JPH0777901B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH0777901B2
JPH0777901B2 JP2102073A JP10207390A JPH0777901B2 JP H0777901 B2 JPH0777901 B2 JP H0777901B2 JP 2102073 A JP2102073 A JP 2102073A JP 10207390 A JP10207390 A JP 10207390A JP H0777901 B2 JPH0777901 B2 JP H0777901B2
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door
refueling
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hose
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士郎 政井
勝彦 関谷
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば灯油等の液体燃料を計量売りするため
にトラックの荷台に搭載する給油装置に関する。
〔従来の技術〕
かかる給油装置は、第5図に示すようにトラック1の荷
台1aに貯油タンク2と給油機3とを搭載し、給油機3は
給油機ケース3a内に貯油タンク2に連通する配管を配設
し、該配管途中に給油ポンプと流量計を取付け、先端に
給油ノズル4を有する給油ホース5を前記配管に連結し
たもので、給油ホース5は給油機ケース3a内に設けたリ
ールに巻取り繰出し自在に巻回してあり、給油機ケース
3aにはこの給油ホース5の引き出し口6を形成し、該引
き出し口6には開閉扉20を設けてある。
この開閉扉20は、従来、例えば上部を給油機ケース3aに
形成した引き出し口6上端に蝶番21などを用いて上下に
回動自在に軸着し、給油の際の給油ホース5引き出し時
には、開閉扉20を蝶番21による軸着部を中心にして手前
から上方に引上げ、開位置では例えば自動車のボンネッ
トなどに利用する従来周知の支棒22により開閉扉20を開
状態に保持するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
開閉扉を開位置に保持する手段として支棒のごとき部材
を用いるものであるため、一方の手で扉を上方の開位置
に保持しつつ、他方の手で支棒を引き出しこれを扉と引
き出し口との間に張設する作業を行うことになり、作業
性がよくないばかりか、給油の準備作業に手間取ること
となって1個所での給油作業全体に時間を要し能率がよ
くないものであった。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、ホース引
き出し口の扉を開位置に簡単に保持でき、扉の開閉作業
の作業性を向上でき、給油の準備作業に要する時間を短
縮化でき、作業能率の向上を図ることのできる給油機を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、給油機ケース内に設
けたソールに巻回した給油ホースを給油機ケースより引
き出すホース引出口に設ける扉において、該扉は任意の
開位置にそのまま保持する開閉保持具を介して引き出し
口に回動自在に取付け、前記開閉保持具は給油機ケース
の前面パネルの内側に取り付けた固定部材に一方を小径
部に他方を大径部に形成した軸を固定し、扉の上部内側
に取り付けた回動片に端部を固定した筒体部材を前記軸
の小径部に回動自在に嵌入し、一端を回動片に固定した
コイルバネを筒体部材及び軸の大径部に密に巻回したも
のであり、前記扉は、上部扉と下部扉とを蝶番で折り畳
み自在に連結した分割体で構成し、下部扉の下部表側に
は回動自在な把手を設け、下部扉の裏側に把手と連動す
るフックを設け、上部扉の裏面に前記フックが係合する
係止突片を設けることを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、給油ホースを引き出すに際し、ホース
引き出し口の扉を上方に回動して引上げ、蝶番の個所で
下部扉を上部扉の下側に折り畳んで重ね合わせ、フック
と係止突片とで下部扉を上部扉に固定すれば、この開位
置で何らの操作も要せずにコイルバネと軸との摩擦力に
より扉が開状態にそのまま保持される。よって、扉を引
上げて直ぐにそのまま手を離し、次の給油作業に取りか
かることができる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の給油装置の要部であるホース引き出し
口の扉部分の正面図、第2図は同上要部の扉の開閉保持
手段の横断平面図、第3図は扉の縦断側面図、第4図は
給油装置をトラックの荷台に搭載した状態の全体斜視図
で、第4図に示した給油装置の全体構成は第5図の従来
例について既に説明した通りトラック1の荷台1aに貯油
タンク2と給油機3とを搭載し、給油機3は給油機ケー
ス3a内に貯油タンク2に連通する配管を配設し、該配管
途中に給油ポンプと流量計を取付け、先端に給油ノズル
4を有する給油ホース5を前記配管に連結したもので、
給油ホース5は給油機ケース3a内に設けたリールに巻取
り繰出し自在に巻回してあり、給油機ケース3aの前面に
は給油ホース5の引き出し口6を形成し、該引き出し口
6に扉7を設けた。
該扉7は上部扉7aと下部扉7bとの分割体で構成し、上部
扉7aと下部扉7bとを蝶番8により折り畳み自在に連結し
たもので、上部扉7aの上端を扉7を任意の開位置にその
まま保持する開閉保持手段である開閉保持具9を介して
引き出し口6上縁位置で給油機ケース3aに取付けた。
この開閉保持具9は一例として、第2図、第3図に示す
ように、給油機ケース3aの前面パネル10の内側に取付く
固定部材11に、扉7の内側に取付く回動片12を回動自在
に組合わせたもので、固定部材11に固定された軸13は一
方を小径部13aに他方を大径部13bに形成され、端部を回
動片12に固定した筒体部材14を小径部13aに回動自在に
嵌入し、一端を回動片12に固定したコイルバネ15を筒体
部材14及び大径部13bに密に巻回した。
また、扉7の下部扉7bの下部表側には回動自在な把手16
を設け、該把手16に対向させて下部扉7bの裏側に把手16
と連動するフック17を設け、上部扉7aの裏面に前記フッ
ク17が係合する係止突片18を設ける。
次に使用法及び動作について説明する。
トラック1走行中など非給油時には、給油ホース5はリ
ールに巻回された状態で給油機ケース3a内に収納されて
おり、給油ホース5の引き出し口6は扉7で閉塞されて
いる。この状態ではフック17が引き出し口6下縁位置で
前面パネル10に係合し扉7は閉状態を保持している。
給油機3で灯油などの液体燃料を容器などに給油するに
は、把手16を回してフック17と前面パネル10との係合を
解除し、把手16を握ったまま扉7を手前から上法へと回
しながら引き上げ、さらに蝶番8の個所で下部扉7bを上
部扉7aの下側に折り畳んで重ね合わせ把手16を回してフ
ック17を上部扉7aの裏側に設けてある係止突片18に掛止
して下部扉7bを上部扉7aに固定する。
かかる扉7の上方への回動時には、上部扉7aに固定して
ある回動片12が軸13を中心にして上方に回動する。
この時、回動片12に固定されたコイルバネ15はコイルバ
ネ15がゆるむ方向に回動するのであまり力は必要でなく
扉を開くのは容易である。
よって、扉7を上方に回動し開いて任意の開位置で扉7
から手を離せば、コイルバネ15と軸13の大径部13bとの
摩擦力によりこの位置でコイルバネ15が大径部13bに圧
着し、該コイルバネ15と一体的に回動した筒体部材14及
びこの筒体部材14が固定されている回動片12もこの位置
で停止し、この回動片12が固定されている扉7はこの開
位置でそのまま停止する。この時、扉の自重による閉る
方向への回動力はコイルバネ15と大径部13bで締まる方
向に作用している。すなわち、バネ径が小さくなる方向
に働いているので扉7は自重で閉まることはない。
このようにして扉7を上方に回動して開く場合は任意の
開位置で把手16から手を離せば摩擦力によって開閉保持
具9により扉7は開状態にそのまま保持される。
以上のようにして引き出し口6が開放されたならば、給
油ホース5を引き出して給油ノズル4から灯油などをポ
リタンクなどの容器に給油する。
給油が終り、給油ノズル4、給油ホース5をリールに巻
き取って給油機ケース3a内に収納したならば、前記とは
逆の動作で扉7をそのまま下方に回動して引き降せば、
コイルバネ15は回動片12及び筒体部材14とともに軸13の
大径部13bとの摩擦力に抗しながら回動する。この時、
コイルバネ15は締まる方向に回動するので開方向に比べ
て力が必要となるが扉の自重によりあまり負荷とならな
い。そして、フック17を引き出し口6下縁位置で給油機
ケース3aに係合して扉7を閉め、引き出し口6を閉塞す
る。なお、近所の家に行く場合、給油ノズル4をノズル
掛けに掛ければ扉7は閉める必要はない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の給油装置は、ホース引き出し
口の扉を開く場合に、扉を回動して開けば開位置で何の
操作も要せずにそのまま開状態を保持できるので、扉の
開閉作業をスムーズに行え給油の準備作業に要する時間
を短縮でき作業能率を向上できる。
また、引き出し口近くに扉を開位置に支持するための支
棒などが存しないから、この支棒などが給油ホース引き
出しの邪魔になることもなく、給油作業も行い易いもの
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給油装置の要部であるホース引き出し
口の扉部分の正面図、第2図は同上要部の扉の開閉保持
手段の横断平面図、第3図は扉の縦断側面図、第4図は
給油装置をトラックの荷台に搭載した状態の全体斜視
図、第5図は従来例を示す全体斜視図である。 1……トラック、1a……荷台 2……貯油タンク、3……給油機 3a……給油機ケース、4……給油ノズル 5……給油ホース、6……引き出し口 7……扉、7a……上部扉 7b……下部扉、8……蝶番 9……開閉保持具、10……前面パネル 11……固定部材、12……回動片 13……軸、13a……小径部 13b……大径部、14……筒体部材 15……コイルバネ、16……把手 17……フック、18……係止突片 20……開閉扉、21……蝶番 22……支棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給油機ケース内に設けたソールに巻回した
    給油ホースを給油機ケースより引き出すホース引出口に
    設ける扉において、該扉は任意の開位置にそのまま保持
    する開閉保持具を介して引き出し口に回動自在に取付
    け、前記開閉保持具は給油機ケースの前面パネルの内側
    に取り付けた固定部材に一方を小径部に他方を大径部に
    形成した軸を固定し、扉の上部内側に取り付けた回動片
    に端部を固定した筒体部材を前記軸の小径部に回動自在
    に嵌入し、一端を回動片に固定したコイルバネを筒体部
    材及び軸の大径部に密に巻回したものであり、前記扉
    は、上部扉と下部扉とを蝶番で折り畳み自在に連結した
    分割体で構成し、下部扉の下部表側には回動自在な把手
    を設け、下部扉の裏側に把手と連動するフックを設け、
    上部扉の裏面に前記フックが係合する係止突片を設ける
    ことを特徴とする給油装置。
JP2102073A 1990-04-18 1990-04-18 給油装置 Expired - Fee Related JPH0777901B2 (ja)

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JP4825701B2 (ja) * 2007-02-09 2011-11-30 株式会社電制 電気式人工喉頭

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS608364U (ja) * 1983-06-27 1985-01-21 シャープ株式会社 ふたの開閉装置
JPS6147400A (ja) * 1984-08-07 1986-03-07 株式会社 東京タツノ トラツクの荷台に搭載される給油装置

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JPH046100A (ja) 1992-01-10

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