JPH0778969A - Gtoサイリスタの空乏層の温度を測定する方法および回路配置 - Google Patents
Gtoサイリスタの空乏層の温度を測定する方法および回路配置Info
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- JPH0778969A JPH0778969A JP6167822A JP16782294A JPH0778969A JP H0778969 A JPH0778969 A JP H0778969A JP 6167822 A JP6167822 A JP 6167822A JP 16782294 A JP16782294 A JP 16782294A JP H0778969 A JPH0778969 A JP H0778969A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 10
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- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
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- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/70—Bipolar devices
- H01L29/74—Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K7/00—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
- G01K7/01—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using semiconducting elements having PN junctions
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 GTOの空乏層の温度を測定する方法および
回路配置を提供する。 【構成】 GTOの空乏層の温度を測定する方法および
測定装置を備えた回路の配置が特定されている。この場
合に、測定電流(IM )がゲート回路に与えられ、カソ
ードとゲートとの間の電圧(UGR)が、過渡的なターン
・オフ過程が減衰した後に、測定電流(IM )を用いて
測定される。この時、この電圧(UGR)は、GTOの空
乏層の温度に依存している。したがって、ヒート・シン
ク温度を用いたり、熱抵抗等を計算するといった回りく
どい方法を用いることなく、空乏層の温度をその素子に
直接に、かつその動作中に動作を止めることなく測定す
ることが可能になる。また、その結果、GTOの応力の
レベルを正確に監視し、制御することが可能になる。
回路配置を提供する。 【構成】 GTOの空乏層の温度を測定する方法および
測定装置を備えた回路の配置が特定されている。この場
合に、測定電流(IM )がゲート回路に与えられ、カソ
ードとゲートとの間の電圧(UGR)が、過渡的なターン
・オフ過程が減衰した後に、測定電流(IM )を用いて
測定される。この時、この電圧(UGR)は、GTOの空
乏層の温度に依存している。したがって、ヒート・シン
ク温度を用いたり、熱抵抗等を計算するといった回りく
どい方法を用いることなく、空乏層の温度をその素子に
直接に、かつその動作中に動作を止めることなく測定す
ることが可能になる。また、その結果、GTOの応力の
レベルを正確に監視し、制御することが可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パワー・エレクトロ
ニクスの分野に関する。
ニクスの分野に関する。
【0002】この発明は、GTOサイリスタの空乏層の
温度を測定する方法に関する。また、この発明は、請求
項4の序文に記載の回路配置に基づいている。
温度を測定する方法に関する。また、この発明は、請求
項4の序文に記載の回路配置に基づいている。
【0003】
【従来の技術】GTOの温度を測定する様々な方法およ
び装置が、例えば、1983年度版の国際電気標準会議(I
EC)の標準化提案747-6 に示されている。これらの方
法の共通点は、GTOの空乏層の温度を、その内部の熱
抵抗を用いるという回りくどい方法によって計算すると
いうものである。
び装置が、例えば、1983年度版の国際電気標準会議(I
EC)の標準化提案747-6 に示されている。これらの方
法の共通点は、GTOの空乏層の温度を、その内部の熱
抵抗を用いるという回りくどい方法によって計算すると
いうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、この値、な
らびにGTOの温度およびパワー・ロスの両方が付加的
な測定装置を用いて測定されなければならない。しか
し、GTOの実際のシリコン温度は、計算値から近似的
にしか導出することができない。
らびにGTOの温度およびパワー・ロスの両方が付加的
な測定装置を用いて測定されなければならない。しか
し、GTOの実際のシリコン温度は、計算値から近似的
にしか導出することができない。
【0005】したがって、どの程度の大きさの熱応力が
GTOに実際に加えられているかについての不確定性
が、常に存在する。
GTOに実際に加えられているかについての不確定性
が、常に存在する。
【0006】この発明の目的は、GTOの空乏層の温度
を測定する新しい方法および回路配置を提供することに
ある。この測定は、GTOに直接に行うことができ、ま
たその動作中に行うことができるようにされている。
を測定する新しい方法および回路配置を提供することに
ある。この測定は、GTOに直接に行うことができ、ま
たその動作中に行うことができるようにされている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、上述した方
法の場合には請求項1に記載の特徴によって、上述した
タイプの装置の場合には請求項4に記載の特徴によって
それぞれ達成される。
法の場合には請求項1に記載の特徴によって、上述した
タイプの装置の場合には請求項4に記載の特徴によって
それぞれ達成される。
【0008】この発明による方法の要点は、測定電流
が、GTOのオフ状態の間にゲート回路に与えられ、G
TOのゲートとカソードとの間の電圧が、スイッチング
・オフ制御電流が減少した後に測定されるというもので
ある。この電圧は、シリコンの空乏層の温度に依存し
た、ある特定の値をもつ。したがって、GTOの空乏層
の温度を導出するために、この電圧測定値を直接用いる
ことができる。
が、GTOのオフ状態の間にゲート回路に与えられ、G
TOのゲートとカソードとの間の電圧が、スイッチング
・オフ制御電流が減少した後に測定されるというもので
ある。この電圧は、シリコンの空乏層の温度に依存し
た、ある特定の値をもつ。したがって、GTOの空乏層
の温度を導出するために、この電圧測定値を直接用いる
ことができる。
【0009】この方法の好ましい一実施例においては、
上記測定電流として約100 mAの一定の電流が用いられ
る。
上記測定電流として約100 mAの一定の電流が用いられ
る。
【0010】この発明による回路配置の要点は、測定電
流を供給する特別の装置が提供されるということにあ
る。
流を供給する特別の装置が提供されるということにあ
る。
【0011】好ましい一実施例においては、この特別の
装置は、GTOのゲートとカソードとの間に配置された
電流源、およびゲートとカソードとの間の電圧を測定す
るための装置を含んでいる。この電流源は、この場合
に、電圧供給源によって提供される。この電圧供給源
も、同様にして、「ゲート−カソード」経路に配置され
る。
装置は、GTOのゲートとカソードとの間に配置された
電流源、およびゲートとカソードとの間の電圧を測定す
るための装置を含んでいる。この電流源は、この場合
に、電圧供給源によって提供される。この電圧供給源
も、同様にして、「ゲート−カソード」経路に配置され
る。
【0012】GTOは、スイッチング・オン回路および
スイッチング・オフ回路から構成される駆動回路によっ
て駆動される。この発明による上記特別の装置は、この
スイッチング・オフ回路と並列に接続される。電気的に
減結合させるために、スイッチング・オフ回路とこの発
明による装置との間にダイオードを配置することができ
る。
スイッチング・オフ回路から構成される駆動回路によっ
て駆動される。この発明による上記特別の装置は、この
スイッチング・オフ回路と並列に接続される。電気的に
減結合させるために、スイッチング・オフ回路とこの発
明による装置との間にダイオードを配置することができ
る。
【0013】さらに、他の実施例が、従属項に記載され
ている。
ている。
【0014】この発明による方法および回路配置の利点
は、特に、GTOのシリコン空乏層の温度を、測定され
た電圧から直接に求めることができるということであ
る。これに加えて、装置の動作中に、測定を行うことが
できる。その結果、また、測定がその素子に直接に行わ
れることから、シリコン温度を介してGTOの応力を直
接制御することが初めて可能となる。
は、特に、GTOのシリコン空乏層の温度を、測定され
た電圧から直接に求めることができるということであ
る。これに加えて、装置の動作中に、測定を行うことが
できる。その結果、また、測定がその素子に直接に行わ
れることから、シリコン温度を介してGTOの応力を直
接制御することが初めて可能となる。
【0015】
【実施例】本発明および本発明に付随する効果の多くを
より完全に理解し易くするために、添付図面の図1から
図3に基づき、本発明の実施例について以下詳述する。
より完全に理解し易くするために、添付図面の図1から
図3に基づき、本発明の実施例について以下詳述する。
【0016】図面で使用されている参照符号とその意味
は、後述する符号の説明の項に、要約された形で記載さ
れている。
は、後述する符号の説明の項に、要約された形で記載さ
れている。
【0017】図面を参照するに、いくつかの図面を通し
て同じ参照符号が付けられた部分は、同じまたは対応す
る部分を示す。図2は、GTOがターン・オフされたと
きのゲート電流およびカソードとゲートとの間の電圧の
時間応答を示している。ターン・オフ後、電流(IG )
は(破線で示されるように)零になる。この動作はよく
知られたものである。したがって、これ以上の説明は要
しないであろう。
て同じ参照符号が付けられた部分は、同じまたは対応す
る部分を示す。図2は、GTOがターン・オフされたと
きのゲート電流およびカソードとゲートとの間の電圧の
時間応答を示している。ターン・オフ後、電流(IG )
は(破線で示されるように)零になる。この動作はよく
知られたものである。したがって、これ以上の説明は要
しないであろう。
【0018】カソードとゲートとの間の電圧(UGR)
は、ゲート電流が最大になる時間に素早く立ち上がり、
わずかにオーバシュートし、電流(IG )が零になる
と、再び減少する。一般に、電圧(UGR)は、その後、
外部から一定値、例えば15V(破線の電圧応答)に保た
れる。
は、ゲート電流が最大になる時間に素早く立ち上がり、
わずかにオーバシュートし、電流(IG )が零になる
と、再び減少する。一般に、電圧(UGR)は、その後、
外部から一定値、例えば15V(破線の電圧応答)に保た
れる。
【0019】この発明によると、測定電流(IM )がゲ
ート回路に流される。その結果、電流(IG )は、零に
は減少せずに、ターン・オフ過程の後に測定電流
(IM )の値となる。その結果、電圧(UGR)応答も変
化する。電圧の最終値は、(一点鎖線で示すように)よ
り高い値に維持される。
ート回路に流される。その結果、電流(IG )は、零に
は減少せずに、ターン・オフ過程の後に測定電流
(IM )の値となる。その結果、電圧(UGR)応答も変
化する。電圧の最終値は、(一点鎖線で示すように)よ
り高い値に維持される。
【0020】図3に示すように、この電圧(UGR)の最
終値は、GTOの空乏層の温度に比例して変化する。約
100 mAの測定電流と用いると、約16.5mV/Kから16.7mV
/Kの傾きが、GTOのタイプに依存したテスト層で測定
された。これにより、GTOのシリコン空乏層の温度
を、正確にかつ測定された電圧を用いた簡単な方法で、
導出することができる。
終値は、GTOの空乏層の温度に比例して変化する。約
100 mAの測定電流と用いると、約16.5mV/Kから16.7mV
/Kの傾きが、GTOのタイプに依存したテスト層で測定
された。これにより、GTOのシリコン空乏層の温度
を、正確にかつ測定された電圧を用いた簡単な方法で、
導出することができる。
【0021】この電圧は、過渡的なターン・オフ過程が
減衰するまでは、うまく測定されない。この減衰後に、
この電圧は、一般に空乏層の温度にのみ依存した定常状
態の値になる。
減衰するまでは、うまく測定されない。この減衰後に、
この電圧は、一般に空乏層の温度にのみ依存した定常状
態の値になる。
【0022】図1は、GTO(1)を備えた回路の配置
を示している。このGTO(1)は、例えばスイッチン
グ・オン回路(2)およびスイッチング・オフ回路
(3)によって、従来通りの方法で駆動される。GTO
(1)は、例えば、複数のGTOを備えた装置の一部で
あってもよい。スイッチング・オン回路(2)は、GT
O(1)をトリガする機能をもつ。スイッチング・オフ
回路(3)は、GTO(1)をターン・オフする機能を
もつ。スイッチング・オン回路(2)およびスイッチン
グ・オフ回路(3)は、電圧供給源(5.1 )および(5.
2 )から電圧の供給をうける。スイッチング・オン回路
(2)およびスイッチング・オフ回路(3)の両方は、
GTOのゲートとカソードとの間に接続されている。そ
れらの動作方法は、前提条件として知られており、ここ
ではより詳細な説明はしない。
を示している。このGTO(1)は、例えばスイッチン
グ・オン回路(2)およびスイッチング・オフ回路
(3)によって、従来通りの方法で駆動される。GTO
(1)は、例えば、複数のGTOを備えた装置の一部で
あってもよい。スイッチング・オン回路(2)は、GT
O(1)をトリガする機能をもつ。スイッチング・オフ
回路(3)は、GTO(1)をターン・オフする機能を
もつ。スイッチング・オン回路(2)およびスイッチン
グ・オフ回路(3)は、電圧供給源(5.1 )および(5.
2 )から電圧の供給をうける。スイッチング・オン回路
(2)およびスイッチング・オフ回路(3)の両方は、
GTOのゲートとカソードとの間に接続されている。そ
れらの動作方法は、前提条件として知られており、ここ
ではより詳細な説明はしない。
【0023】破線で囲まれた装置(4)は、この発明の
本質をなすものである。この装置(4)によって、GT
Oの空乏層の温度が、GTOの動作中に、GTOが属す
る装置において測定される。
本質をなすものである。この装置(4)によって、GT
Oの空乏層の温度が、GTOの動作中に、GTOが属す
る装置において測定される。
【0024】この装置(4)は、スイッチング・オン回
路(2)およびスイッチング・オフ回路(3)と並列に
接続されている。装置(4)は、電流源(6)、カソー
ド−ゲート電圧(UGR)の測定装置(8)、および電流
源(6)に電圧を供給する電圧供給源(7)から本質的
に構成されている。
路(2)およびスイッチング・オフ回路(3)と並列に
接続されている。装置(4)は、電流源(6)、カソー
ド−ゲート電圧(UGR)の測定装置(8)、および電流
源(6)に電圧を供給する電圧供給源(7)から本質的
に構成されている。
【0025】この装置(4)を使うと、測定電流
(IM )を流すことができ、同時にGTOのカソードと
ゲートとの間の電圧(VGR)を測定することができる。
装置(4)をスイッチング・オフ回路(3)と減結合さ
せて、大きなdU/dt 値の結果としてGTOが誤ってトリ
ガすることを防止するために、ダイオード(D)をゲー
トとスイッチング・オフ回路(3)との間に付加するこ
とができる。
(IM )を流すことができ、同時にGTOのカソードと
ゲートとの間の電圧(VGR)を測定することができる。
装置(4)をスイッチング・オフ回路(3)と減結合さ
せて、大きなdU/dt 値の結果としてGTOが誤ってトリ
ガすることを防止するために、ダイオード(D)をゲー
トとスイッチング・オフ回路(3)との間に付加するこ
とができる。
【0026】この発明による方法の説明の項で述べたよ
うに、電流源は、例えば約100 mAの電流(IM )を出力
し、電圧(UGR)はターン・オフ後の所定の時刻に測定
される。この測定時刻は、電圧(UGR)が、測定電流
(IM )およびGTOの空乏層の温度にのみ依存するよ
うに、安定した最終値になる時刻であり、これがこの測
定時刻が満たすべき唯一の条件である。
うに、電流源は、例えば約100 mAの電流(IM )を出力
し、電圧(UGR)はターン・オフ後の所定の時刻に測定
される。この測定時刻は、電圧(UGR)が、測定電流
(IM )およびGTOの空乏層の温度にのみ依存するよ
うに、安定した最終値になる時刻であり、これがこの測
定時刻が満たすべき唯一の条件である。
【0027】この発明による方法とその目的に適した装
置を用いることにより、例えばヒート・シンク温度等の
測定を介した回りくどい方法をとることなく、GTOの
空乏層の温度を、その素子から直接に測定することが初
めて可能となる。特に動作中であっても、GTOの空乏
層の温度を測定できる。したがって、GTOに加わる熱
応力の関数として、装置を制御することが可能となる。
置を用いることにより、例えばヒート・シンク温度等の
測定を介した回りくどい方法をとることなく、GTOの
空乏層の温度を、その素子から直接に測定することが初
めて可能となる。特に動作中であっても、GTOの空乏
層の温度を測定できる。したがって、GTOに加わる熱
応力の関数として、装置を制御することが可能となる。
【0028】上記説明から明らかなように、この発明に
ついての数多くの変更または変形を行うことが可能であ
る。したがって、上記の特許請求の範囲に記載された請
求項の範囲内で、この発明がここで特に説明されたもの
以外の形態で実施されるかもしれないことが理解されよ
う。
ついての数多くの変更または変形を行うことが可能であ
る。したがって、上記の特許請求の範囲に記載された請
求項の範囲内で、この発明がここで特に説明されたもの
以外の形態で実施されるかもしれないことが理解されよ
う。
【図1】GTOの空乏層の温度を測定するための、この
発明による回路配置を示す。
発明による回路配置を示す。
【図2】GTOがターン・オフされたときのゲート電流
およびカソードとゲートとの間の電圧の応答を、時間の
関数として示す。
およびカソードとゲートとの間の電圧の応答を、時間の
関数として示す。
【図3】GTOのシリコン空乏層の温度が測定された電
圧に依存する様子を示す。
圧に依存する様子を示す。
1 GTO 2 スイッチング・オン回路 3 スイッチング・オフ回路 4 GTOの空乏層温度測定装置 5.1 、5.2 スイッチング・オン回路およびスイッチン
グ・オフ回路への電圧供給源 6 電流源 7 装置4の電圧供給源 8 ゲート−カソード電圧測定装置 UB1、UB2、UQ 供給電圧 UGR ゲートとカソードとの間の電圧 IM 測定電流 IG ゲート電流
グ・オフ回路への電圧供給源 6 電流源 7 装置4の電圧供給源 8 ゲート−カソード電圧測定装置 UB1、UB2、UQ 供給電圧 UGR ゲートとカソードとの間の電圧 IM 測定電流 IG ゲート電流
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 F 7630−4M 29/74 (72)発明者 ブルーノ ホフシュテッター スイス 5200 ブルック アム ライン 2 (72)発明者 マルクス ケラー スイス 4708 ルーテルバッハ アッフォ ルターシュトラーセ 30
Claims (9)
- 【請求項1】 装置において半導体スイッチとして用い
られ、負荷回路とゲート回路を持ち、上記ゲート回路に
制御電流を与えることにより、上記負荷電流をオンおよ
びオフにスイッチすることができるGTOサイリスタの
空乏層の温度を測定する方法において、 a)上記制御電流に比べると小さな測定電流(IM )
を、上記ゲート回路に与え、 b)上記GTOがターン・オフ状態になった後に、過渡
的なターン・オフ過程が減衰すると、上記GTOのカソ
ードとゲートとの間の電圧(UGR)を測定し、 c)上記GTOの空乏層温度(Tj )を導出するために
上記測定された電圧(U GR)を用いる、ことを特徴とす
る方法。 - 【請求項2】 上記測定電流(IM )が約100 mAであ
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 上記GTOがターン・オフ状態になる
と、上記測定電流(I M )を、少なくとも1回、所定の
測定時間の間、継続して与える、請求項1または2に記
載の方法。 - 【請求項4】 ゲートおよびカソードがスイッチング・
オン回路およびスイッチング・オフ回路を含む駆動回路
に接続された少なくとも1つのGTOを備え、上記GT
Oは、装置において半導体スイッチとして用いられ、か
つ負荷回路およびゲート回路を備え、上記ゲート回路に
制御電流を与えることにより、上記負荷電流をオンおよ
びオフにスイッチすることができるものである、回路配
置において、 測定電流(IM )を上記ゲート回路に与える測定電流付
与装置が設けられている、ことを特徴とする回路配置。 - 【請求項5】 上記測定電流付与装置は、上記GTOの
ゲートとカソードとの間に配置され、電流源およびカソ
ード−ゲート電圧(UGR)を測定する装置を含むもので
ある、請求項4に記載の回路配置。 - 【請求項6】 上記カソード−ゲート電圧(UGR)を測
定する装置は、上記GTOがターン・オフした後で、上
記ゲート電流(IG )が上記測定電流(IM)の値にな
るとすぐに、カソードとゲートとの間の電圧(UGR)を
測定するものである、請求項5に記載の回路配置。 - 【請求項7】 上記スイッチング・オン回路、スイッチ
ング・オフ回路および電流源は、それぞれ一つの電圧源
から電圧の供給を受けるものである、請求項6に記載の
回路配置。 - 【請求項8】 上記測定装置が上記スイッチング・オフ
回路と電気的に減結合されるように、少なくとも一つの
ダイオードが上記スイッチング・オフ回路と上記GTO
のゲートとの間に配置されている、請求項7に記載の回
路配置。 - 【請求項9】 上記電流源が、約100 mAという小さな
電流を出力するものである、請求項8に記載の回路配
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4324982:5 | 1993-07-26 | ||
DE4324982A DE4324982A1 (de) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | Verfahren und Schaltungsanordnung zur Messung der Sperrschichttemperatur eines GTO-Thyristors |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0778969A true JPH0778969A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=6493689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6167822A Pending JPH0778969A (ja) | 1993-07-26 | 1994-07-20 | Gtoサイリスタの空乏層の温度を測定する方法および回路配置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5473260A (ja) |
EP (1) | EP0636866B1 (ja) |
JP (1) | JPH0778969A (ja) |
KR (1) | KR100300364B1 (ja) |
AT (1) | ATE176320T1 (ja) |
CA (1) | CA2126649C (ja) |
DE (2) | DE4324982A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE512796C2 (sv) * | 1998-09-18 | 2000-05-15 | Ericsson Telefon Ab L M | Förfarande jämte anordning för att mäta temperatur i en halvledarkomponent |
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