JPH0777730B2 - ゴムチユ−ブの離型及び取出し方法及びその装置 - Google Patents

ゴムチユ−ブの離型及び取出し方法及びその装置

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JPH0777730B2
JPH0777730B2 JP61296607A JP29660786A JPH0777730B2 JP H0777730 B2 JPH0777730 B2 JP H0777730B2 JP 61296607 A JP61296607 A JP 61296607A JP 29660786 A JP29660786 A JP 29660786A JP H0777730 B2 JPH0777730 B2 JP H0777730B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、未加硫ゴムチューブの離型及び取出し方法
及びその装置に係わり、更に詳しくは円筒マンドレルと
未加硫ゴムチューブとの剥離,取出しを一工程により行
うことが出来ると共に、品質の安定性を向上させたゴム
チューブの離型及び取出し方法及びその装置に関するも
のである。
〔従来技術〕
従来、円筒マンドレル上で成形された未加硫ゴムチュー
ブを加硫工程前にマンドレルから取出す作業において、
円筒マンドレルに密着した未加硫ゴムチューブをマンド
レルから剥離させてマンドレルを取り出す方法として
は、未加硫ゴムチューブと円筒マンドレルとの間に、そ
の一端側からエアノズルの先端を挿入させてセットし、
このエアノズルから高圧エアを吹き込んでゴムチューブ
を拡径させるとともに密着を剥がし、その後に単にマン
ドレルを手で抜き出すと言う方法が採られていた。
然しながら、このような従来の方法の場合には、未加硫
ゴムチューブと円筒マンドレルとの剥離及びマンドレル
の取り出しまでに多くの時間を要し、また高圧エアを吹
き込み時のゴムチューブの膨張量が均一にならないた
め、寸法のバラツキが大きくなり、品質が不安定になる
と言う問題があった。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、その目的とするところはゴムチューブとマンド
レルとの剥離及びマンドレルの取り出しまでを簡単に、
しかも一工程で行うことが出来るので、一連の工程を短
時間に処理することが出来、また製品の寸法バラツキを
なくして品質精度を向上させたゴムチューブの離型及び
取出し方法及びその装置を提供するものである。
〔発明の構成〕
この発明は上記目的を達成するため、一端が封止され、
他端が解放された開閉可能な上型と下型との内部に、マ
ンドレル上に成形されたゴムチューブを内装し、前記上
型と下型との他端側開口部から、前記マンドレルとゴム
チューブとの間にエアノズルの先端部を挿入し、このエ
アノズルから高圧エアを供給することによりマンドレル
とゴムチューブとを剥離させると共に上型と下型との封
止側の空間部に流出した高圧エアの圧力によりマンドレ
ルを他端側開口部から突出させることにより、マンドレ
ルとゴムチューブとの剥離工程及びゴムチューブからマ
ンドレルを抜き出す工程を一工程により行うことが出
来、短時間に、効率良く作業を行うと共に、高圧エアに
よるゴムチューブの膨張を金型内壁に均一に規制するこ
とにより品質制度の向上を図ることを要旨とするもので
ある。
また、この発明は一端が封止され、他端が解放された上
型と下型とをヒンジを介して開閉可能に構成した金型本
体と、この金型本体に内装して離型及び取出しを行うマ
ンドレル及びゴムチューブと、前記上型と下型との他端
側開口部から、前記マンドレルとゴムチューブとの間に
高圧エアを供給するエアノズルとから成り、架台上に前
記金型本体の下型を駆動手段を介して摺動自在に載置
し、前記上型の開閉端部側に、下型の移動時にヒンジを
支点として上型を開閉させる開閉手段を設けると共に、
金型本体の閉鎖時に上型を下型に押圧する押圧手段を設
け、金型に対するゴムチューブ及びマンドレルのセット
を効率良く行うことが出来、作業性及び安全性を向上さ
せることが出来ることを要旨とするものである。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の実施例を説明する。
第1図及び第2図は、この発明の実施したゴムチューブ
の離型及び取出し装置の全体平面図と正面図とを示し、
未加硫ゴムチューブGと円筒マンドレルMとを収容する
金型本体1は、架台2上に設置されている。
前記金型本体1は、第5図(a),第5図(b),第5
図(c)に示すように、一端が封止され、他端が解放さ
れた上型3aと下型3bとで構成され、この上型3aと下型3b
とは、第3図に示すように一側部がヒンジ4を介して開
閉可能に構成されている。
前記架台2上に載置された下型3bは、第1図及び第3図
に示すように、エアーシリンダ等の駆動手段5を介して
摺動自在に載置され、また前記上型3aの開閉端部側上部
には、下型3bの移動時にヒンジ4を支点として上型3aを
開閉させる開閉手段6が設けられている。
また、7は前記金型本体1の閉鎖時に上型3aを下型3bに
押圧する押圧用ブラダー等の押圧手段を示している。
次に、個々の構成を具体的に説明する。前記エアーシリ
ンダ等の駆動手段5は、架台2上のフレーム8に水平に
固定され、この駆動ロッド9が下型3bを載置した摺動ベ
ース板10の一端にアーム11を介して連結されている。
また、下型3bの移動時にヒンジ4を支点として上型3aを
開閉させる開閉手段6は、上型3aの開閉端部側上部にフ
ランジ12が突設され、このフランジ12の先端にロープ13
の一端を連結すると共に、このロープ13は前記フレーム
8の上部に回転可能に取付けられたプーリ14a,14bに掛
け廻して、その後端側に一定重量のウエイトWを取付け
て構成されている。
また金型本体1の閉鎖時に上型3aを下型3bに押圧する押
圧用ブラダー等の押圧手段7は上型3a上のフレーム8に
固定され、金型本体1の閉鎖時に作業流体を導入させる
ことにより膨張させて、その圧力により上型3aを下型3b
に押圧するように構成されている。
なお、押圧手段7は上記の実施例に限定されず、例えば
シリンダ等により押圧するようにしても良い。
次に、上型3aと下型3bとの内部に収容するマンドレルM
上に成形されたゴムチューブGの端部の構成について説
明すると、この発明ではゴムチューブGとマンドレルM
とを金型本体1に収容させておき、そしてマンドレルM
とゴムチューブGとを、その一端側の間にエアノズル15
を挿入すると共に、高圧エアAを吹き込むことによりマ
ンドレルMとゴムチューブGとを剥離させるとともに、
マンドレルMを開口部側から金型外部に突出させようと
するものである。従って、前記エアノズル15の先端側に
は、第4図に示すように上型3aと下型3bとの開口部1aの
内壁面に形成された凹部16a,16bと係合する係合突起17
が形成され、そしてその内側には、高圧エアAの吐出路
18と吐出口19とが環状に形成されている。
次に、ゴムチューブの離型及び取出し方法を第3図,第
4図,第5図(a),第5図(b),第5図(c)及び
第6図〜第9図を参照しながら説明する。
まず、この発明で実施するゴムチューブGの構成を説明
すると、第9図に示すように円筒マンドレルM上に成形
されたゴムチューブGは、チューブゴム20上に2層のコ
ード補強層21a,21bが被覆され、更にこの上にはカバー
ゴム22が被覆されて構成されている。
そして、このようなゴムチューブGからマンドレルMを
剥離させると同時に抜き出す方法としては、第3図の金
型本体1を破線で示すセット位置にて円筒マンドレルM
上に成形されたゴムチューブGを下型3b内に配設し、更
にエアノズル15の先端側を、ゴムチューブGとマンドレ
ルMとの間に挿入させてセットし、この状態から駆動手
段5を収縮作動させると、下型3bは第3図の実線の位置
まで移動し、これと同時に上型3aの上面は、フレーム8
に設けられた図示しないガイド装置に摺接しながらヒン
ジ4を支点として閉鎖される。
この後に、押圧手段7に作動流体を導入して膨張させる
ことにより上型3aを下型3bに押圧させることにより上型
3aを下型3bに押圧させて密着させ、上型3aと下型3bとの
接合部から流体が洩れないようにする。この状態が第6
図の状態である。
そして、エアノズル15から高圧エアA(この実施例では
4〜5kg)を吹き込むと、この高圧エアAの圧力により
ゴムチューブGとマンドレルMとが剥離(第7図の状
態)し、更にこの高圧エアAは金型本体1の封止された
一端側の室Xに流出し、X室の圧力が上がりマンドレル
Mの先端面Maを押圧することにより第8図のようにマン
ドレルMを金型本体1から外部(図の左方向)に突出さ
せることが出来るのである。
このような一連の工程は、エアノズル15から高圧エアA
を吹き込むと略同時に行われ、一瞬の内に剥離工程とマ
ンドレルMの抜き出しを行うことが出来る。
また一連の工程が完了したら、押圧手段7を解除し、前
記駆動手段5を伸張作動させると、下型3bは第3図の破
線の位置まで移動し、これと同時に上型3aは、ウエイト
Wの重量により常時解放側に付勢されているので、ヒン
ジ4を支点として解放され、次の作業の段取りが行われ
る。
以上のような操作は、全て自動的に行われ人手を介する
ことなく効率良く行うことが出来るのである。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のように一端が封止され、他端が解放
された開閉可能な上型と下型との内部に、マンドレル上
に成形されたゴムチューブを内装し、前記上型と下型と
の他端側開口部から、前記マンドレルとゴムチューブと
の間にエアノズルの先端部を挿入し、このエアノズルか
ら高圧エアを供給することによりマンドレルとゴムチュ
ーブとを剥離させると共に、上型と下型との封止側の空
間部に流出した高圧エアの圧力によりマンドレルを他端
側開口部から突出させることにより、マンドレルとゴム
チューブとの剥離工程及びゴムチューブからマンドレル
を抜き出す工程を一工程により行うことが出来、短時間
に効率良く作業を行うことが出来ると共に、高圧エア供
給によるゴムチューブの剥離時に発生するゴムチューブ
の膨張を金型内壁により均一に規制することが出来るた
め、寸法のバラツキがなくなり、製品品質の安定化を図
ることが出来る効果がある。
また、一端が封止され、他端が解放された上型と下型と
をヒンジを介して開閉可能に構成した金型本体と、この
金型本体に内装して離型及び取出しを行うマンドレル及
びゴムチューブと、前記上型と下型との他端側開口部か
ら、前記マンドレルとゴムチューブとの間に高圧エアを
供給するエアノズルとから成り、架台上に前記金型本体
の下型を駆動手段を介して摺動自在に載置し、前記上型
の開口端部側に、下型の移動時にヒンジを支点として上
型を開閉させる開閉手段を設けると共に、金型本体の閉
鎖時に上型を下型に押圧する押圧手段を設けたので、金
型に対するゴムチューブ及びマンドレルのセットを効率
良く行うことが出来、作業性及び安全性を向上させるこ
とが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この発明の実施したゴムチューブ
の離型及び取出し装置の全体平面図と正面図、第3図は
要部拡大正面図、第4図は第2図のP部の拡大断面図、
第5図(a),第5図(b),第5図(c)は、金型本
体の左側面図,縦断面図,右側面図、第6図〜第8図は
作動工程を示す説明図、第9図はゴムチューブの構成を
示す斜視図である。 1……金型本体、1a……他端開口部、2……架台、3a…
…上型、3b……下型、4……ヒンジ、5……駆動手段、
6……開閉手段、7……押圧手段、15……エアノズル、
Mマンドレル、G……ゴムチューブ、A……高圧エア、
X……空間部(室)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 23:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が封止され、他端が解放された開閉可
    能な上型と下型との内部に、マンドレル上に成形された
    ゴムチューブを内装し、前記上型と下型との他端側開口
    部から、前記マンドレルとゴムチューブとの間にエアノ
    ズルの先端部を挿入し、このエアノズルから高圧エアを
    供給することによりマンドレルとゴムチューブとを剥離
    させると共に、上型と下型との封止側の空間部に流出し
    た高圧エアの圧力によりマンドレルを他端側開口部から
    突出させることを特徴とするゴムチューブの離型及び取
    出し方法。
  2. 【請求項2】一端が封止され、他端が解放された上型と
    下型とをヒンジを介して開閉可能に構成した金型本体
    と、この金型本体に内装して離型及び取出しを行うマン
    ドレル及びゴムチューブと、前記上型と下型との他端側
    開口部から、前記マンドレルとゴムチューブとの間に高
    圧エアを供給するエアノズルとから成り、架台上に前記
    金型本体の下型を駆動手段を介して摺動自在に載置し、
    前記上型の開閉端部側に、下型の移動時にヒンジを支点
    として上型を開閉させる開閉手段を設けると共に、金型
    本体の閉鎖時に上型を下型に押圧する押圧手段を設けた
    ことを特徴とするゴムチューブの離型及び取出し装置。
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IT201700013896A1 (it) * 2017-02-08 2018-08-08 Alci Srl Gruppo di estrazione per un tubo da un'anima
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