JPH0777917B2 - 安全装置付き給液ノズル - Google Patents

安全装置付き給液ノズル

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JPH0777917B2
JPH0777917B2 JP2098154A JP9815490A JPH0777917B2 JP H0777917 B2 JPH0777917 B2 JP H0777917B2 JP 2098154 A JP2098154 A JP 2098154A JP 9815490 A JP9815490 A JP 9815490A JP H0777917 B2 JPH0777917 B2 JP H0777917B2
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JP
Japan
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liquid supply
ball valve
valve
supply nozzle
safety device
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俊明 本橋
武司 山口
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Tatsuno Corp
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Tatsuno Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/42Filling nozzles
    • B67D7/44Filling nozzles automatically closing
    • B67D7/52Filling nozzles automatically closing and provided with additional flow-controlling valve means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、給液ノズルの抜け落ち等によって生じる液の
吐出を未然に防止するようにした安全装置付きの給液ノ
ズルに関する。
(従来技術) 給液ノズルの筒先部が注液口に完全に挿入されていなか
ったような場合には、ときとして給液ノズルが抜け落ち
て筒先から液が吐出するという事故が発生する。
このような液の吐出事故を防ぐために、筒先部に位置す
る空気流路管の液面検知用開口部にボール弁を併設し
て、筒先部がある角度以上上向きに傾いた場合に、ボー
ル弁が液面検出用の開口部を塞いで空気流路管内を負圧
にし、自動閉弁機構を作動させるようにした安全機構を
備えた給液ノズルが使用されている。
ところが、このように安全機構を筒先部に設けたもの
は、液面検出部が必然的に大きくなり、その分流路面積
が減少して吐出抵抗が大きくなるばかりでなく、筒先部
をタンクの注液口に挿入する際この部分に衝撃が加わり
易いため、安全機構が誤作動して給液作業に支障をきた
すといった不都合が生じる。
これに対し、米国特許第3323560号明細書あるいは米国
特許第3548893号明細書に見られるように、安全機構を
液面検知部と負圧発生部を結ぶ空気流路管の一部に設け
たものは、通路面積の広い個所に安全機構を配設するこ
とができるため、給液抵抗を高めることがなく、また衝
撃等による影響を少なくすることができるといった利点
を有しているが、反面において、給液ノズルは一般に注
液口に挿入し易いよう筒先部が若干下向きに折曲形成さ
れているため、筒先部が上向きに傾斜した状態にならな
い場合でも、空気流路管の中間部分では上向きに傾斜し
た状態になってしまう場合も生じ、しかも空気流路管内
には給液の際に負圧発生部に向けて常時空気流が生じて
いるため、この部分がわずかに傾斜してもボール弁が管
路を閉塞して給液を停止させてしまうといった誤動作が
生じ易い問題を有している。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、大きく傾斜した異常時にのみ確実
に供給停止動作を行なう新たな安全装置付き給油ノズル
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明はかかる課題を達成するための安全装
置付き給液ノズルとして、筒先部から自動閉弁機構の負
圧発生部に至る空気流路の一部に、筒先部が上向きにな
った際に空気流路を閉塞する弁受体を配設した安全装置
付き給液ノズルにおいて、弁受体を筒状でかつ内径の大
なるベール弁収容室と、内径が小さくかつボールが嵌り
込む漏斗状のボール弁受部とによって構成するととも
に、ボール弁収容室とボール弁受部との境の内径が異な
る部分に、ボール弁の移動と規制する段部を形成するよ
うにしたものである。
(作用) このように構成したことにより、管路が多少上向きに傾
斜した程度ではボール弁がボール弁受部に嵌り込んでむ
やみに流路を閉塞するのを抑えることができる。
(実施例) そこで以下に図示した実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例をなす安全機構、つまり異常
時に給液を停止させる機構を示したものであり、また第
2図、第3図はこの安全機構を備えた給液ノズルを示し
たものである。
はじめに第2、3図により給液ノズルの概要を説明す
る。
図中符号2はバネ3により常時流路を閉塞するよう付勢
された弁杆で、この弁杆2は、プッシュロッドを介して
レバー5により開弁操作されるように構成されている。
6は弁杆2とプッシュロッド4とを結合離脱させるピン
で、自動閉弁機構7の一部を構成するダイヤフラム7bに
取付けられていて、ダイヤフラム7bが負圧を受けて上方
に変位した際には、プッシュロッド4との係合を解いて
弁杆2を閉弁方向に動作させて流路を閉塞するように動
作する。
この給液ノズル1には、その筒先部10内に空気流路管11
が設けられ、また胴部12には後述する弁受体20を介して
空気流路管11と連通する空気導孔13が設けられていて、
この空気流路管11は、空気導孔13を介してチェック弁14
の負圧発生部15と、自動閉弁機構7の負圧室7aに連通
し、筒先部10の先端近傍に臨んだ空気流路管11の開口部
11aが液により閉塞された場合、もしくは弁受体20が閉
塞された場合には、負圧室7aに作用する負圧により自動
閉弁機構7を作動させて流路を閉塞するように構成され
ている。
つぎに第1図により本発明の主要部をなす弁受体20につ
いて説明すると、この弁受体20は異常時に給液停止動作
のきっかけを作る安全機構をなすもので、空気流路管11
と接続する空気流の上流側を内径の大なるボール弁収容
部21として形成する一方、空気導孔13と接続する空気流
の下流側をボール弁25と当接して空気流路を閉塞する漏
斗状のボール弁受部22として形成し、さらに、これらの
ボール弁収容部21とボール弁受部22との境にボール弁25
の移動を規制する段部23を設けることによって、筒先部
10を上にして胴部12が大きく上向きに傾斜した場合にの
みボール弁25が段部23を超えてボール弁受部22内に入り
込むことができるように構成されている。なお、図中符
号24はボール弁25が空気流路管11を塞がないようにした
ストッパを示している。
このように構成したことにより、いま給液ノズル1が筒
先部10を下向きにしてタンクの注液口に挿入された通常
の状態のもとでは、ボール弁25は、自重によりストッパ
24に当接してボール弁収容室21の大径側にあって、空気
流路管11からチェック弁14の負圧発生部15へと流れる空
気の流れを阻害しない。
また、胴部12が若干上向きに傾斜した状態で給液ノズル
1が注液口に差込まれた状態のもとでも、ボール弁25は
段部23に衝当ってボール弁受部22内へ入り込むことがで
きないため、空気の流れは正常に維持される。
これに対し、何らかの原因で給液中に給液ノズル1がタ
ンクの注液口から外れたような場合、給液ノズル1は筒
先部10を上にして落下する。
このような事態になると、胴部12は、筒先部10に設けた
曲折部により筒先部10より大きな角度をもって上向きに
傾斜するため、ボール弁受部21内のボール弁25は、段部
23を乗越えてボール弁受部22内に入り込む空気流路を瞬
時に閉塞する。
これにより、負圧発生部15への空気の供給は断たれ、こ
れに伴って負圧室7a内に生じた負圧によりダイヤフラム
7bは上向きに変形し、これと一体のピン6をプッシュロ
ッド4の凹部から離脱させて弁杆2の拘止を解き、これ
をバネ3の付勢力により弁座8に当接させて流路を閉塞
する。
(効果) 以上述べたように本発明には、筒状でかつ内径の大なる
ボール弁収容室と、内径が小さくかつボールが嵌り込む
漏斗状のボール弁受部との境に段部を設けたことによっ
て、ボールがボール弁受部に入り込むのを抑えて、空気
流路をみだりに閉塞してしまうといった誤動作を生じさ
せることなく、給液操作を円滑に行なわすことができる
ばかりでなく、この弁受部を射出成形によって成形する
場合には、内面を特にテーパー状にしなくてもこの段部
による型離れをよくして、その成形効率を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す安全機構の断面図、第
2図、第3図は安全機構を備えた給液ノズルの一例を断
面で示した側面図と上面図である。 1……給液ノズル、2……弁杆 7……自動閉弁機構、10……筒先部 11……空気流路管、12……胴部 15……負圧発生部、20……弁受体 21……ボール弁収容部、22……ボール弁受部 23……段部、25……ボール弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒先部から自動閉弁機構の負圧発生部に至
    る空気流路の一部に、筒先部が上向きになった際に上記
    空気流路を閉塞する弁受体を配設した安全装置付き給液
    ノズルにおいて、 上記弁受体を筒状でかつ内径の大なるボール弁収容室
    と、内径が小さくかつボールが嵌り込む漏斗状のボール
    弁受部とによって構成するとともに、上記ボール弁収容
    室と上記ボール弁受部との境の内径が異なる部分に、上
    記ボール弁の移動を規制する段部を形成したことを特徴
    とする安全装置付き給液ノズル。
JP2098154A 1990-04-12 1990-04-12 安全装置付き給液ノズル Expired - Fee Related JPH0777917B2 (ja)

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