JPH0778057A - プリンタ制御システム - Google Patents

プリンタ制御システム

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JPH0778057A
JPH0778057A JP5180627A JP18062793A JPH0778057A JP H0778057 A JPH0778057 A JP H0778057A JP 5180627 A JP5180627 A JP 5180627A JP 18062793 A JP18062793 A JP 18062793A JP H0778057 A JPH0778057 A JP H0778057A
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JP5180627A
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Inventor
Shigeru Iida
茂 飯田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワープロ等の電子機器を複数用いて、複数の
プリンタをできるだけ効率的に利用できるようにする。 【構成】 電子機器1からプリンタ対して通信手段5を
介して無線通信を行って、印字処理中でないプリンタを
選択し、印字命令を送信するとともに、印字データを送
信する。また、全てのプリンタが印字処理中の場合は、
電子機器1のCPU10が各プリンタの印字予約状況を
把握して、予約の少ないプリンタに対して印字予約を行
うとともに、印字データを送信して、プリンタのメモリ
に記憶させる。プリンタは、処理中の印字動作が終了し
た後、予約されている印字データの出力処理が行われ
る。プリンタ制御システム内の複数の電子機器1とプリ
ンタとが、それぞれ固有の暗証番号を設定し、暗証番号
を持った相手方との間でのみ印字データのやり取りを行
い、システム外の機器がプリンタを勝手に利用するのを
防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ制御システム
に係り、詳細には、文書入力や編集機能を有する電子機
器とプリンタとを分離して、プリントデータの授受を無
線通信にて行うプリンタ制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、文書作成や編集作業は、パーソナ
ルコンピュータやワードプロセッサなどの電子機器を使
って行っている。そして、その作成されたデータを紙に
プリントアウトする場合、電子機器本体とプリンタとが
分離されているプリンタ分離型のシステムにおいては、
通常、電子機器本体とプリンタとがケーブルで1対1、
あるいは、1個のプリンタに対して複数の電子機器がバ
ッファメモリ等を介して接続されている。
【0003】このように、従来は、電子機器本体とプリ
ンタとを1対1に対応させて使用しているため、電子機
器本体に比べて使用頻度の低いプリンタを1台の電子機
器が専有することとなり、プリンタの使用効率が悪かっ
た。また、1個のプリンタに複数の電子機器が接続され
ている場合、プリンタの使用効率は向上するが、室内配
線が煩雑になってしまうとともに、各電子機器の形式に
よっては使用可能なプリンタとそうではないものとがあ
り、必ずしも、1個のプリンタに集中接続することがで
きなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のプ
リンタ分離型のシステムにあっては、電子機器本体とプ
リンタとを1対1に対応させてケーブルで接続する場合
に、プリンタの使用効率が悪くなり、電子機器と同じ台
数だけプリンタを要することから、その分のプリンタ設
置スペースを確保しなければならないという問題があっ
た。
【0005】また、1個のプリンタに複数の電子機器が
ケーブルで接続されている場合、プリンタの使用効率は
向上するが、室内配線が煩雑になってしまうとともに、
各電子機器の形式によっては使用できるプリンタと、そ
うではないものとがあり、必ずしも1個のプリンタにま
とめられないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、ワープロやパーソナルコ
ンピュータを多数使用する業務でプリンタをできるだけ
効率的に利用できるようにすると共に、プリンタの設置
スペースが少なくて済むプリンタ制御システムを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載するように、通信手段を用いて複数のプリンタを複数
の電子機器で使用するプリンタ制御システムにおいて、
前記プリンタが、電子機器と無線で通信する無線通信手
段と、通信相手の電子機器を判別する電子機器判別手段
と、プリンタが印字処理中か否かを知らせる印字処理状
態通知手段と、を備え、前記電子機器が、プリンタと無
線で通信する無線通信手段と、通信相手のプリンタを判
別するプリンタ判別手段と、動作停止中のプリンタを検
索する空プリンタ検索手段と、検索した空プリンタに対
して印字命令及び印字データを送信するデータ送信手段
と、を備え、電子機器が印字処理可能な空プリンタを探
して印字データを無線で送信し、当該プリンタに印字さ
せることにより上記目的を達成している。
【0008】また、本発明は、請求項2に記載するよう
に、前記プリンタが、電子機器からの印字予約命令を記
憶する予約命令記憶手段と、該予約された印字データを
記憶する印字データ記憶手段と、を備え、前記電子機器
が、前記プリンタの予約命令記憶手段に記憶されている
予約状況データから最も予約の少ないプリンタを検索す
る予約プリンタ検索手段と、印字予約を行う印字データ
を送信する予約印字データ送信手段と、を備え、全ての
プリンタが印字動作中の場合に、各プリンタの印字予約
状況を把握し、予約の少ないプリンタに対して印字予約
命令と印字予約データとを送信し、印字予約を行うよう
にしても良い。
【0009】さらに、本発明は、請求項3に記載するよ
うに、前記複数の電子機器と前記複数のプリンタとの間
で相互に相手方を判別するための暗証番号を設定登録
し、当該暗証番号をやり取りして相手方を特定する暗証
番号設定登録手段を備えるようにしてもよい。
【0010】
【作用】本発明の手段の作用は、次の通りである。
【0011】請求項1記載の発明では、複数の電子機器
と複数のプリンタとの間で電子機器判別手段及びプリン
タ判別手段により通信相手を判別しつつ、無線通信手段
により通信が行われ、プリンタ側から印字処理状態通知
手段で印字処理中か否かが通知され、電子機器の空プリ
ンタ検索手段がこの通知を利用して動作停止中の空きプ
リンタを探す。空きプリンタがあった場合、電子機器
は、データ送信手段により印字命令及び印字データをプ
リンタに送信して印字させる。これにより、電子機器と
プリンタとの間には、データ転送用の配線が不要とな
り、複数の電子機器から複数のプリンタに対して最も適
切なプリンタが自動的に選択され、無線通信で印字命令
を行って、印字データを送信し、印字される。
【0012】請求項2記載の発明では、全てのプリンタ
が印字動作中であって、空きプリンタが無い場合は、電
子機器が予約プリンタ検索手段によりプリンタの予約命
令記憶手段に記憶されている予約状況データの中から最
も予約の少ないプリンタを検索し、そのプリンタの予約
命令記憶手段に電子機器からの印字予約命令を記憶させ
る。そして、電子機器から予約印字データ送信手段によ
り印字予約を行った印字データを送信し、プリンタの印
字データ記憶手段で予約された印字データが記憶され
る。これにより、全てのプリンタが印字中であっても、
予約の最も少ないプリンタが自動的に選択されて、効率
の良い印字予約がなされる。
【0013】請求項3記載の発明では、複数の電子機器
と複数のプリンタとがそれぞれ暗証番号設定登録手段を
備え、固有の暗証番号を設定登録することによって、当
該暗証番号のやり取りが行われ、相手方が特定される。
これにより、複数の電子機器と複数のプリンタ間で印字
データを授受しても、どのプリンタで印字動作や印字予
約がなされたかを確実に把握できるとともに、システム
内の電子機器とプリンタの間でのみ印字データのやり取
りを行うようにすることもできる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図1〜図11
を参照しながら実施例を説明する。
【0015】まず、本実施例の構成を説明する。
【0016】図1は本発明のプリンタ制御システムに係
る電子機器本体の構成ブロック図であり、図2は図1の
RAMのメモリ領域を説明する図である。
【0017】本実施例の電子機器1は、ワードプロセッ
サであって、図1に示すように、LCD(Liquid Cryst
al Display) モジュール2は、入力文書を表示して編集
作業等を行う液晶表示装置である。
【0018】ROM(Read Only Memory) 3は、表示用
のキャラクタジェネレータ(以下、CGともいう)や印
字用のCGやワードプロセッサ(以下、ワープロともい
う)を動作させるための基本プログラム等を格納してい
る。なお、このROM3には、プリンタ制御用のソフト
を持っていない。これは、電子機器本体(以下、本体と
もいう)にプリンタが内蔵されていない分離型を採用し
ているからである。また、上記した印字用CGは、印刷
イメージの外字合成機能の有無により省略することもで
きる。
【0019】RAM(Random Access Memory) 4は、図
2に示すように、ユーザデータ領域11として、例え
ば、ワープロ文書データ、スケジュールデータ、テレホ
ンデータ、外字登録データ、ユーザ辞書データ、表処理
データ等を記憶する各種メモリ領域を持っている。ま
た、ワークエリア12は、ワープロにおけるデータ処理
の上で一時的に必要な記憶領域である。なお、このワー
クエリア12には、プリンタ用の印字バッファを持た
ず、後述する分離されたプリンタ側に印字バッファを持
つような構成としている。但し、印刷イメージ機能を持
たす場合は、印字バッファよりも容量の小さな専用バッ
ファを持たせるようにすることもできる。また、通信手
段用としては、特定の電子機器とプリンタとの間で相互
に通信を行うための暗証データをRAM4に登録する暗
証データ登録領域13を持っている。
【0020】通信手段5は、無線により通信するもので
あればその手段は限定されず、例えば、赤外線通信やA
M(Amplitude Modulation) 、FM(Frequency Modula
tion) その他の電波通信等が適当であり、送受信可能な
双方向の通信手段が用いられている。
【0021】コネクタ6は、オプション等の周辺機器と
接続するためのコネクタであり、例えば、ここでは9ピ
ンコネクタが図示してある。
【0022】フロッピーディスクドライブ(FDD)7
は、3.5インチや5インチ等のFDを駆動させて、そ
の磁気ディスクに文書データ等を保存したり、読み出し
を行ったりするものである。
【0023】キーボード8は、文書データ等の入力や編
集作業等を行うためのデータ入力装置である。
【0024】ビデオRAM(VRAM:Video Random A
ccess Memory) 9は、LCDモジュール2に表示するた
めの文書データを一時的に保持するものである。
【0025】CPU(Central Processing Unite) 10
は、上記した各部の制御を行って、電子機器1の動作を
制御するもので、例えば、FDD7を制御するフロッピ
ーディスクコントローラ(FDC)、キーボード8を制
御するキーボードコントローラ(KBC)、あるいはL
CDの駆動信号のタイミングを制御するLCタイミング
コントローラ(LCTC)などで構成されている。
【0026】このように、上記実施例の電子機器1は、
プリンタが分離され、無線で印字データのやり取りをす
るので、プリンタとプリンタ用周辺回路及びプリンタの
ソフトウェアを持っていない。
【0027】図3は本発明のプリンタ制御システムに係
るプリンタの構成ブロック図であり、図4は図3のRA
Mのメモリ領域を説明する図である。
【0028】本実施例のプリンタ21は、図3に示す各
部で構成されており、印字出力部22は、送られてきた
印字データに基づいて用紙に印字出力するもので、カッ
トシートトレイ22aは、所定の大きさのカートシート
をストックしておき、図示しないフィーダを介して印字
出力部22に印字用紙を供給するものである。
【0029】プリンタ周辺回路部23は、例えば、プリ
ンタを制御するためのプリンタ制御ロジック回路やプリ
ンタを駆動させるためのプリンタドライバなどから構成
されている。ROM24は、印字用のCGやプリンタ2
1を動作させるための基本プログラム等が格納されてい
る。
【0030】RAM25は、図4に示すように、ユーザ
データ領域30として、例えば、ワープロ文書データ、
スケジュールデータ、テレホンデータ等を記憶する各種
メモリ領域を持っている。また、RAM25には、前記
ROM24の印字用CGから印字パターンを展開するた
めの印字用バッファ31を持っている。さらに、RAM
25には、プリンタにおけるデータ処理を行う上で一時
的に必要な記憶領域であるワークエリア32を持ってい
る。また、通信手段用としてRAM25には、印字処理
中を示すビジーフラグを記憶するビジーフラグ記憶領域
33と、本体1からの印字予約の情報を貯える予約命令
記憶領域34と、特定の本体とプリンタ間でのみ通信を
行ってプリントアウトするための暗証データを登録して
おく暗証データ登録領域35とを持っている。
【0031】通信手段26は、本体1と無線により通信
を行うものであり、前記した電子機器1の通信手段5と
同じ送受信可能な双方向の通信手段を用いている。
【0032】予約表示LED(Light Emitting Diode)
27は、プリンタが使用中の場合に本体1から印字の予
約が行われると点灯して、予約状態にあることを表示す
る。ビジー表示LED28は、当該プリンタ21が印字
処理中の場合に点灯して、現在印字処理を行っているこ
とを表示する。
【0033】CPU29は、例えば、印字出力部22、
通信手段26の制御、あるいは予約表示LED27、ビ
ジー表示LED28のLED制御等を行って、プリンタ
21の各部の動作を制御するものである。
【0034】図5は、本実施例のプリンタ制御システム
の構成例を示す図である。
【0035】図5に示すように、本実施例におけるプリ
ンタ制御システム40は、上述した構成の本体(ワープ
ロ)が4台(本体1〜4)と、2台のプリンタ(プリン
タ1、2)とが双方向で無線通信可能なように構成され
ている。もちろん、本発明はこの構成に限定されるもの
ではなく、本体あるいはプリンタの数を増減してもよ
い。
【0036】以上述べたように、本実施例のプリンタ制
御システム40は構成されており、以下、その動作を図
6〜図11を用いて説明する。
【0037】図6は、本体からのプリンタの選択と予約
状態を説明する図である。
【0038】図5に示すように、プリンタ制御システム
を組んだ場合に、本体(例えば、本体1)からプリンタ
(プリンタ1又は2)に対して印字命令を送信すると、
送信時点でのプリンタの印字処理状況に応じたプリンタ
が選択あるいは予約が行われる。そして、図6では、プ
リンタ1がプリンタ2よりも優先するように予め登録さ
れているものとする。
【0039】そこで、例えば、プリンタ1及び2がビジ
ー状態の場合、処理終了待ち情報を印字命令を送信した
本体へ返送する。また、プリンタ1及び2の予約の有無
に係わらず、プリンタ1がビジーでない場合は(NOT
BUSY状態)、プリンタ1が選択される。さらに、
プリンタ1がビジー状態であって、プリンタ2がビジー
でない場合は、プリンタ1及び2の予約の有無に係わら
ず、プリンタ2が選択される。また、プリンタ1の予約
が無い場合で、プリンタ2の予約の有無に係わらず、プ
リンタ1及び2がビジーならば、プリンタ1に予約が行
われる。さらに、プリンタ1に予約が有る場合で、プリ
ンタ2に予約が無く、プリンタ1及び2がビジーなら
ば、プリンタ2に予約が行われるように制御される。こ
のように、プリンタ1及びプリンタ2の処理状況に応じ
て、最適なプリンタの選択あるいはプリンタの予約等が
自動的に行われる。
【0040】次に、図7は、本体及びプリンタのRAM
の暗証データ登録領域に暗証データが登録された状態を
示す図である。
【0041】図7に示されるように、プリンタ1の暗証
データとしてPR1、プリンタ2の暗証データをPR2
とし、このプリンタの暗証データを本体及びプリンタの
RAMに登録しておく。そして、本体側には、複数のプ
リンタの暗証データが登録可能であって、その登録順序
がプリンタの選択時、あるいは予約時における優先順位
となる。
【0042】また、本体側には、本体1〜本体4までの
各本体の暗証データをそれぞれHT1、HT2、HT
3、HT4として登録される。そして、この暗証データ
の登録動作は、図1のキーボード8により入力が行わ
れ、登録されたデータは、バックアップ電池により、バ
ックアップが行われる。
【0043】さらに、プリンタ側の暗証データの登録
は、DIPスイッチなどを設けておき、例えば、4個の
スイッチを設けたとすると、16通りの設定が可能とな
り、PR1〜PR16に対応(16台のプリンタが接続
使用)できる。
【0044】図8及び図9は、本体からプリンタの選択
及び予約を行う場合の動作を説明するフローチャートで
ある。このフローでは、システムの暗証データの登録が
予め上記図7のように行われているものとして、説明す
る。
【0045】図8に示すように、本体1からプリンタ1
に対してスタートコードが送信され(ステップS1)、
本体1の暗証データ(HT1)を送信するとともに(ス
テップS2)、選択するプリンタ1の暗証データ(PR
1)を送信する(ステップS3)。ここまでが、セット
動作となる。
【0046】次に、プリンタから送られてくるビジーフ
ラグの受信を待って(ステップS4)、ビジーフラグを
受信した場合は、ステップS5でプリンタ1がビジーか
否かを判断し、プリンタ1がビジーならば、エンドコー
ドを送信する(ステップS6)。そして、再度スタート
コードを送信し(ステップS7)、本体1の暗証データ
(HT1)を送信するとともに(ステップS8)、次に
選択するプリンタ2の暗証データ(PR2)を送信する
(ステップS9)。ここで、ビジーフラグの受信待ちを
行い(ステップS10)、プリンタ2がビジーか否かが
判断される(ステップS11)。
【0047】ここで、上記ステップS5あるいはステッ
プS11において、プリンタ1又はプリンタ2がビジー
でない場合は、ステップS12に進み、ビジーでないプ
リンタに対して印字命令を送信するとともに、印字用の
データを送信した後(ステップS13)、エンドコード
を送信して(ステップS14)、終了する。
【0048】次に、ステップS11でプリンタ2がビジ
ーである場合は、図9のステップS15へ移行し、エン
ドコードがプリンタ2に送信される。
【0049】そして、ステップS15まで来た場合は、
プリンタ1及び2が共にビジーであるため、次の印字予
約動作が開始される。そこで、スタートコードの送信を
行い(ステップS16)、HT1送信(ステップS1
7)、PR1送信(ステップS18)を行った後、ステ
ップS19で本体1からプリンタ1に対して予約確認命
令送信が行われ、予約情報待ちになっているか否かが判
断される(ステップS20)。ここで、プリンタにおい
て予約が可能な場合は(ステップS21)、本体1から
無線でプリンタ1に対して予約命令を送信してから(ス
テップS22)、印字用データを送信し(ステップS2
3)、データ送信終了後はエンドコードを送信する(ス
テップS24)。また、ステップS21で予約ができな
い場合は、ステップS25に移行し、エンドコードを送
信する。
【0050】次に、スタートコードの送信を行い(ステ
ップS26)、HT1送信(ステップS27)、PR2
送信(ステップS28)を行った後、ステップS29で
本体1からプリンタ2に対する予約確認命令送信が行わ
れ、予約情報待ちになっているか否かが判断される(ス
テップS30)。ここで、プリンタ2において予約が可
能な場合は(ステップS31)、上記したステップS2
2〜ステップS24で印字予約動作が行われる。また、
ステップS31で予約ができない場合は、エンドコード
を送信して(ステップS32)、本体1側の表示部に
「予約不可」等の文字を表示させる(ステップS3
3)。
【0051】次に、プリンタ側の受信動作を説明する。
【0052】図10は、プリンタにおけるスタートコー
ドの受信フローチャートであり、図11は、プリンタに
おける予約確認命令受信フローチャートである。
【0053】図10に示されるように、プリンタは、本
体からスタートコードを受信したか否かを判断して(ス
テップS51)、スタートコードを受信した場合は、そ
のスタートコードを送信した機器(本体1〜本体4)の
機器コードを受信し(ステップS52)、予め登録され
ている機器コードリストと照合して、一致した場合に本
体機器が特定される。次に、プリンタコードを受信し
(ステップS54)、そのプリンタコードとプリンタ
1、プリンタ2に対応するディップスイッチ(DIP
SW)とを比較して(ステップS55)、一致しなけれ
ばステップS51に戻り、一致した場合は、当該プリン
タがビジー状態か否かが判別される(ステップS5
6)。ここで、プリンタがビジー状態であるならば、ビ
ジーフラグが送信され(ステップS57)、ビジー状態
でない場合は、ノット・ビジーフラグが送信される(ス
テップS58)。
【0054】上記何れかのフラグを送信した後、本体か
らのデータ受信の有無が判断され(ステップS59)、
データの受信があると、そのデータが印字命令か否かを
判断する(ステップS60)。印字命令であった場合
は、印字用のデータを受信し、その受信データをRAM
に格納する(ステップS61)。そして、エンドコード
を受信した場合は、印字処理に移行する(ステップS6
2)。
【0055】上記ステップS60において、本体から印
字命令を受信しなかった場合は、図11のステップS6
3に進む。ステップS63では、受信したデータが印字
予約確認命令か否かが判断され、印字予約確認命令でな
い場合は、他の処理がなされる。またステップS63で
印字予約確認命令の場合は、プリンタ側で印字予約が可
能か否かを判断し(ステップS64)、予約が可能であ
るならば、予約OKフラグを送信し(ステップS6
5)、予約が不可能であるならば、予約NG(ノー・グ
ッド)フラグを本体側に送信して、後述するステップS
70に進む。
【0056】また、ステップS65で予約OKフラグを
送信した後は、本体側からのデータ受信を待ち(ステッ
プS67)、データの受信があった場合は、その受信デ
ータが印字予約命令か否かが判断される(ステップS6
8)。
【0057】本体からプリンタに印字予約命令が受信さ
れた後、印字用データの受信を行い、これらの受信デー
タは、プリンタのRAMに格納される(ステップS6
9)。ステップS68で受信データが印字予約命令でな
い場合、あるいは、ステップS69の処理を行った後、
本体からエンドコードの受信があったか否かを判断し
(ステップS70)、エンドコードが受信されると、印
字処理に移行する。
【0058】以上述べたように、本実施例のプリンタ制
御システムは、複数の電子機器本体と複数のプリンタと
の間を、相互に無線通信を使って制御データや印字デー
タのやり取りが行われる。そして、本体からプリンタに
対して印字命令を送信すると、印字動作を行っていない
空きプリンタの有無を自動的に判別して、空きプリンタ
に対して印字処理を行わせることができる。
【0059】また、全てのプリンタが印字動作中であっ
て、空きプリンタがない場合は、自動的に各プリンタの
印字予約状況を把握し、予約の少ないプリンタに対して
印字予約がなされる。そして、プリンタが空き次第、印
字予約された印字データが自動的に出力処理される。
【0060】さらに、複数の電子機器と複数のプリンタ
との間で暗証番号を設定登録して、相互に相手方を判別
しながら制御データや印字データ等のやり取りが行われ
るので、システム外の機器が勝手に利用するのを防止す
ることができるようになった。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の電
子機器と複数のプリンタとが通信相手を確認しつつ、無
線通信手段により通信が行われ、プリンタ側から印字処
理中か否かが通知され、電子機器ではこの通知により動
作停止中の空きプリンタを探すことができる。そして、
空きプリンタがあった場合は、電子機器から印字命令及
び印字データをプリンタに送信して印字させるので、電
子機器とプリンタ間では、データ転送用の配線が不要と
なり、複数の電子機器から複数のプリンタに対して無線
通信でデータの印字命令がなされると、最も適切なプリ
ンタが自動的に選択されて、印字処理することができ
る。
【0062】請求項2記載の発明によれば、全てのプリ
ンタが印字動作中で空きプリンタが無い場合は、電子機
器がプリンタ側の予約状況データから最も予約の少ない
プリンタを検索し、そのプリンタに電子機器からの印字
予約命令を送信するとともに、その印字予約を行った印
字データを送信して記憶させるので、全てのプリンタが
印字中であっても、予約の最も少ないプリンタが自動的
に選択されて、効率の良い印字予約を行うことができる
ようになった。
【0063】請求項3記載の発明によれば、複数の電子
機器と複数のプリンタとに、固有の暗証番号を設定登録
する暗証番号設定登録手段を備えているので、その暗証
番号をやり取りして、システム内の相手方を特定するこ
とができる。このため、どのプリンタで印字動作や印字
予約がなされたかを確実に把握することができるととも
に、システム外の電子機器が勝手にプリンタを利用する
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタ制御システムに係る電子機器
本体の構成ブロック図である。
【図2】図1のRAMのメモリ領域を説明する図であ
る。
【図3】本発明のプリンタ制御システムに係るプリンタ
の構成ブロック図である。
【図4】図3のRAMのメモリ領域を説明する図であ
る。
【図5】本実施例のプリンタ制御システムの構成例を示
す図である。
【図6】本体からのプリンタの選択と予約状態を説明す
る図である。
【図7】本体及びプリンタのRAMの暗証データ登録領
域に暗証データが登録された状態を示す図である。
【図8】本体からプリンタの選択及び予約を行う場合の
動作を説明するフローチャートである。
【図9】本体からプリンタの選択及び予約を行う場合の
動作を説明するフローチャートである。
【図10】プリンタにおけるスタートコードの受信フロ
ーチャートである。
【図11】プリンタにおける予約確認命令受信フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 電子機器 2 LCDモジュール 3 ROM 4 RAM 5 通信手段 6 コネクタ 7 フロッピーディスクドライブ(FDD) 8 キーボード 9 VRAM 10 CPU 21 プリンタ 22 印字出力部 23 プリンタ周辺回路 24 ROM 25 RAM 26 通信手段 27 予約表示LED 28 ビジー表示LED 29 CPU 40 プリンタ制御システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B41J 2/00 3/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信手段を用いて複数のプリンタを複数の
    電子機器で使用するプリンタ制御システムにおいて、 前記プリンタは、 電子機器と無線で通信する無線通信手段と、 通信相手の電子機器を判別する電子機器判別手段と、 プリンタが印字処理中か否かを知らせる印字処理状態通
    知手段と、 を備え、 前記電子機器は、 プリンタと無線で通信する無線通信手段と、 通信相手のプリンタを判別するプリンタ判別手段と、 動作停止中のプリンタを検索する空プリンタ検索手段
    と、 検索した空プリンタに対して印字命令及び印字データを
    送信するデータ送信手段と、 を備え、 電子機器が印字処理可能な空プリンタを探して印字デー
    タを無線で送信し、当該プリンタに印字させることを特
    徴とするプリンタ制御システム。
  2. 【請求項2】前記プリンタは、 電子機器からの印字予約命令を記憶する予約命令記憶手
    段と、 該予約された印字データを記憶する印字データ記憶手段
    と、 を備え、 前記電子機器は、 前記プリンタの予約命令記憶手段に記憶されている予約
    状況データから最も予約の少ないプリンタを検索する予
    約プリンタ検索手段と、 印字予約を行う印字データを送信する予約印字データ送
    信手段と、 を備え、 全てのプリンタが印字動作中の場合に、各プリンタの印
    字予約状況を把握し、予約の少ないプリンタに対して印
    字予約命令と印字予約データとを送信し、印字予約を行
    うことを特徴とする請求項1記載のプリンタ制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記複数の電子機器と前記複数のプリンタ
    との間で相互に相手方を判別するための暗証番号を設定
    登録し、当該暗証番号をやり取りして相手方を特定する
    暗証番号設定登録手段を備えたことを特徴とする請求項
    1又は2記載のプリンタ制御システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5928335A (en) * 1996-10-30 1999-07-27 Ricoh Company, Ltd. Client/server system having middleware-based interface between client and server image processing objects
US6831177B1 (en) 1999-06-02 2004-12-14 Shionogi & Co., Ltd. Processes for the preparation of substituted propenone derivatives
JP2017130870A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 セイコーエプソン株式会社 無線通信端末、エラー復帰処理システムおよびエラー復帰処理プログラム

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