JPH0780567B2 - 粉体自動供給装置 - Google Patents
粉体自動供給装置Info
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- JPH0780567B2 JPH0780567B2 JP61066644A JP6664486A JPH0780567B2 JP H0780567 B2 JPH0780567 B2 JP H0780567B2 JP 61066644 A JP61066644 A JP 61066644A JP 6664486 A JP6664486 A JP 6664486A JP H0780567 B2 JPH0780567 B2 JP H0780567B2
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- pressure
- powder
- outlet
- inlet
- control valve
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/14—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
- B05B7/1404—Arrangements for supplying particulate material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/14—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
- B05B7/1404—Arrangements for supplying particulate material
- B05B7/1472—Powder extracted from a powder container in a direction substantially opposite to gravity by a suction device dipped into the powder
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D11/00—Control of flow ratio
- G05D11/006—Control of flow ratio involving a first fluid acting on the feeding of a second fluid
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は気体によって搬送される粉体の流量の計測及
び制御装置の改良に関するものである。
び制御装置の改良に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の装置として、本発明者の一人が先に出願
したもので、入口と出口とを有する検出用管路の入口に
搬送用流体を吹込むノズル、前記ノズルの出口より上流
に設けた入口側圧力検出口と、前記検出用管路の出口に
設けた出口側圧力検出口の圧力差を検出する手段を設
け、前記搬送用流体の一部を前記入口側圧力検出口へ分
流し、かつ検出用管路出口圧力を調整する手段、およ
び、検出用管路入口圧力調整する手段を備え、検出用管
路出口圧力調整手段が、その出口にバルブを介して連結
されたインジエクターであり、前記圧力差を入力とし、
前記インジエクターの駆動流体の流量を制御出力とし、
前記圧力差に対応する設定値設定手段を有する自動制御
弁を設けた粉体自動供給装置が存在する(昭和60年特許
願第204978号参照)。
したもので、入口と出口とを有する検出用管路の入口に
搬送用流体を吹込むノズル、前記ノズルの出口より上流
に設けた入口側圧力検出口と、前記検出用管路の出口に
設けた出口側圧力検出口の圧力差を検出する手段を設
け、前記搬送用流体の一部を前記入口側圧力検出口へ分
流し、かつ検出用管路出口圧力を調整する手段、およ
び、検出用管路入口圧力調整する手段を備え、検出用管
路出口圧力調整手段が、その出口にバルブを介して連結
されたインジエクターであり、前記圧力差を入力とし、
前記インジエクターの駆動流体の流量を制御出力とし、
前記圧力差に対応する設定値設定手段を有する自動制御
弁を設けた粉体自動供給装置が存在する(昭和60年特許
願第204978号参照)。
この従来の装置を添付図面の第7図によって説明すると
次のとおりである。
次のとおりである。
検出用管路1に搬送用気体を送入するためのセンサーノ
ズル3を有し、搬送気体送入口5よりバルブ16によって
調整された流量の搬送気体が導入される。又、センサー
ノズル3のセンサーノズル口4より上流には入口圧検出
口6が開口しており、ここにはバルブ16′によって流量
を規定された搬送用気体の一部が入口側流体抵抗14を通
って管路12を経て送入されるようになっている。この場
合、流量計17は図に示した如くバルブ16とバルブ16′と
を流れ、最後にはセンサーノズル口より合流して検出用
管路に吹き込まれる搬送用気体の合量が測定できるよう
に接続されている。センサーチユーブ2は図に示した如
くセンサーボデイ10によってセンサーノズル3と同軸を
なし、かつその軸方向の位置が固定されるように構成さ
れており、センサーチユーブ2とセンサーノズル3との
間の入口8に向って、粉体導入口7を通してタンク50の
中に、矢印53に示した如くタンクの底部に設置された多
孔板52を通して送入される気体54によって、流動化され
た粉体層51が導入されるようになっており、センサーボ
デイ10はタンク50に取り付けられて固定されている。セ
ンサーチユーブ2の出口9には出口側導圧管13が開口し
ており、これには出口圧シフトバルブ18によって、所定
の気体が出口側流体抵抗15を介して導入されるようにな
っている。なお26はダイヤフラム型の差圧計であって、
これには差圧計低圧導管20と差圧計高圧導管19を介して
それぞれ出口側導圧管13及び入口圧検出口6によって検
出される、検出用管路入口8及び出口9における圧力の
差が検出されるようになっている。このようにして差圧
計26に検出される圧力差は粉体導入口7から検出用管路
1に入り、センサーノズル4より検出用管路1に吹き込
まれる搬送用気体によって加速される過程で発生する差
圧である。又センサーチユーブ2の出口9にはピンチゴ
ム49等のバルブを介して、インジエクター46が連結され
ている。
ズル3を有し、搬送気体送入口5よりバルブ16によって
調整された流量の搬送気体が導入される。又、センサー
ノズル3のセンサーノズル口4より上流には入口圧検出
口6が開口しており、ここにはバルブ16′によって流量
を規定された搬送用気体の一部が入口側流体抵抗14を通
って管路12を経て送入されるようになっている。この場
合、流量計17は図に示した如くバルブ16とバルブ16′と
を流れ、最後にはセンサーノズル口より合流して検出用
管路に吹き込まれる搬送用気体の合量が測定できるよう
に接続されている。センサーチユーブ2は図に示した如
くセンサーボデイ10によってセンサーノズル3と同軸を
なし、かつその軸方向の位置が固定されるように構成さ
れており、センサーチユーブ2とセンサーノズル3との
間の入口8に向って、粉体導入口7を通してタンク50の
中に、矢印53に示した如くタンクの底部に設置された多
孔板52を通して送入される気体54によって、流動化され
た粉体層51が導入されるようになっており、センサーボ
デイ10はタンク50に取り付けられて固定されている。セ
ンサーチユーブ2の出口9には出口側導圧管13が開口し
ており、これには出口圧シフトバルブ18によって、所定
の気体が出口側流体抵抗15を介して導入されるようにな
っている。なお26はダイヤフラム型の差圧計であって、
これには差圧計低圧導管20と差圧計高圧導管19を介して
それぞれ出口側導圧管13及び入口圧検出口6によって検
出される、検出用管路入口8及び出口9における圧力の
差が検出されるようになっている。このようにして差圧
計26に検出される圧力差は粉体導入口7から検出用管路
1に入り、センサーノズル4より検出用管路1に吹き込
まれる搬送用気体によって加速される過程で発生する差
圧である。又センサーチユーブ2の出口9にはピンチゴ
ム49等のバルブを介して、インジエクター46が連結され
ている。
このピンチゴム49はピンチバルブボデイ48に内蔵されて
いて、そのピンチバルブボデイ48に穿設せる加圧孔55に
連通している。その加圧孔55を通じて圧力空気を出入す
ることによって、ピンチゴム49の内側の通路を開閉する
ものである。
いて、そのピンチバルブボデイ48に穿設せる加圧孔55に
連通している。その加圧孔55を通じて圧力空気を出入す
ることによって、ピンチゴム49の内側の通路を開閉する
ものである。
図中、点線で示したピンチゴム49′は、それが弾性変形
して閉じた状態を示している。
して閉じた状態を示している。
この粉体流量計測装置において、粉体流量を変化させた
い場合には、インジエクターノズル41及びインジエクタ
ースロート42によって構成されるインジエクター46にお
いて駆動気体47の流量を変化させ、検出用管路1の出口
9における真空度を調整することによってこれを行うも
のである。インジエクター出口の搬送パイプ44におい
て、粉体の搬送速度が低すぎる場合には、インジエクタ
ー42の出口に搬送気体調整導管43を設け、これを通して
搬送用の付加気体を導入することによって、適切な搬送
速度を得るようにしてもよい。この場合、搬送気体の量
は搬送気体調整弁36によって設定することができる。制
御弁38は従来例による粉体流量計測装置によって検出さ
れた粉体流量を、所定の一定値に保持するための使用さ
れる制御弁である。すなわち制御弁38は制御弁低圧導管
22及び制御弁高圧導管23によって導入される圧力差を制
御弁38が内蔵する設定値と比較して、この差を制御弁が
内蔵するダイヤフラムにより圧力増幅し、その結果制御
弁元圧導管35によって供給される一定値に制御された元
圧を、駆動気体47に変換して、インジエクターに供給す
る作用をもっている。なお、制御弁定圧導管24は、この
制御弁が微小な気体の圧力差を正確に増幅し、その機能
を発揮させるために必要な、一定の圧力を制御装置に導
入するための導管である。又、バルブ25は定圧弁29によ
って与えられる一定圧力の気体を、流体抵抗21に流し
て、導管19によって与えられる入口側圧力検出口におけ
る圧力に設定のため、圧力を付加するための粉体流量設
定バルブである。この粉体流量設定バルブ25は常に一定
の微少量の気体を粉体流量設定流体抵抗21を通り、次い
で差圧計高圧導管19を経て、入口側流体抵抗14を通って
センサーノズル3によって検出用管路に吹き込まれる搬
送気体と合流するので、本質的には搬送用気体の一部で
あり、バルブ16,16′と並列にとってもよいが、この量
は常に一定であるので第1図に示した如く配管してもよ
い。
い場合には、インジエクターノズル41及びインジエクタ
ースロート42によって構成されるインジエクター46にお
いて駆動気体47の流量を変化させ、検出用管路1の出口
9における真空度を調整することによってこれを行うも
のである。インジエクター出口の搬送パイプ44におい
て、粉体の搬送速度が低すぎる場合には、インジエクタ
ー42の出口に搬送気体調整導管43を設け、これを通して
搬送用の付加気体を導入することによって、適切な搬送
速度を得るようにしてもよい。この場合、搬送気体の量
は搬送気体調整弁36によって設定することができる。制
御弁38は従来例による粉体流量計測装置によって検出さ
れた粉体流量を、所定の一定値に保持するための使用さ
れる制御弁である。すなわち制御弁38は制御弁低圧導管
22及び制御弁高圧導管23によって導入される圧力差を制
御弁38が内蔵する設定値と比較して、この差を制御弁が
内蔵するダイヤフラムにより圧力増幅し、その結果制御
弁元圧導管35によって供給される一定値に制御された元
圧を、駆動気体47に変換して、インジエクターに供給す
る作用をもっている。なお、制御弁定圧導管24は、この
制御弁が微小な気体の圧力差を正確に増幅し、その機能
を発揮させるために必要な、一定の圧力を制御装置に導
入するための導管である。又、バルブ25は定圧弁29によ
って与えられる一定圧力の気体を、流体抵抗21に流し
て、導管19によって与えられる入口側圧力検出口におけ
る圧力に設定のため、圧力を付加するための粉体流量設
定バルブである。この粉体流量設定バルブ25は常に一定
の微少量の気体を粉体流量設定流体抵抗21を通り、次い
で差圧計高圧導管19を経て、入口側流体抵抗14を通って
センサーノズル3によって検出用管路に吹き込まれる搬
送気体と合流するので、本質的には搬送用気体の一部で
あり、バルブ16,16′と並列にとってもよいが、この量
は常に一定であるので第1図に示した如く配管してもよ
い。
この制御弁38の動作は例えばタンク50の中の粉体の層即
ち流動化粉体51のレベルが変化して、粉体流量が減少し
た場合には制御弁38が働いて、インジエクターノズル41
に供給される駆動気体47の量を増加させて、これを元に
復帰させ、逆に粉体流量が増加した場合には駆動気体47
を減少させてインジエクターの真空度を低下させること
によって自動的に粉体流量を一定に保つように動作する
ものである。
ち流動化粉体51のレベルが変化して、粉体流量が減少し
た場合には制御弁38が働いて、インジエクターノズル41
に供給される駆動気体47の量を増加させて、これを元に
復帰させ、逆に粉体流量が増加した場合には駆動気体47
を減少させてインジエクターの真空度を低下させること
によって自動的に粉体流量を一定に保つように動作する
ものである。
この制御弁はダイヤフラム68をはさんで上側の制御弁高
圧室70と下側の制御弁低圧室67よりなり、ダイヤフラム
68の中心部は、中心板69によって補強される。制御弁低
圧室67の下部には制御弁ボデイ60が設けられており、そ
の下部からは精密に制御された一定の圧力をもつ制御弁
元圧80が、導管35を介して導入されている。その上部に
は制御弁ポート61に対向して、制御弁主シヤフト63が制
御弁ボデイ60の中心軸上を、上下方向に滑動自在に嵌合
されており、その制御弁主シヤフト63の上方は細い制御
弁副シヤフト64となり、その先端は中心板69に接し、制
御弁主シヤフト63の下面の全周と制御弁ポート61との間
の狭いギヤツプを通して、制御弁の元圧の流量が制御さ
れ、制御弁出力室62を通って、制御弁出力導管39から矢
印81に示した如く出て行くようになっている。なお、第
7図中に記載された図面符号であって、後述の第1図の
図面符号と同一の部分はその名称及び機能についても同
一である。
圧室70と下側の制御弁低圧室67よりなり、ダイヤフラム
68の中心部は、中心板69によって補強される。制御弁低
圧室67の下部には制御弁ボデイ60が設けられており、そ
の下部からは精密に制御された一定の圧力をもつ制御弁
元圧80が、導管35を介して導入されている。その上部に
は制御弁ポート61に対向して、制御弁主シヤフト63が制
御弁ボデイ60の中心軸上を、上下方向に滑動自在に嵌合
されており、その制御弁主シヤフト63の上方は細い制御
弁副シヤフト64となり、その先端は中心板69に接し、制
御弁主シヤフト63の下面の全周と制御弁ポート61との間
の狭いギヤツプを通して、制御弁の元圧の流量が制御さ
れ、制御弁出力室62を通って、制御弁出力導管39から矢
印81に示した如く出て行くようになっている。なお、第
7図中に記載された図面符号であって、後述の第1図の
図面符号と同一の部分はその名称及び機能についても同
一である。
発明が解決しようとする問題点 前記従来の装置をその運転状態から停止する際、前述の
ようにピンチゴム49を閉じると、検出用管路1内を出口
9に向っていた搬送用気体の流れが停止すると共に、流
体抵抗15及び出口圧導管13を経て、同出口9に向ってい
たパージ用気体の流れが停止するので、その出口9内の
圧力が急上昇する。
ようにピンチゴム49を閉じると、検出用管路1内を出口
9に向っていた搬送用気体の流れが停止すると共に、流
体抵抗15及び出口圧導管13を経て、同出口9に向ってい
たパージ用気体の流れが停止するので、その出口9内の
圧力が急上昇する。
この急上昇した圧力が出口圧導管13及び制御弁低圧導管
22を介して制御弁低圧室67内の圧力を高め、ダイヤフラ
ム68及びこれと一体の制御弁シヤフト63を扛上し、制御
弁ボート61を大きく開口し、制御弁元圧導管35内から、
制御弁出力導管39内に向う流量が増大し、インジエクタ
ーノズル41から高速に噴出し、この部分の真空度を異常
に高める。
22を介して制御弁低圧室67内の圧力を高め、ダイヤフラ
ム68及びこれと一体の制御弁シヤフト63を扛上し、制御
弁ボート61を大きく開口し、制御弁元圧導管35内から、
制御弁出力導管39内に向う流量が増大し、インジエクタ
ーノズル41から高速に噴出し、この部分の真空度を異常
に高める。
この状態において、運転を開始するためにピンチゴム49
を開口すると、出口9の圧力が急に低下し、検出用管路
1を通じて、タンク50内の流動化粉体51を大量に吸引
し、その流量が急に増加する。
を開口すると、出口9の圧力が急に低下し、検出用管路
1を通じて、タンク50内の流動化粉体51を大量に吸引
し、その流量が急に増加する。
斯様にして検出用管路1内を搬送用気体と粉体とが出口
9に向って流れ始め、又、出口圧導管13内をパージ用気
体が出口9に向って流れ始めると、出口9の圧力は急に
低下し、検出用管路1内を流れる粉体の流量は平常状態
に戻る。
9に向って流れ始め、又、出口圧導管13内をパージ用気
体が出口9に向って流れ始めると、出口9の圧力は急に
低下し、検出用管路1内を流れる粉体の流量は平常状態
に戻る。
その後再びピンチゴム49を閉じると、粉体の流量は零に
なり、出口9の圧力は前述のように上昇する。
なり、出口9の圧力は前述のように上昇する。
この際の粉体流量の経時的変化を第8図に示す。同図
中、Q1はピンチゴム49を閉じて運転を停止した際におけ
る粉体流量が零の場合を示す。Q2はピンチゴム49を閉じ
た状態から開いた直後における流量を示す。
中、Q1はピンチゴム49を閉じて運転を停止した際におけ
る粉体流量が零の場合を示す。Q2はピンチゴム49を閉じ
た状態から開いた直後における流量を示す。
又Q3は平常運転時における粉体流量を示す。
本発明の目的は前記従来の装置における運転停止時から
運転再開の起動時に生ずる粉体の過渡的増加現象をなく
し、起動時から安定した粉体流量を得られるようにする
ことである。
運転再開の起動時に生ずる粉体の過渡的増加現象をなく
し、起動時から安定した粉体流量を得られるようにする
ことである。
問題点を解決するための手段 本発明は入口と出口とを有する検出用管路の入口に搬送
用流体を吹込むノズルを設け、前記ノズルの出口より上
流に設けた入口側圧力検出口と、前記検出用管路の出口
に設けた出口側圧力検出口の圧力差を検出する手段を設
け、前記搬送用流体の一部を前記入口側圧力検出口へ分
流する手段、検出用管路出口圧力を調整する手段、およ
び、検出用管路入口圧力調整する手段を備え、該検出用
管路出口圧力調整手段が、該検出用管路出口にバルブを
介して連結されたインジエクターであり、前記圧力差を
入力とし、前記インジエクターの駆動流体の流量を制御
出力とし、前記圧力差に対応する設定値設定手段を有す
る自動制御弁を設けた粉体自動供給装置において、該自
動制御弁の低圧室と出力側圧力検出口とを三方弁の二つ
の連結口を介して連結し、該三方弁の他の一つの連結口
を定圧装置に連結したものである。
用流体を吹込むノズルを設け、前記ノズルの出口より上
流に設けた入口側圧力検出口と、前記検出用管路の出口
に設けた出口側圧力検出口の圧力差を検出する手段を設
け、前記搬送用流体の一部を前記入口側圧力検出口へ分
流する手段、検出用管路出口圧力を調整する手段、およ
び、検出用管路入口圧力調整する手段を備え、該検出用
管路出口圧力調整手段が、該検出用管路出口にバルブを
介して連結されたインジエクターであり、前記圧力差を
入力とし、前記インジエクターの駆動流体の流量を制御
出力とし、前記圧力差に対応する設定値設定手段を有す
る自動制御弁を設けた粉体自動供給装置において、該自
動制御弁の低圧室と出力側圧力検出口とを三方弁の二つ
の連結口を介して連結し、該三方弁の他の一つの連結口
を定圧装置に連結したものである。
作 用 本発明の装置を運転状態から停止状態にするため、上記
検出用管路出口とインジエクターとの間に介入したバル
ブを閉じた際、その検出用管路内を出口に向って流れる
搬送気体と粉体及び同出口に向って流入するパージ気体
が夫々停止し、それらの動圧が出口に作用して、この部
分の圧力を高めるがこの出口側圧力検出口と、インジエ
クターの駆動流体の流量を制御するための自動制御弁と
の間を、これらの間に設けたバルブによって閉じ、出口
内の高い圧力を自動制御弁に伝えないので、前記インジ
エクタの駆動流体の流量を増加することがなく、又その
インジエクタの入口部分は運転状態の真空度を保持す
る。
検出用管路出口とインジエクターとの間に介入したバル
ブを閉じた際、その検出用管路内を出口に向って流れる
搬送気体と粉体及び同出口に向って流入するパージ気体
が夫々停止し、それらの動圧が出口に作用して、この部
分の圧力を高めるがこの出口側圧力検出口と、インジエ
クターの駆動流体の流量を制御するための自動制御弁と
の間を、これらの間に設けたバルブによって閉じ、出口
内の高い圧力を自動制御弁に伝えないので、前記インジ
エクタの駆動流体の流量を増加することがなく、又その
インジエクタの入口部分は運転状態の真空度を保持す
る。
この状態で前記バルブを開くと、検出用管路の出口の圧
力はインジエクターと連通し、その圧力は運転状態のそ
れと等しくなり、検出用管路内の搬送用気体及び粉体を
出口に向って吸引する。
力はインジエクターと連通し、その圧力は運転状態のそ
れと等しくなり、検出用管路内の搬送用気体及び粉体を
出口に向って吸引する。
発明の効果 この発明は上述の通りであるから、運転の停止時三方弁
を閉じることによって、検出用管路の出口と、インジエ
クターとの間に介入せるバルブを閉じると、これによっ
て生ずる出口の圧力上昇を、自動制御弁に伝えることが
ないので、インジエクターの駆動用流体の流量を増加す
ることがなく、インジエクターの入口の真空度を平常運
転時のそれに保つことができる。
を閉じることによって、検出用管路の出口と、インジエ
クターとの間に介入せるバルブを閉じると、これによっ
て生ずる出口の圧力上昇を、自動制御弁に伝えることが
ないので、インジエクターの駆動用流体の流量を増加す
ることがなく、インジエクターの入口の真空度を平常運
転時のそれに保つことができる。
従って、運転再開時前記検出用管路の出口とインジエク
ターとの間のバルブを開口した際、その出口の真空度を
異常に高めることがなく、平常運転時の真空度で運転す
ることができ、前記従来のもののように運転開始的、一
時的に粉体流量が増加することを防止できる。
ターとの間のバルブを開口した際、その出口の真空度を
異常に高めることがなく、平常運転時の真空度で運転す
ることができ、前記従来のもののように運転開始的、一
時的に粉体流量が増加することを防止できる。
実施例 本発明による粉体流量計測装置は、第1図に示した如く
検出用管路1はセンサーチユーブ2の軸心に穿孔された
細い円形断面をもつ通路として形成されたセンサーチユ
ーブには通常テフロン等の粉体が付着しにくい弗素樹脂
等を使用する。但、測定対象粉体が弗素樹脂やポリエチ
レン等の付着性のない粉体である時は、他の耐摩耗性の
材料を使用する場合もあり、又対象粉体の種類によって
は耐摩耗性のサラミック等の材料を適用することもあ
る。検出線用管路1に搬送用気体を送入するためのセン
サーノズル3は中心に検出用管路1と同軸をなすセンサ
ーノズル口4を有し、搬送気体送入口5よりバルブ16に
よって調整された流量の搬送気体が導入される。又、セ
ンサーノズル3のセンサーノズル口より上流には入口圧
検出口6が開口しておりここにはバルブ16′によって流
量を規定された搬送用気体の一部が入口側流体抵抗14を
通って管路12を経て送入されるようになっている。この
場合、流量計17は図に示した如くそれを流れた搬送用気
体が分流する手段、即ちバルブ16とバルブ16′とを流れ
最後にはセンサーノズル口より合流して検出用管路に吹
き込まれる搬送用気体の合量が測定できるように接続さ
れている。センサーチユーブ2は図に示した如くセンサ
ーボデイ10によってセンサーノズル3と同軸をなし、か
つその軸方向の位置が固定されるように構成されてお
り、センサーチユーブ2とセンサーノズル3との間の入
口8に向って粉体導入口7を通してタンク50の中に矢印
53に示した如くタンクの底部に設置された多孔板52を通
して送入される気体54によって流動化された粉体層51が
導入されるようになっており、センサーボデイ10はタン
ク50に取り付けられて固定されている。サンサーチユー
ブ2の出口9には出口側導圧管13が開口しており、これ
には出口圧シフトバルブ18によって所定の気体が出口側
流体抵抗15を介して導入されるようになっている。なお
26はダイヤフラム型の差圧計であってこれには差圧計低
圧導管20と差圧計高圧導管19を介してそれぞれ出口側導
圧管13及び入口圧検出口6によって検出される検出用管
路入口8及び出口9における圧力の差が検出されるよう
になっている。このようにして差圧計26に検出される圧
力差は粉体導入口7から検出用管路1に入り、センサー
ノズル口より検出用管路1に吹き込まれる搬送用気体に
よって加速される過程で発生する差圧であって、この場
合、検出用管路1を流れる粉体流量と差圧計26によって
検出される圧力差との間には第6図の検量線90に示した
如き良好な直線的な関係が存在する。この場合、検量線
90の傾斜は流量計17を流れる搬送用気体の流量に比例し
て増減し、かつ、入口側流体抵抗14を流れる気体に流量
に比例して上方に矢印94の如くシフトし、出口側流体抵
抗15を流れる気体の流量に比例して下方に矢印93のごと
くシフトする。従ってバルブ16′及び18を適度に調整し
て検量線が第6図の0点を通過するようにし、かつ流量
計17によって検出用管路1に吹き込まれる搬送用気体の
流量が既知である時は逆に差圧計26の読みによって第6
図に示した検量線90を使って粉体流量を測定することが
可能となるのである。
検出用管路1はセンサーチユーブ2の軸心に穿孔された
細い円形断面をもつ通路として形成されたセンサーチユ
ーブには通常テフロン等の粉体が付着しにくい弗素樹脂
等を使用する。但、測定対象粉体が弗素樹脂やポリエチ
レン等の付着性のない粉体である時は、他の耐摩耗性の
材料を使用する場合もあり、又対象粉体の種類によって
は耐摩耗性のサラミック等の材料を適用することもあ
る。検出線用管路1に搬送用気体を送入するためのセン
サーノズル3は中心に検出用管路1と同軸をなすセンサ
ーノズル口4を有し、搬送気体送入口5よりバルブ16に
よって調整された流量の搬送気体が導入される。又、セ
ンサーノズル3のセンサーノズル口より上流には入口圧
検出口6が開口しておりここにはバルブ16′によって流
量を規定された搬送用気体の一部が入口側流体抵抗14を
通って管路12を経て送入されるようになっている。この
場合、流量計17は図に示した如くそれを流れた搬送用気
体が分流する手段、即ちバルブ16とバルブ16′とを流れ
最後にはセンサーノズル口より合流して検出用管路に吹
き込まれる搬送用気体の合量が測定できるように接続さ
れている。センサーチユーブ2は図に示した如くセンサ
ーボデイ10によってセンサーノズル3と同軸をなし、か
つその軸方向の位置が固定されるように構成されてお
り、センサーチユーブ2とセンサーノズル3との間の入
口8に向って粉体導入口7を通してタンク50の中に矢印
53に示した如くタンクの底部に設置された多孔板52を通
して送入される気体54によって流動化された粉体層51が
導入されるようになっており、センサーボデイ10はタン
ク50に取り付けられて固定されている。サンサーチユー
ブ2の出口9には出口側導圧管13が開口しており、これ
には出口圧シフトバルブ18によって所定の気体が出口側
流体抵抗15を介して導入されるようになっている。なお
26はダイヤフラム型の差圧計であってこれには差圧計低
圧導管20と差圧計高圧導管19を介してそれぞれ出口側導
圧管13及び入口圧検出口6によって検出される検出用管
路入口8及び出口9における圧力の差が検出されるよう
になっている。このようにして差圧計26に検出される圧
力差は粉体導入口7から検出用管路1に入り、センサー
ノズル口より検出用管路1に吹き込まれる搬送用気体に
よって加速される過程で発生する差圧であって、この場
合、検出用管路1を流れる粉体流量と差圧計26によって
検出される圧力差との間には第6図の検量線90に示した
如き良好な直線的な関係が存在する。この場合、検量線
90の傾斜は流量計17を流れる搬送用気体の流量に比例し
て増減し、かつ、入口側流体抵抗14を流れる気体に流量
に比例して上方に矢印94の如くシフトし、出口側流体抵
抗15を流れる気体の流量に比例して下方に矢印93のごと
くシフトする。従ってバルブ16′及び18を適度に調整し
て検量線が第6図の0点を通過するようにし、かつ流量
計17によって検出用管路1に吹き込まれる搬送用気体の
流量が既知である時は逆に差圧計26の読みによって第6
図に示した検量線90を使って粉体流量を測定することが
可能となるのである。
又、センサーチユーブ2の出口9にはピンチゴム49を介
して検出用管路1の出口圧力を調整する手段であるイン
ジエクター46が連結されている。
して検出用管路1の出口圧力を調整する手段であるイン
ジエクター46が連結されている。
このピンチゴム49はピンチバルブボデイ48に内蔵されて
いて、そのピンチバルブボデイ48に穿設せる加圧孔55に
連通している。その加圧孔55から、ピンチゴム49の外側
に作用する圧力空気を出入することによって、ピンチゴ
ム49の内側の通路を開閉するものである。
いて、そのピンチバルブボデイ48に穿設せる加圧孔55に
連通している。その加圧孔55から、ピンチゴム49の外側
に作用する圧力空気を出入することによって、ピンチゴ
ム49の内側の通路を開閉するものである。
図中一点鎖線で示したピンチゴム49aは、それが弾性変
形し閉じられた状態を示している。
形し閉じられた状態を示している。
第1図に示した本発明による粉体流量計測装置におい
て、粉体流量を変化させたい場合には、ピンチゴム49a
を実線で面示した状態に開口しておき、インジエクター
ノズル41及びインジエクタースロート42によって構成さ
れるインジエクター46において駆動気体47の流量を変化
させ、検出用管路1の出口9における真空度を調整する
ことによってこれを実施することができる。なお、イン
ジエクター出口の搬送パイプ44において、粉体の搬送速
度が低すぎる場合には、インジエクター42の出口に搬送
気体調整導管43を設け、これを通して搬送用の付加気体
を導入することによって適切な搬送速度を得るようにし
てもよい。この場合に、搬送気体の量は搬送気体調整弁
36によって設定することができる。第1図において制御
弁38は本発明による粉体流量計測装置によって検出され
た粉体流量を所定の一定値に保持するために使用される
制御弁である。すなわち制御弁38は制御弁低圧導管22及
び制御弁高圧導管23によって導入される圧力差を、制御
弁38が内蔵する設定値と比較して、この差を制御弁が内
蔵するダイヤフラムにより圧力増幅し、その結果制御弁
元圧導管35によって供給される一定値に制御された元圧
を駆動気体47に変換してインジエクターに供給する作用
をもっている。なお、制御弁定圧導管24は、この制御弁
が微小な気体の圧力差を正確に増幅し、その機能を発揮
させるために必要な一定の圧力を制御装置に導入するた
めの導管である。又、バルブ25は定圧弁29によって与え
られる一定圧力の気体を流体抵抗21に流して導管19によ
って与えられる入口側圧力検出口における圧力に設定の
ため圧力を付加するための粉体流量設定バルブである。
て、粉体流量を変化させたい場合には、ピンチゴム49a
を実線で面示した状態に開口しておき、インジエクター
ノズル41及びインジエクタースロート42によって構成さ
れるインジエクター46において駆動気体47の流量を変化
させ、検出用管路1の出口9における真空度を調整する
ことによってこれを実施することができる。なお、イン
ジエクター出口の搬送パイプ44において、粉体の搬送速
度が低すぎる場合には、インジエクター42の出口に搬送
気体調整導管43を設け、これを通して搬送用の付加気体
を導入することによって適切な搬送速度を得るようにし
てもよい。この場合に、搬送気体の量は搬送気体調整弁
36によって設定することができる。第1図において制御
弁38は本発明による粉体流量計測装置によって検出され
た粉体流量を所定の一定値に保持するために使用される
制御弁である。すなわち制御弁38は制御弁低圧導管22及
び制御弁高圧導管23によって導入される圧力差を、制御
弁38が内蔵する設定値と比較して、この差を制御弁が内
蔵するダイヤフラムにより圧力増幅し、その結果制御弁
元圧導管35によって供給される一定値に制御された元圧
を駆動気体47に変換してインジエクターに供給する作用
をもっている。なお、制御弁定圧導管24は、この制御弁
が微小な気体の圧力差を正確に増幅し、その機能を発揮
させるために必要な一定の圧力を制御装置に導入するた
めの導管である。又、バルブ25は定圧弁29によって与え
られる一定圧力の気体を流体抵抗21に流して導管19によ
って与えられる入口側圧力検出口における圧力に設定の
ため圧力を付加するための粉体流量設定バルブである。
この粉体流量設定バルブは常に一定の微少量の気体を粉
体流量設定流体抵抗21を通り、次いで差圧計高圧導管19
を経て入口側流体抵抗14を通ってセンサーノズル3によ
って検出用管路に吹き込まれる搬送気体と合流するの
で、本質的には搬送用気体の一部であり、バルブ16,1
6′と並列にとってもよいが、この量は常に一定である
ので第1図に示した如く配管してもよい。
体流量設定流体抵抗21を通り、次いで差圧計高圧導管19
を経て入口側流体抵抗14を通ってセンサーノズル3によ
って検出用管路に吹き込まれる搬送気体と合流するの
で、本質的には搬送用気体の一部であり、バルブ16,1
6′と並列にとってもよいが、この量は常に一定である
ので第1図に示した如く配管してもよい。
この制御弁38の動作は、例えばタンク50の中の粉体の流
動化粉体51のレベルが変化して、粉体流量が減少した場
合には制御弁38が働いて、インジエクターノズル41に供
給される駆動気体47の量を増加させて、これを元に復帰
させ、逆に粉体流量が増加した場合には駆動気体47を減
少させてインジエクターの真空度を低下させることによ
って自動的に粉体流量を一定に保つように動作するもの
である。なお本発明による制御弁38の機能は同図に示す
如く本質的にこれに要求される制御弁元圧が正確に一定
であることが必要であるので、大型定圧弁31を介してこ
のシステムに供給される元圧32を一定圧に制御した上で
導管33,35を介して元圧が供給されるようになってい
る。又、本発明に使用される16′,18,25等のバルブは極
めて微少な流量で長期間安定に作動することが要求され
るので、その気体は高度に清浄化されていることが必要
で、精密フイルター30を介して定圧弁29に供給され、こ
れによって精密に一定圧力に制御された上で前記の各種
弁に供給することが必要である。なお、本システムに供
給される気体は油滴や粉塵などを含んでいてはならない
ことが当然である。
動化粉体51のレベルが変化して、粉体流量が減少した場
合には制御弁38が働いて、インジエクターノズル41に供
給される駆動気体47の量を増加させて、これを元に復帰
させ、逆に粉体流量が増加した場合には駆動気体47を減
少させてインジエクターの真空度を低下させることによ
って自動的に粉体流量を一定に保つように動作するもの
である。なお本発明による制御弁38の機能は同図に示す
如く本質的にこれに要求される制御弁元圧が正確に一定
であることが必要であるので、大型定圧弁31を介してこ
のシステムに供給される元圧32を一定圧に制御した上で
導管33,35を介して元圧が供給されるようになってい
る。又、本発明に使用される16′,18,25等のバルブは極
めて微少な流量で長期間安定に作動することが要求され
るので、その気体は高度に清浄化されていることが必要
で、精密フイルター30を介して定圧弁29に供給され、こ
れによって精密に一定圧力に制御された上で前記の各種
弁に供給することが必要である。なお、本システムに供
給される気体は油滴や粉塵などを含んでいてはならない
ことが当然である。
なお圧力計34は、大型定圧弁の動作を確認するためのも
のであり、圧力計28は定圧弁29の作動を確認するための
ものであり、圧力計40は制御弁38の動作状態を知るため
のものである。インジエクター入口の駆動用空気を直接
制御して粉体の量を一定に保つために適用し得る制御弁
は、第6図の検量線からも明らかな如く、水柱1mm程度
の微小な差圧によって安定に作動し駆動用気体を充分な
感度をもって流量制御が可能な機能をもたなければなら
ず、かつ正の圧力差が発生した時に、駆動用流体が減少
する方向の特性をもっていることが必要とされる。この
作用は同図に示した制御弁によって可能となったもので
あり、その基本的作用は、駆動流体を調整する制御弁の
弁体が、実用上期待されるあらゆる位置において、弁体
の軸方向の推力が一定であることが必要であって、この
作用は同図に詳細に示した基本的構造によって達成され
る。
のであり、圧力計28は定圧弁29の作動を確認するための
ものであり、圧力計40は制御弁38の動作状態を知るため
のものである。インジエクター入口の駆動用空気を直接
制御して粉体の量を一定に保つために適用し得る制御弁
は、第6図の検量線からも明らかな如く、水柱1mm程度
の微小な差圧によって安定に作動し駆動用気体を充分な
感度をもって流量制御が可能な機能をもたなければなら
ず、かつ正の圧力差が発生した時に、駆動用流体が減少
する方向の特性をもっていることが必要とされる。この
作用は同図に示した制御弁によって可能となったもので
あり、その基本的作用は、駆動流体を調整する制御弁の
弁体が、実用上期待されるあらゆる位置において、弁体
の軸方向の推力が一定であることが必要であって、この
作用は同図に詳細に示した基本的構造によって達成され
る。
この制御弁の作用を以下に詳細に説明する。
第1図において制御弁はダイヤフラム68をはさんで上側
の制御弁高圧室70と下側の制御弁低圧室67よりなり、ダ
イヤフラム68の中心部は、中心板69によって補強され
る。制御弁低圧室の下部には制御弁ボデイ60が設けられ
ており、その下部からは精密に制御された一定の圧力を
もつ制御弁元圧が導管35及び操作弁58を介して矢印80の
如く導入されている。
の制御弁高圧室70と下側の制御弁低圧室67よりなり、ダ
イヤフラム68の中心部は、中心板69によって補強され
る。制御弁低圧室の下部には制御弁ボデイ60が設けられ
ており、その下部からは精密に制御された一定の圧力を
もつ制御弁元圧が導管35及び操作弁58を介して矢印80の
如く導入されている。
同図中実線で示された操作弁58は、それが開いている状
態を示しており、その下方に一点鎖線で示された操作弁
58aは、それが閉じているときを示す。
態を示しており、その下方に一点鎖線で示された操作弁
58aは、それが閉じているときを示す。
この操作弁58は前述のバルブ49を閉じた際、必要に応じ
て操作弁58aの状態に閉じ、インジエクターノズル41か
ら噴出する駆動気体47を停止し、インジエクター46の真
空度の高まることを防止すると共に、駆動気体47の無駄
な流出を防止するものである。
て操作弁58aの状態に閉じ、インジエクターノズル41か
ら噴出する駆動気体47を停止し、インジエクター46の真
空度の高まることを防止すると共に、駆動気体47の無駄
な流出を防止するものである。
制御弁圧入口78の上部には制御弁ポート61に対向して制
御弁主シヤフト63が制御弁ボデイの中心軸上を上下方向
に滑動自在に嵌合されており、その制御弁主シヤフト63
の上方は細い制御弁副シヤフト64となり、その先端は中
心板69に接し、制御弁主シヤフト63の下面の全周と制御
弁ポート61との間の狭いギヤツプを通して制御弁の元圧
の流量が制御され、制御弁出力室62を通って制御弁出力
導管39から矢印81に示した如く出て行くようになってい
る。この場合、制御弁主シヤフト63は高圧リングギヤツ
プ74によって軸方向に滑動自在に嵌合され、かつ、制御
弁主シヤフト63と一体をなす副シヤフト64は低圧リング
ギヤツプ75を介して全体として主シヤフトと副シヤフト
が一体として軸方向に滑動自在に支持されるようになっ
ている。なお、主シヤフト63の上部及び副シヤフト64の
下部の周囲には定圧室65が設けられており、ここには矢
印76に示した如く、制御出力81よりは低い精密な一定に
制御された制御弁定圧がかかるようになっている。従っ
て主シヤフトの下面には制御弁元圧によるシヤフトを軸
方向に上方に持ち上げる一定の推力が作用しており、主
シヤフトの上端には制御弁定圧76によって主シヤフトの
上端の面積から副シヤフトの断面積を引いた面積に印加
される軸方向で下向きの一定の推力が発生しており、結
局全体として常に軸方向にシヤフト全体を持ち上げる精
密に制御された一定の推力が発生しこの推力によって副
シヤフト64の先端が中心板69を持ち上げるように構成さ
れる。そして、このシヤフトの動作点をきめるために、
バネ66と71が上部ボデイ72と設定ツマミ73とによって設
定される一定の力が前述の主シヤフト及び副シヤフトに
よって発生する推力とバランスしており、これにダイヤ
フラムの両面にかかる矢印82と83とによって発生する差
圧がバランスして、この制御弁全体が動作するようにな
っている。従って、この制御弁においては、制御された
変動する流体の圧力は制御弁出力室62において制御弁シ
ヤフト63の側面にかかるだけであるので、制御動作によ
る反力を一切受けることなく、ダイヤフラムの両面にか
かる微小な差圧に対応してシヤフトの位置が正確に決ま
り、それによって極めて精密な出力を入力に対応して得
ることができる。主シヤフト63の動作によって高圧リン
グギヤツプ74を通して制御弁圧室へリークするガスの流
量は変化するが、これは制御弁定圧室の内圧が精密に制
御された制御弁定圧導管24を通して供給される定圧ガス
によって常に一定に保たれているので何ら問題となるこ
とがない。又この実施例においては、制御低圧リングギ
ヤツプ75を通って制御弁定圧室65のガスが制御弁低圧室
67にリークし、これは矢印77に示された如く制御弁低圧
導管22,三方弁56及び流体抵抗15を通って、結局は検出
用管路1の出口9に流入するが、この流量は、やはり制
御弁低圧室65の内圧が一定に制御されているので実質上
常に一定に保たれ、このシステムの動作に影響はない。
なお低圧リングギヤツプ75は必ずしもここを通して気体
をリークさせる必要はなく、ベローズ等によってリーク
をシールすることも可能である。第1図中実線で示した
三方弁56はその二つの連結口を介して制御弁低圧室67
と、センサーチューブ2出口9側の出口側圧力検出口と
を連通し、該三方弁の他の連結口を閉じてその制御弁低
圧室67と定圧装置57とを遮断している状態を示してい
る。
御弁主シヤフト63が制御弁ボデイの中心軸上を上下方向
に滑動自在に嵌合されており、その制御弁主シヤフト63
の上方は細い制御弁副シヤフト64となり、その先端は中
心板69に接し、制御弁主シヤフト63の下面の全周と制御
弁ポート61との間の狭いギヤツプを通して制御弁の元圧
の流量が制御され、制御弁出力室62を通って制御弁出力
導管39から矢印81に示した如く出て行くようになってい
る。この場合、制御弁主シヤフト63は高圧リングギヤツ
プ74によって軸方向に滑動自在に嵌合され、かつ、制御
弁主シヤフト63と一体をなす副シヤフト64は低圧リング
ギヤツプ75を介して全体として主シヤフトと副シヤフト
が一体として軸方向に滑動自在に支持されるようになっ
ている。なお、主シヤフト63の上部及び副シヤフト64の
下部の周囲には定圧室65が設けられており、ここには矢
印76に示した如く、制御出力81よりは低い精密な一定に
制御された制御弁定圧がかかるようになっている。従っ
て主シヤフトの下面には制御弁元圧によるシヤフトを軸
方向に上方に持ち上げる一定の推力が作用しており、主
シヤフトの上端には制御弁定圧76によって主シヤフトの
上端の面積から副シヤフトの断面積を引いた面積に印加
される軸方向で下向きの一定の推力が発生しており、結
局全体として常に軸方向にシヤフト全体を持ち上げる精
密に制御された一定の推力が発生しこの推力によって副
シヤフト64の先端が中心板69を持ち上げるように構成さ
れる。そして、このシヤフトの動作点をきめるために、
バネ66と71が上部ボデイ72と設定ツマミ73とによって設
定される一定の力が前述の主シヤフト及び副シヤフトに
よって発生する推力とバランスしており、これにダイヤ
フラムの両面にかかる矢印82と83とによって発生する差
圧がバランスして、この制御弁全体が動作するようにな
っている。従って、この制御弁においては、制御された
変動する流体の圧力は制御弁出力室62において制御弁シ
ヤフト63の側面にかかるだけであるので、制御動作によ
る反力を一切受けることなく、ダイヤフラムの両面にか
かる微小な差圧に対応してシヤフトの位置が正確に決ま
り、それによって極めて精密な出力を入力に対応して得
ることができる。主シヤフト63の動作によって高圧リン
グギヤツプ74を通して制御弁圧室へリークするガスの流
量は変化するが、これは制御弁定圧室の内圧が精密に制
御された制御弁定圧導管24を通して供給される定圧ガス
によって常に一定に保たれているので何ら問題となるこ
とがない。又この実施例においては、制御低圧リングギ
ヤツプ75を通って制御弁定圧室65のガスが制御弁低圧室
67にリークし、これは矢印77に示された如く制御弁低圧
導管22,三方弁56及び流体抵抗15を通って、結局は検出
用管路1の出口9に流入するが、この流量は、やはり制
御弁低圧室65の内圧が一定に制御されているので実質上
常に一定に保たれ、このシステムの動作に影響はない。
なお低圧リングギヤツプ75は必ずしもここを通して気体
をリークさせる必要はなく、ベローズ等によってリーク
をシールすることも可能である。第1図中実線で示した
三方弁56はその二つの連結口を介して制御弁低圧室67
と、センサーチューブ2出口9側の出口側圧力検出口と
を連通し、該三方弁の他の連結口を閉じてその制御弁低
圧室67と定圧装置57とを遮断している状態を示してい
る。
これは前述のピンチゴム49を開いて、運転している時の
状態である。
状態である。
又同図中、一点鎖線で示した三方弁56aは制御弁低圧室6
7と、センサーチユーブ2の出口9とを遮断し、制御弁
低圧室67と定圧装置57とを連通している状態を示してい
る。
7と、センサーチユーブ2の出口9とを遮断し、制御弁
低圧室67と定圧装置57とを連通している状態を示してい
る。
これは前記のピンチゴム49を一点鎖線49aで示す如く、
閉じて本装置の運転を中止しているときの状態である。
閉じて本装置の運転を中止しているときの状態である。
このときは、前述のように出口9の圧力が異常に高まる
が、その圧力は制御弁低圧室67に伝達されず、又、その
制御弁低圧室67は前述のように定圧装置57と通じ、その
定圧装置57によって設定された圧力になり、図示の如く
開放されたタンク50内、又は図示されてないが加圧され
たタンク内、或は負圧のタンク内の圧力とほゞ等しくな
り、運転中の制御弁低圧室67の圧力より、多少高い圧力
になる。
が、その圧力は制御弁低圧室67に伝達されず、又、その
制御弁低圧室67は前述のように定圧装置57と通じ、その
定圧装置57によって設定された圧力になり、図示の如く
開放されたタンク50内、又は図示されてないが加圧され
たタンク内、或は負圧のタンク内の圧力とほゞ等しくな
り、運転中の制御弁低圧室67の圧力より、多少高い圧力
になる。
斯様にして制御弁ポート61を通ってインジエクター46に
送る駆動流体の流量を運転中とほぼ等しくしておくこと
ができる。
送る駆動流体の流量を運転中とほぼ等しくしておくこと
ができる。
そのためインジエクター46の入口の真空度も異常に高ま
ることがなく、運転中のそれとほぼ等しくすることがで
きる。
ることがなく、運転中のそれとほぼ等しくすることがで
きる。
運転再開時に、ピンチゴム49を開いたとき、出口9の圧
力は直ちにそのときのインジエクター46の入口の圧力と
等しくなり、前記従来のものゝように、検出用管路1内
を流れる粉体の流量が瞬間的に増加することを防止でき
る。この際の粉体流量の経過時間に対する変化を図示し
たのが第2図であり、前述の第8図で示した従来の装置
と比較して、起動時の流量増加現象が消滅していること
が明らかであろう。
力は直ちにそのときのインジエクター46の入口の圧力と
等しくなり、前記従来のものゝように、検出用管路1内
を流れる粉体の流量が瞬間的に増加することを防止でき
る。この際の粉体流量の経過時間に対する変化を図示し
たのが第2図であり、前述の第8図で示した従来の装置
と比較して、起動時の流量増加現象が消滅していること
が明らかであろう。
本発明による粉体流量計測装置においては流量の広い範
囲にわたって安定でかつ直線性のよい検量線を実現する
ためには、検出用管路1の入口8に粉体を導入する手段
に関する工夫が極めて重要であって、その実施例は第1
図,第3図,第4図,第5図に示した通りである。第1
図に示した粉体導入口7は流動化した粉体槽と入口8を
結ぶ末広がりの導入口であって、通常の粉体塗料などの
如く比重が比較的小さくて流動化しやすい粉体の導入に
好適な実施例である。第3図に示したのは検出用管路の
入口8へ流動化した粉体槽から粉体を吸い上げて導入す
るほぼ垂直で下部に吸入口を有する管路、即ち細いパイ
プ85より成る粉体導入管であって、このようにすること
によってセンサーボデイ全体をタンクの底部付近に必ず
しも取りつける必要がなくなり、センサーボデイ全体を
タンク内の粉体層より高い位置に設置することが可能と
なり取り扱い上極めて便利な場合がある。又センサーボ
デイをタンク内の粉体槽の表面よりは低い位置に設置す
る第1図のような場合でも、このように細い粉体導入管
を介して粉体を入口に導入することは、チヤンネリング
を起こしやすい粉体の場合などに、広い範囲にわたって
安定性のよい直線的な検量線を維持するために有効な場
合がある。又比重の重い粉体が測定の対象となる場合に
は、第4図に示した如く、検出用管路の入口8の上方か
ら粉体を送入する粉体送入短管86を適用することによっ
て広い範囲にわたって安定な粉体の供給を実現すること
ができる。又更に比重の重い粉体の場合などには、検出
用管路の入口8に向かって側方から粉体を導入する粉体
導入側管87を設け、更に検出用管路入口8の直上には粉
体圧防止部材88を設けると好適な結果が得られる場合も
ある。第1図,第3図,第4図,第5図に示したこれら
の各種の粉体導入管の何れを採用するかは、あらかじめ
テストすることによって粉体の性質に合わせて、それぞ
れに適合したものを採用するのが広い範囲にわたって良
好な直線性を得ることにより使い易い粉体流量検出装置
を実現するのに適切な手段である。
囲にわたって安定でかつ直線性のよい検量線を実現する
ためには、検出用管路1の入口8に粉体を導入する手段
に関する工夫が極めて重要であって、その実施例は第1
図,第3図,第4図,第5図に示した通りである。第1
図に示した粉体導入口7は流動化した粉体槽と入口8を
結ぶ末広がりの導入口であって、通常の粉体塗料などの
如く比重が比較的小さくて流動化しやすい粉体の導入に
好適な実施例である。第3図に示したのは検出用管路の
入口8へ流動化した粉体槽から粉体を吸い上げて導入す
るほぼ垂直で下部に吸入口を有する管路、即ち細いパイ
プ85より成る粉体導入管であって、このようにすること
によってセンサーボデイ全体をタンクの底部付近に必ず
しも取りつける必要がなくなり、センサーボデイ全体を
タンク内の粉体層より高い位置に設置することが可能と
なり取り扱い上極めて便利な場合がある。又センサーボ
デイをタンク内の粉体槽の表面よりは低い位置に設置す
る第1図のような場合でも、このように細い粉体導入管
を介して粉体を入口に導入することは、チヤンネリング
を起こしやすい粉体の場合などに、広い範囲にわたって
安定性のよい直線的な検量線を維持するために有効な場
合がある。又比重の重い粉体が測定の対象となる場合に
は、第4図に示した如く、検出用管路の入口8の上方か
ら粉体を送入する粉体送入短管86を適用することによっ
て広い範囲にわたって安定な粉体の供給を実現すること
ができる。又更に比重の重い粉体の場合などには、検出
用管路の入口8に向かって側方から粉体を導入する粉体
導入側管87を設け、更に検出用管路入口8の直上には粉
体圧防止部材88を設けると好適な結果が得られる場合も
ある。第1図,第3図,第4図,第5図に示したこれら
の各種の粉体導入管の何れを採用するかは、あらかじめ
テストすることによって粉体の性質に合わせて、それぞ
れに適合したものを採用するのが広い範囲にわたって良
好な直線性を得ることにより使い易い粉体流量検出装置
を実現するのに適切な手段である。
以上の実施例においては、粉体流量を調整する手段とし
て、検出用管路1の出口側の圧力をインジエクターの駆
動流体の調整によって変化させる方式について説明した
が、粉体流量調整の手段はこれだけに限定されるもので
はなく、検出用管路入口8の圧力を変化させることによ
っても達成できる。この方式は例えば粉体タンク50をリ
ーク制御弁を有する密閉型とし、リークの制御によって
タンク内圧を変化させ検出用管路入口8の圧力を変化さ
せること等の検出用管路入口圧力を調整する手段により
達成できる。
て、検出用管路1の出口側の圧力をインジエクターの駆
動流体の調整によって変化させる方式について説明した
が、粉体流量調整の手段はこれだけに限定されるもので
はなく、検出用管路入口8の圧力を変化させることによ
っても達成できる。この方式は例えば粉体タンク50をリ
ーク制御弁を有する密閉型とし、リークの制御によって
タンク内圧を変化させ検出用管路入口8の圧力を変化さ
せること等の検出用管路入口圧力を調整する手段により
達成できる。
第1図は本発明の装置の一部分を切断せる正面図、第2
図は同装置の粉体供給量に関する起動特性線図、第3図
の(3−A)図及び(3−B)図は夫々他の実施例の検
出用管路入口付近を切断せる正面図及び側面図、第4図
の(4−A)図、及び(4−B)図は夫々更に他の実施
例の検出用管路入口付近を切断せる正面図及び側面図、
第5図(5−A)図、及び(5−B)図は更に他の実施
例の検出用管路入口付近を切断せる正面図及び側面図、
第6図は粉体流量測定装置の検量線図、第7図及び第8
図は夫々従来の粉体流量測定装置の一部を切断せる正面
図、及び同装置の粉体供給量に関する起動特性線図であ
る。 1……検出用管路 3……センサーノズル 4……センサーノズルの出口 6……入口側圧力検出口 8……検出用管路の入口 9……検出用管路の出口 26……差圧計 38……制御弁 46……インジエクター 49……バルブ 56……三方弁
図は同装置の粉体供給量に関する起動特性線図、第3図
の(3−A)図及び(3−B)図は夫々他の実施例の検
出用管路入口付近を切断せる正面図及び側面図、第4図
の(4−A)図、及び(4−B)図は夫々更に他の実施
例の検出用管路入口付近を切断せる正面図及び側面図、
第5図(5−A)図、及び(5−B)図は更に他の実施
例の検出用管路入口付近を切断せる正面図及び側面図、
第6図は粉体流量測定装置の検量線図、第7図及び第8
図は夫々従来の粉体流量測定装置の一部を切断せる正面
図、及び同装置の粉体供給量に関する起動特性線図であ
る。 1……検出用管路 3……センサーノズル 4……センサーノズルの出口 6……入口側圧力検出口 8……検出用管路の入口 9……検出用管路の出口 26……差圧計 38……制御弁 46……インジエクター 49……バルブ 56……三方弁
フロントページの続き (72)発明者 山本 雅洋 千葉県佐倉市中志津1−44−4 (56)参考文献 特開 昭62−64911(JP,A) 特開 昭58−6827(JP,A) 特開 昭58−119515(JP,A) 特開 昭53−142782(JP,A) 特開 昭60−112527(JP,A) 実開 昭62−105929(JP,U) 実開 昭50−114088(JP,U)
Claims (8)
- 【請求項1】入口と出口とを有する検出用管路の入口に
搬送用流体を吹込むセンサーノズルを設け、前記センサ
ーノズルの出口より上流に設けた入口側圧力検出口と、
前記検出用管路の出口に設けた出口側圧力検出口の圧力
差を検出する手段を設け、前記搬送用流体の一部を前記
入口側圧力検出口へ分流する手段、検出用管路出口圧力
を調整する手段、および、検出用管路入口圧力を調整す
る手段を備え、該検出用管路出口圧力を調整する手段
が、該検出用管路出口にバルブを介して連結されたイン
ジェクターであり、前記圧力差を入力とし、前記インジ
ェクターの駆動流体の流量を制御出力とし、前記圧力差
に対応する設定値設定手段を有する自動制御弁を設けた
粉体自動供給装置において、該自動制御弁の低圧室と出
口側圧力検出口を三方弁の二つの連結口を介して連結
し、該三方弁の他の一つの連結口を定圧装置に連結した
ことを特徴とする粉体自動供給装置。 - 【請求項2】自動制御弁の低圧室と、出口側圧力検出口
に連結されている三方弁の他の連結口が大気と通じてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の粉体自
動供給装置。 - 【請求項3】自動制御弁の低圧室と出口側圧力検出口に
連結されている三方弁の他の連結口が弁を介して大気と
通じていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の粉体自動供給装置。 - 【請求項4】検出用管路出口圧力調整手段がスロートと
駆動用ノズルからなるインジェクターであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の粉体自動供給装置。 - 【請求項5】検出用管路の入口がほぼ鉛直で下部に吸入
口を有する粉体層中の管路に接続されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の粉体自動供給装置。 - 【請求項6】検出用管路の入口がほぼ鉛直で上部に入口
を有する粉体層に連通する短管に接続されていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の粉体自動供給装
置。 - 【請求項7】検出用管路の入口が検出用管路入口の直上
に粉体圧防止部材を有し、その側方に粉体層に連通する
粉体挿入管が接続されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の粉体自動供給装置。 - 【請求項8】検出用管路の入口が該検出用管路入口下方
に開口し、粉体層に連通する短管に接続されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の粉体自動供給
装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61066644A JPH0780567B2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 粉体自動供給装置 |
US07/027,187 US4747731A (en) | 1986-03-25 | 1987-03-17 | Automatic powder feeding apparatus |
EP19900125685 EP0423850A3 (en) | 1986-03-25 | 1987-03-20 | Automatic powder feeding apparatus |
DE8787302422T DE3778950D1 (de) | 1986-03-25 | 1987-03-20 | Geraet zur automatischen pulverzufuhr. |
EP87302422A EP0239331B1 (en) | 1986-03-25 | 1987-03-20 | Automatic powder feeding apparatus |
CA000532750A CA1270544A (en) | 1986-03-25 | 1987-03-23 | Automatic powder feeding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61066644A JPH0780567B2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 粉体自動供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62222928A JPS62222928A (ja) | 1987-09-30 |
JPH0780567B2 true JPH0780567B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=13321807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61066644A Expired - Lifetime JPH0780567B2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 粉体自動供給装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4747731A (ja) |
EP (2) | EP0423850A3 (ja) |
JP (1) | JPH0780567B2 (ja) |
CA (1) | CA1270544A (ja) |
DE (1) | DE3778950D1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4900199A (en) * | 1988-10-21 | 1990-02-13 | The Perkin-Elmer Corporation | High pressure power feed system |
DE69132062T2 (de) * | 1990-12-27 | 2000-09-07 | Matsuo Sangyo Co. Ltd., Osaka | Vorrichtung zur Zuführung von Pulverfarben |
JPH06246196A (ja) * | 1993-02-22 | 1994-09-06 | I T M Kk | 粉体供給装置、静電粉体塗装装置及び粉体流量計測装置 |
DE4419987A1 (de) * | 1994-06-08 | 1996-02-29 | Gema Volstatic Ag | Injektor-Fördervorrichtung zur pneumatischen Förderung von Pulver |
JP3062792B2 (ja) * | 1994-12-22 | 2000-07-12 | 株式会社栗本鐵工所 | 粉体塗料の搬送装置および搬送方法 |
US5739429A (en) * | 1995-07-13 | 1998-04-14 | Nordson Corporation | Powder coating system incorporating improved method and apparatus for monitoring flow rate of entrained particulate flow |
DE19758463C2 (de) * | 1997-04-22 | 2000-12-07 | Fraunhofer Ges Forschung | Dosiervorrichtung |
DE19838276A1 (de) * | 1998-08-22 | 2000-02-24 | Itw Gema Ag | Pulver-Sprühbeschichtungsvorrichtung |
NL1014666C1 (nl) * | 2000-03-16 | 2001-09-19 | Cornelius Ludovicus Antonius V | Regelmechanisme, installatie en werkwijze voor het door een transportleiding transporteren van bulk-, korrel- of poedervormig materiaal. |
US7172685B2 (en) * | 2002-04-11 | 2007-02-06 | Conocophillips Company | Desulfurization system with novel sorbent transfer mechanism |
DE102018133713A1 (de) * | 2018-12-31 | 2020-07-02 | Gema Switzerland Gmbh | Pulverdünnstrompumpe sowie Verfahren zum Betreiben einer Pulverdünnstrompumpe |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1244428B (de) * | 1960-04-26 | 1967-07-13 | Minimax Ag | Vorrichtung zum Zumischen einer Zumischfluessigkeit zu einem Hauptfluessigkeitsstromin einem festen Mischungsverhaeltnis |
FR2087322A5 (ja) * | 1970-05-14 | 1971-12-31 | Compteurs Comp D | |
DD141240A3 (de) * | 1977-08-09 | 1980-04-23 | Peter Goehler | Behaelterschleuse zur ueberfuehrung staubhaltiger und staubfoermiger gueter in ein system hoeheren druckes |
JPS57207826A (en) * | 1981-06-17 | 1982-12-20 | Hideo Nagasaka | Measuring device for flow rate of pulverulent body |
JPS58104833A (ja) * | 1981-12-12 | 1983-06-22 | Kawasaki Steel Corp | 1個の粉粒体分配輸送タンクから粉粒体を複数供給端に質量流量を任意の設定値に制御して連続供給する方法及びその装置 |
US4615649A (en) * | 1984-10-12 | 1986-10-07 | Nordson Corporation | Powder pump having suction tube deflector |
JPH0643911B2 (ja) * | 1985-09-17 | 1994-06-08 | アイ・ティー・エム株式会社 | 気体搬送粉体供給システム |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP61066644A patent/JPH0780567B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-03-17 US US07/027,187 patent/US4747731A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-03-20 DE DE8787302422T patent/DE3778950D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-20 EP EP19900125685 patent/EP0423850A3/en not_active Ceased
- 1987-03-20 EP EP87302422A patent/EP0239331B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-23 CA CA000532750A patent/CA1270544A/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0239331A3 (en) | 1988-04-27 |
DE3778950D1 (de) | 1992-06-17 |
EP0423850A2 (en) | 1991-04-24 |
US4747731A (en) | 1988-05-31 |
CA1270544A (en) | 1990-06-19 |
JPS62222928A (ja) | 1987-09-30 |
EP0239331B1 (en) | 1992-05-13 |
EP0423850A3 (en) | 1991-06-05 |
EP0239331A2 (en) | 1987-09-30 |
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