JPH0780131B2 - 支持表面上の細長い物体を固定する工具 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＵ形状クリップにより支持表面上の細長い物体
を固定する工具に係り、該Ｕ形状クリップは該クリップ
の一脚を通って伸びている固定部材により該細長い物体
を抱いて該支持表面に固定する。本工具は順次中を通し
て送給すべきクリップの連続物を収容するマガジン、該
クリップの連続物を本工具の先端の所定の取付け位置へ
向かう方向に送給するようにした送給装置、及びクリッ
プの該固定部材を上記取付け位置において該支持表面の
中へと打込む駆動体を具えた駆動装置を有し、該マガジ
ンは各自の固定部材を具備したクリップを該マガジンの
縦方向に見てクリップのＵ形脚が互いに前後関係に配置
される方位に収容するように設計され、もって該マガジ
ンの縦方向を横切るように向けられている該細長い物体
の上に固定される。特に本発明は電線、電話線、ケーブ
ル、ホース又は類似品を越えてクリップを固定する工具
に係る。

〔従来の技術及びその欠陥〕

かかる工具は例えばPCT公開公報WO83/03721号に開示さ
れ、該クリップの連続物の一番先のクリップを該取付け
位置において本質的に自由に突出している状態に止める
且つこのクリップの固定部材を該駆動体に対し整列させ
るようにした案内部材を有する。この工具は、該クリッ
プがマガジンの縦方向を横切る方向ではなく縦方向内に
前後に配列されるため、この工具は壁に全く接近して操
作できるので先行工具に対しかなりの改善となってい
る。しかしながらこの工具は該当接部材が連続したクリ
ップの一番先のクリップを横方向又は鉛直方向ではなく
縦方向だけしかロックできないという事実の結果と思わ
れるいくつかの欠陥に悩まされる。これはなかんずくこ
のクリップがあとに続いているクリップに押されるとき
前方へ傾斜しそしてそのクリップの固定要素が必ずしも
該駆動装置の駆動体の正確に下方に正しく並ぶものでは
ないということを意味する。

一番先のクリップが傾斜する危険のためにおきる先行工
具の更に別の欠陥は、クリップの連続物が分離したクリ
ップの連続物とはなり得ず異なるクリップが接合により
相互に連結されているクリップのストリップとならなけ
ればならないことである。このことは先行工具において
は、該案内部材が単に停止機能を有するのみで、該一番
先のクリップを横切る方向即ち鉛直方向内に保持しない
からである。それ故に、該クリップは、何か他の、例え
ば連続しているクリップの次のクリップと破壊できる結
合によって、鉛直即ち横切る方向内に保持されているな
らば、該マガジンの外へ落ちるであろう。先行工具にお
いては、クリップのストリップの後のクリップは大てい
の場合、マガジンの縦方向を横切る方向を向いている細
長い物体を越えて適用される前にマガジンの外へ落ちる
だろう。

上記先行工具の更に別の欠陥は、異なるクリップの寸法
に適合させるには該当接部材が交換自在であるか又は工
具に調整自在に取付けられることが必要である。これ
は、マガジンが異なる中のクリップが一つの同じマガジ
ンで使用できる様に設計されなければならないことを意
味し、これはまたマガジンの構造が全く複雑となること
を意味する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

米国特許明細書第2137642号,PCT公開公報WO82/03196号
及びノルウェー国特許明細書第148401号は、クリップに
よって物体を支持体に固定する工具を開示している。特
に、ノルウェー国特許明細書第148401号はＵ形状クリッ
プを例えば針金、を越えて固定する工具を開示し、上記
クリップはマガジンの縦軸方向に見てそのＵ形状脚が互
いに前後に配置されている。

本発明の目的は、クリップの連続物の中の一番先のクリ
ップが連続物の中の他のクリップによって押されたとき
に前方へ傾斜することを防止し、かつその固定部材が傾
くのを防止せんとするものである。

本発明のもう一つの目的は、連続しているクリップ接合
によって交互に連結される必要を省くことであり、即ち
マガジンに個々のばらばらのクリップ及びクリップのス
トリップをいずれも載荷することができるのである。

本発明の更にもう一つの目的は、取付け位置において駆
動体がクリップに第一撃を加えた後も、工具に対する該
クリップの位置は不変のままであって、該クリップの固
定部材を硬い支持表面の中へ打込むため、必要ならば、
駆動体により繰り返し打撃を与えられることである。新
規なクリップは、適用されたクリップから工具が持上げ
られた後にのみ取付け位置に導かれるのである。

本発明の更に別の目的は、異なるクリップ寸法に適合で
きる工具を提供するにあって、それではマガジンは互換
自在に工具に取付けられる。これはなかんずく、各マガ
ジンが一つのクリップ幅に対してのみ使用されるのでマ
ガジンの設計が比較的単純でよいこと、そして工具の主
要部はクリップの寸法が変化するときでも変化しないま
までよいということ意味する。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、これらの目的及び更に別の目的は冒頭
に述べた工型の工具において、特許請求の範囲第１項に
記載された特徴事項即ち案内部材（25,26）がマガジン
（５）に設けられかつ駆動体（２）の打撃の方向に伸び
て居り、そしてクリップ（40）の脚（41,42）の一つの
側縁上の突出している案内部分（51,52）と係合するよ
うに設計されていることにより達成される。実施態様項
は本発明の特に好適な実施例を規定する。

〔実施例〕

以下本発明を図面を参照しながら一層詳細に説明しよ
う。

第１図示の工具は原理的には従来のステープルタッカー
として設計されているが、修正されたマガジン、修正さ
れた送給装置及び修正された駆動装置を有する。工具の
ハンドル及び本体部分（１）は駆動体（２）に対する駆
動機構を含み、完全に従来と同じであり、そして例え
ば、米国特許第2137642号に開示された基本型としてよ
く、よってこれらの工具の部分の詳細な説明はしない。

工具の駆動体（２）は工具の前端に隣接する経路内を運
動するようにされ、かつ従来のステープルタッカーと比
較すると修正されて居り、それはむしろ刃に似ている。
かように、図示の実施例において、駆動体は平坦であ
る。

更に第１図は、以下に詳細に記載するマガジン（５）は
工具の底の部分に置かれていること、マガジン（５）を
通ってクリップ（40）（第６図参照）を送給する装置
（６）は本体（１）の２個の側縁（８），（９）の一
つ、特に側縁（８）の溝（７）の周りに取付けられるこ
とを示す。溝（７）はマガジン（５）の上端の上方、あ
る距離に設けられ、この距離は送給装置（６）が上記上
端の上方に伸びているクリップ（40）の釘（44）とのみ
係合するように選択される。該送給装置（６）は原理的
には、PCT公開WO83/03721号に開示されている送給装置
（35）と同じ設計であるが、ただし本発明における送給
装置（６）は該先行工具におけるごとく工具のマガジン
（５）の中に配列されるのではなくて、上述のごとく工
具本体（１）の中に取付けられている点が相異する。

マガジンをロックし、レリーズする手段（10）（この手
段は第１図において破線で示す）は工具本体（１）の溝
（７）が設けられていない側縁（９）の片側に配列され
る。該ロックしまたレリーズする手段（10）は腕（11）
と引張ばね（13）を有し、この腕は回動ピン（12）によ
り側縁（９）の内方表面に回動自在に連結される。該腕
（11）はその上方端に工具の内側から外側へと該側縁
（９）にある溝（15）を通って伸びているハンドル（1
4）を具備しそしてその下方端に肩（16）を具備する。
該引張ばね（13）はその前端でハンドル（14）の直ぐ下
の腕（11）の上方部分に連結され、そしてその後端で、
該側縁（９）の内方へ湾曲しかつ該溝（15）と同一レベ
ルである距離前方に位置する突起（17）に連結される。

第２図は、本体（１）の前端（３）の下方端は両側縁
（８），（９）の下方端部分より上方、ある距離に位置
することを示す。更に、両側縁（８），（９）の下方端
部分の前の部分は該前端（３）の中心の方へと内方へあ
る距離伸びており、該マガジン（５）の前端は、該前端
（３）の下方端と該両側縁（８），（９）の前下方端部
分の間に形成された溝（18）を通って突起していること
を示す。

第３図は、該両側縁（８），（９）の下方端部分は該側
縁の縦方向に対して横向きに側縁の全長に亘って曲がっ
ているので、マガジン（５）用２個の案内側縁（38），
（39）が本体（１）の下側に沿って形成されることを示
す。

第４図は、略Ｕ形状チャンネル部材（19）と該チャンネ
ル部材の下側面に固定されている底板（20）より成るマ
ガジン（５）を示す。チャンネル部材（19）の一つの側
壁（21）は内方へ突出している縦フランジ（23）を具備
し、これはクリップ（40）が送給装置（６）によって送
給されている間上方へと動いてマガジン（５）の底（2
4）から離れることを防止する。チャンネル部材（19）
の２個の側壁（21），（22）は、マガジン（５）の底
（24）を越えて、ある距離伸びているそれらの前端で、
それぞれ突出している案内部材（25），（26）を具備
し、そして、それらの後端でそれぞれ外方へ傾斜した部
分（27），（28）を具備し、もってマガジン（５）の後
端を通って挿入されるクリップ（40）の挿入を容易とす
る。各案内部材（25），（26）は駆動体（２）の運動の
方向に伸びている。

第５図示のごとく、底板（20）は底（29）と、そこから
一定距離離れて、対向する２個の突出しているフランジ
（30），（31）とから成り、後者（31）は凹部（32）を
有する。該凹部（32）の両側に、フランジ（31）は２個
の上方へ伸びている端縁（33），（34）を具備し、この
後端縁（34）は該凹部（32）に隣接する斜めに切った部
分（35）を有する。製造の理由のため、底板（20）とチ
ャンネル部材（19）とはそれぞれの底（29），（24）の
前端にそれぞれ凹部（36），（37）を具備する。

第６図は複数個のＵ形状クリップ（40）より成るクリッ
プのストリップを示し、このクリップのストリップの一
番先のクリップには（40）の番号を付す。各クリップは
マガジン（５）の縦方向に見て互いに前後に配置される
Ｕ形状脚（41），（42）をもっている。複数のクリップ
（40）は橋（43）により更に連結され、これらの橋は略
Ｕ形状脚の中心に位置しかつそれらは容易に破壊又は剪
断されてクリップは連結されている部分から分離できる
ように設計されている。各クリップ（40）は送給方向で
見て、該クリップ（40）の後脚（42）を通って伸びてい
る釘（44）を具備し、釘（44）の先端はこの脚（42）の
下方端表面と同じレベルにある。

Ｌ形状の当接部材が本体（１）の前端（３）の下方部分
に配置され、その一つの脚（46）は該前端（３）の下方
部分から遠ざかるよう直角に伸びるが、他の脚（47）は
該前端（３）と並行に該脚（46）の上方へ伸びる。脚
（47）は前端（３）にプレス加工して押出したビードよ
り成り、その凹みは本体の下方前端部分に設けられた溝
（図示せず）（この溝は第２図示の溝（18）の延長であ
る）と共にチャンネル形状部材（48）を形成する。該チ
ャンネル形状部材（48）は本工具の駆動体（２）の案内
手段として作用するが（第１図参照）また同様に取付位
置において、クリップ（40′）の釘（44′）を駆動体
（２）に対して芯出しする案内としても作用する。

第６図は取付け装置にある一番先のクリップ（40′）を
図示しているが、更に当接部材（45）の突出している脚
（46）の下方表面はこの位置において一番先のクリップ
（40′）の前方脚（41′）の上側面と協力し、一方クリ
ップの釘（44′）はこの位置において当接部材（45）の
縦脚（47）の内方表面と協力することを示す。第６図は
またこの位置において、一番先のクリップ（40′）が細
長い物体（49）に対し、ある距離上方に位置することを
示す。この細長い物体は本実施例においては、支持表面
（50）に固定されるべきケーブルである。

第７図は各クリップ（40）の脚（42）は、案内部分又は
スタッド（51），（52）を有し、（51），（52）は脚の
各側縁の後半分の中に設けられかつ該側縁の全高に沿っ
て平行に伸びている。この取付け位置において、一番先
のクリップ（40′）の案内スタッド（51′），（52′）
は第７図示のごとくマガジン（５）の２個の案内部材
（25），（26）と係合し、この係合のために、マガジン
（５）は、駆動体（２）が該クリップを、案内部材（2
5），（26）に沿ってマガジン（５）から打ち出すまで
この位置に保持することができる。更に第７図はマガジ
ン（５）の内方幅は該案内スタッドにおいて、クリップ
の幅に略対応することを示す。

第８図は別の実施例を示し、それでは、マガジン（５）
の一つの側壁（21）のみが案内部材（25）を具備しかつ
脚（42）の側端縁の一つのみが案内スタッド（51）を具
備している。勿論この案内及び案内スタッドは本体
（１）の同じ側に位置し、かつ相互に係合し得る。マガ
ジンの他の側壁（22）は、脚（42）のスタッドのない側
縁と協力している真直の壁部分（53）により伸びてい
る。

本工具の作用は第１〜第７図を参照しながら記載する。
マガジン（５）は本体の後端を通って本体の底の部分の
中へ挿入される。同時に、マガジン（５）のフランジ
（30）は本体（１）の中の溝（図示せず）に沿って摺動
し、上記溝は案内端縁（38）の直ぐ上方に位置するが、
一方マガジン（５）の他のフランジ（31）は案内端縁
（39）に沿って摺動する。マガジン（５）が挿入されて
いる間、ロックし・レリーズする手段（10）の肩（16）
は引張りばね（13）の作用に抗してフランジ（31）の前
端縁（33）により上方へと揺動しそしてこの端縁の上方
端表面に沿ってそれが凹部（32）と接触するに至るまで
摺動する。引張りばね（13）の作用は肩（16）を該凹部
の下方部分へと下方へ揺動せしめ、同時にマガジン
（５）の前方部分を該溝（18）の何れかの側に位置して
いる側縁（８），（９）の下方前端部分に当接させる。

ロックし・レリーズする手段（10）は第１図示のこの位
置にあり、第１図から端縁（34）の前方部分（35）は腕
（11）が揺動し従って肩（16）が凹み（32）の方へと下
方へ揺動できるように角を斜めに落としてあるのが解
る。肩はその設計のために、この場所においてマガジン
が本体（１）の後方部分の方へ動かされるのを防止する
が、マガジンが本体（１）の前方部分の方へ動かされる
のを防止はしない。

次に、クリップ（40）はPCT公開公報WO83/03721号記載
のとおり送給装置（６）によって送給され、この送給
後、一番先のクリップ（40′）は第６図示の位置に来
る。

駆動体（２）は駆動機構がハンドル（４）を押すことで
動作開始されるまで第１図示の持上げられた静止位置に
留まり、次いで押上げられて打撃運動に入るがこれは引
張りばねその他駆動手段により行われる。この打撃運動
においては、駆動体（２）はクリップ（40′）の釘（4
4′）を、クリップ（40′）がマガジンの案内部材（2
5），（26）に沿ってマガジンから押し出されると同時
に支持表面（50）の中へ打込み、かようにしてクリップ
はケーブル（49）の周囲に固定される。

支持表面の硬度によっては一つのクリップの釘（44′）
が完全に打込まれるまでにその釘（44′）に対して１回
以上の打撃が必要となるであろう。橋（43）は破壊され
そしてクリップ（40′）は充分堅固に細長い物体（49）
を越えて固定される。

次に送給装置（６）は第６図においてクリップ（40′）
の後に位置しているクリップを図示の取付位置まで送給
し、新規な打込み工程が開始される。

次に送給装置（６）はマガジン（５）の中のすべてのク
リップを順次送給するがこの際、上記PCT公開公報記載
とは反対に、クリップのストリップの後のクリップは同
様に駆動体（２）によってマガジン（５）から押出され
るまで取付け位置に保持されている。

それに続いて、マガジンは新規なクリップのストリップ
が供給され、上述の全工程が反復される。

本発明は図示しかつ記載された実施例に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲各項の範囲を逸脱することな
く種々修正を行い得るものであることを理解すべきであ
る。上述のごとく、マガジンが本工具の機能を危険にさ
らすことなく、クリップのストリップの代わりに個々の
クリップを負荷し得ることは大きい利益である。

最良の解決である該好適な実施例においては、案内スタ
ッドは送給方向に見て該クリップの後脚に設けられた
が、もう一つの実施例においては、送給の方向に見て該
クリップの一番前の脚に設けられている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に斯る工具の側面図、第２図は第１図の
工具の正面図、第３図は第１図の工具の底面図、第４図
は第１図の工具のマガジンの頂部平面図、第５図は第４
図のマガジンの底板の頂部平面図、第６図は第１図の工
具の下方部分の縦断面図で、クリップのストリップがマ
ガジンに入っている。第７図は第６図のクリップのスト
リップ及びマガジンの頂部平面図、そして第８図は本発
明に斯るクリップのストリップ及びマガジンの他の実施
例を示す図。 図において、（１）は本体、（２）は駆動体、（３）は
前端、（４）はハンドル、（５）はマガジン、（６）は
送給装置、（７）は溝、（８），（９）は側端縁、（1
0）はロックし・レリースする装置、（11）は腕、（1
3）はばね、（14）はハンドル、（15）は溝、（19）は
チャンネル部材、（20）は底板、（21），（22）は側
壁、（24），（29）は底、（25），（26）は案内部材、
（27），（28）は傾斜部分、（30），（31）はフラン
ジ、（32），（36），（37）は凹み、（38），（39）は
案内端縁、（40），（40′）はクリップ、（41），（4
2）は脚、（43）は橋、（44），（44′）は釘、（45）
は当接部材、（46），（47）は脚、（48）はチャンネル
部材、（49）は細長い物体、（50）は支持表面、（5
1），（51′），（52），（52′）はスタッド、（53）
は真直な壁部分である。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】細長い物体（49）を抱えるためのＵ形状の
   クリップ（40）と該クリップ（40）の脚（42）の一方を
   通って延在し支持表面（50）に固定されるべき固定部材
   （44）とによって、支持表面（50）上の細長い物体（4
   9）を固定するための工具であって、 順次供給されるべき連続したクリップ（40）を収容する
   マガジン（５）と、本工具の前端の所定の取り付け位置
   に向いた方向に上記連続したクリップを供給するように
   構成された送給装置（６）と、上記クリップ（40）が上
   記取り付け位置にあるとき上記クリップ（40）の固定部
   材（44）を上記支持表面（50）内へ打ち込むための駆動
   体（２）を具えた駆動装置と、を有し、 上記マガジン（５）は上記固定部材（44）を具えたクリ
   ップ（40）を所定の方向に受け入れるように設計され、
   上記各クリップのＵ形状の脚が上記マガジンの長手方向
   に相前後して配置され上記マガジンの長手方向を横切る
   方向に配置された上記細長い物体（49）を跨がって固定
   されるように構成されており、 更に、本工具は連続した上記クリップの中の最前端のク
   リップ（40′）を上記取り付け位置にて突出した状態で
   拘束し且つ上記クリップの固定部材（44）を上記駆動体
   （２）と整合して配置させるようにした停止部材（25）
   （26）を有する工具において、 上記停止部材（25）（26）は上記マガジン（５）上に取
   り付けられ且つ案内部材（25）（26）として設計され、
   該案内部材（25）（26）は上記駆動体（２）の打撃スト
   ロークの方向に延在し且つ上記クリップ（40）の脚（4
   1）（42）の一方の側縁上に突出した案内部分（51）（5
   2）と係合するように構成されていることを特徴とする
   支持表面上の細長い物体を固定する工具。
2. 【請求項２】上記案内部材（25）（26）が上記クリップ
   の供給の方向に見て上記クリップ（40）の後側の脚（4
   2）の側端縁上の突出した案内部分（51）（52）と係合
   するように構成されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の支持表面上の細長い物体を固定する工
   具。
3. 【請求項３】上記停止部材を形成し且つ上記クリップ
   （40）の脚（41）（42）の一方のいずれかの側端縁上の
   突出した案内部分（51）（52）とそれぞれ係合するよう
   に構成された２個の案内部材（25）（26）を有すること
   を特徴とする特許請求の範囲１又は２項記載の支持表面
   上の細長い物体を固定する工具。
4. 【請求項４】本工具は当接部材（45）を有し、該当接部
   材（45）は上記マガジン（５）に対向し且つ上記駆動体
   （２）の運動方向に配置されたチャンネル形状部材（4
   8）を有し、それによって上記クリップ（40′）の固定
   部材（44′）を上記取り付け位置に芯出しするように構
   成されていることを特徴とする特許請求の範囲１、２又
   は３項記載の支持表面上の細長い物体を固定する工具。
5. 【請求項５】上記当接部材（45）のチャンネル形状部材
   （48）が上記駆動体（２）の案内として作用するように
   構成されていることを特徴とする特許請求の範囲４項記
   載の支持表面上の細長い物体を固定する工具。
6. 【請求項６】上記停止部材（25）（26）を具えた上記マ
   ガジン（５）が異なるクリップ寸法に適用せしめるよう
   本工具に互換自在に取り付けられていることを特徴とす
   る特許請求の範囲１、２、３、４又は５項記載の支持表
   面上の細長い物体を固定する工具。
7. 【請求項７】上記マガジン（５）、上記当接部材（45）
   及び上記駆動体（２）が連続した上記クリップと協力す
   るように設計されており、上記固定部材（44）が供給の
   方向に見て上記クリップ（40）の後側の脚（42）を通っ
   て延在していることを特徴とする特許請求の範囲１、
   ２、３、４、５又は６項記載の支持表面上の細長い物体
   を固定する工具。