JPH0777526A - 全血計量カップおよび計量方法 - Google Patents
全血計量カップおよび計量方法Info
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- JPH0777526A JPH0777526A JP6167996A JP16799694A JPH0777526A JP H0777526 A JPH0777526 A JP H0777526A JP 6167996 A JP6167996 A JP 6167996A JP 16799694 A JP16799694 A JP 16799694A JP H0777526 A JPH0777526 A JP H0777526A
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- G01N1/28—Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
- G01N1/40—Concentrating samples
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- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
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- G01N35/1095—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices for supplying the samples to flow-through analysers
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- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 未濾過の患者液体を、分析器に直接に提供
し、分離し、そして最少の処理工程で検査要素の検査面
上に輸送する方法を提供する。 【構成】 一定量の患者サンプルを、濾過して一定量の
サンプルを保持するフィルター（１０、１２）を有する
コンテナー（２）に加える、全血のような生物学的液体
を診断検査要素に分配する方法および装置。このコンテ
ナーは、濾過したサンプルでぬれ易い外部面（１４）、
ぬれたフィルター面からの蒸発を防ぐカバー（１６）、
およびぬれた面から濾過した液体を運び、検査要素に配
布する、可動性輸送要素（１６）を有する。
し、分離し、そして最少の処理工程で検査要素の検査面
上に輸送する方法を提供する。 【構成】 一定量の患者サンプルを、濾過して一定量の
サンプルを保持するフィルター（１０、１２）を有する
コンテナー（２）に加える、全血のような生物学的液体
を診断検査要素に分配する方法および装置。このコンテ
ナーは、濾過したサンプルでぬれ易い外部面（１４）、
ぬれたフィルター面からの蒸発を防ぐカバー（１６）、
およびぬれた面から濾過した液体を運び、検査要素に配
布する、可動性輸送要素（１６）を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液体検体検査用の臨床
上の診断分析器の分野、特に、患者サンプルを濾過し、
検査要素に輸送する方法および関連装置に関する。
上の診断分析器の分野、特に、患者サンプルを濾過し、
検査要素に輸送する方法および関連装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】液体検体検査の分野、特にいわゆる乾式
試薬技法を用いる分野では、一定量の患者液体を、液体
が相互作用をして関心のある検体を探知する検出可能な
信号を生成する、少なくとも一つ乾式試薬層を有する検
査スライド要素上に分配する。乾式化学アッセイ方法を
用いる、イーストマンコダックカンパニー製の「ＥＫＴ
ＡＣＨＥＭ」（商標）のような臨床診断分析器に関して
は、サンプルを検査する前に全血サンプルから血清を分
離することが必要である。分離を行う技法は、公知であ
り、典型的に液体サンプルの遠心分離を必要として、よ
り重い相（例えば、赤血球を運ぶ蛋白質）とより軽い相
（例えば、血清）に分離する。これらの分離技法は、遠
心分離器、もしくはその他の装置を必要として分離を行
うので費用がかかる。更に、これらの技法は、通常オフ
ラインで行われ、濾過したサンプルを検査する前、分析
器から独立しているので、時間がかかる。
試薬技法を用いる分野では、一定量の患者液体を、液体
が相互作用をして関心のある検体を探知する検出可能な
信号を生成する、少なくとも一つ乾式試薬層を有する検
査スライド要素上に分配する。乾式化学アッセイ方法を
用いる、イーストマンコダックカンパニー製の「ＥＫＴ
ＡＣＨＥＭ」（商標）のような臨床診断分析器に関して
は、サンプルを検査する前に全血サンプルから血清を分
離することが必要である。分離を行う技法は、公知であ
り、典型的に液体サンプルの遠心分離を必要として、よ
り重い相（例えば、赤血球を運ぶ蛋白質）とより軽い相
（例えば、血清）に分離する。これらの分離技法は、遠
心分離器、もしくはその他の装置を必要として分離を行
うので費用がかかる。更に、これらの技法は、通常オフ
ラインで行われ、濾過したサンプルを検査する前、分析
器から独立しているので、時間がかかる。
【０００３】また、一定量の患者液体を、フィルターの
一端に加えて分離する公知の濾過技法がある。そして濾
過された液体は、濾過済み液体を保持する容器中を直接
に通過し、そこから液体を、検査要素の計量のために通
常のピペットチップで吸引することができる。あるい
は、フィルターを通過した後、分離した液体をフィルタ
ーの一端に保持しても良い。
一端に加えて分離する公知の濾過技法がある。そして濾
過された液体は、濾過済み液体を保持する容器中を直接
に通過し、そこから液体を、検査要素の計量のために通
常のピペットチップで吸引することができる。あるい
は、フィルターを通過した後、分離した液体をフィルタ
ーの一端に保持しても良い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】記載したそれぞれの技
法に関連する問題が存在する。最初に記載した方法で
は、まず濾過した液体を集めそして次ぎに分配するため
にチップに吸引する追加の処理工程を必要とする。さら
に、多くのピペットチップおよび容器を用いるので、使
い捨て商品を増やす。また、サンプル計量、濾過、もし
くは通常の点状源付着方法を用いることに関連する多く
の潜在的問題がある。
法に関連する問題が存在する。最初に記載した方法で
は、まず濾過した液体を集めそして次ぎに分配するため
にチップに吸引する追加の処理工程を必要とする。さら
に、多くのピペットチップおよび容器を用いるので、使
い捨て商品を増やす。また、サンプル計量、濾過、もし
くは通常の点状源付着方法を用いることに関連する多く
の潜在的問題がある。
【０００５】最も一般的な点状源方法、ピペットチップ
方法では、予め定めた量の液体を、検査要素上の短い距
離に吊下げられたピペットチップの開口部から分配す
る。点状源は、配置された領域の検査要素をたたく小滴
の形で液体を配布する。しかし、血清のような生物学的
液体は、検査要素面全体にわたる水平的な展開性（拡散
性）に関して変化する。例えば、より高い濃度の脂質、
もしくはリポ蛋白質を有する患者の液体は、そのより高
い粘度のため、より濃度の低いものと同じようには容易
に展開しないであろう。展開能力が無いこと、そして更
にいくつかの液体の均一な展開能力が無いことは、関心
のある検体の検出において不正確さを生じる可能性があ
る。
方法では、予め定めた量の液体を、検査要素上の短い距
離に吊下げられたピペットチップの開口部から分配す
る。点状源は、配置された領域の検査要素をたたく小滴
の形で液体を配布する。しかし、血清のような生物学的
液体は、検査要素面全体にわたる水平的な展開性（拡散
性）に関して変化する。例えば、より高い濃度の脂質、
もしくはリポ蛋白質を有する患者の液体は、そのより高
い粘度のため、より濃度の低いものと同じようには容易
に展開しないであろう。展開能力が無いこと、そして更
にいくつかの液体の均一な展開能力が無いことは、関心
のある検体の検出において不正確さを生じる可能性があ
る。
【０００６】検査要素の面に液体を正確に分配すること
は、多くの他の因子、例えば、チップに対する液体の付
着性、チップノズルの流動特性、検査要素からチップの
距離、チップ近くの空気流れ等、に依存する。典型的に
検査要素の試薬部分を提供する展開層は、乾式試薬層
（複数）全体に渡って水平および垂直な拡散性を与える
が、展開が均一でない可能性がある。更に、水平的にサ
ンプル小滴を分配する多孔質展開層の製造は、費用がか
かる。
は、多くの他の因子、例えば、チップに対する液体の付
着性、チップノズルの流動特性、検査要素からチップの
距離、チップ近くの空気流れ等、に依存する。典型的に
検査要素の試薬部分を提供する展開層は、乾式試薬層
（複数）全体に渡って水平および垂直な拡散性を与える
が、展開が均一でない可能性がある。更に、水平的にサ
ンプル小滴を分配する多孔質展開層の製造は、費用がか
かる。
【０００７】上記の二番目の濾過技法でも、多くの関連
する問題がある。まず、予め定めた量の患者液体を、検
査要素を溢れる可能性なしに、ぬれたフィルターの端部
から直接に分配することができない。典型的に、僅か１
０μリットルの液体を検査要素の検査面領域に配布する
ことが要求される。更に、フィルターのぬれた端部に集
められた液体は、大気と過度に接触しがちであり、集め
られた液体のいくらかが早まって蒸発し、そして使用す
る過剰の生物学的液体を必要とする。
する問題がある。まず、予め定めた量の患者液体を、検
査要素を溢れる可能性なしに、ぬれたフィルターの端部
から直接に分配することができない。典型的に、僅か１
０μリットルの液体を検査要素の検査面領域に配布する
ことが要求される。更に、フィルターのぬれた端部に集
められた液体は、大気と過度に接触しがちであり、集め
られた液体のいくらかが早まって蒸発し、そして使用す
る過剰の生物学的液体を必要とする。
【０００８】従って、全血もしくはその他の未濾過の患
者液体を、分析器に直接に提供し、そこで全血を分離
し、そして最少の処理工程で検査要素の検査面上に輸送
する方法を提供することが、本発明の目的である。更な
る目的は、患者サンプルを保存する容器を提供し、そこ
から多くの患者サンプルを、追加の使い捨て部品を必要
とすること無しに、検査要素の検査面に輸送することで
ある。
者液体を、分析器に直接に提供し、そこで全血を分離
し、そして最少の処理工程で検査要素の検査面上に輸送
する方法を提供することが、本発明の目的である。更な
る目的は、患者サンプルを保存する容器を提供し、そこ
から多くの患者サンプルを、追加の使い捨て部品を必要
とすること無しに、検査要素の検査面に輸送することで
ある。
【０００９】追加の目的は、濾過手段を有する容器から
検査要素に分配される容量をコントロールして、点状源
計量に必要とされるような水平的にサンプルを流すこと
を必要としないで、一般的に、均一かつ薄い層を直接に
運ぶことである。
検査要素に分配される容量をコントロールして、点状源
計量に必要とされるような水平的にサンプルを流すこと
を必要としないで、一般的に、均一かつ薄い層を直接に
運ぶことである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】具体的に、本発明の一つ
の形態に従って、本発明の目的は、 ａ）フィルターの第一端部で液体をフィルターに加える
こと、 ｂ）液体をフィルターを通して反対の端部まで通過させ
濾過された液体が反対の端部を濡らすこと、 ｃ）大気によって、ぬれた端部への出入りを一時的に閉
じること、 ｄ）ぬれた端部の濾過した液体の一定量を塗布具に運ぶ
こと ｅ）塗布具の液体を検査要素に塗布すること、の工程を
含んでなる、濾過することおよび濾過された液体の一定
量を検査要素に分配する方法に合致する。
の形態に従って、本発明の目的は、 ａ）フィルターの第一端部で液体をフィルターに加える
こと、 ｂ）液体をフィルターを通して反対の端部まで通過させ
濾過された液体が反対の端部を濡らすこと、 ｃ）大気によって、ぬれた端部への出入りを一時的に閉
じること、 ｄ）ぬれた端部の濾過した液体の一定量を塗布具に運ぶ
こと ｅ）塗布具の液体を検査要素に塗布すること、の工程を
含んでなる、濾過することおよび濾過された液体の一定
量を検査要素に分配する方法に合致する。
【００１１】本発明の別の形態では、本発明の目的は、
入り口開口部および出口開口部、液体を濾過するために
容器内に配置されたフィルター並びに液体にぬれやすい
面を有しそして隣接する出口開口部含んでなる、生物学
的液体を濾過して分配するために有用なコンテナーであ
って、コンテナーが、さらに、コンテナーに可動的に取
付可能なカバー部分を含んでなる大気へのぬれやすい表
面の出入りを閉じるための閉じる手段、そして、カバー
部分の、ぬれやすい表面から検査要素へ液体を運ぶため
の手段を有するコンテナーに合致する。
入り口開口部および出口開口部、液体を濾過するために
容器内に配置されたフィルター並びに液体にぬれやすい
面を有しそして隣接する出口開口部含んでなる、生物学
的液体を濾過して分配するために有用なコンテナーであ
って、コンテナーが、さらに、コンテナーに可動的に取
付可能なカバー部分を含んでなる大気へのぬれやすい表
面の出入りを閉じるための閉じる手段、そして、カバー
部分の、ぬれやすい表面から検査要素へ液体を運ぶため
の手段を有するコンテナーに合致する。
【００１２】
【具体的な態様】本明細書で、本発明を添付する図面に
関連して説明する。図示されている態様において、「上
部の」、「下部の」、「一番上の」、「底部」等の語を
参照する。これらの記述はより明かに示した態様を説明
するが、示されている図を限定しない。さらに、「表面
分散量」の語は、表面面積／体積比が、おおよそ１：１
である量（例えば、１０μリットルの体積が、分散表面
積１０ｍｍ2 および厚さ１ｍｍを有する場合、その比は
１：１である）。この場合、９：１０もしくは１１：１
０の比も包含される。
関連して説明する。図示されている態様において、「上
部の」、「下部の」、「一番上の」、「底部」等の語を
参照する。これらの記述はより明かに示した態様を説明
するが、示されている図を限定しない。さらに、「表面
分散量」の語は、表面面積／体積比が、おおよそ１：１
である量（例えば、１０μリットルの体積が、分散表面
積１０ｍｍ2 および厚さ１ｍｍを有する場合、その比は
１：１である）。この場合、９：１０もしくは１１：１
０の比も包含される。
【００１３】図１で、側壁４および内側部分６を有する
コンテナー、即ちカップ２がある。入り口開口部７を備
えて、液体がコンテナーに入ることを可能にし、同じよ
うに反対側に配置した出口開口部を備える。コンテナー
２は、好ましくは、ポリエステルのような軽量プラスチ
ック材料から作られるが、ほとんどの液体不浸透性の材
料も使用することができる。
コンテナー、即ちカップ２がある。入り口開口部７を備
えて、液体がコンテナーに入ることを可能にし、同じよ
うに反対側に配置した出口開口部を備える。コンテナー
２は、好ましくは、ポリエステルのような軽量プラスチ
ック材料から作られるが、ほとんどの液体不浸透性の材
料も使用することができる。
【００１４】図示する態様では、コンテナー２は、円筒
形状（円断面と規定する）を有するが、形状および／も
しくは断面のいずれも都合により容易に変えることがで
きる。例えば、別の好ましい態様では、側壁４が、コン
テナーの上端開口部から内部にテーパが付くように（示
されてない）コンテナー２を作成し、それにより、より
安定な構造並びに生物学的液体を分離するより広い表面
積を与える、円錐形であると定義することができる。
形状（円断面と規定する）を有するが、形状および／も
しくは断面のいずれも都合により容易に変えることがで
きる。例えば、別の好ましい態様では、側壁４が、コン
テナーの上端開口部から内部にテーパが付くように（示
されてない）コンテナー２を作成し、それにより、より
安定な構造並びに生物学的液体を分離するより広い表面
積を与える、円錐形であると定義することができる。
【００１５】内側部分６の中は、少なくとも一つの多孔
質フィルターがある。図示する態様では、それぞれ第１
および第２フィルター、１０、１２が備えられ、好まし
くは、それぞれ３μより小さい孔サイズを有し、液状物
質をそれを通して移動することができ、同時により大き
な粒子状物質（例えば、分離される赤血球）を保持す
る。各フィルター１０、１２は、内側部分６内に適合す
る大きさに作られ、ガラス細繊維もしくはセルロース系
材料から作られるが、生物学的流体を濾過できるその他
の多孔質材料も使用可能である。さらに、必要なフィル
ターのサイズおよび数は、変えることができ本明細書に
記載するフィルター以外の他の構成も説明することがで
きる。例えば、単一フィルター、もしくはそれぞれ異な
る孔サイズを有する一組のフィルターを用いても良い。
質フィルターがある。図示する態様では、それぞれ第１
および第２フィルター、１０、１２が備えられ、好まし
くは、それぞれ３μより小さい孔サイズを有し、液状物
質をそれを通して移動することができ、同時により大き
な粒子状物質（例えば、分離される赤血球）を保持す
る。各フィルター１０、１２は、内側部分６内に適合す
る大きさに作られ、ガラス細繊維もしくはセルロース系
材料から作られるが、生物学的流体を濾過できるその他
の多孔質材料も使用可能である。さらに、必要なフィル
ターのサイズおよび数は、変えることができ本明細書に
記載するフィルター以外の他の構成も説明することがで
きる。例えば、単一フィルター、もしくはそれぞれ異な
る孔サイズを有する一組のフィルターを用いても良い。
【００１６】図１および２で、第二フィルター１２は第
一フィルター１０の真下に置かれ、そして外部面１４を
有する。好ましくは、外部面１４は、出口開口部８内の
凹所に置かれ、側壁４から下向きに伸びている縁部２６
によって形成される。外部面１４は、濾過した液体を保
持することができ、好ましくは直径Ｄ１の円形により規
定される。
一フィルター１０の真下に置かれ、そして外部面１４を
有する。好ましくは、外部面１４は、出口開口部８内の
凹所に置かれ、側壁４から下向きに伸びている縁部２６
によって形成される。外部面１４は、濾過した液体を保
持することができ、好ましくは直径Ｄ１の円形により規
定される。
【００１７】コンテナー２の底部に可動的に取付られ、
外部開口部８に隣接するものは、それぞれ第一端部１８
および第二端部２０を有するカバー（即ちキャップ１
６）である。第二端部２０は、好ましくは裏面（即ち、
背部面２４）によって規定され、第一端部１８は、液体
支持前面２２によって規定される。図１および３で、第
一端部１８は、複数の実施的に平行なＶ形状した溝２８
（等間隔のリブ部材３０により規定される）によって、
好ましくはそして実質的に前面２２の全体を覆うと規定
される。図示する態様では、各溝２８は、一定量の液体
を支持することができるが、例えば、ダイヤモンド状の
形に配列した溝、もしくは表面がその上に一定量の液体
を支持できる模様を織り込まれた表面によって、別の構
成（溝を有するかもしくは有しない）を備えても良い。
さらに加えて、一つ以上の均等化溝もしくは十字部材
（示されてない）も備えることができ、直交してリブ部
材３０に伸び、面６から液体を早まって吸い上げること
を避けることができる。みぞ２８の回りに円周状に配置
されるものは、相対的に薄いリング状部３２であり、最
小限の蛋白質付着性を有するポリプロピレンのような、
材料から作られるが、ポリメタクリルアミドまたはその
他のアクリル系アミド類もしくはエステル類のような他
の水不浸透性材料も使用可能である。
外部開口部８に隣接するものは、それぞれ第一端部１８
および第二端部２０を有するカバー（即ちキャップ１
６）である。第二端部２０は、好ましくは裏面（即ち、
背部面２４）によって規定され、第一端部１８は、液体
支持前面２２によって規定される。図１および３で、第
一端部１８は、複数の実施的に平行なＶ形状した溝２８
（等間隔のリブ部材３０により規定される）によって、
好ましくはそして実質的に前面２２の全体を覆うと規定
される。図示する態様では、各溝２８は、一定量の液体
を支持することができるが、例えば、ダイヤモンド状の
形に配列した溝、もしくは表面がその上に一定量の液体
を支持できる模様を織り込まれた表面によって、別の構
成（溝を有するかもしくは有しない）を備えても良い。
さらに加えて、一つ以上の均等化溝もしくは十字部材
（示されてない）も備えることができ、直交してリブ部
材３０に伸び、面６から液体を早まって吸い上げること
を避けることができる。みぞ２８の回りに円周状に配置
されるものは、相対的に薄いリング状部３２であり、最
小限の蛋白質付着性を有するポリプロピレンのような、
材料から作られるが、ポリメタクリルアミドまたはその
他のアクリル系アミド類もしくはエステル類のような他
の水不浸透性材料も使用可能である。
【００１８】第一端部１８の外側周縁部３４において、
環状エッジ３６を備え、そしてそれを、カバー１６をコ
ンテナー２の残部と噛み合せたとき、面２２と１４をお
互いに接触させるように、十分に面２２から凹所に置
く。またカバー１６は、前面２２に対応する直径Ｄ２
が、少なくとも外部面１４の直径Ｄ１に等しい大きさで
作られるのが好ましい。図示する態様では、Ｄ１は、６
ｍｍであり、Ｄ２は、５ｍｍである。従って、カバー１
６をコンテナー２の残部と噛み合せると相対的に良好な
シールを与え、一旦取り付けると外部面１４との空気接
触を最少限にする。
環状エッジ３６を備え、そしてそれを、カバー１６をコ
ンテナー２の残部と噛み合せたとき、面２２と１４をお
互いに接触させるように、十分に面２２から凹所に置
く。またカバー１６は、前面２２に対応する直径Ｄ２
が、少なくとも外部面１４の直径Ｄ１に等しい大きさで
作られるのが好ましい。図示する態様では、Ｄ１は、６
ｍｍであり、Ｄ２は、５ｍｍである。従って、カバー１
６をコンテナー２の残部と噛み合せると相対的に良好な
シールを与え、一旦取り付けると外部面１４との空気接
触を最少限にする。
【００１９】コンテナーの外部に沿って、そしてカバー
１６の上に配置されかつそこから外側に伸びるものは、
液体が液体支持面２２に一旦運ばれるとき、カバーから
の過剰の液状物質を除くために使用する、ナイフエッジ
４４である。図３および４で、カバー１６は、側壁４の
外側に沿って向かいあって位置する一対の伸縮式アーム
によってコンテナー２の残部に可動的に取り付けられて
いる。図示する態様では、アーム３８を、取付具４２に
おいてカバー１６に（第一回転軸線−Ａ−を形成す
る）、そして取付具４０において側壁４に（第二回転軸
線−Ｂ−を形成する）回転可能に取り付ける。各取付具
４０、４２は、カバー１６およびアーム３８をそれぞれ
軸線ＡおよびＢの回りを回転させる座面を備えるが、ほ
とんどいずれの形状の回転手段を備えても良い。また、
アーム３８が伸長可能となることにより、十分なクリア
ランスを与え、長さＬ１まで伸ばしたとき（図４）コン
テナー２の残分に接触すること無しに、カバー１６が、
回転軸線−Ａ−の回りを回転可能にし、同時にまたコン
テナーに結合されて残ることもできる。しかし、コンテ
ナー２に結合する他の手段も備えることができる。ある
いは、カバー１６を、いずれの取付手段も必要としない
で、コンテナー２から完全に移動できるように作ること
ができる。
１６の上に配置されかつそこから外側に伸びるものは、
液体が液体支持面２２に一旦運ばれるとき、カバーから
の過剰の液状物質を除くために使用する、ナイフエッジ
４４である。図３および４で、カバー１６は、側壁４の
外側に沿って向かいあって位置する一対の伸縮式アーム
によってコンテナー２の残部に可動的に取り付けられて
いる。図示する態様では、アーム３８を、取付具４２に
おいてカバー１６に（第一回転軸線−Ａ−を形成す
る）、そして取付具４０において側壁４に（第二回転軸
線−Ｂ−を形成する）回転可能に取り付ける。各取付具
４０、４２は、カバー１６およびアーム３８をそれぞれ
軸線ＡおよびＢの回りを回転させる座面を備えるが、ほ
とんどいずれの形状の回転手段を備えても良い。また、
アーム３８が伸長可能となることにより、十分なクリア
ランスを与え、長さＬ１まで伸ばしたとき（図４）コン
テナー２の残分に接触すること無しに、カバー１６が、
回転軸線−Ａ−の回りを回転可能にし、同時にまたコン
テナーに結合されて残ることもできる。しかし、コンテ
ナー２に結合する他の手段も備えることができる。ある
いは、カバー１６を、いずれの取付手段も必要としない
で、コンテナー２から完全に移動できるように作ること
ができる。
【００２０】記載するコンテナー２の操作の一つの態様
を、図５〜９に示す。図５で、一定量の未分離の、全血
のような生物学的液体４６を、ピペットを使うような通
常の分配手段でコンテナー２に加える。液体４６が、内
側部分６を通って移動すると、赤血球のようなより大き
なかつより重い成分を、フィルター１０および１２の孔
の中にそれぞれ捕捉し、重力で、残分（即ち、液体のよ
り軽い相）が連続的に下方に移動する。フィルター１
０、１２の孔は、濾過した液体４６を通過させるために
十分に大きく、多孔質外部面１４をぬらす。外部面１４
（今は、濾過した液体４６で満たされている）が、相当
する増加した容量のため、側壁４に沿って垂直に拡大す
ることに留意されたい。
を、図５〜９に示す。図５で、一定量の未分離の、全血
のような生物学的液体４６を、ピペットを使うような通
常の分配手段でコンテナー２に加える。液体４６が、内
側部分６を通って移動すると、赤血球のようなより大き
なかつより重い成分を、フィルター１０および１２の孔
の中にそれぞれ捕捉し、重力で、残分（即ち、液体のよ
り軽い相）が連続的に下方に移動する。フィルター１
０、１２の孔は、濾過した液体４６を通過させるために
十分に大きく、多孔質外部面１４をぬらす。外部面１４
（今は、濾過した液体４６で満たされている）が、相当
する増加した容量のため、側壁４に沿って垂直に拡大す
ることに留意されたい。
【００２１】好ましくは、充填操作時に、カバー１６
は、コンテナー２の残部と接触してとどまている。これ
により、実質的に大気対して閉ざされている外部面１４
にアクセスでき、運ぶ前に、濾過した液体４６が早まっ
て蒸発することを防止する。それから、好ましくはカバ
ー１６を、伸縮式アーム３８を伸ばして、コンテナー２
の残部から、公称垂直距離Ｌ２離す。図示する態様で
は、Ｌ２は、約０．５ｍｍ（図５）であるが、決定的で
ない。
は、コンテナー２の残部と接触してとどまている。これ
により、実質的に大気対して閉ざされている外部面１４
にアクセスでき、運ぶ前に、濾過した液体４６が早まっ
て蒸発することを防止する。それから、好ましくはカバ
ー１６を、伸縮式アーム３８を伸ばして、コンテナー２
の残部から、公称垂直距離Ｌ２離す。図示する態様で
は、Ｌ２は、約０．５ｍｍ（図５）であるが、決定的で
ない。
【００２２】そして、伸縮式アーム３８を縮ませること
により、カバー１６をコンテナー２と再度噛み合せ、そ
れにより、面１４および２２を、それぞれ、お互いに接
触するように置く（外部面１４は、今は、濾過した液体
４６で満たされている）。説明するようにカバー１６を
外したり、再噛み合せすることにより、溝２８から空気
を取り除き、それにより、ぬれたフィルタ面１４から前
部液体支持面２２への液体４６の一部を運ぶための場所
を与える。溝２８から取り除いた少量の空気を、フィル
ター材料の有孔性のために接触面が完全シールでない接
触面１４、２２の間のエッジにおいて、コンテナー２の
外に逃がすが、小さな逃がし穴（示されてない）を、代
わりに備えても良い。前部面２２に移動した液体は、表
面張力のためメニスカス形状でそこに付着する（図
６）。
により、カバー１６をコンテナー２と再度噛み合せ、そ
れにより、面１４および２２を、それぞれ、お互いに接
触するように置く（外部面１４は、今は、濾過した液体
４６で満たされている）。説明するようにカバー１６を
外したり、再噛み合せすることにより、溝２８から空気
を取り除き、それにより、ぬれたフィルタ面１４から前
部液体支持面２２への液体４６の一部を運ぶための場所
を与える。溝２８から取り除いた少量の空気を、フィル
ター材料の有孔性のために接触面が完全シールでない接
触面１４、２２の間のエッジにおいて、コンテナー２の
外に逃がすが、小さな逃がし穴（示されてない）を、代
わりに備えても良い。前部面２２に移動した液体は、表
面張力のためメニスカス形状でそこに付着する（図
６）。
【００２３】検査要素が溢れる可能性を避けるために、
検査要素上に液体サンプルが付着する前に、メニスカス
５２の部分を除くことが望ましい。図６および７で、カ
バー１６を、アーム３８を伸ばすことによりコンテナー
２の残部から距離Ｌ３伸ばし（図６）、そして回転軸線
−Ｂ−の回りを回転させて、カバー６をナイフエッジ４
４のそばに横付けの位置に置く。
検査要素上に液体サンプルが付着する前に、メニスカス
５２の部分を除くことが望ましい。図６および７で、カ
バー１６を、アーム３８を伸ばすことによりコンテナー
２の残部から距離Ｌ３伸ばし（図６）、そして回転軸線
−Ｂ−の回りを回転させて、カバー６をナイフエッジ４
４のそばに横付けの位置に置く。
【００２４】そして、液体支持面２２を、矢印５３に従
って、メニスカス５２の形の過剰の液体をかきとること
ができるように、アーム３８をさらに軸線−Ｂ−の回り
を回転させることにより、ナイフエッジ４４の面を横切
って引っ張る（図７）。この操作に続けて、溝２８内に
残っている一定量の液体５４を、好ましくは、検査要素
の検査面領域に十分に塗布する（図９）。過剰の液体を
除去することに加えて、溝をつけた面２２に対してナイ
フエッジ４４を引っ張ることにより与えられたエネルギ
ーは、溝２８内に形成された残余の空気溜りを除くのを
助け、毛管作用によって、液体５４で溝２８を満たす。
吸収性材料を用いる吸収のような他の除去手段もしくは
他のかきとり手段を、過剰の物質を除去するのに使用し
ても良い。
って、メニスカス５２の形の過剰の液体をかきとること
ができるように、アーム３８をさらに軸線−Ｂ−の回り
を回転させることにより、ナイフエッジ４４の面を横切
って引っ張る（図７）。この操作に続けて、溝２８内に
残っている一定量の液体５４を、好ましくは、検査要素
の検査面領域に十分に塗布する（図９）。過剰の液体を
除去することに加えて、溝をつけた面２２に対してナイ
フエッジ４４を引っ張ることにより与えられたエネルギ
ーは、溝２８内に形成された残余の空気溜りを除くのを
助け、毛管作用によって、液体５４で溝２８を満たす。
吸収性材料を用いる吸収のような他の除去手段もしくは
他のかきとり手段を、過剰の物質を除去するのに使用し
ても良い。
【００２５】図８および９で、まだ伸ばしたアーム３８
を、その後回転軸線−Ｂ−の回りを、カバー１６がコン
テナー２の残部の真下の位置（好ましくは長さＬ３）に
置かれるまで回転する。そして、検査要素との位置を調
整するために、カバー１６を好ましくは回転軸線−Ａ−
の回りを、液体支持面、即ち前部面２２が下向き方向を
向く（即ち、コンテナー２の残部と反対の方向に向く）
まで回転させる。
を、その後回転軸線−Ｂ−の回りを、カバー１６がコン
テナー２の残部の真下の位置（好ましくは長さＬ３）に
置かれるまで回転する。そして、検査要素との位置を調
整するために、カバー１６を好ましくは回転軸線−Ａ−
の回りを、液体支持面、即ち前部面２２が下向き方向を
向く（即ち、コンテナー２の残部と反対の方向に向く）
まで回転させる。
【００２６】検査要素５６（図９）を、支持フレーム６
０、および少なくとも一つの乾式試薬反応物層を有する
試薬部５８によって規定する。図示する態様では、試薬
部５８を、第二反応物層６４上に位置する第一上部反応
物層６２から作成し、それぞれ、支持体６６上に置く。
上部反応物層を、試薬層、もしくは代わりに米国特許第
３，９９２，１５８号明細書に記載するような展開層と
することができる。検査面領域Ｓを、直径Ｄ３を有する
試薬部５８内と規定する。
０、および少なくとも一つの乾式試薬反応物層を有する
試薬部５８によって規定する。図示する態様では、試薬
部５８を、第二反応物層６４上に位置する第一上部反応
物層６２から作成し、それぞれ、支持体６６上に置く。
上部反応物層を、試薬層、もしくは代わりに米国特許第
３，９９２，１５８号明細書に記載するような展開層と
することができる。検査面領域Ｓを、直径Ｄ３を有する
試薬部５８内と規定する。
【００２７】カバー１６を回転して、それを検査要素５
６と調整した後、アーム３８を、カバー１６をコンテナ
ーの残部と接触させ、よりしっかりとした支持を与える
ように、好ましくは縮ませる。上記のように、フィルタ
ー１２内で液体がいっぱいになるため、外部面１４の伸
長が生じる。しかし、縁部２６によって示されるように
側壁４を垂直に広げることにより、第二端部２０は、広
がった外部面１４と接触しないであろう。第二端部２０
もしくはコンテナー２のいずれかを変える、代替手段を
用いても良い。例えば、第二端部２０を凹部を設けた面
（示されてない）で設計して、カバー１６を回転した場
合に面１４との接触を避けることができる。
６と調整した後、アーム３８を、カバー１６をコンテナ
ーの残部と接触させ、よりしっかりとした支持を与える
ように、好ましくは縮ませる。上記のように、フィルタ
ー１２内で液体がいっぱいになるため、外部面１４の伸
長が生じる。しかし、縁部２６によって示されるように
側壁４を垂直に広げることにより、第二端部２０は、広
がった外部面１４と接触しないであろう。第二端部２０
もしくはコンテナー２のいずれかを変える、代替手段を
用いても良い。例えば、第二端部２０を凹部を設けた面
（示されてない）で設計して、カバー１６を回転した場
合に面１４との接触を避けることができる。
【００２８】そして、完全に組み立てたコンテナー２
を、一定の手段（示されてない）によって、溝２８が、
試薬部５８と加圧接触位置に置かれるまで下げる。矢印
６８によって示すように、下向きの加圧力Ｆ１を適用す
ると、溝２８内に含まれている液体５４が、直接にかつ
全て一度に、検査要素５６の検査面領域Ｓに運ばれる。
液体支持面２２の表面積は、液体を検査要素５６に全て
一度に移動できるように、好ましくは、少なくとも検査
面領域Ｓと同じ大きさにする。図示する態様では、０．
５オンスの加圧力Ｆ１で、脆弱な試薬部５８を傷つける
こと無しに検査要素５６に液体５４を移動するのに十分
である。そして、コンテナー２を、通常の手段（示され
てない）によって検査要素から引き上げて離し、液体３
７でぬれた面領域Ｓを残す。
を、一定の手段（示されてない）によって、溝２８が、
試薬部５８と加圧接触位置に置かれるまで下げる。矢印
６８によって示すように、下向きの加圧力Ｆ１を適用す
ると、溝２８内に含まれている液体５４が、直接にかつ
全て一度に、検査要素５６の検査面領域Ｓに運ばれる。
液体支持面２２の表面積は、液体を検査要素５６に全て
一度に移動できるように、好ましくは、少なくとも検査
面領域Ｓと同じ大きさにする。図示する態様では、０．
５オンスの加圧力Ｆ１で、脆弱な試薬部５８を傷つける
こと無しに検査要素５６に液体５４を移動するのに十分
である。そして、コンテナー２を、通常の手段（示され
てない）によって検査要素から引き上げて離し、液体３
７でぬれた面領域Ｓを残す。
【００２９】そして、記載する単一のコンテナーを用い
て多くの検査を行うことができることが解る。さらに、
記載するように、濾過した液体を検査要素の検査面領域
全体に運ぶことによって、多くの使い捨てピペットチッ
プを備える必要性がない。さらに、特定量のサンプル
を、検査要素の全体に配布するために、コンテナーに予
め定めた量の液体を加えることは必要でなく、配布する
量は、液体支持面の構成に依存する。
て多くの検査を行うことができることが解る。さらに、
記載するように、濾過した液体を検査要素の検査面領域
全体に運ぶことによって、多くの使い捨てピペットチッ
プを備える必要性がない。さらに、特定量のサンプル
を、検査要素の全体に配布するために、コンテナーに予
め定めた量の液体を加えることは必要でなく、配布する
量は、液体支持面の構成に依存する。
【００３０】さらに、実際上いずれの液体も、本明細書
に記載するコンテナーおよび方法を用いて運ぶことがで
きる。例えば、血清のような既に分離した生物学的液体
の一定量を、コンテナーに加えることができ、そしてそ
こで、検査要素に運ばれる一定量の液体を支持する手段
として、フィルターが有効である。もう一つの実現され
る利点は、要素５６の検査容量Ｖに対する表面分散した
量として、一定容量の液体を均一にかつ全て一度に検査
面領域の全体に運ぶ能力により、水平的に拡散する展開
層の必要が無くなることである。従って、検査スライド
要素の製造、そして特に、そこに含まれる試薬部５８の
製造を簡単にする。
に記載するコンテナーおよび方法を用いて運ぶことがで
きる。例えば、血清のような既に分離した生物学的液体
の一定量を、コンテナーに加えることができ、そしてそ
こで、検査要素に運ばれる一定量の液体を支持する手段
として、フィルターが有効である。もう一つの実現され
る利点は、要素５６の検査容量Ｖに対する表面分散した
量として、一定容量の液体を均一にかつ全て一度に検査
面領域の全体に運ぶ能力により、水平的に拡散する展開
層の必要が無くなることである。従って、検査スライド
要素の製造、そして特に、そこに含まれる試薬部５８の
製造を簡単にする。
【００３１】
【発明の効果】本発明の有利な技術効果は、流体の正確
な量を吸引する必要がないこと、もしくはコンテナーに
正確に配布しないことである。即ち、必要なことは、検
査要素を効果的に塗布するのに十分な流体の量が、コン
テナー内に置かれていることだけである。
な量を吸引する必要がないこと、もしくはコンテナーに
正確に配布しないことである。即ち、必要なことは、検
査要素を効果的に塗布するのに十分な流体の量が、コン
テナー内に置かれていることだけである。
【００３２】さらに、本発明の有利な技術効果は、本明
細書に記載するコンテナーを用いると、同一のコンテナ
ーを用いて多くの検査を行うことができ、それにより、
使い捨て部品の数を減らし、濾過した液体を検査要素に
配布するためのより安価で改良された方法を提供するこ
とである。さらに、本発明の有利な技術効果は、流動性
を考慮すること無しに、検査要素の検査面領域に一定量
の液体を均一に配布することにより、より少ない量の液
体を必要として、効果的に検査要素を塗布し、検出領域
の極端に外側部分においてさえも、十分な検出の基礎を
提供することである。
細書に記載するコンテナーを用いると、同一のコンテナ
ーを用いて多くの検査を行うことができ、それにより、
使い捨て部品の数を減らし、濾過した液体を検査要素に
配布するためのより安価で改良された方法を提供するこ
とである。さらに、本発明の有利な技術効果は、流動性
を考慮すること無しに、検査要素の検査面領域に一定量
の液体を均一に配布することにより、より少ない量の液
体を必要として、効果的に検査要素を塗布し、検出領域
の極端に外側部分においてさえも、十分な検出の基礎を
提供することである。
【００３３】さらに、本発明の有利な技術効果は、以下
に規定するように、表面分散量を検査要素の検査容量に
すべて一度に配布することができ、著しい乾式試薬の流
出もしくは配布後の過度的な流体流れ無しに、検出読取
領域全体に渡って相対的に一定の濃度レベルを提供する
ことである。
に規定するように、表面分散量を検査要素の検査容量に
すべて一度に配布することができ、著しい乾式試薬の流
出もしくは配布後の過度的な流体流れ無しに、検出読取
領域全体に渡って相対的に一定の濃度レベルを提供する
ことである。
【図１】本発明の一つの態様の断面の側面図である。
【図２】線２−２に沿って取った図１に表わされるコン
テナーの底部部分断面図である。
テナーの底部部分断面図である。
【図３】図１に表わされるコンテナーのカバー部の斜視
図である。
図である。
【図４】図３に示すがバー部をはずしたことを示す、図
１に示すコンテナーの９０度回転した。斜視図である。
１に示すコンテナーの９０度回転した。斜視図である。
【図５】濾過される液体でコンテナーを満たしているこ
とを示す図１〜４に表わされるコンテナーの部分的断面
を示す、側面図である。
とを示す図１〜４に表わされるコンテナーの部分的断面
を示す、側面図である。
【図６】液体の移動が行われた後の、カバー部の取外し
を表わす図１〜５に示されるコンテナーの部分的断面を
示す、側面図である。
を表わす図１〜５に示されるコンテナーの部分的断面を
示す、側面図である。
【図７】カバー部から過剰の液状物質の除去を示す図１
〜６に表わされるコンテナーの部分的断面を示す、側面
図である。
〜６に表わされるコンテナーの部分的断面を示す、側面
図である。
【図８】検査要素上に液体を分配する前にカバー部の方
向を示す図１〜７に表わされるコンテナーの断面を示
す、側面図である。
向を示す図１〜７に表わされるコンテナーの断面を示
す、側面図である。
【図９】検査要素上への液体の移動を表わす図１〜８に
示されるコンテナー組み立て品の断面を示す、側面図で
ある。
示されるコンテナー組み立て品の断面を示す、側面図で
ある。
２…カップ ４…側壁 ６…内側部分 １０…第１フィルター １２…第２フィルター １４…外部面 １６…カバー ２６…縁部 ２８…溝 ３０…リブ部材
Claims (3)
- 【請求項１】 液体を濾過しそして一定量の濾過された
液体を検査要素に分配する方法であって、 ａ）フィルターの第一端部で液体をフィルターに加える
こと、 ｂ）この液体をフィルターを通して反対の端部まで通過
させ濾過された液体が反対の端部を濡らすこと、 ｃ）大気によって、ぬれた端部への出入りを一時的に閉
じること、 ｄ）ぬれた端部の濾過した液体の一定量を塗布具に運ぶ
こと、そして ｅ）塗布具の液体を検査要素に塗布すること、の工程を
含んでなる方法。 - 【請求項２】 液体を濾過しそして一定量の濾過された
液体を検査要素に分配する方法であって、 ａ）液体をコンテナーに加えることであって、このコン
テナーが、入り口開口部および出口開口部、液体を濾過
するために容器内に配置されたフィルター並びに取外し
可能カバーを含んでなり、 ｂ）この液体をフィルターを通して通過させそして出口
開口部において濾過された液体のメニスカスを提供する
こと、 ｃ）カバーとコンテナーを噛み合せることにより大気に
よって、メニスカスへの出入りを一時的に閉じること、 ｄ）液体メニスカスの一定量をカバーに運ぶこと、そし
て ｅ）カバーの液体を検査要素に塗布すること、の工程を
含んでなる方法。 - 【請求項３】 入り口および出口開口部、液体を濾過す
るために容器内に配置されたフィルター並びに液体にぬ
れやすい面を有しそして隣接する出口開口部含んでな
る、生物学的液体を濾過および分配するために有用なコ
ンテナーにおいて、 大気からぬれた面の出入りを閉じるために閉鎖手段であ
って、出口開口部においてコンテナーに可動的に取付可
能なカバー部を含んで成る閉鎖手段、そしてぬれやすい
面から検査要素に液体を運ぶためのカバー部上の手段を
含んで成る改良を有するコンテナー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US094668 | 1993-07-21 | ||
| US08/094,668 US5401467A (en) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | Whole blood metering cup |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777526A true JPH0777526A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=22246465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6167996A Pending JPH0777526A (ja) | 1993-07-21 | 1994-07-20 | 全血計量カップおよび計量方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5401467A (ja) |
| EP (1) | EP0635711B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0777526A (ja) |
| AT (1) | ATE167576T1 (ja) |
| DE (1) | DE69411089T2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5589399A (en) * | 1994-10-21 | 1996-12-31 | First Medical, Inc. | System and method for plasma separation and measurement |
| US6241947B1 (en) * | 1998-01-27 | 2001-06-05 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Chemical analysis system and blood filtering unit |
| NO321375B1 (no) * | 2005-02-21 | 2006-05-02 | Norconserv As | Anordning og fremgangsmate for analyse av naeringsmiddel ved hjelp av en provekopp |
Family Cites Families (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US603673A (en) * | 1898-05-10 | Strainer for milk-pails | ||
| US1067610A (en) * | 1912-03-07 | 1913-07-15 | August Ibbeken | Automatic back-surge seal for sewerage systems. |
| US3495926A (en) * | 1966-11-02 | 1970-02-17 | John F Naz | Method and apparatus for staining microslides |
| US3615257A (en) * | 1968-10-14 | 1971-10-26 | Becton Dickinson Co | Filter cassette and holder therefor |
| US3846077A (en) * | 1972-09-18 | 1974-11-05 | P Ohringer | Liquid sample collection tube |
| CA1054515A (en) * | 1975-12-17 | 1979-05-15 | Morris L. Givner | Ultrafiltration in pregnancy diagnosis |
| US4214993A (en) * | 1978-04-03 | 1980-07-29 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Apparatus for separating fluids |
| US4234317A (en) * | 1979-05-24 | 1980-11-18 | Analytical Products, Inc. | Apparatus and method for fractionation of lipoproteins |
| US4288316A (en) * | 1980-02-21 | 1981-09-08 | Hennessy Michael J | Fecal examining device |
| JPS57157139A (en) * | 1981-03-25 | 1982-09-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | Method for feeding liquid sample to dry analizing material |
| US4786471A (en) * | 1983-10-21 | 1988-11-22 | Baxter Travenol Laboratories, Inc. | Heterogeneous immunoassay method and assembly |
| US4693834A (en) * | 1986-05-05 | 1987-09-15 | Murex Corporation | Transverse flow diagnostic kit |
| US4636361A (en) * | 1985-11-18 | 1987-01-13 | Miklos Marian | Device for separating liquid fractions |
| US5000922A (en) * | 1986-02-19 | 1991-03-19 | Jon Turpen | Sample filtration, separation and dispensing device |
| US4965187A (en) * | 1986-09-10 | 1990-10-23 | Idexx Corporation | Method and apparatus for assaying whole blood |
| US4978504A (en) * | 1988-02-09 | 1990-12-18 | Nason Frederic L | Specimen test unit |
| US5084245A (en) * | 1988-11-07 | 1992-01-28 | Hygeia Sciences, Inc. | Assay device for swab borne analytes |
| US5114350A (en) * | 1989-03-08 | 1992-05-19 | Cholestech Corporation | Controlled-volume assay apparatus |
| US4933092A (en) * | 1989-04-07 | 1990-06-12 | Abbott Laboratories | Methods and devices for the separation of plasma or serum from whole blood |
| GB8916858D0 (en) * | 1989-07-24 | 1989-09-06 | Imp Cancer Res Tech | Sample material transfer device |
| US5019033A (en) * | 1989-12-18 | 1991-05-28 | Warner-Lambert Company | Ointment applicator and method of using |
| US5114679A (en) * | 1990-08-27 | 1992-05-19 | Eastman Kodak Company | Method of using a pipette |
| US5143849A (en) * | 1991-03-21 | 1992-09-01 | Eastman Kodak Company | Tip to surface spacing for optimum dispensing controlled by a detected pressure change in the tip |
-
1993
- 1993-07-21 US US08/094,668 patent/US5401467A/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-07-19 AT AT94202116T patent/ATE167576T1/de active
- 1994-07-19 DE DE69411089T patent/DE69411089T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-19 EP EP94202116A patent/EP0635711B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-20 JP JP6167996A patent/JPH0777526A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0635711B1 (en) | 1998-06-17 |
| US5401467A (en) | 1995-03-28 |
| EP0635711A2 (en) | 1995-01-25 |
| DE69411089D1 (de) | 1998-07-23 |
| DE69411089T2 (de) | 1999-03-11 |
| ATE167576T1 (de) | 1998-07-15 |
| EP0635711A3 (en) | 1995-12-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040113 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |