JPH0779857A - 皮剥き器の製造方法 - Google Patents

皮剥き器の製造方法

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JPH0779857A
JPH0779857A JP25499693A JP25499693A JPH0779857A JP H0779857 A JPH0779857 A JP H0779857A JP 25499693 A JP25499693 A JP 25499693A JP 25499693 A JP25499693 A JP 25499693A JP H0779857 A JPH0779857 A JP H0779857A
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JP
Japan
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blade
shaft
cut
forming
shaft part
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Application number
JP25499693A
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English (en)
Inventor
Shigeru Fujita
茂 藤田
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Shigeru Kogyo KK
Original Assignee
Shigeru Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】果実,野菜等の皮剥き器に於いて、耐久性に優
れた刃体をていきょうする。 【構成】刃体の製造に際して軸部形成部分22aと刃体
部部分21の境界を大きく抉るc型抜きをした後、切り
起こしすることなく軸部をカール成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、果実,野菜等の皮を剥
く皮剥き器の特に刃体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】皮剥き器は従来より種々のものが知られ
ているが、本発明の対象となる皮剥き器は、特に把手の
先部に2本の刃体支持部を突設し、長手方向の長孔を挟
んで一方に刃部他方に受け部を形成した刃体を、前記刃
体支持部間に回動可能に架設してなる器具である。
【0003】前記の皮剥き器に使用される刃体は、図4
に例示する通り長尺薄金属を型抜きして、本体部分01
の中央に長孔02を形成すると共に、両端部に軸部形成
用の耳部03を備えた形状に形成し、しかる後に本体部
分01をへの字状に折曲すると共に、耳部03の両基部
の切断線04をプレス剪断する切り起こしで、耳部03
を軸部05に形成し、さらに熱処理並びに刃付け工程を
経て製出するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の皮剥き器の刃体
の製造過程に於いて、耳部03から軸部04への加工手
段として切り起こしが採用されているので、切り起こし
工程時の切断線04が長くなると当然軸部04と本体と
の連結強度が弱くなるので、切り起こし切断はできるだ
け短くして耳部03の折曲加工(カール加工)を行う。
そうすると、切断線04の延長部分にクラックが発生
し、長期間皮剥き器として使用していると、軸部04が
もげてしまう虞がある。そこで本発明は、新規な刃体の
製造手段を提案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る皮剥ぎ器の
製造方法は、その刃体の製造に際して軸部形成部分と刃
体部部分の境界を大きく抉る型抜きをした後、切り起こ
しすることなく軸部をカール成形することを特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】長尺薄金属から、中央に長孔を、両端部に軸部
形成用の耳部を一体としてプレス加工で型抜きする際
に、耳部と刃体部部分の境界を大きく抉る型抜きを行う
と、軸部形成のために耳部をカール成形しても、刃体部
部分と軸部との境界にクラックが生じない。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。本発
明を実施する皮剥き器は、柄本体1と刃体2とで構成さ
れ、柄本体1は、把手11と、把手11の先部に突設し
た2本の刃体支持部12からなる。刃体2は薄金属板で
形成したもので、刃体部21と軸部22からなり、刃体
部21はその中央長手方向に長孔23を穿設し、且つ前
記長孔23を挟んで一方に刃部a他方に受け部bをそれ
ぞれを形成したものであり、軸部22は、前記刃体部2
1の両端に設けてり、刃体支持部12に軸部22を装着
して、刃体2を刃体支持部12間に軸架したものであ
る。
【0008】本発明は前記の刃体2の製造手段に係るも
ので、刃体2は最初に図2に例示するように、薄金属板
から基板Aを型抜きするもので、型抜き形状は、中央に
長孔23を設けた刃体部21と、刃体部21の両端に軸
部22の形成部分となる耳部22aを連続させた形状
で、特に刃体部21と耳部22aとの境界部分が軸中心
に食い込むように抉った(抉り部c)ものである。
【0009】しかる後従前と同様に、刃体部21をへの
字状に折曲すると共に、耳部22aをカール成形して軸
部22を形成し、更に全体を熱処理し、長孔23の一方
の縁部に刃付け処理をおこない刃体2を製出するもので
ある。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上のように皮剥き器の刃体
の製造に於いて、刃体の両端軸部となる部分をその型抜
き時に適宜な抉り部を設けておくことで、軸部形成に際
しての切り起こしを不要としたもので、金属板の切り起
こしに際しのクラックが発生しないので、耐久性の優れ
た皮剥き器を提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体斜視図
【図2】本発明方法の実施した際の型抜き形状の平面
図。
【図3】同軸部成形後の一部斜視図。
【図4】従来の刃体の説明図。
【符号の説明】
1 本体 11 把手 12 刃体支持部 2 刃体 21 刃体部 22 軸部 22a 耳部(軸部形成部分) 23 長孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺薄金属に長孔を形成し、少なくとも
    長孔の一方の端縁に刃部を形成した刃体部の両端部に軸
    部を設け、把手の先部に形成した刃体支持部間に回動可
    能に架設してなる皮剥き器に於いて、前記軸部を刃体部
    と一体に薄金属板から打ち抜き、カール成形して形成す
    るに際して、軸部形成部分と刃体部部分の境界を大きく
    抉る型抜きをした後、切り起こしすることなく軸部をカ
    ール成形することを特徴とする皮剥き器の製造方法。
JP25499693A 1993-09-17 1993-09-17 皮剥き器の製造方法 Pending JPH0779857A (ja)

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