JPH0778525B2 - 光センサ作製法 - Google Patents

光センサ作製法

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JPH0778525B2
JPH0778525B2 JP3245839A JP24583991A JPH0778525B2 JP H0778525 B2 JPH0778525 B2 JP H0778525B2 JP 3245839 A JP3245839 A JP 3245839A JP 24583991 A JP24583991 A JP 24583991A JP H0778525 B2 JPH0778525 B2 JP H0778525B2
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正信 山本
久和 岡島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファラデー効果を応用
した光磁界センサあるいはポッケルス効果を応用した光
電圧センサ等の光センサの作製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光センサのうち光磁界センサの構
成は、図3にその一例を示すように、ベース21上に光
の入射側から光ファイバー22、フェルール23、ロッ
ドレンズ24、偏光ビームスプリッタ(PBS)からな
る偏光子25、例えばBi12SiO20単結晶(BSO)
からなるファラデー素子26、PBSからなる検光子2
7、ロッドレンズ28、フェルール29、光ファイバー
30を順に配置している。ベース21と上述した各光学
部品との固定は、通常耐熱性を考慮して熱硬化型の樹脂
を接着剤として用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように熱硬化型の樹脂を使用してベース21と各光学部
品とを固定しようとすると、熱処理による硬化が完了す
るまで、ベース21と各光学部品とを仮止めするための
治具をはずすことができないとともに、熱処理に時間を
要する問題があった。その結果、接着剤を用いてロボッ
トによる連続自動組立ラインを構築することができない
問題もあった。
【0004】本発明の目的は上述した課題を解消して、
接着剤を用いても光センサのロボットによる光センサの
自動組立が可能な光センサ作製法を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光センサ作製法
は、ファラデー効果を応用した光磁界センサあるいはポ
ッケルス効果を応用した光電圧センサ等の光センサ作製
法において、紫外線透過率が小さい光学部品については
熱硬化併用の紫外線硬化型樹脂を接着剤として使用し、
ベースと光学部品との間に前記接着剤の少なくとも一部
が接着界面においてはみ出る状態で、ベースおよび光学
部品に紫外線を照射し、ベースと光学部品とを仮止めし
た後、仮止めしたベースおよび光学部品に熱を加える熱
処理を行って、最終的にベースと光学部品を接着するこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上述した構成において、接着剤として熱硬化併
用の紫外線硬化型樹脂を使用して、熱処理による本硬化
の前にベースと光学部品との間に配した接着剤に紫外線
を照射して仮止めを行い、その後仮止めしたベースと光
学部品に対し熱処理による本硬化を行うようにしたた
め、本硬化の際にベースと光学部品とを止めておく治具
を使用せずにベースに対する種々の光学部品の固定を行
うことができる。その結果、本発明の光センサ作製法に
よれば、光センサの組立自動ラインを構築することがで
きる。なお、紫外線透過率の小さい光学部品とベースと
の間に配した接着剤を接着界面からはみ出させる必要が
あるのは、接着面にだけ接着剤が存在すると紫外線を照
射しても接着剤に紫外線があたらず硬化せず、仮止めの
効果を得ることができないためである。もちろん、紫外
線を透過する光学部品についてはかならずしもはみ出し
部を形成する必要はない。
【0007】
【実施例】図1は本発明の対象となる光磁界センサの一
例の構成を示す図であり、図1(a)にその平面図を、
図1(b)にその正面図をそれぞれ示す。図1に示した
光磁界センサの構成は原則的には図3に示した従来の光
磁界センサの構成と同一であり、アルミナ製のベース1
上に光の入射側から光ファイバー2、光ファイバー2の
端部を保護するアルミナ製のフェルール3、入射光を平
行光に変換するガラス製のロッドレンズ4、偏光ビーム
スプリッタ(PBS)からなる偏光子5、例えばBi12
SiO20単結晶(BSO)からなるファラデー素子6、
PBSからなる検光子7、ガラス製のロッドレンズ8、
アルミナ製のフェルール9、光ファイバー10を順に配
置している。ここで、フェルール3(9)とロッドレン
ズ4(8)とでコリメータを構成している。
【0008】上述した構成の光磁界センサにおいて、フ
ェルール3、9およびロッドレンズ4、8は、ベース1
に設けた溝部1a、1bに固定する必要があるととも
に、偏光子5、ファラデー素子6、検光子7をベース1
の端部1cに固定する必要があり、この固定を接着剤に
より行っている。その際、本発明では接着剤として熱硬
化併用の紫外線硬化型樹脂を使用し、紫外線の透過率が
小さい光学部品、ここではフェルール3、9およびファ
ラデー素子6とベース1との接着面に、はみ出し部11
を形成し、その他の光学部品とベース1との接着面に、
はみ出し部を形成しないよう、接着剤を配する必要があ
る。ここで、接着剤としては、熱硬化併用の紫外線硬化
型のアクリレート系接着剤例えばエポキシ/アクリレー
ト系樹脂あるいはウレタン/アクリレート系樹脂を使用
する。
【0009】以下、本発明の光センサの作製法について
図2に示すフローチャートに基づき順を追って説明す
る。なお、図2に示したフローチャートは、自動組立ラ
インで本発明を実行する際のフローについて説明する。
まず、光学部品を固定する位置に熱硬化併用の紫外線硬
化型樹脂を予め塗布したベース1を、組立ステージ上の
位置決め治具にセットする。次に、PBSからなる偏光
子5および検光子7をベース1の端部1cに配置し、偏
光子5および検光子7を押さえる。同様に、BSOから
なるファラデー素子6を、ベース1の端部1cの偏光子
5と検光子7との間に配置するとともに押さえる。
【0010】次に、フェルール3(9)およびロッドレ
ンズ4(8)からなるコリメータを、ベース1の溝部1
aおよび1bに配置する。なお、各光学部品を配置する
際、紫外線透過率が少ない光学部品とベースとの間の接
着剤をはみ出させる必要がある。次に、各種の光学部品
を搭載したベース1をステージごと紫外線照射ステーシ
ョンに移動し、紫外線を照射して仮止めを行う。紫外線
照射の条件は、例えば200mW/cm2 の紫外線を1
分間照射すると好ましい。次に、押さえをはずした後、
仮止めの終了したベース上に各種組立部品を搭載した光
センサを乾燥器に入れ、各光学部品をベースに押さえつ
けることなく熱処理を行い、本硬化を行っている。乾燥
器中での熱処理条件は、例えば82℃で90分間が好ま
しい。
【0011】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものではなく、幾多の変形、変更が可能である。例え
ば、上述した実施例における各光学部品の材質はその一
例を示したもので、フェルールとしてはアルミナ製のほ
かガラス製、ジルコニア製、プラスチック製のものを、
ベースとしてはアルミナ製のほかジルコニア製、チタン
酸カルシウム製、プラスチック製のものをそれぞれ使用
することができる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、接着剤として熱硬化併用の紫外線硬化型樹脂
を使用して、熱処理による本硬化の前にベースと光学部
品との間に配した接着剤に紫外線を照射して仮止めを行
い、その後仮止めしたベースと光学部品に対し熱処理に
よる本硬化を行うようにしたため、本硬化の際にベース
と光学部品とを止めておく治具を使用せずにベースに対
する種々の光学部品の固定を行うことができる。その結
果、本発明の光センサ作製法によれば、光センサの組立
自動ラインを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象となる光磁界センサの一例の構成
を示す図である。
【図2】本発明の光センサ作製法の一例を示すフローチ
ャートである。
【図3】従来の光磁界センサの一例の構成を示す図であ
る。
【符号の簡単な説明】
1 ベース 2、10 光ファイバー 3、9 フェルール 4、8 ロッドレンズ 5 偏光子 6 ファラデー素子 7 検光子 11 はみ出し部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 7/00 F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファラデー効果を応用した光磁界センサ
    あるいはポッケルス効果を応用した光電圧センサ等の光
    センサ作製法において、熱硬化併用の紫外線硬化型樹脂
    を接着剤として使用し、紫外線透過率が小さい光学部品
    についてはベースと光学部品との間に前記接着剤の少な
    くとも一部が接着界面においてはみ出る状態で、ベース
    および光学部品に紫外線を照射し、ベースと光学部品と
    を仮止めした後、仮止めしたベースおよび光学部品に熱
    を加える熱処理を行って、最終的にベースと光学部品を
    接着することを特徴とする光センサ作製法。
JP3245839A 1991-09-25 1991-09-25 光センサ作製法 Expired - Fee Related JPH0778525B2 (ja)

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