JPH03130663A - 液体成分の分離装置と方法 - Google Patents

液体成分の分離装置と方法

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JPH03130663A
JPH03130663A JP17251090A JP17251090A JPH03130663A JP H03130663 A JPH03130663 A JP H03130663A JP 17251090 A JP17251090 A JP 17251090A JP 17251090 A JP17251090 A JP 17251090A JP H03130663 A JPH03130663 A JP H03130663A
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transport medium
physical transport
liquid mixture
microporous
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JP17251090A
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Yatin B Thakore
ヤテイン ビー ザコア
Karen L Swanson
カレン エル スワンソン
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Kingston Diagnostics LP
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    • B01D61/14Ultrafiltration; Microfiltration
    • B01D61/18Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/502Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
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    • B01L2400/04Moving fluids with specific forces or mechanical means
    • B01L2400/0403Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces
    • B01L2400/0406Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces capillary forces

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は流体成分を相互に分離するための、特に望まし
くない成分を望ましい成分から分離するための、装置と
方法に関する。更に詳しくは、本発明は液体混合物から
1種以上の望ましくない成分を分離して更なる使用のた
めの、たとえば成分の同定、それについての試験あるい
はそれを用いる操作の実行のための、1種以上の望まし
い成分を得る装置と方法に関する。
〔従来の技術〕
治療薬、血漿/血清標準試料、汚染または夾雑物試験、
pH試験、着色試験、イオン濃度試験、異性体試験、品
質制御検査などの多くの用途において、液体混合物から
1種以上の望ましくない成分を分離してこれらの用途を
促進するのに望ましい成分を得ることが必要であること
が多い。
このような分離が必要もしくは有用であるその他の用途
は当業者の範囲内にある。濾過、反応、イオン化、遠心
分離などを包含する多(の分離技術が従来技術において
利用可能である。然しなから、信頼性のある分離のため
の単一技術は未だにない。血液試験に限定されるわけで
はないけれども、従来の技術よりすぐれた本発明の相対
的利点を血液試験を例にとって説明する。
全血液分析物決定技術を使用するとき、血液から赤血球
を除いて、反応の着色を血液の着色によって遮蔽しない
ようにすることが必須である。血液の遠心分離または血
液の凝固は全血液から血漿または血清を単離するのに使
用する2つの常用の従来技術である。然しなから、これ
らは追加の試料調製工程をもたらす。赤血球はやや大き
い(約8ミクロンの直径)ので7.透明な血漿を得るた
めにはこれより小さい孔径のマイクロフィルタを使用す
ることが想定されうる。然しながら、これは次の理由で
通常は作動されない。
(a)  血液の1滴を3〜8ミクロンの孔径の乾燥親
水性膜の上に置(とき、迅速な溶血が起って壊われやす
い赤血球細胞が破れ、そしてこわれた細胞および/細胞
からのヘモグロビンが洩れる。その結果として、一般に
、入って(る血漿は透明ではなくて赤味がかつている。
また、血液は膜中で凝固を始め、更に凝固が進んで信頼
性のない結果をもたらす。
(b)  血液の1@を3ミクロン未満の孔径の親水性
微孔性膜の上に置くとき、膜の頂部の凝固は特に迅速で
あり、通常は無視しうる程度の血漿しか通らない。凝固
について上記と同じ問題に遭遇する。
(c)  マイクロフィルタに加えて、又はマイクロフ
ィルタの代りに5深いフィルタを使用することは同様に
問題がある。深いフィルタの高いホールド・アンプおよ
び吸収性能のために、血液の容積要件はや一過度になり
、そして溶血および凝固は依然として存在する。これに
対する例外は血液から血漿/血清を−IP〜有効に分離
することの示されたガラス繊維製の深いフィルタである
。この方法は米国特許筒4、477.575号に示され
ている。然しなから、他の「乾燥」膜装置の問題の多(
は程度は低いけれども依然として残っている。
乾燥膜試験装置の問題を克服するために、多数の湿潤ま
たは半湿潤の微孔性膜試験装置が提案された。すなわち
、水または水溶液で湿潤させたとき、これらの親水性膜
の微孔性繊維は水の薄層で水和される。これは膜の吸収
性能を着るしく減少させる。このようにして約5ミクロ
ン以下の孔径の湿潤微孔性膜を横切ってかなり清浄な成
分を得ることは可能である。然しなから、湿潤系および
半湿潤系は3つの主要な欠点をもつ。第1に、これは使
用前に膜を湿潤させる操作を含み、これは診断試験に追
加工程を付加する。
第2に、診断試験において遭遇するように1数μtの小
容量で処理するとき、これは成分を希釈し、そして希釈
の程度は試料容量に応じて変化する。最後に、湿潤膜に
おいては、膜を通る物質移動速度は毛管よりもむしろ拡
散によって支配され、過度に長い時間がかかり、それに
よって診断試験の全応答時間に悪影響を及ぼす。ガラス
繊維製の若干の深いフィルタが全血液から赤血球を成功
裡に分離しうるという発見(米国特許筒4,477.5
75号)はBoehringer Mannheim 
Diagnosticsにより[Ref 1otron
 J (商標)と呼ばれる機器の成功裡の商業化の道を
敷いた。そこでは透明な血清または血清の分離が圧力ま
たは遠心分離のような外力の必要なしに乾燥ストリップ
自体内で起る。これは単純で安価な方法で全血液から種
々の分析物質の分析を可能にした。然しなかも、Ref
lotronによる血液分析は便利であるけれども、多
量の血液を反応試剤パッド上に入れなければならず、そ
してすべての試剤を分離した血清/血漿と緊密に接続さ
せるためにパッドを圧縮する必要がある。また、それは
1回に1つの反応を行ないうるにすぎず、そして代表的
にはこれらの化学反応はそれぞれが約3分を必要とする
〔発明が解決しようとする課題〕
以上に述べたように、多くの新規な開発がなされ特許さ
れたけれども、全血液血漿から1部以上の分析物を試験
するための便利で有効な、容易に使用しうる信頼性のあ
る試験方法と装置の必要性は満足されなかった。
液体混合物操作における他の多くの分離要件は特定の成
分に対して独特の同様の欠点をもつ。
本発明は上記の必要性を満足させ、分離要件についての
上記の欠点を解決する改良された装置と方法を提供しよ
うとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば上記の課題を解決するための手段として
、液体混合物中の成分流体を相互に分離するための、特
に液体混合物から望ましくない成分を分離して爾後の使
用釦供しうる1種以上の成分を得るための、方法と装置
が提供される。液体混合物の試料を物理的輸送媒体にま
ず加える。
該輸送媒体は液体混合物の少なくとも1部を物理的輸送
媒体にそって遠隔位置から第2位置に移動させ、微孔性
分離膜の第1面と接触させる。主として接線方向の移動
は重力、吸収または毛管作用によって達成され、そして
物理的輸送媒体は織布シートあるいは溝付き合成材料で
ありうる。液体混合物の一部がひとたび微孔性分離膜の
第1面に移動すると、1種以上の望ましくない成分は1
種以上の望ましい成分から分離され、望ましい成分は吸
収されて膜を通過する。望ましい成分は微孔性分離膜の
第2の(反対側の)面に到達して収集用膜と接触する。
この収集用膜は爾後の使用のための望ましい成分を収集
する。すなわち、収集用膜は望ましい成分の少なくとも
1種と反応してその少なくとも1つの化学反応特性を示
しつるものである。たとえば、比色反応を起すことがで
き、着色強度は濃度水準または他の定量的または定性的
特性を示しうる。
〔発明の態様〕
本発明は液体混合物中の望ましい成分をマイクロリット
ル(μt)の量で迅速、有効に、且つ望ましい成分の希
釈、破壊または汚染なしに得る方法と装置に関する。諸
成分の分離と移動は外力に依存することなしに又は試料
の予備処理なしに行なわれる。本発明はまた、望ましい
成分の定性的または定量的特性の決定のために又はその
他の目的での使用のために、液体混合物から1種以上の
成分を分離する方法と装置にも関する。すなわちその分
離方法は治療剤、血漿/血清標準液、汚染の検定および
/または試験、pH試験、異性体試験、水硬度、水ミネ
ラル含量または水汚染物試験、実験室分析、分離および
化学反応、液体混合物の品質管理、液体のpH試験、イ
オンの分離と決定、貯蔵寿命の決定、尿試験、その他の
体液試験などに利用することができる。事実、本発明の
方法と装置は成分が膜による分離を受ける液体混合物か
らの成分の分離に使用することができる。従って、ここ
に使用する「液体混合物」とは流動性であり、膜分離に
よって分離される1種以上の成分をもち、そして成分の
1つが液相である混合物を意味する。水溶液、ス之り、
多成分懸濁液、不純水、体液、液/液混合物、非水溶液
、流動性モノマーおよび/またはポリマー混合物などが
包含される。更に、ここに使用する「成分」はそれ自体
が固体、液体、またはイオンおよび/または固体を懸濁
または溶解させた液体、でありうる。
本発明の装置は望ましい成分を爾後の用途(たとえば上
記のような試験または分析)のために収集用膜と緊密に
接触させる。収集用膜は活性化学成分、イオン、酵素、
蛋白、発色団、または他の試剤を含むことができ、移動
および爾後の反応は外圧なしに達成される。本発明の分
離ストリップ装置はまた単一の試料用途で同一ストリッ
プ上に多種の化学反応を非常に迅速、単純かつ信頼性あ
るように行なわせる。
主として本発明は液体混合物を第1の(遠隔)位置にお
いて物理的輸送媒体に加えて混合物の少なくとも1部を
該媒体の第2位置に移動して分離膜と接触させ、望まし
くない成分と望ましい成分を分離することに依存する。
代表的に、本発明は適当な微孔性分離膜の下に液体混合
物の接線流を利用して望ましくない成分を下面に保持す
るが望ましい成分は分離膜の虫面上に得る。膜マ) I
Jツクス内の及び微孔性膜の下側の好適な溝および/ま
たは好適な開放網による毛管圧は接線流のための適当な
駆動力を与えることができ、外力は必要としない。非常
に粘稠な液の濾過にとって、または高い固体含量をもつ
スラリまたは懸濁液にとって、膜を横切る接続流は行き
どまり濾過よりもずっと効率的である。膜の閉塞の問題
は接線濾過方式で実質的に減少される。この装置におい
て、粘稠流体または懸濁液は膜の一面を横切って掃き流
され、そして清浄涙液は他の面を横切って収集される。
本発明は小規模の分離ストリップ用にこの原理を使用す
る。点眼薬器などによってえられる小容量の液体混合物
について、液体混合物の駆動力は毛管の引張りによって
完全に与えられる。これを効率的に行なうために、それ
は分離膜の細孔構造と物理的輸送媒体の双方に非常に依
存し、そして場合によってはその下の支持構造体にも依
存する。また、微孔性分離膜の選択も重要である。理想
的な分離膜は液体混合物により容易に湿潤すべきであり
、望ましくない成分を頂面に移動させるべきではな(、
成分の破壊を生ぜしめるべきではなく、良好毛管吸引を
有すべきであり、そして表面近くにかなり均一な細孔構
造をもつべきである。
利用しうる数ダースの商業的微孔性膜が存在し、特定の
液体混合物の用途の特定の分離膜の実際の選択は当業者
の範囲内にある。
本発明の他の重要な要素は物理的輸送媒体および微孔性
分離膜配置用の基材である。代表的には、この膜はプラ
スチック基材上に配置され、そしてこの基材と膜との間
に物理的輸送媒体が配置される。この膜は開放構造をも
つ材料であることができ、そして水性混合物を取扱う場
合には親水性表面をもつ。このような開放構造をもつ材
料の例は種々のポリマー網、布、ティッシュ・ペーパー
、ガーゼなどである。理想的にはこれらの開放構造材料
のホールドアツプおよび吸収性能は吸収による液の損失
を最小にするように非常に小さくあるべきであり、そし
て巨視的規模の表面は微孔性膜との良好な接触を与える
ようにかなり平滑であるべきである。ポリエステルやナ
イロンのような多数のマルチフィラメント・ヤーンから
の織布は時に有用である。
支持構造物の孔径は臨界的ではないけれども、微孔性分
離膜の孔径よりも少なくとも1桁大きい孔径をもつのが
好ましく、それによってこれらの基質材料は篩の性能を
もたず、その唯一の機能は液の平滑で迅速な流れを助け
ることにあるようになる。微孔性分離膜の下の血液の迅
速な移動を助けるもう1つの手段として、よく形成され
た幾伺字形状の溝を開放構造材料の下のプラスチック基
材上に含めることができる。溝の寸法は用途に応じて変
えることができる。
たとえば幅1〜10H,深さ1〜15ミル(25〜22
5ミクロン)の溝は体液用に全く良(適しており、幅1
〜4關、深さ2〜lOミルの溝はたとえば血清用に好ま
しい範囲である。
然しなから、前述のよ5に、寸法の選択は当業者の技側
範囲にある。
実施に際して、モノフィラメント織布のような開放構造
材料を溝付きの又は溝のないプラスチック基材の上に配
置し、そして微孔性分離膜を頂部に織布の一部が膜を越
えてのびるように配置する。収集用膜たとえば戸紙、不
織または織布シート、または他の膜を微孔性分離膜の頂
部に配置する。この収集用膜は望ましい液をそれが微孔
性分離膜を通る際に吸収し、そして所望ならば所定の試
験または反応に特異な試剤を荷重することもできる。こ
の全組立体は任意に、頂部に別のプラスチック・カバー
を配置することによって、締着させることもできる。分
離膜から離れた位置においてプラスチック・カバー中の
オリアイスを通して物理的輸送媒体に加えた液体混合物
試料は、微孔性分離膜の(下の)近くの場所に移動し、
それKよって微孔性分離膜の一面にそって液体混合物の
薄い被膜が生ずる。この膜の頂面からえられる望ましい
液体は収集用膜を飽和させ、そしてそれが試剤を荷重し
ていると、望ましい液体はこれらの試剤と反応して着色
または他の特性を生せしめる。
〔図面を参照しての具体的説明〕
第1図および第2図を参照して、そこには本発明の試験
ストリップ装置(1)の側部切断図および頂面図が示し
である。装置(1)は不活性基材(3)およびこれに接
続する物理的輸送媒体(5)をもつ。この具体例におい
て、物理的輸送媒体(5)は織布である。物理的輸送媒
体の上に微孔性分離膜(7)および任意要素としての疎
水性バリャース) IJツブ(9)がある。微孔性分離
膜(7)の上にこれより短い長さの収集用膜(11)が
ある。オリフィス(15)の付いた透明プラスチック・
カバー(13)が(第3図に示すように)他の要素(1
7,19)より上に配置されている。第2図の頂面図は
カバー(13)が透明であるという事実により、すべて
の要素を少なくとも部分的に示している。
使用者は単にオリフィス(15)[微孔性膜から離れた
位置にある〕中に液体混合物の一滴を入れる。液体混合
物は物理的輸送媒体(5)および微孔性分離膜(7)の
下を下降して流れ第1の(底部)面に至る。望ましい液
体は分離し、そして膜(7)中を上方に流れ、この時点
において望ましくない成分は既に分離されてしまって実
質的に含まれていない。次いでそれは膜(7)の第2の
(対向する、すなわち頂部の)面に移動し収集用膜(1
1)に至る。ここで望ましい成分を貯蔵し、検査し、熟
成し、試験し、反応させ、あるいはまた所望に応じて使
用することができる。たとえばこの場合、試験膜(11
)は関心ある液体の酸性度または他の特性に特異な試剤
を含んでいてもよい。血清試験の場合、コレステロール
、グルコースなどの比色測定を表わす発色源を含有させ
ることができる。
一般に、本発明の装置の必須要素は物理輸送媒体、微孔
性分離膜、および収集用膜である。好ましくはないけれ
ども、微孔性膜は輸送媒体兼分離膜として働くようにの
ばすことができる。然し、液体容積に関して更に余裕を
もたせて、寸法とオーバーフローの制御は、物理的輸送
媒体が1以上の要素であってこれらの要素が微孔性膜と
は別の異なったものであるときに達成される。同様に輸
送媒体は基材として働くこともでき、あるいは別の不活
性基材を使用することもできる。
別の物理的輸送媒体と分離膜の組合せは、液体混合物が
遠隔の液体添加区域に配置されるときそれが微孔性膜の
下に迅速に引張られて望ましい液体がこの膜を横切って
掃引され収集用膜を飽和させるようにえらばれる。更に
、収集用膜自体は単一層であってもよく、あるいは複合
層たとえば試剤含有層ならびに発色源含有層(好ましく
は多孔質親水性層)であってもよい。これらの層中の酵
素または試剤は望ましい成分を泪解し、それらと反応し
て発色させる。
この種の系は、血液分析物質たとえばグルコース、コレ
ステロール、トリグリセリド、尿酸、クレアチン、アル
コール、クレアチン拳キナーゼ、コリンエステラーゼ、
AST。
ALTなど、を決定するのに特に適切であり、そこでは
酵素または酵素系列は分析物質を過酸化水素に転化させ
次いでこれが収集用膜中に含まれる発色源と反応する。
このような診断用ストリップ中に使用する酵素の多(は
、多(の発色源にと長時間接触するとき特に変性を受は
易い。2つの別々の層中の酵素と発色源を分離し、然も
それらを密に接近させることによって、試剤の長期の安
定性を保存することができる。アルブミンまたは他の蛋
白、アミラーゼ、カルシウム、無機リンなどの分析物質
(ただしこれらの試剤は酵素や抗体のようなバイオ分子
ではな(て安定な化学物質であり、生成する色は分析物
質と反応試剤との選択的な錯化による)の分析について
は、多孔質層は無くすことができ、すべての試剤は単一
層の膜に組合せることができる。試剤のい(つかを系中
のほかの場所たとえば追加層中に荷重させることもでき
るが、これはそれらが液体を損傷しない限り、たとえば
血液の場合に血球を分解しない限り、必須ではない。試
験膜の頂部での最終の色を見るのが最良である。それは
もとの液体混合物の色を遮蔽する層としても働くからで
ある。装置から収集用膜への、試験中に発色した色が流
れ出すのを防ぐために、任意要素としての疎水性材料ま
たはニカワを第1図および第2図に示すように物理的輸
送媒体のすぐの下流の分離膜の露出縁に塗布することも
できる。このような疎水性表面バリヤーは色が分離膜か
ら下方に拡散するのを防ぐが、これは必ずしも必要であ
るとは限らない。
別法として第1の試剤と第2の反応性要素(発色源)と
を含む収集用膜を使用するとき、複数層の代りに単一の
収集用膜を使用することができる。すなわち、い(つか
の具体例において、試剤と発色源は同じ膜構造物中で乾
燥状態または半湿潤状態に、あるいは湿潤形態において
さえ保持することができ、あるいは一方又は他方を同じ
膜内にカッセルするか又は単離することもできる。
更にX本発明の装置は、妨害性分析物の除去のための沈
殿工程を通常は必要とする、ある種の血液または他の分
析物の検出用の追加の試料調製なしに1使用することが
できる。たとえば、沈殿剤は微孔性分離膜内に、あるい
は物理的輸送媒体中に配合して、沈殿工程がオン−ライ
ンで起り、収集用膜に達する血漿が妨害物を含まないよ
うにすることもできる。沈殿剤の性質により、血液と沈
殿剤との直接の接触を行なうことが望ましいならば、沈
殿剤を含む追加層を分離膜と物理的輸送媒体との間に配
置するとこができる。沈殿工程の使用を行なう応用は高
密度リポ蛋白コレステロール(HDLコレステロール)
の測定でアリ、これはポリエチレングリコール、デキス
トラン・サルフェートまたはタングステン酸マグネクウ
ムのような沈殿剤を使用して低密度および極低密度リボ
蛋白(LDLおよびVLDL)を沈殿させ、次いで遠心
分離する沈殿−分離工程を代表的に必要とする。本発明
の装置は微孔性分離膜中に沈殿剤を配合することによっ
てこれをオン−ラインで達成する。
これらの装置は自己モニタ性である。それは微孔性膜が
毛管光てん罠よって過充てん又は過飽和されえないから
である。ひとたび収集用膜が飽和されると、過剰の液体
混合物は輸送媒体中を単に下降して移動する。なんらか
の理由で試料容量が大きすぎて輸送媒体の吸収能を枯渇
させるときは、過剰の液体混合物は吸収されることなし
に適用区域に単にとどまる。試料容量が十分でない場合
には、収集用膜の一部のみが所望に応じて飽和され使用
される。試験膜の厚さ(および従って空所容積)Kわた
る正確な制御は重要ではない。なんとなれば、この膜の
飽和性能が厚さと共に変化してさえ、望ましい物質中の
試剤の濃度および従って得られる最終結果の強度は意図
的にこの膜の厚さとは無関係でありうる。収集用膜を望
ましい物質で飽和させるに必要な最小容量は、膜の厚さ
、系の幾何形状、望ましい成分の性質およびその究極の
用途に依存する。
第3図は第1図および第2図に示すものと類似の本発明
の装置(21)を示す、物理的移動媒体(19)は今や
基材(17)に形成される溝内体である。符号6,8は
同じ意味をもつ。
第4図は類似の本発明の装置を示す。同じ符号は同じ意
味をもつ。ここでは第1図の布の物理的輸送媒体(5)
と第3図の溝付きの物理的輸送媒体(19)とが組合せ
られている。この任意の貯蔵媒体は追加の(過剰の)液
体混合物を吸収して過剰液を分離膜(7)に通すのに使
用することができる。任意の液体吸収性材を使用するこ
ともできるが、これは本発明の必須の特徴ではない。
第5図は基材(35) 、基材(35)上に配置した物
理的輸送媒体(37) [たとえば、必要な毛管作用を
もつガーゼまたは合成材料のようなシート材料〕、基材
(35)物理的輸送媒体(37)より上の分離膜(39
) 、および収集用膜(41)をもつ本発明の装置(3
3)を示す。収集用膜(41)は部分的に分離膜(39
)の上にあり、そして部分的に基材(35)上に配置さ
れている。この配列はもとの液体混合物の色の若干を示
しうる非常に薄い分離膜の使用を可能にする。試験膜の
一部をオフセットすることによって、単離された部分は
色調背景なしに真の比色計の読みを示す。オリフィス(
40)の付いた頂部カバー(43)は透明プラスチック
であり、使用者は上記と同じ方法でこのストリップを使
用できる。
本発明の方法と装置は多数の同時の試験に便利に使用で
きる。故に程々の化学作用を同一装置上で組合せること
を可能にしている。これは例えば患者の状態を診断のた
め多数の分析対象物のチエツクを必要とするところの診
察室の試験に特に便利である。本発明において同一スト
リップ上に複数の関連試験が組合せられ、多数の分析対
象物の測定が指の穿刺により得られ5る単一の血液試料
に適用せられ、数分以内にできるのである。故に第6図
は単一ス) IJツブ上に脂質パネル(コレステロール
、HDLコレステロールおよびトリグリセリド)を組合
せている一つの装置を示している。第8図には基体(4
3)をもつ装置(41)が示されている。この実施態様
の物理的輸送媒体には基体(43)上にある溝(45)
並びに溝上にあるシート(47)がある。図でわかると
おりシート(47)上に三枚のマイクロポーラス血漿分
離膜(49,51および53)が間隔をおいて並んでい
る。膜(51)は更KLDL及びVLDL(低密度コレ
ステロールおよび超低密度コレステロール)の沈殿剤を
含む。各血漿分離膜(49,51および53)の上にそ
れぞれ多層の血漿捕集試験用メンブレン(55,57お
よび59)がある。血漿捕集試験用メンブレン(55,
57および59)は3植の異なった分析対象物、この場
合、コレステロール、HDLコレステロールおよびトリ
グリセリドのための必要な反応体をそれぞれ含んでいる
。任意の吸収剤貯蔵媒体(61)も含まれる。この実施
態様の上部カバーには開口部(65)をもつ第1の透明
プラスチック層(63)および血液試料添加口・(69
)および試験用メンブレン(55,57および59)に
おけるそれぞれの分析対象物反応の比色測定の肉眼比較
用の開口部(71,73および75)をもつところの不
透明層(67)をもつ。
第7図は多数の分析対象物測定、この場合は4種の分析
対象物試験ができる別の方式を示している。故に装置(
91)には基体(93)および放射状に拡がると共に十
字状に基体(93)の上にあり、中心からほぼ基体(9
3)の外端まで放射状に伸び、下記するところの他の全
成分の存在下にある物理的輸送媒体(95)がある。物
理的輸送媒体(95)の上にわかれた4つのマイクロポ
ーラス血漿分離、[(97゜99.101および103
)がある。これら各部分の上に血漿捕集試験用メンブレ
ン(105,107,109および111)がそれぞれ
あり、これらは順にグルコース、コレステロール、HD
Lコレステロールオヨヒトリクリセリドの様な4程の分
析対象物の比色測定用反応体を含んでいる。任意の吸収
貯蔵媒体(113,115,117および119)水物
理的輸送媒体(95)の外端上にある。透明プラスチッ
クカバー(121)が他成分全体上におかれ、図の様に
中心に血液試料用単一の開口部(123)がある。この
装置(91)は血液を1滴添加することにより4種の分
析対象物を殆んど同時に測定することが可能である。
下記の実施例は本発明の効果を例証するものである。
実施例1 第1図および第2図に示す様な装置をマーキイ水中のバ
クテリア試験用に製造した。収集用膜(試験用メンズレ
イン)に比色バクテリア指示薬を接種した。分離膜はマ
ーキー−カラー夾雑物を濾過除去するようにえらばれた
寸法をもつ。水試料を添加区域に加える。その若干は物
理的輸送媒体にそって移動する。分離膜において、マー
キネスは除かれ、収集用膜の頂部の透明の膜表面は比色
バクテリア計数(カウント)を示す。
実施例2 第3図に示す装置を着色液のpH試験用に製造した。分
離膜を色素を除き透明な液のみを収集用膜に通過させる
ようにえらんで正確なリドマス型試験を行なった。
実施例3 第1図および第2図に示すような装置を血液試験用に製
造した。ただしティッシュ・ペーパーを物理的輸送媒体
として、血液が5ミクロンポアサイズのニトロセルロー
ス分離膜(AE 98ffiシユライヒエルアンドシユ
エル)の下に流れやす(した。この場合の血漿収集試験
膜は0.45 ミクロンのナイロン6.6膜であった。
試験用膜は血漿収集用血漿分離膜よりも孔径の小さい微
孔性膜を使用すると便利である。それはまた、1次膜が
欠陥をもつ場合の2次膜としての働きもする。血液の1
lli(容量20〜40μt)を血液添加区域に加えた
。1〜2分以内で血漿収集用膜は透明血漿で飽和した。
実施例4 支持プラスチック底板に巾3M深さ5ミルの溝をもつ第
3図に示す様な装置を製造した。血液輸送媒体として開
かれた構造の物質を用いなかった。血液が血漿分離膜上
を流れ出さない様に膜表面に疎水性テープをはった。血
漿分離膜は実施例3と全(同じであった。血液1滴を開
口部におとしたとき約1分で泄んだ血漿が血漿収集用試
験膜を飽和させた。
実施例5 溝及び開かれたメツシュを用いる方式により図4に示す
装置を製造した。溝の寸法は実施例4と同じであったが
血液輸送促進のため単繊維のポリエステル製の織布を用
いた。
血漿分離膜は実施例3におけると同型のものを用いた。
血液を血液添加口に入れたとき約10秒で溌んだ血漿が
血漿捕集膜を飽和した。
実施例6 実施例5と同じ方法を用いた、但し血漿分離膜は8ミク
ロンのニトロセルロース(AE99型、シュライヒヤー
アンドシュエル)を用いた。血漿捕集用試験用メンブレ
ンは約10秒で飽和された。
実施例7 実施例6と同じ方法を用い試験した。但しセルロース膜
(ミクロンセパレーション社)は分離膜用に用いた。血
漿捕集膜は約30秒内に飽和された。
実施例8 実施例5の方式において図5に示すとおり過剰の血液を
吸上げる吸収パッドとして追加7紙を用いた。残りの成
分は実施例3と同じであった。約15乃至100μtの
血液試料を血液添加口に入れた。血漿捕集膜は約10秒
で飽和された。
実施例9 戸紙(捕集膜)を捕集用ノmとして用い、図1のタイプ
の成分分離膜上に置いた。1滴の血液(約40μt)を
試料適用領域につけた。該装置は血液細胞を分離し、戸
紙は澄んだ血漿で飽和される。次に戸紙を装置から除き
、血漿のpHを湿った7紙をpH紙に押しあて、pH紙
の色の変化がl pHごとの増加で示されて試験される
。血漿のpHは予測されたように、色標準と比較して7
〜80間であった。
実施例10 pH紙を戸紙の代わりに捕集膜として用いた以外実施例
9を繰り返した。試験を繰り返し、血漿をpI(紙の捕
集膜のところに集めた。非常に短時間で、捕集膜は色が
変わり、pH7〜8であることを示した。
一方血液を戸紙に直接適用したところ、赤色となり、血
液のpH値を測定することはできなかった。
実施例11 青色染料Intrapel Blue 12 (cro
mpton andKnowles)をpH3で緩衝液
水溶液中の懸濁液にする。
図3の装置において、7紙を試料捕集用メンブレンとし
て用い、1滴の懸濁物水溶液を試料適用領域に置いた。
p紙は泄んだ無色の緩衝液を捕集し、その液はpH試験
紙に押しつけてpHをみるとpH3を示す。該装置は、
試料に濁りまたは色を与え、あるいは酸度のような試験
に悪影響を与える粒子を分離するのに有用である。
実施例12から20までは、装置の寸法、組立ておよび
機能を具体的に説明するためのものである。この実施例
において、5ミクロのニトロセルロース膜を血漿分離膜
として用い、045ミクロンの孔径のナイロン6.6の
膜を血漿捕集試験メンブレンとして用い、織ったポリエ
ステルメツシュを、該血液輸送を促進するための物理的
輸送媒体として使用し、レンズ用ティ!ユペーパー又は
io、oooダルトンのカットオフの透析膜(5pec
tra−por )を発色剤を付与するのに使用し、白
色PvCまたはポリスチレンプラスチック(15−25
ゲージ)を基体として用い、透明なPVC又はビニルプ
ラスチック(8−12ゲージ)を上カバーとして用いた
。ポリブテンまたはシラスチックまたはPvCをベース
とした接着剤又は医薬用ダブルスチックテープなどは、
すべての化学薬品に対し比奴的不活性であり、これらの
装置内で用いられて疎水性バリヤー又は良好なシールの
いずれかとなる。試薬として酵素を含む各種化学薬品と
一緒にして用いられうる発色剤は、ホース2デイシユペ
ルオキシダーゼの存在下において分析対象物の反応によ
り生成する過酸化水素と反応して青緑色を生ずるa3:
へ5′−テトラメチルベンジジン・二塩酸塩(TMBD
)である。TMBDはフェノール又はその誘導体および
チアミノアンチピリンの様な多数の発色剤によって又は
例えばアリールメチン同複体(例えば、ロイコマラカイ
ト緑)からの多数のロイコ染料又はそのロイコ形に溶解
化された反応性染料によって置換されていることができ
る。試験メンブレンの多孔性の下層は、発色剤溶液に′
tj!けられ乾燥される。
代表的には、この溶液は20m7の試薬アルコールおよ
び0.1MpH3!Jン酸塩緩衝液(容量で3:1)の
液中に溶解された0、3 f  TMBD、  0.5
9のコール酸ナトリウム及び0.5−29のポリエチレ
ングリコール(PEG)(分子f800ダルトン)より
成っている。試験メンブレンの上層は発色剤溶液に浸漬
したティッシュペーパーで、乾かすとコール酸ナトリウ
ム及びPEGの混合物に起因するペタつきを示した。こ
のベタつきがペーパーと試薬の下層との接解を緊密にす
る。試薬を付与するため、適当な緩衝液中の試薬溶液は
所望の濃度にされ、該膜はこの溶液に漬けられるか又は
膜が飽和されるまで溶液をピペットで加えるかのいずれ
かで処理される。該膜は次に室温で乾燥される。
−船釣にはその飽和のためには、平方個当たり10マイ
クロリツターの試薬溶液が試薬膜用に必要である。
実施例12 図4と同様に試薬膜が上記のとおりコレステロール用酵
素を含んでいる全コレステロール測定用試験ストリップ
をつくった。10乃至40μtの血液又は血清試料を血
液添加口に入れた。試験用メンブレンを飽和するに大体
約10乃至15秒かかり、約30秒内には十分発色し、
それは反射率計で読みとり又は色チャートと比較できた
実施例13 図6と同様にまた上記の試薬組成物を用いてコレステロ
ール試験ストリップをつくった。15乃至50−の全血
試料を血液添加口にmえた。約30乃至45秒で完全に
発色した。
実施例14 図4と同様にHDLコレステロール測定ストリップをつ
くった。実施例12のコレステロールストリップとちが
う点はこの場合血漿分離膜1を先づPEG2000 (
LDLとVLDLコレステロール用沈殿剤)20重量%
水溶液に浸漬され乾燥されて使用された。10乃至4〇
−試料(全血、血清又は血漿)を試料添加口に入れ、約
1分間で完全に発色した。
実施例15 図4と同様にトリグリセリド試験ストリップをつくり上
記のとおり酵素を含む試験用メンブレンをつくった。1
)O乃至40m試料(全血、血清又は血漿)を試料添加
口に入れ約1分後に完全発色した。
実施例16 図4のとおりグルコース試験ストリップをつくり試験用
メンブレンに上記のとおり酵素を付与した。10乃至4
0−の試料(全血、血清又は血漿)を試料添加口に入れ
約30秒後に完全に発色した。
実施例17 脂質測定用試験ストリップを図6に示すとおりつくった
個々の分析対象物用の3つの試験用メンブレ/は上記し
たとおりであり、HDLコレステロール用分離膜は実施
例9に記載のとおりPEGで処理した。40乃至100
1nlの試料(全血、血清又は血漿)を試料添加口に加
え約3分で完全に発色した。
実施例18 脂質測定用試験ストリップを図6に示すとお9つ(つた
40乃至100dの試料を試料適用領域に加え約1分で
発色した。
実施例19 コレステロール(全及びHDL)、グルコース及ヒドリ
グリセリドの同時測定装置を図7に示すとおりつくった
50乃至Zoomの試料(全血、血清又は血漿)を試料
添加口に入れ約2分後に完全に発色した。
実施例20 全コレステロール及びHDLコレステロール測定用it
をつ(つた。20乃至80ゴ試料を試料添加口に加え約
1分後に完全に発色した。
下記実施例21−28において酵素と発色剤を単一層の
血漿捕集試験メンブレ/に付与した。発色剤、3.xへ
5′−テトラメチルベンジジンをアセトン中0.03 
? 7m674度にとかした。又はトルエン中3%フェ
ノールff1M中に約0.02r/*にとかした。コレ
ステロール用酵素は上記水溶液から付与し試験メンブレ
ンは乾かした。乾燥後試験メンブレンに発色剤溶液(ト
ルエン又はアセトン液いづれか)をつけ再び乾かした。
試験に使用した装置は図5に示すとおりのものであり、
但し別の発色剤層は除き、血漿捕集膜上の上部プラスチ
ックカバー上に酸素のための空間をおいた。これは発色
剤が別に他のマトリックスにつけられたときよりも該反
応ではより敏感に酸素を必要とすると思われたからであ
る。美的目的のため及び外部汚染から試薬領域を守るた
め片側に多孔性接着剤で被覆した薄い(厚さ20ミクロ
ン以下)透明なポリウレタン膜(例えばカリフォルニア
州、イングルウッド(Inglewood )、アキュ
テツク(Acutek )社販売)の様な空気透過性膜
で空間をおおうことができる。この膜は酸素を反応域に
適当に輸送できるとわかった。
実施例21 孔径0.45ミクロンをもつナイロン−6,6にアセト
ン溶液からコレステロール酵素と発色剤を付与した。1
5乃至50mの血又は血清試料を図5の様な装置の試料
添加口に入れると、約30秒後に発色した。色はコレス
テロール濃度に正確に比例した。
実施例22 孔径0.2ミクロンのセルロース試験メンブレンを用い
実施例21と同じ試験を行なった。しかし発色剤はトル
エン中のその溶液からつけた。再び同様の結果かえられ
た。
実施例23 実施例21の試験を反復したが、今回はコレステロール
酵素をつけ乾燥後試験膜をアセトンで飽和させ、アセト
ンの1部蒸発後90:10容量部のトルエン:ドデカン
混合液を加えた。試験メンブレン乾燥数分後トルエン中
の発色剤溶液を付与した。試験メンブレンを乾燥した後
非揮発性のドデカン成分があとに残った。したがってこ
の膜は完全乾燥でな(疎水性で非極性のドデカンを含有
し擬似的な液膜と考えられた。ドデカンの様な非極性液
体は酵素のまわりに疎水性環境をつくり変性忙対してま
た特罠湿った環境のもとて酵素に安定性を与える。試験
の結果性能は上記と同様であった。
実施例24 実施例21の試験を反復したが、今回はニューシャーシ
ー州ダルトンのキングストンテクノロジー(Ki ng
s tonTechnologics )iで米国特許
4331.783号、4337;327号、436Q2
94号、4.37C4874号、442Q589号およ
び437Q451号記載のバイパン(HYPAN■)マ
ルチブロックポリマーからえた試験メンブレンを用いた
。この試験メンブレンはポリエステル布裏地の上につく
られ約5−10モルチのアクリルアミド基と残りはアク
リロナイトライド基を含んでいた。試験メンブレンの構
造は非対称的で、より開いた側の孔が1ミクロンより大
きかった。この膜を実施例21におけるとおり試験し同
様の結果かえられた。
実施例25 実施例24のバイパン膜を用い実施例23と同様の試験
を反復した。この擬似的に液状態のバイパン膜は同じ性
能を示した。
実施例26 対称的構造をもつマイクロポーラスバイパン膜を用いて
実施例21の試験を反復した。膜はポリエステル布支持
体上で含浸させた。この場合バイパン膜はアクリロナイ
トライド基75モルチと、残りのグルタルイミド訪導基
を含んでいた。この膜の孔径は0.02乃至1ミクロン
であった。
試験結果は実施例21と同様であった。
実施例27 実施例23に記載の擬似的な液状において実施例26の
膜を試験した。再び同様の良好結果かえられた。
実施例28 図3に示されたタイプの装置は、暗色の油/水混合物か
らフェノールタイプの化合物を試験するために作製され
る。
ホースラディシュペルオキシダーゼ、4−アミノアンチ
ピリン及び過酸化水素に浸償されたp紙を試薬メンブレ
ンとして用いた。フェノールの存在は過酸化水素とペル
オキシダーゼ酵素の存在下でのフェノールと4〜アミノ
アンチピリンとの酸化的カップリング反応により形成さ
れるピンク色の色彩(キノイミン染料)によって示され
る。
別の方法として、過酸化ストロンチウム、酒石酸または
酢酸カルシウムのような試薬が過酸化水素の溶液の代わ
りに用いられ、水の存在下そこで過酸化水素を形成させ
るのに使用され、それにより「乾燥」試薬パッドとする
ことができる。加水分解性のフェノール部は多くの農薬
の残基中に存在し、その試験は、水道中に毒性のある農
薬の残留物があることをチエツクするのく有用である。
実施例29 図6の装置は、別々になった試薬メンブレンを有し、液
体試料中の遊離の塩素/臭素、全塩素/臭素及びpHを
試験するのに有用なように形成される。遊離の塩素/臭
素及び全塩素/臭素の試薬パッドはEnvironme
ntal TestSystems (Elkhart
、Indiana)から得らワヘ実験呈用のpH紙はp
Hパッドとして用いられた。このような装置は、多数の
分析対象物を同時に試験するのに使用することができる
上記記述に照して本発明の修正法および変更法が多数可
能なことは明白である。したがって本発明特許請求範囲
内で本明細書に特に記載した以外の方法も実施できるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は支持基材、横方向の物理的輸送媒体、微孔性膜
および収集用膜を含む本発明の装置の側部断面図である
。 第2図は第1図に示す装置の頂部概要図である。 第3図は物理的輸送媒体として荷付き基材を使用する本
発明の別の態様の装置を示す。 第4図は物理的輸送媒体が溝付き基材と毛管作用輸送媒
体との組合せである本発明の更に別の態様の装置を示す
。 第5図は本発明の別の態様の頂面図を示す。 第6図は3つの異なった成分特性を決定するための多重
収集用膜を備える態様の本発明の装置の側面図である。 第7図は放射状に配列した収集用膜を含み、4つの異な
った成分特性の決定を行なう態様の本発明の装置を示す
。 出 願 人  キングストンダイアグノスティックスエ
ルピー 図面の))S(内容に変更なし) 13 FIGUREI

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体混合物から1種以上の望ましくない成分を分離
    し1種以上の関心ある成分を得る方法であつて、 (a)液体混合物の試料を遠隔位置の物理的輸送媒体に
    加えて液体混合物の少なくとも1部を物理的輸送媒体に
    そつて該遠隔位置から微孔性の成分分離膜の第1面に移
    動させ; (b)物理的輸送媒体を介して、微孔性成分分離膜の第
    1面を上記液体成分の一部と接触させて液体混合物から
    1種以上の望ましくない成分を分離し、そして1種以上
    の望ましい成分を該微孔性膜分離装置の第2面に移動さ
    せ;そして (c)微孔性成分分離膜の第2面に配置された成分収集
    膜を上記の1種以上の望ましい成分と接触させ、それに
    よつて該試験膜を該望ましい成分を回収して爾後の使用
    に供しうるものとする; ことを特徴とする方法。 2、成分収集膜が少なくとも1種の望ましい成分と反応
    してその化学反応特性を示しうるものである請求項1記
    載の方法。 3、物理的輸送媒体が少なくとも部分的に毛管力に依存
    して液体混合物を移動させる請求項1記載の方法。 4、物理的輸送媒体が輸送膜シートである請求項1記載
    の方法。 5、物理的輸送媒体が輸送媒体シートである請求項2記
    載の方法。 6、物理的輸送媒体が輸送膜シートである請求項3記載
    の方法。 7、輸送膜シートが織布、不織布、ガーゼおよびモノフ
    ィラメント・ヤーンからえらばれた織物シートである請
    求項4記載の方法。 8、輸送膜シートが織布、不織布、ガーゼおよびモノフ
    ィラメント・ヤーンからえらばれた織物シートである請
    求項5記載の方法。 9、輸送膜シートが織布、不織布、ガーゼおよびモノフ
    ィラメント・ヤーンからえらばれた織物である請求項6
    記載の方法。 10、物理的輸送媒体が液体混合物の移動を促進する溝
    またはチャンネルを備える請求項4記載の方法。 11、物理的輸送媒体が液体混合物の移動を促進する溝
    またはチャンネルを備える請求項5記載の方法。 12、物理的輸送媒体が液体混合物の移動を促進する溝
    またはチャンネルを備える請求項6記載の方法。 13、物理的輸送媒体が少なくとも1ミクロンの寸法の
    開口をもつ開放構造網である請求項4記載の方法。 14、物理的輸送媒体が少なくとも1ミクロンの寸法の
    開口をもつ開放構造網である請求項5記載の方法。 15、物理的輸送媒体が少なくとも1ミクロンの寸法の
    開口をもつ開放構造網である請求項6記載の方法。 16、微孔性成分分離膜が約0.02〜約10ミクロン
    の公称孔径をもつ請求項1記載の方法。 17、微孔性成分分離膜が約0.02〜約10ミクロン
    の公称孔径をもつ請求項2記載の方法。 18、微孔性成分分離膜が脱皮膜である請求項1記載の
    方法。 19、微孔性成分分離膜が皮状膜である請求項2記載の
    方法。 20、微孔性成分分離膜がセルロース膜である請求項1
    記載の方法。 21、微孔性成分分離膜がセルロース膜である請求項2
    記載の方法。 22、微孔性成分分離膜がニトロセルロース膜である請
    求項1記載の方法。 23、微孔性成分分離膜がニトロセルロース膜である請
    求項2記載の方法。 24、物理的輸送媒体が過剰の液体混合物を吸収剤貯蔵
    媒体に移動させる請求項2記載の方法。 25、物理的輸送媒体が過剰の液体混合物を吸収剤貯蔵
    媒体に移動させる請求項3記載の方法。 26、物理的輸送媒体が過剰の液体混合物を吸収剤貯蔵
    媒体に移動させる請求項4記載の方法。 27、物理的輸送媒体が過剰の液体混合物を吸収剤貯蔵
    媒体に移動させる請求項5記載の方法。 28、物理的輸送媒体が過剰の液体混合物を吸収剤貯蔵
    媒体に移動させる請求項6記載の方法。 29、成分収集膜が該成分と反応して1種以上の望まし
    い液体との比色反応を行なう1種以上の反応試剤を含む
    請求項2記載の方法。 30、液体混合物から1種以上の望ましくない成分を分
    離し1種以上の関心ある成分を得る装置であつて、(a
    )液体混合物の試料を微孔性成分分離膜の第1面に間接
    的に加えて液体混合物から1種以上の望ましくない成分
    を分離して1種以上の望ましい成分を与え、そして分離
    した望ましい成分を該微孔性成分分離の第2面に移動さ
    せるための微孔性成分分離膜; (b)微孔性成分分離膜の第2面に緊密に接触して分離
    した望ましい成分を収容する、且つ望ましい成分を吸収
    して爾後の使用のために回収することのできる、成分収
    集用膜;および (c)微孔性成分分離膜の第1面と部分的に接触する、
    且つ液体混合物の少なくとも一部を物理的輸送媒体上の
    遠隔位置から微孔性成分分離膜の第1面に移動させうる
    、物理的輸送媒体; を含んで成ることを特徴とする装置。 31、成分収集用膜が関心のある少なくとも1つの成分
    と反応してその特性を示しうるものである請求項30記
    載の装置。 32、物理的輸送媒体が液体混合物を移動させるために
    少なくとも部分的に毛管力に依存している請求項30記
    載の装置。 33、物理的輸送媒体が輸送膜シートである請求項30
    記載の装置。 34、物理的輸送媒体が輸送膜シートである請求項31
    記載の装置。 35、輸送膜シートが織布、不織布、ガーゼおよびモノ
    フィラメント・ヤーンからえらばれた織物シートである
    請求項33記載の装置。 36、輸送膜シートが織布、不織布、ガーゼおよびモノ
    フィラメント・ヤーンからえらばれた織物シートである
    請求項34記載の装置。 37、物理的輸送媒体が液体混合物の移動を促進させる
    溝またはチャンネルを備える請求項30記載の装置。 38、物理的輸送媒体が液体混合物の移動を促進させる
    溝またはチャンネルを備える請求項31記載の装置。 39、物理的輸送媒体が少なくとも1ミクロンの寸法の
    開口をもつ開放構造網である請求項30記載の装置。 40、物理的輸送媒体が少なくとも1ミクロンの寸法の
    開口をもつ開放構造網である請求項31記載の装置。 41、微孔性成分分離膜が約0.02〜10ミクロンの
    公称孔径をもつ請求項30記載の装置。 42、微孔性成分分離膜が約0.02〜10ミクロンの
    公称孔径をもつ請求項31記載の装置。 43、微孔性成分分離膜が皮状膜である請求項30記載
    の装置。 44、微孔性成分分離膜が脱皮膜である請求項31記載
    の装置。 45、微孔性成分分離膜がセルロース膜である請求項3
    0記載の装置。 46、微孔性成分分離膜がセルロース膜である請求項3
    1記載の装置。 47、微孔性成分分離膜がニトロセルロース膜である請
    求項30記載の装置。 48、微孔性成分分離膜がニトロセルロース膜である請
    求項31記載の装置。 49、更に、(d)物理的輸送膜に接続する吸収剤貯蔵
    媒体を含み、物理的輸送媒体か過剰の液体混合物を該吸
    着剤貯蔵媒体に移動させて、過剰の液体混合物が成分収
    集用膜の有効性を妨げるのを阻止するようになした請求
    項30記載の装置。 50、成分収集用膜が、少なくとも1種の望ましい成分
    と反応して比色反応を行なう1種以上の反応試剤を含む
    請求項31記載の装置。 51、少なくとも1つの不活性基材を更に含み、微孔性
    成分分離膜、成分収集用膜および物理的輸送媒体がこの
    不活性基材に接続している請求項30記載の装置。 52、液体混合物から1種以上の望ましい成分を得て、
    その望ましい成分の特性を決定するための装置であつて
    、(a)不活性基質支持体; (b)該支持体の一面に取付けた物理的輸送媒体;(c
    )物理的輸送媒体の一部にのみ接触する第1面をもち、
    且つ反対側の及び物理的輸送媒体から離れた第2面をも
    つ、微孔性成分分離膜;および (d)微孔性成分分離膜の第2面の一部と緊密に接触す
    る。 且つ吸収性であつてそれによつて所望の成分を回収して
    爾後の使用に供しうる、成分収集用膜; を備えて成ることを特徴とする装置。 53、成分収集用膜が関心のある少なくとも1種の望ま
    しい成分と反応してその特性を示しうるものである請求
    項52記載の装置。 54、微孔性成分分離膜と接触していない物理的輸送媒
    体の部分が液体混合物の試料をこれに加えるために露出
    される請求項52記載の装置。 55、(a)液体混合物を物理的輸送媒体に加えること
    のできる少なくとも1つの孔を有する頂部シートを更に
    含み、この頂部シートの少なくとも1部分が成分収集用
    膜を覆い、且つこの部分が1種以上の比色反応を見るた
    めの透明区域である請求項53記載の装置。56、更に
    、(f)物理的輸送媒体に接続する吸収剤貯蔵媒体を含
    み、物理的輸送媒体が過剰の液体混合物をこの吸収剤貯
    蔵媒体に移動させる請求項32記載の装置。
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