構成
する機構が複雑であって、機構動作の高速性・安定性に
欠けるので、作業能率が低く、好適であるとはいえな
い。
したがって、本発明は、弾性バンドをウエブ面の所定位
置に間欠的に配置するため、該弾性バンドを保持し、し
かも、連続動作で処理能力の高速性・安定性・効率化を
はかりうる技術を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的は、本発明によれば、所定長さの弾性バンドを
移動する連続ウエブ面の所定位置に間欠的に貼着する、
つぎの装置によって達成される。
すなわち、本発明に係る装置は、同心的に回転自在に軸
支し、かつ円弧外周面に吸気部材を配置した複数個の独
立回転体を備え、該吸気部材を含む該各回転体の旋回外
周面を同一周軌道に構成する一方、該各回転体と、該各
回転体の回転中心に対して偏心した位置にあって定速回
転する駆動輪とを回転スライダクランク機構によって連
結した弾性バンド移送手段、前記駆動輪の回転と同期動
作する、前記吸気部材のための吸気分配手段、前記各回
転体の円周軌道に摺接する方向へ連続弾性バンドを供給
する手段、前記弾性バンド移送手段によって周期的に到
来する各回転体上に間欠的に臨んで前記連続弾性バンド
を切断する手段、および前記円周軌道における前記切断
された弾性バンドの移送終端位置に対向配置し該弾性バ
ンドを転写する前記ウエブの供給手段とを含む。
(作 用) 所定長さに切断された弾性バンドは、その伸長状態を保
持されながら、円周軌道に沿って連続的動作で移送され
る。円周軌道を保ちながら加速移動する切断された弾性
バンドは、ウエブ面の周接位置に達するとき、後続の弾
性バンドとの間に所定間隔が生じる。この間隔を連続し
て供給されるウエブ面に配置される弾性バンドの間隔に
相応させることにより、連続弾性バンドおよび連続ウエ
ブを連続供給する一方で、切断された弾性バンドを連続
動作でウエブへ所定間隔で転写することができる。
こうした装置において、偏心した回転中心を有する駆動
輪と複数個の独立回転体とを備える弾性バンド移送手段
が、これらを連結する回転スライダクランク機構(第6
図参照)によって制御される。回転スライダクランク機
構によって連結された駆動輪と各回転体との間では、こ
れらの回転中心0,0′間を固定リンクAとして、駆動輪
から延設したリンクBと、各回転体におけるスライダC
を摺嵌したガイド溝からなるリンクDとがクランクとな
る。駆動輪の等速回転によってリンクBが図上,,
・・・の位置に移動するとき、リンクDは,,
・・・の位置に移動する。このときの移動軌道の円弧
・・・までは次第に長くなり、また円弧・・
・までが次第に短くなるので、リンクBの等速運動
に対してリンクDが不等速運動をする。したがって、ス
ライダCである各回転体が不等速回転運動をする。
各回転体の外周円弧面に配置した吸気部材により、各回
転体が最も低速で移動する域(図上付近)に臨ませた
連続弾性バンドを伸長下に順次吸着して、その吸着状態
のまま旋回する。この動作により、各回転体が図示の
から位置へ向うに連れて移動を速めるので、各回転体
において前後に近接する両回転体の対向間隔が広くな
る。この近接対向間隔が早い時期に到来する位置で、こ
れに同期動作する切断刃により、連続弾性バンドが回転
体に配置した吸気部材に吸着された分の所定長さに切断
される。切断された弾性バンドをそれぞれ独立して吸着
保持した回転体が、さらに移動を速めて最も高速で移動
する域(図上位置)付近に達したとき、後続の回転体
との対向間隔が最も広くなる。
一方、回転体の高速移動域にはウエブ供給装置によって
ウエブが供給され、回転体上の吸気部材に吸着されてい
る切断された弾性バンドがその一端からウエブ面に接触
するようになる。この高速移動域に達した回転体の円弧
状外周面の平均線速度が、供給されるウエブの移送速度
と同期するように制御され、ウエブ面に接触した弾性バ
ンドはこれに塗布した接着剤を介してウエブ面にその一
端から貼着される。しかも、吸気部材は、駆動輪の回転
による各回転体の旋回移動と同期して動作する吸気分配
手段により、連続弾性バンドの摺接域(図上位置)直
前からウエブ面との接触域(図上位置)の間でのみ吸
着作用をするように制御される。したがって、前記位
置でウエブ面に貼着された弾性バンドは、吸気部材によ
る吸着力を解かれて、回転体からウエブ面へ転写され
る。回転体が前記位置に達するときの後続の回転体と
の間で生じる対向間隔を、ウエブ面における弾性バンド
の配置間隔に相応するように、機構構成および同期動作
を行うことにより、ウエブ面上に所定間隔をおいて所定
長さの弾性バンドを順次設置することができる。
前記転写動作を終えた回転体は、その移動速度を減速し
ながら前記位置から前記位置に向い、爾後、以上の
動作を反復する。
(実施例) 本発明の好ましい実施例について、使い捨てオムツを例
にとり、図面を参照して説明すると、以下のとおりであ
る。
第1図において、オムツ本体1は、透水性トップシート
2と、不透水性バックシート3との間に吸収性コア4を
介在させることによって構成してある。オムツ本体1に
おける対向サイドフラップには、リボン状またはテープ
状などの弾性バンド5をその長さ方向へ伸長状態で取り
付けてある。オムツ本体1の一方のウエストバンド部に
は、着用時に他方のウエストバンド部に接着してオムツ
を組み立てるためのテープファスナー6を取り付けてあ
る。
第2図において、前記オムツ本体1の構成部材であっ
て、最終的に破線7で示す位置で切断してバックシート
3またはトップシート2とすべき連続ウエブ8の対向側
に、所定間隔で弾性バンド5をその長さ方向へ伸長して
配置してある。
第3図において、前記連続ウエブ8に対する前記弾性バ
ンド5の貼着装置として適用すべき本発明装置を示して
ある。ウエブ8をその移送手段(図示せず)上で緊張状
態で移送する路中に、支持ローラ10との間で挟持するよ
うに位置する、円弧状外周面に円周方向へ長い円弧状の
吸気部材12を備えて回転する弾性バンド移送手段11と、
吸気部材12のための吸気分配手段13とを、装置不動部分
の側板14に固定した軸管15に回転自在に支持してある。
吸気部材12と吸気分配手段13との間を、数本の可撓性吸
気ホース16によって連結してある。軸管15中には、その
軸心0に対して偏心した軸心0′を有する回転軸17を挿
通してある。回転軸17には、その一端に取り付けたプー
リー18に掛けたベルト19によって定速回転させ、回転軸
17の他端に取り付けた駆動輪20と弾性バンド移送手段11
とを連結し、該移送手段を回転駆動するように構成して
ある。さらに、ベルト19をプーリー21に掛けた回転伝達
軸22を介して、その他端のプーリー23と吸気分配手段13
の外周プーリー24との間に掛けたベルト25による伝達系
により、吸気分配手段13を駆動輪20による弾性バンド移
送手段11の回転動作と同期して等速回転させるように構
成してある。
第4図において、弾性バンド移送手段11は、円弧状外周
面を有し断面ほぼU状をなす4個の回転体26をこれらの
扇形状の対向双腕部27を軸管15の軸方向に互い違いに重
ねて筒状に寄せ集め、かつ前記円弧状外周面の大きさを
該筒状に寄せ集めた状態でそれら間に適宜隙間が生じる
程度に形成してある。双腕部27の基端部27aには、それ
ぞれベアリング軸受け部28を設け、前記重ねた状態で、
これら軸受け部28を軸管15に嵌装し、固定環29およびス
ペーサ31と固定環30との間に挟持することにより、各回
転体26が互いに独立して回転可能であるように構成して
ある。各回転体26の円弧状外周面には、吸気部材12が互
いに同じ旋回軌道面を有するようにそれぞれ一体に配置
してある。各吸気部材12には、その旋回方向に三等分さ
れた通気溝32a,32b,32cを有し、シリコンゴムなどから
なる外周面に通気溝32a,32b,32cとにそれぞれ連通する
小さい吸着孔群33を設けてある。各吸気部材12の外周面
の一端には、後記切断刃のための受け刃34を備えてあ
る。
吸気分配手段13は、軸管15に固定した断面U状の固定円
板35に、半周域よりも若干長い円弧溝36を有する蓋板37
を取り付けた不動部13aと、外周をプーリー24に形成し
た輪体の両側壁を貫通し12個の等間隔で配置した各連通
孔38を有する回動輪39およびこれに一体に取り付けてあ
って、各連通孔38と一致する小さい各連通孔40有する摺
接板41とを備えた回動部13bとから構成してある。不動
部13aと回動部13bとは、蓋板37と摺接板41との摺接状態
で重ねて固定環29と43との間に挟持してある。固定円板
35に設けた吸気管42から外部の吸気ポンプ(図示せず)
によって吸気すると、回転輪39の回転に応じて円弧溝36
と対向して連通する各連通孔38のみが吸気通路となるよ
うに構成してある。各連通孔38と各吸気部材12の通気溝
32a,32b,32cとの間を、適宜たるみを与えた各連通ホー
ス16を介して連結してある。
一方、駆動輪20には、弾性バンド移送手段11の側面に等
間隔で配置した4本の摺嵌ピン44を突設してある。これ
に対応して、各回転体26の側面壁には、回転中心方向へ
延びたガイド溝45の側堤に摺接ピン44の嵌装用摺接片46
を設けたガイド片47をビス48によって固定してある。各
摺嵌ピン44と各ガイド片47とを摺動自在に係合すること
によって回転スライダクランク機構を構成してある。
第5図および第6図において、前記回転スライダクラン
ク機構の動作を説明すると、各回転体26の回転中心0と
駆動輪20の回転中心0′との間を固定リンクAとし、ス
ライダCとなる摺嵌ピン44の中心と前記中心0′との間
をリンクBとすると、ガイド溝45がリンクDとなって、
駆動輪20の各摺嵌ピン44が定速回転運動をするとき、各
回転体26は、互いに独立して同一周回軌道を追従しなが
ら、不等速回転運動をする。その結果、各回転体26は、
それらが旋回する間に、その旋回速度の低速域で前後す
る両回転体26の対向間隔が最も近接または当接する位置
(第5図において上方位置、第6図において位置)
と、その高速域で対向間隔が最も広くなる位置(第5図
において下方位置、第6図において位置)とが生じ
る。前記対向間隔が最も近接した両回転体26の位置に
は、連続弾性バンド(図示せず)が回転体26に配置され
た前記吸気部材12に周接する方向から供給される。
第7図および第8図において、前記回転体26に配置され
た各吸気部材12と、それらの吸気分配状態とをそれぞれ
模擬的に示してある。旋回方向へ各吸気部材12A,12B,12
C,12Dを配列した状態で、これら吸気部材の内部を三分
割した通気溝32a,32b,32cと各吸気ホース16によってそ
れぞれ接続される回転輪39の各連通孔38が図示状態にあ
るとすると、回転輪39に対向する前記蓋板37の円弧溝36
が破線で示す位置にある。したがって、吸気部材12Aな
いし12D中、吸気部材12Dの通気溝32a、吸気部材12Aおよ
び12Bの通気溝32a,32b,32cが吸気され、これら前記吸着
孔群33が吸着力を有した状態にある。こうした状態で、
L1線で示す方向から伸張状態で供給される連続弾性バン
ドは、吸気部材12Dの位置で、これに位置する受け刃34
に後記切断刃が衝合することよって切断される。したが
って、吸気部材12Aないし12Dが旋回する間に、吸気部材
12Aおよび12B上には、これらの吸着面の円弧長さに切断
された所定長さの弾性バンドが伸長状態のままで吸着保
持される。吸気部材12Aないし12Dと回転輪39とが矢印方
向へともに回転すると、その直後に円弧溝36の域に新た
に到る連通孔38と連通した吸気部材12Dの通気溝32bがそ
の通気溝32aの位置に達して吸気作用域に入り、引き続
き供給される前記連続弾性バンドを吸着する一方で、通
気溝36の域から外れる連通孔38と連通した吸気部材12B
の通気溝32aがそれまで吸着していた切断弾性バンドの
当該作用域部分(切断弾性バンドの1/3の先端長さ部
分)に対する吸着力を失う。前述したように、回転体26
の対向間隔が最も広くなる位置、すなわち吸気部材12B
の通気溝32aが吸着力を失う位置に、前記連続ウエブ
(第2図参照)がL2線で示す方向へ供給され、吸気部材
12Bに吸着された弾性バンドは、これに塗布した接着剤
で当該位置に到る吸気部材12Bの平均移動速度と等速に
制御されて移送中に前記ウエブ上に貼着されながら、吸
着力を失った吸気部材12Bから離れて前記ウエブへ転写
される。引き続いて、吸気部材12A、12D、12Cの旋回に
伴い、これらに吸着した弾性バンドの先端から移送中の
前記ウエブ8上で順次進行するが、隣接する両回転体26
の最も広い対向間隔を前記ウエブ8における接近する両
弾性バンドの配置間隔と等しくなるように、既述の回転
スライダクランク機構によって制御してあるので、第2
図に示すように、各弾性バンドが所定間隔でウエブ8に
転写される。
なお、こうした装置を駆動する駆動部への入力手段とし
ては、たとえば、回転軸17の一端に動力軸(図示せず)
と接続する嵌合部49(第3図参照)を設ける構成を採る
ことができる。
第9図ないし第11図において、一対の回動板50に回動自
在に軸支した回転軸51に切断刃52を取り付け、回転軸51
の回動によって周期的に前記吸気部材12の旋回軌道L3
に到来するように構成してある。可動板50は装置不動部
の組み付け板53に取り付けた支軸54に回動自在に支持し
てある。支軸54を中心に回転軸51の取り付け端と対向す
る側端には、装置不動部に回動自在に支軸55で支持した
ソレノイド56におけるプランジャー57の先端58を軸支し
てある。回転軸51には、そのプーリー59と支軸54に一体
に取り付けたプーリー60との間にテンションローラ61の
配在下にベルト62を掛けてある。支軸54には、さらに別
のプーリー63を一体に取り付けてあり、プーリー63、テ
ンション調整機構64を備えた方向転換ローラ65、プーリ
ー21および駆動輪20と一体のプーリー18に掛けたベルト
19により、支軸54を同期回動させるように構成してあ
る。したがって、ベルト19の連繋によって駆動輪20の回
転および各回転体26の旋回に連動して、支軸54を介して
ベルト62で連結した回転軸51の回動により、回転軸51に
取り付けた切断刃52が旋回し、前記吸気部材12における
受け刃34の到来と同期して、該受け刃に衝合し、連続弾
性バンドを前述のように切断する。
前記ウエブ8における各弾性バンドの配置間隔を狭める
場合には、前記吸気部材12の旋回軌道L4が小径のものを
採るが、この小径の旋回軌道L4に切断刃52を臨ませるた
め、ソレノイド56への通電がなされる。この通電によ
り、ソレノイド56が励磁し、そのプランジャー57を左方
向に引き込ませる。この動作により、回動板50が支軸54
を中心に時計方向へ回動するので、切断刃52が破線で示
すように前記軌道L4に臨む位置に占位するようになる。
なお、既述した弾性バンド移送手段11を構成する回転体
26は少なくともその二個を備えておればよく、かつ、こ
れらを駆動させるための実施例の回転スライダクランク
機構が最も好ましいが、これに替えて、その他のクラン
ク機構、カム機構などを採ることができることは当業者
では明らかであろう。
(発明の効果) 叙上のように、本発明に係る装置によれば、連続弾性バ
ンドを保持する間に、これを所定長さに切断し、しか
も、切断された弾性バンドを、周回軌道方向へ移送し、
この周回軌道を保持しながら移送速度を順次速めて連続
ウエブ面との周接位置に向けて移送する一方、この弾性
バンド移送速度とウエブ供給速度との同期下に該ウエブ
面に転写するように構成してある。したがって、切断さ
れた弾性バンドの次第に高速化する移動形態で後続の弾
性バンドとの間隔を次第に広げ、ウエブ面における弾性
バンドの配置間隔となるように設定し、所要長さの弾性
バンドをウエブ面の所定位置に間欠的に順次貼着するこ
とができる。
とくに、本発明に係る装置によれば、弾性バンドの切断
処理および間隔調整をその周方向の軌道に沿った連続旋
回移動の間に処理し、弾性バンドの貼着を連続動作によ
って行うことができるので、従来この種の装置には期待
することのできない機構動作の高速化・安定化・作業能
率の効率化をはかることができ、実用に供しきわめて有
益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用して加工した物品の一例である
使い捨てオムツの斜視図。 第2図は、前記オムツの構成部材であるウエブの弾性片
を所定間隔で配置する例を示す斜視図。 第3図は、本発明の一実施例である装置を一部破断して
示す側面図。 第4図は、前記実施例における装置要部の構成を分解し
て、かつ一部を拡大して示す斜視図。 第5図は、前記装置の要部の組み付け構成図。 第6図は、前記装置に採用する回転スライダクランク機
構の作動説明図。 第7図および第8図は、前記装置における吸気部材によ
る弾性バンドの保持機能とその吸気分配状態をそれぞれ
模擬的に示す構成図。 第9図は、前記装置における切断刃作動機構を示す構成
図。 第10図は、第9図X−X線において縦断して示す側面
図。 第11図は、第9図XI−XI線において縦断して示す側面
図。 0,0:軸心 8:ウエブ 11:弾性バンド移送手段 12:吸気部材 13:吸気分配手段、 15:軸管 17:回転軸 20:駆動軸、 26:回転体 27:双腕部 28:ベアリング軸受け部 32a,32b,32c:通気溝 35:固定円板 36:円弧溝 38:連通孔 44:摺嵌ピン 45:ガイド溝 52:切断刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−162462(JP,A) 特開 昭49−70600(JP,A) 特開 昭62−93178(JP,A) 特公 昭35−16646(JP,B1)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定長さの弾性バンドを移動する連続ウエ
    ブ面の所定位置に間欠的に貼着する装置であって、 同心に回転自在に軸支し、かつ円弧状外周面に吸気部材
    を配置した複数個の独立回転体を備え、該吸気部材を含
    む該各回転体の旋回外周面を同一円周軌道に構成する一
    方、該各回転体と、該各回転体の回転中心に対して偏心
    した位置にあって定速回転する駆動輪とを回転スライダ
    クランク機構によって連結した弾性バンド移送手段、 前記駆動輪の回転と同期動作する、前記吸気部材のため
    の吸気分配手段、 前記各回転体の前記円周軌道に摺接する方向へ連続弾性
    バンドを供給する手段、 前記弾性バンド移送手段によって周期的に到来する前記
    各回転体上に間欠的に臨んで前記連続弾性バンドを切断
    する手段、および 前記円周軌道における前記切断された弾性バンドの移送
    終端位置に対向配置した該弾性バンドを転写する前記ウ
    エブの供給手段を含む前記装置。
  2. 【請求項2】前記複数個の回転体が、外周に円弧状面と
    対向側に双腕部を有する断面ほぼU状体をなし、該各双
    腕部の基端部を互い違いに重ねて軸支してある特許請求
    の範囲第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】前記吸気分配手段が、円周方向へ長い円弧
    状の吸気溝を有する固定板と、該吸気溝と同心円状に所
    定間隔で配置した複数個の連通孔を有する回転輪とを含
    み、該各連通孔と該各吸気部材とを連通してある特許請
    求の範囲第1項記載の装置。
  4. 【請求項4】前記各吸気部材は、前記各連通孔にそれぞ
    れ連通し該各吸気部材の円周方向に区分した吸気溝を有
    する特許請求の範囲第1項記載の装置。
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