JPH0780213A - フィルタープレス用フィルタークロス - Google Patents
フィルタープレス用フィルタークロスInfo
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- JPH0780213A JPH0780213A JP22978593A JP22978593A JPH0780213A JP H0780213 A JPH0780213 A JP H0780213A JP 22978593 A JP22978593 A JP 22978593A JP 22978593 A JP22978593 A JP 22978593A JP H0780213 A JPH0780213 A JP H0780213A
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Abstract
クロス(1)において、使用時におけるケーキの剥離性
と弾性回復性を両立させる。 【構成】 フィルタークロス(1)は、例えば1/3破
れ斜文・緯二重織組織を使用することによって、原液供
給側の表面層(S)を平滑なケーキ圧接面に形成し、か
つ、裏面層(R)の形成糸として緯糸(3)(4)に高
弾性ゴム糸を芯糸としてその周囲にバルキー加工糸を巻
回してなるシース・コア・ヤーンを使用する。第2の実
施態様として、例えばパイル編みとインレー編みを組合
せた編成布からフィルタークロス(10)を形成すること
も可能である。
Description
るものであり、更に詳細には、機械操作の追従性に優
れ、かつ、瀘過性およびケーキ剥離性を改善したフィル
タークロスに関するものである。
分子凝集剤添加スラリー、微粒顔料スラリー、酒もろ
み、酢もろみ等の難瀘過性スラリーの瀘過固液分離用フ
ィルタープレスに、瀘過効率の向上を目的として、合成
繊維のマルチフィラメント糸を織成、あるいは編成して
なるフィルタークロスが使用されている。
を説明する。
て、ポリエステルのマルチフィラメントを経糸および緯
糸の構成成分として緻密な織組織に製織されたものが使
用されている。例えば、本発明の出願人も、実公昭58
−14972号公報にポリエステル繊維のマルチフィラ
メントを織成フィルタークロスの構成素材として使用す
ることを提案している。
造シーズン中を通して使用した後、翌年度の酒造シーズ
ンに備えて洗濯再生するが、この際に収縮が少なく、寸
法安定性に優れ、取扱いが極めて容易なため酒もろみ瀘
過用のフィルタークロスの主流を占めている。より詳細
に説明すると、フィルタークロスの形成材料として使用
されるポリエステルのマルチフィラメントは、細デニー
ルの連続長繊維を多数本収束することによって織地用の
糸条に形成されており、繊維の表面に毛羽がないことに
起因して、フィルタークロスの表面への酒もろみ固形分
の残留、付着が少なく、ケーキの剥離性と、洗浄再生の
容易な瀘過媒体としてその実用性を高く評価されてい
る。
は緯二重織組織に製織されており、カレンダー加工によ
って平滑化されたフィルタークロスの表面側に経糸の構
成成分であるマルチフィラメントを多く露出させ、ま
た、その裏面側にバルキー加工糸を多く露出させること
によって、当該フィルタークロスを酒もろみの瀘過に使
用したとき、瀘液を表面層と裏面層との間に保持させて
いる。酒もろみから抽出され、表面層と裏面層の間に保
持された瀘液は、フィルタープレスの圧搾開放と同時
に、その一部分が真空作用でケーキ側に逆流し、フィル
タークロスの表面に瀘液を介在させることによって、平
滑化されたフィルタークロスの表面層側の構成繊維とケ
ーキ、即ち酒粕との間に働く結合力を弱め、これによっ
てケーキの剥離性を所定の水準迄向上させている。
る従来例を説明したが、編成布でフィルタークロスを製
作することも提案されている。この具体例として例えば
特公昭59−11327号公報を挙げることができる。
しかしながら、この公報に開示されたフィルタークロス
は、編組織がインレー糸で補強されておらないため、フ
ィルタープレスに装着して使用したとき、瀘過圧力の作
用に起因する変形からの復元性に乏しく、フィルターク
ロスの表面に付着したケーキの重量によって上下方向に
伸長したままの状態となり易く、その実用化には多くの
難点が認められている。
技術の向上および酒製品の多様化に伴ない、多品種・小
ロット生産の傾向が強まり、酒粕中の澱粉含有率、構成
成分、および成分比率が酒製品の品種毎に微妙に変化し
つつある。このような情勢に鑑み、品種を異にする酒も
ろみを同一のフィルタープレスで加圧瀘過、圧搾する必
要性が生じてきた。この場合、先願考案たる実公昭58
−14972号公報に提唱されているフィルタープレス
用瀘布をフィルタークロスとして使用しても、酒もろみ
の種類によっては、フィルタークロスの表面からのケー
キの剥離が必ずしも容易でない。その理由は種々考えら
れるが、最大の要因としてフィルタークロスの形成素材
であるポリエステル繊維が元来、疎水性繊維であり、二
重織組織に製織しても、フィルタークロスの表面層と裏
面層の間に必ずしも充分な大きさの瀘液保持空間が形成
されないことが挙げられる。より詳細に説明すると、酒
もろみは、親水性に富むアルコールを多量に含み粘着性
が高いため、加圧瀘過後、長時間に亘り高圧搾して脱液
すると、フィルタークロスの表面に圧接するケーキの表
面で、両者の結合力を弱める液分の残留・付着量が減少
し、フィルタークロスとケーキとの結合、付着力が強化
される。この結果フィルタークロスの内側から表層面へ
の瀘液の逆流量が充分でない場合には、瀘液の介在不良
によってフィルタークロスの表面からのケーキの剥離が
困難になる。百乃至百数十の瀘室を有する酒もろみ用フ
ィルタープレスで酒もろみを圧搾する場合、ケーキの剥
離性が実用上満足し得る水準に維持されておらないと、
人手によってヘラ等を使用してケーキ、即ち酒粕をフィ
ルタークロスの表面から剥離させる必要が生じ、多大の
労力と時間を費やすことになり、生産性と省力化の促進
が阻害される結果となる。
様化および小ロット生産に対応し得るケーキの剥離性に
優れた酒もろみ瀘過用フィルタークロスの提供が強く要
望される。
972号公報に開示されたフィルタークロスを多品種の
酒もろみの圧搾に使用した場合、製品の品種によって
は、目的とする1バッチの処理量を得るためには、在来
クロスの場合と同様に8時間乃至12時間、あるいはそ
れ以上の長時間に亘る操作が必要となる。
って瀘板に圧接されるとき、フィルタークロスの全体厚
みが減少し、フィルタークロス内の瀘液通過抵抗が増大
することによって、もろみの圧入量が小さくなるためで
ある。これに打克つため、もろみの圧入力を高めると、
瀘液の通過抵抗が更に増大し、圧入量の維持が困難にな
るという悪循環が繰返される。
て本発明は、原液供給側の表面層が平滑な織組織で覆わ
れ、裏面層が高熱収縮性マルチフィラメント糸、または
高弾性ゴム糸からなる芯糸の周りに高熱収縮性マルチフ
ィラメントのバルキー加工糸を巻回してなるシース・コ
ア・ヤーンの織組織で覆われていることを特徴とするフ
ィルタープレス用フィルタークロス、原液供給側の表面
層はマルチフィラメント糸の平滑な編組織で形成され、
裏面層はループ状パイルを整列させたマルチフィラメン
ト糸の編組織で形成されていることを特徴とするフィル
タープレス用フィルタークロス、および、原液供給側の
表面層は経糸が多く露出した平滑な織組織で形成され、
裏面層は緯糸が多く露出した緯二重織の織組織を有し、
上記経糸に合成繊維のマルチフィラメント糸を使用し、
上記緯糸に高熱収縮性合成繊維のマルチフィラメント
糸、または、細径の合成繊維モノフィラメント糸からな
る芯糸の周りに高熱収縮性合成繊維からなるバルキー加
工糸を巻回してなるシース・コア・ヤーンを使用したこ
とを特徴とするフィルタープレス用フィルタークロスを
提供するものである。
にバルキー加工糸を使用し、このバルキー加工糸をゴム
状高弾性を有する繊維から形成された糸条、あるいは熱
収縮性繊維から形成された糸条で結束することによっ
て、瀘液の透過性と機械操作の容易性を両立させる。
具体例を数種類説明する。
糸(2)および緯糸(3)(4)を1/3破れ斜文・緯
二重織の織組織に製織することによって形成されてい
る。織組織としては、フィルタークロス(1)の表面層
を平滑化し得るものであればよく、上記1/3破れ斜文
・緯二重織の外、3/2朱子、2/3朱子、4/3朱
子、5/3朱子緯二重織等が使用可能である。
使用した場合、フィルタークロス(1)の表面層(S)
側と裏面層(R)側を、経糸(2)と表面側緯糸(3)
と裏面側緯糸(4)とで形成し、経糸(2)と緯糸
(3)(4)とが交絡した織組織を有する織成布に仕上
げている。経糸(2)としては、2乃至5Dの単繊維デ
ニールを有するポリエステルフィラメントを所定本数集
束して得られたトータルデニール500乃至2000D
のポリエステルフィラメント糸が使用されている。表面
側緯糸(3)および裏面側緯糸(4)は、図1(C)お
よび図5に示すようにゴム状高弾性糸の単糸や集束糸を
芯糸(5)として使用し、この芯糸(5)の周りに、単
繊維デニールが1乃至5Dの熱収縮性合成繊維を所定本
数集束して得られたトータルデニール200乃至400
Dのポリエステルマルチフィラメントからなるバルキー
加工糸(6)を複数本つる巻き状に巻き付けることによ
ってシース・コア構造の緯糸に形成されている。ゴム状
高弾性糸としては、スパンデックスの商品名で市販され
ているポリウレタン繊維の外、衣料用のゴム状高弾性糸
を使用することができる。上記ゴム状高弾性糸は、20
0乃至300%の伸長に対しても充分な復元性を発揮し
得るものが望ましい。
記フィルタークロス(1)は、80゜C以上の熱湯中へ
の浸漬あるいは連続精練によって捲縮性を発現させ、こ
の後、乾燥およびヒートセット処理を施す。これによっ
てバルキー加工糸(6)は、ゴム状高弾性糸(5)の収
縮力によって緯糸(3)および(4)方向に補強され、
フィルタークロス(1)の表面を平滑化すると共に厚み
方向の弾性と空隙保持性を向上させる。
ーキ(酒粕)の性質によっては上記の具体例よりも更に
平滑な表面層(S)が要求される場合がある。このとき
には、フィルタークロス(1)の表面層(S)側に高温
・高圧のカレンダによる仕上げ加工を施して経糸(2)
および表面層(S)側に露出する緯糸(3)を熱変形さ
せ、所望の平滑度を取得する。
(5)にゴム状高弾性糸を使用した実例を示すものであ
るが、芯糸(5)として、高収縮性マルチフィラメント
糸、または0.1乃至0.3mmの細径モノフィラメン
トの高収縮糸を複数本撚り合わせたものを使用すること
もできる。緯糸(3)(4)のシース成分を形成してい
るバルキー加工糸(6)は、バルキー性発現処理時、並
びに乾燥・ヒートセット処理時に上記芯糸(5)を収縮
させることによって、所定の強度と伸度を持つように補
強される。上記実施例に示すフィルタークロス(1)
は、表面層(S)と裏面層(R)が対称な織組織を持つ
必要はなく、表面層(S)と裏面層(R)が非対称な織
組織、例えば3/2重ね朱子の織組織を持つ織地からフ
ィルタークロス(1)を製作することも可能である。
(10)は、パイル編みとインレー編みを併用した編成布
から形成されている。表地構成糸(11)および(11A)
でフィルタークロス(10)の表面層(S)が形成され、
フィルタークロス(10)の裏面側(R)にパイル糸(1
2)が突出している。図6に示すようにパイル糸(12)
には上記織成布からなるフィルタークロス(1)で緯糸
(3)(4)の形成材料として使用されたものと同様の
ポリエステルマルチフィラメントのバルキー加工糸
(6)が使用され、フィルタークロス(10)の表面層
(S)には、上記織成布からなるフィルタークロス
(1)で経糸(2)の形成材料として使用されたものと
同様のポリエステルマルチフィラメントが使用されてい
る。インレー糸(13)には、熱収縮性マルチフィラメン
トが使用されている。
水中への浸漬によるバルキー性発現処理に続いて乾燥お
よびヒートセット処理を施こされる。上記処理の過程で
パイル糸(12)に捲縮が発現し、これと同時にインレー
糸(13)が熱収縮する。これによってフィルタークロス
(10)の表面層(S)とパイル糸(12)からなる裏面層
(R)が補強され、編成組織内および、それに連なるパ
イル糸層(12)で厚み方向の弾性回復性が増強される。
0)では、表面層(S)がポリエステルのマルチフィラ
メント糸(11)(11A)で被覆されているため、平滑性
に優れたフィルタークロス(10)の表面が得られる。こ
の場合、編成布の特徴とするパイル糸(12)の膨らみが
フィルタークロス(10)の表面層(S)側に露出するお
それがあるので、フィルタークロス(10)の表面に加熱
ローラを接触させて完全に平滑な表面に成形することも
可能である。
縮性マルチフィラメント糸を芯糸にし、その周りに高熱
収縮性マルチフィラメントからなるバルキー加工糸をつ
る巻き状に巻回してなるシース・コア・ヤーンを使用す
ることも可能である。
使用すると、フィルタークロス(10)のパイル糸層(1
2)と表面層(S)の補強効果が強化され、厚み方向の
弾性回復性が更に増強される。
液透過性および厚み方向の弾性回復性を両立させ得る限
り、上記パイル編みとインレー編みを併用した編組織の
外に種々の編成組織を選択使用することができる。具体
的には、図3(A)に示すインタークロック編みまたは
同図(B)に示す3ステップインターロック編みを基本
組織とする編成布からもフィルタークロス(10)を製作
することが可能である。
ターロック編みを基本組織とした場合、インレー糸(1
3)は、高熱収縮性マルチフィラメント糸から構成し、
複合組織としてパイル糸(12)を形成しているバルキー
加工糸を補強することが望ましい。
に示すクイーンズコート編みや図3(D)に示す緯糸挿
入編みを使用することができる。
入糸(14)が編成布の強度を増大させ、これによってパ
イル糸(12)の補強を容易にする。インレー糸を使用し
た第2の変形例として、図4に示すように所定間隔でイ
ンレー糸(13)を編込んだダブルフリース編地(15)を
使用することもできる。
(1)を試料番号Iとし、図2に示す編成布製フィルタ
ークロス(10)を試料番号IIとし、および比較例として
用意された2種類の織成布製フィルタークロス(比較例
1を試料番号IIIとし、比較例2を試料番号IVとして表
示)について編織組織と物性の測定結果を図5、6、
7、8に示す。
クロスを瀘室深さ30mm、1000mm×30室の瀘
液構造を有するフィルタープレスに装着し、0乃至7k
gf/cm2 の圧力で順次昇圧、圧入瀘過、圧搾脱液の
操作を実行し、酒もろみの瀘過を行なった。尚、使用し
た酒もろみの量は、実験条件を同一にするため4種類の
フィルタークロス共1500lに揃えた。それぞれのフ
ィルタークロスについて圧入操作と圧搾脱液操作の所要
時間を測定した。測定結果を図9に示す。
フィルタークロス(1)(試料番号I)または(10)
(試料番号II)を使用した場合、圧搾所要時間は変らな
いものの圧入所要時間が従来のフィルタークロスを使用
した場合に比較して1/3乃至1/4に短縮される。こ
の結果、全所要時間も約1/2に短縮された。
いて本発明の特色を説明して来たが、本発明の利用分野
はこれに限定されるものではなく、無薬性浄水汚泥、高
分子凝集剤添加方式の下水処理消化汚泥、微粒子顔料ス
ラリー、酢もろみ等の難瀘過性スラリーをフィルタープ
レスで処理する際にも使用することができる。本発明に
係るフィルタークロスは、初期圧入瀘過時間の短縮と処
理量の向上に貢献する。
0)は、緯糸(3)(4)の芯糸(5)の周囲にバルキ
ー加工糸(6)をスパイラル状に巻回するかパイル編み
とインレー編みを併用することによって緯糸(3)
(4)またはパイル糸(12)と表地構成糸(11)の弾性
収縮力を向上させ、これによってフィルタークロス
(1)(10)の厚み方向の弾性回復性能を高めている。
ィルタークロス(1)(10)を構成している繊維糸条の
間に充分な瀘液透過間隙が確保され、フィルタークロス
(1)(10)の厚み方向で瀘液の通過抵抗が少なくな
る。このため、瀘過初期の低圧域で瀘液の透過が容易と
なり、フィルタークロス(1)(10)の表面層(S)が
ぬれ状態に保持されることによってケーキの剥離性能が
大幅に向上する。
たフィルタークロスの経糸に平行する断面図、(B)は
その平面図、(C)は上記フィルタークロスの緯糸に使
用されているバルキー加工糸の断面図。
タークロスの部分拡大断面図。
(B)は3ステップインターロック編みの模式的説明
図、(C)はクインズコート編みの模式的説明図、
(D)は緯糸挿入編みの模式的説明図。
たフィルタークロスの部分拡大平面図。
と物性を表わす図。
と物性を表わす図。
織と物性を表わす図。
と物性を表わす図。
の圧力と所要時間との関係を示す図。
Claims (8)
- 【請求項1】 原液供給側の表面層が平滑な織組織で覆
われ、裏面層が高熱収縮性マルチフィラメント糸、また
は高弾性ゴム糸からなる芯糸の周りに高熱収縮性マルチ
フィラメントのバルキー加工糸を巻回してなるシース・
コア・ヤーンの織組織で覆われていることを特徴とする
フィルタープレス用フィルタークロス。 - 【請求項2】 原液供給側の表面層はマルチフィラメン
ト糸の平滑な編組織で形成され、裏面層はループ状パイ
ルを整列させたマルチフィラメント糸の編組織で形成さ
れていることを特徴とするフィルタープレス用フィルタ
ークロス。 - 【請求項3】 原液供給側の表面層は経糸が多く露出し
た平滑な織組織で形成され、裏面層は緯糸が多く露出し
た緯二重織の織組織を有し、上記経糸に合成繊維のマル
チフィラメント糸を使用し、上記緯糸に高熱収縮性合成
繊維のマルチフィラメント糸、または、細径の合成繊維
モノフィラメント糸からなる芯糸の周りに高熱収縮性合
成繊維からなるバルキー加工糸を巻回してなるシース・
コア・ヤーンを使用したことを特徴とするフィルタープ
レス用フィルタークロス。 - 【請求項4】 経糸に合成繊維のマルチフィラメント糸
を使用し、緯糸に高熱収縮性合成繊維のマルチフィラメ
ント糸、または、細径の合成繊維モノフィラメント糸か
らなる芯糸の周りに高熱収縮性合成繊維からなるバルキ
ー加工糸を巻回してなるシース・コア・ヤーンを使用
し、上記経糸および緯糸は1/3破れ斜文・緯二重織の
織組織に織成したことを特徴とする請求項1に記載のフ
ィルタープレス用フィルタークロス。 - 【請求項5】 原液供給側の表面層をインレー編み組織
とし、かつ、タックウェルト編み糸に高熱収縮性合成繊
維からなるバルキー加工糸を使用して裏面層にループ状
パイルを露出させた編成布を形成した後、この編成布に
熱湯または乾熱による捲縮発現処理を施し、当該編成布
を熱収縮させたことを特徴とする請求項2に記載のフィ
ルタープレス用フィルタークロス。 - 【請求項6】 原液供給側の表面層に高熱収縮性合成繊
維のマルチフィラメントからなるバルキー加工糸を使用
すると共に、編成布をダブルフリース編みの編組織に編
成し、得られた上記編成布に熱湯または乾熱による捲縮
発現処理を施し、当該編成布を熱収縮させたことを特徴
する請求項2に記載のフィルタープレス用フィルターク
ロス。 - 【請求項7】 フィルタークロスの本体が1/3破れ斜
文緯二重織、3/2朱子、2/3朱子、4/3朱子、5
/3朱子緯二重織の群から選ばれた何れか1つの織組織
に織成されていることを特徴とする請求項1記載のフィ
ルタープレス用フィルタークロス。 - 【請求項8】 フィルタークロスの本体がパイル編みと
インレー編みの組合わせ、インタークロック編み、3ス
テップインターロック編み、インレー糸を編込んだダブ
ルフリース編みの群から選ばれた何れか1つの編組織に
編成されていることを特徴とする請求項2記載のフィル
タープレス用フィルタークロス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22978593A JP3452072B2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | フィルタープレス用フィルタークロス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22978593A JP3452072B2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | フィルタープレス用フィルタークロス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0780213A true JPH0780213A (ja) | 1995-03-28 |
JP3452072B2 JP3452072B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=16897641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22978593A Expired - Fee Related JP3452072B2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | フィルタープレス用フィルタークロス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3452072B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104452026A (zh) * | 2013-09-18 | 2015-03-25 | 辽宁博联过滤有限公司 | 一种采用包覆纱的机织工业滤布及其制备和应用 |
CN115364576A (zh) * | 2021-05-21 | 2022-11-22 | 景津装备股份有限公司 | 过滤味精的丙纶长丝双层滤布及相应味精用自动压滤机 |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP22978593A patent/JP3452072B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104452026A (zh) * | 2013-09-18 | 2015-03-25 | 辽宁博联过滤有限公司 | 一种采用包覆纱的机织工业滤布及其制备和应用 |
CN115364576A (zh) * | 2021-05-21 | 2022-11-22 | 景津装备股份有限公司 | 过滤味精的丙纶长丝双层滤布及相应味精用自动压滤机 |
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---|---|
JP3452072B2 (ja) | 2003-09-29 |
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