JPH0780115A

JPH0780115A - 運動量表示システム

Info

Publication number: JPH0780115A
Application number: JP22578193A
Authority: JP
Inventors: Kaname Okuno; 要奥野; Kozo Kawai; 幸三河井
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1993-09-10
Filing date: 1993-09-10
Publication date: 1995-03-28

Abstract

(57)【要約】【目的】歩行距離や歩行により消費したカロリー量を
感覚的に使用者に知らせ、歩行による運動意欲を向上さ
せることができる運動量表示システムの提供を目的とす
る。【構成】歩数計の歩数を記憶する歩数メモリ装置1
と、歩幅設定装置3 と、ディスプレイ装置5 と、少なく
とも地図情報を格納した記憶装置6 と、記憶装置6から
地図情報を読み出してディスプレイ装置5 に表示させる
とともに歩数メモリ装置1 及び歩幅設定装置3 のデータ
から歩行距離を演算してディスプレイ装置5の地図情報
上に模擬的に表示させる制御装置7 とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、人体に装着して歩いた
歩数を計数する歩数計に付設され、歩数に対応した距離
の表示を行う運動量表示システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、人体に装着して歩行した歩数
を計数して表示する歩数計や、歩数表示の他に歩数から
換算した歩行距離と歩行により消費したカロリー量とを
表示する歩数計が提供されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前述した従来の歩数計
は、歩いた歩数、歩行距離及び歩行により消費したカロ
リー量を数値データを表示するものであったので、使用
者に歩行距離や歩行により消費したカロリー量がどの程
度のものであったのか感覚的に知らせることができなか
った。

【０００４】本発明は、このような点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、歩行距離や歩行に
より消費したカロリー量を感覚的に使用者に知らせ、歩
行による運動意欲を向上させることができる運動量表示
システムを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１記載の運動量表示システムは、人体に装着
して歩いた歩数を計数する歩数計に付設するものであっ
て、歩数計で計数した歩数を記憶する歩数記憶手段と、
歩幅を設定する歩幅設定手段と、歩数記憶手段に記憶さ
れた歩数と歩幅設定手段に設定された歩幅とから歩行距
離に換算する距離演算手段と、少なくとも地図情報を格
納した記憶手段と、画面にて表示するディスプレイ手段
と、記憶手段から地図情報を読み出してディスプレイ手
段に表示させその地図情報上に歩行距離を対応させて模
擬的に表示させる制御手段とを備えた構成としている。

【０００６】また、請求項２記載の運動量表示システム
は、請求項１記載のものの制御手段に、ディスプレイ手
段に表示された地図情報上に歩行距離を対応させて模擬
的に表示させるときに表示を開始する位置を指定する表
示位置指定手段を付加した構成としている。

【０００７】また、請求項３記載の運動量表示システム
は、請求項２記載のものの表示位置指定手段がディスプ
レイ手段に表示の終了位置を指定してコースを設定する
構成としている。

【０００８】また、請求項４記載の運動量表示システム
は、請求項３記載のものの制御手段に、設定したコース
に対応するカロリー量を演算するとともにその演算結果
をディスプレイ手段に表示させるカロリー演算処理手段
を付加した構成としている。

【０００９】また、請求項５記載の運動量表示システム
は、請求項１記載のものの制御手段に、歩行により消費
するカロリー量を目標設定するカロリー設定手段を付加
した構成としている。

【００１０】また、請求項６記載の運動量表示システム
は、請求項１記載のものの記憶手段に、カロリー量に対
応した既定のコースを複数種類格納し、カロリー設定手
段に、カロリー量を設定してこれに対応する既定のコー
スを選択するコース選択手段を付加した構成としてい
る。

【００１１】また、請求項７記載の運動量表示システム
は、請求項１記載のものの制御手段が、ディスプレイ手
段に表示された地図情報上に歩行距離を対応させて模擬
的に表示させた後に表示を終了した位置を記憶し、再度
地図情報上に表示させるときに記憶した終了位置を表示
の開始位置にするよう制御する構成としている。

【００１２】また、請求項８記載の運動量表示システム
は、請求項１記載のものの制御手段に、ディスプレイ手
段に表示された地図情報上に歩行距離を対応させて模擬
的に表示させるときに方向を指示する方向指示手段を付
加した構成としている。

【００１３】

【作用】請求項１記載の構成によれば、歩いた歩数を視
覚的な表現に処理してディスプレイ手段に表示する。

【００１４】請求項２記載の構成によれば、指定された
位置から歩数を視覚的な表現で表示する。

【００１５】請求項３記載の構成によれば、表示の開始
位置と終了位置とからコースを任意に設定するので、コ
ースの多様化が図れる。

【００１６】請求項４記載の構成によれば、設定したコ
ースに対する歩行により消費したカロリー量を使用者に
知らしめる。

【００１７】請求項５記載の構成によれば、目標設定し
たカロリー量と歩行により消費したカロリー量とを比較
した場合に、歩行により消費したカロリー量の達成度を
使用者に知らしめる。

【００１８】請求項６記載の構成によれば、設定したカ
ロリー量に対応してコースを選択するので、コースの多
様化が図れる。

【００１９】請求項７記載の構成によれば、所定のコー
スを設定した場合に、全行程を一回の歩数の計数で達成
できないとき次回にその続きを行なわせる。

【００２０】請求項８記載の構成によれば、歩行距離に
対応した位置を表示させる際に表示させる方向を指示す
るので、地図情報上に任意に進路が決められる。

【００２１】

【実施例】本発明の一実施例を図１乃至図６に基づいて
説明する。

【００２２】本実施例の運動量表示システムは、歩数計
で計数された歩数が記憶された歩数メモリ装置1 と、方
向指示装置2 と、歩幅設定装置3 と、コース入力装置4
と、ディスプレイ装置5 と、記憶装置6 と、これらを接
続する制御装置7 と、これらを操作する操作パネル8 と
を備えている。

【００２３】操作パネル8 は、一面にカーソルキー81
と、０〜９の数字キーからなるテンキー82と、入力キー
83と、開始キー84と、終了キー85と、ポーズキー86と、
歩幅設定キー87とを備えている。

【００２４】方向指示装置2 は、ディスプレイ装置5 の
画面において表示する方向を変更する場合に、カーソル
キー81によって方向の指示を入力するものである。

【００２５】歩幅設定装置3 は、歩幅設定キー87によっ
て歩幅を入力するものである。例えば、歩幅を７０cmに
設定する場合、テンキー82によって「７０」を入力し、
その後に歩幅設定キー87を押すと、歩幅として７０cmと
決定される。

【００２６】コース入力装置4 は、後述の「カロリー量
に対応したコース」を選択した場合に駆動するものであ
り、３つの機能を有している。その第１の機能は、歩行
により消費するカロリー量の目標値を設定してディスプ
レイ装置5 に表示することであり、第２の機能は、消費
カロリー量からコースを選択することであり、第３の機
能は、ディスプレイ装置5 に表示された地図上で歩行距
離に対応した表示を行う際に、表示を開始する位置と終
了する位置とを指定してコースを任意に設定し、設定し
たコースについて消費カロリー量を演算してその演算結
果をディスプレイ装置5 に表示することである。

【００２７】ディスプレイ装置5 は、ＣＲＴ（陰極線
管）や液晶ディスプレイ等が用いられ、地図情報及びそ
の他の関連情報の像や文字等を画面にて表示するもので
ある。そして、ディスプレイ装置5 に表示される画像に
は、後述の距離演算部72から出力される歩行距離に基づ
いて、歩行距離を表現する手段が施される。例えば、表
示される画像が地図とすると、地図上を例えば１０cm／
秒の割合で位置を模擬した点等により表示を行う。

【００２８】記憶装置6 は、記憶媒体61と、記憶媒体61
の情報を読み出すドライブ装置62とからなる。記憶媒体
61としては、磁気ディスクやＣＤ−ＲＯＭ等が用いら
れ、地図情報及びその他の関連情報が格納されている。
地図情報は、現実の道路地図等であり、各地図毎に地図
番号が付与され、各地図には道路上の座標値データが格
納されている。その他の関連情報は、地図上の特定場
所、例えば、名所旧跡等の場所に対応して格納された情
報であり、案内説明の文字データや画像データ等が格納
されている。さらに記憶装置6 には、歩行距離を消費カ
ロリー量に対応づけた複数種類のコース（各コース毎に
消費カロリー量が決められている）が格納されている。

【００２９】制御装置7 は、入力インタフェース71と、
距離演算部72と、演算処理部73と、表示制御部74とを備
えている。

【００３０】入力インタフェース71は、歩数メモリ装置
1 と方向指示装置2 とコース入力装置4 とからデータが
入力され、歩数メモリ装置1 からの歩数のデータを距離
演算部72に出力し、方向指示装置2 とコース入力装置4
とのデータを演算処理部73に出力するものである。

【００３１】距離演算部72は、歩幅設定装置3 の歩幅の
データと、入力インタフェース71の歩数のデータとが入
力されることにより歩行距離を演算するものである。

【００３２】演算処理部73は、各種の処理を行うもので
あり、例えば、ドライブ装置62を介して記憶媒体61から
初期の地図情報として読み出し、表示制御部74を介して
ディスプレイ装置5 への表示を行うことができる。ま
た、演算処理部73は、メモリ75を備えており、各種デー
タが蓄積される。

【００３３】表示制御部74は、演算処理部73で処理した
ものをディスプレイ装置5 に出力するものである。

【００３４】以下、本実施例の動作を使用方法に沿って
説明する。基本的な動作については、図３に示すよう
に、歩数メモリ装置1 を制御装置7に接続し (ステップS
0) 、ディスプレイ装置5 に表示する地図の選択処理を
行い(ステップS1) 、地図上に歩行距離を模擬的に表示
する表示処理を行う (ステップS2) というものである。

【００３５】選択処理 (ステップS1) では、順次表示さ
れる選択画面の選択肢の番号をテンキー82を用いて選択
し、ディスプレイ装置5 に表示する地図を選択する。以
下、この動作について具体的に説明する。まず、ディス
プレイ装置5 には、図６に示すように、初期画面P1が表
示される (ステップS11)。初期画面P1は、コースの設定
と選択とを行う画面であり、「任意コース設定」と「カ
ロリー量に対応したコース選択」とが選択肢として与え
ている。

【００３６】「任意コース設定」を選択した場合 (ステ
ップS12,S13)、任意コース選択モードとして動作する。
後述する退避画面がなければ (ステップS14)、地域名を
選択肢とする地域名選択画面P2が表示され (ステップS1
5)、所望の地域を選択すると(ステップS16)、都道府県
名を選択肢とする都道府県選択画面P3が表示される (ス
テップS17)。所望の都道府県を選択すると (ステップS1
8)、選択された都道府県の地図を区分表示する区分表示
選択画面P4になる (ステップS19)。区分表示選択画面P4
において複数の区分に分割された場所の何れかを選択す
ると (ステップS20)、道路や線路等を表示した地図表示
画面P5になる (ステップS21)。道路や線路等を表示した
後、スタート位置が点等により表示される。ここで、開
始キー84を押すと (ステップS22)、表示処理 (ステップ
S2) に移行する。開始キー84を押す前にカーソルキー81
を操作すると (ステップS23)、スタート位置の位置表示
が移動して (ステップS24)、スタート位置を変更するこ
とができる。

【００３７】ところで、「任意コース設定」を選択した
場合 (ステップS12,S13)に退避画面があれば、退避画面
がディスプレイ装置5 に表示される (ステップS25)。退
避画面は、演算処理部73に設けられたメモリ75に地図番
号及び前回終了時点での位置が格納されている場合に表
示される。すなわち、メモリ75の内容照合によって退避
画面の存在が確認されると、対応する地図番号の地図を
記憶装置6 から読み出してディスプレイ装置5 に表示
し、開始位置として位置表示を行う。退避画面として表
示された地図を消去する場合は、終了キー85を押せば
(ステップS26)、地域名選択画面P2が表示される (ステ
ップS15)。また、退避画面として表示された地図で表示
処理 (ステップS2) に移行する場合は、開始キー84を押
せばよい (ステップS27)。

【００３８】次に、初期画面P1において「カロリー量に
対応したコース選択」を選択した場合 (ステップS12,S1
3)について説明する。退避画面がなければ (ステップS2
8)、コース選択画面P6が表示される (ステップS29)。コ
ース選択画面P6は、図６に示すように、消費カロリー量
の目標値を示す画面であり、１００kcal，１５０kcal，
２００kcal，２５０kcal，３００kcal，３５０kcal，４
００kcalの７段階の選択肢を有している。コース入力装
置4 にテンキー82を用いて選択肢の１つを入力すると
(ステップS30)、それに対応したコースを含む地図と地
図上での既定のコースが表示されるとともに、スタート
位置が点等により表示される (ステップS31)。ここで、
開始キー84を押すと (ステップS32)、表示処理 (ステッ
プS2) に移行する。開始キー84を押す前にカーソルキー
を81を操作すると (ステップS33)、スタート位置の位置
表示が移動して (ステップS34)、スタート位置を変更す
ることができる。

【００３９】ところで、「カロリー量に対応したコース
選択」を選択した場合 (ステップS12,S13)に退避画面が
あれば、退避画面がディスプレイ装置5 に表示される
(ステップS35)。退避画面は、演算処理部73に設けられ
たメモリ75に地図番号及び前回終了時点での位置が格納
されている場合に表示される。退避画面として表示され
た地図を消去する場合は、終了キー85を押せば (ステッ
プS36)、コース選択画面P6が表示される (ステップS2
9)。また、退避画面として表示された地図で表示処理
(ステップS2) に移行する場合は、開始キー84を押せば
よい (ステップS37)。

【００４０】上述のようにして選択処理 (ステップS1)
を行った後に開始キー84を押すと、選択処理 (ステップ
S1) が終了して、歩行距離に対応した距離をディスプレ
イ装置5 に模擬的に表示される表示処理 (ステップS2)
に移行する。以下、表示処理(ステップS2) について説
明する。

【００４１】歩数メモリ装置1 に記憶された歩数のデー
タが入力インタフェース71を通して距離演算部72に入力
され (ステップS38)、歩幅設定装置3 に設定された歩幅
のデータが距離演算部72に入力され (ステップS39)、距
離演算部72で歩行距離を演算する (ステップS40)。

【００４２】演算処理部73は、距離演算部72での歩行距
離の演算結果に基づいて、初期位置からの距離に対応す
る位置の座標値を演算する。対応する座標値がディスプ
レイ装置5 に表示されている地図の範囲内に存在すると
きは、その地図上に点等により位置を示し、また、対応
する座標値がディスプレイ装置5 に表示されている地図
の範囲外であるときは、座標値を含む地図情報を記憶装
置6 から読み出してディスプレイ装置5 に表示されてい
る地図を更新する (ステップS41)。

【００４３】ディスプレイ装置5 に表示した地図上にお
いて方向を変更する場合、方向指示装置2 から入力イン
ターフェース71を通して演算部に入力される。すなわ
ち、道路上の交差点においてカーソルキー81を操作する
と、まずカーソルキー81の操作があるかどうかを判定し
(ステップS42)、カーソルキー81の操作があると、ディ
スプレイ装置5 に方向を変更した旨の表示を行なう (ス
テップS43)。なお、方向指示装置2 の操作は、交差点の
み有効にするのが望ましい。

【００４４】地図上に表示される位置で表示を終了する
場合、ポーズキー86を押すと (ステップS44)、表示され
ている地図の番号と表示位置とがメモリ75に格納され、
退避画面として登録される (ステップS45)。したがっ
て、選択処理 (ステップS1) の際の退避画面は、このよ
うに作成されるのであって、次回の選択処理の際には、
ポーズキー86を押した時点での位置を初期位置として、
歩行距離を表示することになる。

【００４５】最後に、ディスプレイ装置5 の表示を終了
するには、終了キー85をおせばよい(ステップS46)。

【００４６】なお、本実施例では、カーソルキー81を操
作してスタート位置の変更を行なったが (ステップS23,
S24,S33,S34)、マウス（図示せず）を用いてもよい。

【００４７】また、本実施例では、スタート位置を設定
したが、ゴール位置を設定してもよい。選択した地図上
にゴールを設定する場合、例えば、カーソルキー81を用
いて道路上をなぞり、なぞり始めた点をスタート位置と
し、なぞり終えた点をゴール位置となるようにしてもよ
い。さらに、スタート位置とゴール位置とを設定した
後、これらの間における消費カロリー量を演算してディ
スプレイ装置5 に表示するようにしてもよい。

【００４８】また、本実施例では、図６に示すように、
ディスプレイ装置5 に表示される各画面P1乃至P3の選択
肢を１乃至３としたが、これに限られるものではなく、
例えば、選択肢が多い場合、画面ページ送りできるよう
にしてもよい。

【００４９】また、本実施例では、地図情報が道路を含
んだものとしたが、これに限られるものではなく、例え
ば地図情報は、建物の中の案内図、海図、架空の地図で
あってもよい。

【００５０】

【発明の効果】請求項１記載の運動量表示システムは、
歩いた歩数を視覚的な表現に処理してディスプレイ手段
に表示するので、その結果、使用者に歩行による運動意
欲を向上させることができる。

【００５１】請求項２記載の運動量表示システムは、請
求項１記載の効果に加え、指定された位置から歩数を視
覚的な表現で表示するので、その結果、表示方法の多様
化を図ることができる。

【００５２】請求項３記載の運動量表示システムは、請
求項２記載の効果に加え、表示の開始位置と終了位置と
からコースを任意に設定するので、コースの多様化を図
ることができる。

【００５３】請求項４記載の運動量表示システムは、請
求項３記載の効果に加え、設定したコースに対する歩行
により消費したカロリー量を使用者に知らしめるので、
その結果、さらに使用者に歩行による運動意欲を向上さ
せることができる。

【００５４】請求項５記載の運動量表示システムは、請
求項１記載の効果に加え、目標設定したカロリー量と歩
行により消費したカロリー量とを比較した場合に、歩行
により消費したカロリー量の達成度を使用者に知らしめ
るので、その結果、カロリー量を管理するのに役立たせ
ることができる。

【００５５】請求項６記載の運動量表示システムは、請
求項１記載の効果に加え、設定したカロリー量に対応し
てコースを選択するので、コースの多様化を図ることが
できる。

【００５６】請求項７記載の運動量表示システムは、請
求項１記載の効果に加え、所定のコースを設定した場合
に、全行程を一回の歩数の計数で達成できないとき次回
にその続きを行なわせるので、その結果、同じ行程を再
度たどる必要がなく単調さを防ぐことができる。

【００５７】請求項８記載の運動量表示システムは、請
求項１記載の効果に加え、歩行距離に対応した位置を表
示させる際に表示させる方向を指示するので地図情報上
に任意に進路が決められ、その結果、さらに使用者に歩
行による運動意欲を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のブロック図である。

【図２】その操作パネルを示す正面図である。

【図３】その動作を示すフローチャートである。

【図４】その動作を示すフローチャートである。

【図５】その動作を示すフローチャートである。

【図６】そのディスプレイ装置に表示される選択肢のフ
ローチャートである。

【符号の説明】

1 メモリ装置 2 方向指示装置 3 歩幅設定装置 4 コース入力装置 5 ディスプレイ装置 6 記憶装置 7 制御装置 72 距離演算部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】人体に装着して歩いた歩数を計数する歩
数計に付設するものであって、歩数計で計数した歩数を
記憶する歩数記憶手段と、歩幅を設定する歩幅設定手段
と、歩数記憶手段に記憶された歩数と歩幅設定手段に設
定された歩幅とから歩行距離に換算する距離演算手段
と、少なくとも地図情報を格納した記憶手段と、画面に
て表示するディスプレイ手段と、記憶手段から地図情報
を読み出してディスプレイ手段に表示させその地図情報
上に歩行距離を対応させて模擬的に表示させる制御手段
とを備えたことを特徴とする運動量表示システム。
【請求項２】前記制御手段に、ディスプレイ手段に表
示された地図情報上に歩行距離を対応させて模擬的に表
示させるときに表示を開始する位置を指定する表示位置
指定手段を付加したことを特徴とする請求項１記載の運
動量表示システム。
【請求項３】前記表示位置指定手段は、ディスプレイ
手段に表示の終了位置を指定してコースを設定すること
を特徴とする請求項２記載の運動量表示システム。
【請求項４】前記制御手段に、設定したコースに対応
するカロリー量を演算するとともにその演算結果をディ
スプレイ手段に表示させるカロリー演算処理手段を付加
したことを特徴とする請求項３記載の運動量表示システ
ム。
【請求項５】前記制御手段に、歩行により消費するカ
ロリー量を目標設定するカロリー設定手段を付加したこ
とを特徴とする請求項１記載の運動量表示システム。
【請求項６】前記記憶手段に、カロリー量に対応した
既定のコースを複数種類格納し、カロリー設定手段に、
カロリー量を設定してこれに対応する既定のコースを選
択するコース選択手段を付加したことを特徴とする請求
項１記載の運動量表示システム。
【請求項７】前記制御手段は、ディスプレイ手段に表
示された地図情報上に歩行距離を対応させて模擬的に表
示させた後に表示を終了した位置を記憶し、再度地図情
報上に表示させるときに記憶した終了位置を表示の開始
位置にするよう制御することを特徴とする請求項１記載
の運動量表示システム。
【請求項８】前記制御手段に、ディスプレイ手段に表
示された地図情報上に歩行距離を対応させて模擬的に表
示させるときに方向を指示する方向指示手段を付加した
ことを特徴とする請求項１記載の運動量表示システム。