JPH077978Y2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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JPH077978Y2
JPH077978Y2 JP1989126904U JP12690489U JPH077978Y2 JP H077978 Y2 JPH077978 Y2 JP H077978Y2 JP 1989126904 U JP1989126904 U JP 1989126904U JP 12690489 U JP12690489 U JP 12690489U JP H077978 Y2 JPH077978 Y2 JP H077978Y2
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JP
Japan
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golf club
club head
head
outer core
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JP1989126904U
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JPH0364665U (ja
Inventor
公正 松本
Original Assignee
ダイワゴルフ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ゴルフクラブヘッドに係わり、特に、ベース
部材に強化部材を一体形成してなるゴルフクラブヘッド
に関する。
〔従来の技術〕
従来、ゴルフクラブヘッドとしたは、例えば、実開昭62
−39756号公報に開示されるようなものが知られてい
る。
第11図は、この公報に開示されるゴルフクラブヘッドを
示すもので、このゴルフクラブヘッドは、ホーゼル部11
と連続するソール部13上にその長手方向に横長の空間15
を設け、その上方にウエート設定用ブロック17を支持片
19により一体的に連続してベース用金属体21を形成し、
ベース用金属体21の空間15およびウエート設定用ブロッ
ク17の外表面に図示しない繊維強化合成樹脂層を形成し
て構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のゴルフクラブヘッドで
は、クラブを振る際のスイング軌道のバラツキにより、
トウ側上部23にボールが当たった時に、ボールの強い衝
撃により、ウエート設定用ブロック17が後方に傾き易
く、この結果、打球位置により、球質,打球感等に大き
な変化が生じるという問題があった。
本考案はかかる従来の問題を解決するためになされたも
ので、ボールが打球面のどの位置に当たっても同じよう
な球質,打球感でボールを打つことができるゴルフクラ
ブヘッドを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のゴルフクラブヘッドは、ベース部材に強化部材
を一体形成してなるゴルフクラブヘッドにおいて、前記
ベース部材を、ヘッドの打球面位置に配置される中コア
部と、ヘッドのトウ側,ソール側,ヒール側の少なくと
も3方向位置に配置される外コア部とから形成し、前記
中コア部と外コア部とを緩衝連結部により連結したもの
である。
〔作用〕
本考案のゴルフクラブヘッドでは、ベース部材を、ヘッ
ドの打球面位置に配置される中コア部と、ヘッドのトウ
側,ソール側,ヒール側の少なくとも3方向位置に配置
される外コア部とから形成し、中コア部と外コア部とを
緩衝連結部により連結したので、打球面の異なる位置に
ボールが当たった場合にも、ボールの強い衝撃力が、緩
衝連結部によりほぼ同様に吸収,反発され、また、中コ
ア部が後方に傾くこともない。
〔実施例〕
以下、本考案の詳細を図面を示す実施例について説明す
る。
第1図ないし第5図は、本考案のゴルフクラブヘッドの
一実施例であるアイアンゴルフクラブヘッドを示してい
る。
これ等の図において符号31は、例えば、ステンレス,BS
等の金属あるいはセラミックスからなるベース部材を示
している。
このべース部材31は、ヘッドの打球面位置に配置される
中コア部33と、ヘッドのトウ側35,ソール側37,ヒール側
39の少なくとも3方向位置に配置される外コア部41とか
ら形成されている。
そして、中コア部33と外コア部41とは、これ等と一体形
成されるブリッジからなる緩衝連結部43により連結され
ている。
なお、この実施例では、第2図に示すように、中コア部
33の打球面45側の面47は、打球面45とほぼ平行に形成さ
れている。
また、中コア部33は、外コア部41より薄肉とされ、上方
が極僅か下方よりさらに薄肉とされている。これは、打
球感を変えないためには、大きな肉厚変化がないほうが
良いからである。
さらに、第3図に示すように、外コア部41のトウ側35
は、トウ・ヒールバランスを形成するため厚肉とされて
いる。
ベース部材31には、第1図および第5図に示すように、
内層51と外層53とからなる強化部材55が配置されてい
る。
ここで、内層51は、例えば、振動を吸収し易いアラミド
繊維等により形成され、外層53は、ステンレス繊維,カ
ーボン繊維等からなるシートあるいはマット等の高強
度,耐磨耗性材料により形成されている。
なお、内層51には、外層53より耐振強度に優れ、低弾性
の材料を使用することが望ましい。
また、中コア部33の後方に、低比重部材を配置するよう
にしても良い。
しかして、以上のように構成されたゴルフクラブヘッド
では、ベース部材31を、ヘッドの打球面45位置に配置さ
れる中コア部33と、ヘッドのトウ側35,ソール側37,ヒー
ル側39の少なくとも3方向位置に配置される外コア部41
とから形成し、中コア部33と外コア部41とを緩衝連結部
43により連結したので、打球面45の異なる位置にボール
が当たった場合にも、ボールの強い衝撃力が、緩衝連結
部43によりほぼ同様に吸収,反発され、また、中コア部
33が後方に傾くこともなくなるため、ボールが打球面45
のどの位置に当たっても同じような球質,打球感でボー
ルを打つことが可能となる。
また、以上のように構成されたゴルフクラブヘッドで
は、中コア部33を、ヘッドのトウ側35,ソール側37,ヒー
ル側39の少なくとも3方向位置から、緩衝連結部43を介
して外コア部41に連結したので、中コア部33が非常に強
度の高いものとなり、ヘッドの強度を向上することが可
能となる。
第6図は、本考案のゴルフクラブヘッドの他の実施例の
ベース部材を示すもので、この実施例では、ヘッドのト
ップ側57にも外コア部59が形成され、このトップ側57の
外コア部59と中コア部33とが緩衝連結部61により連結さ
れている。
以上のように構成されたゴルフクラブヘッドにおいても
第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きるが、この実施例では、中コア部33の全周囲を外コア
部41,59により囲繞したので、より顕著な効果を得るこ
とが可能となる。
第7図は、本考案のゴルフクラブヘッドのさらに他の実
施例を示すもので、この実施例では、中コア部63のトウ
側35,ソール側37,ヒール側39にそれぞれ長孔状の中空部
65が形成され、この中空部65が形成されない部分が緩衝
連結部67とされている。
以上のように構成されたゴルフクラブヘッドにおいても
第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
なお、この実施例において、中空部65の代わりに溝を形
成し、この溝の部分を緩衝連結部としても良い。
第8図は、本考案のゴルフクラブヘッドのさらに他の実
施例を示すもので、この実施例では、中コア部69を支持
する緩衝連結部が、中コア部69および外コア部71と別体
の緩衝連結部材73により形成されている。
また、緩衝連結部材73には、例えば、ボロン繊維束等の
強化部材より高強度部材が使用されている。
以上のように構成されたゴルフクラブヘッドにおいても
第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
第9図は、本考案のゴルフクラブヘッドのさらに他の実
施例を示すもので、この実施例では、外コア部71に凹部
75が形成され、この凹部75にエラストマー樹脂等の合成
樹脂,FRP等の強化部材からなる緩衝部材77が収容されて
いる。
そして、緩衝部材77内に緩衝連結部材73が挿入されてい
る。
以上のように構成されたゴルフクラブヘッドにおいても
第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
なお、この実施例において、緩衝連結部材73を介するこ
となく、中コア部69を直接外コア部71の緩衝部材77に埋
設するようにしても良い。
第10図は、本考案のゴルフクラブヘッドのさらに他の実
施例を示すもので、この実施例では、第8図に示した実
施例において、トウ側35の外コア部79が緩衝連結部81を
介して支持されている。
以上のように構成されたゴルフクラブヘッドにおいても
第1図に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるものではな
く、これ等の実施例を組み合わせることにより、種々の
要求に応じたゴルフクラブヘッドを提供できることは勿
論である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案のゴルフクラブヘッドでは、
ベース部材、ヘッドの打球面位置に配置される中コア部
と、ヘッドのトウ側,ソール側,ヒール側の少なくとも
3方向位置に配置される外コア部とから形成し、中コア
部と外コア部とを緩衝連結部により連結したので、打球
面の異なる位置にボールが当たった場合にも、ボールの
強い衝撃力が、緩衝連結部によりほぼ同様に吸収,反発
され、また、中コア部が後方に傾くこともなくなるた
め、ボールが打球面のどの位置に当たっても同じような
球質,打球感でボールを打つことがでできるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のゴルフクラブヘッドの一実施例を示す
縦断面図である。 第2図は第1図のII−II線に沿うベース部材の断面図で
ある。 第3図は第1図のIII−III線に沿うベース部材の断面図
である。 第4図は第1図のゴルフクラブヘッドの正面図である。 第5図は第4図のV−V線に沿う断面図である。 第6図ないし第10図はそれぞれ本考案のゴルフクラブヘ
ッドの他の実施例のベース部材を示す正面図あるいは断
面図である。 第11図は従来のゴルフクラブヘッドを示す斜視図であ
る。 〔主要な部分の符号の説明〕 31……ベース部材 33……中コア部 35……トウ側 37……ソール側 39……ヒール側 41……外コア部 43……緩衝連結部 45……打球面 55……強化部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース部材に強化部材を一体形成してなる
    ゴルフクラブヘッドにおいて、前記ベース部材を、ヘッ
    ドの打球面位置に配置される中コア部と、ヘッドのトウ
    側,ソール側,ヒール側の少なくとも3方向位置に配置
    される外コア部とから形成し、前記中コア部と外コア部
    とを緩衝連結部により連結したことを特徴とするゴルフ
    クラブヘッド。
JP1989126904U 1989-10-30 1989-10-30 ゴルフクラブヘッド Expired - Lifetime JPH077978Y2 (ja)

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JP1989126904U JPH077978Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 ゴルフクラブヘッド

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JPH0364665U JPH0364665U (ja) 1991-06-24
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