JPH0778977B2 - 磁気ディスクカートリッジ - Google Patents

磁気ディスクカートリッジ

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JPH0778977B2
JPH0778977B2 JP1050407A JP5040789A JPH0778977B2 JP H0778977 B2 JPH0778977 B2 JP H0778977B2 JP 1050407 A JP1050407 A JP 1050407A JP 5040789 A JP5040789 A JP 5040789A JP H0778977 B2 JPH0778977 B2 JP H0778977B2
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JP
Japan
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spring
case body
shutter plate
magnetic disk
opening
Prior art date
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JP1050407A
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JPH02230579A (ja
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誠二 北川
紀幸 内田
裕文 下山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気ディスクカートリッジ、詳しくは上ケー
スと下ケースとで形成されるケース本体内に、磁気ディ
スクを回転可能に収納した磁気ディスクカートリッジに
関するものである。
従来の技術 従来、この種の磁気ディスクカートリッジ(以下、単に
カートリッジと略称する)は、第4図以下に示すような
構成であった。第4図は3.5インチマイクロフロッピー
ディスク(若しくは90mmフレキシブルディスクカートリ
ッジ)の構成を示し、外観の一部を切り欠いた状態の斜
視図である。第4図において、下ケース1と上ケース2
とでケース本体11が形成され、この内部空間に磁気的に
情報を記録再生する薄い円板状シートの記録媒体である
磁気ディスク(以下単にディスクと略称する)3が回転
可能に収納されている。さらに、このケース本体11には
記録再生ヘッド用の開口部11aを開閉するシャッター板
5が摺動可能に取り付けられている。このシャッター板
5にもケース本体11の開口部11aと重なる位置に開口部5
aがあり、シャッター板5が矢印Aの方向にスライドす
ることによりケース本体11の開口部11aを開閉する構成
となっている。このシャッター板5をケース本体11の開
口部11aを閉じる方向に押しつけるばね部の構成を第5
図に示す。第5図は第4図のケース本体11の開口部11a
が閉じた状態の要部の平面図である。第5図において、
ばね6はばね挿入治具21が矢印Bの方向にスライドする
時、外部のばね挿入ガイド22,23で案内されつつたわま
され、ケース本体11の内部空間に挿入される。この時、
ケース本体11の内部空間に形成したばね掛け部11bにば
ね6の一端が掛けられ、他の一端はケース本体11の内部
空間に対向するシャッター板5のばね掛け部5bに掛けら
れている。このばね6の弾性力によってシャッター板5
はケース本体11の開口部11aを閉じる方向に押しつけら
れる。
発明が解決しようとする課題 ところが、このような従来構成では、ばね6をばね挿入
治具21でケース本体11の内部空間へ挿入する時、ばね6
の中心のコイル部を押しているため、ばね6の両端はフ
リーな状態にあり、ばね挿入ガイド22とばね挿入ガイド
23によってたわめられる。このため、ばね挿入ガイド2
2,23からばね6の両端がはずれるタイミングに微妙なば
らつきが発生し、ケース本体11のばね掛け部11b又はシ
ャッター板5のばね掛け部5bにばね6の端部を確実に掛
からないという不具合が多く発生し、組立設備の稼動率
が低下するという問題があった。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の磁気ディスクカー
トリッジは、シャッター板を付勢するばねが挿入される
ケース本体の内部空間に、上記ケース本体の内部空間に
形成したばね掛け部に対向してばねの仮り止め部を形成
したことを特徴とするものである。
作 用 本発明において、ばねの仮り止め部は下ケース又は上ケ
ースに形成される。そして、ばねはケース本体の内部空
間に挿入され、その一端がケース本体の内部空間に形成
したばね掛け部に掛けられ、その他端が上記仮り止め部
に掛けられる。この状態でケース本体にシャッター板5
が摺動可能に取付け、そのシャッター板5をケース本体
11に対して摺動させることにより、ばねの他端がケース
本体11の仮り止め部から押しはずされてシャッター板の
ばね掛け部に掛けられ、シャッター板にばね付勢力が与
えられるようになっている。よって、ばねの供給方法
は、両端がフリーな状態からの挿入でなく、一端を仮り
止めした状態での供給となり、ケース本体に確実に固定
できるようになり、取り付け作業が安定することとな
る。
実施例 以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。なお従来例と対応する部分については同じ番号を用
い、また重複する内容の説明は省略する。
第1図は本発明の一実施例によるカートリッジのケース
本体11の開口部11aが閉じた状態の要部を示す平面図で
あり、従来例の第5図に対応するものである。第2図は
第1図の矢印Cの方向から見た側面図である。第1図と
第2図において、ばね6は通常使用範囲より大きくたわ
めて、下ケース1のばね掛け部11bと下ケース1のばね
仮り止め部11cとで固定されている。この時、ばね掛け
部11bはばね6の下方へのずれを防止するためL字状に
なっている。また仮り止め部11cはばね6が押しはずさ
れる時に邪魔にならないような掛かり代D以下の高さと
する。さらに、ばね6の一端はシャッター板5の摺動す
る通路E内にあり、シャッター板5が摺動する時、シャ
ッター板5の端部5cに引っかかるように下ケース1から
はみ出している。このはみ出し量をFとする。上述のよ
うにばね6を下ケース1に仮り止めした後、上ケース2
と組み合わせてケース本体11を形成し、このケース本体
11にシャッター板5を取り付ける。ばね6を仮り止め部
11cからはずすには、シャッター板5をケース本体11の
開口部11aを開く方向に摺動させてシャッター板5の端
部5cでばね6のはみ出し部を押すことにより、ばね6の
端部が仮り止め部11cからはずれ、シャッター板5のば
ね掛け部5bに掛かることになる。その後、シャッター板
5には閉じ方向のばね付勢力が与えられる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ばねはケース本体11に一
旦仮り止めされるため、安定した取り付けが可能とな
り、設備の不具合や不良品の発生がなくなるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による磁気ディスクカートリ
ッジのシャッター板5が開口部11aを閉じた状態のばね
部の構成を示す平面図、第2図は第1図を矢印Cの方向
から見た側面図、第3図はその開口部11aが開いた状態
のばねの状態を示す平面図、第4図は本発明が適用でき
る磁気ディスクカートリッジの一例を示す一部を切り欠
いた外観斜視図、第5図は従来の磁気ディスクカートリ
ッジの要部を示す平面図である。 5……シャッター板、5b……ばね掛け部、6……ばね、
11……ケース本体、11b……ばね掛け部、11c……ばね仮
り止め部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスクと、内部空間内に回転可能に
    収納した磁気ディスクに対し記録再生用ヘッドを離接す
    るための開口部を持つ上ケースと下ケースよりなるケー
    ス本体と、上記ケース本体の開口部を開閉するように上
    記ケース本体に取着され、上記ケース本体の開口部に対
    向する開口部を持つシャッター板と、上記ケース本体の
    内部空間内に挿入され、一端が上記ケース本体側のばね
    掛け部に係止されると共に他端が上記シャッター板側の
    ばね掛け部に係止されており、上記シャッター板を前記
    両方の開口部の非対応状態の方向に押しつけるばねとを
    備え、前記シャッター板の通路範囲内にあるように前記
    ケース本体の内部空間内に、上記ばねを通常使用範囲よ
    り大きくたわめてその他端を引っ掛けておくための仮り
    止め部を突設し、前記仮り止め部に仮り止めされた前記
    ばねの端部に前記シャッター板を移動させた時の端面を
    当てることにより、前記ばね端部が前記仮り止め部より
    外れ、前記シャッター板側のばね掛け部に係止されるこ
    とを特徴とする磁気ディスクカートリッジ。
JP1050407A 1989-03-02 1989-03-02 磁気ディスクカートリッジ Expired - Fee Related JPH0778977B2 (ja)

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