JPH07792A - 攪拌翼 - Google Patents

攪拌翼

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Publication number
JPH07792A
JPH07792A JP5145309A JP14530993A JPH07792A JP H07792 A JPH07792 A JP H07792A JP 5145309 A JP5145309 A JP 5145309A JP 14530993 A JP14530993 A JP 14530993A JP H07792 A JPH07792 A JP H07792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirring
blade
support plate
supporting plate
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5145309A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kuratomi
和雄 倉富
Chiaki Tojo
千明 東條
Masayuki Isaka
正之 井坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP5145309A priority Critical patent/JPH07792A/ja
Publication of JPH07792A publication Critical patent/JPH07792A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0006Controlling or regulating processes
    • B01J19/0013Controlling the temperature of the process
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
    • B01F35/90Heating or cooling systems
    • B01F35/95Heating or cooling systems using heated or cooled stirrers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 回転支持軸11の下端部に、回転平面の直径方
向に沿う上部支持板12を回転平面に対して垂直となるよ
うに取り付け、この上部支持板11の下端面に、短冊状の
翼13を所定間隔置きに複数個垂下して設け、これら各翼
13の下端面に亘って下部支持板14を取り付け、かつ回転
支持軸11、上部支持板12、各翼13および下部支持板14の
内部に、冷却水用の通路31〜38を形成したものである。 【効果】 混合攪拌時に液体が発熱する場合、攪拌翼自
体を冷却することができるので、液体をその内部からも
冷却することができ、したがって例えば攪拌槽の外側に
設けられた冷却用ジャケットの冷却と相まって、混合液
体を充分に冷却することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体を混合攪拌するた
めの攪拌翼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、液体を混合攪拌するための攪拌装
置は、攪拌槽と、攪拌槽内に挿入配置される攪拌翼と、
この攪拌翼を回転させる回転駆動装置とから構成されて
いる。
【0003】ところで、この種の攪拌装置により、異な
る液体同士を混合攪拌する場合、多くは発熱反応を伴
い、したがって、図6に示すように、従来、攪拌槽51
には冷却用ジャケット52が設けられるか、または図7
に示すように、攪拌槽51の内部にかつ攪拌翼に接触し
ない位置に、冷却用コイル53が挿入配置されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の攪
拌装置の構成によると、冷却用ジャケット52により攪
拌槽51全体を冷却する場合、または冷却用コイル53
により攪拌槽51内の外周付近を冷却する場合、攪拌槽
51が大型であったり、混合攪拌する液体の粘度が高か
ったりすると、どうしても伝熱性が悪く、冷却能力が不
足するという問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題を解消し得る攪
拌翼を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の攪拌翼は、回転支持軸の下端部に、回転平
面の直径方向に沿う上部支持板を回転平面に対して垂直
となるように取り付け、この上部支持板の下端面に、短
冊状の翼を所定間隔置きに複数個垂下して設け、これら
各翼の下端面に亘って下部支持板を取り付け、かつ上記
回転支持軸、上部支持板、各翼および下部支持板の内部
に、冷却流体の通路を形成したものである。
【0007】
【作用】上記の構成によると、攪拌翼を構成する回転支
持軸、上部支持板、翼および下部支持板の内部に形成さ
れた通路に冷却流体を流すことにより、液体の混合攪拌
時に発生する熱を、その内部から冷却することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1および図2において、1は例えば二種類の液
体を混合攪拌するための攪拌翼で、底部が椀状に形成さ
れた攪拌槽2内に配置されるものである。
【0009】この攪拌翼1は、回転駆動軸(図示せず)
に連結される回転支持軸11の下端部に回転平面内にお
いて直径方向で、かつ垂直方向で、すなわち幅方向が上
下となるように取り付けられた平板状の上部支持板12
と、この上部支持板12の下端面に、所定間隔置きに上
下方向で垂下して取り付けられた4個(4個に限定され
るものではない)の短冊状の翼13と、これら各翼13
の下端部に沿ってかつ水平方向で取り付けられた平板状
の下部支持板14とから構成されており、またこれら各
翼13の上部支持板12の長手軸心に対する取付角θ
が、10度〜90度の範囲、例えば45度にされてお
り、さらに各翼13の高さは、攪拌槽2の底部の形状に
沿うような高さにされている。すなわち、中央部の翼1
3が最も長くされるとともに、両端部にいくにしたがっ
て翼13の高さが段々に短くされている。したがって、
下部支持板14の側面視形状は円弧状にされている。な
お、この下部支持板14は、翼13自体が振れるのを防
止する機能を有している。
【0010】そして、さらに上記攪拌翼1全体の内部に
は、冷却水(冷却流体の一例)を流すための通路が形成
されている。すなわち、回転支持軸11には、中空軸が
使用されるとともに、その内部には仕切り壁21が挿入
されて、冷却水の供給用水路31と排出用水路32とが
形成されている。また、上部支持板12の内部も中空に
されており、この内部空間は、2個の仕切り壁22,2
3により仕切られて、第1〜第3連通用水路33〜35
が形成されている。また、上記各翼13の内部も中空に
されて貫通水路36がそれぞれ形成され、さらに下部支
持板14の内部も中空にされるとともに、この内部空間
は、仕切り壁24により仕切られて、第4および第5連
通用水路37,38が形成されている。
【0011】そして、上記各水路31〜38は、攪拌翼
1全体を流れるように、それぞれ順番に連通されてい
る。すなわち、供給用水路31は第1連通用水路33を
介して、一方の外側の翼13A内の貫通水路36Aに連
通されるとともに、この貫通水路36Aは第4連通用水
路37を介して、一方の内側の翼13Bの貫通水路36
Bに連通され、またこの連通水路36Bは第2連通用水
路34を介して他方の内側の翼13Cの貫通水路36C
に連通され、この貫通水路36Cは第5連通用水路38
を介して他方の外側の翼13Dの貫通水路36Dに連通
され、さらにこの貫通水路36Dは第3連通用水路35
を介して、排出用水路32に連通されている。
【0012】したがって、攪拌槽2内で、攪拌翼1によ
り液体を混合攪拌する際に、液体が発熱する場合には、
回転支持軸11の供給用水路31に冷却水を供給する。
すると、冷却水は、図1の矢印aにて示すように、上部
および下部支持板12,14の内部の連通用水路33〜
35,37,38を介して、各翼13の内部の貫通水路
36を順番に流れ、攪拌翼1全体が冷却される。すなわ
ち、攪拌槽2内の液体を内部からも冷却することにな
り、したがって例えば外部に設けられた冷却用ジャケッ
ト(図示せず)による冷却と相まって、混合液体を充分
に冷却することができる。
【0013】なお、この攪拌時において、上部支持板1
2が立て起こされた状態で設けられているため、例えば
水平に寝かせた状態である場合に比べて、攪拌時に生じ
る気泡の付着は殆ど見られなくなるとともに、一種のパ
ドル翼として作用し、したがって混合攪拌性能が向上す
る。
【0014】また、回転支持軸11の下端部に翼13を
取り付けたので、すなわち攪拌翼の中心部に回転支持軸
が存在しないため、中心部での回転流を阻害する物体が
無くなり、やはり混合攪拌性能が向上する。
【0015】さらに、各翼13の高さは、攪拌槽2の底
部の形状に沿うようにされているため、例えば攪拌槽2
の底部が椀状であっても、底部を充分に混合攪拌するこ
とができる。
【0016】なお、翼13の取付角θを10度〜90度
の範囲としたのは下記の理由による。すなわち、攪拌比
動力(PV;単位液量当りの攪拌動力)を一定にした時
の取付角θと混合攪拌時間tとの関係をグラフに示すと
図3のようになり、このグラフから分かるように、30
度〜90度の範囲が混合攪拌時間の許容範囲内であり、
また図4に示すように、取付角θが10度である場合に
は、例えば取付角が45度である場合に比べて、分散性
能が良好となり、比動力PVが小さい場合でもより小さ
い液滴を生成することができる。この性能は、小型の高
分散翼に匹敵する性能である。
【0017】したがって、この取付角θを適切に選ぶこ
とにより、混合攪拌時間を短くすることができたり、分
散性能を良くすることができる。すなわち、混合攪拌時
間tおよび分散性能などを考慮すると、上記角度範囲
(10度〜90度)が取付角の許容範囲内となる。
【0018】なお、取付角θが45度の時が、混合攪拌
時間tが最も短く、すなわち攪拌効率が最大となる。と
ころで、上記実施例においては、回転支持軸11によ
り、冷却水の給排出を行うようにしたが、例えば図5に
示すように、下部支持板14側に、攪拌槽2の底部に軸
受15を介して支持されたガイド軸16を取り付けると
ともに、矢印bにて示すように、このガイド軸16側か
ら冷却水を供給し、上部の回転支持軸11より、冷却水
を排出するようにしてもよい。
【0019】また、上記実施例においては、各部材の内
部に空間部を形成するとともに、この空間部を仕切り壁
で仕切ることにより、所定の冷却水路を形成したが、勿
論、この冷却水路の流れ状態は、上記実施例で示したよ
うな順序に限定されるものではなく、仕切り壁の配置の
仕方により、冷却水を流す順序は適宜自由に変更し得
る。
【0020】なお、上記実施例においては、短冊状の翼
を有する攪拌翼について説明したが、例えば他の形状の
攪拌翼にも適用し得る。すなわち、任意の形状の攪拌翼
の内部に冷却水を流すこともできる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、攪
拌翼を構成する回転支持軸、上部支持板、翼および下部
支持板の内部に、冷却流体の通路を形成したので、混合
攪拌時に液体が発熱する場合、攪拌翼自体を冷却して、
液体をその内部からも冷却することができ、したがって
例えば攪拌槽の外側に設けられた冷却用ジャケットの冷
却と相まって、混合液体を充分に冷却することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における攪拌翼の全体断面図
である。
【図2】同実施例の攪拌翼の平面図である。
【図3】同実施例の攪拌翼における翼の取付角と混合攪
拌時間との関係を示すグラフ図である。
【図4】同実施例の攪拌翼における翼の取付角をパラメ
ータとした場合の比動力と分散液滴の直径との関係を示
すグラフ図である。
【図5】本発明の他の実施例における攪拌翼の全体断面
図である。
【図6】従来例における攪拌装置の要部切欠側面図であ
る。
【図7】従来例における攪拌装置の要部断面図である。
【符号の説明】
1 攪拌翼 2 攪拌槽 11 回転支持軸 12 上部支持板 13 翼 14 下部支持板 21〜24 仕切り壁 31 供給用水路 32 排出用水路 33〜35 連通用水路 36 貫通水路 37,38 連通用水路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転支持軸の下端部に、回転平面の直径方
    向に沿う上部支持板を回転平面に対して垂直となるよう
    に取り付け、この上部支持板の下端面に、短冊状の翼を
    所定間隔置きに複数個垂下して設け、これら各翼の下端
    面に亘って下部支持板を取り付け、かつ上記回転支持
    軸、上部支持板、各翼および下部支持板の内部に、冷却
    流体の通路を形成したことを特徴とする攪拌翼。
JP5145309A 1993-06-17 1993-06-17 攪拌翼 Pending JPH07792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5145309A JPH07792A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 攪拌翼

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5145309A JPH07792A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 攪拌翼

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07792A true JPH07792A (ja) 1995-01-06

Family

ID=15382178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5145309A Pending JPH07792A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 攪拌翼

Country Status (1)

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JP (1) JPH07792A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769294B1 (ko) * 2005-05-26 2007-10-24 간사이 페인트 가부시키가이샤 교반장치, 교반장치에 부착되는 순환세정장치 및순환세정장치를 구비하는 순환라인시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769294B1 (ko) * 2005-05-26 2007-10-24 간사이 페인트 가부시키가이샤 교반장치, 교반장치에 부착되는 순환세정장치 및순환세정장치를 구비하는 순환라인시스템

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