JPH077805A - アクティブ集電制御システム - Google Patents
アクティブ集電制御システムInfo
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- JPH077805A JPH077805A JP5147294A JP14729493A JPH077805A JP H077805 A JPH077805 A JP H077805A JP 5147294 A JP5147294 A JP 5147294A JP 14729493 A JP14729493 A JP 14729493A JP H077805 A JPH077805 A JP H077805A
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Abstract
入または突出した区間、すなわち集電装置への変動揚力
が大きく作用する区間だけ、複数の集電装置において、
全体の集電性能を向上させることを目的とする。 【構成】前記区間において複数の集電装置の接触力目標
値を予め設定した二段階のfF1*からfF2*へ切り
替え、集電部材を駆動機構により、架線から強制的に押
し下げる離線制御動作を行なわせる。該制御動作を行な
う集電コントロ−ラと車上コントロ−ラとを接続し、高
速電車を運行管理する地上側の列車運行管制装置からの
走行情報(路線情報、速度情報)を車上コントロ−ラを
介して入力した後、該路線情報Lxと、速度情報Vx及
び該駆動機構の動作時間Txにより算出される離線距離
Ls(=Lx+Vx・Tx)から設定される。
Description
に係り、特に編成した電車システムが300km/h以
上の速度で高速走行してトンネルを通過する時における
集電性能を好適にするアクティブ集電制御システムに関
するものである。
向上(270から300km/h〜350km/h)に
伴い、環境騒音基準値(目標値75dB)を厳守すべく
車外騒音値の大幅な低減が要望されている。特に、編成
した高速電車の屋根上に設置された複数個の集電装置か
ら発生する空力音が大きく、防音壁等による対策では目
標値を満足しない傾向にある。また、高速電車が300
km/h以上の速度で高速走行すると、離線率が増えて
集電性能が悪化する傾向にある。このため、低騒音でか
つ高集電性能を狙った新形集電装置の提案がなされてい
る。その集電装置は大径寸法の集電部材(舟体、支持体
等)を昇降用空気シリンダ、又は昇降用油圧シリンダで
架線へ一定の接触力を得るように押し上げて、接触集電
させている。このような装置として、特公平2−506
81号公報、日経メカトロニクス1992.5.4号
第22頁から第40頁及び、日本機械学会(No.92
0−77)講習会教材(1992年)第27頁から第3
4頁に記載されている。また、アクティブ制御式集電装
置として、特開昭57−85502号、特開昭63−2
1402号、特開平3−93402号公報に開示されて
いる。
図るには騒音周波数の低下を図ることができる大寸法の
翼形状集電部材を用いることが必要である。しかし、該
集電部材及びそれを支持する絶縁用碍子、駆動機構等に
作用する変動揚力fqも増大する。これにより、架線と
の間に作用する接触力fも大きく変動するので、翼形状
集電部材を用いた場合での離線頻度は増大し、集電性能
は従来より悪化する傾向にある。その離線動作に関係す
る接触力fは、架線と該集電部材間に作用するもので、
直接計測が不可能であるが、式(数1)で表わされるよ
うに間接的に求められる。
1´´−z´´)であり、yw´はその速度偏差であ
る。aは架線1の等価質量、bは架線1の等価減衰係数
である。fxは絶縁碍子と駆動ロッド間に設けたロ−ド
セルにより検出できる変動力である。m1、y1´´は
集電部材の質量、加速度である。m3、y3´´は翼形
状集電部材、絶縁碍子、駆動ロッド等の可動部材の質
量、加速度である。
る慣性力m1y1´´、m3y3´´及び変動揚力fq
が大きく変化すると、従来の接触力目標値を一定に制御
する押上力制御方式では架線と集電部材間に作用する接
触力fの大きな変動を抑制することができず、離線率を
低減することができない。特に、高速電車がトンネルへ
突入、突出する前後区間において、集電部材、絶縁用碍
子、駆動機構等に作用する変動揚力fqは瞬間的に大き
くなる。よって、間接的に接触力fを検出してフィ−ド
バック制御した従来方式の場合では、トンネル通過時に
生じる瞬間的な揚力変動を抑制することができないた
め、離線率が増えると共に、架線設備に大損害を与える
等の問題点が起きる。
走行してトンネルへ進入する前後区間やトンネルから外
(明かり区間)へ退出する前後区間、すなわち変動揚力
が大きく作用する区間だけ、複数の集電装置のうち少な
くとも一つの集電部材を架線から強制的に離線させて集
電制御することにより、全体の集電性能を向上させるア
クティブ集電制御システムを提供することにある。
を通過する時に架線設備へ損害を与えることを避ける運
行動作を行い、全体集電システムにおける集電性能の向
上を図るアクティブ集電制御システムを提供することに
ある。
御付集電装置を構成する部材の信頼性を向上することに
ある。
に本発明は、高速電車が明かり区間からトンネル区間へ
突入する前後区間やトンネル区間から明かり区間へ突出
する前後区間において、複数の集電装置の内一つの集電
部材を駆動機構により、架線から離線させる区間を設け
たものである。
区間を高速走行する場合では、架線と複数のアクティブ
制御付集電装置間に作用する定常外力fz(主に、10
〜20Hz)や変動揚力fq(主に、1〜2Hz)が加
わっても、架線に作用する接触力fを小さくする様に接
触力目標値f*(例えば、上り運行では前方fF*,後
方fA*,下り運行ではfF*,後方fH*)に対する
定常の押上力制御を行う。このため、明かり区間での架
線と集電部材間における常時集電動作が行なわれる。こ
れに対して、高速電車がトンネルへ突入、突出する前後
区間では空気の大きな圧力変動が生じるため、複数のア
クティブ制御付集電装置の集電部材、絶縁碍子、駆動機
構等に作用する揚力fqは瞬時的に大きくなる。これに
より、接触力fが非常に増大するので、その前後区間に
おいて集電部材が架線から離線する。これを防ぐため
に、接触力目標値f*(例えば、上り運行では前方の目
標値fF1*をfF2*,後方の目標値fA1*をfA
2*,下り運行では前方の目標値fF1*をfF2*,
後方の目標値fH1*をfH2*)を可変設定してい
る。すなわち、上り運行での高速電車がトンネル入口に
近づいたら路線情報Lxと速度情報Vxにより、駆動機
構を動作させる地点Aを設定すると共に、前方の集電部
材が架線とTx時間だけ離線するように前方の接触力目
標値fF1*からfF2*へ設定する。その時、後方の
集電部材は架線と接触集電しており、高速電車システム
全体としては架線からの電力を供給することができる。
また、ディレィ時間Td後に、後方の集電部材が架線と
Tx時間だけ離線するように後方の接触力目標値fA1
*をfA2*へ可変設定する。さらに、トンネル出口に
近づいたら同様な離線動作を実施させる。これにより、
揚力変動の大きいトンネル突入、突出する前後区間にお
いて、複数のアクティブ制御付集電装置は一時的に離線
動作し架線を大きく振らせないので、トンネル内での架
線変動を小さくして集電動作を行なうことが可能にな
り、架線と集電部材間での全体離線率を低減させ、トン
ネル内での全体集電性能を向上させることができる。
走行する時(上り運行)の集電動作状態を示している。
16両編成(図示は8両編成)の高速電車2A〜2Hが
レ−ル軌道7上を高速走行し、走行するための電力を架
線1より複数のアクティブ制御付集電装置10A,10
Fを介して得ている。車上コントロ−ラ4は、高速電車
2A,2Fの屋根上に搭載された複数のアクティブ制御
付集電装置10A、10F、10Hをアクティブ制御す
る集電コントロ−ラ3A、3F、3Hに地上側の列車運
行管制装置(図示せず)から得た路線情報5(Lx)と
速度情報6(Vx)を渡す。ここでは、トンネル8入口
近傍の前方のアクティブ制御付集電装置10Fが後述す
る離線動作を行なうと共に、後方のアクティブ制御付集
電装置10Aが通常の押上力制御を行なっている。図
上、Lxは前方の該集電装置10Fとトンネル8入口ま
での距離、Loは前方の該集電装置10Fと後方の該集
電装置10A間の距離である。走行方向の前方側の2つ
の集電装置(10Fb、10H)は後述する駆動シリン
ダでドーム内に格納されている図2,図3は、架線1、
高速電車2A、集電コントロ−ラ3F、車上コントロ−
ラ4、及びそれぞれのアクティブ制御付集電装置(10
F等)の構成を示している。アクティブ制御付集電装置
10Aは、架線1に常時接触集電するのに必要なすり板
集電部材11と、該集電部材11を支える固いバネ機構
12と、そのバネ機構12に並列に設けられたダンパ機
構13と、それらの機構11、12、13を支持する翼
型集電部材14と、該集電部材14の下部に設けられた
絶縁碍子15と、該碍子15と図面上並行(走行時で
は、後方部)に設けられた導電用ケ−ブルヘツド16、
架線1からの電力をすり板集電部材11、翼型集電部材
14等を通じて導電ケ−ブルヘツド16へ送る導電ケ−
ブル20と、絶縁碍子15を上下方向に動作させる駆動
ロッド17と、該ロッド17を動作させる駆動シリンダ
18と、該シリンダ18に沿って絶縁碍子15と駆動ロ
ッド17を案内支持する円筒案内機構19と、その機構
19の内に設けられ、絶縁碍子15と駆動ロッド17間
に取り付けられた柔らかいバネ機構21と、その内側に
取り付けられたロ−ドセル22と、円筒案内機構19と
駆動シリンダ18と間に取り付けられた変位計23と、
駆動シリンダ18に加わる流体圧の駆動力を制御信号e
uで制御するサ−ボ駆動回路24と、から構成されてい
る。
援する座、ケーブルヘッド16は駆動シリンダ18に固
定している。18bは導電用被覆ケーブル、18cは集
電装置10Aを回動させるための駆動シリンダ(図示せ
ず)のロッドである。
作用する接触力f30、架線1からすり板集電部材11
へ加わる架線外力fz31、翼型集電部材14、絶縁碍
子15等に作用する揚力fq32、駆動ロツド17に与
える押上力u33等が各々作用している。特に、揚力3
2は翼型集電部材14と、絶縁碍子15、円筒案内機構
19等の可動部材に加わり、高速電車2Aが図面上左右
方向に動く場合に発生する平均揚力と変動揚力の合力f
qから成る。
2、変位計23、サ−ボ駆動回路24の制御信号euを
図示していないが、アンプ回路等を介して検出し、それ
らの検出信号を入力する状態量推定部41と、該推定部
41からアクティブ制御付集電装置10Aの状態量x^
(y1、y3、y1´、y3´、z、z´、z´´、z
´´´等)を状態推定した出力信号により外乱抑圧力推
定信号fa^を求める外乱抑圧力推定部42(ゲインk
1)と、接触力推定信号f^(ゲインk2)を求める接
触力推定部43と、車上コントロ−ラ4からの走行情報
(路線情報Lx、速度情報Vx)により、接触力目標値
fA*を設定する目標値指令部44と、接触力目標値f
A*から接触力推定信号f^を差し引く減算器46と、
その減算値(fA*−f^)を積分補償する積分補償部
(ゲインki)と、その出力値に外乱抑圧力推定信号f
a^を差し引き、制御信号euを求める減算器47と、
から構成されている。
出する場合におけるアクティブ制御付集電装置の離線動
作を図4を参照して説明する。編成した複数の高速電車
2A〜2Hで、トンネル8を突入走行する時、まず前方
の該集電装置10Fがトンネル8入口近傍(A地点)に
来ると、集電コントロ−ラ3A内の目標値指令部44で
は、路線情報Lxと速度情報Vxにより、駆動シリンダ
18を上下動作させる入口前の地点Aを設定すると共
に、前方のすり板集電部材11が架線1とTx時間だけ
離線するように前方の接触力目標値をfF1*からfF
2*(fF1*〉fF2*)へ可変設定する。その時、
後方のすり板集電部材11は架線1と接触集電してお
り、架線1から電力を供給することができる。また、時
間Td後のB地点では、後方のすり板集電部材11が同
様に、架線1とTx時間だけ離線するように後方の接触
力目標値fA1*をfA2*(fA1*〉fA2*)へ
可変設定する。さらに、前方のすり板集電部材11がト
ンネル出口(C地点)に近づいたら、同様な離線動作を
実施させる。また、後方のすり板集電部材11がD地点
に近づくと、同様な離線動作を実施させる。
−ラ3Aの目標値指令部における制御処理を、図5,図
6のフロ−チャ−トを参照して説明する。図6は図5の
Aに接続する。
向に関する運行情報(上り運行、下り運行)を車上コン
トロ−ラ4から受け、上り運行の場合ではステップ
(b)、(c)へ移行し、下り運行の場合ではステップ
(d)、(e)へ移行する。
報(速度情報Vx、路線情報Lx)を入力し、明かり区
間でのアクティブ制御付集電装置10Aの押上力制御に
必要な制御情報、すなわち接触力目標値(前方の該集電
装置ではfF*、後方の該集電装置ではfA*)の設定
及び、積分補償部45のゲインki、外乱抑圧力推定部
42のゲインk1、接触力推定部43のゲインのk2等
を予め設定する。
運行情報(速度情報Vx、路線情報Lx)を入力し、明
かり区間でのアクティブ制御付集電装置10Aの押上力
制御に必要な制御情報、すなわち接触力目標値(前方の
該集電装置ではfF*、後方の該集電装置ではfH*)
の設定等を行なう。
電装置10Aに架線外力fz(主に、10〜20Hz)
や変動揚力fq(主に、1〜2Hz)の外乱が加わって
も、架線1とすり板集電部材11間に作用する接触力f
が小さくなる様に接触力目標値f*(例えば、上り運行
では前方fF*,後方fA*,下り運行ではfF*,後
方fH*)を設定し、その押上力制御を行なっている。
すなわち、ロ−ドセル22と変位計23からの検出信号
(変動力fx、変位y3)とサ−ボ駆動回路24の制御
信号(eu)とにより状態推定した接触力推定信号(f
^)、外乱抑圧力推定信号(fa^)等の帰還信号と、
接触力目標値(f*)との偏差信号を制御信号eu(=
ki ∫ (f*−f^)dt−fa^)に設定してい
る。これにより、外乱が作用しても、すり板集電部材1
1が架線1から離線しないように接触力fの変動を小さ
い値にするように制御している。このため、明かり区間
での架線1とすり板集電部材11間における常時集電動
作が行なわれる。
がトンネル8に近い場合、ステップ(h)に進み、そう
でない場合、ステップ(f)に戻り定常の押上力制御を
行う。 ステップ(h)では、高速電車2A〜2Hが
トンネル8へ突入し、トンネル8内を走行した後、明か
り区間へ突出場合では、トンネル8内の空気の大きな圧
力変動が生じる。そのため、複数のアクティブ制御付集
電装置10A、10Fの該集電部材11、14、絶縁碍
子15等に作用する揚力fqが大きくなり、架線1との
接触力fも増大するので、そのトンネル8の突入、突出
前後区間において架線1からすり板集電部材11が離線
するように接触力目標値を(例えば、上り運行では前方
の目標値fF1*をfF2*に,後方の目標値fA1*
をfA2*に,下り運行では前方の目標値fH1*をf
H2*に,後方の目標値fF1*をfF2*に)可変設
定する。その詳細をステップ(h1)〜(h9)に以下
示す。
車2Hの先頭部がトンネル8に近づいてきたので、速度
情報Vxと路線情報Lxにより接触力目標値f*を可変
設定する路線位置L1を計算し、可変設定位置Ly(地
点A)であればステップ(h3)進み、そうでなければ
待機してその計算を繰り返す。以後、路線位置は常に把
握される。 ステップ(h3)では、前方の集電コント
ロ−ラ3Fにおける目標値指令部44での前方の接触力
目標値をfF1*からfF2*に可変設定(fF1*〉
fF2*)することにより、押上力uを小さくするよう
に制御される。これにより、サ−ボ駆動回路24、駆動
シリンダ18等を介してすり板集電部材11を下方向に
動作させるように作用するため、架線1と離れて離線動
作する。その時、後方の集電コントロ−ラ3Aにおける
目標値指令部44での後方の接触力目標値をfA1*は
一定に設定され、定常の押上力制御を実施しており、後
方の集電装置10Aは接触集電動作を行っている。そし
て、前方の集電装置10FはTx時間後には再び前方の
接触力目標値をfF2*からfF1*に再設定して、定
常の押上力制御を実施し接触集電動作を行う。
0Aが離線動作するために、前方の集電装置10Fが離
線動作から接触集電動作へ復帰した時を基準にしたディ
レィ時間Tx(=Lo/Vx)を設定する。
テップ(h3)と同様に後方の集電コントロ−ラ3Aに
おける目標値指令部44での後方の接触力目標値をfA
1*からfA2*に可変設定(fA1*〉fA2*)す
ることにより、押上力uを小さくするように制御され
る。これにより、離線動作する。そして、Tx時間後に
は再び定常の押上力制御を実施し接触集電動作を行う。
頭部がトンネル8の出口近傍になると、トンネル8突出
区間になるので速度情報Vxと路線情報Lxにより接触
力目標値f*を可変設定する路線位置L2を計算し、可
変設定位置Lzであればステップ(h7)進み、そうで
なければ待機して、その計算を繰り返す。
トンネル8から突出する前方の集電装置10Fはステッ
プ(h3)と同じ離線動作を行う。
と同じディレィ時間を持つ。
後方の集電装置10Aはステップ(h5)と同じ離線動
作を行う。
がトンネル8を完全に通過した場合エンドとなり、そう
でなければそうでなければ待機する。
0km/h以上で高速走行する場合では離線動作時間T
xを1.0〜2.0s、ディレィ時間Tdを0.5〜
1.0sに設定している。また、定常時の接触力目標値
fF1*、fA1*は50〜100N、離線時の接触力
目標値fF2*、fA2*は0〜−50Nである。
動の大きいトンネル1へ突入、突出する前後区間におい
て、複数のアクティブ制御付集電装置10A、10Fは
離線動作するので、架線を大きく振らせることなく、大
きな変動力を作用させないので、トンネル1内を走行す
る間での架線変動の影響を小さくして集電動作を行なう
ことが可能になり、架線1とすり板集電部材11間での
全体離線率を低減させ、トンネル1内での全体集電性能
を向上させることができる。
行時間帯がほぼ同じで、かつ同じ走行路線を高速電車が
走行した場合では、列車運行管理装置介して後方を走行
する高速電車のアクティブ制御付集電装置の離線動作パ
タ−ンを、前方を走行する複数のアクティブ制御付集電
装置の離線動作パタ−ン情報と同じか少し補正をかける
こともできる。特に、センサ等が故障した場合に実施さ
れることがある。
速走行してトンネルへ突入または突出した前後区間、す
わち変動揚力が大きく作用する区間だけ、複数のアクテ
ィブ集電装置のうち少なとも一つの集電部材を架線から
強制的に離線させて集電制御するので、全体の集電性能
を向上させることができるものである。
装置構成図である。
る。
ム図である。
ある。
トである。
トである。
ントロ−ラ、4…車上コントロ−ラ、5…速度情報、6
…線路情報、8…トンネル、10A〜10H…アクティ
ブ制御付集電装置、11…すり板集電部材、14…翼型
集電部材、17…駆動ロッド、18…駆動シリンダ、4
4…目標値指令部
Claims (5)
- 【請求項1】架線に接触する集電部材と、該集電部材を
上下方向に変位動作させる駆動機構と、該駆動機構を制
御する制御装置とから成り、かかる集電装置を複数組備
えるアクティブ集電制御システムにおいて、前記集電装
置のそれぞれが明かり区間からトンネルへ突入する前後
区間とトンネルから明かり区間へ突出する前後区間に渡
り、前記集電部材を架線から離すように前記駆動機構を
作動させること、を特徴とするアクティブ集電制御シス
テム。 - 【請求項2】請求項1に記載のアクティブ集電制御シス
テムにおいて、前記離線区間はトンネルの入口又は出口
前後区間で、高速電車の路線情報と、速度情報及び前記
駆動機構の動作時間により算出される離線距離から設定
されることを特徴とするアクティブ集電制御システム。 - 【請求項3】請求項1に記載のアクティブ集電制御シス
テムにおいて、前記駆動機構は前記集電部材に作用する
上下方向の変動力と変位を検出する力検出器と変位計か
らの出力信号により、上下動作するサ−ボ機構で構成さ
れており、該力検出器と該変位計の出力信号及び前記駆
動機構の制御信号とを入力し、前記集電部材に作用する
接触力推定信号と外乱抑圧力推定信号を状態推定する状
態推定回路により算出した帰還信号と、前記離線区間で
設定される接触力目標値信号との偏差信号により制御さ
れることを特徴とするアクティブ集電制御システム。 - 【請求項4】請求項3に記載のアクティブ集電制御シス
テムにおいて、前記接触力目標信号は予め設定した二段
階の接触力目標値で設定され、前記離線区間で切り替え
設定することを特徴とするアクティブ集電制御システ
ム。 - 【請求項5】請求項1又は2に記載のアクティブ集電制
御システムにおいて、前記離線区間では、編成電車の少
なくとも二つ以上の前記集電装置の前記接触力目標値が
異なることを特徴とするアクティブ集電制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147294A JPH077805A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | アクティブ集電制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147294A JPH077805A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | アクティブ集電制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077805A true JPH077805A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15426961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5147294A Pending JPH077805A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | アクティブ集電制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077805A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2833216A1 (fr) * | 2001-12-12 | 2003-06-13 | Faiveley Transport | Dispositif de selection pour la mise en relation d'un dispositif de regulation et d'une pluralite de pantographes |
US7353846B2 (en) | 2003-08-12 | 2008-04-08 | Max Co., Ltd. | Motor-driven reinforcing rod binding machine |
WO2016000860A1 (de) * | 2014-07-01 | 2016-01-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum steuern einer stromabnehmer-konfiguration eines zugverbandes |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP5147294A patent/JPH077805A/ja active Pending
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EP1327555A1 (fr) * | 2001-12-12 | 2003-07-16 | Faiveley Transport | Dispositif de sélection pour la mise en relation d'un dispositif de régulation et d'une pluralite de pantographes |
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